JPH05319658A - シート排出装置 - Google Patents
シート排出装置Info
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- JPH05319658A JPH05319658A JP4128976A JP12897692A JPH05319658A JP H05319658 A JPH05319658 A JP H05319658A JP 4128976 A JP4128976 A JP 4128976A JP 12897692 A JP12897692 A JP 12897692A JP H05319658 A JPH05319658 A JP H05319658A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- sheets
- discharge
- tray
- plate
- Prior art date
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- Pending
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 シート受け台としてのステープル用プレート
43のシート押し出し方向端部に、ステープル用プレー
ト43幅方向に回転軸74を有し、最大シート幅よりや
や長い長さを有する均一直径の排紙ローラ75が設けら
れている。 【効果】 シート整合時及びシート排出時に、シートが
排紙ローラ上を滑らかに移動することができ、シート整
合不良がなくなり、また、シート排出不良がなくなるの
で、シート後処理およびシート排出を円滑に行うことが
できる。
43のシート押し出し方向端部に、ステープル用プレー
ト43幅方向に回転軸74を有し、最大シート幅よりや
や長い長さを有する均一直径の排紙ローラ75が設けら
れている。 【効果】 シート整合時及びシート排出時に、シートが
排紙ローラ上を滑らかに移動することができ、シート整
合不良がなくなり、また、シート排出不良がなくなるの
で、シート後処理およびシート排出を円滑に行うことが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複写機等の電
子写真装置に設けられ、これらの装置から搬入されたシ
ートを排紙トレイ上に排出するシート排出装置に関する
ものである。
子写真装置に設けられ、これらの装置から搬入されたシ
ートを排紙トレイ上に排出するシート排出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年の、例えば複写機では、複写作業の
自動化、および複写後のシートに対するステープル作業
あるいはパンチング作業等の後処理作業の自動化のた
め、自動原稿送り装置および後処理装置と組み合わせて
使用されるようになっている。自動原稿送り装置は、複
写機の原稿台上に設けられ、例えば、複数枚の原稿を順
次、複写機の原稿台上に搬送するものである。また、後
処理装置は、原稿画像が複写されて複写機から排出され
て来るシートに対し、所定枚数のシートによって構成さ
れる1部のシート束毎にステープルあるいはパンチング
等の処理を行うものである。
自動化、および複写後のシートに対するステープル作業
あるいはパンチング作業等の後処理作業の自動化のた
め、自動原稿送り装置および後処理装置と組み合わせて
使用されるようになっている。自動原稿送り装置は、複
写機の原稿台上に設けられ、例えば、複数枚の原稿を順
次、複写機の原稿台上に搬送するものである。また、後
処理装置は、原稿画像が複写されて複写機から排出され
て来るシートに対し、所定枚数のシートによって構成さ
れる1部のシート束毎にステープルあるいはパンチング
等の処理を行うものである。
【0003】上記従来の後処理装置では、例えば、特開
平2−144370号公報に開示されているように、ス
テープル処理を行う場合、複写処理されたシートがシー
ト受け台上に積載され、ステープラによってステープル
処理された後、束になったシート、即ち製本されたシー
トが排紙用のローラによって排紙トレイ上に排出される
ようになっている。
平2−144370号公報に開示されているように、ス
テープル処理を行う場合、複写処理されたシートがシー
ト受け台上に積載され、ステープラによってステープル
処理された後、束になったシート、即ち製本されたシー
トが排紙用のローラによって排紙トレイ上に排出される
ようになっている。
【0004】図6に示すように、シート受け台としての
ステープル用プレート143の両側部には、整合手段と
しての幅寄せ装置150が設けられている。この幅寄せ
装置150は、ステープル用プレート143における幅
方向の一方側に固定状態に立設された位置決め板151
と、ステープル用プレート143の幅方向に駆動される
幅寄せ板152とを備えている。
ステープル用プレート143の両側部には、整合手段と
しての幅寄せ装置150が設けられている。この幅寄せ
装置150は、ステープル用プレート143における幅
方向の一方側に固定状態に立設された位置決め板151
と、ステープル用プレート143の幅方向に駆動される
幅寄せ板152とを備えている。
【0005】ステープル用プレート143の前端部に
は、ステープル用プレート143の幅方向に延びる回転
軸175が設けられ、この回転軸175には複数のロー
ラ176…を有する排紙ローラ174が設けられてい
る。
は、ステープル用プレート143の幅方向に延びる回転
軸175が設けられ、この回転軸175には複数のロー
ラ176…を有する排紙ローラ174が設けられてい
る。
【0006】上記位置決め板151の後方位置には、ス
テープル用プレート143上で整合されているシートS
のストッパ149側かつ位置決め板151側の隅部を閉
じるステープラ159が設けられている。
テープル用プレート143上で整合されているシートS
のストッパ149側かつ位置決め板151側の隅部を閉
じるステープラ159が設けられている。
【0007】上記シート整合装置150は、ステープル
用プレート143の幅方向一端に、ステープル用プレー
ト143に搬出されたシートを整合するために幅寄せを
行う幅寄せ板152、他端に整合位置を決める位置決め
部材151とが設けられ、幅寄せ板152は、図示しな
い駆動用モータによって矢印方向に駆動され、シートS
を位置決め板151に押し付けるようにし、シートSを
整合する。
用プレート143の幅方向一端に、ステープル用プレー
ト143に搬出されたシートを整合するために幅寄せを
行う幅寄せ板152、他端に整合位置を決める位置決め
部材151とが設けられ、幅寄せ板152は、図示しな
い駆動用モータによって矢印方向に駆動され、シートS
を位置決め板151に押し付けるようにし、シートSを
整合する。
【0008】ステープラ159は、整合されたシートS
が所定の処理枚数に達していれば、シート隅部にステー
プル処理を施すようになっている。
が所定の処理枚数に達していれば、シート隅部にステー
プル処理を施すようになっている。
【0009】上記の構成において、ステープル処理の動
作について説明すると、先ず、複写機本体方向から搬送
されたシートが搬出ローラ145・145によりステー
プル用プレート143上に搬入される。そして、搬入さ
れたシートSを整合するために、幅寄せ板152が矢印
方向に移動するとともに、ストッパ149にシートSを
当接するように、排紙ローラ174が図示しない駆動用
モータによりG1 方向に回転する。このようにして整合
されたシートSは、その隅部をステープラ159によっ
てステープル処理を施される。
作について説明すると、先ず、複写機本体方向から搬送
されたシートが搬出ローラ145・145によりステー
プル用プレート143上に搬入される。そして、搬入さ
れたシートSを整合するために、幅寄せ板152が矢印
方向に移動するとともに、ストッパ149にシートSを
当接するように、排紙ローラ174が図示しない駆動用
モータによりG1 方向に回転する。このようにして整合
されたシートSは、その隅部をステープラ159によっ
てステープル処理を施される。
【0010】次に、排紙ローラ174をG2 方向に回転
させるとともに、図示しない押し出し手段により、ステ
ープル処理を施されたシートSを排紙トレイに排出して
いる。
させるとともに、図示しない押し出し手段により、ステ
ープル処理を施されたシートSを排紙トレイに排出して
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記排
紙ローラ174は、回転軸175に複数のローラ176
…が所定の間隔、即ち断続的に軸支されたものであり、
各ローラ176…間には、窪み部分176aが形成され
ている。このため、シート整合動作において、図15
(a)に示すように、ステープル用プレート143上の
シートSが幅寄せ板152により幅寄せが行われると
き、幅寄せ方向のシートS端部が上記窪み部分176a
…に入り込み、シート整合不良を起こし、円滑なシート
後処理を行うことができないという問題が生じる。
紙ローラ174は、回転軸175に複数のローラ176
…が所定の間隔、即ち断続的に軸支されたものであり、
各ローラ176…間には、窪み部分176aが形成され
ている。このため、シート整合動作において、図15
(a)に示すように、ステープル用プレート143上の
シートSが幅寄せ板152により幅寄せが行われると
き、幅寄せ方向のシートS端部が上記窪み部分176a
…に入り込み、シート整合不良を起こし、円滑なシート
後処理を行うことができないという問題が生じる。
【0012】また、シートの幅寄せ終了後、幅寄せ板1
52がもとの位置に移動するとき、図15(b)に示す
ように、例えばシートの幅寄せ板152側の端部がちょ
うどローラ176…の間に形成される窪み部分176a
に挟まり、ステープル処理後のシートを排出するときに
紙詰まりとなるので、シート排出不良が生じ、円滑なシ
ート排出を行うことができないという問題が生じる。
52がもとの位置に移動するとき、図15(b)に示す
ように、例えばシートの幅寄せ板152側の端部がちょ
うどローラ176…の間に形成される窪み部分176a
に挟まり、ステープル処理後のシートを排出するときに
紙詰まりとなるので、シート排出不良が生じ、円滑なシ
ート排出を行うことができないという問題が生じる。
【0013】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであって、その目的は、シートをステープル用プレー
トで整合するときの整合不良をなくし、また、シートを
排紙トレイに排出するときのシート排出不良をなくすこ
とにより円滑なシート排出処理が行えるようなシート排
出装置を提供することにある。
のであって、その目的は、シートをステープル用プレー
トで整合するときの整合不良をなくし、また、シートを
排紙トレイに排出するときのシート排出不良をなくすこ
とにより円滑なシート排出処理が行えるようなシート排
出装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のシート排出装置
は、本体装置から搬入されたシートを受けるシート受け
台と、このシート受け台上のシートを揃えるシート整合
手段と、シート整合手段により整合されたシートを押し
出すシート押し出し手段と、このシート押し出し手段に
よりシート受け台から排出されたシートを受ける排紙ト
レイとを有するシート排出装置において、上記シート受
け台のシート押し出し方向端部に、シート受け台幅方向
に軸を有し、最大シート幅よりやや長い長さを有する均
一直径の排紙ローラが設けられていることを特徴とする
ものである。
は、本体装置から搬入されたシートを受けるシート受け
台と、このシート受け台上のシートを揃えるシート整合
手段と、シート整合手段により整合されたシートを押し
出すシート押し出し手段と、このシート押し出し手段に
よりシート受け台から排出されたシートを受ける排紙ト
レイとを有するシート排出装置において、上記シート受
け台のシート押し出し方向端部に、シート受け台幅方向
に軸を有し、最大シート幅よりやや長い長さを有する均
一直径の排紙ローラが設けられていることを特徴とする
ものである。
【0015】
【作用】上記の構成により、排紙ローラの長さが、使用
される最大シート幅よりやや長く、また均一直径のロー
ラであるので、排紙ローラは断続しない連続的なローラ
となる。このため、シート受け台で、シート受け台幅方
向にシートを整合するとき、ローラ途中でのシート端部
の挟まりや引っ掛かりがなくなり、シート端部が滑らか
に移動できるので、円滑なシート後処理を行うことがで
きる。また、シート排出においても、排紙ローラにおけ
るシート端部の引っ掛かりがなくなるので、円滑なシー
ト排出を行うことができる。
される最大シート幅よりやや長く、また均一直径のロー
ラであるので、排紙ローラは断続しない連続的なローラ
となる。このため、シート受け台で、シート受け台幅方
向にシートを整合するとき、ローラ途中でのシート端部
の挟まりや引っ掛かりがなくなり、シート端部が滑らか
に移動できるので、円滑なシート後処理を行うことがで
きる。また、シート排出においても、排紙ローラにおけ
るシート端部の引っ掛かりがなくなるので、円滑なシー
ト排出を行うことができる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図5に基づい
て以下に説明する。尚、本実施例は、シート排出装置と
してのシート後処理装置を複写機に適用した場合につい
て示している。
て以下に説明する。尚、本実施例は、シート排出装置と
してのシート後処理装置を複写機に適用した場合につい
て示している。
【0017】図5に示すように、シート後処理装置41
は、複写機本体1に設けられている。この複写機本体1
の上には、原稿台ガラス3上に原稿Mを搬送するための
自動原稿送り装置の一種であるRDH(Recirculating
Document Handler:循環式原稿取り扱い装置)31が設
けられている。
は、複写機本体1に設けられている。この複写機本体1
の上には、原稿台ガラス3上に原稿Mを搬送するための
自動原稿送り装置の一種であるRDH(Recirculating
Document Handler:循環式原稿取り扱い装置)31が設
けられている。
【0018】原稿台ガラス3の下方には、光源ランプ
4、ミラー5〜7およびレンズ8からなる光学系9と、
感光体ドラム10とが配設されている。光学系9は、R
DH31により原稿台ガラス3上に搬送される原稿Mに
対して、光源ランプ4から照射される光により光走査を
行い、その反射光をミラー5〜7およびレンズ8を介し
て感光体ドラム10表面の露光部Aに照射することで、
メインチャージャ11により一様に帯電された感光体ド
ラム10の表面に原稿Mの画像に対応した静電潜像を形
成するようになっている。
4、ミラー5〜7およびレンズ8からなる光学系9と、
感光体ドラム10とが配設されている。光学系9は、R
DH31により原稿台ガラス3上に搬送される原稿Mに
対して、光源ランプ4から照射される光により光走査を
行い、その反射光をミラー5〜7およびレンズ8を介し
て感光体ドラム10表面の露光部Aに照射することで、
メインチャージャ11により一様に帯電された感光体ド
ラム10の表面に原稿Mの画像に対応した静電潜像を形
成するようになっている。
【0019】上記の感光体ドラム10の周囲には、上記
メインチャージャ11、現像装置12、転写チャージャ
13および剥離チャージャ14が配設され、感光体ドラ
ム10表面に形成された静電潜像が現像装置12により
トナー像として現像され、このトナー像が転写チャージ
ャ13により複写用紙(以下、シートと称する)Sに転
写され、このシートSが剥離チャージャ14により感光
体ドラム10から剥離されるようになっている。
メインチャージャ11、現像装置12、転写チャージャ
13および剥離チャージャ14が配設され、感光体ドラ
ム10表面に形成された静電潜像が現像装置12により
トナー像として現像され、このトナー像が転写チャージ
ャ13により複写用紙(以下、シートと称する)Sに転
写され、このシートSが剥離チャージャ14により感光
体ドラム10から剥離されるようになっている。
【0020】感光体ドラム10の下方には、感光体ドラ
ム10にシートSを搬送するためのシート搬送路15が
設けられ、このシート搬送路15の上流側には、シート
Sを供給する給紙台19、給紙カセット20および給紙
デッキ21が配設されている。一方、シート搬送路15
の下流側には、トナー像を転写されたシートSを搬送す
る搬送ベルト22およびトナー像をシートS上に定着さ
せる定着装置23とが配設されている。
ム10にシートSを搬送するためのシート搬送路15が
設けられ、このシート搬送路15の上流側には、シート
Sを供給する給紙台19、給紙カセット20および給紙
デッキ21が配設されている。一方、シート搬送路15
の下流側には、トナー像を転写されたシートSを搬送す
る搬送ベルト22およびトナー像をシートS上に定着さ
せる定着装置23とが配設されている。
【0021】定着装置23の下流側には、シートSの搬
送方向をシート後処理装置41方向と再搬送路25方向
とに切り換えるデフレクタ24が設けられている。再搬
送路25は、トナー像が転写されたシートSを再度感光
体ドラムに搬送して裏面複写するための循環経路であ
り、途中に中間トレイ26が配設されている。
送方向をシート後処理装置41方向と再搬送路25方向
とに切り換えるデフレクタ24が設けられている。再搬
送路25は、トナー像が転写されたシートSを再度感光
体ドラムに搬送して裏面複写するための循環経路であ
り、途中に中間トレイ26が配設されている。
【0022】RDH31は、上部に原稿トレイ32を有
し、この原稿トレイ32の一端部に第一給送べルト33
を有する一方、原稿台ガラス3上には、第二給送ベルト
34を有し、これらが原稿搬送路35によって接続され
ている。そして、RDH31は、原稿トレイ32上に積
載された原稿Mを第一給送ベルト33により原稿搬送路
35へ送り出し、この原稿を、第二給送ベルト34によ
り原稿台ガラス3上の所定の位置に位置決めするととも
に、光学系9による原稿走査の終了後、第二給走ベルト
34によって原稿トレイ32に戻すようになっている。
し、この原稿トレイ32の一端部に第一給送べルト33
を有する一方、原稿台ガラス3上には、第二給送ベルト
34を有し、これらが原稿搬送路35によって接続され
ている。そして、RDH31は、原稿トレイ32上に積
載された原稿Mを第一給送ベルト33により原稿搬送路
35へ送り出し、この原稿を、第二給送ベルト34によ
り原稿台ガラス3上の所定の位置に位置決めするととも
に、光学系9による原稿走査の終了後、第二給走ベルト
34によって原稿トレイ32に戻すようになっている。
【0023】感光体ドラム10に生成された静電潜像
が、現像装置12でトナー像として現像され、搬送路1
5から搬送されたシートSに上記トナー像が転写され、
定着装置23で定着され、複写完了したシートSは、シ
ート後処理装置41に送られる。シート後処理装置41
には、図3に示すように、複写機本体1から搬送されて
くるシートSをシート後処理装置41内で搬送する後処
理搬送路42が形成され、この後処理搬送路42による
シートSの搬送方向には、シート受け台としてのステー
プル用プレート43が設けられ、ステープル用プレート
43からのシートSの搬送方向には、シート排出装置の
排紙トレイ44が設けられている。
が、現像装置12でトナー像として現像され、搬送路1
5から搬送されたシートSに上記トナー像が転写され、
定着装置23で定着され、複写完了したシートSは、シ
ート後処理装置41に送られる。シート後処理装置41
には、図3に示すように、複写機本体1から搬送されて
くるシートSをシート後処理装置41内で搬送する後処
理搬送路42が形成され、この後処理搬送路42による
シートSの搬送方向には、シート受け台としてのステー
プル用プレート43が設けられ、ステープル用プレート
43からのシートSの搬送方向には、シート排出装置の
排紙トレイ44が設けられている。
【0024】上記の後処理搬送路42は、その一端側に
複写機本体1から搬送されてくるシートSを搬入する搬
入口42aが形成され、途中で下側のメインパス42b
と上側のバイパス42cとに二股状に分岐されている。
これらメインパス42bおよびバイパス42cの終端部
には、上下一対の搬送ローラ45・45、搬送ローラ4
6・46が配設され、バイパス42cとメインパス42
bとの分岐点には、B1 あるいはB2 方向に回動してシ
ートSの搬送方向をメインパス42b方向とバイパス4
2c方向とに切り替えるデフレクタ47が設けられてい
る。また、シートSを検出するために、図4に示すよう
に、メインパス42bにはシート検出スイッチSW1 が
設けられ、バイパス42cにはシート検出スイッチSW
2 が設けられている。
複写機本体1から搬送されてくるシートSを搬入する搬
入口42aが形成され、途中で下側のメインパス42b
と上側のバイパス42cとに二股状に分岐されている。
これらメインパス42bおよびバイパス42cの終端部
には、上下一対の搬送ローラ45・45、搬送ローラ4
6・46が配設され、バイパス42cとメインパス42
bとの分岐点には、B1 あるいはB2 方向に回動してシ
ートSの搬送方向をメインパス42b方向とバイパス4
2c方向とに切り替えるデフレクタ47が設けられてい
る。また、シートSを検出するために、図4に示すよう
に、メインパス42bにはシート検出スイッチSW1 が
設けられ、バイパス42cにはシート検出スイッチSW
2 が設けられている。
【0025】ステープル用プレート43は、後処理搬送
路42を通過したシートSのうち、製本(ステープル)
されるシートSを積載するものである。ステープル用プ
レート43は、シートSの搬送方向を前側とした場合の
前端部が後端部に対して上方位置となるように傾斜して
配され、上記の前端部はシートSの排出口114付近に
達している。ステープル用プレート43の上には、羽根
部の下端部をステープル用プレート43の上面と当接さ
せながらC方向に回転されるパドラ48が設けられてい
る。このパドラ48は、上記のように回転してその羽根
部にてシートSをその後端部がストッパ49と当接する
位置まで後退させ、シートSを搬送方向に整合するよう
になっている。
路42を通過したシートSのうち、製本(ステープル)
されるシートSを積載するものである。ステープル用プ
レート43は、シートSの搬送方向を前側とした場合の
前端部が後端部に対して上方位置となるように傾斜して
配され、上記の前端部はシートSの排出口114付近に
達している。ステープル用プレート43の上には、羽根
部の下端部をステープル用プレート43の上面と当接さ
せながらC方向に回転されるパドラ48が設けられてい
る。このパドラ48は、上記のように回転してその羽根
部にてシートSをその後端部がストッパ49と当接する
位置まで後退させ、シートSを搬送方向に整合するよう
になっている。
【0026】ステープル用プレート43の幅方向の両側
部には、図1に示すように、整合手段としての幅寄せ装
置50が設けられている。この幅寄せ装置50は、ステ
ープル用プレート43における幅方向の一方側に固定状
態に立設されたシート整合部材としての位置決め板51
と、ステープル用プレート43の幅方向に駆動されるシ
ート整合部材としての幅寄せ板52とを備えている。
部には、図1に示すように、整合手段としての幅寄せ装
置50が設けられている。この幅寄せ装置50は、ステ
ープル用プレート43における幅方向の一方側に固定状
態に立設されたシート整合部材としての位置決め板51
と、ステープル用プレート43の幅方向に駆動されるシ
ート整合部材としての幅寄せ板52とを備えている。
【0027】上記の幅寄せ板52は、矢印方向、即ちス
テープル用プレート43の幅方向へ移動自在な図示しな
い支持板に設けられており、この支持板の側縁部には、
例えばギヤ、プーリー等を介して図示しない幅寄せ駆動
用モータが接続されている。この幅寄せ駆動用モータに
より、幅寄せ板52がステープル用プレート43の幅方
向へ駆動され、シートSが位置決め板51によって設定
される基準位置に整合されるようになっている。また、
幅寄せ板52による幅寄せ動作は、幅寄せ駆動用モータ
と図示しない制御装置によって制御されることにより、
使用されているシートSの幅に対応して行われるように
なっている。
テープル用プレート43の幅方向へ移動自在な図示しな
い支持板に設けられており、この支持板の側縁部には、
例えばギヤ、プーリー等を介して図示しない幅寄せ駆動
用モータが接続されている。この幅寄せ駆動用モータに
より、幅寄せ板52がステープル用プレート43の幅方
向へ駆動され、シートSが位置決め板51によって設定
される基準位置に整合されるようになっている。また、
幅寄せ板52による幅寄せ動作は、幅寄せ駆動用モータ
と図示しない制御装置によって制御されることにより、
使用されているシートSの幅に対応して行われるように
なっている。
【0028】上記の幅寄せ装置50における位置決め板
51の後方位置には、ステープル用プレート43で整合
されているシートSにおけるストッパ49側かつ位置決
め板51側の隅部を閉じるステープラ59が設けられて
いる。
51の後方位置には、ステープル用プレート43で整合
されているシートSにおけるストッパ49側かつ位置決
め板51側の隅部を閉じるステープラ59が設けられて
いる。
【0029】ステープル用プレート43の前端部には、
図1に示すように、ステープル用プレート43の幅方向
に延びる回転軸74を有する均一直径の排紙ローラ75
が設けられている。この排紙ローラ75の長さは、複写
機が複写可能な最大シート幅よりもやや長くなってい
る。さらに、回転軸74は、図示しない排紙ローラ駆動
モータと連結され、この排紙ローラ駆動モータに駆動さ
れて回転軸74、即ち排紙ローラ75が図1に示すG1
あるいはG2 方向に回転するようになっている。即ち、
排紙ローラ75は、G1 方向へ回転することにより、ス
テープル用プレート43上のシートSをストッパ49方
向へ移動させて搬送方向への整合を補助する一方、G2
方向へ回転することにより、製本されたシートSを排紙
トレイ44上に排出するようになっている。
図1に示すように、ステープル用プレート43の幅方向
に延びる回転軸74を有する均一直径の排紙ローラ75
が設けられている。この排紙ローラ75の長さは、複写
機が複写可能な最大シート幅よりもやや長くなってい
る。さらに、回転軸74は、図示しない排紙ローラ駆動
モータと連結され、この排紙ローラ駆動モータに駆動さ
れて回転軸74、即ち排紙ローラ75が図1に示すG1
あるいはG2 方向に回転するようになっている。即ち、
排紙ローラ75は、G1 方向へ回転することにより、ス
テープル用プレート43上のシートSをストッパ49方
向へ移動させて搬送方向への整合を補助する一方、G2
方向へ回転することにより、製本されたシートSを排紙
トレイ44上に排出するようになっている。
【0030】上記の排紙ローラ75の上方には、図4に
示すように、従動ローラ78が設けられている。この従
動ローラ78は、ガイド装置80のガイド77の一端部
に回転自在に支持されている。ガイド装置80は、他端
部が支軸79によって回動自在に支持され、単一シート
モード時にメインパス42bから搬出されたシートSの
上面側をガイドし、排出トレイ44方向へ導く上記のガ
イド77と、図示しないガイド駆動装置とからなる。
示すように、従動ローラ78が設けられている。この従
動ローラ78は、ガイド装置80のガイド77の一端部
に回転自在に支持されている。ガイド装置80は、他端
部が支軸79によって回動自在に支持され、単一シート
モード時にメインパス42bから搬出されたシートSの
上面側をガイドし、排出トレイ44方向へ導く上記のガ
イド77と、図示しないガイド駆動装置とからなる。
【0031】排紙トレイ44は、図3に示すように、排
紙ローラ75に対応する部位が、排紙トレイ44の最下
面である凹部44aとなっており、シート受け面の上部
がステープル用プレート43の傾斜角度とほぼ同角度の
傾斜面となっている。
紙ローラ75に対応する部位が、排紙トレイ44の最下
面である凹部44aとなっており、シート受け面の上部
がステープル用プレート43の傾斜角度とほぼ同角度の
傾斜面となっている。
【0032】上記の排紙トレイ44は、先に排出された
シート束と次に排出されるシート束を区別するように排
紙トレイ44を幅方向にシフトさせるためのトレイシフ
トユニット81の上に設けられている。このトレイシフ
トユニット81は、ステープル用プレート43の幅方向
に延びるシフトフレーム82が、ステープル用プレート
43の幅方向へ移動自在に支持されている。そして、ト
レイシフトモータ85の動力が、複数のギヤ等を介して
シフトフレーム82に伝達されることにより、シフトフ
レーム82、即ち排紙トレイ44とトレイ背板94とが
一体的にステープル用プレート43の幅方向へシフトさ
れるようになっている。
シート束と次に排出されるシート束を区別するように排
紙トレイ44を幅方向にシフトさせるためのトレイシフ
トユニット81の上に設けられている。このトレイシフ
トユニット81は、ステープル用プレート43の幅方向
に延びるシフトフレーム82が、ステープル用プレート
43の幅方向へ移動自在に支持されている。そして、ト
レイシフトモータ85の動力が、複数のギヤ等を介して
シフトフレーム82に伝達されることにより、シフトフ
レーム82、即ち排紙トレイ44とトレイ背板94とが
一体的にステープル用プレート43の幅方向へシフトさ
れるようになっている。
【0033】また、上記の排紙トレイ44は、トレイ昇
降ユニット95により上下方向へ駆動されるようになっ
ている。このトレイ昇降ユニット95は、図示しないト
レイ昇降モータと、トレイ背板94の内面において上下
方向に設けられたベルト97と、このベルト97を支持
するベルト支持ローラ98・98と、トレイシフトユニ
ット81に設けられ、トレイ背板94の外面に圧接され
た昇降補助ローラ99と、トレイ昇降モータの駆動軸に
設けられたプーリ100と、このプーリ100と下側の
ベルト支持ローラ98との間に掛けられたベルト101
とからなる。上記のベルト97にはトレイシフトユニッ
ト81が連結されており、トレイ昇降モータに駆動され
てベルト97が移動することによって、排紙トレイ44
が昇降するようになっている。
降ユニット95により上下方向へ駆動されるようになっ
ている。このトレイ昇降ユニット95は、図示しないト
レイ昇降モータと、トレイ背板94の内面において上下
方向に設けられたベルト97と、このベルト97を支持
するベルト支持ローラ98・98と、トレイシフトユニ
ット81に設けられ、トレイ背板94の外面に圧接され
た昇降補助ローラ99と、トレイ昇降モータの駆動軸に
設けられたプーリ100と、このプーリ100と下側の
ベルト支持ローラ98との間に掛けられたベルト101
とからなる。上記のベルト97にはトレイシフトユニッ
ト81が連結されており、トレイ昇降モータに駆動され
てベルト97が移動することによって、排紙トレイ44
が昇降するようになっている。
【0034】ステープル用プレート43の後部には、図
1に示すように、シート押し出し手段としての押し出し
装置60が設けられている。この押し出し装置60は、
ステープル用プレート43上のシートSを排紙トレイ4
4方向へ押し出すためのシート押し出し部材である押し
出し部材61と、この押し出し部材61を、ステープル
用プレート43上のシートSを排紙トレイ44上に押し
出すためのD1 方向の進出位置、あるいはD2 方向の退
避位置に移動させる押し出し部材駆動装置109とから
なる。この押し出し部材駆動装置109は、押し出し部
材61が連結された押し出しベルト62と、ベルト支持
ローラ63・63と、図示しない押し出し部材駆動モー
タとを備えている。
1に示すように、シート押し出し手段としての押し出し
装置60が設けられている。この押し出し装置60は、
ステープル用プレート43上のシートSを排紙トレイ4
4方向へ押し出すためのシート押し出し部材である押し
出し部材61と、この押し出し部材61を、ステープル
用プレート43上のシートSを排紙トレイ44上に押し
出すためのD1 方向の進出位置、あるいはD2 方向の退
避位置に移動させる押し出し部材駆動装置109とから
なる。この押し出し部材駆動装置109は、押し出し部
材61が連結された押し出しベルト62と、ベルト支持
ローラ63・63と、図示しない押し出し部材駆動モー
タとを備えている。
【0035】また、ステープル用プレート43には、図
4に示すように、シート検出スイッチSW3 と押し出し
検知スイッチSW4 とが設けられている。シート検出ス
イッチSW3 は、ステープル用プレート43におけるD
1 方向の先端部に設けられ、排出トレイ44へのシート
Sの搬出を検出するようになっている。一方、押し出し
検出スイッチSW4 は、押し出し装置60における押し
出し部材61の移動によってON/OFFするものであ
り、押し出し部材61によってステープル用プレート4
3上のステープル処理を施されたシートSが排出トレイ
44へ押し出されるときに、この押し出し動作の完了直
前の状態を検出するようになっている。尚、この状態を
検出する手段としては、上記の押し出し検知スイッチS
W4 以外に、例えば押し出し部材61の移動開始時から
の経過時間を計るタイマによって構成することも可能で
ある。
4に示すように、シート検出スイッチSW3 と押し出し
検知スイッチSW4 とが設けられている。シート検出ス
イッチSW3 は、ステープル用プレート43におけるD
1 方向の先端部に設けられ、排出トレイ44へのシート
Sの搬出を検出するようになっている。一方、押し出し
検出スイッチSW4 は、押し出し装置60における押し
出し部材61の移動によってON/OFFするものであ
り、押し出し部材61によってステープル用プレート4
3上のステープル処理を施されたシートSが排出トレイ
44へ押し出されるときに、この押し出し動作の完了直
前の状態を検出するようになっている。尚、この状態を
検出する手段としては、上記の押し出し検知スイッチS
W4 以外に、例えば押し出し部材61の移動開始時から
の経過時間を計るタイマによって構成することも可能で
ある。
【0036】また、本シート後処理装置41は、複写機
本体1において設定される単一シートモード(以下、シ
ングルシートモードと称する)、ステープルシングルモ
ード、ステープルマルチモードを選択することにより、
各種モードによるシートの後処理を行うことができる。
本体1において設定される単一シートモード(以下、シ
ングルシートモードと称する)、ステープルシングルモ
ード、ステープルマルチモードを選択することにより、
各種モードによるシートの後処理を行うことができる。
【0037】ここで、上記のシングルシートモードで
は、複写機本体1から搬送されてくるシートSは、ステ
ープル処理を施すことなく、順次、シートSを一枚ずつ
排出トレイ44上に排出される。ステープルシングルモ
ードでは、複写機本体1から搬送されてくる複数のシー
トSにステープル処理を施して1部のシート束Sとして
製本した後、この製本されたシート束S(以下、製本シ
ートSと称する)を排紙トレイ44に1回排出する。ま
た、ステープルマルチモードでは、複写機本体1から搬
送されてくるシートSにステープル処理を施して製本シ
ートSとした後、この製本シートSを排紙トレイ44に
排出する一連の動作が複数回連続して行う。
は、複写機本体1から搬送されてくるシートSは、ステ
ープル処理を施すことなく、順次、シートSを一枚ずつ
排出トレイ44上に排出される。ステープルシングルモ
ードでは、複写機本体1から搬送されてくる複数のシー
トSにステープル処理を施して1部のシート束Sとして
製本した後、この製本されたシート束S(以下、製本シ
ートSと称する)を排紙トレイ44に1回排出する。ま
た、ステープルマルチモードでは、複写機本体1から搬
送されてくるシートSにステープル処理を施して製本シ
ートSとした後、この製本シートSを排紙トレイ44に
排出する一連の動作が複数回連続して行う。
【0038】上記の構成において、シート後処理装置4
1におけるシートのステープル処理および排紙動作を以
下に説明する。
1におけるシートのステープル処理および排紙動作を以
下に説明する。
【0039】シングルシートモードでは、シート整合動
作がないため、複写機本体1から搬送されるシートSは
シート後処理装置41の後処理搬送路42aから、ステ
ープル用プレート43上に積載されずに、G2 方向に回
転する直接排紙ローラ75上を移動し、シート排出装置
の排紙トレイ44に排出される。
作がないため、複写機本体1から搬送されるシートSは
シート後処理装置41の後処理搬送路42aから、ステ
ープル用プレート43上に積載されずに、G2 方向に回
転する直接排紙ローラ75上を移動し、シート排出装置
の排紙トレイ44に排出される。
【0040】一方、ステープルシングルモード及びステ
ープルマルチモードでは、複写機本体1からシートSが
後処理搬送路42の搬入口42aに搬入されると、この
シートSは、メインパス42bを通った後、搬送ローラ
45・45によって排紙ローラ75方向へ送り出される
が、G1 方向へ回転する排紙ローラ75、およびC方向
に回転するパドラ48によって、シートS端部がストッ
パ49と当接した状態でステープル用プレート43上に
載置される。
ープルマルチモードでは、複写機本体1からシートSが
後処理搬送路42の搬入口42aに搬入されると、この
シートSは、メインパス42bを通った後、搬送ローラ
45・45によって排紙ローラ75方向へ送り出される
が、G1 方向へ回転する排紙ローラ75、およびC方向
に回転するパドラ48によって、シートS端部がストッ
パ49と当接した状態でステープル用プレート43上に
載置される。
【0041】その後、メインパス42bを搬送するシー
トSは、図4に示すシート検出スイッチSW1 により搬
送枚数が通過枚数が数えられ、通過シートS枚数が所定
枚数になると、ステープル用プレート43上に所定の処
理枚数のシートSが積載されたものと判断され、幅寄せ
板51が矢印方向に移動するとともに、ストッパ49に
シートSを当接するように、排紙ローラ75が図示しな
い駆動用モータによりG1 方向に回転し、シートSを位
置決め板51にて設定される基準位置に整合する。そし
て、ステープル用プレート43上で整合されたシートS
は、位置決め板51の後方位置に配設されたステープラ
59によりステープル処理が施され、製本シートSとな
る。
トSは、図4に示すシート検出スイッチSW1 により搬
送枚数が通過枚数が数えられ、通過シートS枚数が所定
枚数になると、ステープル用プレート43上に所定の処
理枚数のシートSが積載されたものと判断され、幅寄せ
板51が矢印方向に移動するとともに、ストッパ49に
シートSを当接するように、排紙ローラ75が図示しな
い駆動用モータによりG1 方向に回転し、シートSを位
置決め板51にて設定される基準位置に整合する。そし
て、ステープル用プレート43上で整合されたシートS
は、位置決め板51の後方位置に配設されたステープラ
59によりステープル処理が施され、製本シートSとな
る。
【0042】次に、ステープル用プレート43上の製本
シートSは、ステープル用プレート43の後方位置に設
けられた押し出し部材61により押し上げられるととも
に、排紙ローラ75をG2 方向に回転させることにより
排紙トレイ44に排出される。
シートSは、ステープル用プレート43の後方位置に設
けられた押し出し部材61により押し上げられるととも
に、排紙ローラ75をG2 方向に回転させることにより
排紙トレイ44に排出される。
【0043】そして、ステープルシングルモードでは、
一回のステープル処理終了後、製本シートSが排紙トレ
イ44に排紙されて、複写動作が終了する。一方、ステ
ープルマルチモードでは、予め設定された処理回数が実
行された後、複写動作を終了する。
一回のステープル処理終了後、製本シートSが排紙トレ
イ44に排紙されて、複写動作が終了する。一方、ステ
ープルマルチモードでは、予め設定された処理回数が実
行された後、複写動作を終了する。
【0044】ここで、ステープル用プレート43上の積
載シートSの整合を行うとき、シートSは、排紙ローラ
75上を移動する。従来の排紙ローラでは、短い複数の
ローラを断続的に配設しているので、ローラ間に窪み部
分が形成されている。このため、シートSが排紙ローラ
75上を移動する時、シートS端部が上記窪み部分に挟
まったり、引っ掛かったりして、シートSが排紙ローラ
上を滑らかに移動することができなくなり、シート整合
不良が生じ、円滑なシート後処理が困難となることがあ
った。
載シートSの整合を行うとき、シートSは、排紙ローラ
75上を移動する。従来の排紙ローラでは、短い複数の
ローラを断続的に配設しているので、ローラ間に窪み部
分が形成されている。このため、シートSが排紙ローラ
75上を移動する時、シートS端部が上記窪み部分に挟
まったり、引っ掛かったりして、シートSが排紙ローラ
上を滑らかに移動することができなくなり、シート整合
不良が生じ、円滑なシート後処理が困難となることがあ
った。
【0045】しかしながら、本シート後処理装置41で
は、図2に示すように、排紙ローラ75が使用される最
大シート幅よりやや長く、また均一直径の一本のローラ
であるので、排紙ローラ75は、断続しない連続的なロ
ーラとなる。このため、ステープル用プレート43上で
シートSを整合するとき、排紙ローラ75におけるシー
ト端部の挟まりや引っ掛かりがなくなり、シート端部が
排紙ローラ75上を滑らかに移動できるので、シート整
合不良がなくなり、円滑なシート後処理を行うことがで
きる。
は、図2に示すように、排紙ローラ75が使用される最
大シート幅よりやや長く、また均一直径の一本のローラ
であるので、排紙ローラ75は、断続しない連続的なロ
ーラとなる。このため、ステープル用プレート43上で
シートSを整合するとき、排紙ローラ75におけるシー
ト端部の挟まりや引っ掛かりがなくなり、シート端部が
排紙ローラ75上を滑らかに移動できるので、シート整
合不良がなくなり、円滑なシート後処理を行うことがで
きる。
【0046】また、シングルシートモードにおけるシー
トSを排紙トレイ44に排出するとき、および製本シー
トSをステープル用プレート43から排紙トレイ44に
排出するとき、従来の排紙ローラでは、ローラ間に形成
された窪み部分により製本シートSおよびシートSが挟
まり、シート排出不良が生じていたが、本発明の排紙ロ
ーラ75では、ローラ間が連続した同一直径の一本のロ
ーラであるので、製本シートSおよびシートSが排紙ロ
ーラ75によって滑らかに排紙トレイ44に排出するこ
とができるので、シート排出不良がなくなり、円滑なシ
ート排出を行うことができる。
トSを排紙トレイ44に排出するとき、および製本シー
トSをステープル用プレート43から排紙トレイ44に
排出するとき、従来の排紙ローラでは、ローラ間に形成
された窪み部分により製本シートSおよびシートSが挟
まり、シート排出不良が生じていたが、本発明の排紙ロ
ーラ75では、ローラ間が連続した同一直径の一本のロ
ーラであるので、製本シートSおよびシートSが排紙ロ
ーラ75によって滑らかに排紙トレイ44に排出するこ
とができるので、シート排出不良がなくなり、円滑なシ
ート排出を行うことができる。
【0047】
【発明の効果】本発明のシート排出装置は、以上のよう
に、本体装置から搬入されたシートを受けるシート受け
台と、このシート受け台上のシートを揃えるシート整合
手段と、シート整合手段により整合されたシートを押し
出すシート押し出し手段と、このシート押し出し手段に
よりシート受け台から排出されたシートを受ける排紙ト
レイとを有するシート排出装置において、上記シート受
け台のシート押し出し方向端部に、シート受け台幅方向
に軸を有し、最大シート幅よりやや長い長さを有する均
一直径の排紙ローラが設けられていることを特徴とする
構成である。
に、本体装置から搬入されたシートを受けるシート受け
台と、このシート受け台上のシートを揃えるシート整合
手段と、シート整合手段により整合されたシートを押し
出すシート押し出し手段と、このシート押し出し手段に
よりシート受け台から排出されたシートを受ける排紙ト
レイとを有するシート排出装置において、上記シート受
け台のシート押し出し方向端部に、シート受け台幅方向
に軸を有し、最大シート幅よりやや長い長さを有する均
一直径の排紙ローラが設けられていることを特徴とする
構成である。
【0048】それゆえ、シート整合時及びシート排出時
に、シートが排紙ローラ上を滑らかに移動することがで
き、シート整合不良がなくなり、また、シート排出不良
がなくなるので、シート後処理およびシート排出を円滑
に行うことができ、複写の作業効率が向上するという効
果を奏する。
に、シートが排紙ローラ上を滑らかに移動することがで
き、シート整合不良がなくなり、また、シート排出不良
がなくなるので、シート後処理およびシート排出を円滑
に行うことができ、複写の作業効率が向上するという効
果を奏する。
【図1】本発明の排紙ローラを装着したシート整合手段
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1のシート整合手段をシート排出方向から見
た正面説明図である。
た正面説明図である。
【図3】本発明の一実施例を示すシート後処理装置の全
体構成を示す正面図である。
体構成を示す正面図である。
【図4】図3に示したシート後処理装置における各検出
スイッチの配設位置を示す説明図である。
スイッチの配設位置を示す説明図である。
【図5】図3に示したシート後処理装置を備えている複
写機の全体構成図である。
写機の全体構成図である。
【図6】従来の排紙ローラを装着したシート整合手段を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】図6の排紙ローラ方向から見たシート整合手段
を示す正面説明図であり、同図(a)は、幅寄せ部材が
位置決め部材方向に移動するものであり、同図(b)
は、幅寄せ部材がもとの位置に移動するものである。
を示す正面説明図であり、同図(a)は、幅寄せ部材が
位置決め部材方向に移動するものであり、同図(b)
は、幅寄せ部材がもとの位置に移動するものである。
43 ステープル用プレート 74 回転軸 75 排紙ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】本体装置から搬入されたシートを受けるシ
ート受け台と、このシート受け台上のシートを揃えるシ
ート整合手段と、シート整合手段により整合されたシー
トを押し出すシート押し出し手段と、このシート押し出
し手段によりシート受け台から排出されたシートを受け
る排紙トレイとを有するシート排出装置において、 上記シート受け台のシート押し出し方向端部に、シート
受け台幅方向に軸を有し、最大シート幅よりやや長い長
さを有する均一直径の排紙ローラが設けられていること
を特徴とするシート排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4128976A JPH05319658A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | シート排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4128976A JPH05319658A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | シート排出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05319658A true JPH05319658A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=14998060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4128976A Pending JPH05319658A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | シート排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05319658A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0885662A (ja) * | 1994-03-18 | 1996-04-02 | Xerox Corp | シートの反転及びスタッキングシステム |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP4128976A patent/JPH05319658A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0885662A (ja) * | 1994-03-18 | 1996-04-02 | Xerox Corp | シートの反転及びスタッキングシステム |
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