JPH05134155A - 光学部品支持構造 - Google Patents

光学部品支持構造

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Publication number
JPH05134155A
JPH05134155A JP29904091A JP29904091A JPH05134155A JP H05134155 A JPH05134155 A JP H05134155A JP 29904091 A JP29904091 A JP 29904091A JP 29904091 A JP29904091 A JP 29904091A JP H05134155 A JPH05134155 A JP H05134155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring body
optical component
frame spring
frame
yoke
Prior art date
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Pending
Application number
JP29904091A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Ajiki
精一 安食
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP29904091A priority Critical patent/JPH05134155A/ja
Publication of JPH05134155A publication Critical patent/JPH05134155A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は光学部品支持構造に関し、特に、ヨ
ークに保持された枠型ばね体を介して光学部品を支持
し、小型で共振の少ない構成を得ることを特徴とする。 【構成】 本発明による光学部品支持構造は、電機子コ
イル(8a,8b,8aA,8bA)を有する枠型ばね体(3)に設けられ
た光学部品(7)と、前記枠型ばね体(3)に設けられた複数
の制振ダンパー部(5)と、前記枠型ばね体(3)を保持し界
磁マグネット(2a,2b,2aa,2bb,2aA,2bA)を有するヨーク
体(1)とを備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学部品支持構造に関
し、特に、ヨークに保持された枠型ばね体を介して光学
部品を支持し、小型で共振の少ない構成を得るための新
規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の光学部品
支持構造としては種々あるが、その中で代表的なものに
ついて述べると、図で示す特開昭58−118038号
公報に開示された構成を挙げることができる。すなわ
ち、図には示していないが、対物レンズないしこの対物
レンズと一体に動く光学部品を、4個以上の薄板ばねに
より弾性的に光軸方向および光軸と直交する方向に移動
可能に保持した構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の光学部品支持構
造は、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、複数の薄板ばねを用いて
レンズホルダを支持していたため、小型に構成するとば
ねの長さが短くなり、ばねの伸長には大きい力を必要と
し、駆動系が大型化するために小型の構成を得ることが
困難であった。また、小型化した場合には、薄板ばねの
共振点が高くなり、使用域において大きい共振を発生す
るため実際には使用することが不可能であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ヨークに保持された枠型ば
ね体を介して光学部品を支持し、小型で共振の少ない光
学部品支持構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による光学部品支
持構造は、電機子コイルを有する枠型ばね体に設けられ
た光学部品と、前記枠型ばね体に設けられた複数の制振
ダンパー部と、前記枠型ばね体を保持し界磁マグネット
を有するヨーク体とを備えた構成である。
【0006】さらに詳細には、前記光学部品は対物レン
ズよりなり、この対物レンズはレンズホルダを介して前
記枠型ばね部材に設けられている構成である。
【0007】さらに詳細には、前記枠型ばね体とヨーク
体間には、弾性部材が介装されている構成である。
【0008】
【作用】本発明による光学部品支持構造においては、四
角枠状の1個の枠型ばね体に対物レンズよりなる光学部
品が設けられ、この枠型ばね体が電機子コイルと界磁マ
グネットの磁気作用を介して作動自在に支持されている
ため、この電機子コイルに通電することにより、枠型ば
ね体が曲げられて光学部品を自在に二軸方向に移動させ
ることができる。また、全体を小形化した構成において
も、枠型ばね体自体の長さは、従来の複数のばね体に比
較すると長く構成することができ、そのため、小さい力
で曲折することができ、結果的に、光ピックアップ等の
全体構成を小型化することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面と共に本発明による光学部品支持
構造の好適な実施例について詳細に説明する。なお、従
来例と同一又は同等部分については同一符号を用いて説
明する。図1から図3までは、本発明による光学部品支
持構造を示すもので、図1は正面図、図2は図1の平面
図、図3は図1の要部の拡大斜視図である。
【0010】図1から図3において符号1で示されるも
のは、全体形状がほぼコの字形をなすヨーク体であり、
このヨーク体1の両端及び中央部には、上方に一体に延
びて形成された4個のヨーク片1a,1b,1aA,1
bAが設けられている。
【0011】前記各ヨーク片1a〜1bAの対向面には
一対の各界磁マグネット2a,2b,2aa,2bbが
一体状に接合して設けられており、この各ヨーク片1
a,1bの頂面には、図3で示すような全体形状が四角
枠形をなす1個の枠型ばね体3がゴム等の弾性部材4を
介して若干作動自在な状態で接続されている。
【0012】前記枠型ばね体3の四隅位置には、四個の
柱状をなす弾性材からなる制振ダンパー部5が固定さ
れ、これらの各制振ダンパー部5の底部5aは、前記ヨ
ーク体1の面1cに接着等によって固定されている。
【0013】従って、前記各制振ダンパー部5によって
枠型ばね体3の固有振動(すなわち共振)を吸収できる
ように構成されており、この各制振ダンパー部5のこわ
さは、その制振量によって定めるように構成されてい
る。
【0014】前記枠型ばね体3の中央部には、全体形状
がコの字型をなすレンズホルダ6が四個の弾性部材4a
を介して弾性的に固定されており、このレンズホルダ6
の中央に形成された取付孔6aには光学部品としての対
物レンズ7が取付けられている。さらに、前記レンズホ
ルダ6の側部6bには、一対の縦型輪状をなす第1電機
子コイル8a,8bが各第一界磁マグネット2aと2a
a及び2bと2bb間に位置して設けられている。
【0015】前記各電機子コイル8a,8bの外側位置
には、第2電機子コイル8aA,8bAが設けられ、前
記各第1界磁マグネット2a,2b,2aa,2bbの
外側位置には、前記各第2電機子コイル8aA,8bA
と対向して第2界磁マグネット2aA,2bAが設けら
れている。なお、他の第一界磁マグネット2aa,2b
bの外側に位置する第二界磁マグネットについてはレン
ズホルダ6により隠れているため図2には図示していな
い。
【0016】従って、各第1界磁マグネット2a〜2b
b及び各第1電機子コイル8a,8bによって矢印A方
向のフォーカシングを行い、各第2界磁マグネット2a
A,2bA(他の部分は回示せず)及び第2電機子コイ
ル8aA,8bAによって矢印Aとは直交する矢印B方
向のトラッキングを行うように構成されている。
【0017】次に、前述の構成において各第1電機子コ
イル8a,8bに通電することにより、各第1界磁マグ
ネット2a,2bとの磁気作用により矢印A方向におい
て枠型ばね体3がわずかに曲折し、レンズホルダ6を移
動させ、対物レンズ7のフォーカシングを行うことがで
きる。
【0018】また、各第2電機子コイル8aA,8bA
に通電することにより、各第2界磁マグネット2aA,
2bAとの磁気作用により矢印B方向において枠型ばね
体3がわずかに曲折し、対物レンズ7のトラッキングを
行うことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明による光学部品支持構造は、以上
のように構成されているため、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、光学部品を支持するばね手段は
1個の枠型ばね体であるため、ばね自体としては従来の
複数の薄板ばねを用いた構造よりも長手形状とすること
ができ、そのため、駆動系のマグネット及び電機子コイ
ルを大型化する必要がなく、全体構成を小形化すること
ができる。また、全体構成を小形化したにも拘わらず、
ばね自体の長さを長くすることができるので、使用域で
の共振を避けることができ、安定した動作を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学部品支持構造を示す断面図で
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の要部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 ヨーク体 2a,2b,2aa,2bb,2aA,2bA 界磁
マグネット 3 枠型ばね体 4 弾性部材 5 制振ダンパー部 7 光学部品(対物レンズ) 8a,8b,8aA,8bA 電機子コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子コイル(8a,8b,8aA,8bA)を有する
    枠型ばね体(3)に設けられた光学部品(7)と、前記枠型ば
    ね体(3)に設けられた複数の制振ダンパー部(5)と、前記
    枠型ばね体(3)を保持し界磁マグネット(2a,2b,2aa,2bb,
    2aA,2bA)を有するヨーク体(1)とを備えたことを特徴と
    する光学部品支持構造。
  2. 【請求項2】 前記光学部品(7)は対物レンズよりな
    り、この対物レンズはレンズホルダ(6)を介して前記枠
    型ばね体(3)に設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の光学部品支持構造。
  3. 【請求項3】 前記枠型ばね体(3)とヨーク体(1)間に
    は、弾性部材(4)が介装されていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の光学部品支持構造。
JP29904091A 1991-11-14 1991-11-14 光学部品支持構造 Pending JPH05134155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29904091A JPH05134155A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 光学部品支持構造

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JP29904091A JPH05134155A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 光学部品支持構造

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JPH05134155A true JPH05134155A (ja) 1993-05-28

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ID=17867438

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29904091A Pending JPH05134155A (ja) 1991-11-14 1991-11-14 光学部品支持構造

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JP (1) JPH05134155A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100665282B1 (ko) * 2005-11-01 2007-01-09 삼성전기주식회사 모바일용 액추에이터
JP2007227891A (ja) * 2005-12-30 2007-09-06 Asml Holding Nv 光学素子ダンピングシステム

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KR100665282B1 (ko) * 2005-11-01 2007-01-09 삼성전기주식회사 모바일용 액추에이터
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