JPH05317557A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JPH05317557A
JPH05317557A JP4124549A JP12454992A JPH05317557A JP H05317557 A JPH05317557 A JP H05317557A JP 4124549 A JP4124549 A JP 4124549A JP 12454992 A JP12454992 A JP 12454992A JP H05317557 A JPH05317557 A JP H05317557A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過去に発生した糸切れ情報を頭部針棒別に記
憶保持し、その糸切れ情報を表示すると共に、その糸切
れ情報を加味した縫製時間を表示する。 【構成】 糸切れセンサによって糸が切れたことが検出
されると、頭部針棒別にその糸切れ情報が累積的に記憶
され、頭部針棒別に糸切れ頻度を表示すると共に、糸切
れ処理時間を考慮した縫製時間を表示する。また、糸切
れの発生を少なくするように縫いスピードを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縫製動作に異常が発生
したときの状況を累積的に記憶した履歴データをミシン
本体の制御に利用するようにしたミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】ミシン例えば複数個のミシン頭部を備え
る多頭形刺繍ミシンにあっては、制御装置は、一針毎の
針落ち位置(針棒のX軸,Y軸方向相対的移動量)を指
示する刺繍データに基づいて、加工布を保持した刺繍枠
をX軸,Y軸方向に移動させつつ、各ミシン頭部に設け
られた針棒を上下駆動させ、これにて、加工布に複数個
の刺繍を同時に形成するようになっている。
【0003】而して、この種の多頭形刺繍ミシンにおい
ては、例えば特開昭62−57588号公報,特開昭6
2−57585号公報,特開平2−91264号公報に
開示されているように、運転開始前に、縫製に要する時
間(刺繍の出来上がり時間)を自動的に求め、その予測
に基づいて生産計画を立てる等の効率化が図られてい
る。この縫製時間は、刺繍データや設定速度を読込み、
縫製速度(主軸モータの回転数)と各ステッチの長さと
から、1ステッチの縫製に要する時間を全部のステッチ
にわたって積算して求めるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な刺繍ミシンにあっては、縫製動作の途中で、糸が切れ
してしまうことがしばしば起こる。この糸切れの起りや
すさは、縫製速度やステッチの長さ、糸の太さや種類等
によって相違するが、糸切れの発生はミシンにとって不
可避である。また、ミシンの駆動部の調整不良や故障等
があった場合には、糸切れが頻繁に発生するようにな
る。
【0005】一般に、刺繍ミシンにあっては、糸切れの
発生を検出するための糸切れセンサを設け、糸切れがあ
ったときには、ブザー等でその報知を行うと共にその時
点で縫製動作を停止し、オペレータが糸切れの修復作業
を行った後、復帰スイッチを操作することにより縫製動
作が再開されるようになっている。
【0006】しかしながら、従来の縫製時間の予測演算
方法にあっては、糸切れの発生に伴うロス時間が考慮さ
れていないため、縫製動作中にもし糸切れが発生する
と、予測された時間よりも実際の縫製に要する時間が大
幅に長引いてしまうことになる。従って、従来の縫製時
間予測方法では、縫製動作異常の発生の可能性が考慮さ
れず、予測した縫製時間にさほどの信頼性が得られない
欠点があった。
【0007】また、従来のものでは、糸切れが発生した
ことがその都度オペレータに報知されるだけであるの
で、糸切れの発生原因が真に不可避的なものでなく、例
えばミシンの駆動部の調整が悪いためであったり、縫製
速度が速過ぎたためであったりというような簡単に解消
できるものであった場合でも、オペレータがその原因を
容易に認知することはできず、結局、同様な糸切れを何
度も起こして作業能率を徒に低下させるといった不具合
があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、過去に発生した糸切れ等の縫製動作の
異常の履歴を、後の縫製動作の能率の向上等に有効に利
用することができるミシンを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のミシンは、針棒
を上下動させつつ加工布を前記針棒に対して相対的に移
動させることにより縫製動作を行うミシン本体と、この
ミシン本体の縫製動作の異常の発生を検出する異常検出
手段と、この異常検出手段により異常の発生が検出され
たときの前記ミシン本体の縫製動作の状況を累積的に記
憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された異常発生
の履歴データを前記ミシン本体の制御に利用すべく処理
する履歴データ処理手段とを具備する構成に特徴を有す
る。
【0010】この場合、異常検出手段を、針棒への糸供
給異常を検出する糸切れセンサから構成すると共に、履
歴データ処理手段を、糸切れ発生の頻度を演算して該頻
度が高いときに異常を報知するように構成することがで
きる。
【0011】また、異常検出手段を、針棒への糸供給異
常を検出する糸切れセンサから構成すると共に、履歴デ
ータ処理手段を、縫製動作状況毎の糸切れ発生の頻度を
演算して糸切れ発生の少ない状況となるように縫製動作
を制御するように構成すれば効果的である。
【0012】さらには、異常検出手段を、針棒への糸供
給異常を検出する糸切れセンサから構成すると共に、履
歴データ処理手段を、糸切れ発生の頻度を演算した結果
に基づいて糸切れの発生の可能性を考慮した縫製時間の
予測演算を行うように構成しても良い。
【0013】
【作用】本発明のミシンによれば、ミシン本体の縫製動
作の異常があったことが異常検出手段により検出され、
この異常の発生が検出されたときのミシン本体の縫製動
作の状況が記憶手段に累積的に記憶され、以て履歴デー
タが構成される。そして、履歴データ処理手段は、その
履歴データを、ミシン本体の制御に利用すべく処理する
から、過去に発生した糸切れ等の縫製動作の異常の履歴
を、後の縫製動作の能率の向上に有効に利用することが
できるようになる。
【0014】この場合、糸切れセンサにより針棒への糸
供給異常を検出し、その履歴データから糸切れ発生の頻
度を演算すれば、駆動部の調整不良などの要因によって
糸切れが水準的な頻度を越えて発生しているかどうかが
判定でき、該頻度が高いときに異常を報知することによ
り、オペレータに速やかに適切な処置を講ずることを促
すことができる。
【0015】また、糸切れセンサにより針棒への糸供給
異常を検出し、その履歴データから、例えば縫製速度等
の縫製動作状況毎の糸切れ発生の頻度を演算すれば、糸
切れ発生の確率が高い状況および低い状況が判定でき、
糸切れ発生の少ない状況となるように縫製速度を変更す
る等、縫製動作を制御して能率の向上を図ることができ
る。
【0016】さらには、糸切れセンサにより針棒への糸
供給異常を検出し、その履歴データから糸切れ発生の頻
度を演算することにより、今後の糸切れの発生の可能性
を予測することができ、糸切れ発生に伴うロス時間が考
慮された、信頼性の高い縫製時間の予測を行うことがで
きる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を多頭形刺繍ミシンに適用した
一実施例について、図面を参照して説明する。まず、本
実施例に係る多頭形刺繍ミシンの全体構成について、図
6及び図7を参照して簡単に述べる。
【0018】図6に示すように、ミシン本体1は、横方
向(X軸方向)に長いミシンテーブル2の上方に、複数
個(図6には3個のみ図示)のミシン頭部3を所定間隔
に横方向に並んで備えて構成されている。前記各ミシン
頭部3には、複数本この場合4本の針棒4を有する支持
ケース5が設けられている。前記4本の針棒4は、横方
向に並んで支持ケース5に上下動可能に支持されてお
り、下端の縫針6には、図示しない糸供給源から夫々異
なる種類(色)の刺繍糸が供給されるようになってい
る。
【0019】前記支持ケース5は、ミシン頭部3に横方
向にスライド移動可能に取付けられており、針棒選択モ
ータ7により移動されるようになっている。そして、詳
しく図示はしないが、各ミシン頭部3内には、主軸モー
タ8(図7にのみ図示)により可変速で回転される図示
しない主軸の回転を、針棒4の上下動に変換する駆動機
構が設けられている。この場合、前記主軸の駆動力は、
所定の使用位置に位置された針棒4にのみ伝達されるよ
うになっており、従って、前記針棒選択モータ7により
支持ケース5を移動させることにより、4本の針棒4の
うち一の針棒4のみが選択的に上下動されるようになっ
ている。尚、本実施例では、前記複数個のミシン頭部3
が、例えば左から順に1,2,3,…と番号を付して区
別され、また、各ミシン頭部3の4本の針棒4が、やは
り左から順に1,2,3,4と番号を付して区別される
ようになっている。
【0020】そして、ミシン頭部3には、各針棒4に対
応して異常検出手段としての周知の糸切れセンサ9(図
7にのみ図示)が設けられている。詳しく図示はしない
が、この糸切れセンサ9は、糸取りばね(図示せず)の
変位の有無により、前記縫針6への刺繍糸の供給異常の
有無を検出するようになっている。
【0021】一方、前記ミシンテーブル2には、前記縫
針6との協働により加工布にステッチを形成する釜機構
(図示せず)が、各ミシン頭部3に対応して設けられて
いると共に、図示しない加工布を保持するための刺繍枠
10が設けられている。この刺繍枠10は、例えばミシ
ンテーブル2上にX軸方向に延びる矩形枠状をなし、横
長な加工布を前記複数個のミシン頭部3の下方部にて保
持するようになっている。
【0022】この刺繍枠10は、ミシンテーブル2上を
水平方向(X軸,Y軸方向)に移動可能に設けられ、移
動機構によりX軸,Y軸方向の任意の位置に移動される
ようになっている。この移動機構は、刺繍枠10をX軸
方向に移動させるためのX軸方向移動機構11、及び、
刺繍枠10をY軸方向(前後方向)に移動させるための
Y軸方向移動機構12から構成されている。
【0023】このうちX軸方向移動機構11は、ステッ
ピングモータからなるX軸駆動モータ13(図7参照)
を駆動源として備え、Y軸方向移動機構12はやはりス
テッピングモータからなるY軸駆動モータ14(図7参
照)を駆動源として備えて構成されている。
【0024】以上の各機構は、図7に示す制御装置15
により制御されるようになっている。この制御装置15
は、CPU16,EEPROM17,RAM18及びそ
れらを相互に接続するバス19等からなるマイクロコン
ピュータを主体として構成されたものであり、さらに前
記バス19には出力インタフェース20及び入力インタ
フェース21が接続されている。
【0025】前記出力インタフェース20には、前記主
軸モータ8,X軸駆動モータ18,Y軸駆動モータ19
及び複数個の針棒選択モータ7を夫々駆動するためのモ
ータ駆動回路22,23,24及び25が接続されてい
ると共に、CRTディスプレイ等の表示装置26を駆動
するための表示駆動回路27が接続されている。そし
て、入力インタフェース21には、前記糸切れセンサ9
の他に、刺繍データを読込むためのフロッピーディスク
ドライブ28、オペレータが各種の入力操作を行うため
のキーボード29、オペレータが縫製速度(この場合主
軸モータ8の回転数の上限値)を設定するための速度調
整ボリューム30が接続されている。
【0026】これにて、制御装置15は、EEPROM
17に記憶された制御プログラムや、RAM18に読込
まれた後述する刺繍データ等に基づいて、主軸モータ
8、X軸駆動モータ13、Y軸駆動モータ14を制御す
ると共に各ミシン頭部3の針棒選択モータ7を制御し、
加工布に対する刺繍動作の実行を自動的に行うようにな
っている。
【0027】ここで、前記刺繍データについて簡単に述
べておく。本実施例では、この刺繍データは、加工布上
の一の針落ち点から次の針落ち点までの1ステッチのX
軸及びY軸方向の移動距離を指示するステッチデータの
集合からなり、さらにその所要位置にそこで針棒4を変
更するための針棒番号データが含まれて構成される。こ
れにて、予め1番の針棒4には赤色,2番には青色,…
というように各針棒4に異なる色の刺繍糸をセットして
おけば、自動的に色換えが行われるのである。この刺繍
データは、例えばフロッピーディスクに格納されて与え
られるようになっており、縫製作業開始時に、フロッピ
ーディスクドライブ28によりRAM18に読込まれる
ようになっている。
【0028】さて、前記制御装置15は、そのソフトウ
エア的構成により、上記刺繍データに基づいて自動的に
縫製動作を実行させると共に、後述するように、電気的
に内容の書替えが可能なEEPROM17にミシン本体
1における過去の縫製動作の状況の履歴データを累積的
に記憶させ、さらにその履歴データを運転制御に利用す
べく処理するようになっている。従って、EEPROM
17が本発明にいう記憶手段として機能し、制御装置1
5が本発明にいう履歴データ処理手段として機能するよ
うになっている。
【0029】図8はEEPROM17の内容を示すもの
であり、このEEPROM17には、制御プログラム等
を記憶するプログラムエリア17aの他に、以下のよう
な履歴データ等が記憶される情報エリア17b〜17h
が設けられている。
【0030】まず、頭部針棒別糸切れ情報エリア17b
には、何番のミシン頭部3の何番の針棒4に、過去に何
回糸切れが発生したかといったデータが記憶される。図
10にその具体例を示しており、例えば1番のミシン頭
部3の1番の針棒4では、過去に糸切れが1回も発生し
ておらず、2番の針棒4では1回発生したといったデー
タが記憶され、さらに、その累積回数から千ステッチ当
りに何回糸切れが発生したかの頻度が演算されて併せて
記憶される。この場合、千ステッチ当りの糸切れ頻度が
異常に高い針棒4(図10では2番のミシン頭部3の1
番の針棒4)は、調整不良や故障などが起っていると推
定できる。
【0031】尚、上記頻度の演算のため、ステッチ長別
スピード別総ステッチ数カウントエリア17hには、過
去の縫製動作におけるステッチ数が累積的にカウントさ
れて記憶されている。
【0032】次に、具体例の図示は省略するが、糸番別
糸切れ情報エリア17cには、刺繍糸の種類毎に過去に
どれだけ糸切れが発生したかのデータが記憶されてい
る。
【0033】設定スピード別糸切れ情報エリア17dに
は、オペレータが速度調整ボリューム30により設定し
た縫製速度に対して、千ステッチ当りに糸切れが何回発
生したかの頻度が演算されて記憶される。図11にその
具体例を示しており、ここでは、設定スピード(主軸モ
ータ8の回転数)は、50rpm刻みで設定が可能とさ
れ、例えば500rpmでは、千ステッチ当りに0.2
回の糸切れが発生したといったデータが記憶される。こ
のデータから、オペレータは、設定スピードは例えば9
00rpmが限界であるといったことを判定することが
できる。この場合、一般的に、縫製速度(縫いスピー
ド)が高くなるほど糸切れが発生しやすい傾向にある。
【0034】次のステッチ長別糸切れ情報エリア17e
には、ステッチの長さに対して、千ステッチ当りに糸切
れが何回発生したかの頻度が演算されて記憶される。図
12にその具体例を示しており、ここでは、1個のステ
ッチの最大長さが12mmとされ、ステッチ長を例えば
4段階に区分して、夫々の糸切れの頻度を求めている。
この場合、一般的に、ステッチ長が短くなるほど糸切れ
が発生しやすい傾向にある。
【0035】そして、設定スピード別ステッチ長別縫い
スピード情報エリア17fには、設定スピード及びステ
ッチ長に対する、実際に縫製動作を行う際の適切な縫製
速度(縫いスピード)が記憶される。図13にその具体
例を示し、この場合、一般的に、ステッチ長が長くなる
ほど、オペレータにより設定された設定スピードよりも
縫いスピードを下げなくてはならないが、本実施例で
は、設定スピードが550rpmでステッチ長が1.0
mm以下の場合のように、糸切れ頻度の高いときには、
自動的に縫いスピードを変更するようになっている。
【0036】さらに、縫いスピード別ステッチ長別平均
縫いスピード情報エリア17gには、上記実際の縫いス
ピード及びステッチ長に対する、平均縫いスピードが演
算されて記憶される。図14にその具体例を示してお
り、この平均縫いスピードは、糸切れの修復に要した時
間を含んだ平均的な縫いスピードとされている。この平
均縫いスピードから、糸切れ発生に伴うロス時間を考慮
した縫製時間(読込まれた刺繍データに対する縫い上り
時間)の予測が可能となる。
【0037】一方、図9に示すように、前記RAM18
内には、汎用のカウンタ18a、刺繍データが読込まれ
る刺繍データエリア18b、状況別に糸切れ回数をカウ
ントする各種別糸切れカウンタ18c、各針棒4別に糸
番情報等を記憶する針棒別糸番情報エリア18d、糸切
れの修復に要した時間をカウントする修復時間カウンタ
18e、計算した予測縫い上り時間を記憶する予測縫い
上り時間エリア18fが、ワーキングエリアやテンポラ
リエリア等と共に設けられている。
【0038】次に、上記構成の作用について、図1乃至
図5を主に参照しながら述べる。本実施例では、制御装
置15は、図1のフローチャートに示す処理を行うこと
ができるようになっている。即ち、電源が投入される
と、ステップS1にて、表示装置26の画面に、縫製作
業を実行するか、縫い上り時間の予測を行うか、糸切れ
情報の表示を行うか、終了するかの選択画面が表示さ
れ、オペレータが選択操作を行う。
【0039】ここで、オペレータが、縫製作業の実行を
選択すれば、次のステップS2にて、縫製の処理が行わ
れる。縫い上り時間の予測を選択すれば、ステップS3
にて、縫い上り時間予測の処理が行われる。糸切れ情報
の表示を選択すれば、ステップS4にて糸切れ情報の表
示の処理が行われる。これらの処理の具体的内容を、以
下詳述する。
【0040】このうち、まず縫製の処理(ステップS
2)の内容について、図2及び図3のフローチャートを
参照して述べる。尚、これら図2及び図3は、1個のフ
ローチャートであるがスペースの関係上2個に分けて図
示しているものである。
【0041】まず、図2に示すように、ステップS11
では、オペレータが指定した刺繍データがRAM18に
読込まれる。そして、次のステップS12にて、オペレ
ータが速度調整ボリューム30により設定した縫製速度
の上限値(設定スピード)が読込まれ、ステップS13
にて、EEPROM17から、その設定スピードに対す
るステッチ長別の縫いスピードのデータ(図13参照)
が読込まれる。
【0042】これにて、図13に示すように、例えば設
定スピードが500rpmであったならば、縫いスピー
ドが、ステッチ長が1mm以下の場合には500rp
m、ステッチ長が1〜3mmの場合には500rpm、
ステッチ長が3〜6mmの場合には450rpm、ステ
ッチ長が6〜12mmの場合には400rpmで縫製動
作が行われるようになるのである。
【0043】ステップS14では、刺繍糸の糸番(糸の
太さに応じて付される番号)を入力するかが問われる。
糸番のデータを制御に利用しているときには(Ye
s)、オペレータは、ステップS15にて、各針棒4に
セットされる刺繍糸の糸番をキーボード29を操作して
入力するようにする。一方、糸番を制御に利用していな
いときには(No)、そのままステップS16に進む。
【0044】そして、縫製動作がスタートされると(ス
テップS16にてYes)、まず、ステップS17に
て、縫製作業時間をカウントするためのタイマがスター
トされ、1ステッチづつの縫製が開始される(ステップ
S18)のであるが、この縫製動作は、ステップS13
で読込まれたステッチ長さに応じた縫いスピードで行わ
れる。この縫製動作の間、常時糸切れセンサ9の検出信
号が監視される(ステップS19)。
【0045】ここで、もしいずれかの針棒4に糸切れが
発生すると(ステップS19にてYes)、全体の縫製
動作が停止され(ステップS20)、修復時間をカウン
トするための修復タイマがスタートし(ステップS2
1)、ブザーにより糸切れが発生した旨の警告音がオペ
レータに対して発せられる(ステップS22)。そし
て、これと共に、制御装置15は、ステップS23に
て、糸切れの発生したミシン頭部3番号及び針棒4番
号,糸番(入力時のみ),ステッチ長,縫いスピードを
記憶する。
【0046】この後、オペレータによる修復作業が行わ
れ(ステップS24)、再スタートされると(ステップ
S25にてYes)、前記修復タイマがストップし(ス
テップS26)、修復に要した時間が演算されて記憶さ
れた(ステップS27)後、停止した時点からの縫製動
作が再開される。縫製動作が進行し、全ステッチの縫製
が終了すると(ステップS28にてYes)、タイマが
停止され(ステップS29)、縫製に要した時間が演算
されて記憶される(ステップS30)。
【0047】さて、このようにして縫製動作が終了する
と、ステップS31以降のルーチンにて、EEPROM
17内の履歴データが、ここで終了した縫製動作の履歴
を付加するようにして書替えられるようになっている
(以下図3参照)。
【0048】即ち、まず、ステップS31にて、EEP
ROM17のステッチ長別スピード別総ステッチ数カウ
ントエリア17hから、設定スピードに対する縫いスピ
ード別ステッチ長別のステッチ数カウントを読出し、ス
テップS32にて、新たな総ステッチ数カウントを演算
し、ステッチ長別スピード別総ステッチ数カウントエリ
ア17hのデータを更新する。
【0049】そして、ステップS33にて、EEPRO
M17から縫いスピード別ステッチ長別平均縫いスピー
ド(図14参照)を読出し、ステップS34にて、糸切
れの修復時間を含んだ新たな平均縫いスピードを演算
し、縫いスピード別ステッチ長別平均縫いスピード情報
エリア17gのデータを更新する。
【0050】次に、ステップS35にて、EEPROM
17から頭部針棒別糸切れ情報(図10参照)を読出
し、ステップS36にて、新たな頭部針棒別糸切れ情報
を演算し、頭部針棒別糸切れ情報エリア17bのデータ
を更新する。
【0051】次のステップS37では、上記ステップS
15にて糸番の入力があったかどうかが判断され、入力
があった(Yes)場合にのみ、EEPROM17の糸
番別糸切れ情報エリア17cから糸番別糸切れ情報を読
出し(ステップS38)、糸番別糸切れ情報エリア17
cのデータを更新する(ステップS39)。
【0052】続いて、ステップS40にて、EEPRO
M17から設定スピード別糸切れ情報(図11参照)を
読出し、ステップS41にて、新たな設定スピード別の
糸切れ発生頻度を演算し、設定スピード別糸切れ情報エ
リア17dのデータを更新する。
【0053】さらに、ステップS42にて、EEPRO
M17からステッチ長別糸切れ情報(図12参照)を読
出し、ステップS43にて、新たなステッチ長別の糸切
れ発生頻度を演算し、ステッチ長別糸切れ情報エリア1
7eのデータを更新する。
【0054】最後に、ステップS44にて、EEPRO
M17から設定スピード別ステッチ長別縫いスピード情
報(図13参照)を読出し、ステップS45にて、糸切
れの発生回数の多いステッチ長に対して、縫いスピード
を、糸切れ発生の少ない状況となるよう(遅くする方
向)に、設定スピード別ステッチ長別縫いスピード情報
エリア17fのデータを変更する。
【0055】以上のような処理により、EEPROM1
7には、糸切れが発生した際の縫製動作の状況(ミシン
頭部3及び針棒4番号,設定スピード,縫いスピード,
ステッチ長,糸番,補修に要した時間等)に応じた履歴
データが、累積的に記憶されていくようになる。また、
設定スピードに対するステッチ長別縫いスピード(図1
3参照)が、糸切れの発生を少なくする方向に逐次更新
されるようになるのである。この結果、次第に糸切れ発
生の頻度を減少させることができ、ひいては、縫製時間
の短縮化に伴う能率の向上や、縫製品質の向上等を図る
ことができるようになるのである。
【0056】次に、上記縫い上り時間予測の処理(図1
のステップS3)の内容について、図4のフローチャー
トを参照しながら述べる。まず、ステップS51にて、
刺繍データが読込まれる。そして、ステップS52に
て、速度調整ボリューム30による設定スピードより、
設定スピード別ステッチ長別縫いスピード(図13参
照)が読込まれ、さらに、ステップS53にて、その縫
いスピード及びステッチ長に応じた平均縫いスピード
(図14参照)が読込まれる。
【0057】そして、次のステップS54では、縫製時
間の演算が行われるのであるが、この演算は、刺繍デー
タから1ステッチ毎のステッチ長を求め、そのステッチ
長に関する平均縫いスピードから、1ステッチごとの縫
製に要する時間を積算して、全ステッチに対する縫製時
間を算出するものである。算出された予測縫い上り時間
は、ステップS55にて表示装置26に表示される。
【0058】これにて、オペレータは、その予測時間に
基づいて効率的な生産計画を立てることができる。この
場合、縫いスピード別ステッチ長別平均縫いスピード情
報エリア17gに記憶されている平均縫いスピードのデ
ータは、過去の糸切れ発生に伴うロス時間が考慮された
ものであるから、縫製時間の予測の信頼性が極めて高い
ものとなるのである。
【0059】最後に、図5のフローチャートは、上記糸
切れ情報の表示の処理(図1のステップS4)の内容を
示している。まず、ステップS61にて、EEPROM
17から頭部針棒別糸切れ情報(図10参照)を読出
し、ステップS62にて、そのデータ内容を表示装置2
6に表示する。この表示は、図10のような表形式でも
良く、また、例えば棒グラフなどにグラフ化して行って
も良い。
【0060】さらに、ステップS63にて、糸番別糸切
れ情報があれば読出し、ステップS64にてそれを併せ
て表示する。オペレータは、これらの表示を見て、糸切
れの起こりやすい針棒4や糸番を容易に知ることがで
き、例えばそれを避けて縫製動作を実行させるようにす
るといったことができるようになる。
【0061】また、糸切れの頻度が特に高いものは、ミ
シン本体1の駆動部の故障や調整不良等があると考えら
れるので、オペレータは、速やかに適切な処置を講ずる
ことができる。この場合、特定の針棒4について、例え
ば平均の2倍を越えた頻度で糸切れが発生しているよう
な場合には、上記の表示だけでなく、任意の時期に異常
報知を行うように構成すれば、より効果的である。尚、
上記2種類のデータだけでなく、設定スピード別糸切れ
情報(図11参照)をも表示するように構成しても良
い。
【0062】このように本実施例によれば、過去に糸切
れの発生があった針棒4番号やそのときの縫いスピード
やステッチ長、糸切れ修復に要した時間などの種々の状
況を累積的に記憶するようにしたので、その履歴データ
の所定の加工を行い、後の縫製動作の制御等に有効に利
用することが可能となった。
【0063】具体的には、まず、履歴データから針棒4
別あるいは糸番や設定スピード別の糸切れ発生の頻度を
演算し表示するようにしたので、糸切れが発生したこと
がその都度オペレータに報知されるだけであった従来と
異なり、オペレータが糸切れ頻度の高い針棒4や設定ス
ピードを使用しないようにしたり、駆動部の調整不良な
どに対する処置を速やかに講ずることができ、ひいて
は、糸切れの少ない効率の良い縫製作業を行うことがで
きるものである。
【0064】そして、履歴データから、縫いスピード及
びステッチ長に対する糸切れ発生の確率が高い状況およ
び低い状況を判定し、ステッチ長毎の縫いスピードを糸
切れ発生が少ない方向に逐次自動的に変更するようにし
たので、ミシン自体にいわゆる学習の機能が付加された
こととなり、縫製作業の能率の向上を図ることができる
ものである。
【0065】さらに、履歴データから糸切れ発生の頻度
を演算して今後の糸切れの発生の可能性を考慮した縫製
時間の予測を行うようにしたので、不可避である糸切れ
の発生に伴うロス時間が考慮されていない従来の予測方
法と異なり、信頼性の高い縫製時間の予測を行うことが
でき、ひいては、やはり作業能率の向上を図ることがで
きるものである。
【0066】尚、上記実施例では、履歴データを、縫い
スピードの変更、縫製時間の予測演算、糸切れの頻度の
表示、の3種類の処理に利用するようにしたが、いずれ
か1種類の必要な処理のみを行うように構成しても良
い。
【0067】また、上記実施例では、本発明を多頭形の
刺繍ミシンに適用するようにしたが、単頭形の刺繍ミシ
ンに適用するようにしても良く、あるいは、刺繍ミシン
以外のミシンに適用することも可能である。さらには、
縫製動作の異常として、糸供給異常に限らず、例えばメ
カ部分の焼付け等の異常や、各モータの脱調等を検出し
て記憶するように構成することもできる。
【0068】その他、例えば記憶手段としてはハードデ
ィスクドライブ等の外部記憶装置であっても良く、また
縫い上り予測時間を事前に表示するだけでなく縫製動作
中に残り時間を表示するようにしたり行程管理や原価管
理などに利用するようにしても良いなど、本発明は要旨
を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施することができ
るものである。
【0069】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
によれば、次のような優れた効果を奏するものである。
【0070】即ち、請求項1のミシンによれば、縫製動
作の異常の発生を検出する異常検出手段と、異常発生時
の縫製動作の状況を累積的に記憶する記憶手段と、履歴
データを処理する処理手段とを設けたので、過去に発生
した糸切れ等の縫製動作の異常の履歴を、後の縫製動作
の能率の向上に有効に利用することができるようにな
る。
【0071】そして、請求項2のミシンによれば、駆動
部の調整不良などの要因によって糸切れが水準的な頻度
を越えて発生しているかどうかが判定でき、該頻度が高
いときに異常を報知することにより、オペレータに速や
かに適切な処置を講ずることを促すことができ、ひいて
は、作業能率の向上を図ることができる。
【0072】また、請求項3のミシンによれば、糸切れ
発生の確率が高い状況および低い状況が判定でき、糸切
れの発生を少なくすべく縫製速度を変更する等、縫製動
作を制御して能率の向上を図ることができる。
【0073】さらには、請求項4のミシンによれば、糸
切れの発生の可能性を予測することができ、糸切れ発生
時のロス時間が考慮された信頼性の高い縫製時間の予測
を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、制御装置の処
理内容を示すフローチャート
【図2】縫製作業における処理手順を示すフローチャー
ト(その1)
【図3】縫製作業における処理手順を示すフローチャー
ト(その2)
【図4】縫い上り時間予測の手順を示すフローチャート
【図5】糸切れ情報表示の手順を示すフローチャート
【図6】多頭形刺繍ミシンの外観を示す斜視図
【図7】電気的構成を示すブロック図
【図8】EEPROMの内容を概念的に示す図
【図9】RAMの内容を概念的に示す図
【図10】頭部針棒別糸切れ情報の内容の一例を示す図
【図11】設定スピード別糸切れ情報の内容の一例を示
す図
【図12】ステッチ長別糸切れ情報の内容の一例を示す
【図13】設定スピード別ステッチ長別縫いスピード情
報の内容の一例を示す図
【図14】縫いスピード別ステッチ長別平均縫いスピー
ド情報の内容の一例を示す図
【符号の説明】
図面中、1はミシン本体、3はミシン頭部、4は針棒、
8は主軸モータ、9は糸切れセンサ(異常検出手段)、
10は刺繍枠、11はX軸方向移動機構、12はY軸方
向移動機構、15は制御装置(履歴データ処理手段)、
17はEEPROM(記憶手段)、26は表示装置、3
0は速度調整ボリュームを示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針棒を上下動させつつ加工布を前記針棒
    に対して相対的に移動させることにより縫製動作を行う
    ミシン本体と、 このミシン本体の縫製動作の異常の発生を検出する異常
    検出手段と、 この異常検出手段により異常の発生が検出されたときの
    前記ミシン本体の縫製動作の状況を累積的に記憶する記
    憶手段と、 この記憶手段に記憶された異常発生の履歴データを前記
    ミシン本体の制御に利用すべく処理する履歴データ処理
    手段とを具備してなるミシン。
  2. 【請求項2】 異常検出手段は、針棒への糸供給異常を
    検出する糸切れセンサからなると共に、履歴データ処理
    手段は、糸切れ発生の頻度を演算して該頻度が高いとき
    に異常を報知するように構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載のミシン。
  3. 【請求項3】 異常検出手段は、針棒への糸供給異常を
    検出する糸切れセンサからなると共に、履歴データ処理
    手段は、縫製動作状況毎の糸切れ発生の頻度を演算して
    糸切れ発生の少ない状況となるように縫製動作を制御す
    るように構成されていることを特徴とする請求項1又は
    2記載のミシン。
  4. 【請求項4】 異常検出手段は、針棒への糸供給異常を
    検出する糸切れセンサからなると共に、履歴データ処理
    手段は、糸切れ発生の頻度を演算した結果に基づいて糸
    切れの発生の可能性を考慮した縫製時間の予測演算を行
    うように構成されていることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載のミシン。
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