JP3786829B2 - 保護スリーブホルダ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信の光ファイバの接続部を保護する保護スリーブを余長ファイバ収納ケース内に固定するための保護スリーブホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、例えば特開平11−174266号公報等に記載された保護スリーブホルダを示す斜視図である。図において、8は保護スリーブホルダ、9は断面半円状あるいはU字状で直線状に形成された収納溝であり、収納溝9内に、光ファイバ7同士を融着によって接続し、この接続部を被膜で保護した保護スリーブ6を収納し、固定する。保護スリーブホルダ8は、さらに、余長ファイバ収納ケース内に固定され、保護スリーブ6の両側にある余長の光ファイバ7は、余長ファイバ収納ケース内に設けられたファイバリールに巻かれる。
【0003】
図6に示したように、収納溝9が直線状の場合、保護スリーブ6を収納し固定する、あるいは余長ファイバをファイバリールに巻く時などのような余長ファイバの処理時に、光ファイバ7が収納溝9端部に接触して損傷したり、光ファイバ7が収納溝9端部で急激に曲がりマイクロベンドが発生して光ファイバ7の特性劣化が生じるという問題がある。
【0004】
また、光ファイバ7は、保護スリーブホルダ8から出た先から交差してしまい、保護スリーブ6で保護されている融着接続部の改修が必要になった場合にその保護スリーブ6のみを取り出すことが困難であるといった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の保護スリーブホルダは、光ファイバの損傷あるいはマイクロベンドの発生による光ファイバの特性劣化の問題、融着接続部の改修のために取り出すべき保護スリーブに光ファイバが絡まって取り出しにくいといった作業性の問題があった。
【0006】
本発明は、上記のような問題を解決するものであり、光ファイバの損傷を防止し、あるいはマイクロベンドの発生による光ファイバの特性劣化を防止するとともに、融着接合部の改修における、改修すべき保護スリーブの取り出し作業性を向上することができる保護スリーブホルダを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の保護スリーブホルダは、光ファイバ同士を融着し、接合して形成した保護スリーブを収納する直線溝と、この直線溝の両側に曲率RのR溝を配置した保護スリーブホルダであって、この保護スリーブホルダを上記光ファイバを巻取るファイバリールを設けた収納ケースに配設し、上記R溝の曲率Rが、下記式(1)で示される範囲である保護スリーブホルダである。
20≦R≦(x+y−r)/2(y−r) (1)
(ここで、rはファイバリールの半径、xはR溝の直線溝に隣合う端部とファイバリールの中心との水平距離(保護スリーブの光軸方向の距離)、yはR溝の直線溝に隣合う端部とファイバリールの中心との垂直距離(保護スリーブの光軸方向と垂直な方向の距離)であり、y>r)
【0008】
本発明に係る第2の保護スリーブホルダは、上記第1の保護スリーブホルダにおいて、R溝の溝幅が、直線溝の溝幅より小さくなっているものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明における保護スリーブホルダの実施の形態1を示す斜視図である。図において、1は保護スリーブホルダ、2は保護スリーブ6部を収納し、固定する断面U字状あるいは矩形状の直線溝、3は直線溝2の両側に連続する曲率Rを有するR溝であり、R溝3は、保護スリーブ6の両側に出た光ファイバ7をガイドする。
【0010】
図1に示した保護スリーブホルダ1は、図2に示すように、余長ファイバ収納ケース4内に固定され、保護スリーブ6から出た余長の光ファイバ7は、余長ファイバ収納ケース4内に設けられたファイバリール5に巻き取られる。
【0011】
光ファイバ7の急激な曲げによるマイクロベンドの発生による特性劣化を防止するためには、R溝3の曲率Rを20mm以上とするのがよい。また、R溝3曲率Rは、図3に示すように、余長の光ファイバ7を巻取るファイバリール5の半径をr、R溝3の直線溝2に隣合う端部3aからファイバリール5の中心までの水平距離をx、垂直距離をyとしたときに、下記式(2)で示される値以下とするのがよい。
R≦(x+y−r)/2(y−r) 式(2)
【0012】
本実施の形態の保護スリーブホルダ1では、保護スリーブ6から出た余長の光ファイバ7を曲率RでガイドするR溝3が形成されているので、保護スリーブホルダ1の端部で光ファイバ7が損傷することもなく、また、保護スリーブホルダ1の端部でマイクロベンドが発生することもない。
【0013】
また、余長の光ファイバ7は、R溝3を出た先で整列されるので、融着接続部の改修が必要になった場合、他の光ファイバに絡むことなく、必要な保護スリーブ6のみを取り出しやすくなる。
【0014】
また、R溝3の溝幅を直線溝2の溝幅より小さくすることによって、R溝3を出た先での光ファイバ7の整列状態をよりよいものとすることができ、融着接続部の改修が必要になった場合、他の光ファイバに絡むことなく、必要な保護スリーブ6のみを取り出しやすくなる。
【0015】
実施の形態2.
図4は、本発明における保護スリーブホルダの実施の形態2を示す平面図である。図に示したように、本実施の形態の保護スリーブホルダ1は、直線溝2の両側に、分離したR溝3を配置したものである。
【0016】
光ファイバ7のマイクロベンドによる特性劣化を防止するためには、R溝3の曲率Rを20mm以上とするのがよい。また、R溝3の曲率Rは、図5に示すように、余長の光ファイバ7を巻取るファイバリール5の半径をr、R溝3の直線溝2に隣合う端部3aからファイバリール5の中心までの水平距離をx、垂直距離をyとしたときに、下記式(2)で示される値以下とするのがよい。
R≦(x+y−r)/2(y−r) 式(2)
【0017】
本実施の形態においては、R溝3が配置される位置を調節することによって、光ファイバ7の損傷の防止、マイクロベンドの発生の防止をより効果的にすることができ、また、R溝3の溝間隔を大きくし、溝幅を狭くすることによって光ファイバ7の整列状態をよりよくすることができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明に係る第1の保護スリーブホルダによれば、光ファイバ同士を融着し、接合して形成した保護スリーブを収納する直線溝と、この直線溝の両側に曲率RのR溝を配置した保護スリーブホルダであって、この保護スリーブホルダを上記光ファイバを巻取るファイバリールを設けた収納ケースに配設し、上記R溝の曲率Rが、下記式(1)で示される範囲であのるので、光ファイバは、溝端部で損傷されることもなく、また、急激な曲げによるマイクロベンドの発生を抑制し、光ファイバの特性劣化を防止することができる。
20≦R≦(x+y−r)/2(y−r) (1)
(ここで、rはファイバリールの半径、xはR溝の直線溝に隣合う端部とファイバリールの中心との水平距離(保護スリーブの光軸方向の距離)、yはR溝の直線溝に隣合う端部とファイバリールの中心との垂直距離(保護スリーブの光軸方向と垂直な方向の距離)であり、y>r)
【0019】
また、余長の光ファイバは、R溝を出た先で整列されるので、融着接続部の改修が必要になった場合、他の光ファイバと絡まることなく、必要な保護スリーブのみを取り出しやすくなる。
【0020】
本発明に係る第2の保護スリーブホルダによれば、R溝の溝幅が、直線溝の溝幅より小さくなっているものであるので、R溝を出た先での光ファイバの整列状態をよりよいものとすることができ、融着接続部の改修が必要になった場合、他の光ファイバと絡まることなく、必要な保護スリーブのみを取り出しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における保護スリーブホルダの実施の形態1を示す平面図(a)および断面図(b)である。
【図2】 本発明における保護スリーブホルダを収納した余長ファイバ収納ケースを示す平面図である。
【図3】 実施の形態1における保護スリーブホルダの余長ファイバ収納ケース内配置とR溝の曲率との関係を示す平面図である。
【図4】 本発明における保護スリーブホルダの実施の形態2を示す平面図である。
【図5】 実施の形態2における保護スリーブホルダの余長ファイバ収納ケース内配置とR溝の曲率との関係を示す平面図である。
【図6】 従来の保護スリーブホルダを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 保護スリーブホルダ、2 直線溝、3 R溝、3a R溝の端部、
4 余長ファイバ収納ケース、5 ファイバリール、6 保護スリーブ、
7 光ファイバ。

Claims (2)

  1. 光ファイバ同士を融着し、接合して形成した保護スリーブを収納する直線溝と、この直線溝の両側に曲率RのR溝を配置した保護スリーブホルダであって、この保護スリーブホルダを上記光ファイバを巻取るファイバリールを設けた収納ケースに配設し、上記R溝の曲率Rが、下記式(1)で示される範囲であることを特徴とする保護スリーブホルダ。
    20≦R≦(x +y −r )/2(y−r) (1)
    (ここで、rはファイバリールの半径、xはR溝の直線溝に隣合う端部とファイバリールの中心との水平距離(保護スリーブの光軸方向の距離)、yはR溝の直線溝に隣合う端部とファイバリールの中心との垂直距離(保護スリーブの光軸方向と垂直な方向の距離)であり、y>r)
  2. R溝の溝幅が、直線溝の溝幅より小さくなっていることを特徴とする請求項1記載の保護スリーブホルダ。
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