JPH0531347U - セラミツクフイルタ - Google Patents

セラミツクフイルタ

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JPH0531347U
JPH0531347U JP086979U JP8697991U JPH0531347U JP H0531347 U JPH0531347 U JP H0531347U JP 086979 U JP086979 U JP 086979U JP 8697991 U JP8697991 U JP 8697991U JP H0531347 U JPH0531347 U JP H0531347U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
lead
frame
lid
ceramic filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP086979U
Other languages
English (en)
Inventor
昇三 岩本
雅充 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toko Inc filed Critical Toko Inc
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Publication of JPH0531347U publication Critical patent/JPH0531347U/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】短冊型の圧電振動子20、30を枠体10の打ち抜き
部11に複数個取付けてなるセラミックフィルタの小型
化。 【構成】互いに突き合わせたとき枠体10を収容可能な空
間が間に形成される二つの蓋体60、70で枠体10を間に挟
み、これらの蓋体60、70を互いに接合する。 【効果】端子を除く本体部分の縦横寸法が枠体10よりも
僅かに大きくなるだけで厚みも薄くでき、著しい小型化
が達成できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は短冊形の圧電振動子を備えたセラミックフィルタの構造に関するもの である。
【0002】
【従来の技術とその課題】
図6に従来のセラミックフィルタの一例を示す。打ち抜き部11を設けた薄板状 の絶縁体からなる枠体10の表面には、入力導出用電極12と出力導出用電極13を形 成し、裏面にはアース導出用電極(図示せず)を設けてある。打ち抜き部11には 2個の短冊状の圧電振動子20、30を平行に配置し、圧電振動子20の表面の電極21 と入力導出用電極12、および圧電振動子30の表面の電極31と出力導出用電極13を それぞれリード線1、2で接続してある。3は、打ち抜き部11を横切って両端を 枠体10のアース導出用電極に接続した導線からなる結合子である。圧電振動子20 、30の裏面の電極は、この結合子3上に接続固定されている。枠体10に設けられ た入力導出用電極12、出力導出用電極13、アース導出用電極には、それぞれ入力 端子4、出力端子5、アース端子6が半田付けされ、これら3本の端子4、5、 6は枠体10から同一方向に平行に突出している。そして枠体10の下部を合成樹脂 製のベース40の溝の中に挿入し固定した後、図7に示すような一端を開口したケ ース50を被せ、ケース50の孔51をベース40の両面に設けた突起41に係合すること により製品として完成する。 このように各端子4、5、6が同一の方向に突出した形のセラミックフィルタ は、組立時に端子の片側のみを連結したリードフレームに対して枠体10を一方向 から取付ければよいので製造や組立を容易に行える利点がある。ところが、図6 および図7に示すような構造では、ベース40が存在するためにセラミックフィル タの外形寸法が大きくなってしまううえ、面接続型にするには適さない問題があ った。
【0003】
【考案の目的】 本考案は、短冊形の圧電振動子を枠体の打ち抜き部に複数個取付けてなるセラ ミックフィルタの小型化が可能な構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ベースを取り去るとともに、互いに突き合わせたとき枠体10を収容 可能な空間が間に形成される二つの蓋体を用い、枠体10を間に挟んで二つの蓋体 を互いに突き合わせて接合した構成を特徴とする。また、本考案は、このセラミ ックフィルタにおける3本の端子を屈曲して蓋体の主表面まで導出した面接続型 のセラミックフィルタの構成を特徴とする。
【0005】
【実施例】
図1および図2に示す本考案の一実施例について説明する。なお、従来と共通 する部分には以下の図においても同一の符号を付し重複する説明は省略する。 本考案が従来と異なるのは、枠体10の下部に固定したベース40を用いることな く、圧電振動子20、30および3本の端子4、5、6が取付けられた枠体10の両面 に、蓋体60と蓋体70を接合しただけの構成とした点にある。図1から明らかなよ うに、枠体10に重ねられる蓋体70には、枠体10の縦横の寸法よりも僅かに大きい 凹部71が設けてあり、凹部71内には枠体10に当接する段部72が形成してある。図 示されてないが蓋体60にも蓋体70と同様な凹部と段部が設けてある。そして、枠 体10を間に挟んだ状態で、蓋体60と蓋体70を、接着あるいは熱圧着などの手段に よって互いに接合してある。このとき、圧電振動子20、30の周囲には蓋体60と蓋 体70の凹部によって空間が形成されている。なお、符号63、73は、それぞれ蓋体 60と蓋体70の一端に形成された端子を通すための溝である。
【0006】 図3は、このセラミックフィルタを面付け型に構成した場合の実施例を示すも のである。以下、蓋体60と蓋体70の面積の最も大きい外側の面を主表面と呼ぶこ とにする。外部に引き出された3本の端子4、5、6は、蓋体70の表面に沿って 折り曲げられて蓋体70の一端の主表面まで導出されている。 図4および図5は、面付け型のセラミックフィルタの別な構成例を示すもので ある。この例では、入力端子4と出力端子5だけを蓋体70の一端の主表面まで導 出し、中央のアース端子6は蓋体60と枠体10の間を通して屈曲して蓋体70の他端 の主表面まで導出した構成としたものである。
【0007】
【考案の効果】
本考案によるセラミックフィルタは、端子を除く本体部分の縦横寸法が枠体よ りも僅かに大きくなるだけで、厚みもきわめて薄くすることができ、著しい小型 化を達成できる効果がある。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のセラミックフィルタの一実施例を示
す分解斜視図
【図2】 同セラミックフィルタの要部の平面図
【図3】 本考案の第2実施例を示す斜視図
【図4】 本考案の第3実施例を示す正面図
【図5】 同、斜視図
【図6】 従来のセラミックフィルタの要部の平面図
【図7】 同セラミックフィルタのケースの斜視図
【符号の説明】
4 入力端子 5 出力端子 6 アース端子 10 枠体 11 打ち抜き部 20 圧電振動子 30 圧電振動子 60 蓋体 70 蓋体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打ち抜き部を有し片面に入力導出用電極
    と出力導出用電極を設け他面にアース導出用電極を設け
    た絶縁物製の枠体と、該入力導出用電極および出力導出
    用電極、アース導出用電極にそれぞれ接続され且つ枠体
    から同一方向に突出した入力端子、出力端子、アース端
    子と、複数の短冊状のセラミック振動子と、互いに突き
    合わせたとき該枠体を収容可能な空間が間に形成される
    二つの蓋体とを備え、枠体の打ち抜き部に圧電振動子を
    複数個配置し、該打ち抜き部を横切って両端を前記アー
    ス導出用電極に接続した結合子上にそれら圧電振動子の
    一方の電極を固定し、入力側の圧電振動子の他方の電極
    と枠体の入力導出用電極、および出力側の圧電振動子の
    他方の電極と枠体の出力導出用電極をリード線でそれぞ
    れ接続するとともに、枠体を間に挟んで二つの蓋体を互
    いに突き合わせて接合したことを特徴とするセラミック
    フィルタ。
  2. 【請求項2】 入力端子、出力端子、アース端子を屈曲
    して一方の蓋体の一端の主表面まで導出して面接続型に
    構成した請求項1のセラミックフィルタ。
  3. 【請求項3】 入力端子と出力端子を一方の蓋体の一端
    の主表面まで導出するとともに、アース端子を該蓋体の
    他端の主表面まで導出し、面接続型に構成した請求項1
    のセラミックフィルタ。
JP086979U 1991-09-27 1991-09-27 セラミツクフイルタ Pending JPH0531347U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6184912A (ja) * 1984-10-03 1986-04-30 Toko Inc 圧電濾波器
JPS6374209A (ja) * 1986-09-17 1988-04-04 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6184912A (ja) * 1984-10-03 1986-04-30 Toko Inc 圧電濾波器
JPS6374209A (ja) * 1986-09-17 1988-04-04 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振器

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