JPH05319673A - シート後処理装置 - Google Patents

シート後処理装置

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JPH05319673A
JPH05319673A JP4130835A JP13083592A JPH05319673A JP H05319673 A JPH05319673 A JP H05319673A JP 4130835 A JP4130835 A JP 4130835A JP 13083592 A JP13083592 A JP 13083592A JP H05319673 A JPH05319673 A JP H05319673A
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sheet
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sheet post
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Norifumi Miyake
範書 三宅
明磨 ▲吉▼田
Akikiyo Yoshida
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送されてくるシートに最適な制御を行な
う。 【構成、作用】 具体的には、搬送されてくるシート間
の時間を測り、その時間によってシートの整合動作の回
数や速度を変え、より良い整合効果が得られるようにす
る。シート間隔が長いときは、ゆっくりと整合をする。
又、移動型のビン方式の場合、シート間の時間によって
移動速度を変える。以上のようにすることにより、不必
要な電力消費や突発電流を防ぐことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザープリ
ンタ等の画像形成装置に用いられるシート後処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置に付設されて、画像
形成後のシートに対してシートの収納、丁合い等を行う
シート後処理装置において、シート収納毎にシート位置
を揃えるための整合をおこない、もしくは、シートの収
納毎に次のシート収納動作の為に可動型の収納部を移動
させるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、シートの整合動作を行いながら連続的に
シートの収納を行なう場合、シート収納動作とシート収
納動作間に整合動作を行なう必要があるため、整合速度
を高速にして、シート収納処理効率を増やしていた。こ
の場合、シート収納動作間が長い場合に対しては不必要
に時間が余り、その間に整合性が崩れる等の不具合が起
こる可能性があり、また不必要な電力消費が行われると
いう不具合があった。
【0004】また、シート収納毎に次のシート収納動作
の為に可動型の収納部を移動させる場合も、時間的に余
裕がある場合にも高速で移動動作を行うために、同様に
不必要な電力消費が行われる不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段(及び作用)】本発明は上
記問題点に鑑みてなされてものであり、シート後処理装
置にシート収納間隔検出手段とを持たせることで、シー
ト整合動作における整合速度や整合回数、又シート収納
部の移動速度等をシート収納間隔に応じて切り変えるこ
とが可能となり、これによりシートの収納効率を下げる
こと無く、また実際のシートの収納状態に依存したシー
ト収納及びシート後処理の実現を可能としてものであ
る。
【0006】
【実施例】
(実施例1)以下、図面に沿って本発明の実施例につい
て説明する。
【0007】複写機1は、図1に示すように、複写部2
を内蔵する機体本体3を有しており、該機体本体3はプ
ラテン5、光源6、ミラー7,8,9,10、レンズ1
1、シートSを収納する2個のカセット12,13及び
デッキ15を備えており、該カセット12,13及びデ
ッキ15の上部には夫々給紙ローラ16,17,19が
配設されている。そして、給紙ローラ19の下流の機体
本体3側には搬送部20が配設されており、該搬送部2
0及び前記給紙ローラ16,17の下流にはレジストロ
ーラ対21が配設されている。更に、該ローラ対21の
下流には、前記複写部2が配設されており、該複写部2
の下流には、搬送ベルト22及び定着器23が配設され
ている。そして、該定着器23の下流には、排出ローラ
対24、フラッパ25、排紙ローラ対26が配設されて
おり、該排紙ローラ対26の下流には、複写機本体3に
隣接してシートSを二つ折あるいはZ折等をする折り部
27a及びシートSを集積あるいはステイプル止め等を
するフィニッシャ部27bからなるシート後処理装置2
7が設けられている。また、前記フラッパ25に分岐さ
れて再搬送経路29が設けられており、該再搬送経路2
9は中間トレイ装置30を備えている。なおS1、S
2、S3で示すものはセンサである。
【0008】一方、前記複写機本体3はその上部に自動
原稿給送装置31を備えており、該給送装置31は原稿
Mを積載する原稿トレイ32を有している。そして、該
トレイ32近傍に、該トレイ32上の原稿Mを給送する
給紙ローラ33が配設されており、該ローラ33の下流
には、反時計方向に回転する分離ベルト35と反時計方
向に回転する搬送ベルト36とが配設されている。ま
た、該ベルト36の近傍には、原稿Mのサイズを検知す
るセンサ37、39が原稿搬送方向に対して横方向直線
上に配設されており、該センサ37、39の下流には、
駆動ローラ40と従動ローラ41とに搬送ベルト42が
張設されている。更に、該ベルト42の左側の原稿排出
部43には、フラッパ45が配設されており、該フラッ
パ45の周囲には、該フラップ45により切換・案内さ
れる搬送路46、47、49が設けられている。そし
て、該搬送路46には搬送ローラ対50が配設されてお
り、また前記搬送路47には搬送ローラ対51が設けら
れており、更に前記搬送路49には排出ローラ52が配
設されている。なお、図中S4で示すものは、シートの
一循を検知するセンサである。
【0009】更に、シート後処理装置27は、図2に示
すように、制御部61を備えており、該制御部61は、
中央処理装置(CPU)62、該CPU62をコントロ
ールする制御プログラムを格納したROM63、そして
主記録装置たるRAM65からなり、メインモータ等の
負荷に制御信号を出力する出力インターフェイス66、
各センサからの検知信号を入力する入力インターフェイ
ス67、と接続されている。また、複写機本体3及び自
動原稿給送装置31の各負荷及び各センサ等も同様に図
示しない各インターフェイスを介して接続されている。
そして、該出力インターフェイス66には、束搬送モー
タM1、揺動モータM2、ステッピングモータ82、ス
テイプラモータM3、トレイ昇降モータM4及び搬送モ
ータM5が接続されており、入力インターフェイス67
には、シート検知センサS5、S6、幅寄板ホームポジ
ションセンサS7、シートレベルセンサ105及びマイ
クロスイッチ97が接続されている。
【0010】更に、前記シート後処理装置27は、図3
に示すように、複写機本体3の側面に設けられた係合部
材69と係合する揺動自在なフック70を有しており、
該フック70が該係合部材69に係合することにより、
シート後処理装置27は位置決めされるようになってい
る。そして、該装置27の側面には、排紙ローラ対26
により排出されるシートSを搬入する搬入口71が開設
されており、該搬入口71の下流側にはデフレクタ2が
配設されている。また、該デフレクタ2の下流側には第
1搬送路73が設けられており、該経路73には搬送ロ
ーラ対75が配設されている。更に、該第1搬送路73
の下流側には排紙ローラ対76が配設されており、該ロ
ーラ対76の下流には処理トレイ77が配設されてい
る。そして、該ローラ対76の下ローラ76aにはベル
ト79の一部が巻き掛けられており、該ベルト79の下
端部は該処理トレイ77に当接している。また、該トレ
イ77には、シートSの幅方向を整合する移動自在な幅
寄板80と位置決め板(図示せず)とが配設されてお
り、該幅寄板80の下部にはラック81が設けられてお
り、該ラック81は、処理トレイ77の下方に配設され
たステッピングモータ82により駆動されるピニオンギ
ア83と噛合している。更に、該処理トレイ77に近接
してステイプラ85が配設されており、該ステイプラ8
5は該トレイ77に積載されたシートSを綴じるように
なっている。そして、該トレイ77の先端には排紙ロー
ラ86が配設されており、該ローラ86には、軸87に
より揺動自在に支持された揺動アーム88の一角部に配
設された揺動ローラ89が当接するようになっている。
また該ガイド88にはガイドレバー90が立設されてお
り、該レバー90には、一端を機体フレーム91に固定
されたバネ92が連結されており、これにより揺動ガイ
ド88は反時計方向に付勢されている。更に、該ガイド
レバー90に近接して、揺動モータM2により回転する
円板93が配設されており、該円板93には該ガイドレ
バー90と係合するピン95が立設されている。そし
て、該円板93に近接して、正面視L字形の板バネ96
が揺動自在に支持されており、また該バネ96に近接し
てマイクロスイッチ97が配設されている。更に、前記
機体フレーム91にはレール板99が水平方向に延びる
ように設けられており、該レール板99により、スノコ
ガイド100に設けられた回転自在なローラ101が支
持されている。そして、該ガイド100にはトレイ移動
台102が昇降自在に支持されており、該移動台102
には、基端側が窪みかつシートSを積載するスタックト
レイ103が配設されている。また、前記揺動ガイド8
8には、該スタックトレイ103に積載するシートSの
レベルを検知するシートレベルセンサ105が配設され
ており、該センサ105は、スタックトレイ103に積
載したシートSに当接するセンサレバー106及びフォ
トセンサ107により構成されている。一方、前記デフ
レクタ72に分岐されて第2搬送路109が配設されて
おり、該搬送路109の終端にはデフレクタ110が配
設されている。また、該デフレクタ110の下流には屈
曲する第3搬送路111が設けられており、該搬送路1
11の内側案内面は大ローラ112により構成されてお
り、該搬送路111は前記第1搬送路73に連通してい
る。更に、該デフレクタ110に分岐されて折り搬送路
113が設けられており、該搬送路113の下流には前
記折り部27aが配設されている。なお、図中S5、S
6で示すものはシートを検知するシート検知センサであ
る。
【0011】ついで、本実施例の作用を図4及び図5
(図6)に示すフローチャートに沿って説明する。
【0012】電源が投入されると、CPU62は、収納
枚数カウンタを0クリアし(F1)、ステッピングモー
タ82を逆転・起動して幅寄板80をホームポジション
に向け移動する。それから、CPU62は、幅寄板ホー
ムポジションセンサS7からの信号により幅寄板80が
ホームポジションに位置したか否か判断し(F2)、幅
寄板80がホームポジションに位置したと判断した場
合、ステッピングモータ82を停止する(F3)。更
に、CPU62はトレイ昇降モータM4をONし、スタ
ックトレイ103がセンサレバー106に当接して該レ
バー106を揺動し、シートレベルセンサ105がON
したか否か判断する(F4)。そして、CPU62はト
レイ昇降モータM4を停止してスタックトレイ103の
移動を終了する(F5)。これにより、該トレイ103
はシートSを収納し得る状態となる。なお、上述F2に
おいてホームポジションセンサS7がONしていないと
判断した場合、該センサS7がONするまでステッピン
グモータ82を逆転する(F6)。また上述実施例にお
いて、シートレベルセンサ105がONしていないと判
断した場合、該センサ105がONするまでトレイ昇降
モータM4を上昇側へ回転する(F7)。
【0013】そして、原稿Mが原稿トレイ32に積載さ
れ、図示しないスタートキーがONされると、図示しな
いモータが回転されて給紙ローラ33が駆動されると共
に、分離ベルト35と搬送ベルト36とが反時計方向に
駆動される。そして、原稿トレイ32上に積載されてい
る原稿Mは、給紙ローラ33により給送され、かつ分離
ベルト35と搬送ベルト36とにより下側から1枚ずつ
分離・搬送される。
【0014】それから、原稿Mは、プラテン5と搬送ベ
ルト42との間に搬送され、該搬送ベルト42によりプ
ラテン5上の原稿基準位置に搬送・積載される。そし
て、原稿Mはランプ6、ミラー7、8、9、10、レン
ズ11により画像が読み取られて複写部2に画像が形成
される。一方、図示しない選択スイッチにより選択され
たカセット12、13あるいはデッキ15からシートS
が給紙ローラ16、17あるいは19により給送され、
更に該シートSはレジストローラ対21により複写部2
に形成された画像と同期して搬送される。そして、シー
トSは複写部2により画像を複写される。このとき、画
像形成動作を開始すると同時に画像形成動作中であるこ
とを示す信号(画像形成信号)を出力し、画像形成動作
終了時に信号の出力を停止する(図19参照)。図10
において、横軸は時間軸である。この図で画像形成信号
がハイレベル時が実際にシートに対して画像形成を行っ
ているときであり、ローレベル時がシート間隔である。
これらのタイミングは画像形成を行うシート紙のサイ
ズ、シート給紙カセットの位置、画像形成を行う際の搬
送速度等によって変化する。通常の場合、画像形成開始
時のタイミングのままシート後処理装置に搬送されるた
め、シート後処理装置内での搬送パス内センサにおいて
も、上述の画像形成信号同様のタイミングが得られる。
図10の場合、シート1とシート2の間隔とシート2と
シート3の間隔はほぼ同間隔になっており、シート2と
シート3の間隔よりシート3とシート4の間隔が長くな
っている。
【0015】本実施例では、この画像形成装置からの画
像形成信号により、シート後処理装置でシート間時間の
計測を行っている。(後述の制御で使用)さらにシート
Sは搬送ベルト22により定着器23へ搬送される。次
いでシートSは、定着器23により画像を定着され、そ
して片面複写の場合、フラッパ25に案内されて排紙ロ
ーラ対26によりシート後処理装置27へ搬送される。
また、多重複写あるいは両面複写の場合、シートSはフ
ラッパ25により分岐・案内されて再搬送経路29へ搬
送される。更に、前述同様の動作により、シートSは、
裏面に画像を複写されてシート後処理装置27へ搬送さ
れる。
【0016】一方、シート後処理装置27のCPU62
は、複写機3からスタート信号を受信すると、搬送モー
タM5をONして各ローラを駆動する(F8)。この
際、複写機3の操作部(図示せず)により綴じモードが
選択されていると、CPU62は、揺動モータM2によ
り円板93を所定量回転し、該円板93と一対に回転す
るピン95によりガイドレバー90は時計方向に揺動さ
れる(図7参照)。更に、該レバー90の揺動により揺
動ガイド88は軸87を中心にして時計方向に揺動し、
揺動ローラ89と排紙ローラ86とは離間する。そし
て、複写機3より排出されたシートSは、搬入口71よ
り搬入され、デフレクタ72により第1搬送路73又は
第2搬送路109へ案内される。例えば非折りモードの
場合、該シートSは、第1搬送路73へ案内され、搬送
ローラ対75により排紙ローラ対76へ搬送される(図
8(a)参照)。この際、CPU62は、シート検知セ
ンサS5からの信号により該センサS5が該シートSの
先端を検知したか否か判断し(F9)、検知したと判断
した場合、該センサS5が該シートSの後端を検知した
か否か判断する(F10)。そして、該センサS5が該
シートSの後端を検知したと判断した場合、CPU62
は、所定時間にセットしたトレイ収納タイマをスタート
する(F11)。それから、該シートSは、排紙ローラ
対76により処理トレイ77とスタックトレイ103と
にまたがって排出され(図8(b)参照)、幅寄板80
により位置決め板へ突き当てられて、幅方向の整合処理
をされる(後述:F25)と共に、第1枚目のシートS
に対してのみ時計方向に回転する排紙ローラ86及び反
時計方向に回転するベルト79により処理トレイ77の
基端部に付当てられて前後方向を整合される。さらに、
トレイ収納タイマが終了すると(F12)、CPU62
は、収納枚数カウンタをインクリメントし(F13)、
そしてセンサS4からの信号に基づき、原稿Mが一循し
たか否か、すなわち1サイクルのコピー処理が終了した
か否か判断する(F14)。更に、1サイクルのコピー
処理が終了していないと判断した場合、CPU62は、
前述F4、F5同様にしてスタックトレイ103の高さ
チェックを行った後に、前述F9以後の動作を行う。ま
た、1サイクルのコピー処理が終了した場合、CPU6
2は、揺動モータM2を起動して円板93を時計方向に
回転する(F15)。そして、該円板93の回転により
ピン95によるガイドレバー90の付勢力は消滅し、該
レバー90はバネ92により反時計方向に付勢される。
それから該レバー90が板バネ96に当接して該バネ9
6を反時計方向に揺動すると、マイクロスイッチ97が
ONし、該スイッチ97のON信号によりCPU62は
揺動モータM2を停止する(F16)。この際、該レバ
ー90の揺動により、該レバー90と一体に揺動ガイド
88も反時計方向に揺動し、排紙ローラ86と揺動ロー
ラ89とが当接する。そして、CPU62は、図示しな
いセンサにより、処理トレイ77上にシートSが有るこ
とを確認した後に、ステイプラ85を作動してシート束
S・・・を綴じる(F17)。それから、ステイプルが
終了すると(F18)、CPU62は図示しない束搬送
モータM1をONし(F19)、排紙ローラ対86と揺
動ローラ対89とにより該シート束S・・・をスタック
トレイ103上に排出する(図8(c)参照)。この
際、該シート束S・・・によりセンサレバー106が押
し上げられ、フォトセンサ107のビームはON状態と
なる(図9参照)。
【0017】次に、図11を用いて本発明の特徴を示す
整合処理について説明する。まず、後端を検知したシー
ト紙の次のシート間時間と基準シート間時間とを比較し
て(F251)、シート間時間が基準シート間時間より
長い場合は2回整合処理(F255)を行い、そうでな
い場合は1回整合処理(F253)を行う。このとき、
基準シート間時間は2回の整合動作を行う時間より長い
時間であり、上記比較は2回整合動作が可能であるかの
判断となっている。本実施例図10の場合は、例えば t1=t2<ts t3>ts であるとすると、シート1、シート2に対してはそれぞ
れ1回整合処理を行い、シート3にたいしては2回整合
処理を行う。この様に複数回の整合処理が可能な場合は
それを行うことにより、より安定した整合効果の実現が
可能となる。
【0018】なお、次のジョブの1枚目のシートSは、
デフレクタ72より第3搬送路111へ案内され、該経
路111に滞留し、前のジョブのシート束Sを排出した
後に、2枚目のシートSと重ねて処理トレイ77へ排出
される(図8(d)参照)。更に、CPU62は、トレ
イ昇降モータM4を起動してスタックトレイ103を下
降し(F20)、収納枚数カウンタに応じた下降量のタ
イマをスタートする(F21)。例えば、このタイマ値
は、シートの厚さを0.1mmとすると、カウンタ値が
10の場合は2mmだけ下降する値、カウンタ値が20
の場合は3mmだけ下降する値のように、シートの厚さ
より若干多めに設定される。そして、該タイマが終了す
ると(F22)、CPU62は、トレイ昇降モータM4
をOFFする(F23)。なお、この際CPU62は、
図示しない駆動手段によりスタックトレイ103及びス
ノコガイド100をシート幅方向に移動して該トレイ1
03に積載されるシート束S・・・をオフセットしてス
テイプル針の部分が膨らまいようにする。それから、C
PU62は、前述F1からF5までのイニシャル処理を
行った後に(F24)、次のジョブに対して前述F9以
降の動作を行う。
【0019】なお、前述F16において、マイクロスイ
ッチ97がONしない場合すなわち処理トレイ77上に
異物(例えば手や指や本等)があった場合、CPU62
は、システムを停止する(F25)。
【0020】また、折りモードが選択されている場合、
搬入口71から搬入されたシートSは、デフレクタ72
によりデフレクタ110へ案内され、該デフレクタ11
0により第4搬送路113を通って折り部27aへ案内
され、該折り部27aにより半折り又はz折りされる。
そして、折られたシートSは、大ローラ112により第
3経路111へ搬送され、前述F8以後の動作を行われ
る。
【0021】なお、非ステイプルモードが選択された場
合、揺動ローラ89は排紙ローラ86と当接した位置
(図3参照)に位置し、搬入口71から搬入されたシー
トSは、デフレクタ72により第1搬送路73へ案内さ
れ、排紙ローラ対76、排紙ローラ86及び揺動ローラ
89によりスタックトレイ103上へ直接排出される。
【0022】尚、上述実施例に於は丁合いモードだけで
あったが、整合動作を行うモードであれば同様の処理が
可能であるので、ソートモード等で同様な制御を行って
も良い。
【0023】本実施例ではシート間時間を画像形成装置
からの画像形成信号によりシート後処理装置で計測を行
っているが、この計測を画像形成装置で行いシート紙排
出とタイミングをとりシート後処理装置に通信等により
伝達しても良い。
【0024】又、本実施例ではシート間時間と基準シー
ト間時間との比較で1回整合処理と2回整合処理の選択
を行っているが、同様の判断により複数の基準シート間
時間を設定しそれらとシート間時間との比較を行うこと
で、複数整合処理を行うことも可能である。
【0025】(実施例2)前記の実施例においてはシー
ト間時間と基準シート間時間とを比較して整合回数を選
択していたが、同様にシート間時間と基準シート間時間
とを比較して整合回数を変えず、整合速度を変えること
も可能である。つまりシート間時間が比較的長い場合、
不必要に速い速度で整合動作を行わず、比較的低速度で
の整合動作を行うことによって安定な整合が実現され
る。ここで、整合動作を整合部材寄せ動作、整合部材停
止動作、整合部材退避動作に分割した場合、高速整合処
理と低速整合処理に関して、どのような速度配分になっ
ても良く、総合的な整合時間が高速整合処理の方が低速
整合処理よりも短くなっていれば良い。例えば、低速整
合処理では整合部材寄せ動作、整合部材退避動作にかか
る時間を高速整合動作と同じにし、整合部材停止動作に
かかる時間を高速整合処理より長くするとか、逆に低速
整合処理では整合部材停止動作にかかる時間を高速整合
処理と同じにし、整合部材寄せ動作、整合部材退避動作
にかかる時間を高速整合動作より長くするとかしても良
い。
【0026】F26(図12)を用いて実施例2の整合
処理について説明する。まず、後端を検知したシート紙
の次のシート間時間と基準シート間時間とを比較して
(F261)シート間時間が基準シート間時間より長い
場合は低速整合処理(F265)を行い、そうでない場
合は高速整合処理(F263)を行う。このとき、基準
シート間時間は低速の整合動作を行う時間より長い時間
であり、上記比較は低速整合動作が可能であるかの判断
となっている。本実施例(図10)の場合は、例えば、 t1=t2<ts t3>ts であるとすると、シート1、シート2に対してはそれぞ
れ高速整合処理を行い、シート3にたいしては低速整合
処理を行う。
【0027】(実施例3)実施例1、2においてはシー
ト間時間によって制御の選択を行っていた。この為、一
連の画像形成処理の最終排出シートに対する規定がな
く、該シートに対しては適切な制御を行う必要がある。
【0028】最終排出シートに対してはその排出動作に
継続する動作が他のシートとは異なるため、最終排出シ
ートであることが判明した時点で整合処理を複数整合処
理とする等、制御を変更することが可能となる。
【0029】F27(図13)を用いて実施例3の整合
処理について説明する。まず、後端を検知したシート紙
が最終排出シートであるかを判断し、最終排出シートで
ある場合はF277に進み、最終排出シートでない場合
はF273に進む。F273では後端を検知したシート
紙の次のシート間時間と基準シート間時間とを比較して
(F273)、シート間時間が基準シート間時間より長
い場合は2回整合処理(F277)を行い、そうでない
場合は1回整合処理(F275)を行う。このとき、基
準シート間時間は2回の整合動作を行う時間より長い時
間であり、上記比較は2回整合動作が可能であるかの判
断となっている。
【0030】この場合、整合回数を変えたが、もちろん
他の処理動作の選択を行っても良い。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、例えば、シート後処理装置にシート収納間隔検出手
段とを持たせることで、シート整合動作における整合速
度や整合回数、又シート収納部の移動速度等をシート収
納間隔に応じて切り変えることが可能となり、これによ
りシートの収納効率を下げること無く、また実際のシー
トの収納状態に依存したシート収納及びシート後処理が
可能となっている。
【0032】なお本発明は上記のシート間時間の違いに
より制御を変えることを特徴とするものであるため、本
実施例では画像形成装置から排出されたシート紙に対す
る整合動作に関して述べたが、これは対象とする制御を
なんら限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される画像形成装置の全体を示す
正面図。
【図2】上記装置の制御のためのブロック図。
【図3】上記装置の後処理部分を拡大して示した正面
図。
【図4】上記装置のフローチャート。
【図5】上記装置のフローチャート。
【図6】上記装置のフローチャート。
【図7】上記後処理部分の動作を説明する正面図。
【図8】上記動作を順に説明する簡略正面図。
【図9】上記後処理部分を部分拡大した正面図。
【図10】制御信号タイミングチャート。
【図11】制御を示すフローチャート。
【図12】他の例のフローチャート。
【図13】更に他の例のフローチャート。
【符号の説明】
80 幅寄板 i 画像形成信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 114 7369−2H

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置に付設されて、画像形成装
    置から排出されるシートに対してシートの収納を行なう
    シート後処理装置において、 シート後処理手段と、 (n)枚目のシートの後端から(n+1)枚目のシート
    の先端までの時間を検出するシート収納間隔検知手段
    と、 該シート後処理手段を用いてシート後処理を行なう複数
    のモードと、 前記複数のシート後処理モードから、前記シート収納間
    隔検知手段の結果に応じたシート後処理モードを選択す
    る選択手段と、を持つことを特徴とするシート後処理装
    置。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲第1項において シート収納間隔検知手段が、(n)枚目のシートの後端
    から(n+1)枚目のシートの先端までの時間を計測す
    る手段であることを特徴とする。
  3. 【請求項3】 特許請求の範囲第1項において シート収納間隔検知手段が、画像形成装置間での通信手
    段であり、前記(n)枚目のシートの後端から(n+
    1)枚目のシートの先端までの時間データが通信データ
    であることを特徴とする。
  4. 【請求項4】 特許請求の範囲1において、 シート後処理手段が収納されたシートに対する整合手段
    であり、 シート後処理を行なう複数のモードが収納されたシート
    に対する整合回数の異なるモードであることを特徴とす
    る。
  5. 【請求項5】 特許請求の範囲1において、 シート後処理手段が収納されたシートに対する整合手段
    であり、 シート後処理を行なう複数のモードが収納されたシート
    に対する整合速度の異なるモードであることを特徴とす
    る。
  6. 【請求項6】 特許請求の範囲1において、 シート後処理手段がシート収納の為のシート収納部移動
    手段であり、 シート後処理を行なう複数のモードがシート収納部移動
    手段の移動速度の異なるモードであることを特徴とす
    る。
  7. 【請求項7】 画像形成装置に付設されて、画像形成装
    置から排出されるシートに対してシートの収納を行なう
    シート後処理装置において、 シート後処理手段と、 最終収納シート検知手段と、 該シート後処理手段を用いてシート後処理を行なう複数
    のモードと、 前記複数のシート後処理モードから、前記最終収納シー
    ト検知手段の結果に応じたシート後処理モードを選択す
    る選択手段と、を持つことを特徴とするシート後処理装
    置。
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