JPH072158B2 - 床用吸込具 - Google Patents
床用吸込具Info
- Publication number
- JPH072158B2 JPH072158B2 JP2171513A JP17151390A JPH072158B2 JP H072158 B2 JPH072158 B2 JP H072158B2 JP 2171513 A JP2171513 A JP 2171513A JP 17151390 A JP17151390 A JP 17151390A JP H072158 B2 JPH072158 B2 JP H072158B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction tool
- tool body
- suction
- floor
- sliding portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Electric Suction Cleaners (AREA)
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、電気掃除機に使用される床用吸込具に関す
る。
る。
（ロ）従来の技術 従来、この種床用吸込具として、例えば特開平１−2303
28号公報に示される如く、吸込具本体下面に車輪を設
け、この車輪により吸込具本体を前後方向に移動させる
ものが知られている。
28号公報に示される如く、吸込具本体下面に車輪を設
け、この車輪により吸込具本体を前後方向に移動させる
ものが知られている。
しかしながら、この車輪は塩化ビニールで形成されるの
が一般的であり、塩化ビニールは比較的摩擦係数が大き
いため、左右方向への移動が良好に行えず、掃除する際
の使用勝手が悪いものであった。
が一般的であり、塩化ビニールは比較的摩擦係数が大き
いため、左右方向への移動が良好に行えず、掃除する際
の使用勝手が悪いものであった。
（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、移動性を向上
し、使用勝手を向上し得る床用吸込具を提供することを
課題とする。
し、使用勝手を向上し得る床用吸込具を提供することを
課題とする。
（ニ）課題を解決するための手段 本発明の第１の手段は、吸込口を有する吸込具本体の下
面に、一対の車輪を配置すると共に、前記吸込具本体よ
り摩擦係数の低い合成樹脂材料からなる滑部を車輪間に
貼着し、該滑部下面は、吸込具本体下面より下方で、且
つ車輪の最下位置より上方に位置させたことを特徴とす
る。
面に、一対の車輪を配置すると共に、前記吸込具本体よ
り摩擦係数の低い合成樹脂材料からなる滑部を車輪間に
貼着し、該滑部下面は、吸込具本体下面より下方で、且
つ車輪の最下位置より上方に位置させたことを特徴とす
る。
また、本発明の第２の手段は、吸込具本体の下面に、掃
除機本体に接続管を介して連通する吸込口を形成すると
共に、前記吸込具本体下面の接続管下方に対応する位置
近傍に、吸込具本体より摩擦係数の低い合成樹脂材料か
らなる滑部を貼着したことを特徴とする。
除機本体に接続管を介して連通する吸込口を形成すると
共に、前記吸込具本体下面の接続管下方に対応する位置
近傍に、吸込具本体より摩擦係数の低い合成樹脂材料か
らなる滑部を貼着したことを特徴とする。
（ホ）作用 本発明の第１の手段によれば、床、畳等を掃除する際に
は、車輪により移動する。この際、滑部は車輪より上方
に位置しているので、滑部と床等の間で砂状のものがこ
すれて床を傷付けることがない。また、絨緞を掃除する
際には、吸込具本体より下方に位置する滑部が絨緞に接
触する。滑部は吸込具本体より摩擦係数の低い合成樹脂
材料により構成されており、この滑部を吸込具本体より
下方に位置させることにより吸込具本体を移動性良く移
動させる。
は、車輪により移動する。この際、滑部は車輪より上方
に位置しているので、滑部と床等の間で砂状のものがこ
すれて床を傷付けることがない。また、絨緞を掃除する
際には、吸込具本体より下方に位置する滑部が絨緞に接
触する。滑部は吸込具本体より摩擦係数の低い合成樹脂
材料により構成されており、この滑部を吸込具本体より
下方に位置させることにより吸込具本体を移動性良く移
動させる。
本発明の第２の手段によれば、掃除動作に伴う押引操作
により、吸込具本体は下面の接続管下方に対応する位置
近傍に最も被掃除面に押しつけられる力が加わるが、そ
の位置に設けた滑部により吸込具本体を移動性良く移動
させる。
により、吸込具本体は下面の接続管下方に対応する位置
近傍に最も被掃除面に押しつけられる力が加わるが、そ
の位置に設けた滑部により吸込具本体を移動性良く移動
させる。
（ヘ）実施例 本発明の一実施例を図面に基づき以下に詳述する。
１は上ケース２と下ケース３とをバンパー４を介して重
合して形成した吸込具本体で、後部には掃除機本体に伸
縮パイプ及び蛇腹ホース（いづれも図示しない）を介し
て連結される回転管５が本体１に対して回動自在に設け
られている。前記本体１の前部には吸込室が形成されて
おり、この吸込室の下面を開口して吸込口６を形成して
いる。
合して形成した吸込具本体で、後部には掃除機本体に伸
縮パイプ及び蛇腹ホース（いづれも図示しない）を介し
て連結される回転管５が本体１に対して回動自在に設け
られている。前記本体１の前部には吸込室が形成されて
おり、この吸込室の下面を開口して吸込口６を形成して
いる。
７は前記吸込室内に配設される回転ブラシで、吸込口６
から掃除機本体に吸い込まれる空気により回転駆動する
ファン、あるいは駆動モータにより回転駆動され、絨緞
を掃除する際に回転ブラシ７により絨緞内のゴミを掻上
げ、ゴミを掃除機本体内に吸い込むようになっている。
から掃除機本体に吸い込まれる空気により回転駆動する
ファン、あるいは駆動モータにより回転駆動され、絨緞
を掃除する際に回転ブラシ７により絨緞内のゴミを掻上
げ、ゴミを掃除機本体内に吸い込むようになっている。
８は前記吸込具本体１の底面後方中央部分に配設された
滑部で、フッ素樹脂等の低摩擦係数を有する合成樹脂材
料にて形成されており、この滑部８は吸込具本体１底面
より少許下方へ突出するようになっている。フッ素樹脂
の動摩擦係数は0.13（7kg/cm2×0.5m/sec）である。
滑部で、フッ素樹脂等の低摩擦係数を有する合成樹脂材
料にて形成されており、この滑部８は吸込具本体１底面
より少許下方へ突出するようになっている。フッ素樹脂
の動摩擦係数は0.13（7kg/cm2×0.5m/sec）である。
９は前記吸込具本体１の底面後方両側に配設された車輪
で、フッ素樹脂、高分子ポリエチレン等の低摩擦係数を
有する材料にて形成されており、前記滑部８より少許下
方に突出するようになっている。高分子ポリエチレンの
動摩擦係数は0.10（7kg/cm2×0.5m/sec）である。
で、フッ素樹脂、高分子ポリエチレン等の低摩擦係数を
有する材料にて形成されており、前記滑部８より少許下
方に突出するようになっている。高分子ポリエチレンの
動摩擦係数は0.10（7kg/cm2×0.5m/sec）である。
10は前記吸込具本体１底面後部に出没自在に形成された
可動部で、床、畳等を掃除する際前記車輪９より下方に
突出し、絨緞を掃除する際前記吸込具本体１内に収納さ
れるようになっており、この可動部10底面には、柔軟で
繊細な繊維を高密度に布に植毛することによって形成し
た起毛材11を貼着して、床、畳等を掃除する際の移動性
を向上させるようになっている。
可動部で、床、畳等を掃除する際前記車輪９より下方に
突出し、絨緞を掃除する際前記吸込具本体１内に収納さ
れるようになっており、この可動部10底面には、柔軟で
繊細な繊維を高密度に布に植毛することによって形成し
た起毛材11を貼着して、床、畳等を掃除する際の移動性
を向上させるようになっている。
而して、絨緞を掃除する際には、可動部10を収納し、滑
部８及び車輪９により絨緞上を掃除するのであるが、滑
部８及び車輪９は低摩擦係数を有する合成樹脂により形
成されているので、滑部８及び車輪９により前後方向の
みならず左右方向にも移動性良く移動させることができ
ると共に、滑部８及び車輪９の摩耗が減少され、長期間
にわたって使用することができる。
部８及び車輪９により絨緞上を掃除するのであるが、滑
部８及び車輪９は低摩擦係数を有する合成樹脂により形
成されているので、滑部８及び車輪９により前後方向の
みならず左右方向にも移動性良く移動させることができ
ると共に、滑部８及び車輪９の摩耗が減少され、長期間
にわたって使用することができる。
また、床、畳等を掃除する際には、可動部10の起毛材11
先端を車輪９より下方に突出させ、可動部10の起毛材11
により前後、左右方向に移動性良く移動させることがで
きる。床、畳等を掃除する際、起毛材11を吸込具本体１
内に収納したまま掃除する誤操作が考えられるが、この
場合、車輪９を滑部８より少許下方に突出させているの
で、床に砂状のものがこぼれていた場合でも滑部８と床
との間で砂状のものがこすれて床を傷付けることはな
い。
先端を車輪９より下方に突出させ、可動部10の起毛材11
により前後、左右方向に移動性良く移動させることがで
きる。床、畳等を掃除する際、起毛材11を吸込具本体１
内に収納したまま掃除する誤操作が考えられるが、この
場合、車輪９を滑部８より少許下方に突出させているの
で、床に砂状のものがこぼれていた場合でも滑部８と床
との間で砂状のものがこすれて床を傷付けることはな
い。
尚、本実施例では、掃除する場所によって出没を切り替
え操作される可動体を設けたが、可動体を不要としても
よい。
え操作される可動体を設けたが、可動体を不要としても
よい。
（ト）発明の効果 以上の如く、本発明の特許請求の範囲第１項記載の構成
によれば、絨緞掃除時における吸込具本体の移動性を向
上することができると共に、床掃除時における床の傷付
きを防止することができる等の効果を奏する。
によれば、絨緞掃除時における吸込具本体の移動性を向
上することができると共に、床掃除時における床の傷付
きを防止することができる等の効果を奏する。
また、本発明の特許請求の範囲第２項記載の構成によれ
ば、最も被掃除面に押し付けられる部分に滑部を設ける
ことにより、吸込具本体の移動性を向上することができ
る等の効果を奏する。
ば、最も被掃除面に押し付けられる部分に滑部を設ける
ことにより、吸込具本体の移動性を向上することができ
る等の効果を奏する。
図面はいずれも本発明の一実施例を示し、第１図は底面
図、第２図は側面図である。 １……吸込具本体、８……滑部、９……車輪。
図、第２図は側面図である。 １……吸込具本体、８……滑部、９……車輪。
Claims (2)
- 【請求項１】吸込口を有する吸込具本体の下面に、一対
の車輪を配置すると共に、前記吸込具本体より摩擦係数
の低い合成樹脂材料からなる滑部を車輪間に貼着し、該
滑部下面は、吸込具本体下面より下方で、且つ車輪の最
下位置より上方に位置させたことを特徴とする床用吸込
具。 - 【請求項２】吸込具本体の下面に、掃除機本体に接続管
を介して連通する吸込口を形成すると共に、前記吸込具
本体下面の接続管下方に対応する位置近傍に、吸込具本
体より摩擦係数の低い合成樹脂材料からなる滑部を貼着
したことを特徴とする床用吸込具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2171513A JPH072158B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 床用吸込具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2171513A JPH072158B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 床用吸込具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0458924A JPH0458924A (ja) | 1992-02-25 |
| JPH072158B2 true JPH072158B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=15924516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2171513A Expired - Fee Related JPH072158B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 床用吸込具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072158B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0737000U (ja) * | 1993-12-15 | 1995-07-11 | 株式会社エム・エンジニアリング | 吸着振動型ハンドクリーナ |
| GB0104675D0 (en) * | 2001-02-24 | 2001-04-11 | Dyson Ltd | A tool for a vacuum cleaner |
| US8208255B2 (en) | 2006-04-13 | 2012-06-26 | Toto Ltd | Remote control apparatus |
| CN101473394B (zh) | 2006-06-22 | 2012-03-28 | 日本小林株式会社 | 用于往复键的开关 |
| JP6454996B2 (ja) * | 2014-07-01 | 2019-01-23 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53163863U (ja) * | 1977-05-30 | 1978-12-21 | ||
| JPS54256U (ja) * | 1977-06-03 | 1979-01-05 | ||
| JPS5694643U (ja) * | 1979-12-20 | 1981-07-27 |
-
1990
- 1990-06-28 JP JP2171513A patent/JPH072158B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0458924A (ja) | 1992-02-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118 Year of fee payment: 15 |
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