JPH05313875A - テキスト収集・評価方式 - Google Patents
テキスト収集・評価方式Info
- Publication number
- JPH05313875A JPH05313875A JP12033992A JP12033992A JPH05313875A JP H05313875 A JPH05313875 A JP H05313875A JP 12033992 A JP12033992 A JP 12033992A JP 12033992 A JP12033992 A JP 12033992A JP H05313875 A JPH05313875 A JP H05313875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- text
- command
- evaluation
- collection
- code
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】テキスト編集評価ファイル７には、ユーザがテ
キスト入力要求コマンドを作成した際、作成したコマン
ドが要求するテキスト入力仕様とコマンド動作仕様が登
録される。テキスト編集・評価部２は、テキスト編集評
価ファイル７に従って、コマンドが要求するパラメータ
の収集・評価を行う。 【効果】ユーザがユーザ独自のテキスト入力要求コマン
ドを作成する際に、プロトタイプとして標準提供された
対話型ＣＡＤシステムとテキスト編集評価ファイルを用
いることにより、複雑な入力・編集・評価部分のプログ
ラム作成を行うことなく、容易にユーザ固有の対話型Ｃ
ＡＤシステムを構築することができる。
キスト入力要求コマンドを作成した際、作成したコマン
ドが要求するテキスト入力仕様とコマンド動作仕様が登
録される。テキスト編集・評価部２は、テキスト編集評
価ファイル７に従って、コマンドが要求するパラメータ
の収集・評価を行う。 【効果】ユーザがユーザ独自のテキスト入力要求コマン
ドを作成する際に、プロトタイプとして標準提供された
対話型ＣＡＤシステムとテキスト編集評価ファイルを用
いることにより、複雑な入力・編集・評価部分のプログ
ラム作成を行うことなく、容易にユーザ固有の対話型Ｃ
ＡＤシステムを構築することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、対話型ＣＡＤシステム
におけるテキスト収集・評価の制御方式に関するもので
あり、特にユーザがプロトタイプとして標準提供された
対話型ＣＡＤシステムをユーザ固有の対話型ＣＡＤシス
テムに変更するためにテキスト仕様定義レコードとテキ
スト構文レコードを作成することにより、ユーザ独自の
対話型ＣＡＤシステムを容易に構築できるようにした対
話型ＣＡＤシステムに関するものである。
におけるテキスト収集・評価の制御方式に関するもので
あり、特にユーザがプロトタイプとして標準提供された
対話型ＣＡＤシステムをユーザ固有の対話型ＣＡＤシス
テムに変更するためにテキスト仕様定義レコードとテキ
スト構文レコードを作成することにより、ユーザ独自の
対話型ＣＡＤシステムを容易に構築できるようにした対
話型ＣＡＤシステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、対話型ＣＡＤシステムにおいて、
ユーザ独自のコマンドをシステムに組み込む場合には、
コマンドの要求するパラメータの種別と収集方法を規定
するためのコマンド・シンタックス・ファイルを定義
し、収集データに対する評価部分をユーザ・コマンドと
して作成する方式がとられている。この種のユーザ・イ
ンタフェース部分をユーザに合わせて、カスタマイズで
きる情報処理装置に関しては、特開平3−10376号公報に
記載された対話型ＣＡＤシステムにおける技術が知られ
ている。
ユーザ独自のコマンドをシステムに組み込む場合には、
コマンドの要求するパラメータの種別と収集方法を規定
するためのコマンド・シンタックス・ファイルを定義
し、収集データに対する評価部分をユーザ・コマンドと
して作成する方式がとられている。この種のユーザ・イ
ンタフェース部分をユーザに合わせて、カスタマイズで
きる情報処理装置に関しては、特開平3−10376号公報に
記載された対話型ＣＡＤシステムにおける技術が知られ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、コマ
ンドが必要とするパラメータを収集制御するための情報
をファイルとして定義する面では優れているが、文字列
パラメータ内の文字列並びによる収集・評価制御の観点
では配慮がなされていない。そのため、文字列パラメー
タ内の文字列並びの合理性評価部分をユーザ・プログラ
ムとして作成する必要がある。本発明の目的は、文字列
パラメータ内の文字列並びの合理性評価部分と収集部分
をファイル化し、ユーザ・プログラムから切り離すこと
により、テキストを扱うユーザ・コマンドの開発負担を
軽減することにある。
ンドが必要とするパラメータを収集制御するための情報
をファイルとして定義する面では優れているが、文字列
パラメータ内の文字列並びによる収集・評価制御の観点
では配慮がなされていない。そのため、文字列パラメー
タ内の文字列並びの合理性評価部分をユーザ・プログラ
ムとして作成する必要がある。本発明の目的は、文字列
パラメータ内の文字列並びの合理性評価部分と収集部分
をファイル化し、ユーザ・プログラムから切り離すこと
により、テキストを扱うユーザ・コマンドの開発負担を
軽減することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明においてはテキストの収集制御・評価部分を
ファイル化し、ユーザ・コマンドのテキスト収集制御・
評価部分をユーザ・コマンド外で処理するようにしたも
のである。
に、本発明においてはテキストの収集制御・評価部分を
ファイル化し、ユーザ・コマンドのテキスト収集制御・
評価部分をユーザ・コマンド外で処理するようにしたも
のである。
【０００５】
【作用】前記手段によれば、対話型ＣＡＤシステムにお
いて、テキスト編集評価ファイルが備えられるが、これ
らには次の作用がある。
いて、テキスト編集評価ファイルが備えられるが、これ
らには次の作用がある。
【０００６】（１）ユーザのプログラム開発とは独立し
て、テキスト編集評価ファイルを構築できるため、ユー
ザ独自の対話型ＣＡＤシステムをカスタマイズするため
のプログラミング作業量を減らすことができる。
て、テキスト編集評価ファイルを構築できるため、ユー
ザ独自の対話型ＣＡＤシステムをカスタマイズするため
のプログラミング作業量を減らすことができる。
【０００７】（２）テキスト編集評価ファイル内のテキ
スト仕様定義レコードには、コマンドの識別コードとテ
キストの入力制御全般に係る内容を定義する。これによ
り、コマンドが指示された時にテキスト仕様定義レコー
ドとコマンドを連結することができ、かつテキスト入力
制御の初期動作条件を決定することができる。
スト仕様定義レコードには、コマンドの識別コードとテ
キストの入力制御全般に係る内容を定義する。これによ
り、コマンドが指示された時にテキスト仕様定義レコー
ドとコマンドを連結することができ、かつテキスト入力
制御の初期動作条件を決定することができる。
【０００８】（３）テキスト編集評価ファイル内のテキ
スト構文レコードには、テキスト・データ収集操作の手
続きと評価方式を規定する。これにより、コマンド指示
後のテキスト・データの収集制御と評価方式を詳細に規
定することができる。
スト構文レコードには、テキスト・データ収集操作の手
続きと評価方式を規定する。これにより、コマンド指示
後のテキスト・データの収集制御と評価方式を詳細に規
定することができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の対話型ＣＡＤシステムへの実
施例を図面を用いて具体的に説明する。図１は、本発明
の一実施例にかかる対話型ＣＡＤシステムの構成例を説
明する概念図である。図１で用いている図記号のうち、
破線の矢印は処理の流れを、実線の流れはデータの流れ
を示す。図２は、本発明の一実施例にかかる対話型ＣＡ
Ｄシステムの全体の機器構成を示す図である。まず、図
１を参照して説明する。
施例を図面を用いて具体的に説明する。図１は、本発明
の一実施例にかかる対話型ＣＡＤシステムの構成例を説
明する概念図である。図１で用いている図記号のうち、
破線の矢印は処理の流れを、実線の流れはデータの流れ
を示す。図２は、本発明の一実施例にかかる対話型ＣＡ
Ｄシステムの全体の機器構成を示す図である。まず、図
１を参照して説明する。
【００１０】図１において、テキスト編集評価ファイル
７には、予めユーザが手続きファイル構築支援ツール６
等で作成したコマンドのための、テキストデータの収集
評価方式が格納されている。テキスト編集・評価部２
は、テキスト編集評価ファイル７からテキストの収集と
評価を行うためのレコードを読みだし、実行コマンドの
ためのテキストデータの収集と評価を行う。テキスト編
集・評価部２でテキストデータの収集終了条件が成立し
たときには、収集データをユーザ・コマンド処理部３へ
渡す。ユーザ・コマンド処理部３は、データをＣＡＤ図
面データ・ベース４へ格納する。作画・表示部５は、他
からの指示により表示情報を表示・更新する。
７には、予めユーザが手続きファイル構築支援ツール６
等で作成したコマンドのための、テキストデータの収集
評価方式が格納されている。テキスト編集・評価部２
は、テキスト編集評価ファイル７からテキストの収集と
評価を行うためのレコードを読みだし、実行コマンドの
ためのテキストデータの収集と評価を行う。テキスト編
集・評価部２でテキストデータの収集終了条件が成立し
たときには、収集データをユーザ・コマンド処理部３へ
渡す。ユーザ・コマンド処理部３は、データをＣＡＤ図
面データ・ベース４へ格納する。作画・表示部５は、他
からの指示により表示情報を表示・更新する。
【００１１】図２は、本発明の一実施例にかかる対話型
ＣＡＤシステムの全体の機器構成を示す図である。図２
を参照して、コマンドが実行される具体的なＣＡＤシス
テムのシステム構成を説明する。図２において、ユーザ
は、キーボード９あるいはマウス８からコマンドの指
示、キーボード９からテキストデータの入力を行う。ユ
ーザの入力したデータによりデータ処理装置１３は、予
めプログラムされている処理内容に従ってデータ処理を
行い、処理したテキストデータをハードディスク装置１
２にＣＡＤ図面データベース４として格納する。ハード
ディスク装置１２には、ＣＡＤ図面データベース４の他
に、テキスト編集評価ファイル７等が格納されており、
データ処理装置１３から必要に応じて読み出される。ハ
ードディスク装置に格納されているＣＡＤ図面データベ
ースの内容、ガイダンス・メッセージ，エコー表示，エ
ラー・メッセージ等は、表示装置に表示され、ユーザが
内容を確認しながら処理が進められる。また、ハードデ
ィスク装置内のＣＡＤ図面データベースの内容はプリン
タ，プロッタ等を使用して、用紙上に印刷される。
ＣＡＤシステムの全体の機器構成を示す図である。図２
を参照して、コマンドが実行される具体的なＣＡＤシス
テムのシステム構成を説明する。図２において、ユーザ
は、キーボード９あるいはマウス８からコマンドの指
示、キーボード９からテキストデータの入力を行う。ユ
ーザの入力したデータによりデータ処理装置１３は、予
めプログラムされている処理内容に従ってデータ処理を
行い、処理したテキストデータをハードディスク装置１
２にＣＡＤ図面データベース４として格納する。ハード
ディスク装置１２には、ＣＡＤ図面データベース４の他
に、テキスト編集評価ファイル７等が格納されており、
データ処理装置１３から必要に応じて読み出される。ハ
ードディスク装置に格納されているＣＡＤ図面データベ
ースの内容、ガイダンス・メッセージ，エコー表示，エ
ラー・メッセージ等は、表示装置に表示され、ユーザが
内容を確認しながら処理が進められる。また、ハードデ
ィスク装置内のＣＡＤ図面データベースの内容はプリン
タ，プロッタ等を使用して、用紙上に印刷される。
【００１２】次にこの対話型ＣＡＤシステムで用いられ
るコマンドの例を図３ａ，ｂ，図４を用いて説明する。
るコマンドの例を図３ａ，ｂ，図４を用いて説明する。
【００１３】図３ａは、設計，審査，承認の名前と日付
を処理するコマンドの機能を説明する図であり、斜線で
示された部分は、テキストデータの入力をローカル・エ
コーする表示エリアである。図３ｂは、設計者，審査
者，承認者の名前を編集評価するための仕様を定義する
例を示す図であり、また、図４は、設計日付と審査日付
と承認日付の年号を編集評価するための仕様を定義する
例を示す図である。
を処理するコマンドの機能を説明する図であり、斜線で
示された部分は、テキストデータの入力をローカル・エ
コーする表示エリアである。図３ｂは、設計者，審査
者，承認者の名前を編集評価するための仕様を定義する
例を示す図であり、また、図４は、設計日付と審査日付
と承認日付の年号を編集評価するための仕様を定義する
例を示す図である。
【００１４】図３ｂは、図３ａの設計，審査，承認タイ
トルの右側にある斜線部へのテキストデータの取込み方
法を規定した例であり、テキスト仕様定義パラメータは
テキスト仕様定義レコードへの登録内容を、テキスト構
文パラメータはテキスト構文レコードへの登録内容を示
す。本登録内容により、テキスト編集・評価部は次のよ
うに動作する。
トルの右側にある斜線部へのテキストデータの取込み方
法を規定した例であり、テキスト仕様定義パラメータは
テキスト仕様定義レコードへの登録内容を、テキスト構
文パラメータはテキスト構文レコードへの登録内容を示
す。本登録内容により、テキスト編集・評価部は次のよ
うに動作する。
【００１５】１） テキスト仕様定義パラメータによる
動作 設計，審査，承認のコマンドが指示された場合に、入力
位置を示すカーソル・エコーを該当斜線部内の文字列表
示先頭位置に表示する。文字列の取込みを終了条件が発
生するまで取込み、終了条件が発生した場合は、取り込
んだ文字列をコマンドへ渡す。コマンドから正常終了報
告を受けたならば、終了条件に従い改行先のテキスト仕
様定義レコードを決定し、次のコマンドの処理を行う。
動作 設計，審査，承認のコマンドが指示された場合に、入力
位置を示すカーソル・エコーを該当斜線部内の文字列表
示先頭位置に表示する。文字列の取込みを終了条件が発
生するまで取込み、終了条件が発生した場合は、取り込
んだ文字列をコマンドへ渡す。コマンドから正常終了報
告を受けたならば、終了条件に従い改行先のテキスト仕
様定義レコードを決定し、次のコマンドの処理を行う。
【００１６】２） テキスト構文パラメータによる動作 登録ガイダンス・メッセージを表示し、キーボードから
のキー・コードを取り込む。入力コードを取り込んだな
らば、取込みコードを入力可能コードの内容により評価
する。本例の場合だと、入力可能コードは漢字，ひらが
な，カタカナ，スペースであるのでこのコード以外は、
エラーとしエラー・メッセージとエラー後ガイダンス・
メッセージを表示し、再入力待ちとなる。取込みコード
が正常時は、コード入力方法の規定により次に使用する
レコードを決定する。
のキー・コードを取り込む。入力コードを取り込んだな
らば、取込みコードを入力可能コードの内容により評価
する。本例の場合だと、入力可能コードは漢字，ひらが
な，カタカナ，スペースであるのでこのコード以外は、
エラーとしエラー・メッセージとエラー後ガイダンス・
メッセージを表示し、再入力待ちとなる。取込みコード
が正常時は、コード入力方法の規定により次に使用する
レコードを決定する。
【００１７】図４は、図３ａの設計日付，審査日付，承
認日付タイトルの右側にある斜線部へのテキストデータ
取込み方法を規定する例であり、テキスト仕様定義パラ
メータは、テキスト仕様定義レコードへの登録内容を、
テキスト構文パラメータはテキスト構文パラメータへの
登録内容を示す。本登録内容により、テキスト編集・評
価部は次のように動作する。
認日付タイトルの右側にある斜線部へのテキストデータ
取込み方法を規定する例であり、テキスト仕様定義パラ
メータは、テキスト仕様定義レコードへの登録内容を、
テキスト構文パラメータはテキスト構文パラメータへの
登録内容を示す。本登録内容により、テキスト編集・評
価部は次のように動作する。
【００１８】１） テキスト仕様定義パラメータによる
動作 設計日付・年，審査日付・年，承認日付・年のコマンド
が指示された場合に、入力位置を示すカーソル・エコー
を該当斜線部内の文字列表示先頭位置に表示する。文字
列の取込みを終了条件が発生するまで取り込む。終了条
件が発生した場合は、取り込んだ文字列を数値に変換し
上下限値の判定を行う。上下限値の判定結果が有効なら
ば、取込みデータをコマンドへ渡し、否ならばエラー・
メッセージとエラー後ガイダンス・メッセージを表示
し、再入力待ちとする。なお、コマンドへデータを渡し
た後、コマンドから正常終了報告を受けたならば、終了
条件に従い改行先のテキスト仕様定義レコードを決定
し、次のコマンドの処理を行う。
動作 設計日付・年，審査日付・年，承認日付・年のコマンド
が指示された場合に、入力位置を示すカーソル・エコー
を該当斜線部内の文字列表示先頭位置に表示する。文字
列の取込みを終了条件が発生するまで取り込む。終了条
件が発生した場合は、取り込んだ文字列を数値に変換し
上下限値の判定を行う。上下限値の判定結果が有効なら
ば、取込みデータをコマンドへ渡し、否ならばエラー・
メッセージとエラー後ガイダンス・メッセージを表示
し、再入力待ちとする。なお、コマンドへデータを渡し
た後、コマンドから正常終了報告を受けたならば、終了
条件に従い改行先のテキスト仕様定義レコードを決定
し、次のコマンドの処理を行う。
【００１９】２） テキスト構文パラメータによる動作 登録ガイダンス・メッセージを表示し、キーボードから
のキー・コードを取り込む。入力コードを取り込んだな
らば、取込みコードを入力可能コードの内容により評価
する。本例の場合だと、入力可能コードは全角あるいは
半角の数字であるのでこのコード以外は、エラーとしエ
ラー・メッセージとエラー後ガイダンス・メッセージを
表示し、再入力待ちとなる。取込みコードが正常時は、
コード入力方法の規定により次に使用するレコードを決
定する。
のキー・コードを取り込む。入力コードを取り込んだな
らば、取込みコードを入力可能コードの内容により評価
する。本例の場合だと、入力可能コードは全角あるいは
半角の数字であるのでこのコード以外は、エラーとしエ
ラー・メッセージとエラー後ガイダンス・メッセージを
表示し、再入力待ちとなる。取込みコードが正常時は、
コード入力方法の規定により次に使用するレコードを決
定する。
【００２０】図５は、テキスト編集評価ファイル７の内
容の一例を示す図である。テキスト編集評価ファイル７
は、仕様定義レコード部７−ａと構文レコード部７−ｂ
から構成される。一つのコマンドの収集評価データは、
テキスト仕様定義レコードと、コマンドが必要とするパ
ラメータの数だけ収集するために使用するテキスト構文
レコードから構成される。テキスト仕様定義レコード
は、テキスト入力要求コマンドの仕様を定義するレコー
ドであり、テキスト構文レコードは、入力文字コードの
評価仕様を規定するレコードである。各レコードへの登
録内容は、次のとおりである。
容の一例を示す図である。テキスト編集評価ファイル７
は、仕様定義レコード部７−ａと構文レコード部７−ｂ
から構成される。一つのコマンドの収集評価データは、
テキスト仕様定義レコードと、コマンドが必要とするパ
ラメータの数だけ収集するために使用するテキスト構文
レコードから構成される。テキスト仕様定義レコード
は、テキスト入力要求コマンドの仕様を定義するレコー
ドであり、テキスト構文レコードは、入力文字コードの
評価仕様を規定するレコードである。各レコードへの登
録内容は、次のとおりである。
【００２１】（１） テキスト仕様定義レコード ・ コマンドNo…コマンドに付与した識別番号を登録す
る。
る。
【００２２】・ 初期表示条件…既存文字列の表示要否
とカーソル・エコーの表示位置 （先頭，文字列末尾の後） ・ 自動確定バイト数…文字列の入力を自動確定させる
に必要なバイト数を規定する。
とカーソル・エコーの表示位置 （先頭，文字列末尾の後） ・ 自動確定バイト数…文字列の入力を自動確定させる
に必要なバイト数を規定する。
【００２３】・ 終了条件…文字列の取込みを終了させ
るための条件を定義する。終了条件としては、自動確定
バイト数分データ取込み時，コマンド割込み時，復改コ
ード入力時，改行コード入力時，移動キー入力時等があ
る。
るための条件を定義する。終了条件としては、自動確定
バイト数分データ取込み時，コマンド割込み時，復改コ
ード入力時，改行コード入力時，移動キー入力時等があ
る。
【００２４】・ 上下限判定要否…入力データを数値と
解釈し、上下限の判定を行うか否か規定する。本情報で
上下限判定要と規定されている場合は、終了条件が発生
時、入力データの上下限判定が行われる。
解釈し、上下限の判定を行うか否か規定する。本情報で
上下限判定要と規定されている場合は、終了条件が発生
時、入力データの上下限判定が行われる。
【００２５】・ 上限値…数値の上限値を登録する。
【００２６】・ 下限値…数値の下限値を登録する。
【００２７】・ 構文レコード索引…テキスト構文レコ
ードの索引先を登録する。
ードの索引先を登録する。
【００２８】・ 改行先仕様定義レコード（上スクロー
ル・キー）…上スクロール・キーで終了条件が発生した
場合の改行先の仕様定義レコードNoを登録する。
ル・キー）…上スクロール・キーで終了条件が発生した
場合の改行先の仕様定義レコードNoを登録する。
【００２９】・ 改行先仕様定義レコード（下スクロー
ル・キー）…下スクロール・キーで終了条件が発生した
場合の改行先の仕様定義レコードNoを登録する。
ル・キー）…下スクロール・キーで終了条件が発生した
場合の改行先の仕様定義レコードNoを登録する。
【００３０】・ 改行先仕様定義レコード（左スクロー
ル・キー）…左スクロール・キーで終了条件が発生した
場合の改行先の仕様定義レコードNoを登録する。
ル・キー）…左スクロール・キーで終了条件が発生した
場合の改行先の仕様定義レコードNoを登録する。
【００３１】・ 改行先仕様定義レコード（右スクロー
ル・キー）…右スクロール・キーで終了条件が発生した
場合の改行先の仕様定義レコードNoを登録する。
ル・キー）…右スクロール・キーで終了条件が発生した
場合の改行先の仕様定義レコードNoを登録する。
【００３２】・ 改行先仕様定義レコード（コマンド確
定時）…スクロール・キー以外で終了条件が発生した場
合の改行先の仕様定義レコードNoを登録する。
定時）…スクロール・キー以外で終了条件が発生した場
合の改行先の仕様定義レコードNoを登録する。
【００３３】（２） テキスト構文レコード ・ コード入力方法…本構文レコードの繰返し使用の有
無を規定する。
無を規定する。
【００３４】・ 入力可能コード…本レコードで有効と
する入力コードを規定する。規定できるコードは、特殊
文字，数字，英字，ひらがな，カタカナ，漢字等の全
角，半角文字コードと、大文字→小文字自動変換，小文
字→大文字自動変換，全角→半角自動変換等である。
する入力コードを規定する。規定できるコードは、特殊
文字，数字，英字，ひらがな，カタカナ，漢字等の全
角，半角文字コードと、大文字→小文字自動変換，小文
字→大文字自動変換，全角→半角自動変換等である。
【００３５】・ 入力英字詳細コード…入力可能コード
で英字が指定された場合に、英字で有効とするコードの
詳細を規定する。
で英字が指定された場合に、英字で有効とするコードの
詳細を規定する。
【００３６】・ 入力数字詳細コード…入力可能コード
で数字が指定された場合に、数字で有効とするコードの
詳細を規定する。
で数字が指定された場合に、数字で有効とするコードの
詳細を規定する。
【００３７】・ 特殊文字詳細コード…入力可能コード
で特殊文字が指定された場合に、特殊文字で有効とする
コードの詳細を規定する。
で特殊文字が指定された場合に、特殊文字で有効とする
コードの詳細を規定する。
【００３８】・ ガイダンス・メッセージ…操作開始時
に表示するガイダンス・メッセージを登録する。
に表示するガイダンス・メッセージを登録する。
【００３９】・ エラー・メッセージ…入力コードの評
価結果がエラー時に表示するエラー・メッセージを登録
する。
価結果がエラー時に表示するエラー・メッセージを登録
する。
【００４０】・ エラー後ガイダンス・メッセージ…入
力コードの評価結果がエラー時に表示するガイダンス・
メッセージを登録する。
力コードの評価結果がエラー時に表示するガイダンス・
メッセージを登録する。
【００４１】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、いろいろな
方面に応用可能であることは言うまでもない。
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、いろいろな
方面に応用可能であることは言うまでもない。
【００４２】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザ・コマンドが使
用するテキスト・パラメータの収集操作・評価方式をフ
ァイル定義することにより、ユーザ・コマンドからデー
タ収集操作の手続き部分と評価部分を切り離すことがで
きるので、ユーザ独自の対話型ＣＡＤシステムのコマン
ド構築の面で柔軟に対応できるという効果がある。
用するテキスト・パラメータの収集操作・評価方式をフ
ァイル定義することにより、ユーザ・コマンドからデー
タ収集操作の手続き部分と評価部分を切り離すことがで
きるので、ユーザ独自の対話型ＣＡＤシステムのコマン
ド構築の面で柔軟に対応できるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例にかかる対話型ＣＡＤシステ
ムの構成図である。
ムの構成図である。
【図２】本発明の一実施例にかかる対話型ＣＡＤシステ
ムの機器構成図である。
ムの機器構成図である。
【図３】テキスト入力要求コマンドの機能および設計，
審査，承認コマンドのパラメータ定義例を説明する図で
ある。
審査，承認コマンドのパラメータ定義例を説明する図で
ある。
【図４】設計日付・年，審査日付・年，承認日付・年コ
マンドのパラメータ定義例を説明する図である。
マンドのパラメータ定義例を説明する図である。
【図５】テキスト編集評価ファイルの内容の一例を説明
する図である。
する図である。
１…対話型ＣＡＤシステム、２…テキスト編集・評価
部、３…ユーザ・コマンド処理部、４…ＣＡＤ図面デー
タ・ベース、５…作画・表示部、６…手続きファイル構
築支援ツール、７…テキスト編集評価ファイル、７−ａ
…仕様定義レコード部、７−ｂ…構文レコード部、８…
マウス、９…キーボード、１０…グラフィック・ディス
プレイ、１１…プリンタ、プロッタ、１２…ハードディ
スク装置、１３…データ処理装置。
部、３…ユーザ・コマンド処理部、４…ＣＡＤ図面デー
タ・ベース、５…作画・表示部、６…手続きファイル構
築支援ツール、７…テキスト編集評価ファイル、７−ａ
…仕様定義レコード部、７−ｂ…構文レコード部、８…
マウス、９…キーボード、１０…グラフィック・ディス
プレイ、１１…プリンタ、プロッタ、１２…ハードディ
スク装置、１３…データ処理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杵淵 雅一 茨城県日立市大みか町五丁目２番１号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 末石 文男 茨城県日立市幸町三丁目２番１号 日立エ ンジニアリング株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】入力装置と表示装置と記憶装置と演算装置
から構成される対話ＣＡＤシステムにおいて、テキスト
入力要求コマンドの収集方法を定義するテキスト仕様定
義レコードと入力文字コードの評価方法を規定するテキ
スト構文レコードを含むテキスト編集評価ファイルを備
えることを特徴とするテキスト収集・評価方式。 - 【請求項２】テキスト仕様定義レコードに登録されるコ
マンドのテキスト収集情報は、コマンドを終了させるた
めに必要な入力文字コードのバイト数，コマンドを終了
させる条件を定義する情報，入力文字コードの上下限を
判定する情報、およびコマンド終了後のカーソル制御先
を含むことを特徴とする請求項１記載のテキスト収集・
評価方式。 - 【請求項３】テキスト構文レコードに登録されるコマン
ドのテキスト評価情報は、入力可能コードを定義する情
報，入力可能コードの詳細を定義する情報、および入力
コードの自動変換を定義する情報を含むことを特徴とす
る請求項１記載のテキスト収集・評価方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12033992A JPH05313875A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | テキスト収集・評価方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12033992A JPH05313875A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | テキスト収集・評価方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05313875A true JPH05313875A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14783809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12033992A Pending JPH05313875A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | テキスト収集・評価方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05313875A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116452169A (zh) * | 2023-06-14 | 2023-07-18 | 北京华品博睿网络技术有限公司 | 一种在线招聘生成式推荐系统及方法 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP12033992A patent/JPH05313875A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116452169A (zh) * | 2023-06-14 | 2023-07-18 | 北京华品博睿网络技术有限公司 | 一种在线招聘生成式推荐系统及方法 |
| CN116452169B (zh) * | 2023-06-14 | 2023-11-24 | 北京华品博睿网络技术有限公司 | 一种在线招聘生成式推荐系统及方法 |
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