JP2000221359A - 耐衝撃光ファイバモジュール - Google Patents

耐衝撃光ファイバモジュール

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JP2000221359A
JP2000221359A JP11020809A JP2080999A JP2000221359A JP 2000221359 A JP2000221359 A JP 2000221359A JP 11020809 A JP11020809 A JP 11020809A JP 2080999 A JP2080999 A JP 2080999A JP 2000221359 A JP2000221359 A JP 2000221359A
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synthetic resin
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JP11020809A
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Ryokichi Matsumoto
亮吉 松本
Kenji Nishide
研二 西出
Ryozo Yamauchi
良三 山内
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐衝撃特性を向上させた光ファイバモジュー
ルを提供する。 【解決手段】 光ファイバが第1のモジュールケース3
に収納され、該第1のモジュールケース3が第2のモジ
ュールケース13に収納され、当該第1のモジュールケ
ース3の外壁と第2のモジュールケース13の内壁との
間に合成樹脂15が隙間なく充填されてなる衝撃緩衝層
15aを有する耐衝撃光ファイバモジュールであって、
前記合成樹脂15のヤング率が1kg/mm2以下で、
前記衝撃緩衝層15aの厚さが0.2mm以上の耐衝撃
光ファイバモジュールを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバカプラな
どの、その中途で被覆層が除去され、裸光ファイバが露
出した光ファイバを保護するために、光ファイバをモジ
ュールケース内に収めた光ファイバモジュールに関し、
特に耐衝撃性を向上させたものである。
【0002】
【従来の技術】図2ないし図4(b)は、従来の光ファ
イバモジュールの一例を示したものであって、図2は、
第1のモジュールケースに光ファイバカプラを収容する
前の状態を示した斜視図、図3は、光ファイバカプラを
収容した第1のモジュールケースを示した斜視図であ
る。図4は光ファイバモジュールを示したもので、図4
(a)は一部側断面図、図4(b)はリードファイバ側
からみた平面図である。
【0003】光ファイバカプラは、例えば以下のように
して製造することができる。すなわち、2本の光ファイ
バ素線11,12を用意する。これらの光ファイバ素線
11,12は、それれぞれ、石英系ガラスからなる裸光
ファイバ11a,12aと、その上に設けられた合成樹
脂製の被覆層11b,12bとから構成されている。こ
こで、石英系ガラスとは石英ガラスを主成分とするもの
で、純石英ガラス、あるいは各種ドーパントが添加され
た石英ガラスなどである。ついで、これらの光ファイバ
素線11,12の中途で、それぞれ被覆層11b,12
bを一部除去して、裸光ファイバ11a,12aを露出
させる。
【0004】そして、これらの光ファイバ素線11,1
2を、裸光ファイバ11a,12aが露出した部分を揃
えて並列させる(以下、この部分を便宜上、裸光ファイ
バ部1とよぶ)。ついで、この裸光ファイバ部1におい
て、2本の裸光ファイバ11a,12aどうしを、通常
は融着延伸法によって固着し、その長さ方向に延伸し、
この長さ方向における裸光ファイバ部1の中央付近に光
がカップリングする光分岐結合部1aを形成する。この
ようにして、光分岐結合部1aの両側に、光が入射ある
いは出射するリードファイバ(被覆層部分)1b,1b
…を2本ずつ有する光ファイバカプラを得る。光分岐結
合部1aは、融着延伸法の他、研磨法、エッチング法な
どによって形成することもできる。
【0005】このようにして得られた光ファイバカプラ
は、裸光ファイバ11a,12aが露出しているため、
少なくともこれら裸光ファイバ11a,12aからなる
裸光ファイバ部1を適当なモジュールケース内に収納
し、光ファイバモジュールとして提供される。このモジ
ュールケースは、例えば、第1のモジュールケース3
と、この第1のモジュールケース3を収容する第2のモ
ジュールケース13とからなる二重構造とされる。
【0006】この例において、第1のモジュールケース
3は円管状で、その長さ方向にそって二分割した雨樋型
の第1部材(本体)3aと第2部材(蓋)3bとから構
成されている。第1のモジュールケース3の材料は石英
系ガラス、多成分ガラス、インバー合金などの裸光ファ
イバ部1を構成する石英系ガラスと線膨張係数がほぼ等
しいものが用いられる。その理由は、第1のモジュール
ケース3の環境温度変化などに伴う膨張、収縮が、裸光
ファイバ部1の、特に光分岐結合部1aに応力を与え、
この部分に歪みが生じて光ファイバカプラの光学特性が
変化することを防ぐためである。
【0007】光ファイバカプラを第1のモジュールケー
ス3に収めるにおいては、例えば、図2に示したよう
に、第1部材3a内に、光ファイバカプラの裸光ファイ
バ部1の両端部とこれに隣接するリードファイバ1b…
の終端付近をエポキシ系接着剤などで接着、固定する。
ついで、第1部材3aと第2部材3bとを一体化して接
着、固定する。このとき、リードファイバ1b,1b…
は、第1のモジュールケース3の両端の開口部3c,3
cから2本ずつ引き出される。そして、図3に示したよ
うに、これらの開口部3c,3cのリードファイバ1b
…の周囲の隙間に封止樹脂4,4を充填して開口部3
c,3cを封止する。
【0008】ついで、この第1のモジュールケース3
を、図4(a)、図4(b)に示したように、第2のモ
ジュールケース13に収容する。上述の第1のモジュー
ルケース3の材料として例示したものの中では、低価格
であるため、石英系ガラスなどのガラス系の脆弱材料が
用いられることが多い。これらの材料は脆く、破損の恐
れが大きいため、第1のモジュールケース3を、さらに
第2のモジュールケース13に収容して、光ファイバモ
ジュールの機械的な強度を高める必要がある。よって、
第2のモジュールケース13の材料は比較的強度の大き
いものが用いられ、例えば、ステンレスなどの金属など
が例示できる。
【0009】また、一般に第1部材3aと第2部材3b
とは、上述のように接着剤によって固定する。しかし、
第1部材3aと第2部材3bとの接合部分の面積は非常
に小さく、密閉が困難である。このため、前記接合部分
のわずかな隙間から第1のモジュールケース3の内部に
水やダストが侵入する可能性がある。よって、第2のモ
ジュールケース13は、前記隙間からの水やダストの侵
入を防止する役割も果たしている。この例の第2のモジ
ュールケース13は、第1のモジュールケース3と相似
形の円管状で、第1部材13aと第2部材13bとから
なる。
【0010】そして、第1のモジュールケース3と、そ
の開口部3c,3cから引き出されたリードファイバ1
b…の一部を、第2のモジュールケース13の長さ方向
における中央付近に第1のモジュールケース3が位置す
るように、第1部材13aと第2部材13bとを一体化
するとともに、第2の補強器13内に収める。このと
き、この第2のモジュールケース13の開口部13c,
13cからはリードファイバ1b…が2本ずつ引き出さ
れる。ついで、第2のモジュールケース13の内壁と、
第1のモジュールケース3の両端部の周囲およびリード
ファイバ1b…の周囲との間の隙間に封止樹脂14,1
4を充填し、第1のモジュールケース3を固定するとと
もに、第2のモジュールケース13の開口部13c,1
3cを密封する。封止樹脂14は、リードファイバ1b
の応力緩衝もかねて、好ましくはシリコーンゴムなどの
弾性を有する合成樹脂が用いられる。
【0011】このような光ファイバモジュールは、光フ
ァイバカプラ以外の光デバイスにも適用される。例え
ば、2本の光ファイバ素線どうしを接続するには、それ
ぞれの光ファイバ素線の片端の被覆層を除去して裸光フ
ァイバを露出させ、これら2本の裸光ファイバの先端を
突き合わせ、加熱融着して接続する。このようにして1
本化された光ファイバ素線は裸光ファイバが露出してい
るため、モジュールケースに収め、光ファイバモジュー
ルとして提供する。あるいは、光ファイバ素線の中途の
被覆層を除去して裸光ファイバを露出させ、この裸光フ
ァイバ部に所定の加工を施して特定波長の光を損失させ
る特性を付与した光ファイバグレーティングにおいて
も、裸光ファイバが露出しているため、モジュールケー
スに収めて光ファイバモジュールとして提供する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ファイバモジュールにおいては、モジュールの設計条
件によっては、例えば10cm程度の落下によっても、
モジュールケースを介して裸光ファイバ部に瞬間的に3
000Gをこえる衝撃が加わる場合がある。その結果、
特に光ファイバカプラの光分岐結合部のように機械的強
度の弱い部分に力がかかり、まれに破断などが発生する
場合があった。よって、特に光ファイバカプラ用の光フ
ァイバモジュールにおいては、耐衝撃特性の向上が要望
されていた。本発明は、前記事情に艦みてなされたもの
で、耐衝撃特性を向上させた光ファイバモジュールを提
供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1の発明は、光ファイバが第1のモジュ
ールケースに収納され、該第1のモジュールケースが第
2のモジュールケースに収納され、当該第1のモジュー
ルケースの外壁と第2のモジュールケースの内壁との間
に合成樹脂が隙間なく充填されてなる衝撃緩衝層を有す
る耐衝撃光ファイバモジュールであって、前記合成樹脂
のヤング率が1kg/mm2以下で、前記衝撃緩衝層の
厚さが0.2mm以上であることを特徴とする耐衝撃光
ファイバモジュールである。第2の発明は、前記光ファ
イバが光ファイバカプラであり、その光分岐結合部を含
む裸光ファイバ部が、前記第1のモジュールケースに収
納されていることを特徴とする第1の発明の耐衝撃光フ
ァイバモジュールである。なお、本発明において光ファ
イバとは、裸光ファイバの周囲に合成樹脂製の被覆層が
形成された単心あるいは多心の光ファイバ素線、光ファ
イバ心線などを含むものとする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、光ファイバカプラの例をあ
げて本発明を詳しく説明する。図1(a),図1(b)
は本発明の耐衝撃光ファイバモジュールの一例を示すも
のであって、図1(a)は第1のモジュールケースを第
2のモジュールケースに収めた状態を示した一部側断面
図、図1(b)は図1(a)に示したA−Aにおける断
面図である。以下、図1(a)、図1(b)とともに図
2ないし図4(b)を参照しながら説明する。なお、図
2ないし図4(b)に示したものと同様の構成について
は同符号を付して説明を省略する。
【0015】この光ファイバモジュールにおいて、図4
(a)、図4(b)に示した従来の例と異なるのは、開
口部13c,13c付近のみならず、第2のモジュール
ケース13の内壁と、第1のモジュールケース3の周囲
およびリードファイバ1b…の周囲との間の隙間全体
に、合成樹脂15が充填されているところである。すな
わち、合成樹脂15は第2のモジュールケース13内に
隙間無く充填され、第2のモジュールケース13の開口
部13c,13cの密封材としての役割と、耐衝撃吸収
材としての役割を担っている。よって、合成樹脂15の
充填範囲は、少なくとも第1のモジュールケース3と第
2のモジュールケース13との間の隙間全体と、開口部
13c,13cを密封できる範囲とされる。
【0016】このような構成により、光ファイバモジュ
ールに上述のような衝撃が加わっても、合成樹脂15か
らなる衝撃緩衝層15aにより、衝撃は第2のモジュー
ルケース13を介して衝撃緩衝層15aに吸収され、第
1のモジュールケース3とその内部の裸光ファイバ部1
には影響しにくく、光ファイバモジュールの機械的特
性、特に耐衝撃特性を向上させることができる。特に光
ファイバカプラは、このような衝撃に弱い光分岐結合部
1aを有するため、本発明の耐衝撃光ファイバモジュー
ルを適用すると大きな効果が得られる。
【0017】この例において、光ファイバ素線11,1
2は、例えばゲルマニウム添加石英ガラスからなる高屈
折率のコアと、この外周上に設けられた純石英ガラスあ
るいはフッ素添加石英ガラスからなる低屈折率のクラッ
ドとを備えた外径約125μmの裸光ファイバ11a,
12aの周囲に、紫外線硬化型樹脂、シリコーン樹脂な
どの合成樹脂からなる被覆層11b,12bが設けられ
た外径約250μmのものである。また、この例の光フ
ァイバカプラの裸光ファイバ部1の長さLは約35mm
である。
【0018】また、この例において、第1のモジュール
ケース3は純石英ガラスからなり、内径1mm、外径3
mm、長さ50mmである。第1のモジュールケース3
の材料としては、この他、多成分ガラス、インバー合金
などが用いられるが、上述のようにコストの観点から、
石英系ガラスなどのガラス系のものが好適である。第1
のモジュールケース3の形状は、裸光ファイバ部1を収
容でき、かつリードファイバ1b,1b…を引き出す開
口部3c,3cを有するものであれば限定することはな
い。例えば、直方体状の略箱型のものなどを用いること
もできる。しかし、特に光ファイバカプラの光分岐結合
部1aは、延伸され、細くなっており、強度が低い。こ
のため、この例のように円管状であると、光分岐結合部
1aが第1のモジュールケース3の内壁に接触しにく
く、好ましい。
【0019】光ファイバカプラを第1部材3aに接着す
る接着剤、第1のモジュールケース3の第1部材3aと
第2部材3bとを接着する接着剤、および第1のモジュ
ールケース3を封止する封止樹脂4,4としては、例え
ばエポキシ樹脂系接着剤、アクリレート系接着剤などの
紫外線硬化型接着剤などが例示できる。この例において
はいずれもエポキシ系接着剤を用いている。
【0020】また、この例の第2のモジュールケース1
3は、内径3.7mm、外径4mm、長さ55mmのス
テンレス管である。第2のモジュールケース13の材料
は、ステンレスと同程度の強度を有するものあれば特に
限定することはない。また、第2のモジュールケース1
3の第1部材13aと第2部材13bとを接着する接着
剤は、例えば第1のモジュールケース3の第1部材3a
と第2部材3bとを接着する接着剤と同様のものが用い
られる。
【0021】合成樹脂15としては、シリコーン樹脂、
ウレタン樹脂などが用いられる。また、合成樹脂15の
ヤング率は0.05〜1kg/mm2が好ましい。この
範囲外の場合は光ファイバモジュールの衝撃緩衝特性が
低下することがある。また、シリコーンゴム、ウレタン
樹脂などの弾性を有する合成樹脂は、さらに好適であ
る。この例において、合成樹脂15は、ヤング率0.1
kg/mm2のシリコーン樹脂である。また、第1のモ
ジュールケース3の外壁と第2のモジュールケース13
の内壁との間の合成樹脂15からなる衝撃緩衝層15a
の厚さTは、0.2mm以上、好ましくは0.2〜1.
0mmとされる。0.2mm未満では十分な衝撃緩衝効
果が得られず、1.0mmをこえると効果が飽和し、必
要以上にサイズが大きくなることがある。この例におい
ては0.35mmである。
【0022】この光ファイバモジュールは、合成樹脂1
5を充填する操作以外は、図2ないし図4(b)に示し
た従来の例と同様にして組み立てることができる。すな
わち、常法によって作製した光ファイバカプラを第1の
モジュールケース3に収め、この第1のモジュールケー
ス3を第2のモジュールケース13に収める際に、第1
のモジュールケース3の周囲と開口部13c,13c付
近のリードファイバ1b…の周囲に合成樹脂15を充填
して光ファイバモジュールを得る。また、本発明の耐衝
撃光ファイバモジュールは、光ファイバカプラのみなら
ず、上述のように2本の光ファイバを接続し、一本化し
たものや、光ファイバグレーティングの補強にも適用で
きる。
【0023】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明の効果を明らか
にする。 (実施例)上述の図1(a),図1(b)に示したもの
と同様の光ファイバモジュールを作製した。すなわち、
第1のモジュールケースと第2のモジュールケースとの
間の衝撃緩衝層は、ヤング率0.1kg/mm2のシリ
コーン樹脂から形成し、その厚さは0.35mmであっ
た。同様の構成の3サンプルについて、3000G、1
msecの衝撃を印加したところ、いずれも、40回の
衝撃印加後においても光ファイバの破断などは発生しな
かった。
【0024】(比較例1)第1のモジュールケースと第
2のモジュールケースとの間の衝撃緩衝層をヤング率1
0kg/mm2のシリコーン樹脂から形成した以外は、
実施例1と同様にして光ファイバモジュールを製造し、
同様の試験を行った。その結果、同様の構成の3サンプ
ル全てにおいて、6回以下の衝撃印加で破断が発生し
た。
【0025】(比較例2)第2のモジュールケースのサ
イズが内径3.2mm、外径3.6mmである以外は、
実施例1と同様にして光ファイバモジュールを製造し
た。すなわち、衝撃緩衝層の厚さは0.1mmとした。
その結果、同様の構成の3サンプル全てにおいて、6回
以下の衝撃印加で破断が発生した。
【0026】これらの結果より、衝撃緩衝層を構成する
合成樹脂のヤング率と、衝撃緩衝層の厚さを適切に設定
することによって、良好な耐衝撃特性を有する光ファイ
バモジュールが得られることがわかった。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の耐衝撃光
ファイバモジュールにおいては、第1のモジュールケー
スと第2のモジュールケースとの間に衝撃緩衝層が形成
されている。その結果、光ファイバモジュールに印加さ
れた衝撃は前記衝撃緩衝層によって吸収され、光ファイ
バモジュールの機械的特性、特に耐衝撃特性を向上させ
ることができる。特に光ファイバカプラは、このような
衝撃に弱い光分岐結合部を有するため、本発明の光ファ
イバモジュールを適用すると大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の耐衝撃光ファイバモジュールの一例
を示したもので、図1(a)は一部側断面図、図1
(b)は図1(b)に示したA−Aにおける断面図であ
る。
【図2】 第1のモジュールケースに光ファイバカプラ
を収容する前の状態の一例を示した斜視図である。
【図3】 第1のモジュールケースに光ファイバカプラ
を収容した状態の一例を示した斜視図である。
【図4】 従来の光ファイバモジュールの一例を示した
もので、図4(a)は一部側断面図、図4(b)はリー
ドファイバ側から見た平面図である。
【符号の説明】
1…裸光ファイバ部、3…第1のモジュールケース、1
1,12…光ファイバ素線(光ファイバ)、11a,1
2a…裸光ファイバ、11b,12b…被覆層、13…
第2のモジュールケース、15…合成樹脂、15a…衝
撃緩衝層。
フロントページの続き (72)発明者 山内 良三 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 Fターム(参考) 2H037 BA31 CA01 DA35

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバが第1のモジュールケースに
    収納され、該第1のモジュールケースが第2のモジュー
    ルケースに収納され、当該第1のモジュールケースの外
    壁と第2のモジュールケースの内壁との間に合成樹脂が
    隙間なく充填されてなる衝撃緩衝層を有する耐衝撃光フ
    ァイバモジュールであって、 前記合成樹脂のヤング率が1kg/mm2以下で、前記
    衝撃緩衝層の厚さが0.2mm以上であることを特徴と
    する耐衝撃光ファイバモジュール。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバが光ファイバカプラであ
    り、その光分岐結合部を含む裸光ファイバ部が、前記第
    1のモジュールケースに収納されていることを特徴とす
    る請求項1記載の耐衝撃光ファイバモジュール。
JP11020809A 1999-01-28 1999-01-28 耐衝撃光ファイバモジュール Pending JP2000221359A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006011243A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Fujikura Ltd 光部品保護構造及びレンズ型光部品
JP2006293041A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Osaki Electric Co Ltd インライン型光部品用パッケージ

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