JPH05315613A - 半導体装置およびシリサイド層の形成方法 - Google Patents

半導体装置およびシリサイド層の形成方法

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JPH05315613A
JPH05315613A JP12041292A JP12041292A JPH05315613A JP H05315613 A JPH05315613 A JP H05315613A JP 12041292 A JP12041292 A JP 12041292A JP 12041292 A JP12041292 A JP 12041292A JP H05315613 A JPH05315613 A JP H05315613A
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silicide layer
semiconductor device
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titanium
film
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Akira Uchiyama
章 内山
Atsushi Otomo
篤 大友
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微細MOSFETにおけるアクティブ幅を実
効的に増大させ、低抵抗シリサイド層を具える拡散層を
形成する。 【構成】 p型シリコン基板101のアクティブ領域を
画定するため、このアクティブ領域以外を酸化して、フ
ィールド酸化膜103を形成する。ソース・ドレインと
なるべき部分に溝209、217を形成する。スパッタ
法により、基板に対し、チタン(Ti)を30〜100
nm程度の膜厚で成膜してから、約650〜750℃に
てアニール処理する。未反応チタンを除去した後、さら
に約800〜900℃にてアニールすることにより、低
抵抗のチタンシリサイド層121、123、125を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置、特に高
性能な電界効果トランジスタ(MOSFET)の構造、
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電界効果トランジスタ(MOSFET)
は、現在、超LSIの基本素子として広く用いられてい
る。しかしながら、素子の微細化に伴い、チャネル抵抗
の減少(駆動能力の向上)が得られる一方で、全抵抗に
占めるソース・ドレイン部分の拡散層抵抗の割合が相対
的に大きくなり、微細化した効果が低減されてしまうと
いう問題が生じてきた。そこで、ソース・ドレイン拡散
層表面部分をシリサイド化する方法が用いられるように
なった。
【0003】ここで、高融点金属シリサイドにも多くの
種類があるが、最も低抵抗であるチタンシリサイドが広
く用いられている。一般に、シリコン拡散層のシート抵
抗は、40〜50Ω/□程度であるが、チタンシリサイ
ドを用いることにより、それを2Ω/□程度とすること
ができる。
【0004】次に、従来のシリサイド層を有するMOS
FETの製造方法につき、図7の(A)〜(C)、およ
び図8の(A)〜(C)を参照して簡単に説明する。図
7の(A)〜(C)、および図8の(A)〜(C)は、
それぞれ、シリサイド層を有するMOSFETの製造説
明に供する要部工程図である。
【0005】まず、窒化シリコン膜等でマスクした状態
(図示せず)で、p型シリコン基板501のMOSFE
T形成領域(すなわち、アクティブ領域)以外の部分の
み酸化してフィールド酸化膜503を形成する(図7の
(A))。次に、ゲート酸化、n+ ポリシリコンの成膜
を行ない、パターニングにより、ゲート酸化膜505、
ゲート電極507を形成する(図7の(B))。
【0006】その後、CVD法により酸化膜の薄膜を成
膜し、更に、異方性エッチングにより側壁酸化膜509
を、ゲート電極507の周囲にのみ自己整合的に残存形
成する。そして、ゲート電極507および側壁酸化膜5
09をマスクとして、ヒ素(As)をイオン注入し、ソ
ース拡散層511、ドレイン拡散層513を形成する
(図7の(C)参照)。
【0007】次に、スパッタ法によりチタン515を、
50nm程度の膜厚にて全面に成膜する(図8の
(A))。その後、赤外線ランプによる急速加熱法によ
り、650℃程度の温度で基板のアニール(第1アニー
ル)を行なう。それにより、シリコンと接触しているチ
タンのみがシリコンと反応して、ソース領域511上、
ドレイン領域513上、ゲート電極507上にそれぞ
れ、チタンシリサイド層517、519、521が形成
され、かつ、未反応チタン515Aは、酸化膜上にその
ままの形で残る(図8の(B))。
【0008】次に、アニール処理を行なった試料を、ア
ンモニア水(NH4 OH)と過酸化水素水(H2 2
との混合液に浸すことにより、酸化膜上の未反応チタン
515Aのみが除去され、ソース・ドレイン上、ゲート
電極上にのみチタンシリサイド層が残存形成される。こ
のようにして、図8の(C)に示すような、シリサイド
層を有する半導体装置が得られる。
【0009】その後、中間絶縁膜の成膜、コンタクト開
口、メタル配線形成、表面保護膜形成、熱処理(第2ア
ニール)などの工程を経て完成となるが、ここでは、そ
の説明は省略する。
【0010】上述した従来の方法により、ゲート電極、
ソース・ドレイン領域の抵抗を、1桁低減させることが
できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上で述
べた従来例では、文献[ジェイ・ビー・ラスキー(J.
B.Lasky)他著:「Comparison of
Transformation to Low−Re
sistivity Phase and Agglo
meration of TiSi2 and CoS
2 」,IEEETransaction on El
ectron Devices,Vol.38,No.
2(1991年),p.262〜269]に記載されて
いるような欠点があった。つまり、シリサイド化するべ
きシリコン表面の露出した領域(アクティブ領域)の幅
が狭くなると、シリサイド化反応が進行しにくくなり、
シリサイド抵抗が増大してしまう。
【0012】上記文献では、アクティブ幅が2〜4μm
になると、チタンシリサイド抵抗が12〜15Ω/□程
度にまで増大する、と報告している。また、素子の微細
化に伴い、ゲート長のみならずアクティブ幅の縮小化も
急激に進んでいるため、このような抵抗増大は、動作速
度の低下をもたらすなど、深刻な問題点となってきた。
【0013】この発明はこのような点に鑑みなされたも
のであり、従って、この発明の第1の目的は、ゲート幅
を縮小した場合においても、従来のシリサイド化プロセ
ス条件を変更せずに、低抵抗シリサイド拡散層構造を有
する半導体装置を提供することにある。
【0014】この発明の第2の目的は、上で述べた半導
体装置の製造方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した第1の目的の達
成を図るため、この発明によれば、下地のシリコンと高
融点金属との反応によるシリサイド層を有する半導体装
置において、シリコンの下地の表面に凹凸部を設けてあ
り、かつこの凹凸部がシリサイド層を具えていることを
特徴とする。
【0016】また、この発明によれば、好ましくは、半
導体装置を電界効果トランジスタとし、凹凸部およびシ
リサイド層を、ソース領域およびドレイン領域の双方か
またはいずれか一方に設けるのがよい。
【0017】また、この発明の半導体装置の製造方法に
よれば、シリコンの下地の、シリサイド層が形成される
べきソースおよびドレイン領域の双方かまたはいずれか
一方に凹凸部を形成する工程と、凹凸部の形成済みの下
地上に、高融点金属の薄膜を形成する工程と、高融点金
属成膜後、下地の熱処理を行なう工程とを含むことを特
徴とする。
【0018】この発明の実施に当たり、高融点金属とし
てチタン(Ti)を用い、それにより、チタンシリサイ
ドの拡散層を形成するのが好ましい。
【0019】なお、ここでいうシリコンの下地とは、シ
リコン基板はもとより、そのほか、この基板にエピタキ
シャル層を形成したもの、またこれらに限らず、基板や
エピタキシャル層に素子が作り込まれている中間体な
ど、絶縁膜が形成されるべき広く下地を意味している。
【0020】
【作用】この発明の構成によれば、基板のMOSFET
形成予定領域(アクティブ領域)におけるソース領域お
よびドレイン領域の表面に凹凸部を形成し、この凹凸部
の表面に高融点金属の薄膜を成膜して熱処理すると、シ
リコンと高融点金属とが反応してシリサイドが形成され
る。このようなシリサイド層を有する拡散層を形成する
と、平面的にみたアクティブ領域の幅は同一であって
も、凹凸面に沿った実効的なアクティブ幅は増大される
ため、例えば、高融点金属をチタンとした場合、低抵抗
なチタンシリサイド層を有する拡散層を得ることができ
る。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明によるシリ
サイド層を有する半導体装置の製造方法と、その構造と
を併わせて説明する。
【0022】なお、各図は、この発明をよく理解できる
程度に各構成成分の寸法、形状、配置関係等を概略的に
示してあるにすぎない。また、次の説明では、特定の材
料および特定の数値的条件を挙げて説明するが、これら
の条件および材料は、単なる好適例にすぎず、従って、
この発明は、これらに限定されるものではない。
【0023】1.第1の発明によるシリサイド層を有す
る半導体装置の実施例 1−1.第1実施例 まず、ソース領域およびドレイン領域双方が、シリサイ
ド層を具えた凹凸部からなる例について説明する。図1
の(A)は、第1実施例を適用したMOSFETの要部
平面図であり、図1の(B)は、図1(A)のI−I線
における断面図である。図2は、図1(A)のII−I
I線における断面図である。各図において、対応する構
成部分にはそれぞれ、同一の符号を付して示してある。
【0024】この第1実施例を適用したMOSFETで
は、半導体基板としてp型シリコン基板101の素子形
成領域(アクティブ領域)に、溝209、217を設け
てある(図1の(B))。この場合、ソース領域および
ドレイン領域それぞれに、同数でかつ複数個の溝203
〜209、211〜217が設けてある(図1の
(A))。なお、この実施例では、ゲート長方向に細長
い長方形の溝を、ゲート幅方向に並列して設けてある。
図1の(A)において、201はアクティブ領域とフィ
ールド酸化膜の境界を示す。また図1の(B)に示すよ
うに、ソース領域115およびドレイン領域117間の
基板101上には、ゲート酸化膜109を介して、ポリ
シリコンで構成したゲート電極111が設けてある。
【0025】ソース領域およびドレイン領域に設けてあ
る溝による凹凸部の表面全面、並びにゲート電極ポリシ
リコン111上には、それぞれ、シリサイド層121、
123、125を形成してある。
【0026】このように、ソースおよびドレイン部分に
溝203〜209、211〜217を設け凹凸を形成す
ることにより、実効的なアクティブ幅を増大させること
ができる。つまり、図1の(A)および図2(ドレイン
領域に対応する)に示すように、例えばソース領域およ
びドレイン領域に着目して、アクティブ幅:W、溝深
さ:D、溝個数:片側4とすれば、この第1実施例のア
クティブ幅は、W+2×4×Dとなる。従って、従来の
ものと比べて(8×D)の幅だけアクティブ幅が増大す
ることになる。ここで仮に、D=0.5(μm)とする
と、実効的なアクティブ幅は4μm大きくなる構成とな
る(図1の(A)および図2参照)。
【0027】1−2.第2実施例 図3の(A)は、第2実施例を適用したMOSFETの
要部平面図であり、図3の(B)は、図3(A)に示す
III −III 線における断面図である。なお、これらの図
においては、シリサイド層および側壁酸化膜を図示しな
いで省略した状態で示してある。また、溝部分には斜線
を施して示してある。
【0028】第1実施例においては、ソース領域115
およびドレイン領域117にのみ、平行な溝による凹凸
を設けていたが、この第2実施例では、ソース領域11
5、ゲート電極111aの下側の基板部分およびドレイ
ン領域117を通してゲート長方向に伸びている溝30
1、303を設けてある。従って、ゲート電極111a
は図3の(B)に示すような形状を呈する。
【0029】第2実施例のような構成とした場合、第1
実施例と同様に、シリサイド層による実効的なアクティ
ブ幅の増大を図れる。
【0030】1−3.第3実施例 図4は、第3実施例を適用したMOSFETの要部平面
図である。この図においても、シリサイド層および側壁
酸化膜を省略して示してある。この第3実施例では、溝
形成を正四角形とする。ソース領域115およびドレイ
ン領域117それぞれの領域において、ゲート長方向お
よびゲート幅方向とに複数の溝401〜409を適当に
配列して設けてある。それにより、実効的なアクティブ
幅の増大を達成することができる。
【0031】2.第2の発明によるシリサイド層の形成
方法の実施例の説明 次に、この発明のシリサイド層の形成方法について説明
する。図5の(A)および(B)、並びに図6の(A)
および(B)は、上述の第1実施例を適用したMOSF
ETにおけるシリサイド層の形成方法を説明するための
工程図である。各図は、主要段階で得られた構造体にお
ける要部断面を示し、かつ、対応する構成部分にはそれ
ぞれ、同一の符号を付して示してある。
【0032】まず、p型シリコン基板101を用意し、
この基板101の素子形成予定領域(アクティブ領域)
を設定するため、窒化シリコン膜などでマスクした状態
(図示せず)で、アクティブ領域以外を酸化して0.7
μm程度の膜厚の素子分離用フィールド酸化膜103を
形成する(図5の(A))。
【0033】次に、マスクを用いたドライエチングによ
り、ソース、ドレインとなるべき部分に溝105、10
7を形成する(図5の(B))。その後、閾電圧値制御
のためのイオン注入(図示せず)を行ない、熱酸化によ
り、ゲート酸化膜を3〜20nm程度の膜厚で成膜す
る。
【0034】次に、ゲート電極111となるべきn+
リシリコンを約100〜400nmの膜厚で成膜する。
それをゲート形状にパターニングすることにより、ポリ
シリコンで構成されたゲート電極111、およびゲート
酸化膜109を得る。そして、ヒ素(As)を1015
1016cm-2程度の範囲のドーズ量でイオン注入し、ソ
ースおよびドレイン拡散層115、117を形成する。
その後、CVD法により0.1〜0.5μm程度の膜厚
の酸化膜を成膜し、リアクティブ・イオン・エッチング
(RIE)などの異方性エッチングにてCVD酸化膜を
エッチングすることで、ゲート電極111の側壁のみに
自己整合的に側壁酸化膜113を残存形成する(図6の
(A))。この側壁酸化膜113は、シリサイド化処理
の際、ゲートとソース・ドレイン間をショートさせない
ようにするためのものである。
【0035】次に、スパッタ法により、下地全面にチタ
ン(Ti)が30〜100nm程度の膜厚となるように
チタン膜119を成膜する(図6の(B))。その後、
赤外線ランプによる急速熱処理法により、窒素(N2
雰囲気中、約650〜750℃の温度でアニール(第1
アニール)を行なう。それにより、シリコン表面が露出
している部分にのみ、チタンシリサイドが選択的に形成
される。その後、アンモニア水(NH4 OH)と過酸化
水素水(H2 2 )との混合液を用い、フィールド酸化
膜上、側壁酸化膜上の未反応チタンを除去する。そこ
で、残存形成されたシリサイド層は、次段階での約80
0〜900℃の温度範囲によるアニール(第2アニー
ル)により、低抵抗化される。
【0036】このようにして、図1の(B)に示すよう
に、ソース領域上、ドレイン領域上、およびゲート電極
上にそれぞれ、チタンシリサイド層121、123、1
25を形成することができる。
【0037】その後、中間絶縁膜の成膜、コンタクト開
口、メタル配線形成、表面保護膜形成などの工程を経て
完成となるが、ここでは、その説明は省略する。
【0038】上述の実施例では、NMOSFETを例に
して説明したが、PMOSFETであっても同様に考え
ることができるのは言うまでもない。
【0039】以上、実施例に基づきこの発明を説明して
きたが、これらの実施例は、あくまでも一例にすぎず、
この発明を制約するものではない。上記以外に種々の変
形・変更を加えて、この発明を実施することができるこ
とは明らかである。
【0040】例えば、上述の実施例では、マスクを用い
たパターニングで溝を形成したが、マスクを用いずに、
不均一なエッチングなどによりランダムな凹凸を作るよ
うにしてもよい。また、溝形状は、上述した長方形、正
方形以外の三角形、円形、その他の任意の形状であって
もよい。
【0041】さらに、ソース・ドレイン領域の高濃度拡
散層の内側に低濃度拡散層を具えるLightly Doped Drai
n (LDD)構造をもつFETであってシリサイド層を
有するFETに、この発明を適用しても全く同様の効果
を得ることができる。
【0042】
【効果】上述した説明から明らかなように、この発明の
シリサイド層を有する半導体装置および方法によれば、
ソースおよびドレイン部分に凹凸を形成することによ
り、シリサイド化反応が進行するシリコン表面の実効的
なアクティブ幅を増大させたものが得られる。そのた
め、従来のようにシリサイド化反応が進行しにくいと
か、シリサイド抵抗を増大させてしまうようなことがな
く、アクティブ幅の広い場合と同様なシリサイド化プロ
セス条件によって、低抵抗なシリサイド層を有する微細
MOSFETを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)および(B)は、この発明の第1実施例
の説明に供する図であり、第1実施例を適用したMOS
FETの要部を示した平面図および断面図である。
【図2】図1(A)のII−II線における断面図であ
る。
【図3】(A)および(B)は、第2実施例の説明に供
する図であり、(A)は第2実施例を適用したMOSF
ETの要部を示す平面図、(B)は、(A)に示すIII
−III 線における断面図である。
【図4】この発明の第3実施例を適用したMOSFET
の要部平面図である。
【図5】(A)および(B)は、第1実施例を適用した
MOSFETにおけるシリサイド層の形成方法を説明す
るための要部工程図である。
【図6】(A)および(B)は、シリサイド層の形成方
法を説明するための図5に続く要部工程図である。
【図7】(A)〜(C)は、従来のシリサイド層を有す
るMOSFETの製造説明に供する要部工程図である。
【図8】(A)〜(C)は、従来のシリサイド層を有す
るMOSFETの製造説明に供する図7に続く要部工程
図である。
【符号の説明】
101:シリコン基板 103:フィールド酸化膜 105,107:溝 109,109a:ゲート酸化膜 111,111a:ゲート電極 113:側壁酸化膜 115:ソース領域 117:ドレイン領域 119:チタン膜 121,123,125:チタンシリサイド層 201:境界 203〜209,211〜217:溝 301,303:溝 401〜409:溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地のシリコンと高融点金属との反応に
    よるシリサイド層を有する半導体装置において、 シリコンの下地の表面に凹凸部を設けてあり、かつこの
    凹凸部がシリサイド層を具えていることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置を電界効果
    トランジスタとし、前記凹凸部およびシリサイド層を、
    ソース領域およびドレイン領域の双方かまたはいずれか
    一方に設けたことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の半導体装置を製造する
    方法において、 シリコン下地のシリサイド層形成予定領域に凹凸部を形
    成する工程と、 前記凹凸部の形成済みの下地上に、高融点金属の薄膜を
    形成する工程と、 該高融点金属成膜後、下地の熱処理を行なう工程とを含
    むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 高融点金属として、チタン(Ti)を用
    いることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製
    造方法。
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