JP2002091103A - 画像形成装置の用紙排紙方法、画像形成装置及び画像形成装置の排紙装置 - Google Patents

画像形成装置の用紙排紙方法、画像形成装置及び画像形成装置の排紙装置

Info

Publication number
JP2002091103A
JP2002091103A JP2000281853A JP2000281853A JP2002091103A JP 2002091103 A JP2002091103 A JP 2002091103A JP 2000281853 A JP2000281853 A JP 2000281853A JP 2000281853 A JP2000281853 A JP 2000281853A JP 2002091103 A JP2002091103 A JP 2002091103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
speed
paper
discharge
discharging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000281853A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoya Motoyoshi
知也 本吉
Motoi Nakamichi
基 中道
Kimio Kudo
公生 工藤
Eiji Anzai
英治 安齊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2000281853A priority Critical patent/JP2002091103A/ja
Publication of JP2002091103A publication Critical patent/JP2002091103A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 FCTを短縮するために、用紙が定着装置を
通過した後に用紙搬送速度を上げる場合に、排紙トレイ
において用紙が不揃いになったり、排紙トレイから用紙
が飛び出す等の不具合が生ずるのを防止すること。 【解決手段】 用紙が定着装置6を通過するまでは第1
の搬送速度で用紙を搬送し、定着装置6を通過後の用紙
を第1の搬送速度より高速の第2の搬送速度で排紙搬送
手段9〜16により搬送し、少なくとも用紙の後端部を
排紙搬送手段9〜16から排紙トレイ81に排紙する段
階において、排紙搬送手段の少なくとも最下流排紙部材
16の搬送速度を第2の搬送速度より低速の第3の搬送
速度に下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置、画像
形成装置の用紙排紙方法及び画像形成装置の排紙装置に
関し、特に、画像が形成された用紙を排紙する際の制御
に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置で
は、画像形成効率を上げるために種々の技術開発が行わ
れている。事務用複写機、事務用プリンタ等の小型の画
像形成装置においては、小型でしかも高い画像形成効率
を持った画像形成装置の開発が開発方向の一つになって
いる。そして、画像形成装置が使用される実際的な観点
に立った場合の画像形成効率として、画像形成開始後の
1枚目の画像形成に要する時間、即ち、ファーストコピ
ータイム又はファーストプリントタイム(以下FCTと
いう)が重要視されている。
【0003】画像形成装置全体のシステム速度を上げる
ことなく、FCTを向上する手段として、画像が形成さ
れた用紙の排紙時間を短縮するために、例えば、電子写
真方式の画像形成装置では定着装置の下流の搬送部の搬
送速度を上げることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように排紙部の
搬送速度を上げたときに次のような不具合を生ずる場合
があることが判明した。即ち、排紙部における搬送速度
を上げて排紙した場合に、用紙が高速度で排紙トレイに
放出される結果、いわゆるアバレ現象が生じて、排紙ト
レイ上の用紙が不揃いになりやすく、場合によっては、
排紙トレイから飛び出すこともある。
【0005】本発明は、FCTが短縮され、しかも、排
紙トレイ上における用紙の不揃い等の不具合の発生を防
止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は下
記の発明により達成される。
【0007】1.用紙を収納する用紙収納手段から給送
手段により用紙を給送するとともに、画像形成部により
トナー画像を形成して前記用紙に転写し、定着装置によ
りトナー画像を用紙に定着し、排紙搬送手段によりトナ
ー画像が定着された用紙を搬送し、用紙を積載する排紙
トレイ上に用紙を排紙する画像形成装置の用紙排紙方法
において、用紙が前記定着装置を通過するまでは第1の
搬送速度で用紙を搬送し、前記定着装置を通過後の用紙
を前記第1の搬送速度より高速の第2の搬送速度で前記
排紙搬送手段により搬送し、少なくとも用紙の後端部を
前記排紙搬送手段から前記排紙トレイに排紙する段階に
おいて、前記排紙搬送手段の少なくとも最下流排紙部材
の搬送速度を前記第2の搬送速度より低速の第3の搬送
速度に下げることを特徴とする画像形成装置の用紙排紙
方法。
【0008】2.前記定着装置の通過を検知する定着通
過検知センサにより用紙を検知し、前記定着通過検知セ
ンサによる用紙の通過検知に基づいて、前記排紙搬送手
段の搬送速度を前記第1の速度から前記第2の速度に変
更し、前記定着通過検知センサによる検知から第1の所
定のタイミングで少なくとも前記最下流排紙部材の搬送
速度を前記第2の速度から前記第3の速度に下げること
を特徴とする前記1に記載の画像形成装置の用紙排紙方
法。
【0009】3.前記定着装置の通過を検知する定着通
過検知センサにより用紙を検知し、前記定着通過検知セ
ンサによる用紙の通過検知に基づいて、前記排紙搬送手
段の搬送速度を前記第1の速度から前記第2の速度に変
更し、前記最下流排紙部材に用紙が到達したことを検知
する排紙検知センサによる用紙の先端検知から第2の所
定タイミングで少なくとも前記最下流排紙部材の搬送速
度を前記第2の速度から前記第3の速度に下げることを
特徴とする前記1に記載の画像形成装置の用紙排紙方
法。
【0010】4.用紙のサイズ情報に基づいて、前記第
2の所定タイミングが設定されることを特徴とする前記
3に記載の画像形成装置の用紙排紙方法。
【0011】5.用紙を収納する用紙収納手段、該用紙
収納手段から用紙を給送する給送手段、トナー画像を形
成して用紙に転写する画像形成部、該トナー画像を坦持
した用紙を定着する定着装置、トナー画像が定着された
用紙を搬送し排紙する排紙搬送手段、該排紙搬送手段か
ら排出された用紙を積載する排紙トレイ及び、前記排紙
搬送手段を制御する制御部、を備えた画像形成装置にお
いて、前記制御部は、前記用紙が前記定着装置を通過す
るまでは第1の搬送速度で用紙を搬送し、前記定着装置
を通過後の用紙を前記排紙搬送手段により前記第1の搬
送速度より高速の第2の搬送速度で搬送するとともに、
少なくとも、用紙の後端部を排紙する際に、少なくとも
前記排紙搬送手段の最下流排紙部材が前記第2の搬送速
度より低速の第3の搬送速度で用紙を排紙トレイ上に排
紙するように前記排紙搬送手段を制御することを特徴と
する画像形成装置。
【0012】6.用紙が前記定着装置を通過したことを
検知する定着通過検知センサを有するとともに、前記制
御部は、前記定着通過検知センサによる用紙の通過検知
に基づいて、搬送速度を前記第1の速度から前記第2の
速度に変更し、前記定着通過検知センサによる用紙の通
過検知から第1の所定タイミングで搬送速度を前記第2
の速度から前記第3の速度に変更する制御を行うことを
特徴とする前記5に記載の画像形成装置。
【0013】7.用紙が前記定着装置を通過したことを
検知する定着通過検知センサ及び用紙が前記最下流排紙
部材に到達したことを検知する排紙検知センサを有し、
前記制御部は、前記定着通過検知センサによる用紙の通
過検知に基づいて、搬送速度を前記第1の速度から前記
第2の速度に変更し、前記排紙検知センサによる用紙先
端検知から第2の所定タイミングで搬送速度を前記第2
の速度から前記第3の速度に変更する制御を行うことを
特徴とする前記5に記載の画像形成装置。
【0014】8.前記制御部は、用紙のサイズ情報に基
づいて、前記第2の所定タイミングを設定することを特
徴とする前記7に記載の画像形成装置。
【0015】9.用紙を収納する用紙収納手段、該用紙
収納手段から用紙を給送する給送手段、トナー画像を形
成して用紙に転写する画像形成部、該トナー画像を坦持
した用紙を定着する定着装置、トナー画像が定着された
用紙を搬送し排紙する排紙搬送手段、該排紙搬送手段か
ら排出された用紙を積載する排紙トレイ、トナー画像が
形成された用紙を後処理する後処理装置及び、前記排紙
搬送手段を制御する制御部、を備えた画像形成装置にお
いて、前記排紙トレイに記録紙を排紙するモードにおい
ては、前記制御部は、前記用紙が前記定着装置を通過す
るまでは第1の搬送速度で用紙を搬送し、前記定着装置
を通過後の用紙を前記排紙搬送手段により前記第1の搬
送速度より高速の第2の搬送速度で搬送するとともに、
少なくとも用紙の後端部を排紙する際に少なくとも前記
排紙搬送手段の最下流排紙部材が前記第2の搬送速度よ
り低速の第3の搬送速度で用紙を排紙トレイ上に排紙す
るように前記排紙搬送手段を制御し、前記後処理装置に
用紙を搬送するモードにおいては、前記第1の搬送速度
で用紙を搬送する制御を行うことを特徴とする画像形成
装置。
【0016】10.前記後処理装置にて後処理を行う
か、前記排紙搬送手段により前記排紙トレイ上へ用紙を
排紙するかを選択設定する設定部を有することを特徴と
する前記9に記載の画像形成装置。
【0017】11.画像が形成された用紙を搬送し排紙
する排紙部材、該排紙部材により搬送され、該排紙部材
から開放された用紙を受ける排紙トレイ及び、前記排紙
部材の排紙速度を制御する制御部を有し、前記制御部
は、用紙の前方部を搬送する搬送段階では高速の搬送速
度で前記排紙部材を作動させ、用紙の後端部を搬送する
搬送段階では、前記搬送速度よりも遅い低速の搬送速度
で前記排紙部材を作動させることを特徴とする画像形成
装置の排紙装置。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
画像形成装置の全体を示す図である。画像形成装置は画
像形成装置本体A及び用紙後処理装置Bを備えている。
【0019】図示の画像形成装置本体Aは、画像読み取
り部1、画像処理部2、画像書き込み部3、画像形成部
4、給紙カセット5A、給紙手段5B、搬送部5C、手
差し給紙台5D、定着装置6、排紙部7、反転給紙部8
を備えている。
【0020】画像形成装置本体Aの上部には、自動原稿
送り装置Dが搭載されている。画像形成装置本体Aの図
示の左側面の排紙部7側には、用紙後処理装置Bが接続
されている。
【0021】自動原稿送り装置Dの原稿台上に載置され
た原稿dは搬送手段により搬送され、光学系をとおして
CCDイメージセンサ1Aに読み込まれる。自動原稿送
り装置Dは反転搬送機構を有し、片面原稿読取及び両面
原稿読取が可能である。
【0022】CCDイメージセンサ1Aにより光電変換
されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナロ
グ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処
理等を行った後、画像書き込み部3に信号を送る。
【0023】画像書き込み部3においては、半導体レー
ザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラム4Aに照
射され、露光が行われる。画像形成部4においては、帯
電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が
行われる。給紙カセット5Aから給紙手段5Bにより給
送された用紙Sは転写手段4Bによりトナー画像が用紙
Sに転写される。画像を担持した用紙Sは、搬送部5C
を経て定着装置に搬送され、定着装置6により定着処理
され、排紙部7の搬送ローラ9により搬送されて用紙後
処理装置Bに送り込まれる。或いは搬送路切り替え板7
Aにより反転給紙部8に送り込まれた片面画像処理済み
の用紙Sは再び画像形成部4において、両面画像処理
後、排紙部7から排紙され、固定排紙トレイ81又は用
紙後処理装置Bに送り込まれる。
【0024】用紙後処理装置Bには、図示の上段から、
固定排紙トレイ81、表紙給紙手段40、シフト処理搬
送部20、第1積載部30、綴じ手段50、折り手段6
0が、ほぼ垂直方向に縦列配置されている。
【0025】用紙後処理装置Bの図示右上方には入口搬
送部10が配置されている。また、用紙後処理装置Bの
図示左側面には、端綴じ及びシフト処理済みの用紙を積
載する昇降排紙トレイ82が配置されている。
【0026】図2は、用紙後処理装置Bの用紙搬送経路
を示す模式図である。用紙後処理装置Bは画像形成装置
本体Aから搬出された用紙Sの入口部11が画像形成装
置本体Aの排紙部7と合致するよう位置と高さを調節し
て設置されている。
【0027】入口部11の入口部の搬送ローラ12の用
紙搬送下流に接続する用紙Sの搬送路は、上段の第1搬
送路と中段の第2搬送路および下段の第3搬送路
の3系統に分岐されていて、切り替えゲートG1,G2
の占める角度の選択により用紙Sが何れかの搬送路に給
送される。
【0028】(1)ストレート排紙 画像形成装置本体Aから排紙された画像形成済みの用紙
Sは、入口部11に導入され、入口部の搬送ローラ12
により搬送されて、入口部センサPS1により用紙Sの
搬送方向長さが検知される。用紙Sは上方の第1の切り
替えゲートG1の右方の通路13(第1搬送路)を通
過して、上方の搬送ローラ14及び搬送ローラ15に挟
持されて上昇搬送され、更に排紙ローラ16に挟持され
て機外上部の固定排紙トレイ81上に排紙され、順次積
載される。
【0029】この用紙搬送過程では、切り替えゲートG
1は通路17を閉止し、通路13を開放状態にして、用
紙Sの固定排紙トレイ81への通過を可能にする。
【0030】画像形成装置本体Aの排紙部7に設けられ
た搬送ローラ9、用紙後処理装置Bに設けられた搬送ロ
ーラ12、14、15及び排紙ローラ16は駆動部とし
てのモータ(図示せず)により駆動されて用紙Sを搬送
し、固定排紙トレイ81に排紙する。このように、搬送
ローラ9、12、14、15及び排紙ローラ16は排紙
搬送手段を構成する。また、排紙ローラ16は排紙搬送
手段の最下流に位置する搬送部材であり、最下流搬送部
材を構成し、他の搬送ローラとは独立して駆動制御する
ことが好ましい。最下流搬送部材としては、排紙ローラ
の他に搬送ベルト等を用いることもできる。
【0031】(2)シフト処理 この搬送モードに設定されると、切り替えゲートG1は
通路13を閉止し、通路17を開放状態に保持し、用紙
Sの通路17の通過を可能にする。
【0032】画像形成装置本体Aから排紙された画像形
成済みの用紙Sは、入口部11、入口部の搬送ローラ1
2を通過し、切り替えゲートG1の下方に開放状態に形
成された通路17を通過して、搬送ローラ18に挟持さ
れて、第2搬送路である斜め下方の第2の切り替えゲ
ートG2の上方の通路21を通過して、搬送ローラ22
に挟持され、通路23を経て、シフト手段25、シフト
ローラ24に挟持され、後処理排紙ローラ26により排
紙され、大量の用紙を収納可能な昇降排紙トレイ82上
に積載される。
【0033】(3)端綴じ処理(ステイプル処理) 端綴じ処理又は中綴じ処理を施す用紙Sは、画像形成装
置本体A内で画像形成処理されて、用紙後処理装置Bの
入口部11に送り込まれ、入口部の搬送ローラ12、第
1の切り替えゲートG1の下方の通路17を通過して、
搬送ローラ18に挟持されて、第3搬送路に搬送され
る。
【0034】第3搬送路において、用紙Sは、切り替
えゲートG2の下方の通路31を通過して、下流の搬送
ローラ32により挟持、搬送される。用紙Sは、更に下
流の搬送ローラ34により挟持されて送り出され、第1
積載部30の傾斜配置された中間スタッカ35の上方空
間に排紙され、中間スタッカ35または中間スタッカ3
5上に積載された用紙Sの上面に接し、滑走上昇したの
ち、搬送ローラ34から用紙Sの進行方向後端部が排紙
されたのちには、用紙Sの自重により下降に転じ、中間
スタッカ35の傾斜面上を滑落し、綴じ手段50近傍の
端綴じ用可動ストッパ部材(以下、端綴じストッパと称
す)51の用紙突き当て面に用紙Sの進行方向先端部が
当接して停止する。
【0035】36は中間スタッカ35の両側面に移動可
能に設けた一対の上流側幅整合手段である。上流側幅整
合手段36は用紙搬送方向と直交する方向に移動可能で
あり、用紙Sが中間スタッカ35上に排紙される用紙受
け入れ時には、用紙幅より広く開放され、中間スタッカ
35上を搬送されて、端綴じストッパ51に当接して停
止するときには、用紙Sの幅方向の側縁を軽打して用紙
束幅揃え(幅整合)を行う。
【0036】この停止位置において、中間スタッカ35
上に所定枚数の用紙Sが積載、整合されると、綴じ手段
50により綴じ合わせ処理が行われ、用紙束が綴じ合わ
される。
【0037】前記中間スタッカ35の用紙積載面の一部
には、駆動プーリ37Aと従動プーリ37Bに巻回され
た複数の排紙ベルト38が回動可能に配置されている。
綴じ処理された用紙束は、排紙ベルト38の排紙爪38
aにより用紙Sの後端部を保持されて、排紙ベルト38
上に載せられ、中間スタッカ35の載置面上を滑走して
斜め上方に押し上げられ、後処理排紙ローラ26のニッ
プ位置に進行する。回転する後処理排紙ローラ26に挟
持された用紙束は、昇降排紙トレイ82上に排紙、積載
される。
【0038】(4)表紙給紙 表紙給紙手段40は、表紙載置部41、表紙送り部42
から構成されている。
【0039】表紙給紙手段40から給紙された1枚の表
紙Kは、第4搬送路である通路43を通過して、搬送
ローラ14の他のニップ位置を通過し、通路19、搬送
ローラ18を通過した後、第3搬送路の搬送ローラ3
2、通路33、搬送ローラ34を経て、中間スタッカ3
5上に到達する。
【0040】(5)中綴じ処理 綴じ手段50は、上部機構50Aと下部機構50Bとの
2分割構造に構成され、その中間に、用紙Sが通過可能
な通路52を形成している。
【0041】綴じ手段50は、用紙搬送方向に直交する
方向に2組配置され、図示しない駆動手段により、用紙
搬送方向に直交する方向に移動可能である。この綴じ手
段50により、用紙幅方向の中央振り分け2箇所に綴じ
針を打つ。
【0042】中綴じモードに設定され、表紙K及び用紙
Sのサイズ(搬送方向の長さ)が設定又は検知される
と、用紙先端部調整手段である中綴じ用可動ストッパ部
材(以下、中綴じストッパと称す)53は、所定位置に
移動して停止する。中綴じストッパ53の起動に連動し
て端綴じストッパ51が退避し、通路52を開放する。
【0043】表紙Kが中間スタッカ35上の所定位置に
載置された後、画像形成装置本体Aから搬出された用紙
Sが、用紙後処理装置Bの入口搬送部10から第3搬送
路を通過して、中間スタッカ35上に載置された表紙
Kの上面に順次積載され、用紙Sの端部が中綴じストッ
パ53に当接して位置決めされる。56は中綴じ処理時
に用紙Sの幅方向を規制する下流側幅整合手段であり、
前記上流側幅整合手段36と同様に1枚の用紙Sが搬入
される都度、用紙Sの幅方向の側端を叩いて幅整合を行
う。
【0044】また、中綴じ処理時に、中間スタッカ35
上を搬送して綴じ手段50の上流側を進行する用紙Sに
対して、用紙Sが中綴じストッパ53に突き当たるタイ
ミングで上流側幅整合手段36と下流側幅整合手段56
とを同時に作動させて、用紙幅整合を行って用紙揃えす
る。
【0045】このようにして、中間スタッカ35上を進
行し、綴じ手段50を中心にして上流側と下流側に亘っ
て延長して積載される用紙S及び表紙Kは、上流側幅整
合手段36と下流側幅整合手段56とにより、用紙Sの
全長に亘り正確に幅整合される。
【0046】最終の用紙Sが中間スタッカ35上に位置
決め載置された後、表紙Kと用紙Sの全頁とから成る用
紙束に綴じ手段50による中綴じ処理を行う。この中綴
じ処理により、表紙K及び用紙Sの搬送方向の中央部に
綴じ針が打ち込まれる。綴じ針SPは綴じ針打ち込み駆
動側を有する下部機構50Bから、綴じ針クリンチ側を
有する上部機構50Aに向けて打ち込まれる。
【0047】(6)中折り処理 中綴じ処理後、中綴じストッパ53が上方に待避して、
通路52の下流の通路を開放する。中綴じ処理された表
紙Kと用紙Sから成る用紙束は、湾曲した通路と中間搬
送ローラ61を通過して斜め下方の搬送ベルト62によ
りガイド板63に案内されて搬送され、更に、第2積載
部(スタック台)64上を搬送されて、用紙先端部調整
手段である折り部可動ストッパ手段65に用紙束の搬送
方向の先端部が当接して、所定位置に停止する。折り部
可動ストッパ手段65は用紙サイズの設定又は検知と駆
動手段により所定位置に移動可能である。
【0048】折り手段60は、用紙突き出し手段66、
折りローラ67、搬送ベルト68、加圧ローラ69等か
ら構成されている。
【0049】中折り開始信号により、用紙突き出し手段
66の突き出し板66Aが斜め上方に直進して、突き出
し板66Aの先端部は、表紙Kと用紙Sから成る用紙束
の中央部を押し上げ、用紙束を介して折りローラ67の
ニップ部を押し広げて揺動、離間させる。
【0050】突き出し板66Aの先端部が前記ニップ部
を通過後、突き出し板66Aが後退して、用紙束の中央
部は、折りローラ67により挟圧されて、折り目部が形
成される。この折り目部は、前述の中綴じ処理による用
紙束への綴じ針の打ち込み位置と一致する。この中綴
じ、中折り処理は、最大64ページ(16枚)の用紙を
処理可能とする。
【0051】回転する一対の折りローラ67により挟圧
されて折り目部を形成された用紙束の中央部は、一対の
搬送ベルト68に挟持されて搬送され、第6搬送路で
ある一対の加圧ローラ69のニップ位置に送り込まれ、
この位置で折り目部が更にしっかり付けられた後、固定
排紙トレイ83に排紙される。
【0052】(7)排紙搬送制御 本実施の形態においては、定着装置6と通過した用紙S
を画像形成部4における用紙Sの搬送速度である第1の
搬送速度よりの高速の第2の搬送速度に増速した後、排
紙部において第2の搬送速度よりも低速の第3の搬送速
度で搬送し排紙する排紙搬送制御を行っている。以下
に、このような排紙搬送制御を説明する。
【0053】図3は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置の制御系のブロック図である。100は制御部であ
り、タイマー101、制御手段102及び設定情報や演
算結果を記憶するメモリ103を有する。検知部110
は用紙Sの定着装置6の通過を検知する、即ち、用紙S
の後端を検知する定着通過検知センサ111及び用紙S
の排紙部材到達を検知する、即ち、用紙Sの先端が排紙
ローラ16に到達したことを検知する排紙検知センサ1
12を有する。定着通過検知センサ111は図示のよう
に定着装置6の排紙口近傍に設けられる。排紙検知セン
サ112は排紙ローラ16の近傍に設けられるが、排紙
ローラ16の上流側、下流側いずれでもよい。これら検
知手段には機械的なアクチュエータを有するスイッチ或
いは光電スイッチが用いられる。設定部120は液晶タ
ッチパネルからなる操作表示部に設けられ、複写かプリ
ントかを設定する画像形成モード、排紙モード、給紙カ
セット、倍率等の設定を行う。排紙モードの設定部には
図4に示すように、ストレート排紙釦121、反転排紙
釦122、後処理排紙釦123の各釦が設けられる。ス
トレート排紙釦121は定着装置6を通過した用紙Sを
そのまま排紙トレイ81に排紙するモードを設定し、反
転排紙釦122は定着装置6を通過した用紙Sを搬送路
切り替え板7Aにより反転路に導入し、表裏反転した後
に、固定排紙トレイ81に排紙するモードを設定し、後
処理排紙釦123は前記のシフト処理(シフト)、綴じ
処理(ステープル)又は中綴じ・中折り処理を設定す
る。
【0054】搬送部130は給紙・搬送部131、定着
駆動部132、排紙搬送駆動部133及び後処理部13
4を有する。
【0055】給紙・搬送部131は給紙手段5B、搬送
部5C等の画像形成部4の搬送部からなる。
【0056】定着駆動部132は定着装置6の加熱ロー
ラを回転駆動するモータからなり、排紙搬送駆動部13
3は搬送ローラ9、12、14、15及び排紙ローラ1
6を駆動するモータからなり、後処理部135は前記の
シフト処理、綴じ処理、中綴じ・中折り等の後処理を行
う処理部からなる。
【0057】図5は本発明の実施の形態1に係る排紙制
御を示すフローチャートである。F1の排紙モードの判
断は、設定部120における設定に従って行われる。設
定部120において、ストレート排紙釦121による設
定以外の設定がなされている場合には、F9に進み、反
転排紙、後処理等の制御が行われる。F9に進んだ場合
には、排紙搬送手段としての搬送ローラ9、12、1
4、15及び排紙ローラ16は画像形成部4のプロセス
速度と等しい搬送速度で作動する。ストレート排紙が設
定されている場合には、F2において、高速排紙モード
か否かが判断される。設定部120の排紙設定において
通常排紙が設定されていると、F10に進み、後に説明
する高速排紙を行うことなく、画像形成部4のプロセス
速度と等しい搬送速度で用紙Sを搬送し排紙する。
【0058】設定部120において高速排紙が設定され
た場合には(F2のYes)、用紙Sの後端が定着通過
検知センサ111を通過したことを検知すると(F
3)、排紙搬送駆動部133を第2の搬送速度としての
高速搬送に切り替える(F4)。画像形成部4及び定着
装置6における第1の搬送速度としてのプロセス速度と
用紙搬送速度は、例えば、210mm/secに設定さ
れており、F4の高速切り替えでは、例えば、570m
m/secに増速される。F4における切り替えととも
に、搬送速度を下げるタイミングを決定するためにタイ
マー101がスタートする(F5)。タイマー101が
タイムアップした時点で(F6)、排紙搬送駆動部13
3を第3の搬送速度としての低速に切り替える(F
7)。F7においては、例えば、前記のプロセス速度2
10mm/secに切り替えられる。第3の搬送速度と
しては、第2の搬送速度よりも低速であればよいが、第
1の搬送速度、即ち、第3の搬送速度を前記プロセス速
度とすることが制御を簡略化できる点で好ましい。勿
論、第3の搬送速度を第1の搬送速度よりも速く又は遅
くすることは可能である。排紙搬送駆動部133を第3
の搬送速度(低速)に切り替える前記タイミングは定着
通過検知センサ111による記録紙Sの後端検知から、
記録紙Sの後端数mm〜20mmの部分が排紙ローラ1
6を通過するタイミングを予測し設定したものである。
即ち、前記タイミングは搬送ローラ9、12、14、1
5及び排紙ローラ16による高速搬送における搬送速度
と定着通過検知センサ111から排紙ローラ16までの
搬送距離から算出される。
【0059】排紙検知センサ112による用紙後端検知
(F8)で終了する。なおF7では、搬送ローラ9、1
2、14、15及び排紙ローラ16の搬送速度を低速と
しているが、最下流搬送部材である排紙ローラ16の搬
送速度のみを低速として、他の搬送ローラを高速作動さ
せる制御を行うことも可能である。
【0060】図6は図5に示す制御に従った用紙Sの用
紙搬送のタイムチャートである。時点t1において、定
着通過検知センサ111が用紙Sの先端を検知し(定着
通過検知信号P1のオン)、t2において後端を検知す
る(定着通過検知信号P1のオフ)。時点t2の定着通
過検知信号P1に基づいて、排紙搬送駆動部133の搬
送速度がV1(第1の搬送速度)からV2(第2の搬送
速度)に切り替わるとともに、タイマー101(T)が
スタートする。タイマー101のタイムアップ時点t3
で排紙搬送駆動部133を再度低速のV1(第3の搬送
速度)に戻す。排紙検知センサ112の用紙後端検知時
点t4(排紙検知信号P2のオフ時点)で1枚目の用紙
Sの排紙制御が終了し、以上説明した排紙制御の繰り返
しにより用紙Sが連続して排紙される。図6は2枚の用
紙Sを排紙する場合を示している。搬送速度をV2から
V1に切り替えることによって、用紙Sが排紙ローラ1
6から低速度で放出されるので、用紙Sの排紙時のアバ
レ(不揃いな排紙や飛び出し)が防止される。
【0061】図7は本発明の実施の形態2に係る排紙制
御を示すフローチャートである。本実施の形態において
は、定着装置の直ぐ下流の定着排紙ローラ6A及び排紙
部7の搬送ローラ9を用紙Sを搬送するローラ、即ち、
搬送駆動ローラとして構成し、これらのローラ9及び6
Aを第1の搬送速度から第2の搬送速度に増速した後
に、第2の搬送速度から第3の搬送速度に減速する制御
が行われる。或いは、定着排紙ローラ6Aと搬送ローラ
9を第1の搬送速度から第2の搬送速度に増速した後
に、搬送ローラ9のみを第3の搬送速度に減速する制御
が行われる。
【0062】F11の排紙モードの判断は、図5のF1
と同様に、設定部120における設定に従って行われ
る。設定部120において、ストレート排紙以外の排紙
モードが設定されている場合には、F20に進み、反転
排紙や後処理の制御が行われる。ストレート排紙モード
が設定されている場合には、F12において、高速排紙
モードか否かが判断される。設定部120の排紙設定に
おいて通常排紙が設定されていると、F21に進み、後
に説明する高速排紙を行うことなく、画像形成部4のプ
ロセス速度に従った第1の搬送速度で用紙Sを搬送し排
紙する。
【0063】設定部120において高速排紙が設定され
た場合には(F12のYes)、用紙Sの先端が排紙検
知センサ112を通過したことを検知すると(F1
3)、タイマー101をスタートさせる(F14)。定
着通過検知センサ111が用紙Sの後端通過を検知する
と(F15)、排紙搬送駆動部133を第2の搬送速度
である高速搬送に切り替える(F16)。前記のプロセ
ス速度と切替による速度の値は実施の形態1と同様な値
でよい。タイマー101がタイムアップした時点で(F
17)、排紙搬送駆動部133を第3の搬送速度である
低速に切り替える(F18)。排紙検知センサ112が
用紙Sの後端を検知して終了する(F19)。
【0064】本実施の形態においては、タイマー101
の計時時間は、設定部120において設定された用紙サ
イズ情報に基づいて設定される。
【0065】図8は図7に示す制御に従った用紙Sの排
紙部搬送のタイムチャートである。時点t1において、
定着通過検知センサ111が用紙Sの先端を検知し(定
着通過検知信号P1のオン)、時点t2において、排紙
検知センサ112が用紙Sの先端を検知する(排紙検知
信号P2のオン)。時点t2の先端検知信号に基づい
て、タイマー101(T)がスタートする。定着通過検
知センサ111が用紙Sの後端を検知した時点t3(定
着通過検知信号P1のオフ時点)で排紙搬送駆動部13
3の搬送速度をV1からV2に上げる。そして、タイマ
ー101(T)のタイムアップ信号に基づいて時点t4
において、排紙搬送駆動部133の搬送速度がV1から
V2に切り替える。排紙検知センサ112が用紙Sの後
端を検知した時点t5(排紙検知信号P2のオフ時点)
で1枚の用紙Sの排紙制御が終了する。
【0066】図7、8に示す制御は定着装置6から固定
排紙トレイ81までの距離が短い装置に対して用いられ
る。
【0067】以上説明した制御が繰り返されて連続排紙
の制御が行われる。
【0068】
【発明の効果】請求項1又は5の発明により、FCTを
短縮し、しかも、FCTの短縮により生じやすい排紙ト
レイ上の用紙の不揃いや飛び出しが防止される。
【0069】請求項2、3、6又は7の発明により、用
紙の排紙部における搬送速度の制御が正確に行われるの
で、排紙搬送の一層の高速化が可能になり、FCTを更
に短縮することが可能になる。
【0070】請求項4又は8の発明により、種々のサイ
ズの用紙に対して正確な排紙制御が行われる。
【0071】請求項9、10の発明により、画像が形成
された用紙をシフト排紙、綴じ処理等の後処理を備えた
画像形成装置におけるFCTを短縮することが可能にな
り、多機能画像形成装置の画像形成効率が向上する。
【0072】請求項11の発明により、画像形成効率を
上げるために、用紙の搬送速度を上げた場合にも、画像
が形成された用紙を排紙トレイに排紙する際に、不揃い
や飛び出しが防止されて高速の画像形成装置が実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体
を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の用紙
後処理装置における用紙の搬送路を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御
系のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の操作
部に表示される画面の例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る排紙方法における
制御のフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態1における用紙搬送のタイ
ムチャートである。
【図7】本発明の実施の形態2に係る排紙方法における
制御のフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態2における用紙搬送のタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
6 定着装置 9、12、14、15 搬送ローラ 16 排紙ローラ 81 固定排紙トレイ 100 制御部 101 タイマー 102 制御手段 103 メモリ 110 検知部 111 定着通過検知センサ 112 排紙検知センサ 120 設定部 130 搬送部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 384 G03G 21/00 372 (72)発明者 安齊 英治 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H027 DA20 DA38 DC05 DC10 DC11 DE07 DE09 ED16 ED19 ED29 EE02 EE03 EF10 FA21 FA24 FA35 FB06 GA20 GA23 GB14 2H072 CA01 CB06 FB01 FB08 JA02 3F049 AA08 DA12 DB00 EA14 LA01 LB03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を収納する用紙収納手段から給送手
    段により用紙を給送するとともに、 画像形成部によりトナー画像を形成して前記用紙に転写
    し、定着装置によりトナー画像を用紙に定着し、排紙搬
    送手段によりトナー画像が定着された用紙を搬送し、用
    紙を積載する排紙トレイ上に用紙を排紙する画像形成装
    置の用紙排紙方法において、 用紙が前記定着装置を通過するまでは第1の搬送速度で
    用紙を搬送し、前記定着装置を通過後の用紙を前記第1
    の搬送速度より高速の第2の搬送速度で前記排紙搬送手
    段により搬送し、少なくとも用紙の後端部を前記排紙搬
    送手段から前記排紙トレイに排紙する段階において、前
    記排紙搬送手段の少なくとも最下流排紙部材の搬送速度
    を前記第2の搬送速度より低速の第3の搬送速度に下げ
    ることを特徴とする画像形成装置の用紙排紙方法。
  2. 【請求項2】 前記定着装置の通過を検知する定着通過
    検知センサにより用紙を検知し、前記定着通過検知セン
    サによる用紙の通過検知に基づいて、前記排紙搬送手段
    の搬送速度を前記第1の速度から前記第2の速度に変更
    し、前記定着通過検知センサによる検知から第1の所定
    のタイミングで少なくとも前記最下流排紙部材の搬送速
    度を前記第2の速度から前記第3の速度に下げることを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の用紙排紙方
    法。
  3. 【請求項3】 前記定着装置の通過を検知する定着通過
    検知センサにより用紙を検知し、前記定着通過検知セン
    サによる用紙の通過検知に基づいて、前記排紙搬送手段
    の搬送速度を前記第1の速度から前記第2の速度に変更
    し、前記最下流排紙部材に用紙が到達したことを検知す
    る排紙検知センサによる用紙の先端検知から第2の所定
    タイミングで少なくとも前記最下流排紙部材の搬送速度
    を前記第2の速度から前記第3の速度に下げることを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置の用紙排紙方
    法。
  4. 【請求項4】 用紙のサイズ情報に基づいて、前記第2
    の所定タイミングが設定されることを特徴とする請求項
    3に記載の画像形成装置の用紙排紙方法。
  5. 【請求項5】 用紙を収納する用紙収納手段、 該用紙収納手段から用紙を給送する給送手段、 トナー画像を形成して用紙に転写する画像形成部、 該トナー画像を坦持した用紙を定着する定着装置、 トナー画像が定着された用紙を搬送し排紙する排紙搬送
    手段、 該排紙搬送手段から排出された用紙を積載する排紙トレ
    イ及び、 前記排紙搬送手段を制御する制御部、 を備えた画像形成装置において、 前記制御部は、前記用紙が前記定着装置を通過するまで
    は第1の搬送速度で用紙を搬送し、前記定着装置を通過
    後の用紙を前記排紙搬送手段により前記第1の搬送速度
    より高速の第2の搬送速度で搬送するとともに、少なく
    とも、用紙の後端部を排紙する際に、少なくとも前記排
    紙搬送手段の最下流排紙部材が前記第2の搬送速度より
    低速の第3の搬送速度で用紙を排紙トレイ上に排紙する
    ように前記排紙搬送手段を制御することを特徴とする画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 用紙が前記定着装置を通過したことを検
    知する定着通過検知センサを有するとともに、 前記制御部は、前記定着通過検知センサによる用紙の通
    過検知に基づいて、搬送速度を前記第1の速度から前記
    第2の速度に変更し、前記定着通過検知センサによる用
    紙の通過検知から第1の所定タイミングで搬送速度を前
    記第2の速度から前記第3の速度に変更する制御を行う
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 用紙が前記定着装置を通過したことを検
    知する定着通過検知センサ及び用紙が前記最下流排紙部
    材に到達したことを検知する排紙検知センサを有し、 前記制御部は、前記定着通過検知センサによる用紙の通
    過検知に基づいて、搬送速度を前記第1の速度から前記
    第2の速度に変更し、前記排紙検知センサによる用紙先
    端検知から第2の所定タイミングで搬送速度を前記第2
    の速度から前記第3の速度に変更する制御を行うことを
    特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、用紙のサイズ情報に基づ
    いて、前記第2の所定タイミングを設定することを特徴
    とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 用紙を収納する用紙収納手段、 該用紙収納手段から用紙を給送する給送手段、 トナー画像を形成して用紙に転写する画像形成部、 該トナー画像を坦持した用紙を定着する定着装置、 トナー画像が定着された用紙を搬送し排紙する排紙搬送
    手段、 該排紙搬送手段から排出された用紙を積載する排紙トレ
    イ、 トナー画像が形成された用紙を後処理する後処理装置及
    び、 前記排紙搬送手段を制御する制御部、 を備えた画像形成装置において、 前記排紙トレイに記録紙を排紙するモードにおいては、
    前記制御部は、前記用紙が前記定着装置を通過するまで
    は第1の搬送速度で用紙を搬送し、前記定着装置を通過
    後の用紙を前記排紙搬送手段により前記第1の搬送速度
    より高速の第2の搬送速度で搬送するとともに、少なく
    とも用紙の後端部を排紙する際に少なくとも前記排紙搬
    送手段の最下流排紙部材が前記第2の搬送速度より低速
    の第3の搬送速度で用紙を排紙トレイ上に排紙するよう
    に前記排紙搬送手段を制御し、 前記後処理装置に用紙を搬送するモードにおいては、前
    記第1の搬送速度で用紙を搬送する制御を行うことを特
    徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記後処理装置にて後処理を行うか、
    前記排紙搬送手段により前記排紙トレイ上へ用紙を排紙
    するかを選択設定する設定部を有することを特徴とする
    請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 画像が形成された用紙を搬送し排紙す
    る排紙部材、該排紙部材により搬送され、該排紙部材か
    ら開放された用紙を受ける排紙トレイ及び、 前記排紙部材の排紙速度を制御する制御部を有し、 前記制御部は、用紙の前方部を搬送する搬送段階では高
    速の搬送速度で前記排紙部材を作動させ、用紙の後端部
    を搬送する搬送段階では、前記搬送速度よりも遅い低速
    の搬送速度で前記排紙部材を作動させることを特徴とす
    る画像形成装置の排紙装置。
JP2000281853A 2000-09-18 2000-09-18 画像形成装置の用紙排紙方法、画像形成装置及び画像形成装置の排紙装置 Pending JP2002091103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000281853A JP2002091103A (ja) 2000-09-18 2000-09-18 画像形成装置の用紙排紙方法、画像形成装置及び画像形成装置の排紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000281853A JP2002091103A (ja) 2000-09-18 2000-09-18 画像形成装置の用紙排紙方法、画像形成装置及び画像形成装置の排紙装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002091103A true JP2002091103A (ja) 2002-03-27

Family

ID=18766452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000281853A Pending JP2002091103A (ja) 2000-09-18 2000-09-18 画像形成装置の用紙排紙方法、画像形成装置及び画像形成装置の排紙装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002091103A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010163234A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Konica Minolta Business Technologies Inc 後処理装置及び画像形成装置
JP2012185392A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Ricoh Co Ltd 後処理装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010163234A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Konica Minolta Business Technologies Inc 後処理装置及び画像形成装置
JP2012185392A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Ricoh Co Ltd 後処理装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7552917B2 (en) Sheet processing apparatus and image forming apparatus including the sheet processing apparatus
JP4058374B2 (ja) シート処理装置及び該装置を備えた画像形成装置
JP2003081517A (ja) シート材処理装置及び画像形成装置
JP4217566B2 (ja) シート処理装置および画像形成装置
JP2004269165A (ja) シート処理装置及び該装置を備えた画像形成装置
JP2004269250A (ja) シート排出装置と該装置を備えたシート処理装置及び画像形成装置
JP4307428B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2006044833A (ja) 用紙後処理装置、及びその制御方法
JP2014021268A (ja) 画像形成装置
JP2004145200A (ja) 後処理装置
JP2004026398A (ja) 用紙後処理装置を備えた画像形成装置
JP2008063126A (ja) シート後処理装置
JP2002091103A (ja) 画像形成装置の用紙排紙方法、画像形成装置及び画像形成装置の排紙装置
JP2004018126A (ja) 用紙後処理装置と画像形成システム
JP2007168958A (ja) 画像形成システム
JP2002068572A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2000118860A (ja) シート後処理装置
JP2002154685A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置における給紙の制御方法
JP2002145517A (ja) 後処理装置および画像形成システム
JP2003233228A (ja) 用紙後処理装置及び画像形成システム
JP2008297036A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2002255432A (ja) 用紙後処理装置及び画像形成装置
JP2005060092A (ja) シート処理装置及び画像形成システム
JP4301182B2 (ja) 画像形成システム
JP2004184930A (ja) 後処理装置