JPH0531910B2 - - Google Patents

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JPH0531910B2
JPH0531910B2 JP63143392A JP14339288A JPH0531910B2 JP H0531910 B2 JPH0531910 B2 JP H0531910B2 JP 63143392 A JP63143392 A JP 63143392A JP 14339288 A JP14339288 A JP 14339288A JP H0531910 B2 JPH0531910 B2 JP H0531910B2
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JP
Japan
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oxide
heavy oil
nonionic surfactant
emulsion fuel
sodium
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Application number
JP63143392A
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JPH01313594A (ja
Inventor
Noboru Moryama
Tsugitoshi Ogura
Akio Kai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kao Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US07/394,486 priority patent/US5024676A/en
Priority to GB8919424A priority patent/GB2235465B/en
Priority to SE8903061A priority patent/SE466313B/sv
Priority to DE3932707A priority patent/DE3932707A1/de
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Publication of JPH0531910B2 publication Critical patent/JPH0531910B2/ja
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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/32Liquid carbonaceous fuels consisting of coal-oil suspensions or aqueous emulsions or oil emulsions
    • C10L1/328Oil emulsions containing water or any other hydrophilic phase

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は超重質油エマルシヨン燃料に関する。 〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕 石油、石炭及びLNGに含まれない化石燃料資
源として、オイルサンド、ビチユーメン類(オリ
ノコタール、アサバスカビチユーメン)などが埋
蔵量が多いことから非常に注目されている。ま
た、石油系でもナフサなどの蒸留留出油分を除い
たアスフアルト又はその熱処理残渣類は多量にあ
まつている。これらの超重質油は通常減圧蒸留残
分である420〜450℃以上の重質留分を約60〜70%
以上含有する油状物質で、そのままでは流動しな
いか、又は数万センチポイズ以上の高粘性を有し
ている。そのため、燃料として使用するには、
280〜300℃などの高温にしないとハンドリングや
露化などで問題があり、また配管などの閉塞のト
ラブルを起こし易く、大変、使いにくい燃料であ
る。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは適当な界面活性剤を用いると超重
質油(O)を水(W)の中に乳化させた超重質油の水中油
滴型(O/W型)エマルシヨン燃料を製造できる
ことを見出した。このエマルシヨン燃料は水に比
較的近い粘度を示し、高温、例えば80〜90℃の温
度で十分な露化が可能であり、大変、取り扱い易
い燃料である。O/W型エマルシヨン燃料におい
て、W(水)の含量が低いほど、即ちO(油)含量
が多いほど、燃料として好ましく、燃料損失が少
ない。エマルシヨン燃料が通常の液体の燃料油と
同じように扱えるためには、輸送や貯蔵に耐える
長期安定性が必要である。従来、灯油、A重油、
B重油、C重油などの流動性良好な油を乳化して
使用することは数多く報告されているが、重質留
分が大変高く、流動しないか又は数万センチポイ
ズ以上の高粘性を持つ超重質油を乳化し、燃料と
して使用することは殆ど報告されていない。 本発明者らは超重質油100部(重量基準、以下
同じ)、水30〜80部好ましくは33〜50部、下記の
(i)〜(vii)で示される群から選ばれるアニオン界面活
性剤0.01〜4重量部、及び下記の()〜()
で示される群から選ばれるHLB(親水性親油性バ
ランス)14〜19のノニオン界面活性剤を、アニオ
ン界面活性剤/ノニオン界面活性剤(重量比)
2/98〜75/25、好ましくは10/90〜40/60で使
用して、ラインミキサーなどの機械的な力で攪拌
すると、低い粘度のO/W型の超重質油エマルシ
ヨン燃料で製造できることを見出し、本発明を完
成させたのである。 <アニオン界面活性剤> (i) ナフタリン、アルキルナフタリン、アルキル
フエノール、アルキルベンゼンなどの芳香族環
化合物のスルホン酸又はスルホン酸塩のホルマ
リン縮合物。但し、ホルマリンの平均縮合度は
1.2〜100、好ましくは2〜20。塩はアンモニウ
ム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、トリエチルアミン
などの低級アミン、ナトリウム、カリウム、マ
グネシウム、カルシウムなどのアルカリ金属又
はアルカリ土類金属類である。 (ii) リグニンスルホン酸、リグニンスルホン酸
塩、その誘導体、リグニンスルホン酸とナフタ
リン、アルキルナフタリンなどの芳香族化合物
のスルホン酸とのホルマリン縮合物及びその
塩。塩としては上記のいずれの場合も、アンモ
ニウム、モノエタノールアミン、ジエタノール
アミン、トリエタノールアミン、トリエチルア
ミンなどの低級アミン、ナトリウム、カリウ
ム、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ
金属又はアルカリ土類金属である。ホルマリン
の平均縮合度は1.2〜50、好ましくは2〜20で
ある。リグニンの中では変性リグニン、例えば
カルボキシル基を少し導入した方が、特に高温
で優れた性能を示す。 (iii) ポリスチレンスルホン酸又はその塩及びスチ
レンスルホン酸と他の共重合性モノマーとの共
重合体とその塩。但し、分子量は500〜50万、
好ましくは2000〜10万。塩はアンモニウム、モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、トリエチルアミンなどの
低級アミン、ナトリウム、カリウム、カルシウ
ム、マグネシウムなどのアルカリ金属又はアル
カリ土類金属である。共重合性モノマーとして
は、例えばアクリル酸、メタクリル酸、酢酸ビ
ニル、アクリル酸エステル、オレフイン、アリ
ルアルコール及びその酸化エチレン付加物、
AMPSなどがその代表例である。 (iv) ジシクロペンタジエンスルホン酸重合物又は
その塩。重合物の分子量は500から50万、好ま
しくは2000〜10万。塩は、アンモニウム、モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、トリエチルアミンなどの低
級アミン、ナトリウム、カリウム、カルシウ
ム、マグネシウムなどのアルカリ金属又はアル
カリ土類金属類である。 (v) 無水マレイン酸又は/及び無水イタコン酸と
他の共重合性モノマーとの共重合体とその酸及
び塩。但し、分子量は500から50万、好ましく
は1500〜10万である。塩はアンモニウム及びナ
トリウム、カリウムなどのアルカリ金属類であ
る。共重合性モノマーとしては、オレフイン
(エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンテン、
ヘキセン、ヘプテン、オクテン、ノネン、デセ
ン、ウンデセン、ドデセン、トリデセン、テト
ラデセン、ペンタデセン、ヘキサデセン)、ス
チレン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メ
タクリル酸、アクリル酸などである。 (vi) 液状ポリブタンジエンのマレイン化物及びそ
の塩。但し、液状ポリブタジエンの分子量は
500〜20万、好ましくは1000〜5万。マレイン
化度は水に溶解するのに必要なだけでよいが、
好ましくは40〜70%である。塩としては、アン
モニウム及びナトリウム、カリウムなどのアル
カリ金属類である。 (vii) 親水基を分子中に1個又は2個持つ、次のア
ニオン界面活性剤。 (a) 炭素数4〜18のアルコールの硫酸エステル
塩。但し、塩としては、アンモニウム、モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、トリエチルアミンなど
の低級アミン、ナトリウム、カリウム、マグ
ネシウム、カルシウムなどのアルカリ金属又
はアルカリ土類金属類である。ドデシル硫酸
ナトリウム、オクチル硫酸ナトリウムなどが
その代表例である。 (b) 炭素数4〜18のアルカン、アルケン又は/
及びアルキルアリールスルホン酸又はその
塩。但し、塩としては、アンモニウム、モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、トリエチルアミンなど
の低級アミン、ナトリウム、カリウム、マグ
ネシウム、カルシウムなどのアルカリ金属又
はアルカリ土類金属類である。ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、ブチルナフタリ
ンスルホン酸ナトリウム、ドデカンスルホン
酸ナトリウムが代表例である。 (c) 活性水素を分子中に1個以上持つ化合物の
アルキレンオキシド付加物の硫酸化物又はリ
ン酸エステル化物及びそれらの塩。塩として
は、アンモニウム、ナトリウム、カリウム、
マグネシウム、カルシウムである。ポリオキ
シエチレン(3モル)ノニルフエニルエーテ
ルの硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシ
エチレン(3モル)ドデシルエーテルのリン
酸エステルナトリウム塩がその代表例であ
る。 (d) 炭素数4〜22の飽和又は不飽和脂肪酸のエ
ステルであるスルホコハク酸塩。但し、塩と
しては、アンモニウム、ナトリウム、カリウ
ムである。ジオクチルスルホコハク酸ナトリ
ウム塩またはアンモニウム塩、ジブチルスル
ホコハク酸ナトリウム塩などがその代表例で
ある。 (e) アルキルジフエニルエーテルジスルホン酸
又はその塩。アルキル基は炭素数8〜18のア
ルキル基であり、塩はアンモニウム、ナトリ
ウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム
である。 (f) ロジン酸又はその塩。塩としてはアンモニ
ウム、ナトリウム、カリウムである。ロジン
酸と高級脂肪酸の混合酸であるトール油混酸
とその塩もこの中に含まれる。 (g) 炭素数4〜18のアルカン又はアルケン脂肪
族とその塩。塩はアンモニウム、カリウム又
はナトリウムである。 <HLB14〜19のノニオン界面活性剤> () フエノール、クレゾール、ブチルフエノー
ル、ノニルフエノール、ジノニルフエノール、
ドデシルフエノール、パラクミルフエノール、
ビスフエノールAなどのフエノール性水酸基を
有する化合物のアルキレンオキシド付加物。但
し、アルキレンオキシドはエチレンオキシド又
は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ド、スチレンオキシドである。 () アルキルフエノール、フエノール、メタク
レゾール、スチレン化フエノール、ベンジル化
フエノールなどのフエノール性水酸基を有する
化合物のホルマリン縮合物のアルキレンオキシ
ド付加物。縮合度の平均は1.2〜100、好ましく
は2〜20、アルキレンオキシドはエチレンオキ
シド又は/及びプロピレンオキシド、ブチレン
オキシド、スチレンオキシドである。 () 炭素数2〜50の一価の脂肪族アルコール及
び/又は脂肪族アミンのポリアルキレンオキシ
ド付加物。アルキレンオキシドはエチレンオキ
シド又は/及びプロピレンオキシド、ブチレン
オキシド、スチレンオキシドである。 () エチレンオキシドとプロピレンオキシド又
は/及びブチレンオキシド、スチレンオキシド
のブロツク又はランダム付加重合物。 () グリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール、ソルビトール、蔗糖、ポ
リグリセリン、エチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ポリ
プロピレングリコールなどの多価アルコール、
又はそれら多価アルコールと炭素数8〜18の脂
肪酸とのエステルのアルキレンオキシド付加
物。アルキレンオキシドはエチレンオキシド又
は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ド、スチレンオキシドである。 () エチレンジアミン、テトラエチレンジアミ
ン、ポリエチレンイミン(分子量600〜1万)
などの複数個の活性水素を有する多価アミンの
アルキレンオキシド付加物。アルキレンオキシ
ドはエチレンオキシド又は/及びプロピレンオ
キシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシド
である。 () トリグリセライド型油脂1モルと、グリセ
リン、トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール、ソルビトール、蔗糖、エチレングリ
コール、分子量1000以下のポリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、分子量1000以下
のポリプロピレングリコールからなる群から選
ばれた1種又は2種以上の多価アルコール及
び/又は水0.1〜5モルとの混合物に、アルキ
レンオキシドを付加反応させた生成物。アルキ
レンオキシドはエチレンオキシド又は/及びプ
ロピレンオキシド、ブチレンオキシド、スチレ
ンオキイシドである。 上記の(i)〜(ii)で示される群から選ばれたアニオ
ン界面活性剤のうち特に、ニグニンスルホン酸塩
やリグニンスルホン酸とナフタリンスルホン酸の
ホルマリン縮合物やそれらの塩、ナフタリンスル
ホン酸塩ホルマリン縮合物が総合的に優れた性能
を示した。アニオン界面活性剤の作用は超重質油
の粒子の界面に吸着し、粒子が更に小さくなるの
を助けると同時に、粒子に荷電を与え、粒子の再
凝集を妨げることである。ノニオン界面活性剤は
温度の影響を強くうけるが、アニオン界面活性剤
を添加すると温度の影響が弱くなり、エマルシヨ
ンの保存安定性が改良される。 上記のノニオン界面活性剤の作用は超重質油の
粒子の界面に吸着し、粒子が小さくなるのを助け
ると同時に、保護作用によつて、粒子の再凝集を
妨げることである。 アニオン界面活性剤単独では保存安定性が不十
分であり、ノニオン界面活性剤単独では温度の影
響を強くうけるため同様に安定なエマルシヨン燃
料はできない。アニオン界面活性剤をノニオン界
面活性剤に添加し、その温度依存性を弱めること
によつて、長時間安定なエマルシヨン燃料を製造
できる。 本発明のエマルシヨン燃料中のアニオン界面活
性剤/ノニオン界面活性剤の重量比は2/98〜
75/25であり、好ましくは10/90〜40/60であ
る。本発明のエマルシヨン燃料中のアニオン界面
活性剤の添加量は0.005〜2.2重量%、好ましくは
0.06〜0.61重量%である。アニオン界面活性剤及
びノニオン界面活性剤はそれぞれ2種以上を混合
したものを使用してもよい。また、アニオン界面
活性剤とノニオン界面活性剤は別々に添加しても
良いし、予め混合したものを添加しても良い。エ
マルシヨン燃料の製造の際、泡立ちはできるだけ
小さい方が好ましいが、一方、ある程度以上の親
油基の鎖長がないと超重質油の粒子表面に吸着し
てもその界面エネルギーを十分低下できないため
小さな粒子をつくることができない。そのため、
アニオン界面活性剤又は/及びノニオン界面活性
剤の親油基の鎖長は炭素数4以上、好ましくは8
以上である方が安定なエマルシヨン燃料をつくり
やすい。超重質油の粘性は非常に高いため、一般
に60℃以上の高温で乳化してエマルシヨン燃料を
製造している。粘性が高いほど高い温度が必要で
ある。界面活性剤は、水、油のいずれに添加して
も良いが、水に添加した方が取り扱いが容易であ
る。ノニオン界面活性剤のHLBは乳化温度によ
つて異なるが、14〜19、好ましくは15〜17であ
る。HLB14〜19のノニオン界面活性剤の中では
上記の()に記した界面活性剤が総合的に優れ
た性能を示した。次に()と()の界面活性
剤が優れた性能を示した。 エマルシヨン燃料を製造するための機械的な手
段としては、効率の良い攪拌手段ならばどのよう
な方法でも良いし、2つ以上の方法の組み合わせ
でも良い。特に高剪断型の攪拌装置が好ましい。
例えば、ラインミキサー、矢羽根タービン翼、プ
ロペラ翼、ブルマージン型翼、バドル翼などであ
る。 前記のアニオン界面活性剤とノニオン界面活性
剤を用いて製造した超重質油エマルシヨン燃料
100部に下記のHLB1.5〜14、好ましくは4.3〜14、
更に好ましくは12〜14の第2のノニオン界面活性
剤を0.01〜0.5部、好ましくは0.1〜0.35部添加し
て適切な攪拌機で攪拌するとより長時間安定なエ
マルシヨン燃料を製造できる。但し、霧化温度、
例えば90℃で霧化する場合、この温度以下で、
O/W型からW/O型へエマルシヨン系が転用す
ることが好ましく、それに必要な量は添加した方
が良い。再乳化の温度は70℃以下の温度、できれ
ば60℃程度の温度で乳化する方が好ましい。前記
のHLB1.5〜14のノニオン界面活性剤は前記
HLB14〜19のノニオン界面活性剤と全く同じ構
造でHLBが小さい、即ち、アルキレンオキシド
付加モル数が小さいものである。これらの中では
前記の()に示したノニオン界面活性剤が総合
的に優れた性能を示す。次に()と()に示
した活性剤が優れた性能を示す。 本発明で超重質油と呼んでいる油は高温に加温
しないと流動しない下記の油が含まれる。 (1) 石油系アスフアルト類及びその油の混合物。 (2) 石油系アスフアルト各種処理物、その中間製
品、残渣、及びそれらの油混合物。 (3) 高温で流動しない高流動点油あるいは原油。 (4) 石油系タールピツチ及びその油混合物。 (5) ビチユーメン類(オリノコタール、アサバス
カビチユーメン)。 一般にナフテン系アスフアルトは乳化が容易
で、パラフイン基油や混合基油に由来するアスフ
アルトは乳化が難しいと言われている。また、ナ
フテン系も揮発成分を十分留出させて、重質留分
が高いアスフアルトでは乳化しにくくなる。最近
のアスフアルトは揮発成分を十分に留出させたも
のが多くなつているが、本発明のアスフアルトは
従来の方法では長期間安定なエマルシヨンを製造
することが困難なアスフアルトを主な対象として
いる。 オリノコタールなどのビチユーメン類は蒸気注
入法などで油を抽出しているが、この工程で前記
のアニオン界面活性剤又は/及び前記のHLB14
〜19のノニオン界面活性剤を用いることができ
る。また、抽出後、砂その他の固体粒子を除いた
り、脱塩した後、前記のアニオン界面活性剤又
は/及びHLB14〜19のノニオン界面活性剤を添
加してエマルシヨン燃料を製造しても良い。更
に、前記のHLB1.5〜14のノニオン界面活性剤を
用いて乳化すると、長時間安定な超重質油のO/
W型エマルシヨン燃料を製造できる。 〔実施例〕 以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。 実施例 1 中東石油系アスフアルト(針入度60〜80)、又
はアサバスカビチユーメン(軟化温度12.5℃、カ
ナダ産)、水、表1及び表2に示す各種界面活性
剤を合計量300gになるように所定量を秤量し、
800ml遠沈管に入れ、75℃に加温する。一定温度
に達した後、特殊機化工製、TKホモミキサー
(低粘度攪拌翼付)により攪拌し、エマルシヨン
燃料を調製し、60℃の恒温槽に入れ、一定温度に
達した後、粘度を測定した。HLB1.5〜14のノニ
オン界面活性剤を更に添加する場合は、所定量の
この界面活性剤を添加した後、系の温度を50℃に
加熱し、上記のTKホモミキサーで、更に攪拌し
た後、60℃の恒温槽中に入れ、粘度を測定した。
エマルシヨン燃料の一部は50℃で保温し、状態を
1日後、3日後、7日後と観察し、一部は取り出
して、100メツシユの篩の通過量を測定した。粘
度は芝浦システム(株)製ビスメトロンVS−AI型、
No.2、ローター60rpmで測定し、篩通過量は50℃
の雰囲気でφ70mmの100メツシユステンレス製篩
に約10gの試料をのせ、10分後の篩残量を測定し
算出した。 結果を表1及び表2に示した。 尚、総合評価はエマルシヨンの粘度、篩通過
量、エマルシヨン放置後の分散状態の肉眼観察を
総合して行つた。◎>○>△>×の順に良好であ
り、△以上が一応、効果が認められる系である。 但し、静置後の分散状態は、第1図に示すよう
な表面層1、中間層2及び沈降層3の三層の状況
を観察して、それぞれ表面層、中間層、沈降層に
分けて評価した。 表面層1においては、表面の油滴の大小、それ
が大きくなつた油膜の大小を観察した。分散状態
は油滴なし>油滴少量>油膜少量>油膜多量の順
に良好である。 中間層2においては、乳化状態の良し悪しを観
察した。乳化状態は乳化良好>若干クリーム状>
クリーム状>分離状態>分離度大きい>完全分離
の順に良好である。 沈降層3においては、沈降物なし>ソフト沈降
物>ハード沈降物の順に良好である。ソフト沈降
物はやわらかく再分散が容易な沈降物であり、ハ
ード沈降物は固く、再分散が困難な沈降物であ
る。 表1中のホルマリン縮合物のホルマリン縮合度
は次の通り。 ●ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物Na塩
(縮合度4.1) ●クレゾールスルホン酸ホルマリン縮合物Na塩
(縮合度2.5) ●ブチルナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物
(縮合度3.6)
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は静置後の分散状態の評価に用いた遠沈
管の略示図である。 1:表面層、2:中間層、3:沈降層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 超重質油100重量部、水30〜80重量部、下記
    の(i)〜(ii)で示される群から選ばれるアニオン界面
    活性剤0.01〜4重量部、及び下記の()〜
    ()で示される群から選ばれるHLB(親水性・
    親油性バランス)14〜19のノニオン界面活性剤と
    をアニオン界面活性剤/ノニオン界面活性剤(重
    量比)2/98〜75/25で使用して乳化してなる超
    重質油エマルシヨン燃料。 <アニオン界面活性剤> (i) ナフタリン、アルキルナフタリン、アルキル
    フエノール、アルキルベンゼンなどの芳香族環
    化合物のスルホン酸又はスルホン酸塩のホルマ
    リン縮合物。但し、ホルマリンの平均縮合度は
    1.2〜100、塩はアンモニウム、モノエタノール
    アミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
    アミン、トリエチルアミンなどの低級アミン、
    ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシ
    ウムなどのアルカリ金属又はアルカリ土類金属
    類である。 (ii) リグニンスルホン酸、リグニンスルホン酸
    塩、その誘導体、リグニンスルホン酸とナフタ
    リン、アルキルナフタリンなどの芳香族化合物
    のスルホン酸とのホルマリン縮合物及びその
    塩。塩としては上記のいずれの場合も、アンモ
    ニウム、モノエタノールアミン、ジエタノール
    アミン、トリエタノールアミン、トリエチルア
    ミンなどの低級アミン、ナトリウム、カリウ
    ム、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ
    金属又はアルカリ土類金属である。ホルマリン
    の平均縮合度は1.2〜50である。 (iii) ポリスチレンスルホン酸又はその塩及びスチ
    レンスルホン酸と他の共重合性モノマーとの共
    重合体とその塩。但し、分子量は500〜50万。
    塩はアンモニウム、モノエタノールアミン、ジ
    エタノールアミン、トリエタノールアミン、ト
    リエチルアミンなどの低級アミン、ナトリウ
    ム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど
    のアルカリ金属又はアルカリ土類金属である。 (iv) ジシクロペンタジエンスルホン酸重合物又は
    その塩。重合物の分子量は500から50万。塩は、
    アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエタ
    ノールアミン、トリエタノールアミン、トリエ
    チルアミンなどの低級アミン、ナトリウム、カ
    リウム、カルシウム、マグネシウムなどのアル
    カリ金属又はアルカリ土類金属類である。 (v) 無水マレイン酸又は/及び無水イタコン酸と
    他の共重合性モノマーとの共重合体とその酸及
    び塩。但し、分子量は500から50万、塩はアン
    モニウム及びナトリウム、カリウムなどのアル
    カリ金属類である。 (vi) 液状ポリブタジエンのマレイン化物及びその
    塩。但し、液状ポリブタジエンの分子量は500
    〜20万、塩としては、アンモニウム及びナトリ
    ウム、カリウムなどのアルカリ金属類である。 (vii) 親水基を分子中に1個又は2個持つ、次のア
    ニオン界面活性剤。 (a) 炭素数4〜18のアルコールの硫酸エステル
    塩。但し、塩としては、アンモニウム、モノ
    エタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
    リエタノールアミン、トリエチルアミンなど
    の低級アミン、ナトリウム、カリウム、マグ
    ネシウム、カルシウムなどのアルカリ金属又
    はアルカリ土類金属類である。 (b) 炭素数4〜18のアルカン、アルケン又は/
    及びアルキルアリールスルホン酸又はその
    塩。但し、塩としては、アンモニウム、モノ
    エタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
    リエタノールアミン、トリエチルアミンなど
    の低級アミン、ナトリウム、カリウム、マグ
    ネシウム、カルシウムなどのアルカリ金属又
    はアルカリ土類金属類である。 (c) 活性水素を分子中に1個以上持つ化合物の
    アルキレンオキシド付加物の硫酸化物又はリ
    ン酸エステル化物及びそれらの塩。塩として
    は、アンモニウム、ナトリウム、カリウム、
    マグネシウム又はカルシウムである。 (d) 炭素数4〜22の飽和又は不飽和脂肪酸のエ
    ステルであるスルホコハク酸塩。但し、塩と
    しては、アンモニウム、ナトリウム又はカリ
    ウムである。 (e) アルキルジフエニルエーテルジスルホン酸
    又はその塩。アルキル基は炭素数8〜18のア
    ルキル基であり、塩はアンモニウム、ナトリ
    ウム、カリウム、マグネシウム又はカルシウ
    ムである。 (f) ロジン酸又はその塩。塩としてはアンモニ
    ウム、ナトリウム又はカリウムである。ロジ
    ン酸と高級脂肪酸の混合酸であるトール油混
    酸とその塩もこの中に含まれる。 (g) 炭素数4〜18のアルカン又はアルケン脂肪
    族とその塩。塩はアンモニウム、カリウム又
    はナトリウムである。 <HLB14〜19のノニオン界面活性剤> () フエノール、クレゾール、ブチルフエノー
    ル、ノニルフエノール、ジノニルフエノール、
    ドデシルフエノール、パラクミルフエノール、
    ビスフエノールAなどのフエノール性水酸基を
    有する化合物のアルキレンオキシド付加物。た
    だし、アルキレンオキシドはエチレンオキシド
    又は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオキ
    シド、スチレンオキシドである。 () アルキルフエノール、フエノール、メタク
    レゾール、スチレン化フエノール、ベンジル化
    フエノールなどのフエノール性水酸基を有する
    化合物のホルマリン縮合物のアルキレンオキシ
    ド付加物。縮合度の平均は1.2〜100アルキレン
    オキシドはエチレンオキシド又は/及びプロピ
    レンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオ
    キシドである。 () 炭素数2〜50の一価の脂肪族アルコール及
    び/又は脂肪族アミンのアルキレンオキシド付
    加物。アルキレンオキシドはエチレンオキシド
    又は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオキ
    シド、スチレンオキシドである。 () エチレンオキシドとプロピレンオキシド又
    は/及びブチレンオキシド、スチレンオキシド
    のブロツク又はランダム付加重合物。 () グリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
    ンタエリスリトール、ソルビトール、蔗糖、ポ
    リグリセリン、エチレングリコール、ポリエチ
    レングリコール、プロピレングリコール、ポリ
    プロピレングリコールなどの多価アルコール、
    又はそれら多価アルコールと炭素数8〜18の脂
    肪酸とのエステルのアルキレンオキシド付加
    物。アルキレンオキシドはエチレンオキシド又
    は/及びプロピレンオキシド、ブチレンオキシ
    ド、スチレンオキシドである。 () エチレンジアミン、テトラエチレンジアミ
    ン、ポリエチレンイミン(分子量600〜1万)
    などの複数個の活性水素を有する多価アミンの
    アルキレンオキシド付加物。アルキレンオキシ
    ドはエチレンオキシド又は/及びプロピレンオ
    キシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシド
    である。 () トリグリセライド型油脂1モルと、グリセ
    リン、トリメチロールプロパン、ペンタエリス
    トール、ソルビトール、蔗糖、エチレングリコ
    ール、分子量1000以下のポリエチレングリコー
    ル、プロピレングリコール、分子量1000以下の
    ポリプロピレングリコールからなる群から選ば
    れた1種又は2種以上の多価アルコール及び/
    又は水0.1〜5モルとの混合物に、アルキレン
    オキシドを付加反応させた生成物。アルキレン
    オキシドはエチレンオキシド又は/及びプロピ
    レンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオ
    キイシドである。 2 請求項1記載の超重質油エマルシヨン燃料
    100重量部に、更に請求項1記載のノニオン界面
    活性剤()〜()と同じ化学構造でHLB1.5
    〜14の第2のノニオン界面活性剤0.01〜0.5重量
    部を添加してなる超重質油エマルシヨン燃料。 3 ノニオン界面活性剤のHLBが15〜17である
    請求項1記載の超重質油エマルシヨン燃料。 4 アニオン界面活性剤/ノニオン界面活性剤の
    重量比が10/90〜40/60である請求項1記載の超
    重質油エマルシヨン燃料。 5 第2のノニオン界面活性剤のHLBが4.3〜14
    である請求項2記載の超重質油エマルシヨン燃
    料。 6 第2のノニオン界面活性剤の添加量がエマル
    シヨン燃料に対し、0.1〜0.35重量%である請求
    項5記載の超重質油エマルシヨン燃料。 7 ノニオン界面活性剤が請求項1記載の()
    又は/及び請求項2記載の相当品である請求項1
    又は2記載の超重質油エマルシヨン燃料。 8 アニオン界面活性剤が請求項1記載の(i)又
    は/及び(ii)である請求項1記載の超重質油エマル
    シヨン燃料。 9 アニオン界面活性剤が請求項1記載の(i)又
    は/及び(ii)であり、ノニオン界面活性剤が請求項
    1記載の()又は/及び請求項2記載のノニオ
    ン界面活性剤の相当品である請求項1又は2記載
    の超重質油エマルシヨン燃料。 10 アニオン界面活性剤及びノニオン界面活性
    剤がそれぞれ2種以上の混合物である請求項1記
    載の超重質油エマルシヨン燃料。 11 アニオン界面活性剤が請求項1記載の(i)又
    は/及び(ii)であり、ノニオン界面活性剤が請求項
    1記載の()又は/及び請求項2記載のノニオ
    ン界面活性剤の相当品である請求項1又は2記載
    の超重質油エマルシヨン燃料。 12 アニオン界面活性剤が請求項1記載の(i)又
    は/及び(ii)であり、ノニオン界面活性剤が請求項
    1記載の()又は/及び請求項2記載のノニオ
    ン界面活性剤の相当品である請求項1又は2記載
    の超重質油エマルシヨン燃料。 13 水の添加量が超重質油100重量部に対して
    33〜50重量部である請求項1記載の超重質油エマ
    ルシヨン燃料。 14 第2のノニオン界面活性剤のHLBが12〜
    14である請求項2記載の超重質油エマルシヨン燃
    料。
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