JP2000182857A - 点火装置用のコイル部及びその製造方法 - Google Patents

点火装置用のコイル部及びその製造方法

Info

Publication number
JP2000182857A
JP2000182857A JP10355753A JP35575398A JP2000182857A JP 2000182857 A JP2000182857 A JP 2000182857A JP 10355753 A JP10355753 A JP 10355753A JP 35575398 A JP35575398 A JP 35575398A JP 2000182857 A JP2000182857 A JP 2000182857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
bobbin
flange
primary
mounting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10355753A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Murakami
弘志 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP10355753A priority Critical patent/JP2000182857A/ja
Publication of JP2000182857A publication Critical patent/JP2000182857A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次側コイル巻線の線落ちを防止することが
可能な点火装置用のコイル部を提供すること。 【解決手段】 コイルボビン1のボビン筒部5の上端部
に、略円板状の一次側コイル部10の装着孔12の周縁
部に係合可能な一対の装着孔係合部6が形成される。ボ
ビン筒部5の上端部を一次側コイル部10の装着孔12
に内嵌めして各装着孔係合部6を装着孔12の周縁部に
係合させることにより、一次側コイル部10がその下面
を第2の鍔部3の上面に密着させた状態でコイルボビン
1に装着される。この一次側コイル部10により第2の
鍔部3が補強されてその外側への広がりが防止された状
態で、コイルボビン1の第1の鍔部2と第2の鍔部3間
に二次側コイル巻線21が巻装される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等の内燃
機関に使用される点火装置用のコイル部及びその製造方
法に関する。
【0002】
【背景の技術】この種の点火装置用のコイル部として、
図13に示されるようなものが提案されている。
【0003】このコイル部は、コイルボビン100に一
次側コイル部110と二次側コイル部120とが装着さ
れてなる。
【0004】コイルボビン100は、角筒状のボビン筒
部101の下端部に第1の鍔部102が形成されると共
に、そのボビン筒部101の上下方向略中央位置に第2
の鍔部103が形成されてなる。
【0005】二次側コイル部120は、このコイルボビ
ン100の上記第1の鍔部102と第2の鍔部103間
に、エナメル線等の二次側コイル巻線が巻装されてな
る。
【0006】一次側コイル部110は、平角帯状の銅線
表面にエナメル塗料を塗布して形成したエナメル線等の
平角帯状の一次側コイル巻線を、その厚み方向に積み重
ねるように巻装することにより略円板状に仕上げられて
なる。この一次側コイル部110の中央部には、ボビン
筒部101の上端部を内嵌め可能な略方形状の装着孔1
11が形成されている。
【0007】そして、この装着孔111にボビン筒部1
01の上端部を内嵌めするようにして一次側コイル部1
10を第2の鍔部103の上面側に配設することによ
り、一次側コイル部110と二次側コイル部120とが
積層配置された点火装置用のコイル部が形成される。
【0008】このコイル部では、一次側コイル部110
と二次側コイル部120とが積層配置された扁平な形状
となっているため、その高さ寸法を小さく抑えることが
可能となる。従って、このコイル部を独立点火方式の内
燃機関に用いた場合、すなわち、内燃機関の各気筒毎に
独立してコイル部を配置した場合に、各コイル部がエン
ジンルーム内の他の吸排気系部品等と干渉してしまう等
の不都合が生じ難くなるという利点がある。
【0009】ところで、この点火装置用のコイル部を製
造するにあたって、コイルボビン100に二次側コイル
巻線を巻装する場合には、次に説明するような方法によ
って行われる。
【0010】まず、図14に示すように、巻線装置の回
転軸130に空のコイルボビン100を外嵌めする。こ
の回転軸130には、ボビン筒部101の両端部に対応
する各位置に球体132が出没自在に設けられており、
回転軸130にコイルボビン100を外嵌めすると、各
球体132がボビン筒部101の両端面にそれぞれ当接
して、当該コイルボビン100が回転軸130の軸方向
に所定位置で位置決めされるようになっている。
【0011】そして、二次側コイル巻線122に適度な
張力をかけつつ上記回転軸130を回転駆動させること
により、その二次側コイル巻線122を第1の鍔部10
2と第2の鍔部103間のボビン筒部101に内周側か
ら外周側に向けて順次巻装して、二次側コイル部120
を形成する。
【0012】上記一次側コイル部110は、このように
コイルボビン100に二次側コイル部120を形成した
後に装着される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のような点火装置
用のコイル部では、コイルボビン100に二次側コイル
巻線122を巻装する際に、次に述べるような問題が生
じる。
【0014】つまり、図14に示すように、二次側コイ
ル巻線122を第1の鍔部102と第2の鍔部103の
間に密に巻装していくと、その巻締力により第1の鍔部
102と第2の鍔部103が外側へ押し広げられる力を
受け、図15に示すように第1の鍔部102と第2の鍔
部103が先端に向けて徐々に外側に広がるようになっ
てくる。こうなると、二次側コイル巻線122の外周側
の巻終わりに近い部分が、例えば図15の破線で示すよ
うに二次側コイル部120と第1の鍔部102若しくは
第2の鍔部103間に入り込んでしまい(以下、線落ち
という)、二次側コイル巻線122の巻始めに近い部分
と巻終わりに近い部分とが近接することになる。
【0015】コイル部の動作中においては、二次側コイ
ル巻線122の巻始めに近い部分と巻終わりに近い部分
とで大きな電位差が発生するため、線落ちするとそれら
の間で絶縁破壊を起こしてレアショートが発生し、二次
高電圧発生用のコイル部として機能しないという不具合
を生じ得る。
【0016】そこで、この発明は上述したような問題を
解決すべくなされたもので、二次側コイル巻線の線落ち
を防止することが可能な点火装置用のコイル部及びその
製造方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の請求項1記載の点火装置用のコイル部
は、ボビン筒部の一方側端部に第1の鍔部が形成される
と共にその軸方向中間部に第2の鍔部が形成されたコイ
ルボビンと、このコイルボビンの前記第1の鍔部と前記
第2の鍔部間に二次側コイル巻線が巻装されてなる二次
側コイル部と、平角帯状の一次側コイル巻線がその厚み
方向に積み重ねるように巻装されその中央部に前記第2
の鍔部の他方面側に突出するボビン筒部の他方側端部を
内嵌め可能な装着孔が形成された略円板状の一次側コイ
ル部とを備え、前記ボビン筒部の他方側端部に、前記一
次側コイル部の装着孔の周縁部に係合可能な装着孔係合
部が形成され、前記ボビン筒部の他方側端部を前記一次
側コイル部の装着孔に内嵌めして前記装着孔係合部を前
記装着孔の周縁部に係合させることにより、前記一次側
コイル部がその一方面を前記第2の鍔部の他方面に密着
させた状態で前記コイルボビンに装着されている。
【0018】また、この発明の請求項2記載の点火装置
用のコイル部は、ボビン筒部の一方側端部に第1の鍔部
が形成されると共にその軸方向中間部に第2の鍔部が形
成されたコイルボビンと、前記第1の鍔部と前記第2の
鍔部間に二次側コイル巻線が巻装されてなる二次側コイ
ル部と、平角帯状の一次側コイル巻線がその厚み方向に
積み重ねるように巻装されその中央部に前記第2の鍔部
の他方面側に突出するボビン筒部の他方側端部を内嵌め
可能な装着孔が形成された略円板状の一次側コイル部と
を備え、前記第2の鍔部の他方面に、前記一次側コイル
部の外周縁部に相対向する位置で係合可能な少なくとも
一対の外周縁部係合部が形成され、前記ボビン筒部の他
方側端部を前記一次側コイル部の装着孔に内嵌めして前
記各外周縁部係合部を前記一次側コイル部の外周縁部に
係合させることにより、前記一次側コイル部がその一方
面を前記第2の鍔部の他方面に密着させた状態で前記コ
イルボビンに装着されている。
【0019】さらに、この発明の請求項3記載の点火装
置用のコイル部は、ボビン筒部の一方側端部に第1の鍔
部が形成されると共にその軸方向中間部に第2の鍔部が
形成されたコイルボビンと、前記第1の鍔部と前記第2
の鍔部間に二次側コイル巻線が巻装されてなる二次側コ
イル部と、平角帯状の一次側コイル巻線がその厚み方向
に積み重ねるように巻装されその中央部に前記第2の鍔
部の他方面側に突出するボビン筒部の他方側端部を内嵌
め可能な装着孔が形成された略円板状の一次側コイル部
とを備え、前記ボビン筒部の他方側端部に、前記一次側
コイル部の装着孔の周縁部に係合可能な装着孔係合部が
形成されると共に、前記第2の鍔部の他方面に、前記一
次側コイル部の外周縁部に相対向する位置で係合可能な
少なくとも一対の外周縁部係合部が形成され、前記ボビ
ン筒部の他方側端部を前記一次側コイル部の装着孔に内
嵌めして前記装着孔係合部を前記装着孔の周縁部に係合
させると共に、前記各外周縁部係合部を前記一次側コイ
ル部の外周縁部に係合させることにより、前記一次側コ
イル部がその一方面を前記第2の鍔部の他方面に密着さ
せた状態で前記コイルボビンに装着されている。
【0020】なお、これらの各コイル部において、請求
項4記載のように、前記第2の鍔部の厚み寸法が、前記
第1の鍔部の厚み寸法よりも小さく仕上げられていても
よい。
【0021】また、この発明の請求項5記載の点火装置
用のコイル部の製造方法は、ボビン筒部の一方側端部に
第1の鍔部が形成されると共にその軸方向中間部に第2
の鍔部が形成されたコイルボビンと、前記第1の鍔部と
前記第2の鍔部間に二次側コイル巻線が巻装されてなる
二次側コイル部と、平角帯状の一次側コイル巻線がその
厚み方向に積み重ねるように巻装されその中央部に前記
第2の鍔部の他方面側に突出するボビン筒部の他方側端
部を内嵌め可能な装着孔が形成された略円板状の一次側
コイル部とを備えた点火装置用のコイル部の製造方法で
あって、前記一次側コイル部の一方面を前記第2の鍔部
の他方面に密着させてその一次側コイル部を前記コイル
ボビンに装着した状態で、前記コイルボビンの第1の鍔
部と第2の鍔部間に二次側コイル巻線を巻装するように
している。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる第1実施
形態の点火装置用のコイル部について説明する。
【0023】このコイル部は、自動車等の内燃機関にお
いて点火プラグのスパーク発生用の二次高電圧を生じさ
せるための装置の一部品として用いられるもので、図1
及び図2に示すように、コイルボビン1に一次側コイル
部10と二次側コイル部20とが装着されてなる。
【0024】コイルボビン1は、角筒状のボビン筒部5
の一方側端部である下端部に、平面視略方形状の第1の
鍔部2がその周方向に沿って外方へ広がるようにして形
成されると共に、そのボビン筒部5の上下方向の略中央
位置に平面視略方形状の第2の鍔部3がその周方向に沿
って外方へ広がるようにして形成されてなる。
【0025】ここで、第2の鍔部3の厚み寸法は、第1
の鍔部2の厚み寸法よりも小さく仕上げられているが、
この理由については後に説明する。
【0026】ボビン筒部5の他端側部分である上端部
は、第2の鍔部3の上側に突出しており、その上端の方
形状縁部の一組の対辺には、相対向する一対の装着孔係
合部6が形成される。
【0027】各装着孔係合部6は、ボビン筒部5の上端
縁部の各辺部分に所定間隔をあけて下方に一対の切り込
みを入れることによりその内側に撓み変形可能に形成さ
れた係合片7と、その係合片7の上端部に外側に向けて
突出するように形成された凸部8とを備える。各凸部8
は、その外側の面が下方に向けて外向き傾斜する傾斜面
8aに仕上げられると共に、その下端面が下方に面する
水平な係合面9に仕上げられている。各装着孔係合部6
は、一次側コイル部10をコイルボビン1に装着した状
態で凸部8を後述する一次側コイル部10の装着孔22
上面の周縁部に係合し、当該一次側コイル部10をその
下面を第2の鍔部3の上面に密着させた状態で保持可能
なように構成されている。
【0028】また、二次側コイル部20は、上記コイル
ボビン1の上記第1の鍔部2と第2の鍔部3間に、断面
円形状のエナメル線等の二次側コイル巻線21が巻装さ
れてなる。
【0029】一次側コイル部10は、図1〜図3に示す
ように、断面縦長略長方形状の平角帯状の銅線表面にエ
ナメル塗料を塗布して形成したエナメル線等の平角帯状
の一次側コイル巻線11を、その厚み方向に積み重ねる
ように巻装することによりやや方形状に角張った略円板
状に仕上げられてなる。この一次側コイル部10の中央
部には、ボビン筒部5の上端部を挿通可能な略方形状の
装着孔12が形成されている。
【0030】また、この一次側コイル部10に用いられ
る一次側コイル巻線11の表面には、自己融着性を付与
すべく熱溶着性又は熱融着性の塗料が塗布されており、
加熱状態下で巻装又は巻装した後に加熱することによ
り、その一次側コイル巻線11が略円板状に巻装された
形態で固化されている。
【0031】そして、ボビン筒部5の上端部を一次側コ
イル部10の装着孔12内に挿入すると、上記各装着孔
係合部6の各凸部8の傾斜面8aが装着孔12の内周面
に摺接して当該各装着孔係合部6がボビン筒部5の内側
に撓み変形する。さらにボビン筒部5の上端部を装着孔
12に深く挿入すると、各凸部8が装着孔12の内周面
を乗り越えて係合片7が原形復帰し各係合面9が一次側
コイル部10の上面の装着孔12周縁部に当接し、当該
一次側コイル部10がその下面を第2の鍔部3の上面に
密着させた状態でコイルボビン1に装着される。これに
より一次側コイル部10と二次側コイル部20とが積層
配置されて扁平な形状となった点火装置用のコイル部が
形成されることになる。
【0032】このコイル部の一使用例について説明して
おくと、すなわち、上下両面に一対の十字状鉄心40を
取付けた状態で(図8参照)所定のケース内に収容しそ
のケース内で絶縁性樹脂により充填固定した形態で、独
立点火方式の内燃機関の各気筒毎に独立して配置し、そ
の一次側コイル巻線11の一端部を自動車のバッテリの
プラス側端子に電気的に接続しその他端部を二次側コイ
ル巻線21の一端部に電気的に接続し、二次側コイル巻
線21の他端部を点火プラグに電気的に接続しておく。
そして、一次側コイル部10に断続的に一次電圧が印加
されると、二次側コイル部20に電磁誘導により高電圧
が誘起され、この高電圧が点火プラグに印加されて、当
該点火プラグがスパークを発生する構成として使用され
る。
【0033】なお、この使用例のように上記コイル部を
用いた場合には、コイル部が一次側コイル部10と二次
側コイル部20とが積層配置された扁平な形状となって
いるため、その高さ寸法を小さく抑えることが可能とな
り、従って、各コイル部がエンジンルーム内の他の吸排
気系部品等と干渉してしまう等の不都合が生じ難くなる
という利点がある。
【0034】次にこの点火装置用のコイル部の製造方法
について説明する。
【0035】まず、一次側コイル部10については、一
次側コイル巻線11を図3に示す形態に巻装しこの形態
に固化しておく。次に、ボビン筒部5の上端部を一次側
コイル部10の装着孔22内に挿入して、上記各装着孔
係合部6を一次側コイル部10の装着孔22の周縁部に
係合させることにより、その下面を第2の鍔部3の上面
に密着させた状態で一次側コイル部10をコイルボビン
1に装着する。そして、図4に示すように、このコイル
ボビン1を巻線装置の回転軸30に外嵌めする。この回
転軸30には、ボビン筒部5外周面の上下両端部に対応
する各位置に球体32が出没自在に設けられており、回
転軸30にコイルボビン1を外嵌めすると、各球体32
がボビン筒部5の両端面にそれぞれ当接して、当該コイ
ルボビン1が回転軸30の軸方向に所定位置に規制され
た状態で位置決めされるようになっている。
【0036】そして、図5に示すように、二次側コイル
巻線21に適度な張力をかけつつ上記回転軸30を回転
駆動させることにより、その二次側コイル巻線21が第
1の鍔部2と第2の鍔部3間のボビン筒部5に図中の矢
印に示すように内周側から外周側に向けて順次巻装され
て二次側コイル部20が形成される。
【0037】この際、一次側コイル部10がその下面を
第2の鍔部3の上面に密着させるようにしてコイルボビ
ン1の第2の鍔部3の上面側に取付けられているため、
二次側コイル巻線21の巻締力により外側へ押し広げら
れる力を受けてもこの一次側コイル部10により第2の
鍔部3が補強されて外側に広がり難くなる。従って、二
次側コイル巻線21の第2の鍔部3側への線落ちが防止
される。
【0038】ここで、先に第2の鍔部3の厚み寸法は、
第1の鍔部2の厚み寸法よりも小さく仕上げられている
と述べたが、その理由について説明する。
【0039】すなわち、上述のように第2の鍔部3は一
次側コイル部10により補強されているため、二次側コ
イル巻線21の第2の鍔部3側への線落ちを防止し得る
程度であれば第2の鍔部3の厚み寸法を小さくすること
ができる。一方、このように第2の鍔部3の厚み寸法を
小さくした分、一次側コイル部10によって補強されな
い第1の鍔部2の厚み寸法を二次側コイル巻線21の第
1の鍔部2側への線落ちを防止し得る程度に大きくする
ことができる。この際、このコイル部の全体の高さ寸法
が大きくなることはなく、従前の如く薄型化は維持され
たままである。そして、このように第1の鍔部2の厚み
寸法を大きくすることによって第1の鍔部2の補強を図
ることができ、二次側コイル巻線21を巻装していく際
の第1の鍔部2の外側への広がりを防止することができ
るので、二次側コイル巻線21の第1の鍔部2側への線
落ちをより確実に防止することが可能となる。
【0040】以上のように構成された点火装置用のコイ
ル部によると、コイルボビン1のボビン筒部5の上端部
に、一次側コイル部10の装着孔12の周縁部に係合可
能な一対の装着孔係合部6が形成され、ボビン筒部5の
上端部を一次側コイル部10の装着孔12に内嵌めして
各装着孔係合部6の凸部8を一次側コイル部10の装着
孔12の上面側周縁部に係合させることにより、その一
次側コイル部10がその下面を第2の鍔部3の上面に密
着させた状態でコイルボビン1に装着された構成とされ
ているため、コイルボビン1の第1の鍔部2と第2の鍔
部3間に二次側コイル巻線21を巻装する際には、一次
側コイル部10をその下面を第2の鍔部3の上面に密着
させてコイルボビン1に装着した状態で当該巻装を行う
ことが可能となる。そして、この一次側コイル部10に
より第2の鍔部3が補強されるため、二次側コイル巻線
21を第1の鍔部2と第2の鍔部3間に密に巻装してい
く際に、第2の鍔部3が外側に広がり難くなり、よっ
て、二次側コイル巻線21の第2の鍔部3側への線落ち
が防止される。
【0041】また、このように第2の鍔部3が一次側コ
イル部10によって補強された分、第2の鍔部3の厚み
寸法を小さくする一方で、第1の鍔部2の厚み寸法を大
きくしてその補強を図り、その第1の鍔部2の外側への
広がりを防止して、もって、二次側コイル巻線21の第
1の鍔部2側への線落ちも防止することが可能となる。
【0042】そして、このように二次側コイル巻線21
の線落ちが防止されるため、製造時の歩留まりが向上
し、生産性が向上すると共に製品の品質向上が図れる。
【0043】また、従来ではこのコイル部をケース内に
収容しそのケース内に絶縁性樹脂を注入・充填する際
に、一次側コイル部10とコイルボビン1とが固定され
ていないと、当該一次側コイル部10が第2の鍔部3か
ら離れて浮き上がってしまうことがあったが、本コイル
部では一次側コイル部10とコイルボビン1とが各装着
孔係合部6により固定されているため、そのような浮き
上がりも防止できる。
【0044】なお、この第1実施形態のコイル部につい
ては、図6に示す変形例のように、ボビン筒部5の上端
の方形状縁部の他組の対辺にも、一次側コイル部10の
装着孔12の周縁部に係合可能な装着孔係合部6がそれ
ぞれ形成されていてもよい。この場合、より強固に一次
側コイル部10がコイルボビン1に装着されることにな
る。
【0045】次のこの発明の第2実施形態の点火装置用
のコイル部について、図7を用いて説明する。なお、各
変形例の説明において、上記第1実施形態のものと同様
構成要素については同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0046】このコイル部では、ボビン筒部5の上端縁
部に各装着孔係合部6が形成される代わりに、第2の鍔
部3の上面に、一次側コイル部10の外周縁部である一
組の対辺に係合可能な相対向する一対の外周縁部係合部
15がその対辺に沿って所定間隔離れて2組立設されて
いる。
【0047】ここで、一対の外周縁部係合部15を所定
間隔離れて2組立設するのは、図8に示すように、コイ
ル部の上下両面にそれぞれ十字状鉄心部40を装着する
際に、その上側の十字状鉄心部40が各組の外周縁部係
合部15間に配設されることによって、各外周縁部係合
部15がその十字状鉄心部40と干渉することがないよ
うにするためである。
【0048】各外周縁部係合部15は、第2の鍔部3の
上面にその外側に撓み変形自在に形成された長板状の立
設片16と、その立設片の上端部に内側に向けて突出す
るように形成された凸部17とを備える。各凸部17
は、その内側の面が下方に向けて内向き傾斜する傾斜面
17aに仕上げられると共に、その下端面が下方に面す
る水平な係合面18に仕上げられている。
【0049】そして、ボビン筒部5の上端部を一次側コ
イル部10の装着孔12内に挿入すると、上記各外周縁
部係合部15の各凸部17の傾斜面17aが一次側コイ
ル部10の一組の対辺の側面に摺接して当該各外周縁部
係合部15が外側に撓み変形する。さらにボビン筒部5
の上端部を装着孔12に深く挿入すると、各凸部17が
一次側コイル部10の側面を乗り越えて立設片16が原
形復帰し各係合面18が一次側コイル部10の上面の対
辺近傍部分に当接し、当該一次側コイル部10がその下
面を第2の鍔部3の上面に密着させた状態でコイルボビ
ン1に装着され、これにより点火装置用のコイル部が形
成されることになる。
【0050】この第2実施形態の点火装置用のコイル部
によると、コイルボビン1の第2の鍔部3の上面に、一
次側コイル部10の外周縁部と係合可能な外周縁部係合
部15が形成されているため、コイルボビン1の第1の
鍔部2と第2の鍔部3間に二次側コイル巻線21を巻装
する際に、一次側コイル部10の一方面を第2の鍔部3
の他方面に密着させてその一次側コイル部10をコイル
ボビン1に装着した状態で当該巻装を行うことが可能と
なり、上記第1実施形態の場合と同様の効果が得られる
ことになる。
【0051】なお、この第2実施形態のコイル部につい
ては、図9に示す変形例のように、第2の鍔部3の上面
に、一次側コイル部10の一組の対辺に係合可能な各外
周縁部係合部15に加えて、当該一次側コイル部10の
他組の対辺にも係合可能な4つの外周縁部係合部15を
さらに形成するようにしてもよい。この場合、一次側コ
イル部10が各外周縁部係合部15によって全ての片の
外周縁部にわたって保持され、より強固にコイルボビン
1に装着されることになる。
【0052】また、コイルボビン1のボビン筒部5に各
装着孔係合部6を形成する第1実施形態に係る構成と、
第2の鍔部3の上面に外周縁部係合部15を形成する第
2実施形態に係る構成とを適宜組み合わせるようにして
もよい。
【0053】例えば、図10に示すコイル部では、図1
の第1実施形態に係る構成と図7の第2実施形態に係る
構成とが組み合わされた構成となっている。この場合、
一次側コイル部10を均等に保持するという観点から、
各装着孔係合部6により係合される一次側コイル部10
の装着孔12の対辺と、外周縁部係合部15により係合
される一次側コイル部10の対辺とは90度ずらした位
置関係にあることが望ましい。
【0054】また、図11に示すコイル部では、図1の
第1実施形態に係る構成と図9の第2実施形態の変形例
に係る構成とが組み合わされた構成となっている。
【0055】さらに、図12に示すコイル部では、図6
の第1実施形態の変形例に係る構成と図9の第2実施形
態の変形例に係る構成とが組み合わされた構成となって
いる。
【0056】これらのように、第1実施形態に係る構成
と第2実施形態に係る構成とを組み合わせた点火装置用
のコイル部にあっては、一次側コイル部10がその内側
と外側から保持された状態でコイルボビン1に装着され
るため、第2の鍔部3の補強効果が高まり、上記第1実
施形態と同様の効果であってより量的に優れた効果が得
られる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1記載
の点火装置用のコイル部によると、コイルボビンのボビ
ン筒部の他方側端部に、一次側コイル部の装着孔の周縁
部に係合可能な装着孔係合部が形成され、ボビン筒部の
他方側端部を一次側コイル部の装着孔に内嵌めして装着
孔係合部を一次側コイル部の装着孔の周縁部に係合させ
ることにより、その一次側コイル部がその一方面を第2
の鍔部の他方面に密着させた状態でコイルボビンに装着
された構成とされているため、コイルボビンの第1の鍔
部と第2の鍔部間に二次側コイル巻線を巻装する際に
は、一次側コイル部をその一方面を第2の鍔部の他方面
に密着させてコイルボビンに装着した状態で当該巻装を
行うことが可能となる。そして、この一次側コイル部に
より第2の鍔部が補強されるため、二次側コイル巻線を
第1の鍔部と第2の鍔部間に密に巻装していく際に、第
2の鍔部が外側に広がり難くなり、よって、二次側コイ
ル巻線の線落ちが防止される。
【0058】また、この発明の請求項2記載の点火装置
用のコイル部によると、コイルボビンの第2の鍔部の他
方面に、一次側コイル部の外周縁部に相対向する位置で
係合可能な少なくとも一対の外周縁部係合部が形成さ
れ、ボビン筒部の他方側端部を一次側コイル部の装着孔
に内嵌めして各外周縁部係合部を一次側コイル部の外周
縁部に係合させることにより、一次側コイル部がその一
方面を第2の鍔部の他方面に密着させた状態でコイルボ
ビンに装着された構成とされているため、コイルボビン
の第1の鍔部と第2の鍔部間に二次側コイル巻線を巻装
する際には、一次側コイル部をその一方面を第2の鍔部
の他方面に密着させてコイルボビンに装着した状態で当
該巻装を行うことが可能となる。そして、この一次側コ
イル部により第2の鍔部が補強されるため、二次側コイ
ル巻線を第1の鍔部と第2の鍔部間に密に巻装していく
際に、第2の鍔部が外側に広がり難くなり、よって、二
次側コイル巻線の線落ちが防止される。
【0059】さらに、この発明の請求項3記載の点火装
置用のコイル部では、コイルボビンのボビン筒部の他方
側端部に、一次側コイル部の装着孔の周縁部に係合可能
な装着孔係合部が形成されると共に、コイルボビンの第
2の鍔部の他方面に、一次側コイル部の外周縁部に相対
向する位置で係合可能な少なくとも一対の外周縁部係合
部が形成されているため、一次側コイル部をコイルボビ
ンに装着させると、より強固に第2の鍔部が補強がなさ
れる。従って、二次側コイル巻線を第1の鍔部と第2の
鍔部間に密に巻装していく際に、第2の鍔部が外側によ
り広がり難くなり、よって、二次側コイル巻線の線落ち
がより確実に防止される。
【0060】なお、請求項4記載のように、第2の鍔部
の厚み寸法が、第1の鍔部の厚み寸法よりも小さく仕上
げられていると、当該第2の鍔部の厚み寸法を小さくし
てコイル部の薄型化を維持しつつ、その一方で、一次側
コイル部によって補強されない第1の鍔部の厚み寸法を
大きくしてその補強を図ることができ、以て、二次側コ
イル巻線を巻装していく際の第1の鍔部の外側への広が
りを防止し、二次側コイル巻線の線落ちをより確実に防
止することが可能となる。
【0061】また、この発明の請求項5記載の点火装置
用のコイル部の製造方法によると、一次側コイル部をそ
の一方面をコイルボビンの第2の鍔部の他方面に密着さ
せた状態でコイルボビンに装着した状態で、コイルボビ
ンの第1の鍔部と第2の鍔部間に二次側コイル巻線を巻
装するようにしているため、この一次側コイル部により
第2の鍔部が補強されるため、二次側コイル巻線を第1
の鍔部と第2の鍔部間に密に巻装していく際に、第2の
鍔部が外側に広がり難くなり、よって、二次側コイル巻
線の線落ちが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1実施形態の点火装置用のコ
イル部を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】一次側コイル部の斜視図である。
【図4】コイル部の一製造工程を示す断面図である。
【図5】コイル部の他の製造工程を示す断面図である。
【図6】第1実施形態の変形例に係る点火装置用のコイ
ル部を示す斜視図である。
【図7】この発明に係る第2実施形態の点火装置用のコ
イル部を示す斜視図である。
【図8】同上のコイル部に十字状鉄心部を取付けた状態
を示す斜視図である。
【図9】第2実施形態の変形例に係る点火装置用のコイ
ル部を示す斜視図である。
【図10】第1実施形態と第2実施形態との組合せに係
る変形例の点火装置用のコイル部を示す斜視図である。
【図11】第1実施形態と第2実施形態との組合せに係
る他の変形例の点火装置用のコイル部を示す斜視図であ
る。
【図12】第1実施形態と第2実施形態との組合せに係
るさらに他の変形例の点火装置用のコイル部を示す斜視
図である。
【図13】従来の点火装置用のコイル部を示す斜視図で
ある。
【図14】従来のコイル部の一製造工程を示す断面図で
ある。
【図15】従来の問題点を説明するためのコイル部の断
面図である。
【符号の説明】
1 コイルボビン 2 第1の鍔部 3 第2の鍔部 5 ボビン筒部 6 装着孔係合部 10 一次側コイル部 11 一次側コイル巻線 12 装着孔 15 外周縁部係合部 20 二次側コイル部 21 二次側コイル巻線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビン筒部の一方側端部に第1の鍔部が
    形成されると共にその軸方向中間部に第2の鍔部が形成
    されたコイルボビンと、このコイルボビンの前記第1の
    鍔部と前記第2の鍔部間に二次側コイル巻線が巻装され
    てなる二次側コイル部と、平角帯状の一次側コイル巻線
    がその厚み方向に積み重ねるように巻装されその中央部
    に前記第2の鍔部の他方面側に突出するボビン筒部の他
    方側端部を内嵌め可能な装着孔が形成された略円板状の
    一次側コイル部とを備え、 前記ボビン筒部の他方側端部に、前記一次側コイル部の
    装着孔の周縁部に係合可能な装着孔係合部が形成され、 前記ボビン筒部の他方側端部を前記一次側コイル部の装
    着孔に内嵌めして前記装着孔係合部を前記装着孔の周縁
    部に係合させることにより、前記一次側コイル部がその
    一方面を前記第2の鍔部の他方面に密着させた状態で前
    記コイルボビンに装着された点火装置用のコイル部。
  2. 【請求項2】 ボビン筒部の一方側端部に第1の鍔部が
    形成されると共にその軸方向中間部に第2の鍔部が形成
    されたコイルボビンと、前記第1の鍔部と前記第2の鍔
    部間に二次側コイル巻線が巻装されてなる二次側コイル
    部と、平角帯状の一次側コイル巻線がその厚み方向に積
    み重ねるように巻装されその中央部に前記第2の鍔部の
    他方面側に突出するボビン筒部の他方側端部を内嵌め可
    能な装着孔が形成された略円板状の一次側コイル部とを
    備え、 前記第2の鍔部の他方面に、前記一次側コイル部の外周
    縁部に相対向する位置で係合可能な少なくとも一対の外
    周縁部係合部が形成され、 前記ボビン筒部の他方側端部を前記一次側コイル部の装
    着孔に内嵌めして前記各外周縁部係合部を前記一次側コ
    イル部の外周縁部に係合させることにより、前記一次側
    コイル部がその一方面を前記第2の鍔部の他方面に密着
    させた状態で前記コイルボビンに装着された点火装置用
    のコイル部。
  3. 【請求項3】 ボビン筒部の一方側端部に第1の鍔部が
    形成されると共にその軸方向中間部に第2の鍔部が形成
    されたコイルボビンと、前記第1の鍔部と前記第2の鍔
    部間に二次側コイル巻線が巻装されてなる二次側コイル
    部と、平角帯状の一次側コイル巻線がその厚み方向に積
    み重ねるように巻装されその中央部に前記第2の鍔部の
    他方面側に突出するボビン筒部の他方側端部を内嵌め可
    能な装着孔が形成された略円板状の一次側コイル部とを
    備え、 前記ボビン筒部の他方側端部に、前記一次側コイル部の
    装着孔の周縁部に係合可能な装着孔係合部が形成される
    と共に、前記第2の鍔部の他方面に、前記一次側コイル
    部の外周縁部に相対向する位置で係合可能な少なくとも
    一対の外周縁部係合部が形成され、 前記ボビン筒部の他方側端部を前記一次側コイル部の装
    着孔に内嵌めして前記装着孔係合部を前記装着孔の周縁
    部に係合させると共に、前記各外周縁部係合部を前記一
    次側コイル部の外周縁部に係合させることにより、前記
    一次側コイル部がその一方面を前記第2の鍔部の他方面
    に密着させた状態で前記コイルボビンに装着された点火
    装置用のコイル部。
  4. 【請求項4】 前記第2の鍔部の厚み寸法が、前記第1
    の鍔部の厚み寸法よりも小さく仕上げられた請求項1〜
    3のいずれかに記載の点火装置用のコイル部。
  5. 【請求項5】 ボビン筒部の一方側端部に第1の鍔部が
    形成されると共にその軸方向中間部に第2の鍔部が形成
    されたコイルボビンと、前記第1の鍔部と前記第2の鍔
    部間に二次側コイル巻線が巻装されてなる二次側コイル
    部と、平角帯状の一次側コイル巻線がその厚み方向に積
    み重ねるように巻装されその中央部に前記第2の鍔部の
    他方面側に突出するボビン筒部の他方側端部を内嵌め可
    能な装着孔が形成された略円板状の一次側コイル部とを
    備えた点火装置用のコイル部の製造方法であって、 前記一次側コイル部の一方面を前記第2の鍔部の他方面
    に密着させてその一次側コイル部を前記コイルボビンに
    装着した状態で、前記コイルボビンの第1の鍔部と第2
    の鍔部間に二次側コイル巻線を巻装する点火装置用のコ
    イル部の製造方法。
JP10355753A 1998-12-15 1998-12-15 点火装置用のコイル部及びその製造方法 Pending JP2000182857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10355753A JP2000182857A (ja) 1998-12-15 1998-12-15 点火装置用のコイル部及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10355753A JP2000182857A (ja) 1998-12-15 1998-12-15 点火装置用のコイル部及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000182857A true JP2000182857A (ja) 2000-06-30

Family

ID=18445587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10355753A Pending JP2000182857A (ja) 1998-12-15 1998-12-15 点火装置用のコイル部及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000182857A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103371A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Nichicon Corp トランス
WO2022014214A1 (ja) * 2020-07-16 2022-01-20 株式会社東郷製作所 トランス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103371A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Nichicon Corp トランス
WO2022014214A1 (ja) * 2020-07-16 2022-01-20 株式会社東郷製作所 トランス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10207485B2 (en) Ignition coil and method of assembly
JP2001103700A (ja) 電動機のステーター
JP2000164431A (ja) インダクタ
JP3777962B2 (ja) 電磁装置及び高電圧発生装置
JP2000182857A (ja) 点火装置用のコイル部及びその製造方法
JPS62190826A (ja) 電子レンジ用トランスの製造方法
JP2000182856A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP2007181348A (ja) ステータの製造方法
JPH10106871A (ja) 変流器
JPS62125610A (ja) 変成器
EP0318613B1 (en) High-voltage transformer and method for making same
JP3484938B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JP2000040628A (ja) 内燃機関用点火装置
JP4048425B2 (ja) 点火コイル
CN113363064A (zh) 线圈装置
JPH0337847B2 (ja)
JPH06325954A (ja) 内燃機関用点火コイル及びその製造方法
KR101130790B1 (ko) 변압기 및 그 제조방법
JPH0215306Y2 (ja)
JP2003077746A (ja) リアクトルおよびその製造方法
JPS5940740Y2 (ja) トランス
JPH0249687Y2 (ja)
JP2001045692A (ja) モータのコイル巻装構造
JP2533664Y2 (ja) フープ端子
JPH0115146Y2 (ja)