JPH05318016A - スタッドボルトの製造装置 - Google Patents

スタッドボルトの製造装置

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JPH05318016A
JPH05318016A JP13281792A JP13281792A JPH05318016A JP H05318016 A JPH05318016 A JP H05318016A JP 13281792 A JP13281792 A JP 13281792A JP 13281792 A JP13281792 A JP 13281792A JP H05318016 A JPH05318016 A JP H05318016A
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正治郎 名田
Tadashi Miyamoto
忠 宮本
Yoshitsugu Minami
義次 南
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Daido Machinery Ltd
Daido Kikai Seisakusho KK
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Daido Machinery Ltd
Daido Kikai Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接端面に通電端子が取付けられたスタッド
ボルトを、多段ホーマーを利用して自動的に製造し得る
製造装置を提供する。 【構成】 スタッドボルト成形用多段ホーマーに、凹部
成形ユニット5と、端子装着用成形ユニット6とを付加
し、前記端子装着用成形ユニット6に於けるダイス15
の棒状素材嵌入孔15a内に、ロッド状の通電端子受け
型24と、この受け型24に対して出退移動自在に外嵌
する成形物押出用筒状ロッド25とを配設すると共に、
前記受け型先端よりも前進移動した前記筒状ロッド25
の受け型移動孔25a内に1個の通電端子23を供給す
る通電端子供給手段27を併設し、前記筒状ロッド25
が棒状素材9に押されて後退移動することにより、前記
受け型移動孔25a内の通電端子23が前記受け型先端
の通電端子受け部24aにより前記棒状素材端面の凹部
48内に相対的に圧入されるようにした点に特徴を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨鉄筋コンクリート
造りの建造物を築造する場合に使用されるスタッドボル
ト、即ち、鉄骨とコンクリートとの結合性を高めるため
に鉄骨の表面に電気溶接され、場合によっては頭部に於
いて鉄筋用金網とも溶接結合されるスタッドボルト、特
に溶接端面に通電端子が取付けられたスタッドボルトを
製造する多段ホーマー利用の製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】この種のスタッドボルト
として、鉄骨表面に電気溶接する際の通電効率を高めて
溶接性能の改善を図るために、スタッドボルトの溶接側
端面中央にアルミニウムなどの良電導材から成る通電端
子を取付けたものが知られている。この通電端子付きの
スタッドボルトは、従来、溶接側端面の中央に凹部を成
形したスタッドボルトを多段ホーマーにより製造し、こ
のスタッドボルトの前記凹部内に、アルミニウムなどか
ら成る通電端子の一部を手作業で圧入固定することによ
り製造していたので、作業能率が悪く、コストが非常に
高くつく欠点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明のスタッドボルトの製造装置は、ダイスとパンチと
から成る成形ユニットを複数段並設したスタッドボルト
成形用多段ホーマーの前記成形ユニットとして、棒状素
材9の一端面に凹部48を成形する凹部成形ユニット5
と、成形された前記凹部48内にアルミニウムなどの良
電導材からなる通電端子23の一部を圧入固定する端子
装着用成形ユニット6とを付加し、前記端子装着用成形
ユニット6に於けるダイス15の棒状素材嵌入孔15a
内に、先端に通電端子受け部24aを備えたロッド状の
通電端子受け型24と、この受け型24に対して出退移
動自在に外嵌する成形物押出用筒状ロッド25とを配設
すると共に、成形物押し出しのために前記受け型先端よ
りも前進移動した前記筒状ロッド25の受け型移動孔2
5a内に1個の通電端子23を供給する通電端子供給手
段27を併設し、前記筒状ロッド25がダイス15内に
押入される棒状素材9によって後退移動することによ
り、当該筒状ロッド25の受け型移動孔25a内に供給
された通電端子23が前記受け型先端の通電端子受け部
24aにより前記棒状素材端面の凹部48内に相対的に
圧入されるようにした点に特徴を有する。
【0004】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1Aに於いて、2は線材1を一定
長さに切断する寸法切りユニット、3,4はスタッドボ
ルト成形ユニット、5は凹部成形ユニット、6は端子装
着用成形ユニットであって、これら各ユニット2〜6が
等間隔おきに並設されて、多段ホーマーが構成されてい
る。前記寸法切りユニット2は、固定の線材ガイド7と
横動するカッター8とから成り、当該カッター8により
前記線材ガイド7から送り出された線材1を一定長さに
切断して棒状素材9とする。この棒状素材9は、図示し
ていない素材間欠送り機構により各段の成形ユニット3
〜6へ順次送り込まれる。各段の成形ユニット3〜6
は、固定台10にセットされたダイス12〜15と往復
移動するラム11にセットされたパンチ16〜19とで
構成されている。前段2つの成形ユニット3,4は、棒
状素材9の外端に所定形状の頭部20を成形するもので
ある。
【0005】凹部成形ユニット5は、パンチ18により
ダイス14内に押入された棒状素材9の内端面中央に、
前記ダイス14内にセットされた凹部成形用型21によ
り通電端子圧入用凹部を成形するものである。最終段の
端子装着用成形ユニット6は、パンチ19によりダイス
15内に押入される棒状素材9の前記凹部内に、前記ダ
イス15内にセットされた受け型ユニット22により球
状の通電端子23の一部を圧入固定するものである。
【0006】前記受け型ユニット22は、図1B及び図
2に示すように、先端に通電端子23を受ける受け部2
4aを備えたロッド状の受け型24、成形物押出用筒状
ロッド25、及び端子脱落防止用ストッパー26から構
成されている。又、この受け型ユニット22には通電端
子供給手段27が併設されている。前記ロッド状受け型
24は、前記ダイス15の棒状素材嵌入孔15a内に同
心状に位置し、その後端大径部24bに於いて、ダイス
15内に固定されたガイドブロック28に軸心方向一定
範囲内で移動可能に保持されている。又、前記筒状ロッ
ド25は、前記ダイス15の棒状素材嵌入孔15a内に
於いて、前記受け型24に対し軸心方向一定範囲内で移
動可能に外嵌し、その先端部に前記ストッパー26が併
設されている。このストッパー26は、前記筒状ロッド
25の受け型移動孔25a内に突出するようにスプリン
グで内向きに付勢された周方向複数個の球体26aから
構成されている。
【0007】前記筒状ロッド25には、ダイス15に装
着した回り止めボルト29の内端が嵌合する案内溝30
が外周面に軸心方向に沿って形成されている。又、前記
通電端子供給手段27は、前記筒状ロッド25の周壁に
半径方向に貫通するように穿設され且つ1個の通電端子
23を保持する通電端子保持孔31と、前記筒状ロッド
25が図1Bに示すように後退限位置にあるときに前記
通電端子保持孔31の外端と連通するようにダイス15
に併設した通電端子供給管32とから構成され、図1B
に示すように前記筒状ロッド25が後退限位置にあると
きは前記通電端子保持孔31の内端が前記受け型24に
より閉じられ、図2に示すように前記筒状ロッド25が
進出移動したときに前記通電端子保持孔31の内端が開
かれて、筒状ロッド25内の受け型移動孔25aに連通
するように構成されている。
【0008】尚、前記通電端子供給管32の内端は、前
記筒状ロッド25の外周面に軸心方向に沿って形成され
た凹溝33内に遊嵌し、前記通電端子保持孔31は、前
記凹溝33内の前端近傍に設けられている。34は空気
送入管であって、図2に示すように前記筒状ロッド25
が進出限位置にあるときに、前記凹溝33及び通電端子
保持孔31を通じて筒状ロッド25の受け型移動孔25
a内に清掃用空気を送入する。
【0009】図2及び図3に示すように、前記ダイス1
5の後側には、固定のガイドブロック35によって軸心
方向移動自在に支持されたプッシャーロッド36と伝動
ロッド37とが配設されている。前記プッシャーロッド
36は、ダイス15内に固定された前記ガイドブロック
28を貫通して、その先端が前記筒状ロッド25の後端
面に当接し、前記伝動ロッド37は、前記ガイドブロッ
ク28を貫通して前記受け型24の後端大径部24bの
後端面に当接している。そして前記プッシャーロッド3
6の後端は、ダイス15の後方に於いて固定筒状ガイド
38内で軸心方向移動可能に支持されたプッシャー39
の先端面に当接し、前記伝動ロッド37は、前記プッシ
ャー39の軸心部を相対移動可能に貫通して、当該プッ
シャー39の中間部に形成された直径方向の貫通空間部
39a内に達している。
【0010】40は、前記伝動ロッド37と前記固定筒
状ガイド38の外側に支軸42により中間部が軸支され
た梃状レバー43とを介して受け型24を図2で示す進
出限方向に付勢する付勢手段であり、41は、通電端子
圧入作用時の前記受け型24の後退移動を前記伝動ロッ
ド37と前記梃状レバー43とを介して検出する検出手
段である。前記梃状レバー43の一端43aは、前記固
定筒状ガイド38を貫通して前記プッシャー39の貫通
空間部39a内に入り込み、前記伝動ロッド37の後端
に対接している。そして前記付勢手段40は、前記梃状
レバー43の他端部43bの側面を押圧する押圧用ロッ
ド44と、この押圧用ロッド44を付勢するスプリング
45とから構成され、前記検出手段41は、前記梃状レ
バー43の他端部43bの側面が一定距離以内に接近し
たことを検出する近接スイッチ46によって構成されて
いる。
【0011】以上のように構成された端子装着用成形ユ
ニット6の作用を、図2〜図4に基づいて説明すると、
棒状素材9を受け入れる直前の端子装着用成形ユニット
6は、図2で示すように通電端子23が取付けられて完
成したスタッドボルト47を筒状ロッド25によってダ
イス15から押し出した状態であって、筒状ロッド25
は進出限位置にあり、通電端子保持孔31内に保持され
ていた1個の通電端子23が当該筒状ロッド25の受け
型移動孔25a内に落下している。この通電端子23が
前記受け型移動孔25aの先端から脱落することは、ス
トッパー26の球体26aによって阻止されている。
【0012】係る状態に於いて、前段の凹部成形ユニッ
ト5により、図4Aで示すように頭部20とは反対側
(溶接側)の端面中央に通電端子圧入用凹部48が成形
された棒状素材9が前記端子装着用成形ユニット6に送
られ、図4Bで示すように当該ユニット6のパンチ19
により当該棒状素材9がダイス15の棒状素材嵌入孔1
5a内に押入される。このとき進出限位置にある前記筒
状ロッド25が前記棒状素材9によって押圧されて後退
移動することになる。この筒状ロッド25の後退移動に
より、プッシャーロッド36及びプッシャー39が一体
に後退移動せしめられる。ロッド状受け型24は、付勢
手段40(スプリング45)の付勢力を梃状レバー43
と伝動ロッド37とを介して進出方向に受けているの
で、図2で示す進出限位置に保持されている。
【0013】棒状素材9の押入が進むに従って、その内
端面(通電端子圧入用凹部48)が進出限位置で待機し
ている受け型24の先端受け部24aに接近し、図4C
に示すように、筒状ロッド25の受け型移動孔25a内
に送入されていた通電端子23が、受け型24に対する
筒状ロッド25の後退移動により、当該筒状ロッド25
の先端にあるストッパー26の球体26aをスプリング
の付勢力に抗して半径方向外方へ押し開いて相対的に前
方へ通過し、前記棒状素材9の内端面(通電端子圧入用
凹部48)と前記受け型24の先端受け部24aとの間
に挟まれることになる。この後の前記棒状素材9の押入
作用により、通電端子23を介して受け型24が後方へ
押圧され、図3に示すように、当該受け型24が付勢手
段40(スプリング45)の付勢力に抗して若干後退移
動して、当該受け型24の後端大径部24bが固定のガ
イドブロック35で受け止められることになる。
【0014】そして棒状素材9に対するパンチ19の最
終的な圧入作用により、前記のように固定のガイドブロ
ック35で後端が受け止められている受け型24の先端
受け部24aと前記棒状素材9の内端面(通電端子圧入
用凹部48)との間で通電端子23が軸方向に圧縮さ
れ、当該通電端子23が前記棒状素材9の通電端子圧入
用凹部48内に圧入固定され、図4Dで示すスタッドボ
ルト47が完成する。この後、プッシャーロッド36を
介して後退限位置まで後退移動せしめられているプッシ
ャー39を図外のハンマーアームにより前方へ押圧移動
せしめることにより、プッシャーロッド36を介して筒
状ロッド25が前方へ進出移動せしめられ、ダイス15
内の棒状素材9(完成したスタッドボルト47)がダイ
ス15の外へ押し出される。このときパンチ19も元の
位置まで後退移動する。
【0015】図3に示すように、棒状素材9により筒状
ロッド25が後退限位置まで後退移動せしめられたと
き、当該筒状ロッド25の通電端子保持孔31がダイス
15に併設の通電端子供給管32に連通するので、当該
供給管32内にある通電端子23が重力で下降し、最下
位の1個の通電端子23が前記筒状ロッド25の保持孔
31内に落下保持される。従って、完成したスタッドボ
ルト47の押し出しのために前方へ移動する筒状ロッド
25により、前記通電端子保持孔31内の1個の通電端
子23が前方へ送られ、図2に示すように筒状ロッド2
5が進出限位置に達したスタッドボルト押出終了時点
で、前記通電端子保持孔31内の1個の通電端子23が
重力で筒状ロッド25の受け型移動孔25a内に落下
し、次の端子装着工程の準備が完了する。
【0016】若し、筒状ロッド25の受け型移動孔25
a内への通電端子供給作用が、例えば通電端子供給管3
2内の詰まりや、この供給管32へ通電端子23を送給
するフィーダーの動作異常、或いは当該フィーダーに併
設のホッパー内の通電端子切れなどが原因で正常に行わ
れず、筒状ロッド25の受け型移動孔25a内に通電端
子23が送給されていないまま、次の端子装着工程が実
行されたときは、受け型24が通電端子23を介して棒
状素材9により後方へ押圧移動せしめられない。換言す
れば、通電端子23が受け型24と棒状素材9との間に
介在しないときは、棒状素材9がダイス15の棒状素材
嵌入孔15a内に限度まで押入されても、当該棒状素材
9の内端面が進出限位置にある前記受け型24の先端に
当接しないように、受け型24の進出限位置が定められ
ている。
【0017】従って、筒状ロッド25の受け型移動孔2
5a内に通電端子23が供給されているときは、当該通
電端子23を介して棒状素材9により後方へ押圧される
受け型24の若干量の後退移動が伝動ロッド37を介し
て梃状レバー43に伝達され、図3に示すように当該梃
状レバー43が支軸42の周りにスプリング45の付勢
力に抗して反時計方向に所定角度揺動せしめられ、その
他端部43bが近接スイッチ46に近接して検出され
る。若し、前記のように筒状ロッド25の受け型移動孔
25a内に通電端子23が供給されていないときは、受
け型24が進出限位置から後退移動しないので、図2に
示すように梃状レバー43はスプリング45の付勢力で
保持される待機位置のままであって、近接スイッチ46
は検出信号を出力しない。このことから、棒状素材9の
端面に通電端子23が装着されたか否かを、前記近接ス
イッチ46の検出信号の有無により判別することが出来
る。
【0018】尚、図示省略しているが、前記通電端子供
給管32の中間又はフィーダー側端部近傍に、メンテナ
ンス時などに前記供給管32内の通電端子23を吸い上
げる真空ポンプ利用の吸い上げ手段を介装することが出
来る。
【0019】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明によるスタ
ッドボルトの製造装置は、スタッドボルトを棒状素材か
ら自動的に製造する多段ホーマーに、棒状素材の一端面
に凹部を成形する凹部成形ユニットと、成形された前記
凹部内にアルミニウムなどの良電導材からなる通電端子
の一部を圧入固定する端子装着用成形ユニットとを付加
するだけで実施することが出来る。そして、前記端子装
着用成形ユニットに於けるダイスの棒状素材嵌入孔内
に、前段の凹部成形ユニットで端面に端子圧入固定用の
凹部が形成された棒状素材をパンチで所定ストローク押
入するだけで、成形物押出用筒状ロッドの受け型移動孔
内に供給した通電端子を、前記筒状ロッド内を貫通して
いるロッド状の受け型との間で軸方向に圧縮して、前記
凹部内に圧入固定することが出来る。通電端子が取付け
られて完成したスタッドボルトは、前記成形物押出用筒
状ロッドによりダイス内から押し出すことが出来る。
【0020】従って、本発明の製造装置によれば、溶接
性能を改善する通電端子を端面に備えたスタッドボルト
を、多段ホーマーに於いて自動的に製造することが出
来、大幅なコストダウンを図ることが出来る。
【0021】特に実施例に示したように、前記成形物押
出用筒状ロッド内の受け型移動孔の先端部に、前記受け
型により相対的に押し出される通電端子により押し開か
れる端子脱落防止用ストッパーを配設するときは、前記
筒状ロッド内に供給された通電端子が当該筒状ロッド内
から振動などで転動脱落して、棒状素材の端面凹部内へ
の圧入固定が行えなくなるというような不都合を解消す
ることが出来る。又、前記ロッド状の通電端子受け型を
一定範囲内で軸心方向移動自在に支持すると共に、進出
限方向に付勢する付勢手段と、通電端子圧入作用時の後
退移動を検出する検出手段とを併設するときは、当該検
出手段により、通電端子の圧入固定作用が行われたか否
かを自動的にチェックすることが出来、通電端子が装着
されないスタッドボルトの判別除去作業が容易に行え
る。
【0022】更に、前記筒状ロッドの受け型移動孔内へ
通電端子を1個づつ自動的に供給する手段として、前記
筒状ロッドの周壁に半径方向に貫通するように穿設され
且つ1個の通電端子を保持する通電端子保持孔と、前記
筒状ロッドが後退限位置にあるときに前記通電端子保持
孔の外端と連通するようにダイスに併設した通電端子供
給管を設け、前記筒状ロッドが後退限位置にあるときは
前記通電端子保持孔の内端が前記受け型により閉じら
れ、前記筒状ロッドが進出移動したときに前記通電端子
保持孔の内端が開かれるように構成するときは、往復移
動する成形物押出用筒状ロッドの往復移動を利用して、
当該筒状ロッド内への通電端子の1個づつの自動供給を
簡単容易に実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A図は多段ホーマー全体の構成を説明する概
略横断平面図であり、B図は端子装着用成形ユニットの
端子圧入動作状態を示す要部を示す縦断側面図である。
【図2】 端子装着用成形ユニットのスタッドボルト押
出動作状態を示す全体の縦断側面図である。
【図3】 端子装着用成形ユニットの端子圧入動作状態
を示す全体の縦断側面図である。
【図4】 凹部を端面に成形された棒状素材から端子装
着スタッドボルトを製造する各工程を説明する要部の一
部縦断側面図である。
【符号の説明】
2 寸法切りユニット 3 スタッドボルト成形ユニット 4 スタッドボルト成形ユニット 5 凹部成形ユニット 6 端子装着用成形ユニット 9 棒状素材 15 ダイス 19 パンチ 20 スタッドボルト頭部 21 凹部成形用型 22 受け型ユニット 23 球状の通電端子 24 ロッド状の通電端子受け型 24a 通電端子受け部 25 成形物押出用筒状ロッド 25a 受け型移動孔 26 端子脱落防止用ストッパー 27 通電端子供給手段 31 通電端子保持孔(通電端子供給手段) 32 通電端子供給管(通電端子供給手段) 36 プッシャーロッド 37 伝動ロッド 39 プッシャー 40 付勢手段 41 検出手段 43 梃状レバー 46 近接スイッチ(検出手段) 47 端子付きスタッドボルト 48 端子圧入固定用凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイスとパンチとから成る成形ユニットを
    複数段並設したスタッドボルト成形用多段ホーマーの前
    記成形ユニットとして、棒状素材の一端面に凹部を成形
    する凹部成形ユニットと、成形された前記凹部内にアル
    ミニウムなどの良電導材からなる通電端子の一部を圧入
    固定する端子装着用成形ユニットとを付加し、前記端子
    装着用成形ユニットに於けるダイスの棒状素材嵌入孔内
    に、先端に通電端子受け部を備えたロッド状の通電端子
    受け型と、この受け型に対して出退移動自在に外嵌する
    成形物押出用筒状ロッドとを配設すると共に、成形物押
    し出しのために前記受け型先端よりも前進移動した前記
    筒状ロッドの受け型移動孔内に1個の通電端子を供給す
    る通電端子供給手段を併設し、前記筒状ロッドがダイス
    内に押入される棒状素材によって後退移動することによ
    り、当該筒状ロッドの受け型移動孔内に供給された通電
    端子が前記受け型先端の通電端子受け部により前記棒状
    素材端面の凹部内に相対的に圧入されるようにしたスタ
    ッドボルトの製造装置。
  2. 【請求項2】前記筒状ロッド内の受け型移動孔の先端部
    に、前記受け型により相対的に押し出される通電端子に
    より押し開かれる端子脱落防止用ストッパーを配設して
    成る請求項1に記載のスタッドボルトの製造装置。
  3. 【請求項3】前記ロッド状の通電端子受け型を一定範囲
    内で軸心方向移動自在に支持すると共に、進出限方向に
    付勢する付勢手段と、通電端子圧入作用時の後退移動を
    検出する検出手段とを併設して成る請求項1又は2に記
    載のスタッドボルトの製造装置。
  4. 【請求項4】前記通電端子供給手段が、前記筒状ロッド
    の周壁に半径方向に貫通するように穿設され且つ1個の
    通電端子を保持する通電端子保持孔と、前記筒状ロッド
    が後退限位置にあるときに前記通電端子保持孔の外端と
    連通するようにダイスに併設した通電端子供給管とから
    構成し、前記筒状ロッドが後退限位置にあるときは前記
    通電端子保持孔の内端が前記受け型により閉じられ、前
    記筒状ロッドが進出移動したときに前記通電端子保持孔
    の内端が開かれるように構成した請求項1〜3の何れか
    に記載のスタッドボルトの製造装置。
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