JPH05317209A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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Publication number
JPH05317209A
JPH05317209A JP13508392A JP13508392A JPH05317209A JP H05317209 A JPH05317209 A JP H05317209A JP 13508392 A JP13508392 A JP 13508392A JP 13508392 A JP13508392 A JP 13508392A JP H05317209 A JPH05317209 A JP H05317209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction port
cleaned
vacuum cleaner
soft material
wheels
Prior art date
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Pending
Application number
JP13508392A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Nagashima
俊彦 長島
Akio Iguchi
穐夫 井口
Shuhei Omoto
周平 大本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH05317209A publication Critical patent/JPH05317209A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 底面を被清掃面から一定間隔離間させた離間
状態を確保すると共に、車輪走行時、例え板張りの床で
もごろごろと走行音を発することなく走行感も良く、板
と板の合わせ目に溝がある床の場合でも、車輪が溝に落
ちる際の音が耳障りとならない電気掃除機の吸込口体を
提供する。 【構成】 底面13から突出し被清掃面上を転動して走
行する軟質材により形成された車輪(後輪16)を備え
た電気掃除機の吸込口体において、後輪16の外周面2
1a周方向に、軟質材より軟らかい低硬度軟質材からな
る緩衝体23を外周面21aに対し突設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気掃除機の吸込口
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、底面から突出し被清掃面上を転動
して走行する軟質材により形成された車輪を備えた電気
掃除機の吸込口体が知られている。
【0003】電気掃除機の吸込口体は、被清掃面に載置
して使用するものであり、底面に、被清掃面に対向して
開口する吸込口を有すると共に、底面の四隅に、走行用
の車輪を有している。吸込口が形成された底面は、被清
掃面に触れないように被清掃面から一定間隔離間してい
る。
【0004】この吸込口体の車輪1は、図5に示すよう
に、芯部2と芯部2の外周に形成された外周部3とを有
しており、芯部2の回動中心を貫通する回動軸4により
転動自在に軸支されている。この車輪1は、先ず硬質材
を成形して芯部2を形成し、続いて、軟質塩化ビニール
或はゴム等の軟質材を成形して形成される外周部3を成
形と同時に芯部2に固定し((a)参照)、又は、外周
部3を別体でリング状に形成し芯部2に取り付けて
((b)参照)、組み立てていた。
【0005】この軟質材の使用により、車輪1を走行面
である被清掃面に柔軟に接触させ、良好な走行感を得て
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被清掃
面に当接する外周部3を形成する軟質材は、底面を被清
掃面から一定間隔離間させる必要から、押圧状態でも離
間状態を維持することができるように一定の硬度を備え
なければならず、被清掃面が例えば板張り床(フローリ
ング)の場合は、走行時にごろごろと音がして走行感が
良くないという問題点があった。
【0007】特に、板と板の合わせ目に溝がある床の場
合は、車輪1が溝に落ちる際の音(がた付き音)が耳障
りとなっていた。
【0008】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、底面を被清掃面
から一定間隔離間させた離間状態を維持すると共に、車
輪走行時、例え板張りの床でもごろごろと走行音を発す
ることなく走行感も良く、板と板の合わせ目に溝がある
床の場合でも、車輪が溝に落ちる際の音が耳障りとなら
ない電気掃除機の吸込口体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る電気掃除機の吸込口体は、底面から
突出し被清掃面上を転動して走行する軟質材により形成
された車輪を備えた電気掃除機の吸込口体において、前
記車輪の外周面周方向に、前記軟質材より軟らかい低硬
度軟質材からなる緩衝体を前記外周面に対し突設したこ
とを特徴としている。
【0010】
【作用】この発明に係る電気掃除機の吸込口体は、軟質
材に対しより軟らかい低硬度軟質材からなる緩衝体を設
けた車輪により、通常は緩衝体が当接して良好な走行感
を得、床に対して強く押さえた時やへばりついたときは
軟質材が当接して、被清掃面と開口が形成された底面と
の離間状態が維持される。
【0011】
【実施例】以下、この発明に係る電気掃除機の吸込口体
の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0012】図1に示す電気掃除機の吸込口体(吸込口
体)10は、被清掃面Fに載置して使用するものであ
り、横長矩形状の本体11と、本体11の後部に回動自
在に突設された連通管12を有している。
【0013】本体11は、本体上部と本体下部とを組み
合わせて形成されており、本体11底面である本体下部
の底面13には、前端部13a側に、連通管12に連通
すると共に被清掃面Fに対向して開口する吸込口14が
形成されている。
【0014】また、底面13の四隅である前端部13a
近傍の両側と後端部13b近傍の両側には、前輪15及
び後輪16が設置されている。前輪15及び後輪16
は、回転軸17により転動自在に軸支されている連通管
12には、延長管(図示せず)が連結され、延長管の手
元操作部(図示せず)の操作により操作力が本体11に
作用し、前輪15及び後輪16を介して本体11を走行
させ被清掃面F上を移動させることができる。
【0015】なお、18は回転ブラシであり、19は回
転ブラシ18に連動する駆動輪である。
【0016】後輪16は、図2に示すように、芯部20
と芯部20の外周に形成された外周部21とを有してお
り、芯部20の回転中心を貫通する貫通孔20aに装着
された回転軸17により軸支されている。芯部20は、
ポリプロピレン或はポリアセタール等の硬質材を成形し
て形成されており、外周部21は、軟質塩化ビニール或
はゴム等の軟質材を成形して形成されている。この軟質
材は、押圧力が加わっても容易に圧縮状態とはならない
硬度を有している。
【0017】後輪16の外周面である外周部21の外周
面21aには、外周面21aの幅方向中心に周方向全域
に亙って溝22が形成されており、溝22には、緩衝体
23がはめ込まれている。
【0018】緩衝体23は、外周部21を形成する軟質
塩化ビニール或はゴム等の軟質材より軟らかい発泡ゴム
或はエラストマ等の低硬度軟質材を成形してリング状に
形成されており、外周面側の略半分を外周面21aから
突出させて装着されている。緩衝体23の外周面21a
から突出する部分は、図3に示すように、押圧状態で容
易に圧縮され、外周面21aと面一になる。
【0019】この後輪16は、先ず、硬質材を成形して
芯部20を形成し、続いて、芯部20を成形金型に挿入
し芯部20外周を覆った状態に軟質部材を成形して外周
部21を形成する。このとき、外周部21に溝22が形
成され、溝22に、低硬度軟質材により形成された緩衝
体23をはめ込む。なお、緩衝体23もインサート成形
で形成してもよい。
【0020】また、後輪16の変形例を、図4に示す。
【0021】図4において、車輪24は、芯部20外周
をスラスト方向で分けて芯部20外周上に、外周部21
と、外周面を外周部21より突出させた緩衝体23を並
設している。このような車輪24によっても後輪16と
同等の効果を得ることができる。
【0022】次に、上記構成を有する電気掃除機の吸込
口体の作用を説明する。
【0023】先ず、連通管12に連結された延長管(図
示せず)の手元操作部を操作し、被清掃面F上に載置さ
れた吸込口体10を、前輪15及び後輪16を介し例え
ば本体11の前後方向に移動させる。
【0024】この際、後輪16の最外側面に位置するの
が低硬度軟質材からなる緩衝体23であることから、被
清掃面Fが板張り床(フローリング)であっても、後輪
16を走行面である被清掃面Fに柔軟に接触させること
ができてごろごろとすることなく、更に、板と板の合わ
せ目に溝がある場合でも後輪16が溝に落ちる際のがた
付き音を発することもなく、良好な走行感を得ることが
できる。
【0025】ところで、緩衝体23は、押圧状態で容易
に圧縮されるが、圧縮時には外周面21aと面一状態と
なることから、底面13を被清掃面Fから一定間隔離間
させることができ、吸込口14を塞ぐことはない。
【0026】そして、被清掃面F上を移動する本体11
により、底面13に形成された吸込口14から被清掃面
F上の塵埃を吸い込み、被清掃面F上を清掃することが
できる。
【0027】このように、吸込口体10は、後輪16を
備えることにより、通常走行時においてクッション性が
高く良好な走行感を得ることができ、特に被清掃面Fが
板張り床の場合には静粛な走行が可能となり、また、強
く押圧した際にも、底面13と被清掃面Fとの離間間隔
が維持されることから、塵埃を吸い込むための風路を確
保することができると共に、絨毯面等を走行する際にお
いても毛先等が抵抗とならず快適な走行感を得ることが
できる。
【0028】なお、緩衝体23を有する車輪構造を、後
輪16のみでなく前輪15にも採用することにより、上
記効果をより顕著にすることができる。
【0029】また、本実施例の駆動輪19は、前輪15
及び後輪16よりも若干上方に位置しており、被清掃面
Fが絨毯面や畳み面の場合のみ被清掃面Fに接し板張り
面では接しないので、設ける必要がない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る電
気掃除機の吸込口体は、上記構成を有するため、底面を
被清掃面から一定間隔離間させた離間状態を維持すると
共に、車輪走行時、例え板張りの床でもごろごろと走行
音を発することなく走行感も良く、板と板の合わせ目に
溝がある床の場合でも、車輪が溝に落ちる際の音が耳障
りとならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電気掃除機の吸込口体の底面図
である。
【図2】通常走行状態にある電気掃除機の吸込口体の後
輪部における断面図である。
【図3】電気掃除機の吸込口体を強く押圧した際の被清
掃面上の後輪を示す断面図である。
【図4】後輪の他の例を示す断面図である。
【図5】(a)、(b)共に従来の車輪を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 電気掃除機の吸込口体 13 底面 16 後輪(車輪) 21a 外周面 23 緩衝体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面から突出し被清掃面上を転動して走
    行する軟質材により形成された車輪を備えた電気掃除機
    の吸込口体において、 前記車輪の外周面周方向に、前記軟質材より軟らかい低
    硬度軟質材からなる緩衝体を前記外周面に対し突設した
    ことを特徴とする電気掃除機の吸込口体。
JP13508392A 1992-05-27 1992-05-27 電気掃除機の吸込口体 Pending JPH05317209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13508392A JPH05317209A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 電気掃除機の吸込口体

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JP13508392A JPH05317209A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 電気掃除機の吸込口体

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JPH05317209A true JPH05317209A (ja) 1993-12-03

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ID=15143441

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JP13508392A Pending JPH05317209A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 電気掃除機の吸込口体

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0858760A1 (de) * 1997-02-14 1998-08-19 Techno Finish GmbH Laufrad für Staubsaugerdüse
KR20170017895A (ko) 2014-06-11 2017-02-15 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 태양전지 및 태양전지의 제조 방법
DE102018217407B3 (de) 2018-10-11 2020-01-16 BSH Hausgeräte GmbH Laufrolle für ein Bodenreinigungsgerät

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