JPH05311745A - 充填コンクリート鉄骨柱を用いる建物駆体の構築法 - Google Patents

充填コンクリート鉄骨柱を用いる建物駆体の構築法

Info

Publication number
JPH05311745A
JPH05311745A JP14008892A JP14008892A JPH05311745A JP H05311745 A JPH05311745 A JP H05311745A JP 14008892 A JP14008892 A JP 14008892A JP 14008892 A JP14008892 A JP 14008892A JP H05311745 A JPH05311745 A JP H05311745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
steel
steel pipe
concrete
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14008892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3106263B2 (ja
Inventor
Kosuke Hashimoto
公佑 橋本
Yasuo Higashihata
泰夫 東端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
Priority to JP04140088A priority Critical patent/JP3106263B2/ja
Publication of JPH05311745A publication Critical patent/JPH05311745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3106263B2 publication Critical patent/JP3106263B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】充填コンクリートの軸力負担率を増大させるこ
とができ、施工等も容易な充填コンクリート鉄骨柱を使
う建物躯体の建築法を提供すること。 【構成】閉鎖型断面の鉄骨柱21と鉄骨柱11とを柱形
成位置の同じ軸線上に建て、間隔保持手段を使って鉄骨
柱21の端面21aと鉄骨柱11の端面11aとの間に
小さな隙間gを保って仮結合し、各鉄骨柱11、21内
をコンクリート16、26で満たし、充填コンクリート
鋼管柱20に鉛直方向の荷重が作用する状態にして、間
隔保持手段を除いて鉛直方向の荷重を充填コンクリート
鉄骨柱内の充填コンクリート16、26のみで支持した
状態にしてから、鉄骨柱21の端面21aと鉄骨柱11
の端面11aとを互いに溶接により本結合する。 【効果】鉄骨柱11、21に圧縮力が作用しない状態で
本結合でき、溶接部分は溶接後に収縮するから、収縮力
が作用する状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、充填コンクリート鉄
骨柱を用いる建物駆体の構築法、特に、その充填コンク
リートの軸力負担率が増大するように鉄骨柱を溶接によ
り結合する建物駆体の構築法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の充填コンクリート鋼管柱を使う建
物駆体の建築法は、下部躯体の柱形成位置に鋼管柱を建
てて、この鋼管柱の各梁取付部に鉄骨梁を取り付け、上
記鋼管柱の上に上方の鋼管柱を建てて、上方の鋼管柱の
梁取付部に鉄骨梁を取り付け、複数階の建物駆体を建て
て、下方の鋼管柱と下部躯体とを溶接し、かつ下方の鋼
管柱と上方の鋼管柱とを溶接等により接合してから、そ
れらの鋼管柱内をコンクリートを充填し、充填コンクリ
ート鉄骨柱としている。また、従来の充填コンクリート
鋼管柱とH形鋼等の鉄骨梁との接合の仕方には、大別し
て、内ダイアフラム方式と外ダイアフラム方式とがあ
る。 (1)内ダイアフラム方式の鋼管柱1には、たとえば、
図14および図15に示すように、細長い鋼板に曲げ加
工を施して半円筒状体1A、1Bを形成し、鋼板を扇形
に切断して内ダイアフラム片2A、2Bを形成し、この
内ダイアフラム片2A、2Bの扇形の外周の円弧の半径
と前記半円筒状体1A、1Bの内周の円弧の半径とを略
合致させ、一対の半円筒状体1A、1Bの内周面のH形
鋼梁4のフランジ4aの取付位置に対応する各位置に内
ダイアフラム片2A、2Bを配し、各内ダイアフラム片
2A、2Bの外周部を各半円筒状体1A、1Bの内周面
に溶接し、一対の半円筒状体1A、1Bの長さ方向の縁
部1A1、1B1を合わせ、これらの縁部1A1、1B
1を互いに溶接して鋼管柱1を形成し、かつ一対のダイ
アフラム片2A、2Bにより内ダイアフラムを形成し、
かつ、鋼管柱1の外周部の鉄骨梁4のウェブ取付位置に
ガセツトプレート3を溶接したものがある。この鋼管柱
1を、建築現場に搬入し、所定位置に建ててから、鋼管
柱1のガセツト3に鉄骨梁4のウェブ4bを固定し、そ
の後に内ダイアフラム2に対応する鋼管柱1の外側部に
鉄骨梁4のフランジ4aを溶接する。鋼管柱1への鉄骨
梁4の取付が完了してから、鋼管柱1内にコンクリート
5を充填して、充填コンクリート鋼管柱としている。 (2)外ダイアフラム方式の鋼管柱には、たとえば、図
16および図17に示すように、既製の鋼管を所定長さ
に切断して鋼管柱6を形成し、鋼板を環形に切断して外
ダイアフラム7A、7Bを形成し、鋼管柱6に複数の環
形の外ダイアフラム7A、7Bを嵌め、鋼管柱6の鉄骨
梁4のフランジ4aの取付位置に対応する各位置に外ダ
イアフラム7A、7Bを位置させ、各外ダイアフラム7
A、7Bの内周部を鋼管柱6の外周部に溶接し、柱状体
6の外周部の鉄骨梁4のウェブ取付位置にガセツトプレ
ート3を溶接したものが提案されている。この鋼管柱6
を、建築現場に搬入し、所定位置に建ててから、鋼管柱
6のガセツトプレート3に鉄骨梁4のウェブ4bを固定
し、その後に鋼管柱6の外ダイアフラム7A、7Bの外
側部に鉄骨梁4のフランジ部4aを溶接する。鋼管柱6
への鉄骨梁4の取付が完了してから、鋼管柱6内にコン
クリートを充填し、充填コンクリート鋼管柱としてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の充填コンクリー
ト鋼管柱を使う建物駆体の建築法は、複数階の建物駆体
を建てて、鋼管柱等を相互に溶接等により接合してか
ら、各鋼管柱内をコンクリートを充填しているから、鋼
管柱には最初から軸方向の力が作用しており、充填コン
クリート鋼管柱の充填コンクリートの軸力負担率が小さ
い欠点がある。また、(1)の内ダイアフラム方式のも
のは、鉄骨梁4と鋼管柱1との曲げモーメントの釣合が
よい効果があるとともに、鉄骨梁4に作用する鉛直力を
鋼管柱1内の充填コンクリートに軸力としてうまく伝達
できる効果があり、構造的に合理的なものである。しか
し、梁取付位置に対応する鋼管柱1の内部にダイアフラ
ムを固定するには、内ダイアフラム片2A、2Bの外周
部を半円筒状体1A、1Bの内周面に溶接してから、一
対の半円筒状体1A、1Bの長さ方向の縁部1A1、1
B1を合わせ、これらの縁部1A1、1B1を互いに溶
接して鋼管柱1を形成する必要があり、このことがコス
トアップの要因になっている。さらに、(2)の外ダイ
アフラム方式のものは、比較的に安価な既製の鋼管を使
う目的で提案されたものであり、鉄骨梁4と鋼管柱6と
の曲げモーメントの釣合は内ダイアフラム方式と同様に
よいが、鉄骨梁4に作用する鉛直力の充填コンクリート
鋼管柱6内の充填コンクリートへの伝達は不充分であ
る。小規模の建物では、鉄骨梁に作用する鉛直力の充填
コンクリートへの伝達は、鋼管柱の内面と充填コンクリ
ートとの付着力、鋼管柱内の梁取付位置に設けたシアー
コネクタに作用する剪断力等により行っている。しか
し、長い鋼管柱内の梁取付位置にシアーコネクタを溶接
により固着することは非常に難しい作業である。大規模
な建物に適用できる一般化された外ダイアフラム方式に
よる設計法は未だ提案されていない。充填コンクリート
鋼管柱を使う構造設計は、充填コンクリートに軸力を負
担させることにより、柱耐力を合理的に増大できる長所
をもつから、その長所を充分に発揮し得る発明に対する
要望はきわめて高い。この発明の解決しようとする課題
は、上記の従来のものが具有する欠点をもたない充填コ
ンクリート鉄骨柱を用いる建物駆体の構築法を提供する
こと、換言すると、充填コンクリートの軸力負担率を増
大させることができ、施工等も容易な充填コンクリート
鉄骨柱を使う建物躯体の建築法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するために、次の構成を採用するものである。この
発明の構成は、下方の閉鎖型断面の鉄骨柱と上方の閉鎖
型断面の鉄骨柱とを柱形成位置の同じ軸線上に建てて両
鉄骨柱を仮結合し、各鉄骨柱内をコンクリートで満たし
て充填コンクリート鉄骨柱とし、充填コンクリート鉄骨
柱に鉛直方向の荷重が作用する状態にしてから、下方の
鉄骨柱の端面と上方の鉄骨柱の端面とを互いに溶接によ
り本結合することを特徴とする建物駆体の構築法にあ
る。好ましい実施形態においては、下方の閉鎖型断面の
鉄骨柱と上方の閉鎖型断面の鉄骨柱とを柱形成位置の同
じ軸線上に建て、適宜の間隔保持手段を使って下方の鉄
骨柱の端面と上方の鉄骨柱の端面との間に小さな隙間を
保って仮結合し、上方および下方の鉄骨柱内をコンクリ
ートで満たして充填コンクリート鉄骨柱とし、充填コン
クリート鉄骨柱に鉛直方向の荷重が作用する状態にし
て、間隔保持部材を除き、下方の鋼管柱の端面と上方の
鋼管柱の端面とを互いに溶接により本結合するようにす
る。好適な実施形態では仕口構成体を使う。仕口構成体
は、閉鎖型断面の短い鉄骨柱と、短い鉄骨柱の外側に取
り付けた梁取付体と、短い鉄骨柱の内側に溶接したシア
ーコネクタとで構成する。仕口構成体の短い鉄骨柱とを
閉鎖型断面の長い鉄骨柱と柱形成位置の同じ軸線上に建
て、長い鉄骨柱と仕口構成体の短い鉄骨柱とを間隔保持
手段を使って長い鉄骨柱の端面と短い鉄骨柱の端面との
間に小さな隙間を保って仮結合する。閉鎖型断面の短い
鋼管柱は、たとえば、横端面が円形または角形の既成の
鋼管を梁成よりも長く切断して形成し、閉鎖型断面の長
い鉄骨柱は、たとえば、横端面が円形または角形の既成
の鋼管を所定長さに切断して形成する。
【0005】仕口構成体は、短い鋼管柱の外側に一対の
外ダイアフラムを溶接し、外ダイアフラム間に梁取付用
ガセットを溶接し、短い鋼管柱の内側面に鋼管柱の中央
部にまで達しないシアーコネクタを溶接して、仕口構成
体を形成する。シアーコネクタとしては、好適な実施形
態において、環状または扇状の内ダイアフラムで構成す
る。しかし、短い鋼管柱の内周面への溶接作業が容易
で、かつ鋼管柱に作用する軸方向の力をシアーコネクタ
をとおして充填コンクリートに確実に伝達できるものな
ら、どのような構成のものでもよい。また、短い鋼管柱
内をコンクリートで満たし、短い鋼管柱内のコンクリー
ト部分を短い鋼管柱の下端または上端から下方または上
方に突出させて形成し、かつ上下方向に延びる貫通開口
を形成して仕口構成体を構成すると、長い鉄骨柱と仕口
構成体との仮結合作業等が容易になる。コンクリート部
分の上下方向に延びる貫通開口の下方の部分を下方に開
く円錐面にすると、長い鋼管柱内へのコンクリートの充
填が容易になる。短い鋼管柱内のコンクリート部分に上
下方向に延ばして複数本の連結鉄筋を埋設し、それらの
連結鉄筋の上方の部分または下方の部分をコンクリート
部分の下端または上端から下方または上方に長く突出さ
せると、長い鋼管柱内に後打ちする充填コンクリートと
の一体性を増大させることができる。
【0006】間隔保持手段として、たとえば、比較的低
温で溶融する材料からなる環状の間隔保持環、衝撃的な
力を与える小片になる材料からなる環状の間隔保持環等
を使うが、必要時に容易に取り除くことができるものな
らどのようなものでもよい。なお、前記間隔保持環を使
う場合は、必要に応じて、その外周部を複数片に分割可
能な保護バンドで保護するとよい。長い鋼管柱は、たと
えば、(イ)その長手方向の寸法を階高寸法から仕口構
成体の短い鉄骨柱の長手方向の寸法を減じた寸法にした
もの、(ロ)その長手方向の寸法を階高寸法の2倍から
仕口構成体の短い鉄骨柱の長手方向の寸法を減じた寸法
にしたもの、(ハ)階高寸法の3倍から仕口構成体の短
い鉄骨柱の長手方向の寸法を減じた寸法にしたもの等を
使うことができる。(ロ)および(ハ)の場合は、長い
鋼管柱の鉄骨梁の取付位置に対応する1または2の位置
に、外ダイアフラムとなる一対の環状体を嵌め、各環状
体を柱鉄骨に溶接し、かつ一対の環状体の間に鉄骨梁の
ウェブの取付部となる梁取付用ガセットを溶接する。仕
口構成体の梁取付部に取り付ける梁としては、たとえ
ば、鉄骨梁または端部に露出している鉄骨部分のある鉄
骨鉄筋コンクリート梁を使う。この発明においては、仕
口構成体、長い鉄骨柱および梁はユニット化して工場生
産することができる。
【0007】
【実施例】実施例1を図1ないし図12を使って説明す
る。仕口構成体10は、図4および図5に示すように、
短い鋼管柱11、外ダイアフラムを構成する環状体1
2、シアーコネクタを構成する環状体13、鉄骨梁40
のウェブの取付部となる梁取付用ガセット14、コンク
リート部分16等で構成されている。図1および図2に
示すように、短い鋼管柱11は、既製の円形断面の鋼管
を梁成以上の長さに切って形成し、その上下の端面11
aを円錐面にする。ガセット14は鋼板を鉄骨梁40の
ウェブの成の幅に切って製作する。外側の環状体12は
鋼板製の環体で構成し、環状体12の周縁に直線部分を
形成し、この部分を鉄骨梁40のフランジの取付部12
aとする。一対の環状体12を柱鉄骨11の外側に嵌
め、鉄骨梁40の梁成に合わせて、柱鉄骨11に溶接す
る。鉄骨梁40の取付位置に対応する一対の環状体12
の間の柱鉄骨11の外側面にガセット14を溶接する。
内側の環状体13は鋼板製の環体で構成し、環状体13
を短い柱鉄骨11の中央の内側にその軸線方向に対して
直角に嵌め、柱鉄骨11に溶接する。そして、図1およ
び図2に示す仕口構成体10の鉄骨部分10Aとする。
なお、一対の環状体12に対応する柱鉄骨11の内側の
位置にそれぞれ環状体13を嵌め、各環状体13を柱鉄
骨11に溶接し、図3に示すような仕口構成体10の鉄
骨部分10Aとしてもよい。円形の筒状部のある下側の
型枠の上に鉄骨部分10Aの短い鋼管柱11を立て、そ
の鋼管柱11の上に筒状部のある上側の型枠をのせ、下
方にゆくにしたがって径の大きくなる円錐形の部分とこ
の部分の上方に円柱状の部分とがある中子を、短い鋼管
柱11、上側の型枠および下側の型枠内の中央に立てて
成形型を作り、この成形型の短い鋼管柱11と中子との
間に複数本の連結鉄筋15を環状に配し、これらの連結
鉄筋の上下の両端を上側および下側の型枠から上方およ
び下方に突出させる。それから、成形型内にコンクリー
トを打設して、図4および図5に示す仕口構成体10を
製作する。
【0008】図4および図5に示す仕口構成体10は、
そのコンクリート部分16が柱鉄骨11の上下端から上
方および下方に突出している。そして、突出したコンク
リート部分16aの外径は、柱鉄骨11の内径より少々
小さく、コンクリート部分16aの突出長さは、コンク
リート部分16aを後記の長い鋼管柱21の上方および
下方の部分に嵌合させたとき、その嵌合が容易に外れな
い程度の長さにする。コンクリート部分16内の中央に
形成した貫通開口16bの径は、長い鋼管柱21へのコ
ンクリートの充填が可能な寸法とする。前記貫通開口1
6bの下方の部分を下方に開く円錐面16cにし、長い
鋼管柱内21へのコンクリートの充填を容易にする。仕
口構成体10の突出したコンクリート部分16aには、
図8に示すように、短い鋼管柱11の上下の端面を接触
させて、環状の間隔保持体17を嵌めて固定しておく。
間隔保持環17は、図6および図7に示され、比較的低
温で溶融する材料、衝撃的な力を与える小片になる材料
で製作し、その上下の端面17aを短長の柱鉄骨11、
21の上下の端面11a、21aと一致する円錐面とす
る。必要に応じて、間隔保持環17の外周に保護バンド
18を嵌め、間隔保持環17の不慮の破壊を防ぐ。保護
バンド18は、各バンド片18aが鋼管柱11、21の
外周面と合致した内周面を備えた短い円筒を4等分した
形状の円弧状板で形成され、その両端に形成した耳片1
8a1をボルト・ナット等の適宜の脱着自在の固定具で
固定することにより、環状になるように構成されてい
る。長い鋼管柱21は、既製の円形断面の鋼管を階高寸
法から短い鋼管柱の長さを減じた寸法に切って形成し、
その上下の端面11aを円錐面にする。
【0009】次に、仕口構成体10と長い鋼管柱21と
を使って建物躯体を構築する構築法を説明する。図9に
示すように、下部躯体の短い鋼管からなる柱取付部25
の上に第1の長い鋼管柱21を建て、柱取付部25の上
端のガセット25aと第1の長い鋼管柱21の下端のガ
セット21bとを連結板24を使って仮結合する。第1
の仕口構成体10を適宜の吊り揚げ手段にて吊り揚げ、
第1の長い鋼管柱21の上端に第1の仕口構成体10の
下方に突出したコンクリート部分16aを嵌める。それ
から、第1の仕口構成体10の環状体12間に鉄骨梁4
0を配し、鉄骨梁40の端部を第1の仕口構成体10の
ガセット14に、添え板、ボルト・ナット等を使って仮
取付をする。それから、第1の仕口構成体10のコンク
リート部分16の開口16bの上端から、第1の長い鋼
管柱21内および開口16bにコンクリートを充填し、
仕口構成体10のコンクリート部分16と柱鉄骨21お
よび開口16b内のコンクリート部分26とを一体に結
合する。同様のやり方にて、図10に示すように、第1
の仕口構成体10の上方に突出したコンクリート部分1
6aに第2の長い鋼管柱21の下端を嵌めて、第1の仕
口構成体10の上に第2の長い鋼管柱21を建てる。同
様に、第2の長い鋼管柱21の上端に第2の仕口構成体
10の下方に突出したコンクリート部分16aを嵌め
る。第2の仕口構成体10の環状体12間に鉄骨梁40
を配し、鉄骨梁40の端部を仕口構成体10のガセット
14に、添え板、ボルト・ナット等を使って仮取付をす
る。同様に、第2の仕口構成体10のコンクリート部分
16の開口16bの上端から、第2の長い鋼管柱21お
よび開口16b内にコンクリートを充填し、第2の仕口
構成体10のコンクリート部分16と第2の柱鉄骨21
および開口16b内のコンクリート部分とを一体に結合
する。
【0010】同様にやり方にて、第3、第4等の長い鋼
管柱、第3、第4等の仕口構成体、鉄骨梁等を組み立
て、順次コンクリートの充填を行い、多層の建物躯体を
構築して行く。適宜の時期に、鉄骨梁40の端部のフラ
ンジを第1の仕口構成体10の環状体12の取付部12
aに溶接する。なお、コンクリート26の充填による仕
口構成体10の短い鋼管柱11と長い鋼管柱21との一
体化作業は、上述のように階毎に行ってもよいし、2な
いし4階毎に行ってもよい。また、仕口構成体10の突
出したコンクリート部分16aと長い鋼管柱21との嵌
合のみによる仮結合では強度的に不充分である場合は、
図11に示すように、長い鋼管柱21の端部に溶接した
ガセット21bと短い鋼管柱の端部に溶接したガセット
11bとを連結板24を使って着脱自在に連結し、仮結
合を完全なものにする。上層の建物躯体が構築され、充
填コンクリート鉄骨柱20に鉛直方向の荷重が作用した
状態になってから、仕口構成体10の短い鋼管柱11お
よび長い鉄骨柱21について、連結板24を使った場合
はまず連結板24を外し、保護バンド18を使った場合
は保護バンド18を外してから、間隔保持環17を溶解
または衝撃的な力で破壊して取り除き、図12に示すよ
うに、充填コンクリート鋼管柱20に作用する鉛直方向
の荷重をコンクリート部分17、26のみにより支持さ
せた状態にする。それから、短い鋼管柱11の端面11
aと長い鋼管柱21の端面21aとにより形成される隙
間gを融かした溶接用鋼材で埋めて、短い鋼管柱11の
端面と長い鋼管柱21の端面とを互いに溶接により本結
合する。また、長い鉄骨柱21および下部躯体の柱取付
部25について、連結板24を外し、長い鋼管柱21の
端面21aと柱取付部25の管体の上端面との間の隙間
gを融かした溶接用鋼材で埋めて、長い鋼管柱21と柱
取付部25とを互いに溶接により本結合する。なお、必
要に応じて、溶接部の近傍の鉄骨柱11、21の内周面
に対応するコンクリート部分16の周囲に断熱材層19
を埋設しておき、コンクリート部分16に溶接熱による
悪影響を与えないようにする。短い鋼管柱11と長い鋼
管柱21(および長い鋼管柱21と柱取付部25)との
溶接部分は溶接後の冷却により収縮するから、鉄骨柱1
1、21の溶接部の近傍の部分は収縮力が作用する状態
になり、充填コンクリー鋼管柱20の充填コンクリート
の軸力負担率が増大する。そのため、建物の完成後に、
充填コンクリート鋼管柱20に大きな鉛直方向の荷重が
作用しても、鋼管柱11、21が座屈する恐れがない。
【0011】実施例2は、仕口構成体10として実施例
1と同じもの使い、長い鋼管柱31として階高寸法より
も長いものを使う例である。長い鋼管柱31として、そ
の長手方向の寸法を階高寸法の2倍から仕口構成体10
の短い鋼管柱11の長手方向の寸法を減じた寸法にした
ものを使った例が図13に示されている。長い鋼管柱3
1としては、たとえば、階高寸法の3倍から仕口構成体
10の短い鋼管柱11の長手方向の寸法を減じた寸法に
したものを使うこともできる。長い鋼管柱31の鉄骨梁
の取付位置に対応する1または2の位置に、一対の板状
の環状体32を嵌め、各環状体32を鋼管柱31に溶接
し、かつ一対の環状体32の間に鉄骨梁40のウェブの
取付部となるガセット33を溶接し、図13に示すよう
にする。環状体32およびガセット33は実施例1の環
状体12およびガセット13と同じ構成のものを使う。
下部躯体の鋼管からなる柱取付部25上に第1の長い鋼
管柱31を建て、取付鋼管25の鋼管の上端のガセット
25aと第1の長い鋼管柱31の下端のガセット31b
とを連結板24を使って仮結合する。複数の第1の長い
鋼管柱31の環状体32間に梁鉄骨40を配し、梁鉄骨
40の端部のウェブをガセット33に添え板、ボルト・
ナット等を使って仮取付をする。それから、第1の仕口
構成体10を適宜の吊り揚げ手段にて吊り揚げ、第1の
長い鋼管柱31の上端に第1の仕口構成体10の下方に
突出したコンクリート部分16aを嵌める。第1の仕口
構成体10の環状体13間に鉄骨梁40を配し、鉄骨梁
40の端部のウェブを第1の仕口構成体10のガセット
13に、添え板、ボルト・ナット等を使って仮取付をす
る。適宜の時期に、鉄骨梁40の端部のフランジを環状
体12、32の取付部に溶接する。
【0012】第1の仕口構成体10のコンクリート部分
16の開口16bの上端から、第1の長い鋼管柱31内
および開口16bにコンクリートを充填し、仕口構成体
10のコンクリート部分16と鋼管柱31および開口1
6b内のコンクリート部分26とを一体に結合する。同
様にやり方にて、第2、第3等の長い鋼管柱31、第
2、第3等の仕口構成体10、鉄骨梁40等を組み立
て、順次コンクリートの充填を行い、多層の建物躯体を
構築して行く。間隔保持手段の使い方、溶接による本結
合の仕方等は実施例1と同じであるから、その説明を省
略する。実施例2によると、仕口構成体10の数が少な
くてすみ、溶接個所も少なくなるから、その分んだけ施
工性がよくなる。なお、実施例1および2においては、
建て込み時に、仕口構成体10と長い鋼管柱21、31
とを組付(仮結合)する例を説明したが、建て込み前に
仕口構成体10と長い鋼管柱21、31を仮結合してお
く場合もある。この場合は、(a)仕口構成体10の短
い鋼管柱11と長い鋼管柱21、31とをガセット、連
結板等の着脱自在の連結手段を使い間隔保持環19を介
して仮結合しておいてもよいし、(b)仕口構成体10
の短い鋼管柱11と長い鋼管柱21、31とを直接溶接
により本結合しておいてもよい。(b)の場合は、仕口
構成体10の短い鉄骨柱11内を予めコンクリート16
で満たしておくことなく、短い鋼管柱11および長い鋼
管柱21、31内を現場打ちコンクリートで満たすよう
にしてもよい。(a)および(b)のようにすると、建
て込み作業や結合作業が容易になる。
【0013】
【発明の作用効果】この発明は、特許請求の範囲の欄に
記載した構成を備えることにより、次の(イ)ないし
(チ)の作用効果を奏する。 (イ)請求項1記載のようにすると、下方の鉄骨柱およ
び上方の鉄骨柱内をコンクリートで満たしてから、下方
の鉄骨柱と上方の鉄骨柱とを溶接するから、溶接部分が
溶接後の冷却により収縮し、各鉄骨柱の溶接部分は収縮
力が作用した状態になり、充填コンクリー鉄骨柱の充填
コンクリートの軸力負担率を増大させることができる。 (ロ)請求項2記載のようにすると、充填コンクリー鉄
骨柱に作用する鉛直方向の荷重を充填コンクリートにて
支持した状態で、下方の鉄骨柱と上方の鉄骨柱とを溶接
するから、各鉄骨柱に圧縮力が作用しない状態で接合
(本結合)できる。また、溶接部分が溶接後の冷却によ
り収縮するから、各鉄骨柱の溶接部分は収縮力が作用す
る状態になる。そのため、充填コンクリー鉄骨柱の充填
コンクリートの軸力負担率が増大し、建物の完成後に、
充填コンクリート鉄骨柱に大きな鉛直方向の荷重が作用
しても、鉄骨柱が座屈する恐れがない。 (ハ)請求項3記載のようにすると、間隔保持手段を使
って長い鉄骨柱の端面と短い鉄骨柱の端面との間に隙間
を形成するから、溶接に適した隙間の形成等が容易にな
り、かつ充填コンクリート鉄骨柱に鉛直方向の荷重を、
仕口構成体の短い鉄骨柱の内側に固着したシアーコネク
タを介して、充填コンクリートに確実に伝達できる。 (ニ)請求項4記載のようにすると、仕口構成体の短い
鋼管柱内のコンクリートの突出した部分を長い鋼管柱の
端部に嵌めて、仕口構成体の短い鋼管柱と長い鋼管柱と
を仮結合できるから、両者の仮結合作業が容易になる。 (ホ)請求項5記載のようにすると、シアーコネクタを
溶接する鋼管柱が短いから、特別の溶接器具を使わなく
ても、シアーコネクタを短い鋼管柱の内周部に容易に溶
接することができ、仕口構成体を安価に提供できる。 (ヘ)請求項6記載のようにすると、短い鋼管柱内のコ
ンクリート部分の貫通開口を通して、長い鋼管柱内にコ
ンクリートを容易に充填することができる。 (ト)請求項7記載のようにすると、連結鉄筋により短
い鋼管柱内のコンクリート部分と長い鋼管柱内に後打ち
するコンクリート部分とを強力に一体化することができ
る。 (チ)この発明によると、充填コンクリートの軸力負担
率が大きく、鋼管柱が座屈する恐れのない充填コンクリ
ート鉄骨柱を備えた建物躯体を容易に構築することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の仕口構成体の鉄骨部分の平面図
【図2】図1のものそのA−A線で断面し矢印方向にみ
た正面図
【図3】図1のものと異なる仕口構成体の鉄骨部分を図
1のA−A線と同じ線で断面し同じ矢印方向にみた正面
【図4】実施例1の仕口構成体の平面図
【図5】図4のものをそのA−A線で断面し矢印方向に
みた正面図
【図6】実施例1の間隔保持環および保護バンドの平面
【図7】図6のものをそのB−B線で断面し矢印方向に
みた正面図
【図8】間隔保持環を嵌め仕口構成体を図4のA−A線
と同じ線で断面した正面図
【図9】実施例1の下部駆体の上に建てた長い鋼管柱に
仕口構成体を結合した状態を図4のA−A線と同じ線で
縦断した正面図
【図10】長い鋼管柱と仕口構成体との仮結合部分等を
縦断した正面図
【図11】実施例1の長い鋼管柱と仕口構成体とをそれ
ぞれ二つ結合した状態を図4のA−A線と同じ線で断面
した正面図
【図12】間隔保持部材を除いた状態の長い鋼管柱と仕
口構成体との結合部分を図4のA−A線と同じ線で断面
した正面図
【図13】実施例2の長い鋼管柱と仕口構成体とを結合
したものを図4のA−A線と同じ線で断面した正面図
【図14】従来の充填コンクリート鉄骨柱の製作法を示
す正面図
【図15】図14のものの平面図
【図16】従来の他の充填コンクリート鉄骨柱の製作法
を示す正面図
【図17】図16のものの平面図
【符号の説明】
10 仕口構成体 10A 仕口構成体の鉄骨部分 11 短い鋼管柱 12 環状体 13 ガセット 14 環状体 15 連結鉄筋 16 コンクリート部分 16a 突出したコンクリート部分 16b 貫通開口 16c 円錐面 17 間隔保持体 18 保護バンド 19 断熱材層 21 長い鋼管柱 24 連結板 25 柱取付部 26 コンクリート部分 31 長い鋼管柱 32 環状体 33 ガセット 40 鉄骨梁 g 隙間

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方の閉鎖型断面の鉄骨柱と上方の閉鎖型
    断面の鉄骨柱とを柱形成位置の同じ軸線上に建てて両鉄
    骨柱を仮結合し、各鉄骨柱内をコンクリートで満たして
    充填コンクリート鉄骨柱とし、充填コンクリート鉄骨柱
    に鉛直方向の荷重が作用する状態にしてから、下方の鉄
    骨柱の端面と上方の鉄骨柱の端面とを互いに溶接により
    本結合することを特徴とする建物駆体の構築法。
  2. 【請求項2】下方の閉鎖型断面の鉄骨柱と上方の閉鎖型
    断面の鉄骨柱とを柱形成位置の同じ軸線上に建て、適宜
    の間隔保持手段を使って下方の鉄骨柱の端面と上方の鉄
    骨柱の端面との間に小さな隙間を保って仮結合し、上方
    および下方の鉄骨柱内をコンクリートで満たして充填コ
    ンクリート鉄骨柱とし、充填コンクリート鉄骨柱に鉛直
    方向の荷重が作用する状態にして、間隔保持部材を除い
    て鉛直方向の荷重を充填コンクリート鉄骨柱内のコンク
    リートで支持した状態にしてから、下方の鉄骨柱の端面
    と上方の鉄骨柱の端面とを互いに溶接により本結合する
    ことを特徴とする建物駆体の構築法。
  3. 【請求項3】仕口構成体を閉鎖型断面の短い鉄骨柱、短
    い鉄骨柱の外側に取り付けた梁取付体および短い鉄骨柱
    の内側に溶接したシアーコネクタで構成し、閉鎖型断面
    の長い鉄骨柱と仕口構成体の短い鉄骨柱とを柱形成位置
    の同じ軸線上に建て、長い鉄骨柱と仕口構成体の短い鉄
    骨柱とを間隔保持手段を使って長い鉄骨柱の端面と短い
    鉄骨柱の端面との間に小さな隙間を保って仮結合し、長
    い鉄骨柱および短い鉄骨柱内をコンクリートで満たして
    充填コンクリート鉄骨柱とし、充填コンクリート鉄骨柱
    に鉛直方向の荷重が作用する状態にして、間隔保持手段
    を除いて鉛直方向の荷重を充填コンクリート鉄骨柱内の
    コンクリートで支持した状態にしてから、長い鉄骨柱の
    端面に仕口構成体の短い鉄骨柱の端面を溶接により本結
    合することを特徴とする建物駆体の構築法。
  4. 【請求項4】仕口構成体を、既成の鋼管を梁成よりも少
    々長く切って形成した短い鋼管柱、短い鋼管柱の外側に
    取り付けた外ダイアフラムを構成する環状体および梁取
    付用ガセット、短い鋼管柱の内側に溶接したシアーコネ
    クタ、および短い鋼管柱内に満たされその上端または下
    端が上方または下方に突出しかつ略中央に上下方向に延
    びる貫通開口のあるコンクリート部分とで構成し、長い
    鋼管柱を既成の鋼管を所定長さに切って形成し、長い鋼
    管柱と仕口構成体の短い鋼管柱を柱形成位置の同じ鉛直
    軸線上に配し、仕口構成体の短い鋼管柱内のコンクリー
    トの突出した部分を長い鋼管柱の端部に嵌め、間隔保持
    手段を使って、長い鋼管柱の端面と仕口構成体の短い鋼
    管柱の端面とを小さな隙間を保って仮結合し、長い鋼管
    柱内および短い鋼管柱内のコンクリート部分の貫通開口
    内をコンクリートで満たし、長い鋼管柱および短い鋼管
    柱により充填コンクリート鋼管柱を形成し、充填コンク
    リート鋼管柱に上部駆体の重量等による鉛直方向の荷重
    が作用した状態にし、間隔保持手段を除いて鉛直方向の
    荷重を充填コンクリート鉄骨柱内の充填コンクリートで
    支持した状態にして、長い鋼管柱の端面と仕口構成体の
    短い鋼管柱の端面とを互いに溶接により本結合すること
    を特徴とする建物駆体の構築法。
  5. 【請求項5】短い鋼管柱が既成の鋼管を梁成よりも少々
    長く切断して形成され、短い鋼管柱の外側に一対の外ダ
    イアフラムが溶接され、外ダイアフラム間に梁取付用ガ
    セットが溶接され、短い鋼管柱の内側面に鋼管柱の中央
    部にまで達しないシアーコネクタが溶接されていること
    を特徴とする仕口構成体。
  6. 【請求項6】短い鋼管柱が既成の鋼管を梁成よりも少々
    長く切断して形成され、短い鋼管柱の外側に一対の外ダ
    イアフラムが溶接され、外ダイアフラム間に梁取付用ガ
    セットが溶接され、短い鋼管柱の内側に中央部に開口の
    ある内ダイアフラムが溶接され、短い鋼管柱内がコンク
    リートで満たされ、短い鋼管柱内のコンクリート部分が
    短い鋼管柱の下端または上端から下方または上方に突出
    して形成され、前記コンクリート部分に上下方向に延び
    る貫通開口が形成されていることを特徴とする仕口構成
    体。
  7. 【請求項7】短い鋼管柱内のコンクリート部分に上下方
    向に延びる複数本の連結鉄筋が埋め込まれ、それらの連
    結鉄筋の下方の部分または上方の部分がコンクリート部
    分の下面または上面から下方または上方に長く突出して
    いることを特徴とする請求項6記載の仕口構成体。
JP04140088A 1992-05-04 1992-05-04 充填コンクリート鋼管柱を用いる建物躯体の構築法 Expired - Fee Related JP3106263B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04140088A JP3106263B2 (ja) 1992-05-04 1992-05-04 充填コンクリート鋼管柱を用いる建物躯体の構築法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04140088A JP3106263B2 (ja) 1992-05-04 1992-05-04 充填コンクリート鋼管柱を用いる建物躯体の構築法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05311745A true JPH05311745A (ja) 1993-11-22
JP3106263B2 JP3106263B2 (ja) 2000-11-06

Family

ID=15260680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04140088A Expired - Fee Related JP3106263B2 (ja) 1992-05-04 1992-05-04 充填コンクリート鋼管柱を用いる建物躯体の構築法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3106263B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007189824A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Nisca Corp マグネットロータ及びこれを用いた電磁駆動装置並びにこの光量調整装置を備えた光学機器
JP2019007302A (ja) * 2017-06-28 2019-01-17 東急建設株式会社 小断面ケーソン橋脚における鋼管シャフト内部へのコンクリート充填方法
CN113123465A (zh) * 2021-04-30 2021-07-16 郑州航空工业管理学院 一种装配式建筑梁柱节点
CN114232898A (zh) * 2021-12-22 2022-03-25 中铁三局集团建筑安装工程有限公司 一种大截面矩形厚板钢管混凝土柱及施工方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007189824A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Nisca Corp マグネットロータ及びこれを用いた電磁駆動装置並びにこの光量調整装置を備えた光学機器
JP2019007302A (ja) * 2017-06-28 2019-01-17 東急建設株式会社 小断面ケーソン橋脚における鋼管シャフト内部へのコンクリート充填方法
CN113123465A (zh) * 2021-04-30 2021-07-16 郑州航空工业管理学院 一种装配式建筑梁柱节点
CN113123465B (zh) * 2021-04-30 2023-09-12 郑州航空工业管理学院 一种装配式建筑梁柱节点
CN114232898A (zh) * 2021-12-22 2022-03-25 中铁三局集团建筑安装工程有限公司 一种大截面矩形厚板钢管混凝土柱及施工方法
CN114232898B (zh) * 2021-12-22 2023-09-01 中铁三局集团建筑安装工程有限公司 一种大截面矩形厚板钢管混凝土柱及施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3106263B2 (ja) 2000-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2966232B1 (en) Dry joint joining device between columns and beams of precast reinforced concrete
JP3891085B2 (ja) 鋼管柱または鋼管杭と梁の接合構造および接合方法
KR101636473B1 (ko) L형강을 이용한 중심부재가 구비된 개량형 콘크리트 충전 기둥(lfc 5) 및 이의 시공방법
JPH05311745A (ja) 充填コンクリート鉄骨柱を用いる建物駆体の構築法
JP3052100B2 (ja) 柱体と仕口構成体とを結合した建物駆体およびその構築法
JPH07292773A (ja) 鋼管コンクリート柱を有する架構の施工方法
JPH03137330A (ja) 鉄筋コンクリート柱
JP2002332691A (ja) 柱と梁の仕口部構造
JPH0536587B2 (ja)
JP2896820B2 (ja) 柱梁接合構造
JPH1150538A (ja) 建築物およびその施工方法
JP2645329B2 (ja) 柱の構築工法
JP2001262706A (ja) 柱梁の接合構造
JP7317571B2 (ja) 建物の建築方法
JP3052102B2 (ja) 仕口構成体を使う建物駆体の構築法
JP2706431B2 (ja) 柱梁の接続部及び接続方法
JP3700129B2 (ja) 複合構造物の仕口構造、及びその構築方法
JP2561132Y2 (ja) 柱・梁の混合構造
JPH0689567B2 (ja) 鋼棒補強コンクリート構造体の施工方法
JP3114024B2 (ja) 躯体の接合部構造
JPH04169625A (ja) 仕口構造
JPH06105003B2 (ja) 遠心成形鋼棒補強コンクリート部材
JPH0721207B2 (ja) 柱梁の仕口構法
JPH0366852A (ja) プレキヤスト鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁とによる複合構造の構築工法
JPH06316966A (ja) 柱梁接合部の構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees