JPH0531105Y2 - - Google Patents
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- JPH0531105Y2 JPH0531105Y2 JP1986048986U JP4898686U JPH0531105Y2 JP H0531105 Y2 JPH0531105 Y2 JP H0531105Y2 JP 1986048986 U JP1986048986 U JP 1986048986U JP 4898686 U JP4898686 U JP 4898686U JP H0531105 Y2 JPH0531105 Y2 JP H0531105Y2
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- Japan
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- heat
- packaging
- line
- packaging member
- package
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、ヒートシユリンク性を有する包装部
材により被包装物をシユリンク包装してなる包装
体において、その開梱を容易ならしめる(以下イ
ージーオープン化という)技術に関し、特に、ヒ
ートシールを施した完全密封を要しないフルラツ
プシユリンク包装において、被包装物に引掛るこ
となく、分割した包装部材を開梱することのでき
るイージーオープン化技術に関する。
材により被包装物をシユリンク包装してなる包装
体において、その開梱を容易ならしめる(以下イ
ージーオープン化という)技術に関し、特に、ヒ
ートシールを施した完全密封を要しないフルラツ
プシユリンク包装において、被包装物に引掛るこ
となく、分割した包装部材を開梱することのでき
るイージーオープン化技術に関する。
[従来の技術]
ヒートシールを行なつて、全体に被包装物をヒ
ートシユリンク式に包み込むいわゆるフルラツプ
包装した場合の、イージーオープン化の方策は、
例えば 一軸または2軸延伸したフイルムを用いて、
包装体の周囲のうち延伸方向と直角をなす辺の
1ケ所にノツチを入れるか、または、その辺の
切断形状を鋸刃状にして引裂きを容易にする方
法 カツトテープを用いる方法 包装部材の厚みを薄くする方法 などの方法がとられている。
ートシユリンク式に包み込むいわゆるフルラツプ
包装した場合の、イージーオープン化の方策は、
例えば 一軸または2軸延伸したフイルムを用いて、
包装体の周囲のうち延伸方向と直角をなす辺の
1ケ所にノツチを入れるか、または、その辺の
切断形状を鋸刃状にして引裂きを容易にする方
法 カツトテープを用いる方法 包装部材の厚みを薄くする方法 などの方法がとられている。
しかし、これらの方法は、引裂抵抗の小さい包
装部材には有効であるが、引裂抵抗の大きい包装
部材例えば中・重量物の包装に使用されるフラツ
トヤーンクロス(フラツトヤーン織布)および厚
手のフイルム、シートなどにおいては有効策とは
いえない。
装部材には有効であるが、引裂抵抗の大きい包装
部材例えば中・重量物の包装に使用されるフラツ
トヤーンクロス(フラツトヤーン織布)および厚
手のフイルム、シートなどにおいては有効策とは
いえない。
また上記従来方法によるイージーオープン化
は、一般的には、軽包装などに用いられる方法で
あり、シユリンク重包装のイージーオープン化に
対しては効果がうすくなる。
は、一般的には、軽包装などに用いられる方法で
あり、シユリンク重包装のイージーオープン化に
対しては効果がうすくなる。
つまり、シユリンク包装を行なうと、包装部材
が被包装物に密着するため、引き裂きのための把
持部がない他、引き裂き強度が大であるため、引
き裂き難いという問題がある。
が被包装物に密着するため、引き裂きのための把
持部がない他、引き裂き強度が大であるため、引
き裂き難いという問題がある。
上記のごとき中・重量物の包装には機械的強度
の大きい包装部材が要求される一方で、開梱の容
易さすなわちイージーオープン化が可能であるこ
とも要求される。しかしながら、これら両者の要
求は相反することになり、両者の要求を満足する
包装部材は現実には見当らない。
の大きい包装部材が要求される一方で、開梱の容
易さすなわちイージーオープン化が可能であるこ
とも要求される。しかしながら、これら両者の要
求は相反することになり、両者の要求を満足する
包装部材は現実には見当らない。
さらに、上記フルラツプシユリンク包装におい
ては、特に、角形の被包装物就中薄板状のものを
積み重ねた包装物例えば長尺セメント系建材ある
いはプラスチツクタイルなどを積み重ねこれらを
フルラツプシユリンク包装する場合には、角部に
包装部材がくい込んだ形で引掛り、開梱の妨げに
なる。
ては、特に、角形の被包装物就中薄板状のものを
積み重ねた包装物例えば長尺セメント系建材ある
いはプラスチツクタイルなどを積み重ねこれらを
フルラツプシユリンク包装する場合には、角部に
包装部材がくい込んだ形で引掛り、開梱の妨げに
なる。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案は、特に引裂抵抗の大きい包装部材によ
るシユリンク包装において有効なイージーオープ
ン化技術を提供することを目的とするものであ
る。
るシユリンク包装において有効なイージーオープ
ン化技術を提供することを目的とするものであ
る。
本考案は、さらに、特に、角形の被包装物をフ
ルラツプシユリンク包装する場合の開梱の困難性
を打破することを目的とする。
ルラツプシユリンク包装する場合の開梱の困難性
を打破することを目的とする。
本考案のそのほかの目的と新規な特徴は、本明
細書の既述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
細書の既述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
[問題点を解決するための手段]および[作用]
本考案による手段および作用の概略を簡単に述
べると、本考案では、被包装物を包装部材により
包装してなる包装物において、そのシール部を熱
接合例えばヒートシールした部分は、そのヒート
シール部分に沿つて引裂き開梱が必ずしも容易で
ないという現象の発生も含め開梱性をよくするた
め、シール部の一部にシールされていない部分を
つくり且つそこにつまみ部(突起部)を設けるこ
とにより、把持して力を加えると、包装部材引裂
きのきつかけを得、ヒートシール部に沿い開梱が
行われるようになり、さらに、包装部材に、被包
装物の上面を横切る形で、かつ包装体の端部にわ
たる、熱処理によるヒートラインを設けることに
より、その線に沿つて引裂の伝播を起こさせ、当
該ヒートラインに沿う分割とヒートシール部に沿
う分割とが同時に行なわれ、包装部材が被包装物
の隅に引掛らないで開梱が容易になるというもの
である。
べると、本考案では、被包装物を包装部材により
包装してなる包装物において、そのシール部を熱
接合例えばヒートシールした部分は、そのヒート
シール部分に沿つて引裂き開梱が必ずしも容易で
ないという現象の発生も含め開梱性をよくするた
め、シール部の一部にシールされていない部分を
つくり且つそこにつまみ部(突起部)を設けるこ
とにより、把持して力を加えると、包装部材引裂
きのきつかけを得、ヒートシール部に沿い開梱が
行われるようになり、さらに、包装部材に、被包
装物の上面を横切る形で、かつ包装体の端部にわ
たる、熱処理によるヒートラインを設けることに
より、その線に沿つて引裂の伝播を起こさせ、当
該ヒートラインに沿う分割とヒートシール部に沿
う分割とが同時に行なわれ、包装部材が被包装物
の隅に引掛らないで開梱が容易になるというもの
である。
ここにいうヒートラインは例えばインパルスシ
ーラ、熱コントロールされた熱板等をあてて形成
される。
ーラ、熱コントロールされた熱板等をあてて形成
される。
このようにして形成されたヒートラインは、シ
ールラインではなく、熱収縮性付与のために延伸
処理された包装部材の配向を緩和し、引裂性を容
易にするものである。
ールラインではなく、熱収縮性付与のために延伸
処理された包装部材の配向を緩和し、引裂性を容
易にするものである。
[実施例]
次に、本考案を、図面に示す実施例に基づいて
詳述する。
詳述する。
第7図に示すように、被包装物1を包装部材2
により包み込み、該包装部材2の端部シール部3
を、熱接合例えばヒートシールし、同図に例示す
るような三方シールを行なつてなるフルフラツプ
包装物において、シール部3に切り口などを設け
ておくと、保管中とか運搬中にその部分から破袋
が起こる可能性がある。また、シユリンク包装を
行なう場合には、包装部材2が被包装物1の外形
に沿つて密着してしまうために、引裂きのきつか
けを得るのが困難となり、切り口を設けた効果が
少ない。
により包み込み、該包装部材2の端部シール部3
を、熱接合例えばヒートシールし、同図に例示す
るような三方シールを行なつてなるフルフラツプ
包装物において、シール部3に切り口などを設け
ておくと、保管中とか運搬中にその部分から破袋
が起こる可能性がある。また、シユリンク包装を
行なう場合には、包装部材2が被包装物1の外形
に沿つて密着してしまうために、引裂きのきつか
けを得るのが困難となり、切り口を設けた効果が
少ない。
本考案はかかる包装体4における包装部材2の
シール部3につまみ部を設ける。
シール部3につまみ部を設ける。
該つまみ部5は、例えば、第6図に示すよう
に、包装部材2の端縁から外方に突出した例えば
四角形状の開梱用つまみ(突起部)50により構
成し、二枚の同じ様な形態に構成された突起部5
0,50が上下に重合した形に形成する。
に、包装部材2の端縁から外方に突出した例えば
四角形状の開梱用つまみ(突起部)50により構
成し、二枚の同じ様な形態に構成された突起部5
0,50が上下に重合した形に形成する。
また、本考案では、ヒートシール部の一部にヒ
ートシールしていない部分(非ヒートシール部)
12を設ける。
ートシールしていない部分(非ヒートシール部)
12を設ける。
包装体4の開梱に際し、非ヒート部12がある
ために引裂きのきつかけを得ることができ、当該
二枚の突起部50,50を引離すことにより、一
応比較的容易にヒートシール部3の当該シールラ
インに沿つて、包装部材2を引裂くことが可能と
なる。上記により、フルラツプシユリンク包装に
おいても、その開梱性は向上し得るが、角形の被
包装物1、特に、薄板を積み重ねた被包装物、例
えば、セメント系建築用薄板あるいはプラスチツ
クタイルなどを積み重ねたものを、フルラツプシ
ユリンク包装する場合には、角部に包装部材が食
い込んだ形で引掛かかり、ヒートシール部のみの
引裂き開梱の妨げとなる。そこで、本考案では、
前記した角形の被包装物のシユリンク包装におい
ても開梱を容易にするため、ヒートシールされて
いない部分とその部分におけるつまみ部の設置に
加えて、さらに、第1図に例示するように、被包
装物1の上面を横切り、かつ、正面側のヒートシ
ール部3と背面側のヒートシール部3これら二方
のヒートシール部3,3を結ぶヒートラインすな
わち熱処理したライン6を設けることにより上記
問題を解決するものである。当該ヒートライン6
を設ける位置は、つまみ部5近辺に設けることが
好ましく、該ヒートライン6の幅は、特に限定さ
れないが、1〜5mm程度が好ましい。
ために引裂きのきつかけを得ることができ、当該
二枚の突起部50,50を引離すことにより、一
応比較的容易にヒートシール部3の当該シールラ
インに沿つて、包装部材2を引裂くことが可能と
なる。上記により、フルラツプシユリンク包装に
おいても、その開梱性は向上し得るが、角形の被
包装物1、特に、薄板を積み重ねた被包装物、例
えば、セメント系建築用薄板あるいはプラスチツ
クタイルなどを積み重ねたものを、フルラツプシ
ユリンク包装する場合には、角部に包装部材が食
い込んだ形で引掛かかり、ヒートシール部のみの
引裂き開梱の妨げとなる。そこで、本考案では、
前記した角形の被包装物のシユリンク包装におい
ても開梱を容易にするため、ヒートシールされて
いない部分とその部分におけるつまみ部の設置に
加えて、さらに、第1図に例示するように、被包
装物1の上面を横切り、かつ、正面側のヒートシ
ール部3と背面側のヒートシール部3これら二方
のヒートシール部3,3を結ぶヒートラインすな
わち熱処理したライン6を設けることにより上記
問題を解決するものである。当該ヒートライン6
を設ける位置は、つまみ部5近辺に設けることが
好ましく、該ヒートライン6の幅は、特に限定さ
れないが、1〜5mm程度が好ましい。
次に、第2図〜第4図に従い、当該包装体4の
解梱手順の一例を説明する。
解梱手順の一例を説明する。
第1図に示す包装体4において、シールされて
いない部分に形成されているつまみ部5の突出部
50,50を上下に引離して、第2図に示すよう
に、引裂き開始状態とし、ヒートシール部3の当
該シールラインに沿つて包装部材2を引裂き、あ
らかじめ当該包装部材2に設けておいたヒートラ
イン6の位置まで引裂いていくと、次いで、第3
図に示すように、ヒートライン6に沿つて引裂き
が容易に行なわれるとともに周囲のヒートシール
部3も引裂かれて、第4図に示すような状態にな
つて分割開梱される。
いない部分に形成されているつまみ部5の突出部
50,50を上下に引離して、第2図に示すよう
に、引裂き開始状態とし、ヒートシール部3の当
該シールラインに沿つて包装部材2を引裂き、あ
らかじめ当該包装部材2に設けておいたヒートラ
イン6の位置まで引裂いていくと、次いで、第3
図に示すように、ヒートライン6に沿つて引裂き
が容易に行なわれるとともに周囲のヒートシール
部3も引裂かれて、第4図に示すような状態にな
つて分割開梱される。
これにより、角形包装物のシユリンク包装にお
いても、角部での包装部材2の引掛りもなく、ヒ
ートシール部の切開なくスムーズな開梱を行うこ
とを得る。
いても、角部での包装部材2の引掛りもなく、ヒ
ートシール部の切開なくスムーズな開梱を行うこ
とを得る。
次に、当該包装を行うための包装システムの一
例を挙げる。
例を挙げる。
第5図は当該包装装置の一例斜視図である。第
5図にて、7は周囲シールおよびカツト用ヒータ
ー、8はつまみ部5形成のためのヒーター、9は
ヒートライン6形成用ヒーター、10はコンベ
ア、11はヒートシールテーブルを示す。
5図にて、7は周囲シールおよびカツト用ヒータ
ー、8はつまみ部5形成のためのヒーター、9は
ヒートライン6形成用ヒーター、10はコンベ
ア、11はヒートシールテーブルを示す。
ロールに巻取られた包装部材2を、コンベア1
0上に供し、ヒートライン形成用ヒーター9に
て、該包装部材2にヒートライン6を設ける。次
いで、コンベア10上の包装部材2に被包装物1
を載置し、包装部材2を折り返して被包装物1に
かぶせたときに、ヒートライン6が被包装物1の
上面に位置するようにする。当該被覆物を、コン
ベア10上を移動して、ヒートシールテーブル1
1上に移し、ヒートライン6が、非シール部およ
びつまみ部形成のためのヒーター部8の位置から
外れるように、しかも、つまみ代(シール部)が
例えば2〜5cm程度残るように、また、包装部材
2の折り返し部分が、ヒートライン形成用ヒータ
ー9にかからないように位置決めする(第5図に
て、一点鎖線で示す)。位置決めができたところ
で、上方から圧着板(図示せず)を降下させて、
周囲のヒートシールを行なうと同時に次のヒート
ライン6を形成する。シール後の包装体4は、第
1図に示すような態様のもので出来上り、この包
装体4は、シユリンクトンネル中を通すなどによ
りシユリンク包装される。
0上に供し、ヒートライン形成用ヒーター9に
て、該包装部材2にヒートライン6を設ける。次
いで、コンベア10上の包装部材2に被包装物1
を載置し、包装部材2を折り返して被包装物1に
かぶせたときに、ヒートライン6が被包装物1の
上面に位置するようにする。当該被覆物を、コン
ベア10上を移動して、ヒートシールテーブル1
1上に移し、ヒートライン6が、非シール部およ
びつまみ部形成のためのヒーター部8の位置から
外れるように、しかも、つまみ代(シール部)が
例えば2〜5cm程度残るように、また、包装部材
2の折り返し部分が、ヒートライン形成用ヒータ
ー9にかからないように位置決めする(第5図に
て、一点鎖線で示す)。位置決めができたところ
で、上方から圧着板(図示せず)を降下させて、
周囲のヒートシールを行なうと同時に次のヒート
ライン6を形成する。シール後の包装体4は、第
1図に示すような態様のもので出来上り、この包
装体4は、シユリンクトンネル中を通すなどによ
りシユリンク包装される。
なお、上記非シール部は開梱初期の作業を容易
にする他、シユリンク包装特有の包装内空気の排
出口にもなる。
にする他、シユリンク包装特有の包装内空気の排
出口にもなる。
一方、残つた包装部材は、上記のごとく、続け
て行なう包装作業でのヒートラインを形成された
状態で残るため、前記作業要領で包装作業を続け
ることができる。
て行なう包装作業でのヒートラインを形成された
状態で残るため、前記作業要領で包装作業を続け
ることができる。
本考案に使用される包装部材としては各種のも
のを用いることができる。合成樹脂例えば熱可塑
性樹脂から構成されていることが好ましい。合成
樹脂には、各種の添加剤などを添加してなる合成
樹脂組成物であつてもよい。包装部材は、フイル
ム、シート、フラツトヤーンクロスなどの各種形
態より成る。
のを用いることができる。合成樹脂例えば熱可塑
性樹脂から構成されていることが好ましい。合成
樹脂には、各種の添加剤などを添加してなる合成
樹脂組成物であつてもよい。包装部材は、フイル
ム、シート、フラツトヤーンクロスなどの各種形
態より成る。
本考案所望の目的から、熱接合が可能で、か
つ、熱収縮可能であるものが好ましい。
つ、熱収縮可能であるものが好ましい。
熱接合は、上記で例示したヒートシーラー、イ
ンパルスシールの他高周波接合なども適用でき
る。
ンパルスシールの他高周波接合なども適用でき
る。
熱接合は、被包装物の周囲の少なくとも二方を
行なうようにする。従つて、前記で例示した三方
シールの他に、四方シールや二方シールなどが行
われる。
行なうようにする。従つて、前記で例示した三方
シールの他に、四方シールや二方シールなどが行
われる。
つまみ部5にあつては、第5図装置例にも示す
ように、当該ヒートシールライン上に、上記シー
ルを行わない。
ように、当該ヒートシールライン上に、上記シー
ルを行わない。
すなわち、本考案包装体にあつては、シール部
3の一部に熱接合をしていない部分12を設け
る。この部分12に、外方に延在する突起部5
0,50にあつては、これら突起部50,50を
上下に引離すときに切断するのを防ぐため、突起
部50の引張強力とシール部3の引張強度差を十
分保つため、これら重ね合わされた突起部50,
50はシールを行なわない方がよい。もつとも、
これら突起部50,50の両側縁部を、ヒートシ
ールすると、保管中等に突起部の場所から自然に
破断することも起こりにくく、しかも開梱も容易
に行ない得る。
3の一部に熱接合をしていない部分12を設け
る。この部分12に、外方に延在する突起部5
0,50にあつては、これら突起部50,50を
上下に引離すときに切断するのを防ぐため、突起
部50の引張強力とシール部3の引張強度差を十
分保つため、これら重ね合わされた突起部50,
50はシールを行なわない方がよい。もつとも、
これら突起部50,50の両側縁部を、ヒートシ
ールすると、保管中等に突起部の場所から自然に
破断することも起こりにくく、しかも開梱も容易
に行ない得る。
当該つまみ部5は、二個所以上に設けてもよ
い。
い。
本考案におけるヒートライン6は、前記例では
一本のラインで設ける場合を例示したが、適宜間
隔をあけて二本以上設けてもよい。
一本のラインで設ける場合を例示したが、適宜間
隔をあけて二本以上設けてもよい。
その場合、少なくとも一のヒートラインは上記
つまみ部5近辺に、かつ、熱接合部(ヒートシー
ル部)3,3間に設ける。
つまみ部5近辺に、かつ、熱接合部(ヒートシー
ル部)3,3間に設ける。
ヒートライン6は、一のヒートラインに他方の
ヒートラインをクロスさせてもよく、四方シール
のごとき場合にはかかる形態を採用してもよい。
ヒートラインをクロスさせてもよく、四方シール
のごとき場合にはかかる形態を採用してもよい。
また、第1図において、ヒートライン6で結ば
れていないヒートシール部3から、図示していな
いが横方向にさらにヒートラインを形成し、当該
横方向のヒートラインと前記ヒートライン6とを
結んでもよく、その他適宜変更可能である。
れていないヒートシール部3から、図示していな
いが横方向にさらにヒートラインを形成し、当該
横方向のヒートラインと前記ヒートライン6とを
結んでもよく、その他適宜変更可能である。
以上本考案によつてなされた考案を実施例にも
とづき具体的に説明したが、本考案は上記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
とづき具体的に説明したが、本考案は上記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
[考案の効果]
本考案は、引裂抵抗の小さい包装部材による包
装形態はもとより、引裂抵抗の大なる包装部材に
よる包装形態にあつても、シユリンク包装形態に
おいて、有効なイージーオープン化技術を提供す
ることができた。
装形態はもとより、引裂抵抗の大なる包装部材に
よる包装形態にあつても、シユリンク包装形態に
おいて、有効なイージーオープン化技術を提供す
ることができた。
特に、角形の被包装物をフルラツプシユリンク
包装する場合の開梱の困難性を打破するに有用な
イージーオープン化技術を提供することができ、
その実用上の意義は大なるものがある。
包装する場合の開梱の困難性を打破するに有用な
イージーオープン化技術を提供することができ、
その実用上の意義は大なるものがある。
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
〜第4図は本考案の実施例における包装体の開梱
手順の一例を説明する斜視図で、第2図はつまみ
部を引離してシールラインに沿い、包装部材を引
裂きしている状態の一例図、第3図はヒートライ
ンに沿い引裂かれている状態の一例図、第4図は
開梱状態の一例図、第5図は本考案における包装
装置の一例斜視図、第6図は従来例のつまみ部を
有する包装体の一例斜視図、第7図は従来例を示
す包装体の一例斜視図である。 1……被包装物、2……包装部材、3……シー
ル部(ヒートシール部)4……包装体、5……つ
まみ部、6……ヒートライン、7……周囲シール
およびカツト用ヒーター、8……つまみ部形成の
ためのヒーター、9……ヒートライン形成用ヒー
ター、10……コンベア、11……ヒートシール
テーブル、12……熱接合されていない部分。
〜第4図は本考案の実施例における包装体の開梱
手順の一例を説明する斜視図で、第2図はつまみ
部を引離してシールラインに沿い、包装部材を引
裂きしている状態の一例図、第3図はヒートライ
ンに沿い引裂かれている状態の一例図、第4図は
開梱状態の一例図、第5図は本考案における包装
装置の一例斜視図、第6図は従来例のつまみ部を
有する包装体の一例斜視図、第7図は従来例を示
す包装体の一例斜視図である。 1……被包装物、2……包装部材、3……シー
ル部(ヒートシール部)4……包装体、5……つ
まみ部、6……ヒートライン、7……周囲シール
およびカツト用ヒーター、8……つまみ部形成の
ためのヒーター、9……ヒートライン形成用ヒー
ター、10……コンベア、11……ヒートシール
テーブル、12……熱接合されていない部分。
Claims (1)
- 熱接合が可能で熱収縮性の合成樹脂製包装部材
を用いて、被包装物の全体を包み込み、該被包装
物の側面に熱接合によるシール部(以下ヒートシ
ール部という)が位置するようにし、かつ、前記
包装部材は熱収縮後には当該被包装物に密着させ
てなる包装体において、前記被包装物の側面のヒ
ートシール部の一部には熱接合していない非ヒー
トシール部を設け、該非ヒートシール部の相対す
る前記包装部材端部にはそれぞれ外方にのびる開
梱用つまみを設け、当該開梱用つまみの近辺のヒ
ートシール部にその一端部が位置し、当該被包装
物の上面を横切り他端部が他方のヒートシール部
に達するようにした少なくとも一本のヒートライ
ンを設けて成ることを特徴とするイージーオープ
ン包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986048986U JPH0531105Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986048986U JPH0531105Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62161666U JPS62161666U (ja) | 1987-10-14 |
JPH0531105Y2 true JPH0531105Y2 (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=30871024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986048986U Expired - Lifetime JPH0531105Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0531105Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021038610A (ja) * | 2019-09-05 | 2021-03-11 | 清水建設株式会社 | 生分解性ブロック、構造物及び解体方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53110383U (ja) * | 1977-02-08 | 1978-09-04 |
-
1986
- 1986-04-03 JP JP1986048986U patent/JPH0531105Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62161666U (ja) | 1987-10-14 |
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