JPH0441462Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0441462Y2
JPH0441462Y2 JP11786185U JP11786185U JPH0441462Y2 JP H0441462 Y2 JPH0441462 Y2 JP H0441462Y2 JP 11786185 U JP11786185 U JP 11786185U JP 11786185 U JP11786185 U JP 11786185U JP H0441462 Y2 JPH0441462 Y2 JP H0441462Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
movable body
leaf spring
focusing lens
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11786185U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6226624U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11786185U priority Critical patent/JPH0441462Y2/ja
Publication of JPS6226624U publication Critical patent/JPS6226624U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0441462Y2 publication Critical patent/JPH0441462Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] 本考案は、光学的に情報の記録、再生を行なう
装置に使用される光学ヘツドに関する。
[従来の技術] 従来より、各種の光学ヘツドが提案され、実施
されている。例えば、第4図に示すように、集束
レンズ1を支持するレンズ支持体2の上下端部が
可動体4に、レンズ支持体2を集束レンズ1の光
軸と平行方向に可動であるように第1の板ばね
3にて連結され、そして可動体4の一端が支持体
5に、可動体4を集束レンズ1の光軸と垂直方
向に可動であるように第2の板ばね6にて支持体
5に連結される構造の光学ヘツドが挙げられる。
ところで、上記従来装置では以下のような2つ
の問題点がある。問題点1は、従来装置をx方向
に作動させて、その周波数特性をみると、x、
y、z方向の各々のバランス、例えば上下、左右
の重量バランス、駆動力のバランスがずれている
と異常振動、すなわち利得及び位相の異常な変化
が生じることであり、特にZ方向については、わ
ずかなバランスずれで異常振動が生じるため、Z
方向のバランスについては微妙な調整が必要であ
る。また問題点2は、レンズ支持体2をZ方向に
作動させた時に、可動体4がある周波数で異常振
動することであり、この異常振動が大きいと光デ
イスクにおいて不都合が生じる。つまりフオーカ
ス制御を行つた時に可動体4が異常振動するた
め、ラジアル制御に影響を与えるのである。
上記問題点1のz方向のバランスずれによつて
生ずる異常振動と、問題点2の異常振動の周波数
は、第2の板ばね6の寸法形状、及び第2の板ば
ね6にて支持されている可動体4の重量によつて
定まる。従つて、前記2種の異常振動は同一周波
数である。
上述したz方向のバランスを調整することによ
つて問題点1を改善することができるが、その調
整は非常に微妙であり、生産上不都合である。ま
たバランス調整では問題点2を改善することはで
きない。従つて、バランス調整以外の手段にて異
常振動を小さくする必要がある。
[考案の目的] 本考案は、上述した従来技術の2つの問題点を
解消し、簡単な構成により、レンズ支持体をフオ
ーカス制御方向に作動させた時に生ずる可動体の
異常振動を、少なくできる光学ヘツドを提供する
ことを目的とする。
[考案の概要] 上記の目的を達成するために、本考案は、集束
レンズを支持するレンズ支持体と、このレンズ支
持体を前記集束レンズの光軸と平行な方向に移動
可能に第1の板ばねを介して連結する可動体と、
この可動体の一端を前記集束レンズの光軸と垂直
方向に移動可能に第2の板ばねを介して連結する
支持体よりなる光学ヘツドにおいて、前記可動体
の他端の両側に、前記集束レンズの光軸と平行方
向に延出して前記支持体と可動体とを連結する板
ばねと減衰ゴムとからなる補助支持体を設けたこ
とを特徴とする。
[考案の実施例] 以下、本考案の好適な実施例を図面によつて説
明する。
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第
2図は同実施例の断面図である。尚、第4図の説
明にて既述した部材と同一であるいは均等な部材
には同一符号を付した。
集束レンズ1は、レンズ支持体2の上部に形成
した円筒状の収納部2a内に保持される。レンズ
支持体2の上下端部には第1の板ばね3の一端が
固着され、また第1の板ばね3の他端は前記レン
ズ支持体2を収納する空間部4aが形成された可
動体4の上下側に固着される。前記レンズ支持体
2と可動体4とは第1の板ばね3を介して連結さ
れるが、レンズ支持体2は集束レンズ1の光軸
と平行方向(図面上z方向、光デイスクに対する
フオーカス制御方向)に可動であるようにする。
前記可動体4は、集束レンズ1の光軸と垂直
方向(図面上x方向、光デイスクに対するラジア
ル制御方向)に可動であるように、可動体4の一
端を側面視略L状をなす支持体5の垂直部5aに
第2の板ばね6を介して連結している。
前記第1の板ばね3におけるレンズ支持体2と
可動体4との固着部間、また第2の板ばね6にお
ける可動体4と支持体5との固着部間には、減衰
ゴム7を貼付してある。
さらに前記可動体4の他端には、中央に金属薄
板よりなる板ばね体8を、両側に減衰ゴム9a,
9bを貼付して構成した補助支持体10の一端を
固着しており、この補助支持体10の他端を支持
体5の水平部5bに固着させている。補助支持体
10は長方形状をなし、前記集束レンズ1の光軸
と平行方向に延出するようになつており、可動
体4を基準位置に保持し、バランス調整がなされ
る位置に貼付されている。
上述の実施例において、減衰ゴム9a,9bの
みで補助支持体10を構成することは、温度特性
上から好しくなく、また板ばね体8のみで補助支
持体10を構成することは新たに弾性要因が装置
に加わることになり、特性上好しくない。
尚、第3図の要部の断面図において示した第2
実施例のような補助支持体10の構成でも異常振
動を小さくできた。
すなわち第2実施例は、板ばね体8を上部板材
8aと下部板材8bとに距離をおいて、各々可動
体4と支持体5に一端を固定し、自由端部分に減
衰ゴム9aを貼付して上部板材8aと下部板材8
bとを連結したものである。
[考案の効果] 上述したように、本考案は、簡単な構成にて、
可動体の異常振動を小さくできる光学ヘツドを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の第1実施例を示し、
第1図は斜視図、第2図は側面一部断面図、第3
図は本考案の補助支持体の第2実施例を示す側面
一部断面図、第4図は従来例を示す斜視図であ
る。 1……集束レンズ、2……レンズ支持体、3…
…第1の板ばね、4……可動体、5……支持体、
6……第2の板ばね、8……板ばね、9a,9b
……減衰ゴム、10……補助支持体、……集束
レンズの光軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 集束レンズを支持するレンズ支持体と、このレ
    ンズ支持体を前記集束レンズの光軸と平行な方向
    に移動可能に第1の板ばねを介して連結する可動
    体と、この可動体の一端を前記集束レンズの光軸
    と垂直方向に移動可能に第2の板ばねを介して連
    結する支持体よりなる光学ヘツドにおいて、前記
    可動体の他端の両側に、前記集束レンズの光軸と
    平行方向に延出して前記支持体と可動体とを連結
    する板ばねと減衰ゴムとからなる補助支持体を設
    けてなる光学ヘツド。
JP11786185U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH0441462Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11786185U JPH0441462Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11786185U JPH0441462Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6226624U JPS6226624U (ja) 1987-02-18
JPH0441462Y2 true JPH0441462Y2 (ja) 1992-09-29

Family

ID=31003770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11786185U Expired JPH0441462Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0441462Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6226624U (ja) 1987-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0137283B1 (en) Optical head device
JPS6168393U (ja)
US5313353A (en) Magnetic head suspension united support arm with ribbed cut-out
JPH04102232A (ja) 対物レンズ駆動装置及び光ディスク装置
US5136446A (en) Apparatus for movably supporting and positioning a transducer
JPH0441462Y2 (ja)
EP1511020B1 (en) Objective lens driver
JP3125105B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JP2757788B2 (ja) 光学ピックアップ装置
JPH1040560A (ja) 光ヘッド装置
JPS6076039A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH0425613B2 (ja)
JPS6185639A (ja) 光学ヘツド装置
JP3089999B2 (ja) 光学的ピックアップ装置
JPS6214338A (ja) トラツキング装置
JPH09180215A (ja) 対物レンズユニット
JPS6370825A (ja) 振動ミラ−装置
JPH0722738Y2 (ja) 光ピックアップ装置
JPH03228214A (ja) 磁気ヘッド懸架装置
JPH0887762A (ja) 対物レンズアクチュエータ
JPH0531693Y2 (ja)
JP3435917B2 (ja) レンズアクチュエータ
JPH0150977B2 (ja)
JPS6224482A (ja) 磁気記憶装置
JPH05134155A (ja) 光学部品支持構造