JPH05108584A - ネツトワークシステム制御方式 - Google Patents
ネツトワークシステム制御方式Info
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- JPH05108584A JPH05108584A JP3265734A JP26573491A JPH05108584A JP H05108584 A JPH05108584 A JP H05108584A JP 3265734 A JP3265734 A JP 3265734A JP 26573491 A JP26573491 A JP 26573491A JP H05108584 A JPH05108584 A JP H05108584A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クライアント装置とサーバ装置とをネットワ
ークを介して接続してなるネットワークシステムにおい
て、優先度の高い処理のスループットを向上させる。 【構成】 サーバ装置3、ワークステーション1(クラ
イアント装置)及びそれらを結ぶ通信回線2よりなるネ
ットワークシステムにおいて、サーバ装置3の混雑度を
クライアント装置側に通知する手段を持つことにより、
クライアント装置側にてサーバ装置3の混雑度に応じ優
先度の低い処理の要求発行を抑制し、サーバ装置3に負
担をかけることなく他のクライアント装置からの優先度
の高い処理のスループットを向上させる。また、クライ
アント装置にて複数のサーバ装置3の混雑度を比較し、
最も混雑度の低いサーバ装置3に対し処理要求を発行す
ることができる。
ークを介して接続してなるネットワークシステムにおい
て、優先度の高い処理のスループットを向上させる。 【構成】 サーバ装置3、ワークステーション1(クラ
イアント装置)及びそれらを結ぶ通信回線2よりなるネ
ットワークシステムにおいて、サーバ装置3の混雑度を
クライアント装置側に通知する手段を持つことにより、
クライアント装置側にてサーバ装置3の混雑度に応じ優
先度の低い処理の要求発行を抑制し、サーバ装置3に負
担をかけることなく他のクライアント装置からの優先度
の高い処理のスループットを向上させる。また、クライ
アント装置にて複数のサーバ装置3の混雑度を比較し、
最も混雑度の低いサーバ装置3に対し処理要求を発行す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーバ装置およびクラ
イアント装置と、これらを結ぶ通信システムより成るネ
ットワークシステムにおいて、優先度の低い処理の要求
発行を抑制することにより優先度の高い処理のスループ
ットを向上させるネットワークシステム制御技術に関す
る。
イアント装置と、これらを結ぶ通信システムより成るネ
ットワークシステムにおいて、優先度の低い処理の要求
発行を抑制することにより優先度の高い処理のスループ
ットを向上させるネットワークシステム制御技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】記憶装置・入出力装置・演算制御装置等
の高価な装置や複数のオペレータ間にて共通で使用した
い装置を集中的にサーバ装置にて管理させ、ネットワー
ク接続された複数のクライアント装置にて、上記装置を
使用するオペレータの要求を受け付けるインタフェース
をとる制御方式は、広く普及している。
の高価な装置や複数のオペレータ間にて共通で使用した
い装置を集中的にサーバ装置にて管理させ、ネットワー
ク接続された複数のクライアント装置にて、上記装置を
使用するオペレータの要求を受け付けるインタフェース
をとる制御方式は、広く普及している。
【0003】これらのネットワークシステムにおいて
は、オペレータの処理要求に優先度をつけることによ
り、オペレータの実処理時間の短縮を図る方式を取る方
法が一般的に行われている。例えばTSS端末装置と接
続されたホストコンピュータにおいては、主に装置の空
時間を利用して行うバッチ的な処理の優先度を低くし、
オペレータが装置につききりで操作を行うようなトラン
ズアクション処理を優先的に処理することで、オペレー
タが実際にクライアント装置の前で操作しなければなら
ない時間を短縮することができる。
は、オペレータの処理要求に優先度をつけることによ
り、オペレータの実処理時間の短縮を図る方式を取る方
法が一般的に行われている。例えばTSS端末装置と接
続されたホストコンピュータにおいては、主に装置の空
時間を利用して行うバッチ的な処理の優先度を低くし、
オペレータが装置につききりで操作を行うようなトラン
ズアクション処理を優先的に処理することで、オペレー
タが実際にクライアント装置の前で操作しなければなら
ない時間を短縮することができる。
【0004】このような優先度を考慮した処理方式には
従来より、サーバ装置内にて優先度の高い処理要求を処
理待ち行列の先頭につなげる制御方式や、優先度の高い
処理にCPU割当て時間を長く割当てる制御方式が広く
用いられている。サーバ装置内にて優先度に応じた処理
を行う方式について最近では、特開昭54−10293
3,102944号公報に示されるように、共通入出力
装置側に優先使用権を記憶する手段を用いて非通信時に
おいても優先処理権を確保することを可能とした方式
や、特開昭63−111558号公報に示されるよう
に、中央処理装置にデータ受信可能なエリア数を示す空
エリアカウンタを設け、処理能力の要求される場合には
空エリアカウンタを最大にする制御を行う方式がある。
従来より、サーバ装置内にて優先度の高い処理要求を処
理待ち行列の先頭につなげる制御方式や、優先度の高い
処理にCPU割当て時間を長く割当てる制御方式が広く
用いられている。サーバ装置内にて優先度に応じた処理
を行う方式について最近では、特開昭54−10293
3,102944号公報に示されるように、共通入出力
装置側に優先使用権を記憶する手段を用いて非通信時に
おいても優先処理権を確保することを可能とした方式
や、特開昭63−111558号公報に示されるよう
に、中央処理装置にデータ受信可能なエリア数を示す空
エリアカウンタを設け、処理能力の要求される場合には
空エリアカウンタを最大にする制御を行う方式がある。
【0005】また、主としてクライアント装置側にて優
先度を考慮した処理を行う方式としては、特開昭63−
159969号公報に示されるように、交信の競合が生
じたとき電文の送信元計算機がそれぞれ時限発生手段を
起動させ、互いに異なる時限の経過後にそれぞれ交信の
再開を試みるようにして、交信の優先度の決定が簡単に
行えるようにする方式がある。
先度を考慮した処理を行う方式としては、特開昭63−
159969号公報に示されるように、交信の競合が生
じたとき電文の送信元計算機がそれぞれ時限発生手段を
起動させ、互いに異なる時限の経過後にそれぞれ交信の
再開を試みるようにして、交信の優先度の決定が簡単に
行えるようにする方式がある。
【0006】また、複数のサーバ装置が接続されている
ネットワークにおいては、各サーバ装置へ負荷を分散す
ることにより、オペレータの処理待ち時間を短縮するこ
とが可能である。
ネットワークにおいては、各サーバ装置へ負荷を分散す
ることにより、オペレータの処理待ち時間を短縮するこ
とが可能である。
【0007】この例としては特開昭57−146367
号公報に示されるように、各処理要求をいずれの計算機
に割当てるかを決定する処理割当装置を設け、割当てが
可能な装置の中から計算機での処理待ち時間と通信遅れ
時間との和が最小となるものに処理要求を割当てる方式
がある。
号公報に示されるように、各処理要求をいずれの計算機
に割当てるかを決定する処理割当装置を設け、割当てが
可能な装置の中から計算機での処理待ち時間と通信遅れ
時間との和が最小となるものに処理要求を割当てる方式
がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、次のような問題がある。
来技術は、次のような問題がある。
【0009】(1) サーバ装置内において優先度を考
慮した制御を行う方式においては、受け付けた要求を処
理待ち行列に繋げる処理やクライアント装置に対してb
usy報告を行う処理等にCPU時間を取られ、オペレ
ータの要求処理を行う実時間は、競合の度合いに伴い加
速度的に減少してしまう。
慮した制御を行う方式においては、受け付けた要求を処
理待ち行列に繋げる処理やクライアント装置に対してb
usy報告を行う処理等にCPU時間を取られ、オペレ
ータの要求処理を行う実時間は、競合の度合いに伴い加
速度的に減少してしまう。
【0010】(2) 前項の事態を回避するため、オペ
レータの要求した処理を行う装置に対し優先度を考慮し
た制御を行う別装置を設ける手段もあるが、別装置分だ
けコスト高となる。
レータの要求した処理を行う装置に対し優先度を考慮し
た制御を行う別装置を設ける手段もあるが、別装置分だ
けコスト高となる。
【0011】(3) 上記事態を回避するためクライア
ント装置側にて、優先度を考慮した制御を行う方式にお
いては、サーバ装置の混雑度に関する考慮がなされてお
らず、単に優先度に応じリトライ間隔を変えるだけのも
のであるため、競合の度合いに伴いネットワーク上のト
ラフィックが加速度的に増大し単位時間あたり最大伝送
量の過飽和を招きやすい。
ント装置側にて、優先度を考慮した制御を行う方式にお
いては、サーバ装置の混雑度に関する考慮がなされてお
らず、単に優先度に応じリトライ間隔を変えるだけのも
のであるため、競合の度合いに伴いネットワーク上のト
ラフィックが加速度的に増大し単位時間あたり最大伝送
量の過飽和を招きやすい。
【0012】本発明の目的は、サーバ装置やネットワー
クに負担をかけずオペレータが実際にクライアント装置
の前で処理待ちをしている時間を短縮する事を可能とす
るネットワークシステム制御技術を提供することにあ
る。
クに負担をかけずオペレータが実際にクライアント装置
の前で処理待ちをしている時間を短縮する事を可能とす
るネットワークシステム制御技術を提供することにあ
る。
【0013】本発明の他の目的は、優先度の高い処理の
スループットを向上させることが可能なネットワークシ
ステム制御技術を提供することにある。
スループットを向上させることが可能なネットワークシ
ステム制御技術を提供することにある。
【0014】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0016】上記目的を達成するため本発明では、サー
バ装置にて管理しているサーバ装置の混雑度を示す情報
をクライアント装置からの要求時又は一定時間毎にクラ
イアント装置へ通知し、クライアント装置においてこの
混雑度を示す情報に基づき手動又は自動的に処理要求を
実行するか保留するかを判断するものである。
バ装置にて管理しているサーバ装置の混雑度を示す情報
をクライアント装置からの要求時又は一定時間毎にクラ
イアント装置へ通知し、クライアント装置においてこの
混雑度を示す情報に基づき手動又は自動的に処理要求を
実行するか保留するかを判断するものである。
【0017】また、ネットワーク上に複数のサーバ装置
が存在する場合においては、処理可能なサーバ装置の中
から最も混雑度の低いサーバ装置を選択し処理要求を実
行するものである。
が存在する場合においては、処理可能なサーバ装置の中
から最も混雑度の低いサーバ装置を選択し処理要求を実
行するものである。
【0018】さらに、サーバ装置を選択して出力装置に
対する処理要求を行った場合においては処理要求を発行
したサーバ装置の場所をクライアント装置のディスプレ
イに表示するようにしたものである。
対する処理要求を行った場合においては処理要求を発行
したサーバ装置の場所をクライアント装置のディスプレ
イに表示するようにしたものである。
【0019】
【作用】上記した本発明のネットワークシステム制御方
式によれば、サーバ装置の混雑度を示す情報をクライア
ント装置側に通知する手段を設け、比較的処理量に余力
のあるクライアント装置の側で処理要求の発行の有無を
判断させるので、サーバ装置に負荷をかけず即応性の要
求される処理のスループットを向上させることができ
る。
式によれば、サーバ装置の混雑度を示す情報をクライア
ント装置側に通知する手段を設け、比較的処理量に余力
のあるクライアント装置の側で処理要求の発行の有無を
判断させるので、サーバ装置に負荷をかけず即応性の要
求される処理のスループットを向上させることができ
る。
【0020】また、クライアント装置においてサーバ装
置の混雑度を比較できるため、処理割当装置などの新た
なハードウェアを必要とすることなく最も混雑度の低い
サーバ装置を選択することが可能となる。
置の混雑度を比較できるため、処理割当装置などの新た
なハードウェアを必要とすることなく最も混雑度の低い
サーバ装置を選択することが可能となる。
【0021】さらに、出力装置への処理要求を行ったサ
ーバ装置の場所をクライアント装置のディスプレイに表
示することにより、オペレータは容易に出力結果を取り
に行くことができる。
ーバ装置の場所をクライアント装置のディスプレイに表
示することにより、オペレータは容易に出力結果を取り
に行くことができる。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0023】図1は本発明のネットワークシテスム制御
方式を電子ファイリング装置に適用した場合の構成の一
実施例をブロック図にて示したものである。図2はクラ
イアント装置において最初に、処理要求の保留条件をオ
ペレータに入力させる際のディスプレイ表示例である。
図3はクライアント装置側において処理要求を行うか保
留するかを判断する際の一実施例のフローチャートであ
る。
方式を電子ファイリング装置に適用した場合の構成の一
実施例をブロック図にて示したものである。図2はクラ
イアント装置において最初に、処理要求の保留条件をオ
ペレータに入力させる際のディスプレイ表示例である。
図3はクライアント装置側において処理要求を行うか保
留するかを判断する際の一実施例のフローチャートであ
る。
【0024】図1においてクライアント装置にあたるワ
ークステーション1は通信回線2を介してファイルサー
バ又はプリンタサーバなどのサーバ装置3と接続してい
る。
ークステーション1は通信回線2を介してファイルサー
バ又はプリンタサーバなどのサーバ装置3と接続してい
る。
【0025】ワークステーション1は、図示しないオペ
レータの操作する操作部4より処理の要求が入力される
と処理制御部5によって当該要求がサーバ装置3に対す
るリモート要求かワークステーション自信に接続されて
いる装置に対するローカル要求かを判定し、リモート要
求であった場合、まずサーバ装置3への処理要求を実行
するかを判定する保留制御部6を起動する。保留制御部
6はサーバ装置3の混雑度の参照を行うサーバ状態参照
部7を起動し、サーバ状態参照部7は、ネットワーク通
信手順制御を行う通信制御部8を介してサーバ装置3に
対してサーバ状態参照要求を送信する。サーバ装置3
は、ワークステーション1が送信した要求を通信制御部
8を介して受信し、セッション及び処理待ち行列の管理
を行う受信制御部9にデータを引き渡す。受信制御部9
は、たとえば、図4に例示したサーバ混雑度情報管理テ
ーブル40のような形式にて、予め処理要求を受け付け
たが未だ処理待状態にある要求を管理する処理待ち行列
の行列長41、論理回線の接続時に増カウンタ、切断時
に減カウンタすることにより取得したセッション数4
2、最新の任意数処理の要求受付時刻から処理終了時刻
までの処理待ち時間43、これらの処理待ち時間43を
平均することによって求めた平均処理待ち時間44、プ
リンタを占有使用する処理要求受付時に印刷要求頁数分
増カウンタし、プリンタに対し1頁分のデータを出力す
るごとに減カウンタすることにより取得した印刷待ち頁
数45、等サーバ混雑度の情報を蓄積しておき、受信デ
ータがサーバ状態報告要求であればサーバ状態管理エリ
ア17内の混雑度情報を参照し、クライアント装置側へ
報告するデータを作成するサーバ状態報告部10を起動
して通信制御部8を介することによりクライアント装置
へサーバ装置3の状態を報告する。
レータの操作する操作部4より処理の要求が入力される
と処理制御部5によって当該要求がサーバ装置3に対す
るリモート要求かワークステーション自信に接続されて
いる装置に対するローカル要求かを判定し、リモート要
求であった場合、まずサーバ装置3への処理要求を実行
するかを判定する保留制御部6を起動する。保留制御部
6はサーバ装置3の混雑度の参照を行うサーバ状態参照
部7を起動し、サーバ状態参照部7は、ネットワーク通
信手順制御を行う通信制御部8を介してサーバ装置3に
対してサーバ状態参照要求を送信する。サーバ装置3
は、ワークステーション1が送信した要求を通信制御部
8を介して受信し、セッション及び処理待ち行列の管理
を行う受信制御部9にデータを引き渡す。受信制御部9
は、たとえば、図4に例示したサーバ混雑度情報管理テ
ーブル40のような形式にて、予め処理要求を受け付け
たが未だ処理待状態にある要求を管理する処理待ち行列
の行列長41、論理回線の接続時に増カウンタ、切断時
に減カウンタすることにより取得したセッション数4
2、最新の任意数処理の要求受付時刻から処理終了時刻
までの処理待ち時間43、これらの処理待ち時間43を
平均することによって求めた平均処理待ち時間44、プ
リンタを占有使用する処理要求受付時に印刷要求頁数分
増カウンタし、プリンタに対し1頁分のデータを出力す
るごとに減カウンタすることにより取得した印刷待ち頁
数45、等サーバ混雑度の情報を蓄積しておき、受信デ
ータがサーバ状態報告要求であればサーバ状態管理エリ
ア17内の混雑度情報を参照し、クライアント装置側へ
報告するデータを作成するサーバ状態報告部10を起動
して通信制御部8を介することによりクライアント装置
へサーバ装置3の状態を報告する。
【0026】ワークステーション1内の保留制御部6
は、報告されたサーバ装置3の状態を表示制御部11を
介してオペレータに対し表示部12にディスプレイ表示
する。
は、報告されたサーバ装置3の状態を表示制御部11を
介してオペレータに対し表示部12にディスプレイ表示
する。
【0027】オペレータはこのディスプレイ表示された
情報を基に次処理の優先度を考慮して、処理を実行する
か保留するかの決定を操作部4を介して入力する。
情報を基に次処理の優先度を考慮して、処理を実行する
か保留するかの決定を操作部4を介して入力する。
【0028】ここで、オペレータが処理の実行を選択し
た場合においては、処理制御部5は各機能毎に設けら
れ、データの編集や入出力装置等の起動手順制御を行う
実行制御部13を起動し通信制御部8を介してサーバ装
置3の側に処理要求の発行を行う。サーバ装置3側の受
信制御部9は通信制御部8を介して処理要求を受信する
と、前述したサーバ状態管理エリア17内の混雑度情報
を更新し、処理待ち行列の末尾につなぐ。サーバ装置3
の側の実行制御部13は、処理待ち行列につながれた処
理要求に基づき順次入出力制御部14を起動し、光ディ
スクライブラリ装置15等の入力装置からの入力データ
やプリンタ16などの出力装置からの終了状態報告をサ
ーバ装置3の側に送信する。処理結果を受信したワーク
ステーション1の側の実行制御部13はこの処理結果を
入出力制御部14および表示制御部11を介して表示部
12(ディスプレイ)へ表示する。
た場合においては、処理制御部5は各機能毎に設けら
れ、データの編集や入出力装置等の起動手順制御を行う
実行制御部13を起動し通信制御部8を介してサーバ装
置3の側に処理要求の発行を行う。サーバ装置3側の受
信制御部9は通信制御部8を介して処理要求を受信する
と、前述したサーバ状態管理エリア17内の混雑度情報
を更新し、処理待ち行列の末尾につなぐ。サーバ装置3
の側の実行制御部13は、処理待ち行列につながれた処
理要求に基づき順次入出力制御部14を起動し、光ディ
スクライブラリ装置15等の入力装置からの入力データ
やプリンタ16などの出力装置からの終了状態報告をサ
ーバ装置3の側に送信する。処理結果を受信したワーク
ステーション1の側の実行制御部13はこの処理結果を
入出力制御部14および表示制御部11を介して表示部
12(ディスプレイ)へ表示する。
【0029】以上にはサーバ装置3から通知された混雑
度を示す情報をディスプレイに表示し、オペレータに処
理要求を実行するか保留するかを判断する方式を示した
が、この判断はオペレータから予め入力された判断基
準、あるいはシステム固有の判断基準に基づき自動的に
判断することも可能である。
度を示す情報をディスプレイに表示し、オペレータに処
理要求を実行するか保留するかを判断する方式を示した
が、この判断はオペレータから予め入力された判断基
準、あるいはシステム固有の判断基準に基づき自動的に
判断することも可能である。
【0030】図2はワークステーション1において最初
に、処理要求の保留条件をオペレータに入力させる際の
表示部12における表示画面12aの一例であり、サー
バ装置3が混雑している際の処理要求の保留をオペレー
タが介入して行うか、システムに自動的に判断させる
か、或いは保留せず複数の処理要求を実行するサーバ装
置3をシステムにて判断させるかを選択させる。保留の
判定を自動的に行わせる場合においては引続き、保留条
件としてサーバ装置3における処理待ち行列長41、或
いはセッション数42などの混雑度情報を入力させ、保
留条件設定エリア18に格納する。そして、サーバ状態
参照時には保留条件設定エリア18に記憶された保留条
件と取得した混雑度との比較により処理要求を実行する
か保留するかをシステムにて判定する制御を行う。保留
せずサーバ装置3を自動選択させる場合においては、処
理実行可能な全サーバ装置3の混雑度を参照してこれを
比較し、最も混雑度の低いサーバ装置3を選択して処理
要求を実行する制御を行う。
に、処理要求の保留条件をオペレータに入力させる際の
表示部12における表示画面12aの一例であり、サー
バ装置3が混雑している際の処理要求の保留をオペレー
タが介入して行うか、システムに自動的に判断させる
か、或いは保留せず複数の処理要求を実行するサーバ装
置3をシステムにて判断させるかを選択させる。保留の
判定を自動的に行わせる場合においては引続き、保留条
件としてサーバ装置3における処理待ち行列長41、或
いはセッション数42などの混雑度情報を入力させ、保
留条件設定エリア18に格納する。そして、サーバ状態
参照時には保留条件設定エリア18に記憶された保留条
件と取得した混雑度との比較により処理要求を実行する
か保留するかをシステムにて判定する制御を行う。保留
せずサーバ装置3を自動選択させる場合においては、処
理実行可能な全サーバ装置3の混雑度を参照してこれを
比較し、最も混雑度の低いサーバ装置3を選択して処理
要求を実行する制御を行う。
【0031】また、図3のフローチャートにより、ワー
クステーション1の側において処理要求を行うか保留す
るかを判断する際の制御例の詳細を述べる。オペレータ
からサーバ装置3の管理する装置を使用するリモート処
理要求を受け付けた場合、本制御が起動され、処理要求
の発行の前にまずサーバ装置3状態の参照を行い(ステ
ップ31)、その混雑度状態を表示部12にディスプレ
イ表示する(ステップ32)。ここで、予め保留判定を
オペレータの介入によって行うように設定されているか
を判定し(ステップ33)、オペレータ介入による保留
判定を行うように指定されておればオペレータからの判
定入力待ちとなる(ステップ34)。オペレータから判
定が入力されたら、これが保留要求か処理要求発行要求
かを判定し(ステップ35)、処理要求であればサーバ
装置3に対してリモート処理要求を発行し(ステップ3
6)、保留要求であれば一定時間の保留を行った後サー
バ状態参照(ステップ31)に戻る。
クステーション1の側において処理要求を行うか保留す
るかを判断する際の制御例の詳細を述べる。オペレータ
からサーバ装置3の管理する装置を使用するリモート処
理要求を受け付けた場合、本制御が起動され、処理要求
の発行の前にまずサーバ装置3状態の参照を行い(ステ
ップ31)、その混雑度状態を表示部12にディスプレ
イ表示する(ステップ32)。ここで、予め保留判定を
オペレータの介入によって行うように設定されているか
を判定し(ステップ33)、オペレータ介入による保留
判定を行うように指定されておればオペレータからの判
定入力待ちとなる(ステップ34)。オペレータから判
定が入力されたら、これが保留要求か処理要求発行要求
かを判定し(ステップ35)、処理要求であればサーバ
装置3に対してリモート処理要求を発行し(ステップ3
6)、保留要求であれば一定時間の保留を行った後サー
バ状態参照(ステップ31)に戻る。
【0032】また、保留判定がオペレータ介入かを判定
した際(ステップ33)にオペレータ介入と設定されて
いない場合は、さらに保留判定が自動的な保留判定を行
うように設定されているかを判定し(ステップ37)、
自動保留判定と設定されておればサーバ装置3の混雑度
が予め入力されている保留判定条件を満足されているか
を判定して(ステップ38)、条件を満足していれば一
定時間の保留の後サーバ状態参照(ステップ31)に戻
り、条件を満足しなければリモート処理要求をサーバ装
置3に対して発行する。
した際(ステップ33)にオペレータ介入と設定されて
いない場合は、さらに保留判定が自動的な保留判定を行
うように設定されているかを判定し(ステップ37)、
自動保留判定と設定されておればサーバ装置3の混雑度
が予め入力されている保留判定条件を満足されているか
を判定して(ステップ38)、条件を満足していれば一
定時間の保留の後サーバ状態参照(ステップ31)に戻
り、条件を満足しなければリモート処理要求をサーバ装
置3に対して発行する。
【0033】保留判定が自動保留かを判定した際(ステ
ップ37)、保留判定が自動保留とも設定されていない
場合においては、プリンタ自動選択が設定されていると
判断し、複数のサーバ装置3の中から混雑度の最も低い
サーバ装置3を選択して(ステップ39)、リモート処
理要求を発行する。
ップ37)、保留判定が自動保留とも設定されていない
場合においては、プリンタ自動選択が設定されていると
判断し、複数のサーバ装置3の中から混雑度の最も低い
サーバ装置3を選択して(ステップ39)、リモート処
理要求を発行する。
【0034】プリンタ16の自動選択を行った場合にお
いては、選択したプリンタサーバ(サーバ装置3)の位
置をワークステーション1の表示部12上に表示する。
これによりオペレータが印刷結果を容易に取りに行ける
ようになる。
いては、選択したプリンタサーバ(サーバ装置3)の位
置をワークステーション1の表示部12上に表示する。
これによりオペレータが印刷結果を容易に取りに行ける
ようになる。
【0035】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0036】たとえば、ネットワークシステムの構成
は、前述の実施例に例示したものに限定されない。
は、前述の実施例に例示したものに限定されない。
【0037】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0038】本発明のネットワークシステム制御方式に
よれば、サーバ装置の混雑度をクライアント装置に通知
することにより、サーバ装置に負荷をかけることなく、
クライアント装置側にて優先度の低い処理の処理要求を
抑制し、他のクライアント装置からの優先度の高い処理
のスループットを向上させることができる。
よれば、サーバ装置の混雑度をクライアント装置に通知
することにより、サーバ装置に負荷をかけることなく、
クライアント装置側にて優先度の低い処理の処理要求を
抑制し、他のクライアント装置からの優先度の高い処理
のスループットを向上させることができる。
【0039】また、クライアント装置にて複数のサーバ
装置の混雑度を比較することを可能にすることにより、
新たなハードウェアを必要とせずに、もっとも混雑度の
低いサーバ装置に対して処理要求を発行することができ
る。
装置の混雑度を比較することを可能にすることにより、
新たなハードウェアを必要とせずに、もっとも混雑度の
低いサーバ装置に対して処理要求を発行することができ
る。
【0040】さらに、処理要求を発行したサーバ装置の
位置をディスプレイ上に表示することにより、オペレー
タは容易に出力結果を取りに行くことができる。
位置をディスプレイ上に表示することにより、オペレー
タは容易に出力結果を取りに行くことができる。
【図1】本発明のネットワークシステム制御方式の一実
施例である電子ファイリング装置のネットワークシステ
ム構成図である。
施例である電子ファイリング装置のネットワークシステ
ム構成図である。
【図2】クライアント装置にて最初に処理要求の保留条
件をオペレータに入力させる際の画面インタフェース表
示例である。
件をオペレータに入力させる際の画面インタフェース表
示例である。
【図3】クライアント装置にてサーバ装置の混雑度を参
照し、入力された保留条件に基づき処理要求を発行する
か保留するかを決定する際の処理フローチャートの一例
である。
照し、入力された保留条件に基づき処理要求を発行する
か保留するかを決定する際の処理フローチャートの一例
である。
【図4】サーバ混雑度情報管理テーブルの構成の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
1 ワークステーション 2 通信回線 3 サーバ装置 4 操作部 5 処理制御部 6 保留制御部 7 サーバ状態参照部 8 通信制御部 9 受信制御部 10 サーバ状態報告部 11 表示制御部 12 表示部 12a 表示画面 13 実行制御部 14 入出力制御部 15 光ディスクライブラリ装置 16 プリンタ 17 サーバ状態管理エリア 18 保留条件設定エリア 40 サーバ混雑度情報管理テーブル 41 行列長 42 セッション数 43 処理待ち時間 44 平均処理待ち時間 45 印刷待ち頁数
Claims (5)
- 【請求項1】 オペレータが共用する記憶装置・入出力
装置・演算制御装置を管理制御するサーバ装置と、オペ
レータとのインタフェースを提供しサーバ装置に対し処
理要求を行う手段を持つクライアント装置と、それらを
結ぶ通信システムとよりなり、サーバ装置は当該サーバ
装置の混雑度を示す情報をクライアント装置に通知し、
クライアント装置は、オペレータに対しサーバ装置の混
雑度をを示す情報を表示することにより、サーバ装置へ
の処理要求を実行するか保留するかをオペレータに判断
させる機能を有するネットワークシステム制御方式。 - 【請求項2】 サーバ装置の混雑度を示す情報として、
サーバ装置の持つセッション数、および、サーバ装置に
接続されている装置の占有状態、および、サーバ装置に
て印刷待ちとなっている文書頁数、および、サーバ装置
における最新の任意数処理の平均処理待ち時間、の少な
くとも一つを用いることを特徴とする請求項1記載のネ
ットワークシステム制御方式。 - 【請求項3】 クライアント装置がオペレータから予め
入力された判断基準、またはシステム固有の判断基準に
基づき、処理要求を実行するか保留するかを自動的に判
断することを特徴とする請求項1または2記載のネット
ワークシステム制御方式。 - 【請求項4】 クライアント装置が複数のサーバ装置か
ら通知された混雑度を比較し、混雑度の最も低いサーバ
装置に対し処理要求を実行し、必要に応じて処理要求を
発行したサーバ装置の場所をクライアント装置のディス
プレイに表示することを特徴とする請求項1,2または
3記載のネットワークシステム制御方式。 - 【請求項5】 処理要求を保留した場合、クライアント
装置がサーバ装置の混雑度を監視し、混雑度の低下後に
処理要求を自動的に実行する機能を有することを特徴と
する請求項1,2,3または4記載のネットワークシス
テム制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3265734A JPH05108584A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | ネツトワークシステム制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3265734A JPH05108584A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | ネツトワークシステム制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05108584A true JPH05108584A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17421258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3265734A Pending JPH05108584A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | ネツトワークシステム制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05108584A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10240458A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-09-11 | Seiko Epson Corp | ネットワーク対応型印刷装置及び印刷方法及びネットワーク印刷システム |
JPH10240457A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-09-11 | Seiko Epson Corp | ネットワーク対応型印刷装置及び印刷方法及びネットワーク印刷システム |
JP2002202927A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-07-19 | Sony Computer Entertainment Inc | エンタテインメントシステム、サーバ装置、コンテンツの配信方法、コンテンツ配信プログラム、及びコンテンツ配信プログラムが記憶された記憶媒体 |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP3265734A patent/JPH05108584A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10240458A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-09-11 | Seiko Epson Corp | ネットワーク対応型印刷装置及び印刷方法及びネットワーク印刷システム |
JPH10240457A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-09-11 | Seiko Epson Corp | ネットワーク対応型印刷装置及び印刷方法及びネットワーク印刷システム |
JP2002202927A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-07-19 | Sony Computer Entertainment Inc | エンタテインメントシステム、サーバ装置、コンテンツの配信方法、コンテンツ配信プログラム、及びコンテンツ配信プログラムが記憶された記憶媒体 |
US7203760B2 (en) | 2000-11-02 | 2007-04-10 | Sony Computer Entertainment Inc. | System for distributing content data according to user-set content distribution schedules |
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