JPH05318347A - 小軌跡加工装置 - Google Patents

小軌跡加工装置

Info

Publication number
JPH05318347A
JPH05318347A JP4154086A JP15408692A JPH05318347A JP H05318347 A JPH05318347 A JP H05318347A JP 4154086 A JP4154086 A JP 4154086A JP 15408692 A JP15408692 A JP 15408692A JP H05318347 A JPH05318347 A JP H05318347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
arm
small
link
trajectory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4154086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2722295B2 (ja
Inventor
Akira Nihei
亮 二瓶
Akihiro Terada
彰弘 寺田
Yasuo Sasaki
康夫 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP4154086A priority Critical patent/JP2722295B2/ja
Priority to US08/182,068 priority patent/US5549018A/en
Priority to EP93911964A priority patent/EP0598912B1/en
Priority to PCT/JP1993/000584 priority patent/WO1993024285A1/ja
Priority to DE69308747T priority patent/DE69308747T2/de
Publication of JPH05318347A publication Critical patent/JPH05318347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2722295B2 publication Critical patent/JP2722295B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/106Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links
    • B25J9/1065Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links with parallelograms
    • B25J9/107Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links with parallelograms of the froglegs type
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20305Robotic arm
    • Y10T74/20317Robotic arm including electric motor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量でコンパクト、小軌跡加工を高精度に制
御できると共に、ツールの汚染がなく、さらに、ケーブ
ル、ワイヤあるいはホースなどのリード部材が物理的な
破損から保護される構造を備えた小軌跡加工装置の提
供。 【構成】 ロボットの手首先端に取り付けられる装置と
し、第1の駆動装置における減速機の出力軸に直結され
た第1のアームと第2の駆動装置における減速機の出力
軸に直結された第2のアームおよび、これら2軸のアー
ムとツールを結合するリンク機構を備え、これらでツー
ルの軌跡を制御する。ベースと第1、第2のアームおよ
びリンク機構で5節リンク構造とし、第1の駆動装置、
第2の駆動装置を共にベースに固定することがある。5
節リンク構造の中間節の一つが内側に入り込むようにア
ームおよびリンクの長さが設定されることがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、産業用ロボットの手
首に取り付けて小軌跡加工用ツールの軌跡制御を行う装
置に関する。
【0002】
【従来技術】近年、自動車ボディへのオプションホール
の加工など、曲げ加工後の対象物に後行程で小孔加工を
施す要望が高まっており、特にロボットを用いた、ライ
ン内での加工が望まれている。
【0003】このようなロボットによる小孔加工やアー
ク溶接のウィービング軌跡あるいはマーキング作業など
の小軌跡加工ではツールの軌跡精度が問題となる。しか
し、産業用ロボットでは、慣性が大きく、剛性が低いロ
ボットアーム先端を制御しなければらないこと、また、
ロボットの6軸による軌跡補間演算を行うので、補間周
期が長く、小軌跡では補間間隔が粗くなるなどの理由か
ら、通常のままでは充分な軌跡精度を確保することが困
難である。そこで、従来より、高い軌跡精度を確保する
ためにロボットの手首先端に小軌跡加工装置を取り付け
ている。
【0004】図7〜図10は従来の小軌跡加工装置の例
である。図7は、ロボット本体1と独立して、ツール2
を直交2軸および揺動軸の補間により、アーク溶接のウ
ィービング軌跡を制御する小軌跡加工装置3であり、図
8は、ロボット本体1と独立して、ツール2(マジック
インキ)を直交2軸の補間により制御して、マーキング
を行う小軌跡加工装置3である。
【0005】しかし、このように直交軸を用いた構造に
は次の様な欠点がある。ロボット全体が大型化して周囲
との干渉領域が大きくなると共に、ロボット本体1への
負荷も大きくなってしまう。直進軸は潤滑部のシールが
難しい。2軸目のモータ(第2の駆動装置)が1軸目
(第1の駆動装置)で駆動される可動部に設置されるた
め1軸目の負荷が大きく、また、ケーブルの取り回しが
難しい。
【0006】図9,10は、ロボット本体1(図示して
いない)と独立して、ツール2を半径方向に移動するT
2軸とこれを回転するT1軸によって円軌跡を描くコン
パス機構で、かつ、この2軸の補間により、円以外の軌
跡を制御する機構である。符号M1はT1軸駆動用のサ
ーボモータ、同M2はT2軸駆動用のサーボモータであ
る。
【0007】しかし、このようなコンパス機構は、次の
ような欠点を持っている。最終減速段がギア4であるた
め、バックラッシがあり、円軌跡以外の形状ではこのバ
ックラッシの影響が出て、精度が確保できなくなる。こ
のバックラッシを除去しようとすると、装置が複雑にな
り大形化、コスト高を招いてしまう。ギアによる一段の
減速のため、減速比が取れず、そのため出力の大きなモ
ータになってしまい、装置の大形化、コスト高、消費電
力の増大を招く。また、ピッチが大きく補間精度の劣化
を招いていた。
【0008】ギアを多段にして減速比を確保しようとす
ると、重量の増大、装置の大形化、バックラッシの累
積、コストの増加を招いてしまう。このコンパス機構を
小孔加工などのレーザ加工に適用した場合、図のように
ツール2と光ファイバケーブル5の接続部が本体の中に
なってしまい、日常の、光学系の保守作業が困難になっ
てしまう。同様にレーザ加工に適用した場合、偏心回動
する可動部の内側を光学系が通ることになり、また、可
動部の潤滑部をシールするのが困難であり、潤滑部によ
る汚染から光学系を保護するのが困難である。コンパス
機構であるため、円軌跡動作により、ツール2が一回転
し、ツール2へのケーブル5が過剰に捩じれてしまうの
を防止するため、ツール2をベアリング6などで支持
し、回り止め7を設けなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、軽量でコ
ンパクト、小軌跡加工を高精度に制御できると共に、ツ
ールの汚染がなく、さらに、ケーブル、ワイヤあるいは
ホースなどのリード部材が物理的な破損から保護される
構造を備えた小軌跡加工装置の提供を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】ロボットの手首先端に取
り付けられる装置とし、第1の駆動装置における減速機
の出力軸に直結された第1のアームと、第2の駆動装置
における出力軸に直結された第2のアームおよび、これ
ら2軸のアームとツールを結合するリンク機構を備えた
2軸構造とする。前記の装置において、装置のベースと
第1、第2のアームおよびリンク機構で5節リンク構造
とされることがある。
【0011】前記の装置において、第1の駆動装置、第
2の駆動装置が共に装置のベースに固定されることがあ
る。前記の装置において、5節リンク構造の中間節の一
つが内側に入り込むようにアームおよびリンクの長さが
設定されることがある。前記の装置において、5節リン
ク構造の中間節にツールが、ツール側部品の一部を中間
節側構造の部品に兼用して取り付けられることがある。
前記の装置において、駆動装置の潤滑部がOリング、オ
イルシールなどにより完全密封構造とされることがあ
る。
【0012】
【作用】2軸のアームとリンク機構は、第1、第2の駆
動装置に駆動されてツール位置を定める。5節リンク構
造は、第1、第2の駆動装置と第1、第2アームとの連
動連結構造を簡素にする。第1の駆動装置、第2の駆動
装置が共に装置のベースに固定された構成によって、一
方の駆動装置が他方の駆動装置の負荷になることがな
く、また、アームやリンクが移動するときの慣性を小さ
くする。
【0013】5節リンク構造の中間節の一つが内側に入
り込む構成は、アーム、リンクからなる構成と共に小軌
跡加工装置を軽量、コンパクトにすることを可能にす
る。ツール側部品の一部を中間節側構造の部品に兼用す
る構成は、小軌跡加工装置を軽量、コンパクトにすると
共に、安価な提供を可能とする。アームとリンク機構は
ツールを駆動部から引き離し、また、潤滑部の完全密封
構造は、ツールの汚染を防止する。
【0014】
【実施例】図1〜3は、本発明による小軌跡加工装置3
を示し、ロボット本体1の手首先端に取り付けられてい
る。小軌跡加工装置3は、ベース8、第1の駆動装置
9、第2の駆動装置10、第1アーム11、第2アーム
12、第1リンク13、第2リンク14およびツール2
を備えている。第1の駆動装置9と第2の駆動装置10
はベース8にそれぞれの出力軸線a1,a2を平行に、
かつ、構造上で可能な限り近接させて固定されている。
第1の駆動装置9は第1のサーボモータM1と第1の減
速機D1で構成され、第2の駆動装置10は第2のサー
ボモータM2と第2の減速機D2で構成されており、サ
ーボモータM1,M2の出力軸に減速機D1,D2の入
力軸がそれぞれ接続されている。
【0015】減速機D1の出力軸15には第1アーム1
1の基部11aが固定され、減速機D2の出力軸16に
は第2アーム12の基部12aが固定され、これらアー
ム11,12が出力軸線a1,a2に対して直交する面
で回動されるようになっている。さらに、第1アーム1
1の他端11bには第1リンク13の基部13aが回動
自在に連結され、第2アーム12の他端12bには第2
リンク14の基部14aが連結され、そして、第1リン
ク13の他端13bと第2リンク14の他端14bが連
結されて、ベース8を含め全体として5節リンク構造と
なっている。
【0016】減速機D1の出力軸15と第1アーム11
の基部11aとの連結点が第1の節J1、減速機D2の
出力軸16と第2アーム12の基部12aとの連結点が
第2の節J2、第1アーム11の他端11bと第1リン
ク13の基部13aの連結点が第3の節J3、第2アー
ム12の他端12bと第2リンク14の基部14aの連
結点が第4の節J4および第1リンク13の他端13b
と第2リンク14の他端14bとの連結点が第5の節J
5を形成している。第3〜第5の節J3〜J5は作動中
に位置が変動する中間節であり、それぞれラジアルベア
リング17(図1)を介して軽く、かつ、ガタなく回動
できるように結合されている。
【0017】第4の中間節J4は、節J2と節J5を結
ぶ線の内側に常に位置するように、前記アーム11,1
2とリンク13,14の長さが設定されている。
【0018】ツール2はレーザ加工用ヘッドであってリ
ード部材としての光ファイバケーブル18が接続されて
いる。ツール2、第5の節J5にその部品の一部を中間
節側構造の部品に兼用して取り付けられている。すなわ
ち、ツール2の器体19は上端で中間節J5において第
2リンク14の他端14bにボルト20で固定されて取
り付けられているが、このときに節J5における第1リ
ンク13の他端と第2リンク14の他端14bに介在さ
れるラジアルベアリング17の内輪21を器体19の上
端に設けたフランジ22で押さえ付けて固定している。
なお、ベアリング17の外輪23は外部から第2リンク
13の他端13bに嵌めこまれて固定されるベアリング
押さえ24によって固定される。
【0019】5節リンク構造に関する諸データを図4の
とおり定めると、第5節J5に取り付けられたツール2
の位置(x,y)は次の式で表わせる。 x=L1 sin θ1 +L3 sin θ3 … y=−L1 cos θ1 +L3 cos θ3 … したがって、θ3 がL1 ,L3 など既知の値および第
1、第2アームの回動角度として設定される値θ1 ,θ
2 の関数であれば、駆動装置9,10によってツール2
の位置を制御することができる。
【0020】以下は、θ3 =f(L0 ,L1 ,L2 ,L
3 ,L4 ,θ1 ,θ2 )であることの説明である。図4
において、次の2式が成立する。 L0 +L1 cos θ1 −L2 cos θ2 −L3 cos θ3 −L4 cos θ4 =0 … L1 sin θ1 −L2 sin θ2 +L3 sin θ3 −L4 sin θ4 =0 … ただし、中間節J4は常に内側に存在する。θ4 関係を
左辺に移動し、 L4 cos θ4 =L0 +L1 cos θ1 −L2 cos θ2 −L3 cos θ3 … L4 sin θ4 =L1 sin θ1 −L2 sin θ2 +L3 sin θ3 … 、式の左辺、右辺をそれぞれ2乗し加えると次の式
を得る。
【0021】 cos θ3 (2L1 ・L3 cos θ1 −2L2 ・L3 cos θ2 +2L0 ・L3 ) +sin θ3 (−2L1 ・L3 sin θ1 +2L2 ・L3 sin θ2 ) ‖ L0 2 +L1 2 +L2 2 −L4 2 +L3 2 +2L0 ・L1 cos θ1 −2L0 ・L2 cos θ2 −2L1 ・L2 cos( θ1 −θ2) … 左辺における、cos θ4 ,sin θ4 の係数および右辺は
既知の値または設定値で構成されているから、 A=(2L1 ・L3 cos θ1 −2L2 ・L3 cos θ2
2L0 ・L3 ) B=(−2L1 ・L3 sin θ1 +2L2 ・L3 sin
θ2 ) C=右辺 とすると次式を得る。
【0022】 Acos θ3 +Bsin θ3 =C … したがって、 θ3 =cos -1 [C/(A2 +B2 1 / 2 ]+tan -1 (B/A)… すなわち、駆動装置9,10の回転角度を設定すること
でツール2の軌跡を制御することができる。
【0023】ロボット本体1と小軌跡加工装置3は独立
して作動される。加工対象物に対し、まず、ロボット本
体1によって手首位置が定められ、ついで小軌跡加工装
置が駆動される。
【0024】制御装置によって第1モータM1、第2モ
ータM2が駆動されると第1減速機D1、第2減速機D
2を介して第1アーム11、第2アーム12がθ1、θ
2だけ回動される。すると、第1アーム11と第2アー
ム12にそれぞれ結合された第1リンク13、第2リン
ク14を介してツール2の位置が前記の,式による
位置(x,y)に定められる。この作動が連続して行わ
れ、小軌跡加工が行われる。
【0025】この際、第1アーム11、第2アーム12
は減速機D1,D2を介して回動されるため、モータの
回転角度に対し、減速機における出力軸の回転角度が非
常に小さくなるので、小軌跡加工における補間間隔を精
密に設定することができる。第1、第2のモータ11,
12は市販の量産品であり、減速機13,14も市販の
量産品である。また、駆動部の潤滑部は全て偏心のない
回動構造なので通常のOリング、オイルシールにより密
封構造とされる。
【0026】図5は、5節リンク構造に関する他の実施
例で、中間節J4を第2節J2と第5節J5を結ぶ線L
よりも外側に配置した例である。角度θ4に関しては前
記と同様にして求めることができる。しかし、この例で
は5リンク構造は前記の第1実施例より少し大形にな
る。また、この例では、ツール2は第1リンク13の節
J3を越えた延長上に配置されている。
【0027】図6は、5節リンク構造に関する他の実施
例で、中間節J4を節J2と節J5を結ぶ線Lよりも内
側に配置した例において、ツール2を第1リンク13の
節J3を越えた延長上に配置した例である。このよう
に、ツール2を取り付ける位置は中間節J5に限らず、
他の中間節あるいはアーム、またはリンクの節を越えた
延長上であっても良い。
【0028】なお、第1節J1と第2節J2を同一軸線
上に配して、第4図におけるL0 距離を0にすると前記
の5節リンク構造は4節のリンク構造となるが、作動上
で格別の差異はなく、本発明の作用効果を発揮すること
ができる。しかし、第1、第2の駆動装置9,10を同
一軸線上に配置するための構造が複雑になり構造が少し
大形になる。
【0029】以上は実施例であり、本発明は図示された
具体的な構造に限定されるものではない。
【0030】
【発明の効果】 〔請求項1の発明〕2つの駆動装置とリンク構造でツー
ルの軌跡を制御するので、駆動装置側の構造にツール側
の構造を入りこませるなどの必要がなく、構造が簡素で
正確な制御を行える。また、ツールに対するリード部材
が過度に捩じれたりすることがない。さらに、コンパス
機構で必要となる回り止めも不要であり、回り止めによ
る干渉を避けることができる。
【0031】減速機を用いているため、減速比が大き
く、出力の小さいモータで駆動することが可能となって
いる。また、減速機からの出力はギアなどを介さず、直
結であるため、バックラッシが小さく、剛性が高い。こ
のため、高精度の小軌跡加工を行える。市販の小型モー
タを2軸に利用できることや減速機も市販のユニットを
利用できるので安価に実現できる。
【0032】ツールは駆動部の潤滑部などの汚染源と離
れているため、ツールがレーザ加工用のものであって
も、光学系が汚染される心配がない。また、日常の光学
系の保守作業についても光ファイバーケーブルや、ツー
ルの脱着が容易である。 〔請求項2の発明〕前記の作用効果に加え、駆動部の全
体構造をより小形に構成できる。
【0033】〔請求項3の発明〕モータや減速機などの
駆動装置は全てベースに固定されているため、駆動装置
自身が他の駆動装置に対して負荷となることがない。こ
の結果、アームなど可動部の慣性を小さくすることがで
き、前記の作用効果に加え、制御性が向上する。また、
駆動装置は移動しないので、これらに対するケーブルな
どの取り回しが容易である。
【0034】〔請求項4の発明〕前記の作用効果に加
え、5節リンク構造を内側へ折り畳んだ格好でコンパク
トに納めることができる。 〔請求項5の発明〕前記の作用効果に加え、部品の兼用
化、省スペース化が達成され、小形化と共にコストダウ
ンを図ることができる。
【0035】〔請求項6の発明〕駆動部の潤滑部はOリ
ング、オイルシールによる密封構造とすることが簡単で
で、潤滑油などの洩れがなく、前記の作用効果に加え、
ツールを汚染することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】小軌跡加工装置の正面図(一部断面)。
【図2】小軌跡加工装置の平面図。
【図3】機構図。
【図4】作動を説明するための平面図。
【図5】機構図(第2の実施例)。
【図6】機構図(第3の実施例)。
【図7】従来例の全体図。
【図8】従来例の全体図。
【図9】従来例を説明するための機構図。
【図10】従来例を説明するための機構図。
【符号の説明】
1 ロボット本体 2 ツール 3 小軌跡加工装置 8 ベース 9 第1の駆動装置 10 第2の駆動
装置 11 第1アーム 12 第2アー
ム 13 第1リンク 14 第2リン
ク 15 第1減速機の出力軸 16 第2減速
機の出力軸 22 フランジ M1 第1のサーボモータ M2 第2のサ
ーボモータ D1 第1の減速機 D2 第2の減
速機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットの手首先端に取り付けられる装
    置であって、第1の駆動装置における減速機の出力軸に
    直結された第1のアームと第2の駆動装置における減速
    機の出力軸に直結された第2のアームおよび、これら2
    軸のアームとツールを結合するリンク機構を備え、ツー
    ルの軌跡を制御することを特徴とした小軌跡加工装置。
  2. 【請求項2】 ベースと第1、第2のアームおよびリン
    ク機構が5節リンク構造となっていることを特徴とした
    請求項1に記載の小軌跡加工装置。
  3. 【請求項3】 第1の駆動装置、第2の駆動装置が共に
    装置のベースに固定されていることを特徴とした請求項
    2に記載の小軌跡加工装置。
  4. 【請求項4】 5節リンク構造の中間節の一つが内側に
    入り込むようにアームおよびリンクの長さが設定されて
    いることを特徴とした請求項1〜3のいずれか一つに記
    載の小軌跡加工装置。
  5. 【請求項5】 5節リンク構造の中間節にツールが、ツ
    ール側部品の一部を中間節側構造の部品に兼用して取り
    付けられていることを特徴とした請求項1〜4のいずれ
    か一つに記載の小軌跡加工装置。
  6. 【請求項6】 駆動装置の潤滑部がOリング、オイルシ
    ールなどにより完全密封構造となっていることを特徴と
    した請求項1〜5のいずれか一つに記載の小軌跡加工装
    置。
JP4154086A 1992-05-22 1992-05-22 小軌跡加工装置 Expired - Fee Related JP2722295B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4154086A JP2722295B2 (ja) 1992-05-22 1992-05-22 小軌跡加工装置
US08/182,068 US5549018A (en) 1992-05-22 1993-04-03 Small-locus machining apparatus
EP93911964A EP0598912B1 (en) 1992-05-22 1993-04-30 Small pass machining apparatus
PCT/JP1993/000584 WO1993024285A1 (en) 1992-05-22 1993-04-30 Small pass machining apparatus
DE69308747T DE69308747T2 (de) 1992-05-22 1993-04-30 Bearbeitungsmaschine mit kleinen schritte

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4154086A JP2722295B2 (ja) 1992-05-22 1992-05-22 小軌跡加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05318347A true JPH05318347A (ja) 1993-12-03
JP2722295B2 JP2722295B2 (ja) 1998-03-04

Family

ID=15576593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4154086A Expired - Fee Related JP2722295B2 (ja) 1992-05-22 1992-05-22 小軌跡加工装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5549018A (ja)
EP (1) EP0598912B1 (ja)
JP (1) JP2722295B2 (ja)
DE (1) DE69308747T2 (ja)
WO (1) WO1993024285A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015093376A (ja) * 2014-04-10 2015-05-18 スターテクノ株式会社 ワーク加工装置
WO2022131175A1 (ja) * 2020-12-17 2022-06-23 ファナック株式会社 複数の移動機械を移動させて所定の作業を行う制御装置、機械システム、方法、及びコンピュータプログラム

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4428488C1 (de) * 1994-08-12 1995-10-26 Hans Richter Handgelenk für die Arbeitshand eines Roboters
KR101205364B1 (ko) * 2010-05-13 2012-11-28 삼성중공업 주식회사 탈부착형 4절 링크기구 구동장치를 갖는 산업용 로봇
JP5488494B2 (ja) * 2011-02-23 2014-05-14 株式会社安川電機 ロボットシステム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03196989A (ja) * 1989-12-26 1991-08-28 Komatsu Ltd 工業用ロボット等における工具把持部装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656396A (en) * 1979-10-12 1981-05-18 Hiroshi Makino Robot for assembly
JPS5969283A (ja) * 1982-10-12 1984-04-19 豊田工機株式会社 水平多関節型ロボツト
JPS6048276A (ja) * 1983-08-25 1985-03-15 日本電気株式会社 リンク式ロボット
JPS6049276A (ja) * 1983-08-30 1985-03-18 Mitsubishi Electric Corp モノパルスレ−ダ受信機
AU3583084A (en) * 1983-12-10 1985-06-13 Aida Engineering Ltd. Playback grinding robot
JPS61121880A (ja) * 1984-11-19 1986-06-09 松下電器産業株式会社 直接駆動方式ロボツト
US4712971A (en) * 1985-02-13 1987-12-15 The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. Control arm assembly
JPS61244475A (ja) * 1985-04-22 1986-10-30 株式会社東芝 産業用ロボツト
JPS6219389A (ja) * 1985-07-15 1987-01-28 松下電器産業株式会社 産業用ロボツト
NL8600143A (nl) * 1986-01-23 1987-08-17 Philips Nv Manipulator met stangenmechanisme.
JPS63150177A (ja) * 1986-12-15 1988-06-22 工業技術院長 可変コンプライアンスパラレルリンクア−ム
DE3704505A1 (de) * 1987-02-13 1988-08-25 Leybold Ag Einlegegeraet fuer vakuumanlagen
JPH03118618A (ja) * 1989-09-30 1991-05-21 Fanuc Ltd 制振効果を持つスライディングモード制御による制御方式
GB8924500D0 (en) * 1989-10-31 1989-12-20 Portsmouth Tech Consult Scanning devices
US5107719A (en) * 1990-08-28 1992-04-28 The University Of Michigan Adjustable robotic mechanism
US5245263A (en) * 1991-09-13 1993-09-14 University Of Maryland Anti-backlash drive systems for multi-degree freedom devices

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03196989A (ja) * 1989-12-26 1991-08-28 Komatsu Ltd 工業用ロボット等における工具把持部装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015093376A (ja) * 2014-04-10 2015-05-18 スターテクノ株式会社 ワーク加工装置
WO2022131175A1 (ja) * 2020-12-17 2022-06-23 ファナック株式会社 複数の移動機械を移動させて所定の作業を行う制御装置、機械システム、方法、及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
DE69308747T2 (de) 1997-06-26
EP0598912A1 (en) 1994-06-01
EP0598912A4 (en) 1994-08-10
US5549018A (en) 1996-08-27
DE69308747D1 (de) 1997-04-17
WO1993024285A1 (en) 1993-12-09
EP0598912B1 (en) 1997-03-12
JP2722295B2 (ja) 1998-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0178812B1 (ko) 조합된 가속기어유닛을 구비한 산업용 로보트
US8820189B2 (en) Articulated robot wrist
JP3952955B2 (ja) 多関節ロボット
US7849761B2 (en) Wrist unit to a robot arm
JPH01146683A (ja) 多継手ロボット部品
JP5270449B2 (ja) ロボットの関節構造、及びそれを備えるロボット
CN107405771B (zh) 传动器、电驱动装置和工业机器人
US11130226B2 (en) Arm structure of robot and robot
US20130333509A1 (en) Wrist configuration unit of industrial robot
JP2020116677A (ja) バックラッシ削減機構を備えたロボット関節構造及びロボット
US6415678B1 (en) Wrist mechanism of industrial robot
JPH0569351A (ja) 連接ロボツト
JP2001038656A (ja) 多関節型マニピュレータ
JPH05318347A (ja) 小軌跡加工装置
JP2001113488A (ja) 産業用ロボット
EP0378932A1 (en) Wrist mechanism for industrial robot or the like
JPH07178684A (ja) ロボットアーム
JP3298411B2 (ja) ロボット及びロボットの制御方法
KR100380815B1 (ko) 수직 다관절 로봇
EP0855252A1 (en) Industrial robot
JPH10202573A (ja) ロボットアーム装置
EP0079387A1 (en) Wrist mechanism for industrial robot
JP4268035B2 (ja) 産業用ロボットおよびその制御方法
KR0128221Y1 (ko) 옵셋구조를 갖는 산업용 로보트의 손목구조
WO2021256375A1 (ja) ロボット装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees