JPH05310151A - バッテリ式フォークリフトのバッテリフード - Google Patents

バッテリ式フォークリフトのバッテリフード

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Publication number
JPH05310151A
JPH05310151A JP14222392A JP14222392A JPH05310151A JP H05310151 A JPH05310151 A JP H05310151A JP 14222392 A JP14222392 A JP 14222392A JP 14222392 A JP14222392 A JP 14222392A JP H05310151 A JPH05310151 A JP H05310151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
battery
hood portion
opened
hinge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14222392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Hirai
秀徳 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP14222392A priority Critical patent/JPH05310151A/ja
Publication of JPH05310151A publication Critical patent/JPH05310151A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリ式フォークリフトにおいて、開閉操
作を小さい操作力で行うことの可能なバッリフードを提
供する。 【構成】 バッテリ収納室2の上部を覆蓋するバッテリ
フード3を、シート8が設置されたフロントフード部4
と、リヤフード部5とに分割する。そして、フロントフ
ード部4の後端部をリヤフード部5にフロントヒンジ6
を介して上方へ開閉可能に取付ける一方、リヤフード部
5の後端部をヘッドガード11のリヤピラー11aにリ
ヤヒンジ7を介して上方へ開閉可能に取付けて、前後の
フード部4,5を個々に開閉操作できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリ式フォークリ
フトにおけるバッテリ収納室の上部を覆蓋するためのバ
ーテリフードに係り、詳しくはバッテリフードの開閉構
造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般のバッテリ式フォークリフト
は、ボデー中央にバッテリを収納するためのバッテリ収
納室を備えている。そして、該バッテリ収納室の上部を
覆蓋するためのバッテリフードは、バッテリ交換等に対
応するために開閉できるようになっている。すなわち、
図4に示すように、従来のバッテリフード21は、その
後端部がカウンタウェイト22にヒンジ23を介して取
付けられた前開き式が一般的であり、ガスダンパ24に
より開閉力が軽減されている。そして、バッテリフード
21上にはシート25が設置された構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バッテリフ
ード21はバッテリ交換や保守点検等のサービス作業を
行うために比較的高頻度で開閉される関係で、良好な開
閉操作性を要求されている。ところが、バッテリフード
21はシート25を取付けたままの状態で開閉されるも
のであり、しかもシート25がバッテリフード21の開
閉時の回動中心から離れた位置にあることから、バッテ
リフード21の自重に加えシート25を含めた大なる荷
重に勝る大きな開閉操作力を必要とする。従って、これ
に応えるには、ガスダンパ力の強いものが必要となり、
その結果として、ガスダンパが大型化したり、組付性が
悪化したり、大なる設置スペースが必要となる等の問題
がある。特に稼動率を上げるためにバッテリの収納量を
増大化したときは、その傾向が益々顕著なものとなる。
【0004】そこで本発明は、上述の問題に鑑み、開閉
操作力を軽減化して開閉操作性を高めたエンジンフード
を提供することを、解決すべき技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。すなわ
ち、バッテリ収納室の上部を覆蓋するバッリフードであ
って、前後方向に関して少なくともフロントフード部と
リヤフード部とに分割され、該フロントフード部はその
後端部がリヤフード部に対してヒンジを介して上方へ開
閉可能に取付けられ、リヤフード部はその後端部がホデ
ー側に対してヒンジを介して上方へ開閉可能に取付けら
れ、また前記フロントフード部の上面にはシートが設置
されていることを特徴としている。
【0006】
【作用】上述のように構成された本発明に係るバッテリ
フードにおいては、バッテリ交換や保守点検等のサービ
ス作業時において、フロントフード部はリヤフード部に
対してヒンジを支点にして上方へ回動させることによ
り、またリヤフード部はボデー側に対してヒンジを支点
にして上方へ回動させることにより、バッテリ収納室の
上部を大きく開放することができる。すなわち、中折れ
式とされたエンジンフードは、前後個々に開閉され、し
かもリヤフード部の開閉時にはシートを含めたフロント
フード部がリヤフード部側に変位しており、それらのト
ータル的重心位置がリヤシート部の回動支点に接近して
いるため、小さい操作力で開閉することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。まず、図1及び図2に示す実施例につい
て説明する。図1は本実施例のバッテリフードを備えた
カウンタウェイト式バッテリフォークリフトを示し、図
2はバッテリフード3の開放作動態様を示している。図
示のように、多数のバッテリが収容されたバッテリケー
ス1を収納するためのバッテリ収納室2は、良く知られ
ているように左右のサイドプレート2aと、フロントプ
レート2bと、リヤプレート2cとにより平面矩形に形
成されている。
【0008】前記バッテリ収納室2の上部を覆蓋するた
めのバッテリフード3は、前後方向の略中間部におい
て、フロントフード部4と、リヤフード部5とに2分割
されている。そして、フロントフード部4はその後端部
がリヤフード部5に対してフロントヒンジ6により回動
可能に枢着されており、上方への跳ね上げによる前開き
式となっている。また、フロントフード部4の上面には
シート8が設置されている。さらに、フロントフード部
4は常にはサイドプレート2aに設けたクランプ9によ
り閉鎖位置にロック可能となっている。
【0009】一方、リヤフード部5はその後端部がボデ
ー側、例えばヘッドガード11のリヤピラー11aに対
してリヤヒンジ7により回動可能に枢着され、上方への
跳ね上げによる前開き式となっている。そして、リヤフ
ード部5はガスダンパ10によりその開閉力が軽減され
ている。なお、このガスダンパ10は図示破線の如く収
納されるバッテリケース1と干渉しないように、左右い
ずれか一方のサイドプレート2aの内面側に沿って配設
され、一端がサイドプレート2aに、他端がリヤフード
部5の下面にそれぞれ回動可能に枢着されている。ま
た、リヤフード部5の最大開度は図示省略のストッパに
より略90°を越えた位置で規制されるように設定され
ている。
【0010】上述のように構成された本実施例に係るバ
ッテリフード3は、いわゆる中折れ構造としたものであ
り、従ってバッテリ交換や保守点検等のサービス作業に
際しては、クランプ9によるフードロックを解除後、ま
ずフロントフード部4を図2に実線で示す如くフロント
ヒンジ6を支点として上方へ跳ね上げれば、バッテリ収
納室2の上部の前半分が開放される。なお、フロントフ
ード部4はシート8のシートバック8aの上端部がリヤ
フード部5の後端上面に当接することでその回動が規制
される。
【0011】つづいて、リヤフード部5をリヤヒンジ7
を支点にしてガスダンパ10を介して上方へ跳ね上げれ
ば、図2に仮想線で示すように、リヤフード部5は図示
省略のストッパにて規制される位置(略90°)まで回
動され、バッテリ収納室2の上部の残りの後半分が開放
される。このとき、フロントフード部4及びシート8は
バッテリ交換等を阻害しない車体後方へ変位するため、
バッテリ収納室2の上部は大きく開放されることにな
る。かくして、バッテリ交換等のサービス作業を容易に
行うことが可能となる。なお、バッテリフード3の閉鎖
作動は、上記と逆の手順で行うことができる。
【0012】しかして、上記のシート8を含むフロント
フード部4の開閉操作時において、従来の非分割形式バ
ッテリフードの場合に比べた場合、重量自体が少ないこ
とに加え、重心から回動支点までの距離が近いことか
ら、その開放操作力は従来よりも遙かに軽いものとな
る。また、リヤフード部5の開閉操作時には、フロント
フード部4及びこれに装着されたシート8がリヤフード
部5側に変位し、バッテリフード3全体としての重心が
リヤヒンジ7に接近しているため、従来の非分割形式バ
ッテリフードの場合に比べて開放操作力が軽減されるこ
とになる。このことは、ガスダンパ10として小さいガ
スダンパ力のものを使用することが可能となる。
【0013】図3は本発明の他の実施例を示したもので
ある。すなわち、この実施例は、フロントフード部4に
もガスダンパ12を設置したものであって、その他につ
いては前述の実施例と同様の構成となっている。ただ
し、リヤフード部5のためのガスダンパ10について
は、図示を省略してある。しかして、フロントフード部
4のためのガスダンパ12は、収納されるバッテリケー
ス1と干渉しないように、左右いずれか一方のサイドプ
レート2aの内面側に配置されており、一端はリヤフー
ド部5の下面にブラケットを介して回動可能に枢着さ
れ、他端はフロントフード部4の下面に突設されたアー
ム13の先端部に回動可能に枢着されている。従って、
この実施例によるときは、フロントフード部4を前述の
実施例の場合よりもさらに容易に開閉することが可能と
なる。
【0014】なお、本実施例では、バッテリフード3の
中折れ部である分割面を略中央部に設定した場合で示し
ているが、必ずしもこれに限るものではない。また、ガ
スダンパ10,12は左右に各1個ずつ設定しても差し
支えない。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
バッテリフードをフロントフード部とリヤフード部とに
分割し、それらを個々に上方に跳ね上げて開放する方式
としたことにより、バッテリ収納室を大きく開放してサ
ービス作業の容易化を図り得ることは勿論のこと、バッ
テリフードを小さい操作力で軽快に開閉することが可能
となり、開閉操作性が向上される。また、このことは、
ガスダンパの小型化が可能となり、その設置スペースの
確保が容易となり、また組付性の容易化が図られる等の
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るバッテリフードを備えた
カウンタウェイト式バッテリフォークリフトを示す側面
図である。
【図2】バッテリフードの開放作動態様を示す側面図で
ある。
【図3】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【図4】従来のバッテリフードを備えたカウンタウェイ
ト式バッテリフォークリフトを示す側面図である。
【符号の説明】
1…バッテリケース 2…バッテリ収納
室 3…バッテリフード 4…フロントフー
ド部 5…リヤフード部 6…フロントヒン
ジ 7…リヤヒンジ部 8…シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ収納室の上部を覆蓋するバッテ
    リフードであって、前後方向に関してフロントフード部
    とリヤフード部とに分割され、該フロントフード部はそ
    の後端部がリヤフード部に対してヒンジを介して上方へ
    開閉可能に取付けられ、リヤフード部はその後端部がホ
    デー側に対してヒンジを介して上方へ開閉可能に取付け
    られ、また前記フロントフード部の上面にはシートが設
    置されているバッテリ式フォークリフトのバッテリフー
    ド。
JP14222392A 1992-05-07 1992-05-07 バッテリ式フォークリフトのバッテリフード Pending JPH05310151A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14222392A JPH05310151A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 バッテリ式フォークリフトのバッテリフード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14222392A JPH05310151A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 バッテリ式フォークリフトのバッテリフード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05310151A true JPH05310151A (ja) 1993-11-22

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ID=15310282

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JP14222392A Pending JPH05310151A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 バッテリ式フォークリフトのバッテリフード

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JP (1) JPH05310151A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113635818A (zh) * 2021-10-15 2021-11-12 宁波如意股份有限公司 一种叉车座椅安装座

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113635818A (zh) * 2021-10-15 2021-11-12 宁波如意股份有限公司 一种叉车座椅安装座

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