JP2947112B2 - 出力先プリンタ変更装置 - Google Patents

出力先プリンタ変更装置

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JP2947112B2
JP2947112B2 JP7031597A JP3159795A JP2947112B2 JP 2947112 B2 JP2947112 B2 JP 2947112B2 JP 7031597 A JP7031597 A JP 7031597A JP 3159795 A JP3159795 A JP 3159795A JP 2947112 B2 JP2947112 B2 JP 2947112B2
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純子 坂田
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプリンタを備え
たコンピュータシステムに於いて、出力先のプリンタに
エラーが発生した場合、他の正常なプリンタに出力先を
変更する出力先プリンタ変更装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のプリンタを備えたコンピュータシ
ステムに於いては、各プリンタ毎にアウトプットキュー
が設けられており、利用者から入力された出力要求は利
用者から指定されたプリンタに対応するアウトプットキ
ューに登録され、そのプリンタにて処理されるのが一般
的である。このような複数のプリンタを備えたコンピュ
ータシステムでは、エラーの発生しているプリンタに対
して出力要求を出すことはないが、或るプリンタでエラ
ーが発生した場合、そのプリンタに対応するアウトプッ
トキューに登録された出力要求を他のプリンタに転送す
ることは行っておらず、そのプリンタが復旧するまで処
理待ちとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来に於い
ては、或るプリンタにエラーが発生すると、そのプリン
タに対応するアウトプットキューに登録された出力要求
は、そのプリンタが復旧するまで処理待ちとなり、速や
かなプリントアウトが行えないという問題があった。
【0004】尚、例えば特開平5−265777号公報
には、複数のプリンタを備えたコンピュータシステムに
於いて、或るプリンタに対応するアウトプットキューに
出力要求が登録された時点で、上記プリンタに於いて上
記出力要求に従った印字が開始されるまでの待ち時間を
推定すると共に、他のプリンタに同じ出力要求を出した
場合の待ち時間を推定し、若し他のプリンタの方が待ち
時間が短い場合には、待ち時間の短いプリンタに対応す
るアウトプットキューに、上記出力要求を転送するよう
にしたシステムも示されているが、このシステムに於い
ても、プリンタにエラーが発生した場合には、そのプリ
ンタに対応するアウトプットキューに登録されている出
力要求はそのプリンタが復旧するまで処理待ちとなるこ
とに変わりはない。
【0005】そこで、本発明の目的は、プリンタを複数
備えたコンピュータシステムに於いて、出力先のプリン
タにエラーが発生した場合、他のプリンタに出力先を変
更することができる出力先プリンタ変更装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、プリンタを複数備えたコンピュータシステム
に於いて、ファイル出力要求が登録される、各プリンタ
のアウトプットキューと、各プリンタに設けられ、
対応するアウトプットキューに登録されているファイル
出力要求に従ってプリンタの制御を行う出力装置制御手
段と、プリンタのエラー発生時、エラーの発生したプリ
ンタに対応するアウトプットキューに登録されている未
処理のファイル出力要求を他の正常なプリンタに対応す
るアウトプットキューに登録しなおして出力先プリンタ
を変更する出力先変更手段とを備えたものである。
【0007】また、本発明は、利用者が出力変更先のプ
リンタを優先順位を付けて指定できるようにするため、
利用者から優先順位を付けて複数の出力先プリンタを設
定できる出力先設定テーブルを備え、前記出力先変更手
段は、前記エラーが発生したプリンタの次の優先順位を
持つプリンタを前記出力先設定テーブルから求め、該求
めたプリンタを出力変更先のプリンタとするようにした
ものである。
【0008】また、本発明は、優先順位の高い出力先プ
リンタにエラーが発生した場合でも、そのエラーが容易
に復旧できるものであれば、そのプリンタにファイルを
出力できるようにするため、エラーの発生したプリンタ
に対応するアウトプットキューに登録されている未処理
のファイル出力要求をそのまま処理待ちにするのか、出
力先のプリンタを変更して処理するのかを、前記エラー
の種別に基づいて決定するエラー解析手段を備え、前記
出力先変更手段は、前記エラー解析手段で出力先のプリ
ンタを変更すると決定された場合に限って出力先プリン
タの変更を行うようにしたものである。
【0009】また、本発明は、ファイルの出力先のプリ
ンタを利用者に対して通知できるようにするため、ファ
イルを出力したプリンタを示す情報を利用者に対して通
知する出力先通知手段を備えたものである。
【0010】また、本発明は、ファイルをプリンタに出
力することができなかった場合、利用者に対してエラー
発生を通知できるようにするため、前記出力先通知手段
は、前記出力先設定テーブルに設定された何れのプリン
タを使用してもファイル出力要求を処理し得なかった場
合に、利用者に対してエラーが発生したことを通知する
ようにしたものである。
【0011】
【作用】プリンタにエラーが発生すると、出力先変更手
段が、エラーの発生したプリンタに対応するアウトプッ
トキューに登録されている未処理のファイル出力要求を
他の正常なプリンタに対応するアウトプットキューに登
録しなおして出力先プリンタを変更する。
【0012】また、別の構成では、プリンタにエラーが
発生すると、出力先変更手段が、エラーが発生したプリ
ンタの次の優先順位を持つプリンタを、利用者が優先順
位を付けて複数の出力先プリンタを設定した出力先設定
テーブルから求め、求めたプリンタを出力変更先のプリ
ンタとする。
【0013】更に、別の構成では、エラー解析手段が、
エラーの発生したプリンタに対応するアウトプットキュ
ーに登録されている未処理のファイル出力要求をそのま
ま処理待ちにするのか、出力先のプリンタを変更して処
理するのかを、発生したエラーの種別に基づいて決定す
る。そして、エラー解析手段で出力先のプリンタを変更
すると決定された場合に限って出力先変更手段が、出力
先プリンタの変更を行う。
【0014】また、出力先通知手段は、ファイルがプリ
ンタに出力されると、出力先のプリンタを示す情報を利
用者に対して通知し、出力先設定テーブルに設定された
何れのプリンタを使用してもファイル出力要求を処理し
得なかった場合は、利用者に対してエラーが発生したこ
とを通知する。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明の実施例のブロック図で
あり、ホストコンピュータ1と、ホストコンピュータ1
に接続された複数台のプリンタ2−1〜2−nと、入力
部31及び表示部32を備えた端末装置3と、ディスク
装置4とから構成されている。尚、本実施例では、各プ
リンタ2−1〜2−nには、それぞれプリンタ名P1〜
Pnが付与されているとする。
【0016】ホストコンピュータ1は、レポートファイ
ル作成手段11と、出力先設定テーブル12と、アウト
プットキュー管理手段13と、プリンタ2−1〜2−n
毎に設けられたアウトプットキュー14−1〜14−n
と、プリンタ2−1〜2−n毎に設けられた出力装置制
御手段15−1〜15−nと、エラー解析手段16と、
出力先変更手段17と、出力先通知手段18とを備えて
いる。
【0017】レポートファイル作成手段11は、端末装
置3の入力部31の操作に従ってレポートファイル41
を作成し、作成したレポートファイル41をディスク装
置4に格納する機能を有する。
【0018】出力先設定テーブル12は、図2に示すよ
うに、出力先設定部121と、ステータス設定部122
とを有する。
【0019】出力先設定部121には、プリンタに出力
するレポートファイルのファイル名と、レポートファイ
ルの出力要求元の端末装置の端末名と、レポートファイ
ルの出力先とするプリンタのプリンタ名とが設定され
る。レポートファイルの出力先とするプリンタのプリン
タ名は、優先順位を持たせて複数設定可能になってい
る。図2の例は、ファイル名F1のレポートファイルの
出力要求元が端末名T1の端末装置(端末装置3とす
る)で、レポートファイルの出力先とするプリンタの優
先順位は、プリンタ名P2のプリンタ2−2,プリンタ
名P1のプリンタ2−1の順になっていることを示して
いる。
【0020】ステータス設定部122には、プリンタ名
P1〜Pnを有する各プリンタ2−1〜2−nのステー
タスが設定される。本実施例では、正常なプリンタのス
テータスを「1」、容易に復旧できるエラーが発生して
いるプリンタのステータスを「2」、復旧の見込みがな
いエラーが発生しているプリンタのステータスを「3」
としている。従って、図2の例は、プリンタ名P1,P
2のプリンタ2−1,2−2は正常であり、プリンタ名
P3のプリンタ2−3には容易に復旧できるエラーが発
生し、プリンタ名Pnのプリンタ2−nには復旧の見込
みがないエラーが発生していることを示している。
【0021】アウトプットキュー管理手段13は、アウ
トプットキュー14−1〜14−nを管理する機能を有
する。
【0022】出力装置制御手段15−1〜15−nは、
アウトプットキュー管理手段13から渡されたファイル
出力要求が示すレポートファイルをディスク装置4から
読み込み、プリンタ2−1〜2−nに出力する機能等を
有する。
【0023】エラー解析手段16は、プリンタ2−i
(1≦i≦n)にエラーが発生した場合、そのエラーの
種別に基づいて、エラーの発生したプリンタ2−iに対
応するアウトプットキュー14−iに登録されている未
処理のファイル出力要求をそのまま処理待ちにするの
か、出力先のプリンタを変更して処理するかを決定する
機能等を有する。ここで、エラー解析手段16は、エラ
ーの種別が紙切れ等のように容易に復旧できるエラーで
ある場合には未処理のファイル出力要求をそのまま処理
待ちにするものとし、ハードウェアエラーのように復旧
することが困難なエラーである場合には未処理のファイ
ル出力要求を出力先のプリンタを変更して処理するもの
とする。
【0024】出力先変更手段17は、エラー解析手段1
6で未処理のファイル出力要求を出力先のプリンタを変
更して処理すると決定された場合に限り、エラーの発生
したプリンタ2−iの次の優先順位を持つプリンタ2−
j(1≦j≦n)を出力先設定テーブル12から求め、
エラーが発生したプリンタ2−iに対応するアウトプッ
トキュー14−iに登録されている未処理のファイル出
力要求をプリンタ2−jに対応するアウトプットキュー
14−jに登録しなおす機能等を有する。
【0025】出力先通知手段18は、レポートファイル
を実際に出力したプリンタや、プリンタにエラーが発生
したことを端末装置3の利用者に通知する機能を有す
る。
【0026】図3はエラー解析手段16の処理例を示す
流れ図、図4は出力先変更手段17の処理例を示す流れ
図であり、以下各図を参照して本実施例の動作を説明す
る。
【0027】端末装置3の利用者は、レポートファイル
作成手段11を用いてディスク装置4上に作成したレポ
ートファイル41をプリンタから出力する場合、入力部
31を用いて出力先設定テーブル12の出力先設定部1
21に、レポートファイル41のファイル名(F1とす
る)と、出力要求元の端末装置3の端末名(T1とす
る)と、レポートファイル41の出力先とするプリンタ
のプリンタ名とを設定する。今、例えば、プリンタ名P
2のプリンタ2−2が正常であれば、プリンタ2−2に
レポートファイル41を出力し、プリンタ2−2にエラ
ーが発生していれば、プリンタ2−2に代えてプリンタ
名P1のプリンタ2−1にレポートファイル41を出力
するようにしたいのであれば、利用者は、出力先設定部
121に優先順位が最も高いプリンタのプリンタ名とし
てプリンタ名P2を設定し、次に優先順位が高いプリン
タのプリンタ名としてプリンタ名P1を設定する。この
結果、出力先設定テーブル12の出力先設定部121の
内容は、図2に示すものとなる。尚、出力先設定部12
1に設定するプリンタ名の数はこれに限られるものでは
なく、1つだけでも良く、また、3つ以上であっても良
い。
【0028】その後、利用者は、入力部31からレポー
トファイル41のファイル名F1を含むファイル出力要
求を入力する。
【0029】アウトプットキュー管理手段13は、入力
部31からファイル名F1を含むファイル出力要求が入
力されると、以下の処理を行う。
【0030】先ず、出力先設定テーブル12の出力先設
定部121を参照し、ファイル名F1のレポートファイ
ル41についての出力先プリンタのプリンタ名の内から
優先順位が最も高いものを取得する。出力先設定部12
1の内容は図2に示すものであるので、アウトプットキ
ュー管理手段13は、プリンタ2−2のプリンタ名P2
を取得することになる。
【0031】次いで、アウトプットキュー管理手段13
は、ステータス設定部122を参照し、プリンタ2−2
のステータスを取得する。そして、取得したステータス
が「1」或いは「2」の場合、即ちプリンタ2−2が正
常である場合、或いはプリンタ2−2に発生しているエ
ラーが容易に復旧できるエラーである場合は、アウトプ
ットキュー管理手段13は、入力部31から入力された
ファイル出力要求をプリンタ2−2に対応するアウトプ
ットキュー14−2に登録する。また、ステータスが
「3」である場合、即ちプリンタ2−2に発生している
エラーが復旧の見込みのないエラーである場合は、次の
優先順位を持つプリンタのプリンタ名が出力先設定部1
21に設定されているか否かを調べる。
【0032】そして、次の優先順位を持つプリンタのプ
リンタ名が設定されていない場合は、アウトプットキュ
ー管理手段13は、出力先通知手段18を利用して出力
要求元の端末装置3の利用者に対してレポートファイル
41の出力先として指定されている全てのプリンタにエ
ラーが発生していることを通知する。また、次の優先順
位を持つプリンタのプリンタ名が設定されている場合
は、そのプリンタ名について前述したと同様の処理を行
う。
【0033】この例の場合、出力先設定テーブル12の
ステータス設定部122の内容は、図2に示すものにな
っているので、入力部31から入力されたレポートファ
イル41についてのファイル出力要求は、プリンタ2−
2に対応するアウトプットキュー14−2に登録される
ことになる。
【0034】また、アウトプットキュー管理手段13
は、各アウトプットキュー14−1〜14−nにファイ
ル出力要求が登録されているか否かを常時監視してい
る。そして、アウトプットキュー14−1〜14−nに
ファイル出力要求が登録されている場合は、アウトプッ
トキュー14−1〜14−nに登録されているファイル
出力要求を対応する出力装置制御手段15−1〜15−
nに渡し、そのファイル出力要求を処理することを指示
する。これにより、出力装置制御手段15−1〜15−
nは、ファイル出力要求によって出力することが要求さ
れているレポートファイルをディスク装置4から取り出
し、対応するプリンタ2−1〜2−nに出力する。そし
て、出力装置制御手段15−1〜15−nは、レポート
ファイルの出力が正常終了すると、アウトプットキュー
管理手段13に対してレポートファイルの出力が正常終
了したことを通知すると共に、出力先通知手段18を利
用して出力要求元の端末装置の利用者に対して出力した
レポートファイルのファイル名及び出力先のプリンタの
プリンタ名を通知する。アウトプットキュー管理手段1
3は、出力装置制御手段15−1〜15−nから正常終
了したことが通知されると、通知先の出力装置制御手段
15−1〜15−nに対応するアウトプットキュー14
−1〜14−nの先頭に登録されているファイル出力要
求を削除する。
【0035】従って、上述したようにして、レポートフ
ァイル41の出力を要求するファイル出力要求がアウト
プットキュー14−2に登録されたとすると、アウトプ
ットキュー管理手段13は、アウトプットキュー14−
2に登録されているファイル出力要求を対応する出力装
置制御手段15−2に渡し、そのファイル出力要求を処
理することを指示することになる。これにより、出力装
置制御手段15−2は、ディスク装置4からレポートフ
ァイル41を取り出し、対応するプリンタ2−2に出力
する。そして、レポートファイル41の出力が正常終了
すると、出力装置制御手段15−2は、アウトプットキ
ュー管理手段13に対してファイルレポート41の出力
が正常終了したことを通知すると共に、出力先通知手段
18を利用して出力要求元の端末装置3の利用者に対し
て、出力したレポートファイル41のファイル名F1及
び出力先のプリンタ2−2のプリンタ名P2を通知す
る。これにより、アウトプットキュー管理手段13は、
アウトプットキュー14−2の先頭に登録されている処
理の済んだファイル出力要求を削除する。
【0036】ところで、レポートファイル41の出力先
として指定した優先順位が最も高いプリンタ2−2が正
常である場合には、上述したようにしてレポートファイ
ル41がプリンタ2−2に出力されるが、レポートファ
イル41の出力を要求するファイル出力要求がアウトプ
ットキュー14−2に登録されてから上記ファイル出力
要求に対する処理が完了するまでの間に、プリンタ2−
2にエラーが発生した場合は、以下のような動作が行わ
れる。
【0037】プリンタ2−2は、エラーが発生すると、
対応する出力装置制御手段15−2に発生したエラーの
種別を通知する。これにより、出力装置制御手段15−
2は、エラー解析手段16にプリンタ2−2で発生した
エラーの種別を通知する。
【0038】エラー解析手段16では、出力装置制御手
段15−2を介してプリンタ2−2で発生したエラーの
種別が通知されると、プリンタ2−2で発生したエラー
が復旧の見込みのないハードウェアエラー等のエラーで
あるのか、容易に復旧できる紙切れ等のエラーであるの
かを判断する(図3,ステップS1)。
【0039】そして、復旧の見込みのないエラーである
と判断した場合(ステップS1がYES)は、出力先変
更手段17にエラーの発生したプリンタ2−2のプリン
タ名P2を通知して出力先の変更を要求し (ステップS
2)、その後、出力先設定テーブル12のステータス設
定部122に、プリンタ2−2のステータスとして
「3」を設定する (ステップS3)。また、容易に復旧
できるエラーであると判断した場合は、ステータス設定
部122に、プリンタ2−2のステータスとして「2」
を設定する (ステップS3)。
【0040】出力先変更手段17は、エラー解析手段1
6からエラーの発生したプリンタ2−2のプリンタ名P
2が通知されて出力先の変更が要求されると、図4の流
れ図に示すように、エラーの発生したプリンタ2−2に
対応するアウトプットキュー14−2に登録されている
ファイル出力要求を、アウトプットキュー管理手段13
を利用して1つ取り出す (ステップS11)。
【0041】その後、出力先変更手段17は、出力先設
定テーブル12を参照して出力変更先のプリンタを決定
する (ステップS13)。
【0042】このステップS13の処理を詳しく説明す
ると、出力先変更手段17は、先ず、出力先設定テーブ
ル12の出力先設定部121を参照し、プリンタ2−2
の次の優先順位を持つプリンタのプリンタ名を取得す
る。この例の場合、出力先設定部121は、図2に示す
ものになっているので、出力先変更手段17は、プリン
タ2−1のプリンタ名P1を取得することになる。
【0043】その後、出力先変更手段17は、ステータ
ス設定部122を参照し、プリンタ2−1のステータス
を取得する。そして、取得したステータスが「1」或い
は「2」の場合、即ちプリンタ2−1が正常である場
合、或いはプリンタ2−1に発生しているエラーが容易
に復旧できるエラーである場合は、プリンタ2−1を出
力変更先のプリンタとする。また、取得したステータス
が「3」の場合、即ちプリンタ2−1で発生しているエ
ラーが復旧の見込みのないエラーである場合は、次の優
先順位を持つプリンタのプリンタ名が出力先設定部12
1に設定されているか否かを調べる。そして、次の優先
順位を持つプリンタのプリンタ名が設定されている場合
は、そのプリンタ名について前述したと同様の処理を行
い、出力変更先のプリンタを決定する。また、設定され
ていない場合は、出力変更先のプリンタがないと判断す
る。
【0044】この例の場合、出力先設定テーブル12の
ステータス設定部122の内容は、図2に示すものにな
っており、プリンタ2−1のステータスは「1」になっ
ているので、出力先変更手段17は、プリンタ2−1を
出力変更先のプリンタとすることになる。
【0045】そして、プリンタ2−1を出力変更先のプ
リンタとすると、出力先変更手段17は、アウトプット
キュー管理手段13を用いて、アウトプットキュー14
−2に登録されているレポートファイル41に対するフ
ァイル出力要求を、ステップS13で決定したプリンタ
2−1に対応するアウトプットキュー14−1に登録し
なおすことにより出力先プリンタを変更する(ステップ
S15)。
【0046】この例の場合は、ステップS13に於い
て、出力変更先のプリンタが決定されるが、若し出力変
更先のプリンタを決定できなかった場合 (ステップS1
4がYES)は、レポートファイル41に対するファイ
ル出力要求をそのままアウトプットキュー14−2に残
し、出力先通知手段18を利用して出力要求元の端末装
置3の利用者に対し、レポートファイル41の出力先と
して指定されているプリンタにエラーが発生したことを
通知する (ステップS16)。
【0047】ステップS15或いはステップS16の処
理が終了すると、出力先変更手段17はステップS11
の処理に戻り、アウトプットキュー14−2に登録され
ている全てのファイル出力要求に対して上記した処理を
行うまで (ステップS12がYES)、上述した処理を
繰り返し行う。
【0048】尚、上述した実施例に於いては、プリンタ
に発生したエラーの種別に基づいて、エラーの発生した
プリンタに対応するアウトプットキューに登録されてい
るファイル出力要求をそのまま処理待ちにするのか、出
力先のプリンタを変更するのかを決定し、出力先プリン
タを変更すると決定した場合に限って出力先プリンタを
変更するようにしたが、プリンタにエラーが発生した場
合、エラーの種別にかかわらず、出力先プリンタを変更
するようにしても良い。また、実施例では、利用者が出
力先設定テーブル12に設定した情報に基づいて出力変
更先のプリンタを決定するようにしたが、システムが各
プリンタの負荷等を考慮して出力変更先のプリンタを決
定するようにすることもできる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プリンタ
のエラー発生時、エラーの発生したプリンタに対応する
アウトプットキューに登録されている未処理のファイル
出力要求を他の正常なプリンタに対応するアウトプット
キューに登録しなおして出力先プリンタを変更する出力
先変更手段を備えているので、出力先のプリンタにエラ
ーが発生した場合、他のプリンタにファイルを出力する
ことが可能になる効果がある。
【0050】また、利用者から優先順位を付けて複数の
出力先プリンタを設定できる出力先設定テーブルを備え
ており、出力先変更手段では、出力先設定テーブルの内
容に基づいて出力変更先のプリンタを求めているので、
利用者が出力変更先のプリンタを優先順位を付けて指定
できる効果がある。
【0051】更に、プリンタに発生したエラーの種別に
より、エラーが発生したプリンタに対応するアウトプッ
トキューに登録されているファイル出力要求をそのまま
処理待ちにするのか、出力先のプリンタを変更して処理
するのかを決定するエラー解析手段を備えているので、
優先順位の高い出力先プリンタにエラーが発生した場合
でも、そのエラーが容易に復旧できるものであれば、そ
のプリンタからファイルを出力することができる効果が
ある。
【0052】また、ファイルをプリンタに出力した場
合、利用者に対して出力先のプリンタを示す情報を通知
するようにしたので、ファイルの出力先が変更された場
合でも、どのプリンタにファイルが出力されたのかを利
用者が知ることができる効果がある。
【0053】また、出力先設定テーブルに設定された何
れのプリンタを使用してもファイル出力要求を処理し得
なかった場合は、利用者に対してエラーが発生したこと
を通知するので、利用者は、出力先設定テーブルの内容
を前回のファイル出力要求時と異なるものにして再度フ
ァイル出力要求を行う等の処置をとることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】出力先設定テーブル12の内容例を示す図であ
る。
【図3】エラー解析手段16の処理例を示す流れ図であ
る。
【図4】出力先変更手段17の処理例を示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ 11…レポートファイル作成手段 12…出力先設定テーブル 13…アウトプットキュー管理手段 14−1〜14−n…アウトプットキュー 15−1〜15−n…出力装置制御手段 16…エラー解析手段 17…出力先変更手段 18…出力先通知手段 2−1〜2−n…プリンタ 3…端末装置 31…入力部 32…表示部 4…ディスク装置 41…レポートファイル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタを複数備えたコンピュータシス
    テムに於いて、 ファイル出力要求が登録される、各プリンタ毎のアウト
    プットキューと、 各プリンタ毎に設けられ、対応するアウトプットキュー
    に登録されているファイル出力要求に従ってプリンタの
    制御を行う出力装置制御手段と、 プリンタのエラー発生時、エラーの発生したプリンタに
    対応するアウトプットキューに登録されている未処理の
    ファイル出力要求を他の正常なプリンタに対応するアウ
    トプットキューに登録しなおして出力先プリンタを変更
    する出力先変更手段と、 利用者から優先順位を付けて複数の出力先プリンタを設
    定できる出力先設定テーブルと、 エラーの発生したプリンタに対応するアウトプットキュ
    ーに登録されている未処理のファイル出力要求をそのま
    ま処理待ちにするのか、出力先のプリンタを変更して処
    理するのかを、前記エラーの種別に基づいて決定するエ
    ラー解析手段とを備え、 前記出力先変更手段は、前記エラー解析手段で出力先の
    プリンタを変更すると決定された場合に限って、前記エ
    ラーが発生したプリンタの次の優先順位を持つプリンタ
    を前記出力先設定テーブルから求め、該求めたプリンタ
    を出力変更先のプリンタとする出力先プリンタの変更を
    行うことを特徴とする出力先プリンタ変更装置。
JP7031597A 1995-01-27 1995-01-27 出力先プリンタ変更装置 Expired - Fee Related JP2947112B2 (ja)

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