JPH0531635U - 水平板の高さ調整機構 - Google Patents

水平板の高さ調整機構

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JPH0531635U
JPH0531635U JP9226491U JP9226491U JPH0531635U JP H0531635 U JPH0531635 U JP H0531635U JP 9226491 U JP9226491 U JP 9226491U JP 9226491 U JP9226491 U JP 9226491U JP H0531635 U JPH0531635 U JP H0531635U
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JP
Japan
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horizontal plate
height adjusting
zigzag
side plates
groove
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JP9226491U
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功 杉崎
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高さ調整操作が容易、迅速に行えるようにし
た水平板の高さ調整機構を得る。 【構成】 縦向きの左右の側板1a,1bに配置する水
平板2の左右の端面21a,21bの前後に装着した複
数個の棒状の突出部材3と、側板1a,1bの前記突出
部材3の装着位置に対応する位置に配置した複数組のジ
グザグ溝4付きの縦長部材5とで構成し、各縦長部材5
のジグザグ溝4は突出部材3の移動可能な溝幅を有し、
水平板2が前後方向に平行な横移動と斜め移動を繰り返
して昇降する関係配置とし、ジグザグ溝4の上端又は下
端に溝幅と同一幅とした開口部6を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、本箱や本棚、あるいは食器棚等の棚板やその他の水平姿勢に配置し た板(以下水平板と呼ぶ)の高さ調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
本箱や本棚、食器棚等の棚板等である水平板は、書籍や食器等の高さに応じて その配置高さを上下に調整できる構造にする場合が多い。この時に採用される高 さ調整機構は、例えば、図4に示すように、木製の左右の側板101a,101 bの奥側と手前側に予め小間隔で上下方向に配置した多数のねじ穴102に対し てビス付きのプラグ状突起103を螺合し、このプラグ状突起103に水平板1 04を載せる構造としたものが多い。これでプラグ状突起103の取付け位置を 上下に変更すれば水平板104の配置高さが調整できる訳である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の家具類の水平板の高さ調整機構はその調整操作が煩 雑な難点がある。すなわち、先ず水平板104を外してから、側板101a,1 01bの左右の奥と手前の計4個のプラグ状突起103を取り外し、希望する高 さに対応するねじ穴102にプラグ状突起103を再装着してから水平板104 をここに載せることになり、相当な手間と時間が掛かり、水平板104を複数枚 高さ調整する場合は極めて面倒である。又、注意して行わないとプラグ状突起1 03のいずれかを間違った位置に装着してしまうことも多い。 本考案は、高さ調整操作が容易、迅速に行える水平板の高さ調整機構を提供す る事を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る水平板の高さ調整機構は、縦姿勢の左右の側板に対して配置する 水平板の高さ調整機構であって、前記水平板の左右の端面の各前後位置に装着し た複数個の棒状の突出部材と、前記側板の各々において前記水平板の前記突出部 材の装着位置に対応する前後位置に配置した複数組のジグザグ溝付きの縦長部材 とで構成し、前記各縦長部材の各ジグザグ溝は前記突出部材の挿入移動可能な溝 幅を有し、前記水平板が前後方向に平行な横移動と斜め移動を繰り返して昇降す る関係配置とし、該各ジグザグ溝の上端又は下端に前記溝幅と同一幅とした開口 部を備えた構造とする。
【0005】
【作用】
ジグザグ溝付き縦長部材は左右の側板の前後位置つまり奥側と手前側とに計4 本以上配置され、水平板の左右端面の前後位置に配置した計4個以上の突出部材 の位置に適合する。ジグザグ溝の溝幅は突出部材の挿入移動可能な値であり、水 平板の前後方向に平行な横移動と斜め移動の繰り返しで、各突出部材は各ジグザ グ溝を移動して昇降し、水平板全体も当然同時に昇降する。ジグザグ溝の上端か 下端に備えられた開口部はジグザグ溝と同一の幅であり、ここから突出部材の挿 入と抜き出しが可能で、水平板の挿入と取り外しができる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の水平板の高さ調整機構を適用した家具の一実施例を示す一部破 断面を含む分解斜視図、図2は図1の要部の拡大側面図、図3は図1のX−X線 矢印方向より見た横断面図である。 図中、1a,1bは側板、2は水平板、21a,21bは水平板2の左右の端 面、3は突出部材、4はジグザグ溝、5は縦長部材、6は開口部である。 図1に示すように、本実施例は本棚に適用したものであり、縦姿勢の左右の側 板1a,1bに対して配置する水平板2の高さ調整機構である。水平板2の左右 の端面21a,21bの各前後位置、すなわち奥側と手前側とに円柱体とした棒 状の突出部材3を合計4個装着し、側板1a,1bの、前記突出部材3に対応す る位置にジグザグ溝4付きの縦長部材5を合計4本装着する。
【0007】 左右の各縦長部材4間の内法寸法を水平板2の端面21a,21b間の長さよ りも僅かに広くし、かつ、ジグザグ溝4の溝幅を突出部材3の挿入移動が可能な 値とする。更に各縦長部材5の装着位置は、各ジグザグ溝4に突出部材3を挿入 した状態で、図2に示すように、水平板2を前後方向に平行な横移動と斜め移動 を繰り返して昇降できる関係配置になるように正確に決める。つまり水平板2に 対する各突出部材3の装着位置を基準にして、これに各ジグザグ溝4を係合させ て各縦長部材5を側板1a,1bに装着する。これで水平板2に対する突出部材 3の装着位置の誤差を吸収して、各突出部材3が各ジグザグ溝4を同調した状態 で、円滑に移動する。又、各ジグザグ溝4の上端に手前側向きの開口部6を設け るが、開口部6の幅は前記溝幅と同一とする。従って、この開口部6から各突出 部材3が挿入又は抜き出しができ水平板2の着脱が可能になる。
【0008】 前記各縦長部材5の手前側には図3に示すように、額縁7を着脱可能に配置し て、装飾部材兼水平板昇降ストッパとして作用させる。 本実施例の本棚は、以上のように構成していて、水平板2の高さ調整は額縁7 の着脱と水平板2を掴んで平行に前後に動かす操作だけで行えるため、極めて容 易、迅速に実施できる。前記操作は水平板2の上にある程度の物を載せていても 可能で、一層便利である。又、前記のように平行移動でのみ左右の各突出部材3 の一斉昇降を行うため、水平板2の片方の突出部材3がジグザグ溝4から外れる 事態がなく、非常に安全に実施できる。
【0009】 本考案の水平板の高さ調整機構は、前記実施例以外にも種々の変形が可能であ る。例えば突出部材とジグザグ溝付き縦長部材の組み合わせを、水平板の左右に 3組以上配置して、奥行き幅の広い、大荷重の加わる水平板にも適用させること ができる。又、棚板以外に、天板等の水平板に対しても同様に適用可能である。 更に、突出部材の外周に回転可能なスリーブを装着して、ころ型の突出部材にす ると、ジグザグ溝に対する平行移動が一層軽快に行える。
【0010】
【考案の効果】
本考案に係る水平板の高さ調整機構は、高さ調整操作が極めて容易、迅速に行 え、かつ、安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す水平板の高さ調整機構
を適用した家具の一部破断面を含む分解斜視図である。
【図2】図1の要部の拡大側面図である。
【図3】図1のX−X線矢印方向より見た横断面図であ
る。
【図4】従来の水平板の高さ調整機構を用いた家具の分
解斜視図である。
【符号の説明】
1a,1b 側板 2 水平板 3 突出部材 4 ジグザグ溝 5 縦長部材 6 開口部 21a,21b 端面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦姿勢の左右の側板に対して配置する水
    平板の高さ調整機構であって、 前記水平板の左右の端面の各前後位置に装着した複数個
    の棒状の突出部材と、 前記側板の各々において前記水平板の前記突出部材の装
    着位置に対応する前後位置に配置した複数組のジグザグ
    溝付きの縦長部材とで構成し、 前記各縦長部材の各ジグザグ溝は前記突出部材の挿入移
    動可能な溝幅を有し、前記水平板が前後方向に平行な横
    移動と斜め移動を繰り返して昇降する関係配置とし、該
    各ジグザグ溝の上端又は下端に前記溝幅と同一幅とした
    開口部を備えたことを特徴とする水平板の高さ調整機
    構。
JP9226491U 1991-10-15 1991-10-15 水平板の高さ調整機構 Expired - Lifetime JP2502448Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9226491U JP2502448Y2 (ja) 1991-10-15 1991-10-15 水平板の高さ調整機構

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JP9226491U JP2502448Y2 (ja) 1991-10-15 1991-10-15 水平板の高さ調整機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0531635U true JPH0531635U (ja) 1993-04-27
JP2502448Y2 JP2502448Y2 (ja) 1996-06-26

Family

ID=14049547

Family Applications (1)

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JP9226491U Expired - Lifetime JP2502448Y2 (ja) 1991-10-15 1991-10-15 水平板の高さ調整機構

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JP (1) JP2502448Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6153637B1 (ja) * 2016-03-02 2017-06-28 日本山村硝子株式会社 植物栽培装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6153637B1 (ja) * 2016-03-02 2017-06-28 日本山村硝子株式会社 植物栽培装置
JP2017153423A (ja) * 2016-03-02 2017-09-07 日本山村硝子株式会社 植物栽培装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2502448Y2 (ja) 1996-06-26

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