JPH05317227A - 清掃車 - Google Patents

清掃車

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JPH05317227A
JPH05317227A JP15612092A JP15612092A JPH05317227A JP H05317227 A JPH05317227 A JP H05317227A JP 15612092 A JP15612092 A JP 15612092A JP 15612092 A JP15612092 A JP 15612092A JP H05317227 A JPH05317227 A JP H05317227A
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side brush
brush
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cleaning
dust
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Hisaaki Kazoe
久明 算
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Howa Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物の隅角部,左右の壁際および小径の円柱
際を1個のサイドブラシで掃き残しなく清掃できると共
に、サイドブラシの寿命を長く保つことができること。 【構成】 前部フレーム18には摺動基軸19が設けら
れ、その摺動基軸19にはアーム20が摺動かつ回動自
在に嵌合し、そのアーム20の後端は押圧ロッド17と
係合し、前端にはモータ21とそれによって回動するサ
イドブラシ22とが設けられ、前部フレーム18の中央
にはモータ23とそれに直結するプーリ24とが設けら
れ、また、前部フレーム18の摺動基軸19両端付近に
はプーリ25a,25bがそれぞれ設けられ、そのプー
リ24に数回巻き付けた無端状のワイヤ26がプーリ2
5a,25bに捲着されており、そのワイヤ26にアー
ム20がボルト27によって結合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として構内清掃等に
使用される路面清掃車の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工場床面や道路面等の路面を清掃
する路面清掃車は、図5のように、車体1下前部の左右
に1対のモータ2aとそれによってそれぞれ駆動される
駆動輪2が設けられ、さらに、後部中央に従動輪3と、
その駆動輪2と従動輪3との中間にメインブラシ10
と、車体1下前部の左側にサイドブラシ22とがそれぞ
れ設けられており、それぞれのモータ2aにより左右の
駆動輪2の回転数を制御して、直進または左右旋回がで
きるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の路
面清掃車は、直進または左右旋回は可能であるが、横行
することができないことと、サイドブラシ22が車体1
下前部の側部に実質上固定化されていることのため、構
内清掃等に際し建物の隅角部の塵埃を車体中央に掃き寄
せることが不可能で、したがってメインブラシ10によ
って図示しないホッパー内に回収することができず、図
5示のように、隅角部に広い掃き残し箇所Pを生ずると
いう欠点があった。また、建物の左右の壁際を能率良く
清掃するためには、清掃車の車体下前部の左右両側にそ
れぞれサイドブラシを設けなければならないので、構造
が複雑となりコストアップを招くという不利があった。
【0004】そこで、本発明の課題は、建物の隅角部,
左右の壁際および小径の円柱際を1個のサイドブラシで
掃き残しなく清掃できると共に、サイドブラシの損傷を
防止できる清掃車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明に係る清掃車は、サイドブラシの回転によ
って掃き寄せた塵埃を掃き上げブラシによってホッパー
内に回収する清掃車において、前記サイドブラシをフレ
ーム前方へ突出するように車体下前部に設けると共に、
その先端部が車体の両側面に突出するように左右へ移動
可能に設けて構成したものである。
【0006】
【作用】壁際の塵埃をサイドブラシで中央に掃き寄せ、
掃き上げブラシによってホッパー内に回収しながら清掃
車を前進させ、隅角部手前で一旦停車しサイドブラシを
横方向に移動させると、塵埃が中央に掃き出される。つ
ぎに、サイドブラシを元へ戻し、そのサイドブラシが最
初のサイドブラシの清掃痕の前部分に重なる位置まで清
掃車を前進させて、同様の操作を行なう。この操作を隅
角部の最奥に達するまでくりかえし実施し、隅角部の塵
埃を全て中央に掃き出した後、清掃車を後退させ、隅角
部を最小旋回半径で旋回させてそれらの塵埃を掃き上げ
ブラシによってホッパー内に回収すると、隅角部に掃き
残しが無くなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る清掃車の実施例を添付図
面に基づいて説明する。図1に示す路面清掃車におい
て、1は車体、2は車体1の両側に設けられモータ2a
(図4参照)によって駆動される駆動輪、3は同じくキ
ャスター等から成る従動輪、4は走行ハンドル、5は前
進レバーで、これらは周知の技術で構成されている。2
個の駆動輪2は、それぞれのモータ2aによって単独に
回転数を制御できるので、両駆動輪2の回転数を変える
ことにより清掃車の向きを変えることができるし、ま
た、片方の駆動輪2を正転、他方の駆動輪2を逆転にす
ることにより、スピンターンも可能となっている。6は
車体1の下部に設けられたゴミ掃き上げ室、7は車体1
の後部に設けられたゴミ回収室で、両者は開口部8によ
り連通している。9はゴミ回収室7の下部分を構成して
いるホッパーで、周知のように車体1に対して一体的ま
たは着脱自在に設けられている。
【0008】また、10はゴミ掃き上げ室6に上下動自
在に配設された周知の掃き上げブラシとしてのメインブ
ラシで、そのブラシ軸10bは車体1に軸着した支持ア
ーム11に軸支され、メインブラシ10を路面上に降ろ
すと図示しない駆動機構により矢印方向へ回転し、メイ
ンブラシ10を路面上から持ち上げるとその回転が停止
するようになっている。メインブラシ10は、その回転
により後述するサイドブラシ22が掃き寄せた塵埃aを
上方へ引き上げ、塵埃aはゴミ掃き上げ室6、開口部8
およびゴミ回収室7を経てホッパー9に回収される。1
2は周知のフイルター、13は同じくブロアーを示して
いる。
【0009】そして、車体1の前部にはサイドブラシの
作動機構が次のように構成されている。すなわち、図2
および図3に示すように、車体1に後部ブラケット14
aと1対の前部ブラケット14b,14bとがそれぞれ
設けられ、後部ブラケット14aには電動シリンダー1
5が軸着され、前部ブラケット14b,14bには回動
支持軸16が軸支され、その回動支持軸16の片端には
連結板16aが固着され、その連結板16aの他端は電
動シリンダー15のピストンロッド15aに軸着されて
いる。さらに、回動支持軸16の両端には作動板16
b,16bが固着され、その両作動板16bの先端下部
には押圧ロッド17が固着され、連結板16aと回動支
持軸16と作動板16bと押圧ロッド17とは一体的に
作動するようになっている。
【0010】また、前部フレーム18には、左右両端部
に亘る摺動基軸19が設けられ、その摺動基軸19に
は、前端が前部フレーム18の下方へ及ぶアーム20が
摺動かつ回動自在に嵌合し、そのアーム20の後端部は
押圧ロッド17と係合し、前端にはモータ21とそのモ
ータ21によつて回動するサイドブラシ22とが設けら
れている。サイドブラシ22は、そのブラシ22aの一
部がフレーム18の前方および側方へ突出する位置に設
けられている。
【0011】さらに、前部フレーム18の中央には、サ
イドブラシ22移動用のモータ23が固設され、そのモ
ータ23の出力軸に直結するプーリ24が設けられ、ま
た、前部フレーム18の摺動基軸19両端付近位置に
は、プーリ25a,25bがそれぞれ設けられ、そのプ
ーリ24に数回巻き付けた無端状のワイヤ26がプーリ
25a,25bに捲着されており、そのワイヤ26にア
ーム20がボルト27によって結合している。そして、
モータ21またはアーム20の側面には、サイドブラシ
22と壁面との距離を計測する距離センサー28が設け
られている。
【0012】上記のように構成されたサイドブラシの作
動機構は、電動シリンダー15の作動によりピストンロ
ッド15aを伸長させると、連結板16aと回動支持軸
16と作動板16bと押圧ロッド17とが回動支持軸1
6を回転の支持軸として左回り(図2において左を指
し、以下同様の意に用いる)に回転し、押圧ロッド17
がアーム20の後端部を押し下げるので、アーム20は
摺動基軸19を回転の支持軸として右回りに回転し、そ
の先端にあるサイドブラシ22が上昇して路面Fから離
れる。逆に、電動シリンダー15の作動によりピストン
ロッド15aを短縮させると、上記と逆に作動してサイ
ドブラシ22が下降して路面Fに接触する。この状態
で、モータ21を作動させるとサイドブラシ22が回転
して、路面Fの塵埃を掃き寄せる。
【0013】また、モータ23によってプーリ24を右
または左回転させると、ワイヤ26がプーリ25a,2
5bにガイドされて、矢印のように右または左回転する
ので、そのワイヤ26に結合しかつ摺動基軸19に嵌合
しているアーム20が、摺動基軸19に沿って右(図3
においてプーリ25b側)または左(図3においてプー
リ25a側)に移動するので、サイドブラシ22が車体
1の両側面に交互に突出することが可能になっており、
アーム20を摺動基軸19の所望位置に停めることによ
って、サイドブラシ22を車体1の両側間の所望位置に
停止させることもできる。
【0014】本実施例の清掃車によって建物の隅角部,
左右の壁際および小径の円柱際等を清掃する要領を次に
述べる。モータ21の作動によりサイドブラシ22を回
転させながら、電動シリンダー15の作動によりサイド
ブラシ22を下降させて壁際の路面Fに接触させ、壁際
の塵埃をサイドブラシ22で中央に掃き寄せ、掃き上げ
ブラシ10によってホッパー9内に回収しながら清掃車
を前進させ、図4のように、隅角部手前で一旦停車し、
サイドブラシ22をモータ23,プーリ24およびワイ
ヤ26等によって矢印のように横方向に移動させると、
塵埃が中央に掃き出される。つぎに、サイドブラシ22
を元の位置へ戻し、そのサイドブラシ22が最初のサイ
ドブラシ22の清掃痕の前部分に重なる位置まで清掃車
を前進させて、同様の操作を行なう。
【0015】この操作を隅角部の最奥に達するまでくり
かえし実施し、隅角部の塵埃を全て中央に掃き出した
後、清掃車を後退させ、図5のAの経路に沿って走行さ
せる。そして、B点に至り、B点を回転中心としてスピ
ンターンさせることにより、A→B→Cの経路が壁際に
非常に接近するので、隅角部をこのような最小の旋回半
径で走行して、中央に掃き出されたそれらの塵埃を、掃
き上げブラシ10によってホッパー9内に回収すること
ができる。そのため隅角部に塵埃を掃き残すことがな
く、きれいに清掃できる。
【0016】また、本実施例の清掃車は、図5のよう
に、車体1前部の両駆動輪2を結んだ線上またはその延
長線上に回転中心があるので、回転中心とサイドブラシ
22との距離が極めて小さくなり、そのため、最小の旋
回半径で走行して、小径の円柱際も掃き残しなく、きれ
いに清掃できる。なお、図4においては、建物の左側の
壁面Wおよび隅角部を清掃する状態を示しているが、こ
れと同じ走行方向で建物の右側の壁面および隅角部を清
掃する場合には、サイドブラシ22を反対側に寄せ、モ
ータ21の逆回転によりサイドブラシ22を逆回転させ
ると、上記と同様に塵埃を掃き残すことがなく、きれい
に清掃できる。さらに、清掃中、サイドブラシ22が壁
面Wに対し所定距離に達すると、距離センサー28が信
号を発し、さらに接近しようとするとサイドブラシ22
が遠ざかる方向へ移動して所定距離内に戻るように制御
されるので、サイドブラシ22が必要以上に押圧されて
損傷することがなく、ブラシ22aの寿命にとって好ま
しいことである。
【0017】なお、上記実施例においては、サイドブラ
シ22の左右移動をモータ23,プーリ24およびワイ
ヤ26等によって行なっているが、これに限定されるも
のではなく、例えば、アーム20を市販のロッドレスシ
リンダーに直結したり、モータにより回転されるスクリ
ュー軸に螺合するナットに連結する等の他の駆動装置に
よることでも良い。その他細部の構成および部品の形状
等は、本発明の目的及び趣旨を逸脱しない範囲におい
て、適宜変更出来るものである。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
サイドブラシを壁面から中央へ離れた位置まで移動さ
せ、塵埃を中央に掃き出して回収するので、建物の隅角
部を掃き残しなくきれいに清掃できると共に、清掃車の
回転中心がサイドブラシの近くにあるので、小径の円柱
際を小さな旋回半径で走行しながらきれいに清掃でき
る。また、サイドブラシの回転方向を変えることによ
り、1個のサイドブラシで左右両側の壁面の清掃を容易
かつきれいに行なうことができる。さらに、サイドブラ
シと壁面との距離を計測する距離センサーを備えている
ので、サイドブラシを必要以上に壁面に押圧して損傷さ
せることが防止され、その寿命を長く保つことができる
等、その実用価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部破断側面図である。
【図2】図1の要部の一部破断側面図である。
【図3】図1の要部の概略平面図である。
【図4】本実施例の清掃状態を示す説明図である。
【図5】従来の清掃車の清掃状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・車体、9・・ホッパー、10・・メインブラシ、
18・・フレーム、22・・サイドブラシ、28・・距
離センサー、W・・壁面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドブラシの回転によって掃き寄せた
    塵埃を掃き上げブラシによってホッパー内に回収する清
    掃車において、前記サイドブラシをフレーム前方へ突出
    するように車体下前部に設けると共に、その先端部が車
    体の両側面に突出するように左右へ移動可能に設けたこ
    とを特徴とする清掃車。
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