JPH05313796A - インターフェース回路 - Google Patents

インターフェース回路

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JPH05313796A
JPH05313796A JP4142154A JP14215492A JPH05313796A JP H05313796 A JPH05313796 A JP H05313796A JP 4142154 A JP4142154 A JP 4142154A JP 14215492 A JP14215492 A JP 14215492A JP H05313796 A JPH05313796 A JP H05313796A
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JP
Japan
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signal
strobe
input signal
address
clock
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Makoto Yoshida
吉田  誠
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インターフェース回路においてアドレス信号
等のセットアップホールド時間を確保し、かつアクセス
時間を最大限に利用する。 【構成】 ストローブ信号に対してセットアップホール
ドが規定されるアドレス信号1aの更新タイミングを、
論理積ゲート4によりクロック入力信号7と実際に駆動
しているストローブ信号1bとの論理積を取った信号に
より規定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル論理回路に
関し、特にインターフェース回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ディジタル論理回路において、メモ
リや、周辺デバイスとのインターフェースを構築する場
合の例を、出力するアドレスとストローブの関係につい
て述べる。図3は、従来のインターフェース回路を示す
図である。アドレス信号(Aout)1aと、これに同
期したストローブ信号(Strobe)1bのタイミン
グの関係を図5に示す。ここではストローブ信号は負論
理としている。一般にストローブ信号は、アドレス信号
が確定した後にアサートし、アドレス信号が確定してい
る間にデアサートしなければならない。これはメモリな
どをアクセスしている時に誤書き込みが起こらないよう
にするためである。
【0003】この例ではクロックの立ち上がりでアドレ
スを出力し、その半クロック後のクロックの立ち下がり
でストローブをアサートしている。また、ストローブを
アサートした1クロック後のクロックの立ち下がりでデ
アサートし、その半クロック後のクロックの立ち上がり
でアドレスを切り換えている。
【0004】図3において、アドレス入力信号5(A
1)は、Dタイプフリップフロップ(DFF)3により
クロックの立ち上がりエッジでラッチされ、出力バッフ
ァ2を経由して出力ピンから出力される。第1のストロ
ーブ入力信号6(S1)は、Dタイプフリップフロップ
(DFF)3によりクロックの立ち下がりエッジでラッ
チされ、出力バッファ2を経由して出力ピンから出力さ
れる。7はクロック入力信号である。
【0005】この構成によりストローブに対するアドレ
スのセットアップホールド時間を確保することができ
る。図5においてストローブに対するアドレスのセット
アップ時間はt5,ストローブに対するアドレスのホー
ルド時間はt3で示されているように、概ね半クロック
程度の時間となる。
【0006】メモリをアクセスする場合を考えると、t
2で表されるメモリのアドレスアクセス時間は、1.5
クロックサイクルからセットアップ時間t4を引いた時
間になる。またデータのストローブからのディレイt1
は、1サイクルからセットアップ時間t4を引いた時間
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】クロックサイクルが短
い場合、前述のt1,2が極端に短時間となり、接続可
能なメモリなどのデバイスが極めて限られたものとなる
か、接続可能なデバイスが存在しなくなるため、t1,
t2をできるだけ大きく取る必要がある。
【0008】本発明の目的は、アドレス信号等のセット
アップホールド時間を確保し、かつアクセス時間を最大
限に利用するインターフェース回路を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るインターフェース回路は、第1及び第
2のDタイプフリップフロップと、論理積ゲートとを含
み、少なくともストローブ信号と該ストローブ信号に対
してセットアップホールドが規定されるアドレス信号と
を有し、これらの信号を用いてクロック同期的或いはク
ロック非同期的にデータを送受する半導体集積回路のイ
ンターフェース回路であって、第1のDタイプフリップ
フロップは、アドレス入力信号をクロック入力信号の立
ち上がりエッジでラッチするものであり、第2のDタイ
プフリップフロップは、ストローブ入力信号をクロック
入力信号の立ち下がりエッジでラッチするものであり、
論理積ゲートは、第2のDタイプフリップフロップから
出力されたストローブ出力信号とクロック入力信号との
論理積をとり、その信号により第1のDタイプフリップ
フロップにアドレスラッチを行うものである。
【0010】
【作用】ストローブが実際にデアサートされた後にアド
レスを切り換えるため、ストローブの外部信号とクロッ
ク入力信号の論理を取った信号で、アドレスラッチを行
う。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図により説明する。
【0012】(実施例1)図1は、本発明の実施例1を
示すブロック図である。
【0013】図1において、本実施例は、少なくとも1
以上の第1のストローブ入力信号と、これに対してセッ
トアップ時間若しくはホールド時間の規定を要する関係
にある少なくとも1以上の第2のストローブ入力信号若
しくはアドレス信号1aを有し、これらの信号を用いて
クロック同期的或いはクロック非同期的にデータを送受
する半導体集積回路のインターフェース回路を対象とす
るものであり、第1のストローブ入力信号の出力バッフ
ァの出力信号以降の点での電位を用いて第2のストロー
ブ入力信号若しくはアドレス信号の変化点を規定するも
のである。
【0014】すなわち、アドレス入力信号の処理ライン
には、Dタイプフリップフロップ(DFF)3と出力バ
ッファ2とが設けてある。
【0015】また、第1のストローブ入力信号の処理ラ
インには、Dタイプフリップフロップ(DFF)3と出
力バッファ2とが設けてある。
【0016】さらに、4は論理積ゲートであり、論理積
ゲート4は、クロック入力信号7とストローブ信号1b
との論理積を取った信号をアドレス入力信号処理ライン
のDFF3に入力させるものである。
【0017】第1のストローブ入力信号(S1)6は、
DFF3によってクロックの立ち上がりエッジでラッチ
され、出力バッファ2を経由して出力ピンからストロー
ブ信号として出力する。このとき、ストローブ信号は負
論理とする。
【0018】一方、アドレス入力信号(A1)5は、論
理積ゲート4によりクロック入力信号7及びストローブ
信号1bの論理積を取った信号の立ち上がりエッジでラ
ッチする。つまり、一度ピンとしてチップの外部に出力
した信号とほぼ等電位の信号を用いてアドレスラッチの
タイミングを作成する。従ってクロック入力信号7が論
理1で、ストローブ信号1bも論理1でなければアドレ
ス信号1aは更新されない。
【0019】一度ピンとしてチップ外部に出力した信号
とほぼ等電位の信号を用いてアドレスラッチタイミング
を作成する具体的な手法としては、以下の3つの方法が
ある。
【0020】出力バッファの出力信号をチップ内部で
論理積ゲートの入力に接続する。 論理積ゲートの一方の入力を入力パッドとしてチップ
外に引き出し、パッケージ内部でストローブの出力信号
と接続する。 論理積ゲートの一方の入力をチップの入力ピンとして
パッケージ外に引き出し、ボード上でストローブ出力信
号と接続する。
【0021】ここではの方法について述べているが、
,の方法も同様に実現できる。
【0022】図4にこの時のタイミングチャートを示
す。ストローブ信号はクロックの立ち上がりエッジでア
サートされ、2クロック後の立ち上がりエッジでデアサ
ートされる。ストローブがデアサートされた後アドレス
信号が更新されるので、t3で表されるストローブ信号
に対するアドレス信号のホールド時間は回路の伝播遅延
によって決定される。
【0023】この構成をメモリアクセスなどに用いたと
きは、t2で表されるメモリのアドレスアクセス時間
は、2クロックサイクルからt4で表されるセットアッ
プ時間を引いたものとなる。これは従来例の1.5クロ
ックサイクルからt4を引いたものに比べ25%改善し
ている。
【0024】(実施例2)図2は、本発明の実施例2を
示すブロック図である。本実施例では、実施例1で示し
た方法に対し、第1のストローブ入力信号6と第2のス
トローブ入力信号8との2つのストローブ信号を用いた
ときの例を示す。
【0025】第1のストローブ入力信号6と第2のスト
ローブ入力信号8は、DFF3によりそれぞれクロック
の立ち上がりエッジでラッチされ、出力バッファ2を経
由して出力ピンからストローブ信号1bとして出力す
る。このとき、ストローブ信号は負論理とする。
【0026】一方、アドレス入力信号(A1)5は、論
理積ゲート4によりクロック入力信号7と第1のストロ
ーブ信号1bと第2のストローブ信号1cの論理積を取
った信号の立ち上がりエッジでラッチする。従って、ク
ロック入力信号7が論理1で、第1及び第2のストロー
ブ信号1b,1cも論理1でなければアドレス信号1a
は更新されない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
モリインターフェースに用いたときの例を示すと、t2
で表されるメモリのアドレスアクセス時間は2クロック
サイクルからt4で表されるセットアップ時間を引いた
ものとなる。これは従来例の1.5クロックサイクルか
らt4を引いたものに比べ25%改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例2を示すブロック図である。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例1のタイミングチャートであ
る。
【図5】従来例のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1a アドレス信号 1b,1c ストローブ信号 2 出力バッファ 3 Dタイプフリップフロップ(DFF) 4 論理積ゲート 5 アドレス入力信号 6 第1のストローブ入力信号 7 クロック入力信号 8 第2のストローブ入力信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のDタイプフリップフロッ
    プと、論理積ゲートとを含み、少なくともストローブ信
    号と該ストローブ信号に対してセットアップホールドが
    規定されるアドレス信号とを有し、これらの信号を用い
    てクロック同期的或いはクロック非同期的にデータを送
    受する半導体集積回路のインターフェース回路であっ
    て、 第1のDタイプフリップフロップは、アドレス入力信号
    をクロック入力信号の立ち上がりエッジでラッチするも
    のであり、 第2のDタイプフリップフロップは、ストローブ入力信
    号をクロック入力信号の立ち下がりエッジでラッチする
    ものであり、 論理積ゲートは、第2のDタイプフリップフロップから
    出力されたストローブ出力信号とクロック入力信号との
    論理積をとり、その信号により第1のDタイプフリップ
    フロップにアドレスラッチを行うものであることを特徴
    とするインターフェース回路。
JP4142154A 1992-05-07 1992-05-07 インターフェース回路 Expired - Lifetime JP2959276B2 (ja)

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JPH05313796A true JPH05313796A (ja) 1993-11-26
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