JPH0512211Y2 - - Google Patents

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JPH0512211Y2
JPH0512211Y2 JP1419087U JP1419087U JPH0512211Y2 JP H0512211 Y2 JPH0512211 Y2 JP H0512211Y2 JP 1419087 U JP1419087 U JP 1419087U JP 1419087 U JP1419087 U JP 1419087U JP H0512211 Y2 JPH0512211 Y2 JP H0512211Y2
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JP
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elevator
floor
car
spray
relay
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、エレベータ用の芳香発生装置、と
くに芳香発生の制御系を備えたエレベータの芳香
発生装置に関するものである。
[従来の技術] エレベータは扉を閉じると狭い密室となり、窒
息するまでに至ることはないといえ、空気の流通
が悪いと問題があるためその対策が講ぜられてい
る。
第3図は、例えば実開昭51−76356号公報で開
示されているエレベータかご室に設けられた換気
扇による換気装置の制御回路図である。図におい
て、21は換気扇スイツチ、22は換気扇用モー
タであり、23はかご室内の非常連絡用ボタン、
24はエレベータ管理室の非常連絡用ボタンであ
る。25は換気扇用リレー、26は戸閉検出リレ
ーの接点、+及び−は直流電源の端子である。
次に動作について説明する。換気扇スイツチ2
1が投入されると、換気扇用モータ22が稼動し
て換気扇(図示は省略)が動作するが、第3図の
考案では、換気扇スイツチ21を投入しなくても
かご室内の非常用連絡ボタン23あるいは管理室
の非常連絡用ボタン24のいずれかが押されると
換気扇用リレー25が付勢し、その常閉接点25
bが閉成して換気扇用モータ22を稼動させるよ
うになつている点が、その特徴となつている。
そして、上記23及び24のいずれのボタンか
ら手を離しても、戸が開かない限り換気扇用リレ
ー25の常閉接点25aと戸閉検出リレー接点2
6が共に閉成しているので換気扇は動作し続け
る。そして、エレベータの戸が開くと戸閉検出リ
レー接点26が開放して換気扇が作動を中止する
ようになつている。
以上のように、エレベータの故障や地震などの
原因でいわゆる「かんずめ」状態となつて、かご
室内の空気が汚れると予想される場合に、前述の
エレベータの換気装置は、換気扇による換気を行
うようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] 従来のエレベータ換気装置は以上のように構成
されており、とくにエレベータかご室の戸閉時の
対策としての換気制御を行うことを主眼とするも
のである。したがつて、いやな匂いを消したり良
い匂いを出すなど、かご室内に及ぼす悪臭的又は
非正常な匂いに対する方策については考慮されて
いなかつた。また、たとえ匂い装置があつたとし
ても、かごの中に取付けておくだけであつて、良
い匂いの発生を制御するようなものではなく、匂
いに対する積極的な対策が要望されていた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、上記換気装置のようにかご室
の戸閉時に作動させるのではなく、むしろエレベ
ータが停止してその扉が開いたような戸開時に、
外部からの不快臭などを打消すと同時に心地良さ
のサービスを旨とし、かつ経済性も勘案して必要
な時だけ芳香を発生させる装置を得ることを目的
とするものである。
[問題点を解決するための手段] この考案に係るエレベータの芳香発生装置は、
エレベータのかご室に芳香発生装置を付設し、エ
レベータが特定階に到着しかごの戸が開くと、か
ご室内に所定時間芳香を噴出させるような制御系
を備えたものである。
[作用] この考案においては、エレベータが下記に示す
ような特定階に到着した時に、芳香発生装置を作
動させて良い匂いをかご室内に発生させるから、
特定階特有の雰囲気による非正常な匂いを打消
し、乗客に爽快感を与える。また、特定階に到着
したとき所要時間のみ芳香を発生するようにして
いるから、発生装置の芳香剤の寿命保持に優れて
いる。
上記の特定階とは例えば下記の階をいう。
(a) 食品加工臭などを発生する飲食店のある階。
(b) トイレがエレベータの近くにある階。
(c) 主階床など多くの人が乗込んでくる階。
[考案の実施例] 以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図はこの考案の要部を示すエレベータの
かごと、このかごに付設された芳香発生装置の構
成説明図であり、第2図は上記芳香発生装置の制
御用回路図である。
第1図において、1はエレベータのかご、2は
このかご1に設けた壁穴、3はスプレー、4はス
プレー押え、5はスプレー3に封入されている芳
香剤であり、6は付勢されるとスプレー押え4を
押下げ、開放されるとスプレー押え4を引上げる
ような動作を行うスプレー押え制御器具である。
第2図において、11はエレベータが例えば1
階(特定階)に到着した時に閉成する1階かご位
置接点、12はエレベータが停止したときに閉成
する停止リレー接点、13はエレベータが1階に
停止した時に付勢される1階到着リレーで、13
aはその常閉接点である。14はエレベータが1
階に停止すると所定時限後に付勢される1階到着
時限リレーで、14aはその常閉接点、15はス
プレー押え制御器具6を作動させるとき付勢され
るスプレイ制御リレーである。なお、+及び−は
直流電源の端子を示す。
次にこの実施例の動作を説明する。かご1が1
階に到着して停止すると1階かご位置接点11及
び停止リレー接点12が共に閉成するので、(+)
−11−12−13−(−)の回路により1階到
着リレー13が付勢され、13aは閉成する。こ
のとき接点14aは閉成しているので、スプレー
制御リレー15も付勢される。スプレー制御リレ
ー15が付勢されるとスプレー押え4が下降して
スプレー3を圧下し、かごの壁穴2から芳香剤5
が噴出してかご1内に良い香りを発生させる。
ある一定時限(約2秒)経つと(+)−11−
12−14−(−)の回路により時限リレー14
が付勢され、接点14aは開放する。接点14a
の開放によりスプレー制御リレー15が消勢され
スプレー押え4が上昇し、芳香剤の噴出は止ま
る。
エレベータが1階を出発して芳香の発生を必要
としない例えば2階に到着した時は、1階かご位
置接点11が閉成されないので上記のような芳香
剤の噴出動作はしない。再びエレベータのかごが
1階に到着した時に上記と同様な動作を行う。
なおこの実施例では、特定階を多数の人が乗り
込んで各種の匂いが発生する1階としたけれども
これに限るものではなく、例えば焼肉屋がある階
だとか、トイレがエレベータの近くにある階と
か、不快な匂いを感じさせる階に到着した時にこ
の操作を自動的に行なうようにすればよい。
また、芳香剤を噴出する装置として、この実施
例ではスプレー式にしたけれども、固形芳香剤で
フアンが回る度に匂いを発生するようにしてもよ
い。
以上のほか、エレベータの壁に穴をあけるだけ
でなく、天井あるいは床の上から匂いを発生する
ようにしてもよい。
さらに、特定階に到着しても時刻あるいは曜日
によつては匂いを発生させないようにする事もで
きる。
[考案の効果] この考案は以上説明したとおり、エレベータの
かご室に芳香発生装置を付設して、かごが特定階
に到着して扉が戸開状態になるたびに短時間良い
匂いを発生するようにしたので、エレベータの乗
客に対して乗り心地を快適にするという人間工学
的な効果がある。また、芳香は常時発生させてい
るわけではないので、芳香剤の不必要な消耗を抑
えることによる経済性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すエレベータ
の芳香発生装置の構成説明図、第2図は第1図の
スプレー押え制御器具を作動させる制御回路図、
第3図は従来のエレベータかご室に設けられた換
気扇による換気装置の制御回路図である。 図において、1はかご、2はかごの壁穴、3は
スプレー、4はスプレー押え、5は芳香剤、6は
スプレー押え制御器具、11は1階かご位置接
点、12は停止リレー接点、13は1階到着リレ
ー、14は1階到着時限リレー、15はスプレー
制御リレーである。なお、図中同一符号は同一又
は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エレベータのかご室に付設され、上記かご室が
    特定階に到達して上記エレベータの扉が戸開状態
    になつた時、所定時間上記かご室内に芳香を発生
    させることを特徴とするエレベータの芳香発生装
    置。
JP1419087U 1987-02-04 1987-02-04 Expired - Lifetime JPH0512211Y2 (ja)

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JP1419087U JPH0512211Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

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JP1419087U JPH0512211Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

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JPS63123571U JPS63123571U (ja) 1988-08-11
JPH0512211Y2 true JPH0512211Y2 (ja) 1993-03-29

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CN117180485A (zh) * 2020-07-02 2023-12-08 三菱电机楼宇解决方案株式会社 除臭装置

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JPS63123571U (ja) 1988-08-11

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