JPH05316120A - ネットワーク送出データ量制御方法及びネットワーク システム - Google Patents

ネットワーク送出データ量制御方法及びネットワーク システム

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JPH05316120A
JPH05316120A JP3341953A JP34195391A JPH05316120A JP H05316120 A JPH05316120 A JP H05316120A JP 3341953 A JP3341953 A JP 3341953A JP 34195391 A JP34195391 A JP 34195391A JP H05316120 A JPH05316120 A JP H05316120A
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network
transmission
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JP3341953A
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English (en)
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Shinobu Wada
忍 和田
Tetsuo Shishido
徹夫 宍道
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークの負荷増大に伴う性能低下及び
ネットワークダウンを未然に防止することが出来るネッ
トワーク負荷制御方式及びネットワークシステム。 【構成】 CPU(312〜3n2)やコンソールディスプレイ
(310〜3n0)等を備えたサブシステム(31〜3n)が複数、バ
ックボーンネットワーク(1)に接続され、それぞれ、デ
ータ通信を行っているネットワークシステムにおいて、
上記CPU(312〜3n2)は、それぞれ、上記バックボーン
ネットワーク(1)のデータ伝送負荷状態を検出する伝送
量計測プログラム(3123)、伝送データに優先順位をつけ
るアプリケーションデータレベル登録コマンド(3124)、
伝送量アプリケーションデータ対応テーブル(312d)を備
え、計測した伝送負荷状態に応じ、それぞれの送信デー
タのデータレベルに従って送信を制御し、ネットワーク
全体の負荷を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の計算機及び入出
力装置によって構成されるネットワークにおける送出デ
ータ量の制御方法に関し、特に、ネットワークの有効利
用を図るに適したネットワーク送出データ量制御方法及
びネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の計算機及び入出力装置によって構
成されるネットワークにおける負荷状態の監視及び制御
方法としては、従来、例えば特開昭63−282557
号公報等により、ネットワークの負荷が高い時には、中
央制御装置(以下、「CPU」と称する)の負荷情報な
どの特定情報のネットワークへの送信を抑止する中央制
御装置の負荷情報送出方法が知られている。すなわち、
この従来技術になる負荷情報送出方法では、特定情報
(例えば、CPUの負荷情報)のネットワークへの送信
を抑止し、これ以上の負荷の増加を防止しようとするも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来技術
になる負荷情報送出方法は、特定情報のネットワークへ
の送信を抑止し、これ以上の負荷の増加を防止するもの
ではあるが、しかしながら、システム的な異常(例え
ば、株価上昇にともなう問い合わせの急増等)が発生し
たとき等、現状のネットワークの高負荷状態によるネッ
トワーク性能低下及びネットワークダウンを回避するこ
とは不可能であった。
【0004】そこで、本発明は、上述のような従来技術
における問題点に鑑み、ネットワークの負荷増大に伴う
ネットワーク性能低下及びネットワークダウンを未然に
防止することが出来るネットワーク送出データ量制御方
法及びネットワークシステムを提供することにある。す
なわち、不急データの送信を抑止し、あるいは、その送
信周期を変えることにより、もって、ネットワークのシ
ステム効率を上げることを可能にする。また、オペレー
タの介入によりネットワークの負荷を一時的に下げるこ
とをも可能にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、計算機
及び入出力装置を備えた複数の処理装置がネットワーク
を介してそれぞれデータの通信を行っているネットワー
クシステムにおいて、上記各処理装置は、上記ネットワ
ークのデータ伝送負荷状態を検出し、この検出したデー
タ伝送負荷状態に応じてそれぞれの送信データの送信を
制御する。
【0006】更に本発明は、上記ネットワークのデータ
伝送負荷状態に応じた送信データ制御を行う方法とし
て、上記各処理装置は、送信するデータに優先レベルを
登録し、上記検出したデータ伝送負荷状態に対応した優
先レベルのデータ以外のデータの送信を抑止する。
【0007】更に本発明では、上記ネットワークのデー
タ伝送負荷状態に応じた送信データ制御を行う方法とし
て、上記各処理装置は、周期的に送信されるデータに対
し、上記検出したデータ伝送負荷状態に対応してその送
信周期を変える。
【0008】加えるに、上記ネットワークのデータ伝送
負荷状態に応じた送信データ制御を行う方法として、上
記ネットワークシステム内のいずれかの処理装置から、
上記ネットワークを伝送することが可能なレベルのデー
タ種別を指定するネットワーク負荷制御データを報知
し、このネットワーク負荷制御データを受信した上記各
処理装置の計算機は、上記ネットワーク負荷制御データ
によって指定されたレベル以下のデータの送信を抑止す
る。
【0009】更に本発明のネットワークシステムは、計
算機及び入出力装置を備えた処理装置が複数ネットワー
クに接続され、上記ネットワークを介してそれぞれデー
タの通信を行っているネットワークシステムにおいて、
上記各処理装置は、それぞれ、上記ネットワークのデー
タ伝送負荷状態を検出する手段と、この検出したデータ
伝送負荷状態に応じてそれぞれの送信データの送信を制
御する手段とを備える。
【0010】そして、上記の検出したデータ伝送負荷状
態に応じてそれぞれの送信データの送信を制御する手段
としては、送信するデータの優先レベルを登録する手段
と、上記データ伝送負荷状態検出手段により検出したデ
ータ伝送負荷状態に対応した優先レベルのデータ以外の
データの送信を抑止する手段とを備える。
【0011】更に本発明では、上記各処理装置として
は、上記データ伝送負荷状態検出手段により検出したデ
ータ伝送負荷状態に対応して、周期的に送信されるデー
タの送信周期を変える手段を備える。
【0012】また、本発明の目的を達成する他のネット
ワークシステムとしては、計算機及び入出力装置を備え
た処理装置が複数ネットワークに接続され、上記ネット
ワークを介してそれぞれデータの通信を行っているネッ
トワークシステムにおいて、少なくとも上記処理装置の
一部は、上記ネットワークを介して伝送することが可能
なレベルのデータ種別を指定するネットワーク負荷制御
データを報知する手段を備える。
【0013】更に本発明では、上記の各処理装置として
は、上記報知手段からの上記ネットワーク負荷制御デー
タを受信し、上記ネットワーク負荷制御データによって
指定されたレベル以下のデータの送信を抑止する手段を
備える。
【0014】
【作用】すなわち、上記の本発明のネットワーク負荷制
御方法及びネットワークシステムによれば、現状のネッ
トワークのデータ伝送負荷状態に応じて、それぞれ、各
処理装置からの送信データの送信が制御され、負荷増大
にともなうデータ転送遅延によるシステム効率の低下、
ネットワークダウン等を抑止することが可能となる。
【0015】また、送信データの制御方法として、送信
するデータに優先レベルを登録し、上記検出したデータ
伝送負荷状態に対応した優先レベルのデータ以外のデー
タの送信を抑止すること、あるいは、周期的に送信され
るデータに対し、上記検出したデータ伝送負荷状態に対
応してその送信周期を変えることにより、送信される各
データの種類により適切なデータ伝送の抑止が可能とな
る。
【0016】さらには、ネットワークシステム内のいず
れかの処理装置から、上記ネットワークを伝送すること
が可能なレベルのデータ種別を指定するネットワーク負
荷制御データを報知し、このネットワーク負荷制御デー
タを受信した上記各処理装置は、上記ネットワーク負荷
制御データによって指定されたレベル以下のデータの送
信を抑止する送信データの制御方法により、システム的
な異常等の発生時にオペレーターが介在してネットワー
クの負荷を一時的に下げるてシステムの処理性の向上を
図ること等が可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、添付の図面
を参照しながら詳細に説明する。図1には、本発明を適
用したネットワークシステムの構成が示されており、す
なわち、図において、共通の伝送媒体(バックボーンネ
ットワーク)1には、ブリッジ21、22〜2n−1、
2nを介して、複数のサブシステム31〜3nが接続さ
れており、いわゆる分散ネットワークシステムを構成し
ている。
【0018】一方、上記の複数のサブシステム31〜3
nのそれぞれは、更に、サブネットワーク311〜3n
1を通信媒体として、中央処理装置(CPU)312〜
3n2、ワークステーション(WS)やパソコン(P
C)3131〜313m、3n31〜3n3m、及び、
例えばプリンター等の入出力装置(i/o装置)314
などが接続され、もって、それぞれのサブシステムを構
成している。また、サブシステム31のCPU312に
は、その入出力制御を行うためのコンソールディスプレ
イ310が接続され、他のサブシステム3nのCPU3
n2には、コンソールディスプレイ3n0と共に、さら
に、情報をセーブするための記憶装置3n21などが接
続されている。すなわち、上記の本実施例になる分散ネ
ットワークシステムでは、サブシステム31〜3n内の
通信はサブネットワーク311〜3n1を経由して、一
方、複数のサブシステム31〜3n間の通信は上記のブ
リッジ21、22〜2n−1、2n及び伝送媒体1を経
由して行うようになっている。
【0019】次に、上述の分散ネットワークシステム構
成におけるデータ送信動作について、図2のネットワー
ク負荷と送信データレベルとの相関関係に基づいて説明
する。図2の(a)には、上述の分散ネットワークシス
テムの共通伝送媒体1におけるネットワーク負荷状態の
変化が、図2の(b)には、例えばサブシステム31に
おいて、そのCPU312により制御される送信データ
レベルが示されており、これらの相関関係に基づき、本
発明の概要を説明する。
【0020】今、図2の(a)において、符号sはネッ
トワーク負荷の監視周期を、符号ta1〜ta4は負荷監
視時刻を、そして、符号a1〜a4はそれぞれの負荷監視
時刻ta1〜ta4におけるネットワーク負荷を示してい
る。一方、図2の(b)では、符号b1〜b4は、それぞ
れ、上記の負荷監視時刻ta1〜ta4における送信可能
なデータレベルを示している。なお、この図におけるデ
ータレベル(0〜8)は、若い番号ほど高いものとし、
すなわち、データレベルの番号が若い(少ない)ほど抑
止されるデータがふえることを意味している。そして、
この送信データのレベル、及び、ネットワーク負荷とそ
の負荷のとき送信できる送信データのレベルの指定はア
プリケーションシステムに依存するので、ユーザーがそ
のシステムに応じて設定することとなる。
【0021】例えば、上記の実施例では、CPU312
は、周期的に取り込んだネットワーク負荷a1が「30
%」になる(時刻ta1)までは、送信データレベルb1
が「8」のデータまでのデータ送信を許可する。その
後、ネットワーク負荷a1が「30%」となった時(時
刻ta1)、送信可能なデータレベルb2はレベル「4」
に低下され、この状態が、ネットワーク負荷a3が「2
0%」に低下するまで(時刻ta3)続く(すなわち、
レベルb3=「4」)。そして、ネットワーク負荷a3
「20%」に低下すると(時刻ta3)、送信可能なデ
ータレベルb4は「6」に上昇され、以後、同様な制御
が続けられることとなる。このことは、ネットワーク負
荷が低い時には(時刻0〜ta1)、送信可能なデータ
レベルは高く(例えば、レベル「8」)、すなわち、抑
止されるデータが少なく、一方、ネットワーク負荷が高
い(時刻ta1〜ta3)間は、送信可能なデータレベル
は低くなり(例えば、レベル「4」)、抑止されるデー
タが少なくなる。そのため、通信媒体1のネットワーク
負荷に応じ、データの送信レベルが適宜制御され、もっ
て、ネットワーク負荷に応じた伝送制御を行うことが可
能となる。
【0022】続いて、図3には上記本発明の実施例の具
体的なプログラム構成図を、図4には送信データレベル
をユーザーが登録する処理フローを、図5にはネットワ
ーク負荷監視処理フローを、そして、図6にはデータ送
信フローを示す。以下、これらの図を基に、例えば図1
におけるサブシステム31のCPU312でのネットワ
ーク送出データ量制御方法を例に取って、詳細に説明す
る。
【0023】図3のプログラム構成において、先ず、ネ
ットワークの負荷と、その負荷時における伝送可能なデ
ータレベルを決定するアプリケーションデータの対応
は、システム構築時に伝送量アプリケーション対応テー
ブル312dに作成する。すなわち、この伝送量アプリ
ケーションデータ対応テーブル312dの作成は、ユー
ザーが、CPU312にプログラムを格納する時、アプ
リケーションデータレベル登録コマンド3124を用い
て行う。また、図中の符号aはオペレータからのアプリ
ケーションデータのレベル登録の処理の流れを、符号b
はその入力情報の伝送量アプリケーションデータ対応テ
ーブル312dへの格納処理を示す。
【0024】図4において、このアプリケーションデー
タレベル登録コマンド3124は、オペレータが入力し
たアプリケーションデータデータ種別及びそのデータの
送信レベルからなる入力情報を取り込み(ステップ3
A)、その後、伝送量アプリケーションデータ対応テー
ブル312dを作成する(ステップ3B)ことにより作
成される。
【0025】また、上記の伝送量アプリケーションデー
タ対応テーブル312dの内容の具体的一例を添付の図
7に示す。この図において、アプリケーションデータレ
ベル格納エリアf11には、データレベルのランクを格
納する。なお、アプリケーションデータレベルのランク
は、f111〜f11kまで設定可能となっている。ま
た、上記アプリケーションデータレベル登録コマンド3
124は、ユーザー(あるいは、オペレータ)からの入
力情報に基ずき、アプリケーションデータ種別を指定さ
れたデータレベルに対応するアプリケーションデータ種
別格納エリアf12に格納する。また、データレベルf
111,f112,f11kに対応するアプリケーショ
ンデータ種別を、それぞれ、エリアf1201,f12
11,f12k1に格納する。そして、各データレベル
に対し、送信可能なネットワーク負荷の値をネットワー
ク負荷格納エリアf13に格納する。データレベルf1
11〜f11kに対してそれぞれ送信可能な負荷の値
を、エリアf130〜f13kに格納する。なお、既述
のように、送信可能なデータレベルとネットワーク負荷
との対応はシステム構築時、予めユーザーが設定してお
く。
【0026】再び、図3に戻り、ネットワークの伝送量
計測プログラム3123は、伝送媒体1およびサブネッ
トワーク311を流れるデータの総量を周期的に収集
し、ネットワークの負荷を検出し伝送状態監視テーブル
312cに最新のネットワーク負荷を格納する。図中の
符号cは、ブリッジ21からのネットワークを流れる伝
送量取得処理のフローであり、符号dは伝送状態監視テ
ーブル312cに最新のネットワーク負荷を格納するフ
ローである。
【0027】図5には、ネットワークの伝送量計測プロ
グラム3123の処理フローが示されており、図におい
て、先ず、ブリッジ21から伝送媒体1を流れるデータ
量を取得し(ステップ4A)、さらに、サブネットワー
ク311を流れるデータ量を取得する(ステップ4
B)。その後、取得したデータ量を基にネットワーク負
荷を算出し、その結果を伝送状態監視テーブル312c
に格納し(ステップ4C)、以後これを繰り返す。
【0028】また、図3において、送信データフィルタ
プログラム3122は、CPU312からのデータの送
出を制御するプログラムであり、本実施例では、アプリ
ケーションデータの出力データが送信バッファ312b
に格納されるシステムとして説明する。
【0029】すなわち、添付の図6において、送信デー
タフィルタプログラム3122は、アプリケーションの
出力が送信バッファ312bにあるか否かを判定し(ス
テップ5A)、その結果、「ある」(すなわち、「Ye
s」)と判断した場合には、伝送状態監視テーブル31
2c及び伝送量アプリケーションデータレベル対応テー
ブル312dを参照する(ステップ5B)。一方、上記
ステップ5Aで、「ない」(「No」)と判断した場合
には、そのまま終了する。その後、送信可能なアプリケ
ーションデータであるか否か判定し(ステップ5C)、
可能(「Yes」)と判定した場合、送信バッファ31
2aにそのアプリケーションデータを格納する(ステッ
プ5D)。一方、ステップ5Cで不可能(「No」)と
判定された場合には、そのまま終了する。
【0030】ここで、上記の送信バッファ312aへの
格納処理の具体例を図8を用いて説明する。なお、図8
は、アプリケーションからその出力データが送信バッフ
ァ312bに格納されている状態を示すものである。
【0031】図8において、送信バッファ312bは、
各アプリケーションの出力単位に、複数のアプリケーシ
ョンデータ格納エリア6O〜6kから構成されている。
また、送信データフィルタープログラム(図3の符号3
122)は、送信バッファ312b内のアプリケーショ
ンの出力データ(Apd1〜Apdk)の存在を監視
し、送信データがあった場合、伝送状態監視テーブル3
12cのネットワーク負荷を参照する。
【0032】図3に戻り、今、ネットワークの負荷が、
伝送量アプリケーション対応テーブル312dのネット
ワーク負荷格納エリアf130(図7を参照)に格納さ
れている値である場合、伝送量アプリケーションデータ
対応テーブル312dのアプリケーションデータ種別格
納エリアf120(図7を参照)に格納されているアプ
リケーションデータ種別以外のアプリケーションデータ
は、送信バッファ312aには格納されないこととな
り、即ち、その送信を抑止する。一方、送信ドライバー
3121は、送信バッファ312aに格納されたデータ
のみをサブネットワーク311に送信する。なお、図3
において、符号e、f、gは、それぞれ、送信バッファ
312a、312b、アプリケーション登録データレベ
ル対応テーブル312d、伝送状態監視テーブル312
cの参照処理を示し、また、符号hは、送信データフィ
ルタープログラム3122によるアプリケーションデー
タの送信バッファ312aへの格納処理を、符号iは、
送信ドライバー3121が送信バッファ312aからデ
ータを取得する処理を、そして、符号jは送信ドライバ
ー3121のネットワーク311への送信処理を示して
いる。
【0033】次に、上記の実施例で説明した送信データ
への優先レベルの付与とは異なるネットワーク負荷の低
減方法を他の実施例として説明する。この他の実施例で
は、周期的に送信されるアプリケーションデータを、そ
の時のネットワーク負荷に応じ、そのデータを間引きし
てネットワーク負荷を下げるものであり、この処理につ
いて、以下に詳細に説明する。すなわち、この他の実施
例では、送信データフィルタープログラム3122以外
の処理は、上記の実施例に準じている。
【0034】この送信データフィルタープログラム31
22について説明する。先ず、この他の実施例では、図
9に示すように、伝送量アプリケーションデータレベル
対応テーブル312d(図3参照)に登録されているア
プリケーションデータに対する送信許可カウンタを設定
する。
【0035】具体的には、データレベルf21とアプリ
ケーションデータの種別f22との対応は、上記の実施
例の伝送量アプリケーションデータレベル対応テーブル
312d(図7参照)と同じである。ところで、上記の
送信許可カウンタ値f24は、何回後に送信可能かを示
すカウンタであり、各アプリケーションデータ種別に対
応している。また、図中に符号f2201で示すエリア
に格納されているアプリケーションデータの送信許可カ
ウンタは、送信許可カウンタ格納エリアf2401に格
納される。
【0036】図10は、ネットワークの負荷に応じ、各
アプリケーションデータレベルに対して送信周期の割当
を設定するアプリケーションデータ送信周期テーブル
(図3の符号312eを参照)の内容である。図中の符
号f31は、ネットワークの負荷を格納するエリアであ
る。図中の符号f32〜f3nは、それぞれ、アプリケ
ーションデータレベルを格納するエリアである。また、
エリアf31に格納した各ネットワーク負荷(図中、符
号f311〜f31nで示される)に対してエリアf3
2に格納されるアプリケーションデータレベルAの場
合、それぞれ、送信周期格納エリアf321〜f32n
に送信周期を格納する。さらに、同様にして、アプリケ
ーションデータレベル格納エリアf3nに格納されたア
プリケーションデータレベルNの場合には、エリアf3
n1〜f3nnにその送信周期を格納する。なお、ネッ
トワーク負荷と送信周期の指定は、システム立ち上げ時
にユーザーエディションとして定義する。
【0037】続いて、上記の他の実施例のネットワーク
の負荷制御について、添付の図11を、さらに、上記の
図3をも参照しながら、以下に詳細に説明する。
【0038】先ず、図11は、アプリケーションデータ
種別毎に、検出されたネットワーク負荷に応じてその送
信周期を制御することにより、ネットワークの負荷を制
御する処理フローを示す。この図において、上記の送信
データフィルタープログラム3122は、送信バッファ
b(図3の符号312b)にアプリケーションの出力デ
ータが格納されているか否か判定し(ステップ7A)、
存在すると判断する場合には、該当するアプリケーショ
ンデータ種別の送信可否判定を行うため、伝送量アプリ
ケーションデータレベル対応テーブル(図3の符号31
2d)を参照し、その送信許可カウンタ値が「0」か否
かを判定する(ステップ7B)。この判定の結果が
「0」の場合、そのアプリケーションデータを送信バッ
ファa(図3の符号312a)に格納する(ステップ7
C)。即ち、このデータの送信を行う。一方、上記ステ
ップ7Aの判定の結果、存在しない(すなわち、「N
o」)と判断された場合には、そのまま終了する。
【0039】続いて、データ送信後、伝送状態監視テー
ブル(図3の符号312c)及びアプリケーションデー
タ送信周期テーブル(図3の符号312e)を参照し
(ステップ7D)、現在のネットワーク負荷に対する送
信周期を取得し、アプリケーションデータレベル対応テ
ーブル(図3の符号312d)の送信許可カウンタ格納
エリア(図9の符号f24)に格納する(ステップ7
E)。
【0040】また、上記のステップ7Bで「No」と判
断された場合、すなわち、当該アプリケーションの送信
許可カウンタが「0」でない場合には、以下の処理が行
われる。今、例えば、図9の送信許可カウンタにおい
て、データレベルAのデータ(図9の符号f211)に
対して「0」が、データレベルBのデータ(図9の符号
f212)に対して「1」が、そして、データレベルN
のデータ(図9の符号f21n)に対して「n」が設定
されているとする。かかる設定では、送信データフィル
タープログラム3122は、送信バッファb(図3の符
号312b)にアプリケーションデータが存在していた
場合、送信許可カウンタが「0」のものに対してはその
データを送信し(すなわち、上記のステップ7B及び7
C)、その後、初期カウンタ値をセットする。他方、そ
れ以外のカウンタ値を持つものに対しては(すなわち、
ステップ7Bにおいて「No」と判断された場合)、そ
のアプリケーションデータ種別の送信許可カウンタ値を
「1」だけデクリメントし(ステップ7F)、その後、
送信バッファbに格納されていたアプリケーションデー
タは廃棄する(ステップ7G)。
【0041】このことにより、例えば送信許可カウンタ
ー(図9の符号f24)の値が「3」であるアプリケー
ションデータは、4回の周期に1回だけデータの送出を
行うようになり(いわゆる、間引き)、これにより、ネ
ットワーク負荷を低減させる事が出来こととなる。
【0042】続いて、本発明の更に他の実施例として、
ネットワークに接続する全てのCPUの出力データの送
信制御をオペレータコマンドにより行う方法について以
下に説明する。
【0043】先ず、図12には、この更に他の実施例に
なるマンマシンからのコマンド入力によるネットワーク
への送出データ量の制御の概略を示す。すなわち、図
中、符号a’1〜a’3は送信データのレベルを示す。
なお、これらの送信データのレベルa’1〜a’3は、
ユーザーがシステムに応じ、そのシステム構築時に各C
PU(図1の符号312〜3n2)において設定する。
また、図中の符号b’1〜b’3は、送信データのレベ
ルa’1〜a’3の指定を検出した各CPUがそのデー
タレベルでの送信制御を行った結果のネットワーク負荷
状態である。即ち、時点t2でネットワークの負荷を下
げる必要性を感じたオペレータが送信データのレベルを
コントロールし、送信データレベルをレベルa3’に下
げたことにより、ネットワークに接続する各CPUがデ
ータレベルa3’以下のデータの送信を抑止することに
より、ネットワーク負荷がb3’になったことを示す。
【0044】以上に説明したように、この更に他の実施
例によれば、ネットワークに接続する全てのCPUの出
力データの送信制御をオペレータコマンドにより制御す
ることとなるが、以下、このオペレータコマンドによる
ネットワーク負荷制御の詳細について添付の図13から
図16を参照しながら説明する。なお、この更に他の実
施例では、オペレータによるネットワーク負荷制御デー
タの作成処理、送信データフィルタプログラムの一部、
さらには、ネットワーク負荷制御データ受信処理を追加
または変更するだけであり、その他の処理は上記図3〜
図6に示した実施例の処理に準じている。
【0045】図13には、オペレータによるネットワー
ク負荷制御入力手順を示す。図において、図3に示した
伝送量計測プログラム3123がネットワークの伝送量
を計測し(そのフローが、図13に符号c’で示され
る)、その出力が、追加されたネットワーク負荷情報画
面編集処理3126に入力されて処理され(図13の符
号d’)、その結果がコンソールディスプレー310を
介して、ユーザーへの負荷情報画面を作成して表示する
(図8の符号e’)。オペレータは、この表示された負
荷情報より、ネットワークに送信可能なアプリケーショ
ンデータのレベルをコンソールディスプレイ310によ
り入力する。なお、入力するアプリケーションデータレ
ベルの値は、システム構築時、伝送量アプリケーション
データレベル対応テーブル(図3の符号312d)に設
定したデータレベルである。
【0046】このネットワークに送信可能なアプリケー
ションデータのレベルをコンソールディスプレイ310
により入力する操作は、追加されたネットワーク負荷制
御データ編集コマンド3126によって入力される。す
なわち、このネットワーク負荷制御データ編集コマンド
3126は、オペレータの入力より、その指定データレ
ベルをネットワークに接続する他のCPUに通知する為
のネットワーク負荷制御データを作成し、送信する。
【0047】添付の図14には、このネットワークに接
続するCPUに対し指定する送信可能なデータレベルを
通知するためのネットワーク負荷制御データ9の電文フ
ォーマットが示されている。すなわち、このネットワー
ク負荷制御データ9は、図にも示されるように、その識
別子および通信プロトコルヘッダなどを含むデータヘッ
ダ部91と、ネットワークに送信可能なデータレベルを
格納するネットワーク伝送可能データレベル格納エリア
92とから構成されている。なお、このネットワーク負
荷制御データ9自体のデータレベルは高く設定してお
き、最優先で送信される様にアプリケーションデータ登
録時に指定しておく。
【0048】次に、図15及び図16を用いて、更に他
の実施例で追加されたネットワーク負荷制御データ受信
プログラムについて説明する。
【0049】図15は本実施例のプログラム構成及び処
理の流れを示すものである。図中において、処理フロー
c”、d”、e”、f”、g”、h”及び、送信バッフ
ァa312a、送信バッファb312b、送信ドライバ
ー3121は、上記の実施例で説明したもの(例えば図
3を参照)と同様である。そして、追加されたネットワ
ーク負荷制御データ受信プログラム3127は、ネット
ワーク311からの負荷制御データを受信し(符号a”
で示す)、伝送状態監視テーブル312cに格納する。
すなわち、上記のネットワーク負荷制御データ受信プロ
グラム3127は、ネットワーク負荷制御データの受信
時に起動される。
【0050】図16には、このネットワーク負荷制御デ
ータ受信プログラム3127の詳細が示されている。先
ず、このプログラムは、ネットワーク負荷制御データの
受信時に起動されると、上記プログラムネットワーク負
荷制御データのネットワーク負荷制御データ9(上記図
14を参照)を受信する(ステップ11A)。その後、
上記ネットワーク負荷制御データ9のネットワーク伝送
可能データレベル格納エリア92から伝送可能なデータ
レベルを取得し、伝送状態監視テーブル312cに最新
の伝送可能データレベルを書き込む(ステップ11
B)。
【0051】一方、図13には省略されているが、送信
データフィルタープログラム3122の処理は、伝送量
計測プログラム3123によるネットワーク負荷状態に
応じた送信判定が、上記の図14に示したネットワーク
負荷制御データ9による送信判定に変わる以外は、上記
の図3に示した処理と同様である。また、図中、符号
a”はネットワーク負荷制御データ取得処理のフロー
を、符号b”は,ネットワーク負荷制御データ受信プロ
グラム3127による最新の送出可能なデータレベルの
格納処理のフローを示している。
【0052】上記に説明した本発明の更に他の実施例の
機能によれば、例えば株価の急上昇に伴い生じるネット
ワークの負荷の急上昇などのシステムの異常に対して
も、オペレータが送信できるアプリケーションデータの
レベルを適宜設定する事により、ネットワーク負荷の制
御を行い、ネットワークダウンを回避する事ができる。
また、ネットワーク負荷制御データ(図9に符号9で示
す)をプログラムから指定ようにすれば、プログラムに
よるネットワーク負荷の制御をも行うことができる。
【0053】なお、以上に説明した種々の実施例では、
ネットワーク負荷制御プログラムを行う装置として、ネ
ットワークに接続された複数のサブシステム31〜3n
(図1参照)に設けられたCPU312を例に示した
が、同様のネットワーク送出データ量制御ソフトは、サ
ブシステム内に接続された各ワークステーション、パソ
コンにも格納すれば、それからのデータの送出量をも制
御することが出来る。
【0054】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明によれば、ネットワークを構成する複数のサ
ブシステムから送出されるデータ量を、現状のネットワ
ークのデータ伝送負荷状態に応じて制御することを可能
とするため、ネットワーク全体の負荷を調節して、例え
ばネットワークの高負荷状態による性能低下やネットワ
ークダウン等を回避することが出来、もって、ネットワ
ークシステムの利用効率を向上し、信頼性にも優れたネ
ットワークシステムを構築することを可能とする。ま
た、オペレータ等の介在によってネットワークの負荷を
一時的に低下させることを可能にすることにより、シス
テム的な異常にも適切に対処することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の負荷制御方法を適用したネットワーク
システムの全体構成を示すシステム概略図である。
【図2】上記ネットワークシステムのネットワーク負荷
と送信データレベルの関係を示すタイムチャートであ
る。
【図3】上記ネットワークシステムのネットワーク送出
データ量を制御する中央処理装置(CPU)のプログラ
ム構成を示す図である。
【図4】上記CPUのアプリケーションデータのレベル
設定処理を示すフロー図である。
【図5】上記CPUの伝送量計測プログラムの処理を示
すフロー図である。
【図6】上記CPUの送信データフィルタープログラム
の処理を示すフロー図である。
【図7】上記CPUのアプリケーションデータレベル対
応テーブルの具体例を示す図である。
【図8】上記CPUの送信バッファの構成を示す詳細図
である。
【図9】本発明の他の実施例であるネットワークシステ
ムのCPUの伝送量送信許可カウンタテーブルの具体例
を示す図である。
【図10】上記他の実施例のCPUの伝送量アプリケー
ションデータ対応テーブルの具体例を示す図である。
【図11】上記他の実施例のCPUの送信データフィル
タープログラムの処理を示すフロー図である。
【図12】本発明の更に他の実施例になるネットワーク
システムにおけるネットワーク負荷と送信データレベル
の関係を示すタイムチャートである。
【図13】上記更に他の実施例になるネットワークシス
テムにおける、ネットワーク負荷制御データ送信処理及
びネットワーク負荷情報画面編集処理のプログラム構成
を示す図である。
【図14】上記更に他の実施例になるネットワークシス
テムにおいて使用されるネットワーク負荷制御データフ
ォーマットを示す図である。
【図15】上記更に他の実施例になるネットワークシス
テムにおける、ネットワーク負荷制御データ受信処理及
びネットワーク送出データ量制御プログラムのプログラ
ム構成を示す図である。
【図16】上記更に他の実施例になるネットワークシス
テムにおける、ネットワーク負荷制御データ受信処理を
示すフロー図である。
【符号の説明】
1 共通伝送媒体(バックボーンネットワーク) 21〜2n ブリッジ 31〜3n サブシステム 312〜3n2 中央処理装置 3121 送信ドライバー 3122 送信データフィルタプログラム 3123 伝送量計測プログラム 312a、312b 送信バッファ 3124 アプリケーションデータレベル登録コマンド 312d 伝送量アプリケーションデータ対応テーブル 312e アプリケーションデータ送信周期テーブル 3125 ネットワーク負荷制御データ編集コマンド 3126 ネットワーク負荷情報画面編集コマンド 3127 ネットワーク負荷制御データ受信コマンド

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機及び入出力装置を備えた複数の処
    理装置がネットワークを介してそれぞれデータの通信を
    行っているネットワークシステムにおいて、上記各処理
    装置は、上記ネットワークのデータ伝送負荷状態を検出
    し、この検出したデータ伝送負荷状態に応じてそれぞれ
    の送信データの送信を制御することを特徴とするネット
    ワーク送出データ量制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1のネットワーク送出データ量制
    御方法において、上記各処理装置は、送信するデータに
    優先レベルを登録し、上記検出したデータ伝送負荷状態
    に対応した優先レベルのデータ以外のデータの送信を抑
    止することにより、上記ネットワークのデータ伝送負荷
    状態に応じた送信データ制御を行うことを特徴とするネ
    ットワーク送出データ量制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1のネットワーク送出データ量制
    御方法において、上記各処理装置は、周期的に送信され
    るデータに対し、上記検出したデータ伝送負荷状態に対
    応してその送信周期を変えることにより、上記ネットワ
    ークのデータ伝送負荷状態に応じた送信データ制御を行
    うことを特徴とするネットワーク送出データ量制御方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1のネットワーク送出データ量制
    御方法において、上記ネットワークシステム内のいずれ
    かの処理装置から、上記ネットワークを伝送することが
    可能なレベルのデータ種別を指定するネットワーク負荷
    制御データを報知し、このネットワーク負荷制御データ
    を受信した上記各処理装置の計算機は、上記ネットワー
    ク負荷制御データによって指定されたレベル以下のデー
    タの送信を抑止することにより、上記ネットワークのデ
    ータ伝送負荷状態に応じた送信データ制御を行うことを
    特徴とするネットワーク送出データ量制御方法。
  5. 【請求項5】 計算機及び入出力装置を備えた処理装置
    が複数ネットワークに接続され、上記ネットワークを介
    してそれぞれデータの通信を行っているネットワークシ
    ステムにおいて、上記各処理装置は、それぞれ、上記ネ
    ットワークのデータ伝送負荷状態を検出する手段と、こ
    の検出したデータ伝送負荷状態に応じてそれぞれの送信
    データの送信を制御する手段とを備えていることを特徴
    とするネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5のネットワークシステムにおい
    て、上記各処理装置は、さらに、送信するデータの優先
    レベルを登録する手段と、上記データ伝送負荷状態検出
    手段により検出したデータ伝送負荷状態に対応した優先
    レベルのデータ以外のデータの送信を抑止する手段とを
    備えたことを特徴とするネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 請求項5のネットワークシステムにおい
    て、上記各処理装置は、さらに、上記データ伝送負荷状
    態検出手段により検出したデータ伝送負荷状態に対応し
    て、周期的に送信されるデータの送信周期を変える手段
    を備えたことを特徴とするネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 計算機及び入出力装置を備えた処理装置
    が複数ネットワークに接続され、上記ネットワークを介
    してそれぞれデータの通信を行っているネットワークシ
    ステムにおいて、少なくとも上記処理装置の一部は、上
    記ネットワークを介して伝送することが可能なレベルの
    データ種別を指定するネットワーク負荷制御データを報
    知する手段を備えたことを特徴とするネットワークシス
    テム。
  9. 【請求項9】 請求項8のネットワークシステムにおい
    て、上記各処理装置は、上記報知手段からの上記ネット
    ワーク負荷制御データを受信し、上記ネットワーク負荷
    制御データによって指定されたレベル以下のデータの送
    信を抑止する手段を備えていることを特徴とするネット
    ワークシステム。
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