JPH05319592A - 紙葉類の繰出し装置 - Google Patents
紙葉類の繰出し装置Info
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- JPH05319592A JPH05319592A JP4148358A JP14835892A JPH05319592A JP H05319592 A JPH05319592 A JP H05319592A JP 4148358 A JP4148358 A JP 4148358A JP 14835892 A JP14835892 A JP 14835892A JP H05319592 A JPH05319592 A JP H05319592A
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- JP
- Japan
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- feeding
- roller
- sheet
- separating
- bills
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/02—Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
- B65H3/06—Rollers or like rotary separators
- B65H3/0676—Rollers or like rotary separators with two or more separator rollers in the feeding direction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2404/00—Parts for transporting or guiding the handled material
- B65H2404/50—Surface of the elements in contact with the forwarded or guided material
- B65H2404/53—Surface of the elements in contact with the forwarded or guided material with particular mechanical, physical properties
- B65H2404/531—Surface of the elements in contact with the forwarded or guided material with particular mechanical, physical properties particular coefficient of friction
- B65H2404/5311—Surface with different coefficients of friction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/10—Handled articles or webs
- B65H2701/19—Specific article or web
- B65H2701/1912—Banknotes, bills and cheques or the like
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、新札のように密着性の高い紙葉類
の繰出しであっても、確実に分離動作を付与して、１枚
ずつ確実に繰出すことができる紙葉類の繰出し装置を提
供する。 【構成】この発明は、紙葉類を立姿に重ねて収納し、こ
の重ね方向の一方に紙葉類を付勢移送する収納部の付勢
移送側に、同期して回転する上部繰出しローラと下部繰
出しローラとを対設して該付勢移送側の下部側より紙葉
類を繰出す紙葉類の繰出し装置であって、上記紙葉類の
重ね方向に進退許容し、上部繰出しローラより上部位置
で紙葉類に対向する分離ローラと、上記分離ローラと対
向する上部繰出しローラの回転軸上に固定され、上記上
部繰出しローラの１枚繰出し後に２枚目以降の重ね紙葉
類を反対接側に分離させるタイミングで位置設定した回
転カムとを備えたことを特徴としている。
の繰出しであっても、確実に分離動作を付与して、１枚
ずつ確実に繰出すことができる紙葉類の繰出し装置を提
供する。 【構成】この発明は、紙葉類を立姿に重ねて収納し、こ
の重ね方向の一方に紙葉類を付勢移送する収納部の付勢
移送側に、同期して回転する上部繰出しローラと下部繰
出しローラとを対設して該付勢移送側の下部側より紙葉
類を繰出す紙葉類の繰出し装置であって、上記紙葉類の
重ね方向に進退許容し、上部繰出しローラより上部位置
で紙葉類に対向する分離ローラと、上記分離ローラと対
向する上部繰出しローラの回転軸上に固定され、上記上
部繰出しローラの１枚繰出し後に２枚目以降の重ね紙葉
類を反対接側に分離させるタイミングで位置設定した回
転カムとを備えたことを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば現金自動預金
支払機で取扱われる紙幣等の紙葉類を１枚ずつ繰出し処
理する紙葉類の繰出し装置に関し、さらに詳しくは高性
能の分離性能を備えた紙葉類の繰出し装置に関する。
支払機で取扱われる紙幣等の紙葉類を１枚ずつ繰出し処
理する紙葉類の繰出し装置に関し、さらに詳しくは高性
能の分離性能を備えた紙葉類の繰出し装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に使用されている紙葉類の繰出し装
置は、収納部内に立姿で重ねて整列収納した紙葉類を、
その前面側に対向する主繰出しローラおよび補助繰出し
ローラに付勢対接させ、これらローラの繰出し回転力に
よって、この紙葉類の重ね方向の下部より紙葉類を１枚
ずつ繰出している（例えば先行出願の実願昭６１−１９
３２４３号参照）。
置は、収納部内に立姿で重ねて整列収納した紙葉類を、
その前面側に対向する主繰出しローラおよび補助繰出し
ローラに付勢対接させ、これらローラの繰出し回転力に
よって、この紙葉類の重ね方向の下部より紙葉類を１枚
ずつ繰出している（例えば先行出願の実願昭６１−１９
３２４３号参照）。
【０００３】しかし、流通性の度合いに応じて密着性や
腰の異なる様々な紙幣を繰出すとき、新札の場合に密着
性が高く、この新札の場合に１枚ずつ繰出すときの分離
性能に限界が生じて連出しを誘起しやすい傾向にあり、
特に密着性の高いドル紙幣等の外国紙幣の新札を繰出す
場合には顕著であった。
腰の異なる様々な紙幣を繰出すとき、新札の場合に密着
性が高く、この新札の場合に１枚ずつ繰出すときの分離
性能に限界が生じて連出しを誘起しやすい傾向にあり、
特に密着性の高いドル紙幣等の外国紙幣の新札を繰出す
場合には顕著であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、新
札のように密着性の高い紙葉類の繰出しであっても、確
実に分離動作を付与して、１枚ずつ確実に繰出すことが
できる紙葉類の繰出し装置の提供を目的とする。
札のように密着性の高い紙葉類の繰出しであっても、確
実に分離動作を付与して、１枚ずつ確実に繰出すことが
できる紙葉類の繰出し装置の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、紙葉類を立
姿に重ねて収納し、この重ね方向の一方に紙葉類を付勢
移送する収納部の付勢移送側に、同期して回転する上部
繰出しローラと下部繰出しローラとを対設して該付勢移
送側の下部側より紙葉類を繰出す紙葉類の繰出し装置で
あって、上記紙葉類の重ね方向に進退許容し、上部繰出
しローラより上部位置で紙葉類に対向する分離ローラ
と、上記分離ローラと対向する上部繰出しローラの回転
軸上に固定され、上記上部繰出しローラの１枚繰出し後
に２枚目以降の重ね紙葉類を反対接側に分離させるタイ
ミングで位置設定した回転カムとを備えたことを特徴と
する。
姿に重ねて収納し、この重ね方向の一方に紙葉類を付勢
移送する収納部の付勢移送側に、同期して回転する上部
繰出しローラと下部繰出しローラとを対設して該付勢移
送側の下部側より紙葉類を繰出す紙葉類の繰出し装置で
あって、上記紙葉類の重ね方向に進退許容し、上部繰出
しローラより上部位置で紙葉類に対向する分離ローラ
と、上記分離ローラと対向する上部繰出しローラの回転
軸上に固定され、上記上部繰出しローラの１枚繰出し後
に２枚目以降の重ね紙葉類を反対接側に分離させるタイ
ミングで位置設定した回転カムとを備えたことを特徴と
する。
【０００６】
【作用】この発明によれば、紙葉類を繰出すとき、上部
繰出しローラと下部繰出しローラに付勢対接された紙葉
類は、これら両ローラの回転に伴って下側の繰出し部分
へと繰出され始める。このとき、上部繰出しローラの１
枚繰出し動作後に２枚目以降の重ね紙葉類を反対接側に
分離させるタイミングで回転カムが回転対応して分離ロ
ーラが、２枚目以降の紙葉類を押圧支持して１枚目と２
枚目とを確実に分離する。
繰出しローラと下部繰出しローラに付勢対接された紙葉
類は、これら両ローラの回転に伴って下側の繰出し部分
へと繰出され始める。このとき、上部繰出しローラの１
枚繰出し動作後に２枚目以降の重ね紙葉類を反対接側に
分離させるタイミングで回転カムが回転対応して分離ロ
ーラが、２枚目以降の紙葉類を押圧支持して１枚目と２
枚目とを確実に分離する。
【０００７】
【発明の効果】このように、繰出しローラの繰出し初期
動作時に、分離ローラが２枚目以降を押圧支持して繰出
し規制する強制的な分離作用を付与するため、１枚ずつ
確実に分離動作しながら繰出すことができる。また、繰
出し動作する毎に、分離ローラを紙葉類重ね方向に進退
させて、収納部内の全紙葉類を頻繁に前後方向に揺さぶ
ることになるため、収納部内の繰出し待機状態で予め紙
葉類間に空気が入って、自然に紙葉類間の分離を促すこ
とができる。このため、密着性の高い外国紙幣等に効果
的であり、信頼性の高い分離性能を有して確実に連出し
を解消することができる。
動作時に、分離ローラが２枚目以降を押圧支持して繰出
し規制する強制的な分離作用を付与するため、１枚ずつ
確実に分離動作しながら繰出すことができる。また、繰
出し動作する毎に、分離ローラを紙葉類重ね方向に進退
させて、収納部内の全紙葉類を頻繁に前後方向に揺さぶ
ることになるため、収納部内の繰出し待機状態で予め紙
葉類間に空気が入って、自然に紙葉類間の分離を促すこ
とができる。このため、密着性の高い外国紙幣等に効果
的であり、信頼性の高い分離性能を有して確実に連出し
を解消することができる。
【０００８】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は紙幣の繰出し装置を示し、図１におい
て、紙幣１１の収納部１２は、この紙幣１１を横長の立
姿に重ねた状態で底板１３上に整列収納し、押圧板１４
により、紙幣１１を繰出し側に付勢して移送する。
述する。図面は紙幣の繰出し装置を示し、図１におい
て、紙幣１１の収納部１２は、この紙幣１１を横長の立
姿に重ねた状態で底板１３上に整列収納し、押圧板１４
により、紙幣１１を繰出し側に付勢して移送する。
【０００９】上述の収納部１２の繰出し側には、その上
下位置に略同径の上部繰出しローラ１５と、下部繰出し
ローラ１６とを対設して、これらローラ１５，１６が収
納部１２前面の紙幣を受止める状態で対接し、両ローラ
１５，１６の同期した繰出し作用および後述する上部分
離ローラ１７の繰出し作用により、紙幣１１を収納部１
２より１枚ずつ繰出し操作する。
下位置に略同径の上部繰出しローラ１５と、下部繰出し
ローラ１６とを対設して、これらローラ１５，１６が収
納部１２前面の紙幣を受止める状態で対接し、両ローラ
１５，１６の同期した繰出し作用および後述する上部分
離ローラ１７の繰出し作用により、紙幣１１を収納部１
２より１枚ずつ繰出し操作する。
【００１０】上述の両繰出しローラ１５，１６は、外周
面の一部にゴム材等の摩擦係数の高い繰出し部材１８を
周設し、これら繰出しローラ１５，１６の一回転で紙幣
１１を１枚出しする大きさに設けている。
面の一部にゴム材等の摩擦係数の高い繰出し部材１８を
周設し、これら繰出しローラ１５，１６の一回転で紙幣
１１を１枚出しする大きさに設けている。
【００１１】そして、これら繰出しローラ１５，１６を
紙幣１１の繰出し幅に対応させて、左右一対に上部回転
軸１９と下部回転軸２０とにそれぞれ軸着し、このうち
上部回転軸１９が図示しない動力伝達機構を介した駆動
手段により回転駆動され、また上下部の回転軸１９，２
０間が図示しない同期ベルトに接続されて、両繰出しロ
ーラ１５，１６は同期回転する。
紙幣１１の繰出し幅に対応させて、左右一対に上部回転
軸１９と下部回転軸２０とにそれぞれ軸着し、このうち
上部回転軸１９が図示しない動力伝達機構を介した駆動
手段により回転駆動され、また上下部の回転軸１９，２
０間が図示しない同期ベルトに接続されて、両繰出しロ
ーラ１５，１６は同期回転する。
【００１２】また、上部繰出しローラ１５には、上部分
離ローラ１７を併設し、下部繰出しローラ１６には、下
部分離ローラ２１を対設して、繰出し時の分離性能を高
めている。
離ローラ１７を併設し、下部繰出しローラ１６には、下
部分離ローラ２１を対設して、繰出し時の分離性能を高
めている。
【００１３】上部分離ローラ１７は、収納部１２の繰出
し側に対向する紙幣１１の前面と、これと対向する上部
回転軸１９との対向空間に介在可能な小径を有して、上
端の支点ピン２２を傾動支点とする傾動レバー２３の下
端に枢着して紙幣１１の重ね方向に傾動許容され、かつ
上部繰出しローラ１５の中心位置より若干上部位置に設
定して配設している。また、通常は傾動レバー２３に取
付けられた付勢バネ２４による後退方向の付勢力が作用
して、紙幣１１と非接触の後退位置で待機しており、後
述する回転カム２５により進退動作される。
し側に対向する紙幣１１の前面と、これと対向する上部
回転軸１９との対向空間に介在可能な小径を有して、上
端の支点ピン２２を傾動支点とする傾動レバー２３の下
端に枢着して紙幣１１の重ね方向に傾動許容され、かつ
上部繰出しローラ１５の中心位置より若干上部位置に設
定して配設している。また、通常は傾動レバー２３に取
付けられた付勢バネ２４による後退方向の付勢力が作用
して、紙幣１１と非接触の後退位置で待機しており、後
述する回転カム２５により進退動作される。
【００１４】上述の回転カム２５は、上部回転軸１９上
に固定され、図２にも示すように、上部回転軸１９上で
上部繰出しローラ１５と一体に回転し、この回転に伴い
該回転カム２５の周面が上部分離ローラ１７に当接し
て、該上部分離ローラ１７を付勢バネ２４に抗した前方
に移動させ、上部分離ローラ１７は後退待機位置から前
進して紙幣１１を反繰出し側に押戻す前進押戻し位置に
傾動し、さらに回転を続けると後退し始め、１回転で元
の待機位置に戻るように設定している。
に固定され、図２にも示すように、上部回転軸１９上で
上部繰出しローラ１５と一体に回転し、この回転に伴い
該回転カム２５の周面が上部分離ローラ１７に当接し
て、該上部分離ローラ１７を付勢バネ２４に抗した前方
に移動させ、上部分離ローラ１７は後退待機位置から前
進して紙幣１１を反繰出し側に押戻す前進押戻し位置に
傾動し、さらに回転を続けると後退し始め、１回転で元
の待機位置に戻るように設定している。
【００１５】この場合、回転カム２５による紙幣押戻し
のタイミングは、上部繰出しローラ１５の１枚繰出し動
作を開始し始めて１枚目が若干下がり、２枚目が上部分
離ローラ１７と対応した時点で、該回転カム２５による
上部分離ローラ１７の押戻し動作を実行させるタイミン
グをとっている。
のタイミングは、上部繰出しローラ１５の１枚繰出し動
作を開始し始めて１枚目が若干下がり、２枚目が上部分
離ローラ１７と対応した時点で、該回転カム２５による
上部分離ローラ１７の押戻し動作を実行させるタイミン
グをとっている。
【００１６】したがって、回転カム２５の動きに連動す
る上部分離ローラ１７は紙幣の初期繰出し時に、２枚目
以降の重ね紙幣１１…を押戻し、押戻された２枚目以降
の重ね紙幣１１…を押圧板１４と上部分離ローラ１７と
で両側よりサンドイッチ状に挟持して繰出しを規制する
ため、連出しを確実に防止し、この強制的な分離作用に
より、紙幣を１枚ずつ確実に分離動作しながら繰出す。
る上部分離ローラ１７は紙幣の初期繰出し時に、２枚目
以降の重ね紙幣１１…を押戻し、押戻された２枚目以降
の重ね紙幣１１…を押圧板１４と上部分離ローラ１７と
で両側よりサンドイッチ状に挟持して繰出しを規制する
ため、連出しを確実に防止し、この強制的な分離作用に
より、紙幣を１枚ずつ確実に分離動作しながら繰出す。
【００１７】また、上部分離ローラ１７の高さ位置を、
上部繰出しローラ１５の中心位置より若干高めに設定す
るのは、繰出し初期時に１枚目が下がって２枚目以降が
最初に露出される２枚目上部と直ちに対応して初期分離
するためであり、これにより繰出し初期時点で１枚目と
２枚目との分離動作を直ちに実行する。
上部繰出しローラ１５の中心位置より若干高めに設定す
るのは、繰出し初期時に１枚目が下がって２枚目以降が
最初に露出される２枚目上部と直ちに対応して初期分離
するためであり、これにより繰出し初期時点で１枚目と
２枚目との分離動作を直ちに実行する。
【００１８】一方、下部繰出しローラ１６の後段側の繰
出し対向面には、外周面にゴム材等の摩擦係数の高い繰
出し部材を備えた１枚出し制御用の下部分離ローラ２１
を対設している。
出し対向面には、外周面にゴム材等の摩擦係数の高い繰
出し部材を備えた１枚出し制御用の下部分離ローラ２１
を対設している。
【００１９】このように構成された紙幣の繰出し装置
は、図１に示すように、繰出し待機状態では収納部１２
の紙幣１１…が後方より押圧板１４に押圧付勢されて、
前面に位置する紙幣１１が、上部繰出しローラ１５およ
び下部繰出しローラ１６に付勢対接した状態で待機して
いる。
は、図１に示すように、繰出し待機状態では収納部１２
の紙幣１１…が後方より押圧板１４に押圧付勢されて、
前面に位置する紙幣１１が、上部繰出しローラ１５およ
び下部繰出しローラ１６に付勢対接した状態で待機して
いる。
【００２０】この待機状態で、今、繰出し信号が入力さ
れると、図２に示すように、上部繰出しローラ１５と繰
出しローラ１６とが同期して繰出し方向に回転し、この
繰出し回転力を受けた１枚目の紙幣１１は、下側の繰出
し方向に引出され始める。
れると、図２に示すように、上部繰出しローラ１５と繰
出しローラ１６とが同期して繰出し方向に回転し、この
繰出し回転力を受けた１枚目の紙幣１１は、下側の繰出
し方向に引出され始める。
【００２１】このとき、回転カム２５が上部繰出しロー
ラ１５と一体に回転して、上部分離ローラ１７を後退待
機位置から前進させて２枚目以降の紙幣１１…を反付勢
方向に押戻す前進位置まで傾動させる。
ラ１５と一体に回転して、上部分離ローラ１７を後退待
機位置から前進させて２枚目以降の紙幣１１…を反付勢
方向に押戻す前進位置まで傾動させる。
【００２２】これにより、２枚目以降の重ね紙幣１１…
を押圧板１４と該上部分離ローラ１７とでサンドイッチ
状に挟持して繰出し規制するため、２枚目以降は固定さ
れた状態となり、連出しを確実に防止する。
を押圧板１４と該上部分離ローラ１７とでサンドイッチ
状に挟持して繰出し規制するため、２枚目以降は固定さ
れた状態となり、連出しを確実に防止する。
【００２３】さらに、回転カム２５が回転を続けると後
退し始め、１回転で元の待機位置に戻り、また１枚目の
紙幣は上部繰出しローラ１５の繰出し部材１８と離れた
時点で、下部繰出しローラ１６と下部分離ローラ２１の
間に噛込まれて確実に１枚出しされる。
退し始め、１回転で元の待機位置に戻り、また１枚目の
紙幣は上部繰出しローラ１５の繰出し部材１８と離れた
時点で、下部繰出しローラ１６と下部分離ローラ２１の
間に噛込まれて確実に１枚出しされる。
【００２４】上述のように、繰出しローラの繰出し初期
動作時に、上部分離ローラが２枚目以降を押圧支持して
繰出し規制する強制的な分離作用を付与するため、１枚
ずつ確実に分離動作しながら繰出すことができる。ま
た、繰出し動作する毎に、上部分離ローラを紙幣重ね方
向に進退させて、収納部内の全紙幣を頻繁に前後方向に
揺さぶることになるため、収納部内の繰出し待機状態で
予め紙幣間に空気が入って、自然に紙幣間の分離を促す
ことができる。このため、密着性の高い外国紙幣等に効
果的であり、信頼性の高い分離性能を有して確実に連出
しを解消することができる。
動作時に、上部分離ローラが２枚目以降を押圧支持して
繰出し規制する強制的な分離作用を付与するため、１枚
ずつ確実に分離動作しながら繰出すことができる。ま
た、繰出し動作する毎に、上部分離ローラを紙幣重ね方
向に進退させて、収納部内の全紙幣を頻繁に前後方向に
揺さぶることになるため、収納部内の繰出し待機状態で
予め紙幣間に空気が入って、自然に紙幣間の分離を促す
ことができる。このため、密着性の高い外国紙幣等に効
果的であり、信頼性の高い分離性能を有して確実に連出
しを解消することができる。
【００２５】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の紙葉類は、上述の実施例の紙幣
１１に対応し、以下同様に、分離ローラは、上部分離ロ
ーラ１７に対応し、回転軸は、上部回転軸１９に対応す
るも、この発明は、上述の一実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
応において、この発明の紙葉類は、上述の実施例の紙幣
１１に対応し、以下同様に、分離ローラは、上部分離ロ
ーラ１７に対応し、回転軸は、上部回転軸１９に対応す
るも、この発明は、上述の一実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【図１】この発明の紙幣の繰出し装置の繰出し待機状態
を示す要部側面図。
を示す要部側面図。
【図２】この発明の紙幣の繰出し装置の繰出し動作状態
を示す要部側面図。
を示す要部側面図。
１１…紙 幣 １２…収納部 １５…上部繰出しローラ １６…下部繰出しローラ １７…上部分離ローラ １９…上部回転軸 ２５…回転カム
Claims (1)
- 【請求項１】紙葉類を立姿に重ねて収納し、この重ね方
向の一方に紙葉類を付勢移送する収納部の付勢移送側
に、同期して回転する上部繰出しローラと下部繰出しロ
ーラとを対設して該付勢移送側の下部側より紙葉類を繰
出す紙葉類の繰出し装置であって、上記紙葉類の重ね方
向に進退許容し、上部繰出しローラより上部位置で紙葉
類に対向する分離ローラと、上記分離ローラと対向する
上部繰出しローラの回転軸上に固定され、上記上部繰出
しローラの１枚繰出し後に２枚目以降の重ね紙葉類を反
対接側に分離させるタイミングで位置設定した回転カム
とを備えた紙葉類の繰出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4148358A JPH05319592A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 紙葉類の繰出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4148358A JPH05319592A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 紙葉類の繰出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05319592A true JPH05319592A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15450975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4148358A Pending JPH05319592A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 紙葉類の繰出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05319592A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006134637A1 (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-21 | Glory Ltd. | 紙葉類繰出装置 |
| CN101898693A (zh) * | 2005-06-14 | 2010-12-01 | 光荣株式会社 | 纸张类输送装置 |
| KR20160080621A (ko) * | 2014-12-30 | 2016-07-08 | 노틸러스효성 주식회사 | 픽업유닛 및 다권종 지폐 정렬장치 |
| CN106276338A (zh) * | 2016-08-23 | 2017-01-04 | 广东东方精工科技股份有限公司 | 一种同时下降分时上升抬板的送纸方法 |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP4148358A patent/JPH05319592A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006134637A1 (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-21 | Glory Ltd. | 紙葉類繰出装置 |
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