JPH0531282Y2 - - Google Patents

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JPH0531282Y2
JPH0531282Y2 JP1985184787U JP18478785U JPH0531282Y2 JP H0531282 Y2 JPH0531282 Y2 JP H0531282Y2 JP 1985184787 U JP1985184787 U JP 1985184787U JP 18478785 U JP18478785 U JP 18478785U JP H0531282 Y2 JPH0531282 Y2 JP H0531282Y2
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JP
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operating
devices
crawler traveling
right crawler
speed
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JP1985184787U
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  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本考案はクローラ走行装置を備えた自走式高所
作業車の操作性及び安全性を向上させる走行速度
規制装置に関するものである。
(2) 従来の技術 クローラ走行装置を備えた自走式高所作業車に
おいて、その場旋回の作動速度を規制して安全性
を向上させることは、例えば実開昭59−169239号
公報に記載されているように、従来より公知であ
る。
(3) 考案が解決しようとする問題点 しかし、従来の走行速度規制装置は、作業半径
の大きい状態におけるその場旋回の速度を低く制
御するものであつたため、クローラ走行装置の一
方だけを駆動させて旋回するピボツトターン等に
おける旋回速度が規制されないという問題があつ
た。
(4) 問題点を解決するための手段 本考案は、上記の問題点を解決するために、左
右一対のクローラ走行装置を備えた自走式高所作
業車において、左右のクローラ走行装置をそれぞ
れ制御する一対の各操作装置の操作方向と操作量
の信号を検出する操作検出器と、前記各操作装置
の操作方向が異なる場合、あるいは各操作装置の
操作方向が同じでも操作量が異なる場合に前記操
作検出器からの信号に基いて左右のクローラ走行
装置の操作装置の操作量の差を算出する算出器
と、この算出器からの信号により左右のクローラ
走行装置の駆動速度の差を所定の範囲内に制限す
る速度制御装置と、前記左右のクローラ走行装置
を駆動する両油圧モータとポンプとをそれぞれ連
結する回路に挿入され、前記速度制御装置からの
信号により制御される一対の可変流量調整弁とを
備えたものである。
(5) 作用 上記の構成により、左右のクローラ走行装置の
操作装置が、同じ方向に同じ量操作されている場
合、すなわち直進走行しているときは、クローラ
走行装置の駆動速度は制限されず、操作装置の操
作量に応じた速度で走行し、左右のクローラ走行
装置の操作装置の操作方向が異なる場合、あるい
は方向が同じでも操作量が異なる場合は、両操作
装置の操作量の差が一定値を越えると、速度制御
装置により各可変流量調整弁が制御され、左右の
クローラ走行装置を駆動する各油圧モータの駆動
速度の差が所定の範囲内に制限される。
(6) 実施例 以下、図面により本考案の実施例について説明
する。
第2図に示すように、自走式高所作業車は左右
一対のクローラ走行装置2,3により支持された
台車1上にターンテーブル4が設けられ、このタ
ーンテーブル4に伸縮ブーム5の基端が枢支さ
れ、伸縮ブーム5は内蔵された伸縮装置(図示せ
ず)により伸縮するとともに、起伏シリンダ6に
より起伏する。伸縮ブーム5の先端には作業台7
が平衡保持され、作業台7に備えられた操作装置
8により台車1の走行、ターンテーブル4の旋
回、伸縮ブーム5の伸縮及び起伏操作が行われ
る。
第1図に示すように、左右のクローラ走行装置
を制御する一対の操作装置8a,8bには、各操
作装置8a,8bの操作方向と操作量の信号を検
出する操作検出器16a,16bがそれぞれ備え
られ、両操作検出器16a,16bは算出器9に
連結され、算出器9において両操作検出器16
a,16bからの信号に基いて操作装置8a,8
b間の、方向も含めた操作量の差が算出され、算
出器9は速度制御装置10に連結されており、速
度制御装置10は算出器9の算出結果から左右の
クローラ走行装置間の駆動速度の差を所定の範囲
内に制限する信号を発生するものである。ポンプ
13a,13bに吐出された圧油を左右のクロー
ラ走行装置を駆動する両油圧モータ15a,15
bに供給する回路の、ポンプ13a,13bと方
向切換え弁14a,14bを連結する各管路に
は、それぞれ可変流量調整弁11a,11bが挿
入され、両可変流量調整弁11a,11bはそれ
ぞれ速度制御装置10に連結され、速度制御装置
10からの信号により両可変流量調整弁11a,
11bが制御されることにより、左右のクローラ
走行装置間の駆動速度の差は所定の範囲内に制限
される。
上記の構成により、クローラ走行装置を駆動さ
せて自走式高所作業車を走行させる場合、左右の
クローラ走行装置2,3の操作装置8a,8bを
同じ方向に同じ量操作して直進するときや、同じ
方向の操作量を多少変えて大きな旋回半径で旋回
するときは、両操作装置8a,8bの操作量の差
は小さいので、可変流量調整弁11a,11bは
作動せず、油圧モータ15a,15bには操作装
置8a,8bの操作量に比例した油量が供給さ
れ、左右のクローラ走行装置2,3の操作装置8
a,8bの一方だけを操作してピボツトターンを
するときや、両操作装置8a,8bを逆方向に操
作してスピンターンするときは、両操作装置8
a,8bの操作量の差が大きくなり、可変流量調
整弁11a,11bが作動して、油圧モータ15
a,15bに供給される油量が絞られて、左右の
クローラ走行装置2,3の駆動速度の差が所定の
範囲内に制限される。
(7) 考案の効果 以上のように、本考案によれば、クローラ走行
装置を駆動して自走式高所作業車を旋回させると
きに、旋回速度が速くなる操作状態においては左
右のクローラ走行装置の駆動速度が低く抑えられ
るため、その場旋回にならず急激な旋回動作が防
止され、作業台上の作業者が振り落とされること
がなく、操作性及び安全性に優れた自走式高所作
業車の走行速度規制装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は走行速
度規制装置の構成図、第2図は自走式高所作業車
の側面図である。 2,3……クローラ走行装置、8a,8b……
操作装置、9……算出器、10……速度制御装
置、11a,11b……可変流量調整弁、16
a,16b……操作検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対のクローラ走行装置を備えた自走式高
    所作業車において、左右のクローラ走行装置をそ
    れぞれ制御する一対の各操作装置の操作方向と操
    作量の信号を検出する操作検出器と、前記各操作
    装置の操作方向が異なる場合、あるいは各操作装
    置の操作方向が同じでも操作量が異なる場合に前
    記操作検出器からの信号に基いて左右のクローラ
    走行装置の操作装置の操作量の差を算出する算出
    器と、この算出器からの信号により左右のクロー
    ラ走行装置の駆動速度の差を所定の範囲内に制限
    する速度制御装置と、前記左右のクローラ走行装
    置を駆動する両油圧モータとポンプとをそれぞれ
    連結する回路に挿入され、前記速度制御装置から
    の信号により制御される一対の可変流量調整弁と
    を備えたことを特徴とする自走式高所作業車の走
    行速度規制装置。
JP1985184787U 1985-11-29 1985-11-29 Expired - Lifetime JPH0531282Y2 (ja)

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