JPH05311758A - 建物用ユニット構造体 - Google Patents
建物用ユニット構造体Info
- Publication number
- JPH05311758A JPH05311758A JP11737592A JP11737592A JPH05311758A JP H05311758 A JPH05311758 A JP H05311758A JP 11737592 A JP11737592 A JP 11737592A JP 11737592 A JP11737592 A JP 11737592A JP H05311758 A JPH05311758 A JP H05311758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- floor
- ceiling
- unit structure
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の直方体状の建物用ユニット構造体にお
いて構成することができない新たな有用な空間を作るこ
とができる建物用ユニット構造体を提供する。 【構成】 矩形の床フレーム３と天井フレーム５とを柱
６で結合して直方体枠状に構成される建物用ユニット構
造体１において、床フレーム３を柱６から一方向へ張り
出させ、または、矩形の床フレーム１３と天井フレーム
１５とを柱１６で結合して直方体枠状に構成される建物
用ユニット構造体１１において、天井フレーム１５を柱
１６から一方向へ張り出させたため、これらのユニット
構造体１，１１等を複数組み合わせることにより、従来
の直方体状の建物用ユニット構造体において構成するこ
とができない新たな有用な空間を突出部３ａ，１５ａの
上または下に作ることができる。
いて構成することができない新たな有用な空間を作るこ
とができる建物用ユニット構造体を提供する。 【構成】 矩形の床フレーム３と天井フレーム５とを柱
６で結合して直方体枠状に構成される建物用ユニット構
造体１において、床フレーム３を柱６から一方向へ張り
出させ、または、矩形の床フレーム１３と天井フレーム
１５とを柱１６で結合して直方体枠状に構成される建物
用ユニット構造体１１において、天井フレーム１５を柱
１６から一方向へ張り出させたため、これらのユニット
構造体１，１１等を複数組み合わせることにより、従来
の直方体状の建物用ユニット構造体において構成するこ
とができない新たな有用な空間を突出部３ａ，１５ａの
上または下に作ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、梁と柱とを結合して直
方体枠状に構成される建物用ユニット構造体に関するも
のである。
方体枠状に構成される建物用ユニット構造体に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、梁と柱とを結合して直方体枠状に
構成される建物用ユニット構造体が知られている（例え
ば、特開昭５５−３９５４９号公報）。この建物用ユニ
ット構造体２１は、図５に概略的斜視図で示すように、
４本の床梁２２を結合して成る矩形の床フレーム２３
と、４本の天井梁２４を結合して成る天井フレーム２５
とを、四隅において垂直の柱２６で結合して直方体枠状
に構成されている。
構成される建物用ユニット構造体が知られている（例え
ば、特開昭５５−３９５４９号公報）。この建物用ユニ
ット構造体２１は、図５に概略的斜視図で示すように、
４本の床梁２２を結合して成る矩形の床フレーム２３
と、４本の天井梁２４を結合して成る天井フレーム２５
とを、四隅において垂直の柱２６で結合して直方体枠状
に構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の建物用ユニ
ット構造体においては、これを組み合わせて構成される
建物の空間の種類に限界がある。
ット構造体においては、これを組み合わせて構成される
建物の空間の種類に限界がある。
【０００４】従って、本発明は、従来の直方体状の建物
用ユニット構造体において構成することができない新た
な有用な空間を作ることができる建物用ユニット構造体
を提供することを課題としている。
用ユニット構造体において構成することができない新た
な有用な空間を作ることができる建物用ユニット構造体
を提供することを課題としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、矩形の床フレームと天井フレーム
とを柱で結合して直方体枠状に構成される建物用ユニッ
ト構造体において、床フレームまたは天井フレームを柱
から一方向へ張り出させた。
課題を解決するため、矩形の床フレームと天井フレーム
とを柱で結合して直方体枠状に構成される建物用ユニッ
ト構造体において、床フレームまたは天井フレームを柱
から一方向へ張り出させた。
【０００６】
【作用】本発明に係る、床フレームまたは天井フレーム
が突出したユニット構造体を複数組み合わせることによ
り、ユニットにわたる空間を、梁を突出させることなく
構成できる。また、屋上バルコニー、外廊下等の空間を
容易に構成することができる。
が突出したユニット構造体を複数組み合わせることによ
り、ユニットにわたる空間を、梁を突出させることなく
構成できる。また、屋上バルコニー、外廊下等の空間を
容易に構成することができる。
【０００７】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図１（ａ）は床フレームを張り出させた本発明に係る建
物用ユニット構造体の概略的斜視図、図１（ｂ）は天井
フレームを張り出させた本発明に係る建物用ユニット構
造体の概略的斜視図、図２は床フレームの張り出し部に
階段を設けた建物の概略的斜視図、図３は２階の床フレ
ームを張り出させた建物の概略的斜視図、図４は２階の
天井フレームを張り出させた建物の概略的斜視図であ
る。
図１（ａ）は床フレームを張り出させた本発明に係る建
物用ユニット構造体の概略的斜視図、図１（ｂ）は天井
フレームを張り出させた本発明に係る建物用ユニット構
造体の概略的斜視図、図２は床フレームの張り出し部に
階段を設けた建物の概略的斜視図、図３は２階の床フレ
ームを張り出させた建物の概略的斜視図、図４は２階の
天井フレームを張り出させた建物の概略的斜視図であ
る。
【０００８】図１（ａ）において、建物用ユニット構造
体１は、４本の床梁を２を結合して成る矩形の床フレー
ム３と、同じく４本の天井梁を４を結合して成る矩形の
天井フレーム５とを、四隅において垂直の柱６で結合し
て、直方体枠状に構成されている。
体１は、４本の床梁を２を結合して成る矩形の床フレー
ム３と、同じく４本の天井梁を４を結合して成る矩形の
天井フレーム５とを、四隅において垂直の柱６で結合し
て、直方体枠状に構成されている。
【０００９】床フレーム３は、天井フレーム５より一方
向に大きく構成され、柱６から外側へ一方向に張り出し
ている。
向に大きく構成され、柱６から外側へ一方向に張り出し
ている。
【００１０】図１（ｂ）に示す他の実施例のユニット構
造体１１は、先の実施例と同様、４本の床梁を１２を結
合して成る矩形の床フレーム１３と、同じく４本の天井
梁を１４を結合して成る矩形の天井フレーム１５とを、
四隅において垂直の柱１６で結合して、直方体枠状に構
成されているが、天井フレーム１５が、床フレーム１３
より一方向に大きく構成され、柱１６から外側へ一方向
に張り出している。
造体１１は、先の実施例と同様、４本の床梁を１２を結
合して成る矩形の床フレーム１３と、同じく４本の天井
梁を１４を結合して成る矩形の天井フレーム１５とを、
四隅において垂直の柱１６で結合して、直方体枠状に構
成されているが、天井フレーム１５が、床フレーム１３
より一方向に大きく構成され、柱１６から外側へ一方向
に張り出している。
【００１１】しかして、図２に示す実施例では、図１
（ａ）に示す建物用ユニット構造体１を用いて建物を構
成する。即ち、この実施例では、床梁３の突出部３ａの
上に緩勾配の階段７を構築したものである。
（ａ）に示す建物用ユニット構造体１を用いて建物を構
成する。即ち、この実施例では、床梁３の突出部３ａの
上に緩勾配の階段７を構築したものである。
【００１２】図３に示す実施例では、４つのユニット構
造体を結合し、このうち２階部分にユニット構造体１を
用い、床フレーム３の突出部３ａを突出させ、この上に
２階バルコニーを構築し、あるいは外廊下を構築する。
造体を結合し、このうち２階部分にユニット構造体１を
用い、床フレーム３の突出部３ａを突出させ、この上に
２階バルコニーを構築し、あるいは外廊下を構築する。
【００１３】図４に示す実施例では、同じく４つのユニ
ット構造体を結合し、このうち２階部分にユニット構造
体１１を用い、天井フレーム１５の突出部１５ａを突出
させ、軒の出の深い建物を構成する。
ット構造体を結合し、このうち２階部分にユニット構造
体１１を用い、天井フレーム１５の突出部１５ａを突出
させ、軒の出の深い建物を構成する。
【００１４】なお、当然のことではあるが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲でなされる各種の設計変更等も本発明の範
囲に含まれる。例えば、図１（ａ）に示す実施例のユニ
ット構造体１と、図１（ｂ）に示す実施例のユニット構
造体１１とは、同一構造のものを上下転倒させて使用す
ることで得ることができる。床フレーム３の突出部３
ａ、天井フレーム１５の突出部１５ａの上または下に構
成される空間は、階段、バルコニー、外廊下、軒下以外
に種々の目的に利用することができる。また、梁２，２
同士、梁４，４同士、梁１２，１２同士、梁１４，１４
同士の中間に複数の小梁を架設することもできる。
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲でなされる各種の設計変更等も本発明の範
囲に含まれる。例えば、図１（ａ）に示す実施例のユニ
ット構造体１と、図１（ｂ）に示す実施例のユニット構
造体１１とは、同一構造のものを上下転倒させて使用す
ることで得ることができる。床フレーム３の突出部３
ａ、天井フレーム１５の突出部１５ａの上または下に構
成される空間は、階段、バルコニー、外廊下、軒下以外
に種々の目的に利用することができる。また、梁２，２
同士、梁４，４同士、梁１２，１２同士、梁１４，１４
同士の中間に複数の小梁を架設することもできる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明においては、矩形の
床フレーム３と天井フレーム５とを柱６で結合して直方
体枠状に構成される建物用ユニット構造体１において、
床フレーム３を柱６から一方向へ張り出させ、または、
矩形の床フレーム１３と天井フレーム１５とを柱１６で
結合して直方体枠状に構成される建物用ユニット構造体
１１において、天井フレーム１５を柱１６から一方向へ
張り出させたため、これらのユニット構造体１，１１等
を複数組み合わせることにより、従来の直方体状の建物
用ユニット構造体において構成することができない新た
な有用な空間を突出部３ａ，１５ａの上または下に作る
ことができる。
床フレーム３と天井フレーム５とを柱６で結合して直方
体枠状に構成される建物用ユニット構造体１において、
床フレーム３を柱６から一方向へ張り出させ、または、
矩形の床フレーム１３と天井フレーム１５とを柱１６で
結合して直方体枠状に構成される建物用ユニット構造体
１１において、天井フレーム１５を柱１６から一方向へ
張り出させたため、これらのユニット構造体１，１１等
を複数組み合わせることにより、従来の直方体状の建物
用ユニット構造体において構成することができない新た
な有用な空間を突出部３ａ，１５ａの上または下に作る
ことができる。
【図１】図１（ａ）は床フレームを張り出させた本発明
に係る建物用ユニット構造体の概略的斜視図である。図
１（ｂ）は天井フレームを張り出させた本発明に係る建
物用ユニット構造体の概略的斜視図である。
に係る建物用ユニット構造体の概略的斜視図である。図
１（ｂ）は天井フレームを張り出させた本発明に係る建
物用ユニット構造体の概略的斜視図である。
【図２】床フレームの張り出し部に階段を設けた建物の
概略的斜視図である。
概略的斜視図である。
【図３】２階の床フレームを張り出させた建物の概略的
斜視図である。
斜視図である。
【図４】２階の天井フレームを張り出させた建物の概略
的斜視図である。
的斜視図である。
【図５】従来の建物用ユニット構造体の概略的斜視図で
ある。
ある。
１ ユニット構造体、 ２ 床梁、 ３ 床フレーム、 ４ 天井梁、 ５ 天井フレーム、 ５ａ 突出部、 １１ ユニット構造体、 １２ 床梁、 １３ 床フレーム、 １４ 天井梁、 １５ 天井フレーム、 １５ａ 突出部。
Claims (1)
- 【請求項１】 矩形の床フレームと天井フレームとを柱
で結合して直方体枠状に構成される建物用ユニット構造
体において、床フレームまたは天井フレームを柱から一
方向へ張り出させたことを特徴とする建物用ユニット構
造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11737592A JPH05311758A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 建物用ユニット構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11737592A JPH05311758A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 建物用ユニット構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05311758A true JPH05311758A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14710097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11737592A Pending JPH05311758A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 建物用ユニット構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05311758A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1181482A (ja) * | 1997-02-14 | 1999-03-26 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物及び建物ユニット |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP11737592A patent/JPH05311758A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1181482A (ja) * | 1997-02-14 | 1999-03-26 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物及び建物ユニット |
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