JPH0531693Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0531693Y2
JPH0531693Y2 JP1986154093U JP15409386U JPH0531693Y2 JP H0531693 Y2 JPH0531693 Y2 JP H0531693Y2 JP 1986154093 U JP1986154093 U JP 1986154093U JP 15409386 U JP15409386 U JP 15409386U JP H0531693 Y2 JPH0531693 Y2 JP H0531693Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
braking
objective lens
lens unit
damping
stirring arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986154093U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6362924U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986154093U priority Critical patent/JPH0531693Y2/ja
Publication of JPS6362924U publication Critical patent/JPS6362924U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0531693Y2 publication Critical patent/JPH0531693Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は光学式デイスクプレーヤの対物レン
ズ制動装置に関し、さらに詳しくは、振動系のダ
ンピング効果を向上させる制動装置に関する。
【従来の技術】
従来知られている光学式デイスクプレーヤ、即
ち、ビデオデイスク、あるいは、コンパクトデイ
スクなどのプレーヤには、ピツクアツプとしての
対物レンズが用いられ、この対物レンズはレンズ
ホルダなどにより支えられ、いわゆる対物レンズ
ユニツトが用いられている。 この対物レンズユニツトは、第11図ないし、
第14図に示されているように、対物レンズ1を
支えるレンズホルダ2に、フオーカツシングコイ
ル3、トラツキングコイル4が巻装されたもの
で、4本のサスペンシヨン5により磁気回路など
の固定部材6に取付けられている。このサスペン
シヨン5は、ばね材5Aの周囲をゴム材などの制
動材、5Bで被われたものである。 そのため、制動材の制動効果により適度なダン
ピングをトラツキング方向、あるいは、フオーカ
ツシング方向について得るようになつている。
【考案が解決しようとする問題点】
上述のような制動装置は、ばね材5Aの軸方向
共振に起因する共振、すなわち、対物レンズユニ
ツトがそのフオーカツシング軸廻り、および、ト
ラツキング軸廻りに回転する回転共振に対して制
動材5Bの制動ゴムのずれ変形が少なくこれらの
寄生共振を制動することがきわめて困難であつ
た。
【問題点を解決するための手段】
上述のような問題点を解決するために、固定部
材に対しサスペンシヨンアームを介して片持ち支
持された対物レンズユニツトを備える光学式デイ
スクプレーヤの対物レンズ制動装置において、前
記固定部材に形成された制動材収容部と、前記制
動材収容部に充填された制動材と、一端が前記対
物レンズユニツトに固定され、他端が前記制動材
に挿入されている制動材攪拌腕とを備え、前記対
物レンズユニツトがトラツキング方向及びフオー
カシング方向に移動される際、前記制動材攪拌腕
の他端が前記制動材を変形させることで、制動力
が得られることを特徴とする。
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付した第1図ない
し、第10図によつて説明する。これらの図にお
いて、符号10は対物レンズユニツトを示し、ト
ラツキングコイル11、フオーカツシングコイル
12をもち、中心部に対物レンズ13をもつレン
ズホルダ14などによつて構成される。この対物
レンズユニツト10は、磁気回路などを備える固
定部材21に対して片側2本合計4本のサスペン
シヨン22により支えられている。 そして、対物レンズユニツト10から制動材攪
拌腕31が前記固定部材21に向つて延設され、
固定部材21の両側に形成してある制動材収容部
23中に攪拌部31Aが位置しており、この制動
材収容部23中の制動材24の中に嵌つている。 そして、対物レンズユニツト10がトラツキン
グ方向に変位すると(第2図:平面図)、サスペ
ンシヨン22の変形に伴い、制動材攪拌腕31は
同図上方に移動することで、制動材24の制動力
を受ける。 また、対物レンズユニツト10がフオーカツシ
ング方向に変位すると(第3図:側面図)、サス
ペンシヨン22の変形と共に、制動材攪拌腕31
は同図上方に移動することで制動材24の制動力
を受ける。 さらにまた、フオーカツシング軸廻りの回転に
対しては、制動材攪拌腕31が制動材収容部23
の制動材24中で回転運動を行い、制動材24の
制動力を受ける(第4図)。
【他の実施例】
前記サスペンシヨン22と、制動材攪拌腕31
とを第5図に示すようにユニツトに纒め、第6
図、第7図に示すように、シングルサスペンシヨ
ン方式、あるいは、デユアルサスペンシヨン方式
とすることもできる。 第9図は制動材収容部23の形状に変更を加え
たもので、サスペンシヨン22、制動材攪拌腕3
1の並列方向に沿つた形状にしたものである。 第9図、第10図は制動材攪拌腕31の攪拌部
31Aにより制動力が加わるようにした例であ
る。
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案の光
学式デイスクプレーヤの対物レンズ制動装置は、
対物レンズユニツトから延出する制動材攪拌腕を
設け、その端部を制動材中に位置させて構成した
から、対物レンズユニツトの駆動により生じるフ
オーカツシング方向及びトラツキング方向の振動
に対する制動に加え、フオーカツシング軸廻り及
びトラツキング軸廻りの回転共振による振動の制
動をも行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による対物レンズ制動装置を
示す斜面図、第2図ないし、第4図は対物レンズ
ユニツトの運動状態を説明する平面図、側面図、
平面図、第5図は制動材攪拌腕の他の実施例を示
す側面図、第6図と第7図はそれを用いた例を示
す斜面図、第8図はさらに別の実施例による装置
の斜面図、第9図、第10図は制動材攪拌腕の別
の実施例を示す側面図、第11図は従来例の斜面
図、第12図は同サスペンシヨンの断面図、第1
3図、第14図は同変形前、変形後の状態を示す
平面説明図である。 10……対物レンズユニツト、11……トラツ
キングコイル、12……フオーカツシングコイ
ル、13……対物レンズ、14……レンズホル
ダ、21……固定部材、22……サスペンシヨ
ン、23……制動材収容部、24……制動材、3
1……制動材攪拌腕、31A……攪拌部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定部材に対しサスペンシヨンアームを介して
    片持ち支持された対物レンズユニツトを備える光
    学式デイスクプレーヤの対物レンズ制動装置にお
    いて、 前記固定部材に形成された制動材収容部と、 前記制動材収容部に充填された制動材と、 一端が前記対物レンズユニツトに固定され、他
    端が前記制動材に挿入されている制動材攪拌腕と を備え、 前記対物レンズユニツトがトラツキング方向及
    びフオーカシング方向に移動される際、前記制動
    材攪拌腕の他端が前記制動材を変形させること
    で、制動力が得られることを特徴とする光学式デ
    イスクプレーヤの対物レンズ制動装置。
JP1986154093U 1986-10-07 1986-10-07 Expired - Lifetime JPH0531693Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986154093U JPH0531693Y2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986154093U JPH0531693Y2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6362924U JPS6362924U (ja) 1988-04-26
JPH0531693Y2 true JPH0531693Y2 (ja) 1993-08-16

Family

ID=31073572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986154093U Expired - Lifetime JPH0531693Y2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0531693Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57195338A (en) * 1981-05-25 1982-12-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Tracking mechanism for optical head

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58163057U (ja) * 1982-04-22 1983-10-29 赤井電機株式会社 アクチユエ−タ用ダンパ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57195338A (en) * 1981-05-25 1982-12-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Tracking mechanism for optical head

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6362924U (ja) 1988-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0542061B2 (ja)
JPH0531693Y2 (ja)
JPH0349137B2 (ja)
KR19980070908A (ko) 디스크장치 및 디스크장치용 모터
JPH0146926B2 (ja)
JP2760916B2 (ja) 光学系駆動装置
JP3075881B2 (ja) ガイドシャフトの固定装置
JP3129280B2 (ja) 記録再生カメラ装置
JP3406481B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH0514335Y2 (ja)
JPH0538410Y2 (ja)
JPH0441462Y2 (ja)
JPH053057B2 (ja)
JPH0280236U (ja)
JPH0728584Y2 (ja) 光ピックアップの対物レンズアクチュエータ
KR940006130B1 (ko) 광 픽업
JPS6112595Y2 (ja)
JP2521564Y2 (ja) 光学式ピックアップのアクチュエータ
KR900000029Y1 (ko) 컴팩트 디스크 플레이어의 트랙킹장치
JPS63114486U (ja)
JP2775781B2 (ja) 対物レンズのアクチュエータ支持機構
JPS63104227A (ja) 対物レンズ支持装置
JPS603925U (ja) 対物レンズ駆動装置
JPS6140724U (ja) 光ピツクアツプ装置の可動部
JPS6093199U (ja) デイスクプレ−ヤ