JPH07177307A - 分散複写システム - Google Patents

分散複写システム

Info

Publication number
JPH07177307A
JPH07177307A JP5318451A JP31845193A JPH07177307A JP H07177307 A JPH07177307 A JP H07177307A JP 5318451 A JP5318451 A JP 5318451A JP 31845193 A JP31845193 A JP 31845193A JP H07177307 A JPH07177307 A JP H07177307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
job
intermediate format
processing
divided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5318451A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Saito
芳明 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP5318451A priority Critical patent/JPH07177307A/ja
Publication of JPH07177307A publication Critical patent/JPH07177307A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ネットワークの通信効率を低下させずに、出力
量が大である出力要求ジョブを分散出力する。 【構成】出力枚数等が非常に大きな出力要求ジョブを受
け付けると、ジョブ制御部2は、ジョブ処理部3−3で
所定の中間フォーマットに変換させ、ジョブ処理部3−
5で、この変換された中間フォーマットを管理テーブル
5aを参照させ該ジョブの出力が可能な出力装置を選択
させ、該出力装置の出力速度比をもとに該中間フォーマ
ットを分割させる。そして、選択した出力装置が他の複
写処理実行部にある場合は、ジョブ出力部4−nが分割
した中間フォーマットを該他の複写処理実行部に転送
し、本複写処理実行部および中間フォーマットが転送さ
れた他の複写処理実行部は、分割された中間フォーマッ
トをラスタデータに展開して、それぞれの出力装置であ
るジョブ出力部4から並列分散出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワーク上に複写
・プリント処理の諸機能が分散配置された分散複写シス
テムに関し、特に大量ページのドキュメントの出力を並
列的に分散出力できる分散複写システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリントシステムにおいて、大量
ページのドキュメント例えば10000ページを越える
ようなドキュメントのプリント要求がプリントサーバに
入力されると、プリントサーバの出力処理は、この大量
ページのドキュメントの出力処理のみに占有されてしま
い、その後受け付けたその他のプリント要求は待ち行列
として登録されるが、大量ページのドキュメントの出力
処理に時間がかかるため、その他のプリント要求に対す
る処理が結果的に遅延し、出力処理の効率が低下してい
た。
【0003】このような出力処理の効率低下は、例えば
100枚/分を越えるような高速プリント出力処理が可
能な装置をネットワーク上に複数配置することにより、
実質的に無視することができる。
【0004】しかし、中速プリント出力処理を行う装置
のみがネットワーク上に複数配置されているプリントシ
ステム、あるいは高速プリント出力処理が可能な装置が
小数配置されているプリントシステムでは、上述した出
力処理の効率低下を避けることはできなかった。
【0005】なお、特開平2−112045号公報に
は、出力処理用サブCPUを設けることにより、マルチ
ジョブでの各タスクの出力処理を普通の処理と並行して
行い、処理の高速化を図ることができるとともに、出力
データ用バッファに複数のデータ領域を設けることによ
り、各タスクの出力処理が時分割で行えるコンピュータ
システムが記載されている。
【0006】また、特開平4−256013号公報に
は、印字ジョブごとに複数の小容量のスプールファイル
の組に分割して蓄積し、印字ジョブの最も古く発生した
ものに対応するスプールファイルができ次第、該スプー
ルファイル単位に印字を行うプリンタ制御方式が記載さ
れている。これによれば、記憶装置の容量より大きな印
字データを印字できるとともに、印字データのスプール
とプリンタへの出力とを並列に行えるので印字の高速化
を図ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のプリントシステムにおいて、あるプリントサーバに大
量ページのドキュメントのプリント要求が入力される
と、このプリントサーバは、そのプリント要求のみの出
力処理に時間がかかるため、その後に入力されたプリン
ト要求に対する出力処理を効率よく行うことができず、
結果的にリソースの利用効率およびネットワーク運用効
率が低下するという問題点があった。
【0008】特に、中速のプリント出力処理を行う装置
のみがネットワーク上に複数配置されているプリントシ
ステム、あるいは高速のプリント出力処理が可能な装置
が小数のみ配置されているプリントシステムでは、上述
した問題点の生起が起こり得る。
【0009】ところで、上述したリソースの利用効率お
よびネットワーク運用効率の低下を防止するため、大量
ページのドキュメントが入力された場合に、この大量ペ
ージのドキュメントを分割し、分割された複数のドキュ
メントをネットワーク上の複数のプリンタに分散出力す
ることが考えられる。
【0010】しかし、入力されたプリント要求のジョブ
が、例えばポストスクリプトなどのようにページ単位で
独立した処理を行えないページ記述言語で記述されてい
る場合は、このプリント要求のジョブを直ちに分割して
他のプリンタに転送することができない。従って、プリ
ント要求のジョブを複数のプリンタに分散出力させる場
合、このプリント要求のジョブをラスタデータまで展開
した後に、このページ単位のラスタデータを転送せざる
を得ない。ここで、展開されたラスタデータは、一般に
大きなデータ量となるため、ネットワークのトラヒック
に多大な負荷をかけ、このためネットワークの通信効率
が著しく低下するという問題点が生じる。
【0011】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、ネットワークの通信効率を低下させずに、出力すべ
き量が大である出力要求ジョブを分散出力することがで
きる分散複写システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、複写すべき原
稿に関する情報を入力する原稿入力手段と、前記入力さ
れた情報に対する複写処理の内容をジョブとして指示す
る複写処理内容指示手段と、該ジョブの指示された内容
に従って前記入力された情報に対する複写処理を実行す
る複写処理実行手段とを備え、前記各手段はネットワー
ク上に分散配置されて独立して機能しており、前記ネッ
トワークを介して複写処理に関する情報の授受を行いつ
つ、それぞれの処理を実行する分散複写システムにおい
て、前記複写処理実行手段は、ラスタデータを出力する
出力手段と、前記ネットワークに接続された複数の複写
処理実行手段が有する前記出力手段についての出力機能
・性能情報を管理する管理手段と、前記複写処理内容指
示手段から入力されたジョブの出力情報を中間形式デー
タに変換する変換手段と、前記出力機能・性能情報を参
照して前記出力手段に対応づけて前記中間形式データを
分割した分割中間形式データを作成する分割処理手段
と、所定の前記分割中間形式データを他の複写処理実行
手段に再送信する再送信手段と、前記再送信された分割
中間形式データを含む分割中間形式データをラスタデー
タに展開する展開手段と、前記入力されたジョブの出力
情報量が大である場合に、該出力情報を前記変換手段に
より前記中間形式データに変換させ、該変換された中間
形式データを前記分割処理手段により分割させ、該分割
された分割中間形式データに対応づけられた出力手段が
他の複写処理実行手段内にある場合は、前記再送信手段
に該分割中間形式データを該出力手段を有する他の複写
処理実行手段に再送信させ、展開手段に、再送信されて
入力された分割中間形式データを含む分割中間形式デー
タをラスタデータに展開させ、該展開されたラスタデー
タを前記出力手段から出力させる制御手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明では、複写処理内容指示手段が、複写す
べき原稿に関する情報と該情報の複写処理の指示内容と
をジョブをして前記ネットワークに送出し、該ジョブを
受け取った複写処理実行手段が、該複写処理の指示内容
をもとに前記複写すべき原稿に関する情報の複写処理を
実行する。ここで、前記複写処理実行手段の制御手段
は、受け付けたジョブの出力情報が大である場合、例え
ば出力情報が10000ページのドキュメントである場
合、受け付けたジョブの出力情報を変換手段により中間
形式データに変換させ、管理手段が管理するネットワー
クに接続された複数の複写処理実行手段の出力手段につ
いての出力機能・性能情報を参照して、該変換された中
間形式データを該出力手段に対応づけて分割した分割中
間形式データを作成させ、該分割された分割中間形式デ
ータに対応づけられた出力手段が他の複写処理実行手段
内にある場合は、再送信手段に該分割中間形式データを
該出力手段を有する他の複写処理実行手段に再送信さ
せ、転換手段に、再送信されて入力された分割中間形式
データを含む分割中間形式データをラスタデータに展開
させ、該展開されたラスタデータを前記出力手段から出
力させる。
【0014】従って、1つの大量な出力情報を複数の出
力手段に分割して分散出力することができるので、ネッ
トワーク上の他の出力情報の出力処理に影響を与えず、
しかも分割されて転送される中間形式データは、データ
量が小さいため、ネットワークの通信効率を極端に低下
させることはない。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。
【0016】図2は、本発明の一実施例である分散複写
システムの概要構成を示す図である。 図1において、
エンドシステムA〜Dは、それぞれローカルエリアネッ
トワーク(LAN)10上に分散配置されている。
【0017】そして、各エンドシステムA〜Dは、複写
処理実行部21、紙原稿入力部22、電子原稿入力部2
3、および処理内容指示部24のうちの1つあるいは複
数を組合せた構成としている。
【0018】エンドシステムAは、コンピュータ11と
プリンタ12で構成され、複写処理実行部21として機
能する。エンドシステムBは、コンピュータ11と複写
装置13または複写装置14とで構成され、複写処理実
行部21として機能するとともに、紙原稿入力部22、
電子原稿入力部23、処理内容指示部24としても機能
する。
【0019】エンドシステムCは、コンピュータ11で
構成され、電子原稿入力部23および処理内容指示部2
4として機能する。エンドシステムDは、コンピュータ
11およびスキャナ15で構成され、紙原稿入力部2
2、電子原稿入力部23および処理内容指示部24とし
て機能する。
【0020】エンドシステムA〜Dのいづれの形態にお
いても、説明の都合上、コンピュータとプリンタもしく
はスキャナを分離して図示しているが、コンピュータが
プリンタもしくはスキャナに内蔵される構成をとること
もできる。
【0021】なお、エンドシステムAとBとは、複写処
理実行部21を備えている点で共通性があり、エンドシ
ステムCまたはDと対比される。この点をわかり易くす
るため、図1においてはエンドシステムAおよびBを破
線31で囲んで示している。
【0022】また、エンドシステムDは、紙原稿入力部
22(スキャナ15)と電子原稿入力部23の双方を備
えている。これに対し、エンドシステムCは、電子原稿
入力部23のみを備えている。この違いをわかり易くす
るため、エンドシステムCとDとを、それぞれ破線3
2,33で囲んで示している。
【0023】図3は、エンドシステムDの構成を示すブ
ロック図である。この図3に示す各ブロックで、図2に
示した紙原稿入力部22、電子原稿入力部23および処
理内容指示部24が実現される。
【0024】図1は、エンドシステムAの構成を示すブ
ロック図である。この図1に示す各ブロックで、複写処
理実行部21が実現される。
【0025】なお、エンドシステムBの各部(21〜2
4)は、図1および図3の双方に示される各ブロックで
実現される。
【0026】さて、図3において、処理起動部43は、
図4に示す選択ウィンドウ51を備える。この選択ウィ
ンドウ51は、各コンピュータ11のディスプレイ16
の表示画面上に表示されるユーザインターフェースであ
り、アイコン52〜56を備える。
【0027】選択ウィンドウ51のアイコン52は、図
2に示す複写装置13を表している。同様にアイコン5
3〜56は、それぞれ複写装置14、プリンタ12、ス
キャナ15、および電子原稿保持部44を表している。
このアイコン56に対応する電子原稿保持部44は、各
コンピュータ11内の図示しない外部記憶装置によって
実現され、電子原稿のファイルを保持する。なお、各ア
イコン52〜56は、このアイコンが表している装置の
名称を付して以下呼称する。例えば、アイコン55は、
「スキャナアイコン55」と呼称する。
【0028】処理起動部43は、これらの各アイコン5
2〜56に対するユーザの操作を検出し、その操作内容
に関する情報を処理内容入力部45に供給し、処理内容
入力部45を起動する。
【0029】処理内容入力部45は、図4に示す複写機
パネルウィンドウ61を備える。
【0030】この複写機パネルウィンドウ61は、各コ
ンピュータ11のディスプレイ16の表示画面上に表示
されるもので、ウィンドウ内に各種ボタンおよび表示部
を備える。すなわち、62〜68は、複写処理内容の選
択ボタンで、従来の複写機に備えられているものと同種
のものである。それぞれのボタンの上に図示しないカー
ソルを置き、マウス17のボタン18をクリックするこ
とで、複写処理内容を選択することができる。
【0031】このボタン62〜68により操作できる複
写処理項目は、各ボタンに対応して表示される。また、
各複写処理項目には、デフォルト値が定められ、このデ
フォルト値は、図示しない複写パラメータテーブルに格
納されている。そして、このデフォルト値は、更新され
た場合に該更新した値がデフォルト値として設定され
る。
【0032】ボタン69〜73は、操作ボタンであり、
同様にマウスで操作する。領域81は、装置状態表示部
であり、従来の複写機と同様に、複写可否、複写枚数、
エラーの内容などを表示する。領域82は、電子原稿表
示部で、選択されている電子原稿の表示に使用する。こ
こには、電子原稿のファイル名が表示され、表示される
電子原稿が多数ある場合、ボタン84、85で表示をス
クロールさせ、選択されている全てのファイル名を表示
することができる。
【0033】なお、領域87は、処理実行部名表示部
で、現在選択された複写処理実行部12〜14の名称が
表示される。図4においては、複写装置13が選択さ
れ、その名称「copier13」が表示されている。
【0034】さて、図3に戻り、電子原稿管理部46
は、スキャナ15で読み取ったイメージデータの電子原
稿保持部44への格納、その読み出しなどを行う。電子
原稿管理部46は、ユーザインターフェースとして、イ
メージデータを電子原稿ファイルとして電子原稿保持部
44に格納する際に使用する図示しないイメージ格納ウ
ィンドウ、および電子原稿保持部44に格納されている
電子原稿ファイルの一覧、検索、読み出しに使用する図
示しない電子原稿選択ウィンドウを有している。なお、
この電子原稿選択ウィンドウで選択された電子原稿を処
理内容指示部に登録するために、図4の複写機パネルウ
ィンドウ61の電子原稿選択部83が使用される。
【0035】画像読み取り部41は、スキャナ15およ
びそのドライバで構成され、スキャナ15に載置された
紙原稿のイメージを読み取る。画像処理部42は、この
イメージデータに対し、ノイズ除去、データ圧縮など所
定の画像処理を施す。処理されたイメージデータは、電
子原稿として保存されるとき電子原稿管理部46に供給
され、また複写処理されるときジョブ生成部47に供給
される。
【0036】ジョブ生成部47は、画像処理部42、電
子原稿管理部46から入力されたデータをもとに、必要
がある場合は、転送用原稿処理部48によりデータ圧縮
等の処理を行ってジョブを生成し、この生成したジョブ
をLAN10を介して指定された複写処理実行部21に
供給する。
【0037】なお、このジョブ生成部47で生成される
ジョブの形態は、原稿とこの原稿の複写処理の各種指示
を合成した形態、指示を原稿の属性として合成する形
態、あるいは指示の組合せに対して論理名を対応させて
これを指定する形態等が考えられるが、いずれの形態を
採用してもよい。
【0038】次に、図1に示した複写処理実行部21の
構成について説明する。
【0039】ジョブ受付部1は、各エンドシステム上の
ジョブ送出部49から送出されたジョブを受け付け、正
規化をしてジョブ制御部2に供給する。ここで、正規化
とは、各種フォーマットで送られてきたジョブを、この
複写処理実行部21で定めるジョブのフォーマットに統
一することをいう。
【0040】このジョブ受付部1は、n個設けられてお
り(ジョブ受付部1−1〜1−n)、各エンドシステム
上のジョブ送出部49から送出されたジョブは、そのジ
ョブフォーマットに適合するジョブ受付部1が受け付け
る。
【0041】このような構成により、各処理内容指示部
24側に置かれているジョブ生成部47は、そのエンド
システム等で定める既存のジョブフォーマットでジョブ
を生成して送信することができ、新たなシステム開発が
不要になる。
【0042】次に、ジョブ制御部2は、正規化されたジ
ョブが渡されると、このジョブの内容を解析し、各ジョ
ブ処理部3を使用して、指示された複写処理に対応する
処理を実行する。どのような処理を可能とするかは任意
である。
【0043】ここでは、n個のジョブ処理部3を配置し
(ジョブ処理部3−1〜3−n)、文書等のフォーマッ
ト変換(ジョブ処理部3−1)、イメージ処理(ジョブ
処理部3−2)、中間フォーマットの作成処理(ジョブ
処理部3−3)、ラスタデータへの変換処理(ジョブ処
理部3−4)、中間フォーマットに変換された中間フォ
ーマットのデータを分散処理のために分割する並列分割
処理(ジョブ処理部3−5)、ノティファイ処理(ジョ
ブ処理部3−n)などを行う。
【0044】ここで、並列分割処理用出力装置登録部5
は、図2に示したプリンタ12、複写装置13,14な
どの出力装置ごとの機能・性能情報リストをもつ管理テ
ーブル5aを有し、各出力装置ごと、後述する1つのジ
ョブが大量な出力情報を有する場合に並列分散出力する
ための情報を管理している。
【0045】なお、ジョブ処理部3−3が行う中間フォ
ーマットの作成処理とは、受け付けたジョブの内容情
報、すなわちページ記述言語(PDL)や画像情報が示
す「原稿」と、このジョブをもとに生成される最終的な
出力データであるラスタデータとの中間的な存在として
位置づけられる中間フォーマットを作成することであ
る。このジョブ処理部3−3で作成される中間フォーマ
ットは、ジョブ処理部3−4でラスタライズされるため
に都合のよいフォーマットに変換されるものであり、か
つ、この中間フォーマットはページ単位で記述されるも
のである。従って、この中間フォーマットに変換されて
いると、ジョブ処理部3−4によるラスタライズは高速
に処理することができる。
【0046】例えば、ポストスクリプトで記述された次
の文字に関するデータ 100 100 moveto Times-Roman findfont 12 scalefont setfont (time) show は、次のような中間フォーマットに変換される。すなわ
ち、 type font CTM matrix current point 100 100 font /Times-Roman fontmatrix [12001200] string time のように展開され易い形式に変換される。
【0047】なお、このポストスクリプトで記述された
言語の意味は、ペンを座標(100,100)に移動し、ロー
マン書体のフォントを設定し、12ポイントの大きさに
設定し、文字列「time」を書くことを命令している。
【0048】これに対し、中間フォーマットは、データ
のタイプ(type)がフォント(font)であり、カレント
変換マッピング行列(CTM)が、行列(matrix)であ
り、フォント(font)は、ローマン書体であり、フォン
ト行列(font matrix)は、12ポイントであり、書か
れる文字列(string)は、「time」であることを示して
いる。
【0049】一方、ジョブ処理部3−5が行う並列分割
処理とは、ジョブ制御部2の指示のもとに、受け付けた
ジョブの出力情報が大である場合に、並列分割処理用出
力装置登録部5の管理テーブル5aを参照し、各出力装
置を用いて最も効率的に並列分散出力することができる
ように、ジョブ処理部3−3が作成した中間フォーマッ
トを該出力装置の機能・性能に合わせて分割する処理を
行うものである。従って、分割された中間フォーマット
(分割中間フォーマット)は、それぞれ出力される出力
装置と対応づけられることになる。
【0050】さて、このジョブ処理部3で必要な処理が
施された複写対象データは、指定されたジョブ出力部4
に供給され、ここで複写出力される。もちろん、ジョブ
処理部3による処理が不必要な場合は、そのままジョブ
出力部4が指定される。
【0051】ジョブ出力部4は、n個配置され(ジョブ
出力部4−1〜4−n)、ジョブの出力、すなわち出力
媒体への記録(ジョブ出力部4−1,4−2)、あるい
はリダイレクト出力(ジョブ出力部4−n)等を実行す
る。
【0052】ここで、出力媒体への記録とは、実際に用
紙に複写出力すること、すなわち静電潜像の形成、現
像、転写、定着などを行うことをいう。これを実行する
出力部は、複写処理実行部が制御する記録装置に対応し
て存在する。図2のエンドシステムA,Bでは、記録装
置が1台づつ付属した例を示しているが、これが複数付
属しても、複写処理実行部は、対応するジョブ出力部を
起動することで、これらを制御することができる。
【0053】また、リダイレクトとは、当該複写処理実
行部21で処理ができない場合に、他の複写処理実行部
21が稼動していないなどのとき、そのジョブを他のエ
ンドシステム上の複写処理実行部21に転送することを
いう。従って、上述した分割中間フォーマットもこのジ
ョブ出力部4−nを用いて、他の複写処理実行部21の
対応づけられた出力装置に転送される。
【0054】次に、並列分散出力を中心とした複写処理
実行部の処理手順をフローチャートに基づいて説明す
る。
【0055】図5は、複写処理実行部21の並列分散出
力処理手順を示すフローチャートである。
【0056】図5において、まずジョブ受付部1がLA
N10を介してジョブが転送されたか否かを判断し(ス
テップ101)、ジョブが転送された場合は、該ジョブ
を受け付け、蓄積を行う(ステップ102)。そして、
このジョブが既に中間フォーマットに変換されているか
否かを判断し(ステップ103)、中間フォーマットに
変換されている場合は、ジョブ制御部2に引き渡し、ジ
ョブ制御部2は、このジョブを登録する(ステップ10
4)。そして、ステップ113に移行する。すなわち、
既に分割中間フォーマットの状態であれば、分散出力を
行うことができるため、直ちにラスタデータに展開して
出力されることになる。なお、この場合は、他の複写処
理実行部21から送出されたジョブであり、処理内容指
示部24から送出されたジョブではない。
【0057】一方、ステップ103において、中間フォ
ーマットになっていない場合は、このジョブを正規化し
(ステップ105)、この正規化したジョブをジョブ制
御部2に引き渡し、ジョブ制御部2は、このジョブをキ
ューに登録する(ステップ106)。そして、ジョブが
指示する処理内容に対応するジョブ処理部3に引き渡
し、それぞれ必要な処理を行う(ステップ107)。例
えば、ジョブ出力部4が出力可能なフォーマットへの変
換や、イメージ処理を行う。ジョブ制御部2は、ジョブ
処理部3による、これら出力の前段階としての処理に対
する終了通知を受け取ると、このジョブの並列分割出力
処理が必要であるか否かを判断する(ステップ10
8)。この並列分割出力処理が必要か否かの判断は、様
々な判断方法が考えられるが、ここでは、出力ページ数
をもとに判断する。すなわち、出力ページ数が所定値以
上である場合、例えば、5000ページ以上の場合に、
並列分割出力処理を行う、と判断する。
【0058】そして、ステップ108で並列分割出力処
理が必要でないと判断された場合は、ステップ113に
移行する。一方、並列分割出力処理が必要であると判断
された場合は、さらにジョブ処理部3−3に引き渡し、
ジョブ処理部3−3は、中間フォーマットを作成する
(ステップ109)。そして、この中間フォーマット
は、ジョブ処理部3−5により分割中間フォーマットへ
の分割処理が開始される(ステップ110)。ステップ
110で分割処理された分割中間フォーマットが作成さ
れ次第、該分割中間フォーマットに対応する出力装置を
検索し(ステップ111)、分割中間フォーマットをリ
ダイレクトする必要があるか否かを判断する(ステップ
112)。ここで、リダイレクトする必要があるか否か
の判断は、検索した出力装置が他の複写処理実行部にあ
るか否かを調べ、他の複写処理実行部にある場合は、リ
ダイレクトする必要があると判断する。
【0059】このステップ112で、リダイレクトする
必要がないと判断された場合は、ステップ113に移行
し、リダイレクトする必要があると判断された場合は、
ステップ116に移行する。
【0060】ステップ116では、分割中間フォーマッ
トをリダイレクトするために、ジョブ出力部4−nを起
動し、指示された出力装置を有する複写処理実行部に、
該分割中間フォーマットを転送する(ステップ11
6)。そして、1つのジョブに対してリダイレクトすべ
き全ての分割中間フォーマットが転送終了したか否かを
判断し(ステップ117)、全ての分割中間フォーマッ
トが転送終了されていない場合は、ステップ111に移
行し、転送終了された場合は、ステップ115に移行す
る。
【0061】また、ステップ113では、ジョブ処理部
3−4を起動して、分割中間フォーマットをラスタライ
ズする。さらに、対応するジョブ出力部4−1あるいは
4−2を起動し、展開されたラスタデータを該ジョブ出
力部から出力する。そして、ステップ115に移行す
る。
【0062】ステップ115では、ジョブ内に処理結果
の通知指示があるか否かを判断し、指示がある場合は、
ジョブ処理部3−nを起動し、ジョブ送出者に通知すべ
くノティファイ処理を行った後(ステップ118)、ス
テップ119に移行する。
【0063】ステップ119では、終了指示があったか
否かを判断し、終了指示がない場合は、ステップ101
に移行して他のジョブに対する上述した処理を繰り返
し、終了指示がない場合は、本処理を終了する。
【0064】このようにして、所定値以上のページ数を
有したジョブの出力処理を行う場合は、一旦中間フォー
マットに変換し、さらに分散された出力装置に対応する
分割中間フォーマットに分割されて、該出力装置ごとに
転送されて出力処理されることにより、効率的な出力処
理が実行されることになる。
【0065】上述したフローチャートにおいては、ステ
ップ109での中間フォーマットの作成処理を、ステッ
プ108での並列分割出力処理の判断処理後に行うよう
にしたが、ステップ109での中間フォーマットの作成
処理をステップ108での並列分割出力処理の判断処理
前に行うようにしてもよい。この場合、全てのジョブに
対して中間フォーマットが作成されることになる。
【0066】次に、具体的な分散出力処理について説明
する。
【0067】図6〜図8は、大量ドキュメントの出力処
理に対する分散出力処理を説明する図である。なお、図
6〜図8においては、LAN10にエンドシステムE0
〜Enが接続されている。そして、エンドシステムE0
は、図2におけるエンドシステムC,Dと同様に、処理
内容指示部24を少なくとも含むシステムであり、エン
ドシステムE1〜Enは、エンドシステムA,Bと同様
に、少なくともそれぞれ複写処理実行部21−1〜21
−nを有するシステムである。もちろん、エンドシステ
ムE0を、説明の便宜上1つとしているが、LAN10
には、エンドシステムE0と同様なエンドシステムが複
数接続されるものである。
【0068】まず、図6において、エンドシステムE0
の処理内容指示部24からページ数nの大量のドキュメ
ントの出力処理を指示するジョブS1がエンドシステム
E1に入力されると、エンドシステムE1の複写処理実
行部21−1は、ジョブ処理部3−3により中間フォー
マットを作成する(MD)。
【0069】図7において、中間フォーマットを作成し
た複写処理実行部21−1は、作成された中間フォーマ
ットMDを、管理テーブル5aを参照して、本複写処理
実行部21−1が有する出力装置、エンドシステムE2
の複写処理実行部21−2が有する出力装置、およびエ
ンドシステムEnの複写処理実行部21−nが有する出
力装置に分散出力することを決定すると、この中間フォ
ーマットを各出力装置の機能・性能に合わせた配分比
で、ジョブ処理部3−5が中間フォーマットを分割し
(MD1〜MD3)、分割中間フォーマットMD2,M
D3をそれぞれジョブ出力部4−nから、複写処理実行
部21−2および21−nに転送する(S2,S3)。
ここでは、ページ数nの中間フォーマットが、ページ数
1〜lを有する分割中間フォーマットMD1、ページ数
l+1〜mを有する分割中間フォーマットMD2、およ
びページ数m+1〜nを有する分割中間フォーマットM
D3の3つに分割されている。
【0070】図8において、この分割中間フォーマット
MD1〜MD3は、それぞれの複写処理実行部21−
1,21−2,21−nのジョブ処理部3−4によりラ
スタライズされ、それぞれのジョブ出力部である出力装
置から、この展開されたラスタデータが出力される。す
なわち、出力要求されたジョブであるページ数nのドキ
ュメントは、複写処理実行部21−1から1〜lページ
の分割ドキュメント、複写処理実行部21−2からl+
1〜mページの分割ドキュメント、および複写処理実行
部21−nからm+1〜nページの分割ドキュメントが
それぞれ並列分散出力される。そして、この出力処理結
果は、エンドシステムE0に通知され、この通知をもと
に、ユーザは、該並列分散出力された分割ドキュメント
から全ドキュメントDDを得ることができる。
【0071】さらに、具体的に並列分散出力処理につい
て説明する。
【0072】図9は、並列分割処理用出力装置登録部5
が有する管理テーブルの内容の一例を示す図である。な
お、この管理テーブル5aの内容は、図6〜図8に示し
た分散複写システムに対するものである。
【0073】図9において、管理テーブル5aは、各エ
ンドシステムE1〜Enが有する出力装置(1)〜
(n)に対して、出力速度(枚/分)、両面出力の可
否、出力用紙サイズ、分割対象となるページ数等を管理
している。この管理データからすれば、この分散複写シ
ステムでは、5000ページ以上のページ数を有するジ
ョブに対してのみ並列分散出力が行われることになる。
なお、エンドシステムE1〜Enには、それぞれ出力装
置(1)〜(n)を対応させたが、エンドシステムE1
〜Enが複数の出力装置を有する場合には、その出力装
置毎に管理される。また、この管理テーブル5aは、各
エンドシステムの複写処理実行部がもつこととしている
が、これに限定されることなく、分散複写システムとし
て一括管理するようにしていもよい。この場合、並列分
割処理を行う各ジョブ処理部3−5は、この一括管理す
る管理テーブルを参照することになる。
【0074】ところで、この管理テーブル5aへの登録
処理は、各出力装置の接続時に自動的に、該出力装置の
機能、性能情報が通知されることによりなされる。ま
た、分割対象となるページ数に関しては、直接、分散複
写システムの管理者が並列分割処理用出力装置登録部5
を介して登録することになる。
【0075】さて、図9に示す管理テーブル5aに基づ
いた具体的な並列分散出力処理について説明する。
【0076】図10は、出力速度比をもとにしたページ
分割処理の一例を示す図である。図10において、複写
処理実行部21−1が「両面出力」、出力用紙サイズ
「A4」で10000ページのドキュメントJ1のジョ
ブを受け取ると、複写処理実行部21−1のジョブ制御
部2は、5000ページを越えるため、並列分割出力を
行うことを決定し、このドキュメントをページごとの中
間フォーマットに変換する。そして、ジョブ処理部3−
5は、図9の管理テーブル5aを参照し、「両面出力」
かつ出力用紙サイズ「A4」を満足する出力装置が出力
装置(1),(2),(n)の3つの出力装置であるこ
とを獲得する。さらに、この3つの出力装置の出力速度
から、中間フォーマットに変換された10000ページ
を出力速度比に基づいて分割する。
【0077】例えば、出力装置(1)の出力速度は50
(枚/分)であり、出力装置(2)の出力速度は30
(枚/分)であり、出力装置(n)の出力速度は50
(枚/分)であるため、出力速度比は次のようになる。
すなわち、 出力装置(1):出力装置(2):出力装置(n)=1
/2.6:0.6/2.6:1/2.6 となる。このため、ジョブ処理部3−4は、次のように
各出力装置にページ割当を行う。すなわち、 出力装置(1)=10000(枚)−(2307+38
46)=3847(枚) 出力装置(2)=10000(枚)×(0.6/2.
6) =2307(枚) 出力装置(n)=10000(枚)×(1/2.6)
=3846(枚) となるページ割当を行う。さらに、詳細には、次のよう
なまとまりのあるページ分割を行う。すなわち、 出力装置(1)=1〜3847ページ 出力装置(2)=3848〜6154ページ 出力装置(n)=6155〜10000ページ なる分割を行う。
【0078】そして、この分割され割り当てられたペー
ジに対応する分割中間フォーマットをジョブ出力部4−
nが出力装置(2)および出力装置(n)に転送し、出
力装置(2)は、3848〜6154ページのドキュメ
ントを出力し、出力装置(n)は、6155〜1000
0ページのドキュメントを出力する。なお、出力装置
(1)は、転送する必要がないため、ジョブ処理部3−
4が展開処理した1〜3847ページのドキュメントの
ラスタデータをそのまま出力装置(1)から出力する。
【0079】このようにして、本実施例においては、大
量のドキュメント等の出力情報が1つのジョブとして1
つの出力装置に入力された場合に、該出力情報を他の出
力装置に適切に分割して並列分散出力するようにしてい
るので、他のジョブに対する影響を軽減することができ
る。また、この際他の出力装置に転送される分割データ
は、ページ単位の中間フォーマットに変換されたデータ
であるため、各出力装置で出力する際の展開処理が軽減
されるとともに、転送される中間フォーマットは、最終
的な出力データであるラスタデータに比べて、データ量
が一般に小さいため、ネットワークにかける通信負荷が
小さく、これによりネットワークの運用効率を極端に低
下させることはない。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、複写
処理内容指示手段が、複写すべき原稿に関する情報と該
情報の複写処理の指示内容とをジョブをして前記ネット
ワークに送出し、該ジョブを受け取った複写処理実行手
段が、該複写処理の指示内容をもとに前記複写すべき原
稿に関する情報の複写処理を実行する。ここで、前記複
写処理実行手段の制御手段は、受け付けたジョブの出力
情報が大である場合、例えば出力情報が10000ペー
ジのドキュメントである場合、受け付けたジョブの出力
情報を変換手段により中間形式データに変換させ、管理
手段が管理するネットワークに接続された複数の複写処
理実行手段の出力手段についての出力機能・性能情報を
参照して、該変換された中間形式データを該出力手段に
対応づけて分割した分割中間形式データを作成させ、該
分割された分割中間形式データに対応づけられた出力手
段が他の複写処理実行手段内にある場合は、再送信手段
に該分割中間形式データを該出力手段を有する他の複写
処理実行手段に再送信させ、転換手段に、再送信されて
入力された分割中間形式データを含む分割中間形式デー
タをラスタデータに展開させ、該展開されたラスタデー
タを前記出力手段から出力させるようにしている。
【0081】従って、1つの出力要求ジョブの内容が、
大量のドキュメントの出力出ある場合、該ドキュメント
をネットワークに接続された複数の出力手段に並列分散
出力することができるので、出力要求した出力装置を占
有する時間が少なくなり、ネットワークに接続される出
力手段を有効に使用することができ、他のジョブの処理
を効率的に行うことができるという利点を有する。
【0082】また、他の出力手段に対して分割ドキュメ
ントに関する出力情報を転送する場合、該出力情報は、
ページ単位の中間フォーマットに変換されているため、
各複写処理実行手段の処理が軽減されるとともに、該中
間フォーマットの情報量は、展開後のラスタデータに比
べて一般に小さいため、該転送によりネットワークにか
かる通信負荷が軽減され、ネットワークの運用効率を極
端に低下させないという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写処理実行部21の構成を示す図。
【図2】本発明の一実施例である分散複写システムの概
要構成を示す図。紙原稿入力部22、電子原稿入力部2
3および処理内容指示部24の構成を示す図。
【図3】紙原稿入力部22、電子原稿入力部23および
処理内容指示部24の構成を示す図。
【図4】選択ウィンドウおよび複写機パネルウィンドウ
が表示された表示画面を示す図。
【図5】複写処理実行部21の並列分散出力処理手順を
示すフローチャート。
【図6】大量ドキュメントの出力処理に対する分散出力
処理を説明する図(その1)。
【図7】大量ドキュメントの出力処理に対する分散出力
処理を説明する図(その2)。
【図8】大量ドキュメントの出力処理に対する分散出力
処理を説明する図(その3)。
【図9】並列分割処理用出力装置登録部5が有する管理
テーブルの内容の一例を示す図。
【図10】出力速度比をもとにしたページ分割処理の一
例を示す図。
【符号の説明】
1 ジョブ受付部 2 ジョブ制御部 3 ジョブ処理
部 3−3 ジョブ処理部(中間フォーマット作成部) 3−4 ジョブ処理部(ラスタライザ) 3−5 ジョブ処理部(並列分割処理部) 4 ジョブ出力部 5 並列分割処理用出力装置登録部 5a 管理テーブル 4−n ジョブ出力部(リダイレ
クタ) 21 複写処理実行部 22,23 原稿入力部 24
処理内容指示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/16 380 D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写すべき原稿に関する情報を入力する
    原稿入力手段と、前記入力された情報に対する複写処理
    の内容をジョブとして指示する複写処理内容指示手段
    と、該ジョブの指示された内容に従って前記入力された
    情報に対する複写処理を実行する複写処理実行手段とを
    備え、前記各手段はネットワーク上に分散配置されて独
    立して機能しており、前記ネットワークを介して複写処
    理に関する情報の授受を行いつつ、それぞれの処理を実
    行する分散複写システムにおいて、 前記複写処理実行手段は、 ラスタデータを出力する出力手段と、 前記ネットワークに接続された複数の複写処理実行手段
    が有する前記出力手段についての出力機能・性能情報を
    管理する管理手段と、 前記複写処理内容指示手段から入力されたジョブの出力
    情報を中間形式データに変換する変換手段と、 前記出力機能・性能情報を参照して前記出力手段に対応
    づけて前記中間形式データを分割した分割中間形式デー
    タを作成する分割処理手段と、 所定の前記分割中間形式データを他の複写処理実行手段
    に再送信する再送信手段と、 前記再送信された分割中間形式データを含む分割中間形
    式データをラスタデータに展開する展開手段と、 前記入力されたジョブの出力情報量が大である場合に、
    該出力情報を前記変換手段により前記中間形式データに
    変換させ、該変換された中間形式データを前記分割処理
    手段により分割させ、該分割された分割中間形式データ
    に対応づけられた出力手段が他の複写処理実行手段内に
    ある場合は、前記再送信手段に該分割中間形式データを
    該出力手段を有する他の複写処理実行手段に再送信さ
    せ、展開手段に、再送信されて入力された分割中間形式
    データを含む分割中間形式データをラスタデータに展開
    させ、該展開されたラスタデータを前記出力手段から出
    力させる制御手段とを具備したことを特徴とする分散複
    写システム。
JP5318451A 1993-12-17 1993-12-17 分散複写システム Pending JPH07177307A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5318451A JPH07177307A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 分散複写システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5318451A JPH07177307A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 分散複写システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07177307A true JPH07177307A (ja) 1995-07-14

Family

ID=18099275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5318451A Pending JPH07177307A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 分散複写システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07177307A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09146731A (ja) * 1995-09-20 1997-06-06 Fuji Xerox Co Ltd 印刷指示装置
JP2005228252A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Fuji Xerox Co Ltd サービス処理装置及び連携処理システム
JP2010058506A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Xerox Corp マルチエンジン印刷システムのための実行費の最適化

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09146731A (ja) * 1995-09-20 1997-06-06 Fuji Xerox Co Ltd 印刷指示装置
JP2005228252A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Fuji Xerox Co Ltd サービス処理装置及び連携処理システム
JP2010058506A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Xerox Corp マルチエンジン印刷システムのための実行費の最適化
US8693012B2 (en) 2008-09-04 2014-04-08 Xerox Corporation Run cost optimization for multi-engine printing system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3997504B2 (ja) 文書印刷方法、文書処理方法及びプリンタ
US7092117B2 (en) Print system
JP3984890B2 (ja) 印刷制御装置および方法、コンピュータプログラム、記憶媒体
JP4817474B2 (ja) データ処理装置およびデ―タ処理方法およびコンピュ―タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
US5790119A (en) Apparatus and method for programming a job ticket in a document processing system
JP4630751B2 (ja) 印刷システム、印刷装置及びその制御方法、プログラム
JP3630943B2 (ja) 情報処理装置および印刷制御方法および印刷制御システムおよび印刷制御プログラムを格納した記憶媒体
US5617518A (en) Output control method and system of servers
JP3832978B2 (ja) 印刷制御装置及び印刷制御方法
US6337961B2 (en) Print control method and apparatus, and printer
JP4174381B2 (ja) 情報処理装置、分散印刷制御方法及び分散印刷制御プログラム
US8095791B2 (en) Distributed processing system, distributed processing method and image processing apparatus
JPH09174956A (ja) プリンタ制御装置
US9030702B2 (en) Client apparatus, printing system, and display method for converting printing formats, generating preview images, and displaying preview images
JPH07177307A (ja) 分散複写システム
JP3526255B2 (ja) 情報処理装置および印刷制御方法および印刷制御システム及び記憶媒体
JPH07187491A (ja) 印刷装置
JP2004110337A (ja) 画像形成方法、画像形成システム、クライアント端末、サーバ装置、プログラム、記憶媒体
JPH0584987A (ja) プリンタ
JP2000112684A (ja) 文書印刷処理システム
JP2004021455A (ja) 情報処理装置およびジョブ処理方法
JP4498372B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、プログラム、記録媒体
JP2003072164A (ja) データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、記憶媒体、及びプログラム
JP2005297239A (ja) 印刷装置および印刷制御装置およびデータ処理装置およびジョブ処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP2006331435A (ja) データ処理方法、データ処理装置および記憶媒体