JPH05311349A - Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶 - Google Patents
Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶Info
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- JPH05311349A JPH05311349A JP3116778A JP11677891A JPH05311349A JP H05311349 A JPH05311349 A JP H05311349A JP 3116778 A JP3116778 A JP 3116778A JP 11677891 A JP11677891 A JP 11677891A JP H05311349 A JPH05311349 A JP H05311349A
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- JP
- Japan
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- single crystal
- alloy single
- corrosion resistance
- single crystals
- alloy
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/12—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
- H01F1/14—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/147—Alloys characterised by their composition
- H01F1/14766—Fe-Si based alloys
- H01F1/14791—Fe-Si-Al based alloys, e.g. Sendust
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Abstract
(57)【要約】
【目的】耐蝕性に優れたＦｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶
を提供する。 【構成】Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶において、この
Ｆｅ（鉄）、Ｓｉ（シリコン）、Ａｌ（アルミニウム）
にＮｉ（ニッケル）を添加してＦｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金
単結晶を形成する。
を提供する。 【構成】Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶において、この
Ｆｅ（鉄）、Ｓｉ（シリコン）、Ａｌ（アルミニウム）
にＮｉ（ニッケル）を添加してＦｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金
単結晶を形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＦｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金
単結晶に係り、とくに耐蝕性に優れたＦｅ−Ｓｉ−Ａｌ
系合金単結晶に関する。
単結晶に係り、とくに耐蝕性に優れたＦｅ−Ｓｉ−Ａｌ
系合金単結晶に関する。
【０００２】
【従来の技術】Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶は、高飽
和磁束密度、高透磁率、低保磁力で、軟磁性材料として
優れた特性を示し、又高硬度で耐摩耗性に優れているた
め、磁気ヘッド材として適している。
和磁束密度、高透磁率、低保磁力で、軟磁性材料として
優れた特性を示し、又高硬度で耐摩耗性に優れているた
め、磁気ヘッド材として適している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Ｆｅ
（鉄）を主成分とするため、上記Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合
金単結晶に５％ＮａＣｌ水溶液（３５℃）の塩水噴霧試
験をした場合に、図１の錆面積比率（％）−噴霧時間
（Ｈｒ）特性図の点線Ａで示す特性となる。このこと
は、上記Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶が錆び易いとい
うことであり、耐蝕性が好ましくないという問題点があ
る。
（鉄）を主成分とするため、上記Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合
金単結晶に５％ＮａＣｌ水溶液（３５℃）の塩水噴霧試
験をした場合に、図１の錆面積比率（％）−噴霧時間
（Ｈｒ）特性図の点線Ａで示す特性となる。このこと
は、上記Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶が錆び易いとい
うことであり、耐蝕性が好ましくないという問題点があ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、Ｆｅ，Ｓｉ，
ＡｌにＮｉを添加したものである。
ＡｌにＮｉを添加したものである。
【０００５】
【作用】このＦｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶は、耐蝕性
を向上させる。
を向上させる。
【０００６】
【実施例】次に、本発明に係るＦｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金
単結晶について説明する。
単結晶について説明する。
【０００７】まず、高純度の原料Ｆｅ（鉄）、Ｓｉ（シ
リコン）、Ａｌ（アルミニウム）及びＮｉ（ニッケル）
を用意する。次に、上記原料を適量秤量して、これら秤
量したＦｅ，Ｓｉ，Ａｌ，Ｎｉを真空溶解鋳造装置のル
ツボに入れ、真空状態又は不活性ガス中の非酸化雰囲気
で高周波加熱コイルにより加熱溶解（溶湯）する。次に
ルツボ内の溶湯を金型に鋳込んで多結晶の丸棒試料を作
成する。この丸棒試料を、単結晶育成炉内のらせん状に
形成された高周波加熱コイル内に貫装されたアルミナ製
ルツボ内に収納し、上記高周波加熱コイルを丸棒試料の
長手方向に添って徐々に移動させる。高周波加熱コイル
によって加熱された部分が溶融状態になり、その後冷却
されて単結晶が形成される。
リコン）、Ａｌ（アルミニウム）及びＮｉ（ニッケル）
を用意する。次に、上記原料を適量秤量して、これら秤
量したＦｅ，Ｓｉ，Ａｌ，Ｎｉを真空溶解鋳造装置のル
ツボに入れ、真空状態又は不活性ガス中の非酸化雰囲気
で高周波加熱コイルにより加熱溶解（溶湯）する。次に
ルツボ内の溶湯を金型に鋳込んで多結晶の丸棒試料を作
成する。この丸棒試料を、単結晶育成炉内のらせん状に
形成された高周波加熱コイル内に貫装されたアルミナ製
ルツボ内に収納し、上記高周波加熱コイルを丸棒試料の
長手方向に添って徐々に移動させる。高周波加熱コイル
によって加熱された部分が溶融状態になり、その後冷却
されて単結晶が形成される。
【０００８】上記形成されたＦｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単
結晶を板状に切り出し、これに５％ＮａＣｌ水溶液（３
５℃）の塩水噴霧試験をした場合に、図１の錆面積比率
（％）−噴霧時間（Ｈｒ）特性図の実線Ｂで示す特性と
なる。同図において、実線Ｂの特性が従来における点線
Ａの特性に比べ錆面積比率が小さく、このことは本発明
によるＦｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶が錆び難く耐蝕性
に優れていることを示している。
結晶を板状に切り出し、これに５％ＮａＣｌ水溶液（３
５℃）の塩水噴霧試験をした場合に、図１の錆面積比率
（％）−噴霧時間（Ｈｒ）特性図の実線Ｂで示す特性と
なる。同図において、実線Ｂの特性が従来における点線
Ａの特性に比べ錆面積比率が小さく、このことは本発明
によるＦｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶が錆び難く耐蝕性
に優れていることを示している。
【０００９】なお、上記Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶
は、重量％でＳｉが５〜１１、Ａｌが３〜７、Ｎｉが
０．５〜１０％、残部がＦｅなる組成が適当であるが、
Ｎｉに加えてＣｒ（クロム）、Ｔｉ（チタン）、Ｒｕ
（ルテニウム）を添加して、例えばＳｉが５〜１１、Ａ
ｌが３〜７、Ｎｉが０．５〜１０、Ｃｒが０．５〜１．
０、残部がＦｅ、又はＳｉが５〜１１、Ａｌが３〜７、
Ｎｉが０．５〜１０、Ｔｉが０．５〜１．０、残部がＦ
ｅ、又はＳｉが５〜１１、Ａｌが３〜７、Ｎｉが０．５
〜１０、Ｒｕが０．１〜０．５、残部がＦｅ、又はＳｉ
が５〜１１、Ａｌが３〜７、Ｎｉが０．５〜１０、Ｃ
ｒ，Ｔｉ，Ｒｕの総量が０．５〜２．５％、残部がＦｅ
のそれぞれ重量％にした組成でもよい。
は、重量％でＳｉが５〜１１、Ａｌが３〜７、Ｎｉが
０．５〜１０％、残部がＦｅなる組成が適当であるが、
Ｎｉに加えてＣｒ（クロム）、Ｔｉ（チタン）、Ｒｕ
（ルテニウム）を添加して、例えばＳｉが５〜１１、Ａ
ｌが３〜７、Ｎｉが０．５〜１０、Ｃｒが０．５〜１．
０、残部がＦｅ、又はＳｉが５〜１１、Ａｌが３〜７、
Ｎｉが０．５〜１０、Ｔｉが０．５〜１．０、残部がＦ
ｅ、又はＳｉが５〜１１、Ａｌが３〜７、Ｎｉが０．５
〜１０、Ｒｕが０．１〜０．５、残部がＦｅ、又はＳｉ
が５〜１１、Ａｌが３〜７、Ｎｉが０．５〜１０、Ｃ
ｒ，Ｔｉ，Ｒｕの総量が０．５〜２．５％、残部がＦｅ
のそれぞれ重量％にした組成でもよい。
【００１０】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るＦｅ−Ｓｉ−
Ａｌ系合金単結晶は、Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶に
おいて、上記Ｆｅ，Ｓｉ，ＡｌにＮｉを添加したため、
錆び難く、耐蝕性が向上する等の利点が生じる。
Ａｌ系合金単結晶は、Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶に
おいて、上記Ｆｅ，Ｓｉ，ＡｌにＮｉを添加したため、
錆び難く、耐蝕性が向上する等の利点が生じる。
【図１】錆び面積比率（％）−噴霧時間（Ｈｒ）特性図
を示し、実線Ｂは本発明による特性、点線Ａは従来によ
る特性。
を示し、実線Ｂは本発明による特性、点線Ａは従来によ
る特性。
Claims (1)
- 【請求項１】 Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶におい
て、上記Ｆｅ，Ｓｉ，ＡｌにＮｉを添加したことを特徴
とするＦｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3116778A JPH05311349A (ja) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3116778A JPH05311349A (ja) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05311349A true JPH05311349A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14695485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3116778A Pending JPH05311349A (ja) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | Ｆｅ−Ｓｉ−Ａｌ系合金単結晶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05311349A (ja) |
-
1991
- 1991-04-20 JP JP3116778A patent/JPH05311349A/ja active Pending
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