JPH05314886A - スタータ用マグネットスイッチの接点体及びその製造方法 - Google Patents

スタータ用マグネットスイッチの接点体及びその製造方法

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JPH05314886A
JPH05314886A JP4142099A JP14209992A JPH05314886A JP H05314886 A JPH05314886 A JP H05314886A JP 4142099 A JP4142099 A JP 4142099A JP 14209992 A JP14209992 A JP 14209992A JP H05314886 A JPH05314886 A JP H05314886A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタータ用マグネットスイッチの接点接触部
の放熱性を向上すると共に製造コストの高騰化を抑制す
る。 【構成】 板材27の表面に、互いに直交する方向にそ
れぞれピッチPをもって配設され複数の突部を有するパ
ンチ28により、第1のパンチ穴29aを形成する。ピ
ッチPは、第1のパンチ穴29aの各辺の2倍の長さで
ある。パンチ28を第1のパンチ穴29aに対して上記
ピッチPの半分P/2ずつ縦横にずらして、第2のパン
チ穴29bを形成する。各パンチ穴29a・29bによ
り複数の凹部が形成され、パンチ穴加工を施されなかっ
た部分からなる凸部26とにより市松模様が形成され
る。各凸部26は、互いに独立して形成されるため、高
い放熱性を有し、発熱による接点抵抗の増大を防止し
て、スタータの効率を向上し得ると共に、容易なパンチ
穴加工を行うことにより、製造コストの高騰化を抑制し
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1対の固定接点体と、
両固定接点体間を選択的に短絡するための板状の可動接
点体とを有するスタータ用マグネットスイッチの接点体
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のスタータ用マグネットスイッチ
にあっては、励磁コイルに電流を選択的に流して可動鉄
心を移動させ、その可動鉄心の変位によりピニオンギア
をシフトさせてリングギアに噛み合わせるようにされて
いる。また、可動鉄心の変位に応じて変位するロッドを
設けて、ロッドに一体的に取り付けられた板状の可動接
点体を、スイッチカバーに固設された1対の固定接点体
に選択的に接触させることにより、両固定接点体間を短
絡してバッテリとモータとを電気的に接続するようにし
ている。
【0003】上記マグネットスイッチに於いては、スイ
ッチオン時には比較的大電流が流れるため、接点接触面
が熱くなって接点抵抗が増大して、効率が悪化する虞が
ある。ところで、実開昭53−155060号公報に
は、可動接点体の接触面に凹凸を形成することにより、
接触時の滑りを防止して、接触状態を安定化し得るよう
にしたものが開示されている。このように接触面に凹凸
を形成することにより、接点接触部の放熱面積を増大す
ることができ、放熱性を向上し得る。
【0004】しかしながら、凸部の放熱性を良くするた
めには、各凸部を互いに独立させて配設することが望ま
しい。また、接触面に凹凸を簡単に形成するにはパンチ
加工による方法が考えられるが、上記形状の加工を行う
には、パンチの形状が複雑化しがちであり、製造コスト
が高騰化するという問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、接点接触部の放熱
性を向上すると共に製造コストの高騰化を抑制し得るス
タータ用マグネットスイッチの接点体及びその製造方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、1対の固定接点体と、前記両固定接点体間
を選択的に短絡するための板状の可動接点体とを有する
スタータ用マグネットスイッチの接点体であって、前記
固定接点体及び前記可動接点体の少なくともいずれか一
方の接触面に凹凸を市松模様に設けたことを特徴とする
スタータ用マグネットスイッチの接点体、あるいは、1
対の固定接点体と、前記両固定接点体間を選択的に短絡
するための板状の可動接点体とを有するスタータ用マグ
ネットスイッチの接点体の製造方法であって、前記固定
接点体及び前記可動接点体の少なくともいずれか一方の
接触面に凹凸を市松模様に設けるべく、前記市松模様の
ピッチの整数倍のピッチにて配設された複数の突部を有
するパンチを所定量ずらして複数回パンチ加工すること
により前記市松模様を形成することを特徴とするスター
タ用マグネットスイッチの接点体の製造方法を提供する
ことにより達成される。
【0007】
【作用】このように、固定及び可動接点体の少なくとも
一方の接触面に、市松模様の凹凸を設けることにより、
凸部をそれぞれ独立させることができるため、凸部の放
熱性が良い。また、上記凹凸の市松模様のピッチの整数
倍のピッチにて配設された複数の突部を有するパンチを
ずらして各凹部を形成することにより、凹凸の市松模様
を形成することができ、パンチにより容易に加工するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明が適用された自動車のエン
ジンに取り付けられるスタータ1の要部を軸線方向に沿
って破断して示す側断面図である。このスタータ1は、
モータ2により回されるピニオンギア3を図示されない
エンジンのリングギア4に選択的に噛み合わせて駆動す
るためのものであり、一体的に設けられたマグネットス
イッチ5のオン・オフにより、ピニオンギア3のシフト
動作とモータ2の回転とを行う。図に示されるように、
マグネットスイッチ5の可動鉄心6とピニオンギア3と
の両者間にはシフトフォーク7が介装されており、可動
鉄心6の軸線方向変位に連動してピニオンギア3が選択
的にシフトするように、可動鉄心6とピニオンギア3と
がシフトフォーク7を介して連結されている。
【0010】ピニオンギア3は、モータ2の軸線と平行
するピニオンギア支持軸8に同軸的に嵌装されており、
回転方向にトルク伝達可能でありかつ軸線方向に往復動
し得るように、ピニオンギア支持軸8に例えばスプライ
ン結合されている。このピニオンギア支持軸8は中空に
形成されており、その内部には、ピニオンギア3と連結
されたシフト軸9が同軸的に挿通されている。シフト軸
9は、ピニオンギア3を没入方向にシフトさせる向きに
リターンスプリング11により弾発付勢されている。そ
して、シフト軸9の後端面にシフトフォーク7の一端が
当接し、可動鉄心6の突出端部の溝内にシフトフォーク
7の他端が係合している。
【0011】また、ピニオンギア支持軸8の外周面に
は、モータ2の駆動軸にギア結合された入力ギア12が
相対的に回転自在に設けられていると共に、入力ギア1
2に伝達されるトルクをピニオンギア支持軸8に伝達す
るための一方向クラッチ13が設けられている。
【0012】このようにして構成されたスタータ1にあ
っては、マグネットスイッチ5の後記するコイルが励磁
されると、可動鉄心6が図の矢印Aの向きである没入方
向に変位し、それに伴って図に於ける時計回りにシフト
フォーク7が揺動するため、リターンスプリング11の
付勢力に抗して図の矢印Bの向きにピニオンギア支持軸
8が押し出される。同時に、マグネットスイッチ5のス
イッチ動作によりモータ2に電流が流れ、入力ギア12
及び一方向クラッチ13を介してピニオンギア支持軸8
にモータ2の駆動トルクが伝達され、ピニオンギア支持
軸8と共にピニオンギア3が回転する。従って、ピニオ
ンギア3はリングギア4に突入して噛み合った後、モー
タ2からの伝達トルクによりリングギア4を駆動するこ
とができる。
【0013】次に、マグネットスイッチ5の内部構造に
ついて、図2の要部破断側面図を参照して以下に示す。
このマグネットスイッチ5の有底筒状のケーシングをな
す磁性体からなるヨーク14内には、コイルボビン15
の外周面に巻装された励磁コイルが同軸的に受容されて
いる。励磁コイルは、比較的太径の導体を内周側に巻回
してなる吸引コイル16aと、比較的細径の導体を外周
側に巻回してなる保持コイル16bとからなる。
【0014】ヨーク14の底部の中心部に開口する軸線
方向貫通孔とコイルボビン15の内周面とにより、前記
した可動鉄心6が軸線方向に往復動自在に支持されてい
る。コイルボビン15の内周部には、可動鉄心6の支持
部側とは相反する側に、固定鉄心17のボス部が受容さ
れている。なお、固定鉄心17と可動鉄心6との間に
は、励磁コイル15の消磁時に可動鉄心6を原位置に復
帰させるためのリターンスプリング18が介装されてい
る。
【0015】また、固定鉄心17の軸心部に形成された
軸線方向貫通孔により、プランジャ19が軸線方向に往
復動自在に支持されている。プランジャ19の一端が可
動鉄心6と対向し、他端部が、固定鉄心17の外向フラ
ンジ部と有底筒状のスイッチカバー21との間に画定さ
れたスイッチ室20内に受容される。そのプランジャ1
9の他端部には、その他端部に形成された鍔部19aに
より、抜け止めされた可動接点体22が取り付けられて
いる。スイッチカバー21には、その内面の可動接点体
22に対向する部分に一対の固定接点体23a・23b
が配設されている。一方の固定接点体23aは図示され
ないバッテリの正端子に接続される正側接点を形成し、
他方の固定接点体23bはモータ2の電源入力端子に接
続される負側接点を形成するものである。
【0016】なお、可動接点体22が、絶縁性のインシ
ュレータ24を介してプランジャ19に取り付けられて
おり、インシュレータ24が、円錐圧縮コイルばねから
なるコンタクトスプリングにより固定接点体23a・2
3b側に向けて弾発付勢されている。従って、プランジ
ャ19が固定接点体23a・23b側に変位して、可動
接点体22と固定接点体23a・23bとが接触状態に
なった際には、その接触状態が所定の付勢力をもって確
保される。なお、プランジャ19の鍔部19aとスイッ
チカバー21の対向内面との間には、戻し圧縮コイルば
ねが介装されており、これにより、初期状態では、図2
に示される固定鉄心17側にプランジャ19が付勢され
ている。
【0017】上記した両コイル16a・16bの一端同
士は、互いに結合されてコイルボビン15の外向フラン
ジ部を貫通して、スイッチカバー21の外方に突出する
スイッチ端子25に接続されている。そのスイッチ端子
25には、図示されないイグニッションスイッチが電気
的に接続されており、保持コイル16bの他端が、固定
鉄心17を介して接地され、吸引コイル16aの他端
が、前記したモータ接続端子用の固定接点体23bに接
続されている。
【0018】このマグネットスイッチ5によれば、励磁
コイルとしての両コイル16a・16bに通電すること
によって、固定鉄心17に可動鉄心6が吸引される。可
動鉄心6の吸引動作に伴ってプランジャ19が変位する
が、これに応じて、可動接点体22が両固定接点体23
a・23bに当接し、両固定接点23a・23b間が電
気的に短絡され、バッテリからの電流がモータ2に流れ
るようになっている。
【0019】ところで、本マグネットスイッチ5の可動
接点体22にあっては、図3に示されるように、その固
定接点体23a・23bと接触する接触面22aに複数
の凸部26が設けられている。従って、可動接点体22
は、固定接点体23a・23bと接触した際には、それ
ら凸部26を介して接触することになる。
【0020】上記凸部26の形成方法を、図4(a)〜
(c)を参照して以下に示す。まず、無酸素銅からなる
板材27の表面に対して、互いに直交する方向に対して
それぞれ所定のピッチPをもって配設されかつ同一の正
方形端面形状にて形成された複数の突部(図示せず)を
有するパンチ28により、縦横に碁盤の目状に配設され
た複数の第1のパンチ穴29aがパンチ加工にて形成さ
れる。上記ピッチPは、第1のパンチ穴29aの各辺の
整数倍の2倍の長さである。なお、プランジャ19に取
り付けた際のベークワッシャとの接触部である中心部に
は、対応する所定の範囲に亘ってパンチ穴加工が行われ
ないようになっている。
【0021】次に、第1のパンチ穴29aを形成された
板材27に対して、上記パンチ28を、図4(b)に示
されるように、第1のパンチ穴29aに対して縦横に上
記ピッチPの半分P/2ずつ即ち斜め方向に間隔の半分
だけずらして、第2のパンチ穴29bをパンチ加工にて
形成する。すると、両パンチ穴29a・29b同士が互
い違いに形成されるため、板材27の表面のパンチ穴加
工を施されなかった部分が、両パンチ穴29a・29b
に対して相対的に突出することになって、前記した複数
の凸部26が形成され、各パンチ穴29a・29bによ
り複数の凹部が形成されることになる。
【0022】このように、市松模様の縦横に対するピッ
チは上記したようにP/2であり、それに対してパンチ
28の突部の対応するピッチは、整数倍である2倍のP
である。従って、上記したようにずらすことにより、2
回のパンチ動作にて凹凸の市松模様を形成することがで
き、その加工が容易であり、製造コストの高騰化を抑制
できる。
【0023】そして、図4(c)に示されるように、板
材27を円形に打ち抜き、その中心部も円形孔を打ち抜
かれ、環状の板状可動接点体22が形成される。このよ
うにして形成された可動接点体22にあっては、その接
触面22aに形成された各パンチ穴29a・29bの各
辺と市松模様の縦横に対するピッチPとが互いに同一長
さであることから、各凸部26同士が、共通する部分を
もたずに配設されている。従って、各凸部26が互いに
独立して設けられることになり、接点接触時に流れる電
流による発熱に対して、凸部26に於ける放熱効果が良
く、蓄熱による接点抵抗の増大を招くことを極力防止で
きる。
【0024】本発明によれば、凸部26の端面形状を正
方形にしたが、これに限るものではなく、例えば三角形
や平行四辺形にすることもでき、さらに多角形の形状の
ものであっても良い。また、本実施例では可動接点体2
2に凹凸の市松模様を形成したが、固定接点体23a・
23bの接触面に凹凸の市松模様を形成したり、両者に
凹凸の市松模様を形成するようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】このように本発明によれば、固定及び可
動接点体の少なくとも一方の接触面に凹凸の市松模様を
形成したことから、各凸部同士が互いに独立し、各凸部
の放熱性が良く、発熱による接点抵抗の増大を防止し
て、スタータの効率を向上し得る。また、市松模様のピ
ッチの整数倍のピッチにて配設された複数の突部を有す
るパンチを所定量ずらして複数回のパンチ加工を行うこ
とにより、上記凹凸の市松模様を形成することができ、
容易なパンチ加工により凹凸を形成することから、製造
コストの高騰化を抑制し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された自動車用スタータの要部破
断側断面図。
【図2】本発明に基づくマグネットスイッチの要部を破
断して示す拡大側断面図。
【図3】本発明に基づく可動接点体を示す斜視図。
【図4】(a)は第1のパンチ穴を形成した状態を示す
平面図であり、(b)は第2のパンチ穴を形成した状態
を示す平面図であり、(c)は加工された可動接点体を
示す平面図。
【符号の説明】
1 スタータ 2 モータ 3 ピニオンギア 4 リングギア 5 マグネットスイッチ 6 可動鉄心 7 シフトフォーク 8 ピニオンギア支持軸 9 シフト軸 11 リターンスプリング 12 入力ギア 13 一方向クラッチ 14 ヨーク 15 コイルボビン 15a・15b 外向フランジ部 16a 吸引コイル 16b 保持コイル 17 固定鉄心 17a 外向フランジ部 18 リターンスプリング 19 プランジャ 19a 鍔部 20 スイッチ室 21 スイッチカバー 22 可動接点体 22a 接触面 23a・23b 固定接点体 24 インシュレータ 25 スイッチ端子 26 突出部 27 板材 28 パンチ 29a 第1のパンチ穴 29b 第2のパンチ穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 円角 茂之 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内 (72)発明者 島山 仁 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内 (72)発明者 木村 実 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内 (72)発明者 下山 修司 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内 (72)発明者 横尾 次男 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の固定接点体と、前記両固定接点体
    間を選択的に短絡するための板状の可動接点体とを有す
    るスタータ用マグネットスイッチの接点体であって、 前記固定接点体及び前記可動接点体の少なくともいずれ
    か一方の接触面に凹凸を市松模様に設けたことを特徴と
    するスタータ用マグネットスイッチの接点体。
  2. 【請求項2】 1対の固定接点体と、前記両固定接点体
    間を選択的に短絡するための板状の可動接点体とを有す
    るスタータ用マグネットスイッチの接点体の製造方法で
    あって、 前記固定接点体及び前記可動接点体の少なくともいずれ
    か一方の接触面に凹凸を市松模様に設けるべく、前記市
    松模様のピッチの整数倍のピッチにて配設された複数の
    突部を有するパンチを所定量ずらして複数回パンチ加工
    することにより前記市松模様を形成することを特徴とす
    るスタータ用マグネットスイッチの接点体の製造方法。
JP4142099A 1992-05-06 1992-05-06 スタータ用マグネットスイッチの接点体及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2740708B2 (ja)

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