JPH05313036A - 機能性光ファイバモジュール - Google Patents

機能性光ファイバモジュール

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JPH05313036A
JPH05313036A JP12086592A JP12086592A JPH05313036A JP H05313036 A JPH05313036 A JP H05313036A JP 12086592 A JP12086592 A JP 12086592A JP 12086592 A JP12086592 A JP 12086592A JP H05313036 A JPH05313036 A JP H05313036A
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JP
Japan
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optical fiber
functional optical
functional
module
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP12086592A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Sakai
哲弥 酒井
Akira Wada
朗 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP12086592A priority Critical patent/JPH05313036A/ja
Publication of JPH05313036A publication Critical patent/JPH05313036A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻始め部分の機能性光ファイバに側圧がかか
ることがなく、融着補強部の位置を揃えることが容易な
機能性光ファイバモジュールを得ること。 【構成】 機能性光ファイバ22を巻回した束部24を
モジュールケース23内に収容し、この巻回束の余り部
25、26の一部をモジュールケース23外に導出した
機能性光ファイバモジュール21。 【効果】 巻始め部分の機能性光ファイバが側圧を受け
ることがないので、光ファイバに曲げ損失が生じること
がない。機能性光ファイバの端末と伝送用光ファイバと
を融着接続する際、作業効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信の光部
品として利用されているレーザ発振、非線形光学効果な
どの光機能を有する機能性光ファイバモジュールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、機能性光ファイバを用いた光部
品を説明するための図である。図3中符号1は、機能性
光ファイバモジュールである。この機能性光ファイバモ
ジュール1は、金属性ボビン2と機能性光ファイバ3と
から構成されている。この機能性光ファイバ3は、ボビ
ン2にその伝送特性を損なわない程度の張力で巻回され
てなる巻回部4と、巻回されていない巻始めの余り部5
と巻終わりの余り部6とからなる。これらの余り部5、
6はともにボビン2の鍔部の接着部2a、2bに固着さ
れており、また、融着補強部7、9において伝送用光フ
ァイバ8、10と融着接続されている。
【0003】ところで、このような機能性光ファイバモ
ジュール1は、これが装備される通信機器、例えば光増
幅器の小型化のため、機能性光ファイバ3をできるだけ
小さいボビン2に巻回することになるが、その際機能性
光ファイバ3の巻始め部分3aがこの上に重ね巻きされ
た機能性光ファイバ3によってボビン2に押さえつけら
れて側圧を受け易く、曲げ損失が生じ易かった。また、
このような機能性光ファイバ3は特性がその長さに非常
に依存することから正確な長さに調整したものを用いる
ため、大量生産した場合に余り部5、6の長さが個々の
機能性光ファイバモジュール1において異なり、このた
め伝送用光ファイバ8、10との融着補強部7、9の位
置がまちまちであり、機能性光ファイバ3と伝送用光フ
ァイバ8、10との融着接続の作業効率が悪かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明におけ
る課題は、巻始め部分の機能性光ファイバに側圧がかか
ることがなく、融着補強部の位置を揃えることが容易な
機能性光ファイバモジュールを得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、機能性光
ファイバを巻回した束をケース内に収容し、この巻回束
の余り部の一部をケース外に導出して機能性光ファイバ
モジュールとすることで解決される。また、請求項2に
記載したように、機能性光ファイバとしては、光増幅器
に用いられるエルビウムドープ光ファイバを用いること
が好ましい。
【0006】
【作用】本発明の機能性光ファイバモジュールでは、機
能性光ファイバを巻回した束をケース内に収容し、この
巻回束の余り部の一部をケース外に導出するので、巻始
め部分の機能性光ファイバがこの上に重ね巻きした機能
性光ファイバによってボビンに押さえつけられることが
ないので側圧を受けることがない。また、ケース内のス
ペースに余り部の一部を収めることができるので、ケー
ス外に導出される余り部の長さを一定にすることが容易
となる。
【0007】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明
するが、もちろん本発明の主旨および適用範囲は、これ
らの実施例により制限されるものではない。図1は、本
発明の一実施例の機能性光ファイバモジュールを説明す
るための図である。図1中符号21は、機能性光ファイ
バモジュールである。この機能性光ファイバモジュール
21は、機能性光ファイバ22とモジュールケース23
とから構成されている。
【0008】機能性光ファイバ22は、長さが正確に調
整されたものであり、これを巻回してなる機能性光ファ
イバ22の束部24と、この束部24の余り部25、2
6とからなる。この機能性光ファイバ22としては、機
能性光ファイバモジュール21が光増幅器に装備される
場合、希土類ドープ光ファイバが用いられる。この希土
類ドープ光ファイバは、石英にエルビウム、ネオジウ
ム、イッテルビウムの内から選ばれた少なくとも一種類
の希土類元素を含有させたコアとその周囲の純粋石英か
らなるクラッドとから構成されている。また、希土類ド
ープ光ファイバのなかでも、エルビウムドープ光ファイ
バを用いるのが好ましい。
【0009】モジュールケース23は、上方に開口する
環状の溝27を有する本体28と、この溝27を覆うた
めのキャップ29とから構成されている。本体28の溝
27には、機能性光ファイバ22の束部24が収容さ
れ、余り部25、26の一部は溝27の外に導出されて
いる。この溝27の内壁27aと外壁27bとの間の幅
は、機能性光ファイバ22の余り部25および余り部2
6の長さを一定にすることが可能な十分な間隔がとられ
ている。
【0010】また、本体28の溝27には、機能性光フ
ァイバ22の余り部25、26の一部がモジュールケー
ス23外へ導出される開口部30、31が形成されてお
り、また、この開口部30、31に余り部25、26が
接合されている。また、余り部25、26は融着補強部
37、39において伝送用光ファイバ38、40と融着
接続され、さらにこの接続部の周囲が樹脂等で被覆され
ている。
【0011】次に、本発明の他の実施例の機能性光ファ
イバモジュールを図2を用いて説明する。尚、図1の機
能性光ファイバモジュール21と同一構成部分には、同
一符号を付して説明を簡略化する。この他の実施例の機
能性光ファイバモジュール21が図1に示した機能性光
ファイバモジュール21と異なるところは、融着補強部
37および融着補強部39をモジュールケース23内に
収めたことである。融着補強部37、39は溝27内の
開口部30、31近傍に設けられている。
【0012】上記融着補強部37、39において、機能
性光ファイバ22の余り部25、26は開口部30、3
1から溝27内に挿通されている伝送用光ファイバ3
8、40と融着接続され、さらにこの接続部の周囲が樹
脂等で被覆されている。また、伝送用光ファイバ38、
40は、開口部30、31でモジュールケース23に固
着されている。
【0013】これらの機能性光ファイバモジュール21
は、機能性光ファイバ22を巻回してなる束部24をモ
ジュールケース23の溝27内に収容し、機能性光ファ
イバ22の余り部25、26の一部をモジュールケース
23外に導出したものであるので、巻始め部分の機能性
光ファイバ22がこの上に重ね巻きした機能性光ファイ
バ22によってボビンに押さえつけられることがないの
で側圧を受けることがなく、機能性光ファイバ22に曲
げ損失が生じることがない。また、機能性光ファイバ2
2を巻回してなる束部26は、モジュールケース23に
よって取り囲まれているので、機能性光ファイバ22の
表面に傷がつくことや不用意な取扱による機能性光ファ
イバ22の断線等の事故防止に効果がある。さらに、モ
ジュールケース23の本体28の溝27は幅に余裕があ
るので、余り部25、26の一部をモジュールケース2
3内に収容でき、ケース外に導出される余り部25、2
6の一部の長さを一定にすることが容易となり、融着補
強部37、39の位置が個々の機能性光ファイバモジュ
ールによってまちまちになることがなく、機能性光ファ
イバ22の余り部25、26と伝送用光ファイバ38、
40との融着接続の際、作業効率が向上する。また、本
体28の溝27をキャップ29で覆うことにより、モジ
ュールケース23内の温度調節、ガス封入、ジェリー密
閉等の付加機能を施すことが容易となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の機能性光フ
ァイバモジュールは、機能性光ファイバを巻回した束を
ケース内に収容し、この巻回束の余り部の一部をケース
外に導出したものであるので、巻始め部分の機能性光フ
ァイバがこの上に重ね巻きした機能性光ファイバによっ
てボビンに押さえつけられることがないので側圧を受け
ることがなく、光ファイバに曲げ損失が生じることがな
い。また、機能性光ファイバを巻回してなる機能性光フ
ァイバの束の側面は、ケースによって覆われているの
で、機能性光ファイバの表面に傷がつくことや不用意な
取扱による機能性光ファイバの断線等の事故防止に効果
がある。さらに、ケース内のスペースには余裕があるの
で、このスペースに余り部の一部を収めることができ、
ケース外に導出される余り部の一部の長さを一定にする
ことが容易となり、融着補強部の位置が個々の機能性光
ファイバモジュールにおいてまちまちになることがな
く、上記機能性光ファイバの余り部と伝送用光ファイバ
とを融着接続する際、作業効率が向上する。また、ケー
スに蓋を設けることで、ケース内の温度調節、ガス封
入、ジェリー密閉等の付加機能を施すことが容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の機能性光ファイバモジュー
ルを説明するための図である。
【図2】 本発明の他の実施例の機能性光ファイバモジ
ュールを説明するための図である。
【図3】 従来の機能性光ファイバモジュールを説明す
るための図である。
【符号の説明】
21・・・機能性光ファイバモジュール、22・・・機能性光
ファイバ、23・・・モジュールケース、24・・・束部、2
5・・・余り部、26・・・余り部、27・・・溝、27a・・・内
壁、27b・・・外壁、28・・・本体、29・・・キャップ、
30・・・開口部、31・・・開口部、37・・・融着補強部、
38・・・伝送用光ファイバ、39・・・融着補強部、40・・
・伝送用光ファイバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能性光ファイバを巻回した束をケース
    内に収容し、この巻回束の余り部の一部をケース外に導
    出したことを特徴とする機能性光ファイバモジュール。
  2. 【請求項2】 機能性光ファイバが光増幅器に用いられ
    るエルビウムドープ光ファイバであることを特徴とする
    請求項1記載の機能性光ファイバモジュール。
JP12086592A 1992-05-13 1992-05-13 機能性光ファイバモジュール Pending JPH05313036A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12086592A JPH05313036A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 機能性光ファイバモジュール

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JPH05313036A true JPH05313036A (ja) 1993-11-26

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JP12086592A Pending JPH05313036A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 機能性光ファイバモジュール

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7043131B2 (en) 1999-01-06 2006-05-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical device and a making method thereof

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6381407A (ja) * 1986-07-15 1988-04-12 ソシエテ アノニム ド テレコミユニカシオン 光ファイバ−用保管装置
JPH04104202A (ja) * 1990-08-24 1992-04-06 Fujitsu Ltd 光ファイバ増幅器を備えた光海底中継器の実装構造

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