JPH05309986A - ルーズリーフ用バインダ - Google Patents
ルーズリーフ用バインダInfo
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- JPH05309986A JPH05309986A JP3021977A JP2197791A JPH05309986A JP H05309986 A JPH05309986 A JP H05309986A JP 3021977 A JP3021977 A JP 3021977A JP 2197791 A JP2197791 A JP 2197791A JP H05309986 A JPH05309986 A JP H05309986A
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- binder
- lever
- opening
- prongs
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B42—BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
- B42F—SHEETS TEMPORARILY ATTACHED TOGETHER; FILING APPLIANCES; FILE CARDS; INDEXING
- B42F13/00—Filing appliances with means for engaging perforations or slots
- B42F13/16—Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings
- B42F13/20—Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings pivotable about an axis or axes parallel to binding edges
- B42F13/22—Filing appliances with means for engaging perforations or slots with claws or rings pivotable about an axis or axes parallel to binding edges in two sections engaging each other when closed
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B42—BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
- B42F—SHEETS TEMPORARILY ATTACHED TOGETHER; FILING APPLIANCES; FILE CARDS; INDEXING
- B42F13/00—Filing appliances with means for engaging perforations or slots
- B42F13/36—Locking followers; Pressure bars
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プロングが開いているときでも書類をめくる
ことができ、使用が簡単で、かつ、すっきりした外形を
有するとともに、少数の部材より構成され、安価に製造
できるようにする。 【構成】 ルーズリーフ用バインダにおいて、左プロン
グ部(2a,3a)と右プロング部(2b,3b)はそ
れぞれ共通キャリアプレート(4)上に配されている。
キャリアプレート(4)はベースプレート(5)に回転
可能に取り付けられ、ベースプレート上に平坦になる位
置にコイルばね(11)の力に抗して、レバー(8)を
用い押し下げることができる。爪部(10)の端部を静
かに引くことによりバインダは解放され、ばね(11)
の力により開く。開いた状態でさえ、レバーに妨げられ
ることなく、一方のプロングから他方のプロングへ書類
をめくることができる。
ことができ、使用が簡単で、かつ、すっきりした外形を
有するとともに、少数の部材より構成され、安価に製造
できるようにする。 【構成】 ルーズリーフ用バインダにおいて、左プロン
グ部(2a,3a)と右プロング部(2b,3b)はそ
れぞれ共通キャリアプレート(4)上に配されている。
キャリアプレート(4)はベースプレート(5)に回転
可能に取り付けられ、ベースプレート上に平坦になる位
置にコイルばね(11)の力に抗して、レバー(8)を
用い押し下げることができる。爪部(10)の端部を静
かに引くことによりバインダは解放され、ばね(11)
の力により開く。開いた状態でさえ、レバーに妨げられ
ることなく、一方のプロングから他方のプロングへ書類
をめくることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも二つのプロ
ング2,3を有し、このプロングは上部で左プロング部
2a,3aと右プロング部2b,3bとに分割され、片
側または両側のプロング部は、プロングを開くためにそ
れぞれの長軸のまわりに回転可能であるルーズリーフ用
バインダに関する。
ング2,3を有し、このプロングは上部で左プロング部
2a,3aと右プロング部2b,3bとに分割され、片
側または両側のプロング部は、プロングを開くためにそ
れぞれの長軸のまわりに回転可能であるルーズリーフ用
バインダに関する。
【0002】
【従来の技術】穴明きシート紙を止めるための先行技術
に係るバインダとしては、多くの実施例がある。そのよ
うなバインダは二つまたはそれより多くのプロング(p
rongs)を有し、このプロングは中央部または中央
部の外側で分割され、そして、書類を挿入したり取り外
したりするために、プロングの一対または両方の分割部
を回転させることにより開くことができるようにベース
エレメントに取り付けられている。開閉時のこの機構の
扱いを改良することについては、操作エレメントを有す
るこれらの実施例は成功している。回転可能に設けられ
たレバーの形式の操作エレメントを有するバインダは、
特に、大きいバインダに広く使用されている。このバイ
ンダの片側にあるプロングは、上記レバー機構により回
転できるのに対し、他方の側のプロングはベースプレー
トに固定されている。
に係るバインダとしては、多くの実施例がある。そのよ
うなバインダは二つまたはそれより多くのプロング(p
rongs)を有し、このプロングは中央部または中央
部の外側で分割され、そして、書類を挿入したり取り外
したりするために、プロングの一対または両方の分割部
を回転させることにより開くことができるようにベース
エレメントに取り付けられている。開閉時のこの機構の
扱いを改良することについては、操作エレメントを有す
るこれらの実施例は成功している。回転可能に設けられ
たレバーの形式の操作エレメントを有するバインダは、
特に、大きいバインダに広く使用されている。このバイ
ンダの片側にあるプロングは、上記レバー機構により回
転できるのに対し、他方の側のプロングはベースプレー
トに固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バインダのこの有用な
実施例の1つの欠点は、プロングが開いているとき、上
方に回転したレバーがその通路をふさぐため、書類をめ
くることができないことである。しかしながら、また、
この種のバインダについての様々な先行技術の変形およ
び改良、たとえば、開いているときレバーが完全に回転
可能であるため、書類をめくるための通路が妨げられな
いバインダがある。しかしながら、先行技術に係る解決
策の大部分は扱いが不便であり、構造もまた複雑なもの
もある。更なる欠点は、開放エレメントを備えた先行技
術に係るバインダの外部構造は、比較的平担でないこと
が多く、バインダの美的外観の点で現代の要求を満たさ
ないことである。それ故、本発明の目的は、プロングが
開いているときでも書類をめくることができ、使用が簡
単で、かつ、すっきりした外形を有するとともに、少数
の部材より構成され、安価に製造できるルーズリーフ用
バインダを提供することにある。さらに、そのバインダ
は、その最大可能高さが書類を積み重ねるために自由な
状態で残されるように平坦形状であるべきである。
実施例の1つの欠点は、プロングが開いているとき、上
方に回転したレバーがその通路をふさぐため、書類をめ
くることができないことである。しかしながら、また、
この種のバインダについての様々な先行技術の変形およ
び改良、たとえば、開いているときレバーが完全に回転
可能であるため、書類をめくるための通路が妨げられな
いバインダがある。しかしながら、先行技術に係る解決
策の大部分は扱いが不便であり、構造もまた複雑なもの
もある。更なる欠点は、開放エレメントを備えた先行技
術に係るバインダの外部構造は、比較的平担でないこと
が多く、バインダの美的外観の点で現代の要求を満たさ
ないことである。それ故、本発明の目的は、プロングが
開いているときでも書類をめくることができ、使用が簡
単で、かつ、すっきりした外形を有するとともに、少数
の部材より構成され、安価に製造できるルーズリーフ用
バインダを提供することにある。さらに、そのバインダ
は、その最大可能高さが書類を積み重ねるために自由な
状態で残されるように平坦形状であるべきである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、少なくとも二つのプロング(2,3)を有し、上
記プロングは上部領域で左プロング部(2a,3a)と
右プロング部(2b,3b)とに分割され、片側または
両側のプロング部はプロングを開くためにそれぞれの長
軸のまわりに回転可能であるルーズリーフ用バインダに
おいて、一対のキャリアプレート(4)とベースプレー
ト(5)とレバー(8;80)とからなり、左右のうち
片側のそれぞれの上記プロング部が、上記キャリアプレ
ートの一つに取り付けられ、上記キャリアプレート
(4)が、上記ベースプレートにそれぞれの外縁部の領
域で回転可能に取付けられ、上記レバーの一端が、上記
ベースプレート(5)の後部中心に回転可能に取付けら
れ、上記レバーが、上記ベースプレートの中央部に面す
る上記キャリアプレートの部分を、弾性手段(11)に
抗して上記ベースプレートに向かって下方に押すように
なっており、上記ベースプレートが、その前端部で上記
レバーの動きを妨げるための手段(10;100)を備
えたルーズリーフ用バインダにより解決される。
的は、少なくとも二つのプロング(2,3)を有し、上
記プロングは上部領域で左プロング部(2a,3a)と
右プロング部(2b,3b)とに分割され、片側または
両側のプロング部はプロングを開くためにそれぞれの長
軸のまわりに回転可能であるルーズリーフ用バインダに
おいて、一対のキャリアプレート(4)とベースプレー
ト(5)とレバー(8;80)とからなり、左右のうち
片側のそれぞれの上記プロング部が、上記キャリアプレ
ートの一つに取り付けられ、上記キャリアプレート
(4)が、上記ベースプレートにそれぞれの外縁部の領
域で回転可能に取付けられ、上記レバーの一端が、上記
ベースプレート(5)の後部中心に回転可能に取付けら
れ、上記レバーが、上記ベースプレートの中央部に面す
る上記キャリアプレートの部分を、弾性手段(11)に
抗して上記ベースプレートに向かって下方に押すように
なっており、上記ベースプレートが、その前端部で上記
レバーの動きを妨げるための手段(10;100)を備
えたルーズリーフ用バインダにより解決される。
【0005】
【実施例】ここで、本発明の好ましい実施例について、
添付の図面を参照して詳細に述べる。図1において斜視
図で示されたルーズリーフ用バインダ1は、穴明きシー
ト紙を揃えるためのプロング2,3を備えている。プロ
ング2,3は、上部領域で左プロング部2a,3aと右
プロング部2b,3bの各々に分割されている。その分
割部はプロングの中央部右側に位置しているため、右プ
ロング部2b,3bは支柱形状を有し、その上部が機構
の中央部に向かって僅かに傾斜している。左右のうちの
片側のプロング部2a,3a;2b,3bは共通のキャ
リアプレート4に各々取り付けられている。この取り付
けは、他の結合方式でも可能であるが、好ましくはプロ
ング部の足部をキャリアプレートにリベット止めする方
法によるのがよい。キャリアプレート4は、後述する方
法でバインダのベースプレートに回転可能に取り付けら
れている。
添付の図面を参照して詳細に述べる。図1において斜視
図で示されたルーズリーフ用バインダ1は、穴明きシー
ト紙を揃えるためのプロング2,3を備えている。プロ
ング2,3は、上部領域で左プロング部2a,3aと右
プロング部2b,3bの各々に分割されている。その分
割部はプロングの中央部右側に位置しているため、右プ
ロング部2b,3bは支柱形状を有し、その上部が機構
の中央部に向かって僅かに傾斜している。左右のうちの
片側のプロング部2a,3a;2b,3bは共通のキャ
リアプレート4に各々取り付けられている。この取り付
けは、他の結合方式でも可能であるが、好ましくはプロ
ング部の足部をキャリアプレートにリベット止めする方
法によるのがよい。キャリアプレート4は、後述する方
法でバインダのベースプレートに回転可能に取り付けら
れている。
【0006】ベースプレート5はその中央部から上方に
延びる長手方向のフランジ6を備えている。その側部
に、ベースプレート5の外縁部の両側に長手方向に延び
るリム7が上方にも延びている。これらのリム7の高さ
は、好ましくはキャリアプレート4の厚さに相当するよ
うにして、両部材間の移行が円滑になるようにするのが
よい。キャリアプレート4は、好ましくは平坦、かつ長
方形状で、リムと長手方向のフランジとの間のベースプ
レートの表面全体を覆うのがよく、このことがバインダ
の見栄えをよくする。バインダは、仮想軸を中心として
外縁部の領域でそれぞれのキャリアプレートを同じ角度
だけ回転することにより、書類を挿入したり取り外した
りするために開けられる。そのような操作のために、軸
9により長手方向のフランジ6に回転可能に操作レバー
8が取り付けられている。操作レバー8の他端には、バ
インダをロックするための爪部10が設けられている。
延びる長手方向のフランジ6を備えている。その側部
に、ベースプレート5の外縁部の両側に長手方向に延び
るリム7が上方にも延びている。これらのリム7の高さ
は、好ましくはキャリアプレート4の厚さに相当するよ
うにして、両部材間の移行が円滑になるようにするのが
よい。キャリアプレート4は、好ましくは平坦、かつ長
方形状で、リムと長手方向のフランジとの間のベースプ
レートの表面全体を覆うのがよく、このことがバインダ
の見栄えをよくする。バインダは、仮想軸を中心として
外縁部の領域でそれぞれのキャリアプレートを同じ角度
だけ回転することにより、書類を挿入したり取り外した
りするために開けられる。そのような操作のために、軸
9により長手方向のフランジ6に回転可能に操作レバー
8が取り付けられている。操作レバー8の他端には、バ
インダをロックするための爪部10が設けられている。
【0007】図2から明らかなように、キャリアプレー
ト4のそれぞれとベースプレート5との間にコイルばね
11が設けられており、それは下方からキャリアプレー
トを押圧して、その結果バインダを開いた位置に動か
す。これらのばねは円錐形状で、ベースプレート5に設
けられたくぼみ12により所定の位置に固定されてい
る。このコイルばねの円錐形状が、バインダ全体が所望
の平坦な形状の達成に役立っている。バインダが閉じら
れているとはき、キャリアプレート4は、実質的にベー
スプレート5上で平坦になり、コイルばね11は圧縮さ
れてほぼ塊状となったものの長さになる。円錐形のばね
では、この長さはばねのワイヤの直径に相当するに過ぎ
ない。くぼみ12の深さは、少なくともばねのワイヤの
直径の大きさと同等である。さらに、ベースプレート5
には、プロング部を取り付けるための手段の突出部、た
とえば、ねじまたはリベットの頭部を収容する穴、ある
いは、くぼみ5aが設けられている。
ト4のそれぞれとベースプレート5との間にコイルばね
11が設けられており、それは下方からキャリアプレー
トを押圧して、その結果バインダを開いた位置に動か
す。これらのばねは円錐形状で、ベースプレート5に設
けられたくぼみ12により所定の位置に固定されてい
る。このコイルばねの円錐形状が、バインダ全体が所望
の平坦な形状の達成に役立っている。バインダが閉じら
れているとはき、キャリアプレート4は、実質的にベー
スプレート5上で平坦になり、コイルばね11は圧縮さ
れてほぼ塊状となったものの長さになる。円錐形のばね
では、この長さはばねのワイヤの直径に相当するに過ぎ
ない。くぼみ12の深さは、少なくともばねのワイヤの
直径の大きさと同等である。さらに、ベースプレート5
には、プロング部を取り付けるための手段の突出部、た
とえば、ねじまたはリベットの頭部を収容する穴、ある
いは、くぼみ5aが設けられている。
【0008】操作レバー8は下方にU字状に開いた断面
形状を有している。従って、レバー8は長手方向のフラ
ンジ6を覆う蓋のようにふるまい、頂部から下方まで全
長にわたって長手方向のフランジ6を覆う。長手方向の
フランジ6に対する操作レバー8の回転可能な取り付け
は、軸9を介してなされている。この軸9はレバーの側
壁8aの穴9a及び長手方向のフランジ6の穴9bを貫
いて突出している。これらの穴の直径及び軸の直径は、
一方でレバーが回転可能に動くことができ、また、他方
でピンが抜け落ちるのを防ぐのにピンを軸方向に固定す
る必要がないような寸法になっている。
形状を有している。従って、レバー8は長手方向のフラ
ンジ6を覆う蓋のようにふるまい、頂部から下方まで全
長にわたって長手方向のフランジ6を覆う。長手方向の
フランジ6に対する操作レバー8の回転可能な取り付け
は、軸9を介してなされている。この軸9はレバーの側
壁8aの穴9a及び長手方向のフランジ6の穴9bを貫
いて突出している。これらの穴の直径及び軸の直径は、
一方でレバーが回転可能に動くことができ、また、他方
でピンが抜け落ちるのを防ぐのにピンを軸方向に固定す
る必要がないような寸法になっている。
【0009】バインダの他端には、レバー8をロックす
るための爪部10が設けられている。爪部10の下部は
長手方向のフランジ6に取り付けられ、その上部は爪部
を弾性的に変形させることにより移動可能となってい
る。この爪部は実質的にレバー8に覆われ、その上部の
みが外側から見えるように、レバー8の空所(a ga
p)8bを貫いて突出している。ロック手段は、レバー
8が固定される二つの異なった位置を有するように形成
されている。その結果、他端で回転可能に取り付られた
レバーは二つの異なった角度の状態をとることができ
る。
るための爪部10が設けられている。爪部10の下部は
長手方向のフランジ6に取り付けられ、その上部は爪部
を弾性的に変形させることにより移動可能となってい
る。この爪部は実質的にレバー8に覆われ、その上部の
みが外側から見えるように、レバー8の空所(a ga
p)8bを貫いて突出している。ロック手段は、レバー
8が固定される二つの異なった位置を有するように形成
されている。その結果、他端で回転可能に取り付られた
レバーは二つの異なった角度の状態をとることができ
る。
【0010】ベースプレートに向かう方向に、外縁部の
領域においてキャリアプレート4から延びる突出部13
は、ベースプレート5へのキャリアプレート4の回転可
能な取り付けに役立っている。これに対して、このベー
スプレート5は、キャリアプレート4の突出部13を止
めるような寸法及び位置にある開口部14を備えてい
る。リム7と共働して、キャリアプレートの位置はこれ
によりベースプレートの平坦な面に固定される。ベース
プレートに対して垂直方向にキャリアプレートの位置を
固定し、かつ、回転運動を確実にするために、図3及び
図4から明らかなように、開口部14は、ベースプレー
トのリム7と隣接する内面に各々連続した隆起部15を
備えている。キャリアプレート4の突出部13に相対す
るものは、外方に面する側、つまり、隆起部15に隣接
する側に設けられた長手方向の溝16によって形成され
ている。
領域においてキャリアプレート4から延びる突出部13
は、ベースプレート5へのキャリアプレート4の回転可
能な取り付けに役立っている。これに対して、このベー
スプレート5は、キャリアプレート4の突出部13を止
めるような寸法及び位置にある開口部14を備えてい
る。リム7と共働して、キャリアプレートの位置はこれ
によりベースプレートの平坦な面に固定される。ベース
プレートに対して垂直方向にキャリアプレートの位置を
固定し、かつ、回転運動を確実にするために、図3及び
図4から明らかなように、開口部14は、ベースプレー
トのリム7と隣接する内面に各々連続した隆起部15を
備えている。キャリアプレート4の突出部13に相対す
るものは、外方に面する側、つまり、隆起部15に隣接
する側に設けられた長手方向の溝16によって形成され
ている。
【0011】組立状態において、ベースプレートの隆起
部15はキャリアプレート4の長手方向の溝16に嵌合
している。隆起部15および溝16の寸法は、ロック手
段10によって制限される角度内でベースプレートに関
してキャリアプレート4が回転することができるような
ものになっている。突出部13に隣接したベースプレー
ト5の縁部17とリム7に隣接したキャリアプレート4
の縁部18は、キャリアプレートが傾斜するときに、空
間が存在するように傾斜している。さらに、傾斜した縁
部17,18は、レバー8が未だ組立られていないと
き、それぞれの対向する面と共働してキャリアプレート
の回転運動を制限する。
部15はキャリアプレート4の長手方向の溝16に嵌合
している。隆起部15および溝16の寸法は、ロック手
段10によって制限される角度内でベースプレートに関
してキャリアプレート4が回転することができるような
ものになっている。突出部13に隣接したベースプレー
ト5の縁部17とリム7に隣接したキャリアプレート4
の縁部18は、キャリアプレートが傾斜するときに、空
間が存在するように傾斜している。さらに、傾斜した縁
部17,18は、レバー8が未だ組立られていないと
き、それぞれの対向する面と共働してキャリアプレート
の回転運動を制限する。
【0012】図5は、ベースプレート5上へのキャリア
プレート4の組立を示す。それを組立てるために、開口
部14に接するベースプレート5のそれぞれの部分19
は下方に曲げられなければならず、つまり、弾性的に変
形されなければならない。これを容易にするために、ベ
ースプレートの部分19は板ばね状に形成されている。
図2から明らかなように、この目的のために、ベースプ
レートに設けられた各開口部14の始端と終端にスリッ
ト20が形成されている。これらのスリット20は、バ
インダの中央部に向かって開口部14に対して実質的に
垂直に延びている。スリット20は、切込みを減少させ
るために円形穴21の内側で終わり、これにより板ばね
状に形成された部分19の曲げによる割れや破断を回避
している。
プレート4の組立を示す。それを組立てるために、開口
部14に接するベースプレート5のそれぞれの部分19
は下方に曲げられなければならず、つまり、弾性的に変
形されなければならない。これを容易にするために、ベ
ースプレートの部分19は板ばね状に形成されている。
図2から明らかなように、この目的のために、ベースプ
レートに設けられた各開口部14の始端と終端にスリッ
ト20が形成されている。これらのスリット20は、バ
インダの中央部に向かって開口部14に対して実質的に
垂直に延びている。スリット20は、切込みを減少させ
るために円形穴21の内側で終わり、これにより板ばね
状に形成された部分19の曲げによる割れや破断を回避
している。
【0013】図5に示すように、キャリアプレート4
は、突出部13が上から相対する部分19を押圧すよう
にして、ベースプレート5に嵌合させることにより組み
立てられる。ばね11は、それによって、そのために設
けられたくぼみ12に収容される。キャリアプレートが
下方に押圧されると、スリット20により板ばね状に形
成された上記相対する部分19は下方に曲がる。勿論、
組立中、ベースプレート5の下側は、上記相対する部分
19が下方に曲がり得るように、自由になっていなけれ
ばならない。突出部13が上記相対する部分19に抗し
て、下方に十分押圧されると、隆起部15はそれぞれ長
手方向の溝16に嵌入することができ、その結果、突出
部13は、突出部13を受け入れるために設けられた開
口部14に完全に滑り込むことができ、上記相対する部
分19はばね力で元に戻ることができる。縁部17,1
8の傾きは、まだ完全に組み立てられていないバインダ
の開口部の角度制限を確実なものにしている。このこと
は、ばね11が押下げられたとき、なおキャリアプレー
ト4をベースプレート5内に押圧することができ、ま
た、バインダが部分的に組み立てられた状態にあるとき
には、ばねは少なくとも多少引張り状態にあることを保
証している。爪部10が長手方向のフランジ6に嵌入さ
せられると、レバー8が上げられ穴9aおよび9bが互
いに心合わせされ、軸9が挿入される。
は、突出部13が上から相対する部分19を押圧すよう
にして、ベースプレート5に嵌合させることにより組み
立てられる。ばね11は、それによって、そのために設
けられたくぼみ12に収容される。キャリアプレートが
下方に押圧されると、スリット20により板ばね状に形
成された上記相対する部分19は下方に曲がる。勿論、
組立中、ベースプレート5の下側は、上記相対する部分
19が下方に曲がり得るように、自由になっていなけれ
ばならない。突出部13が上記相対する部分19に抗し
て、下方に十分押圧されると、隆起部15はそれぞれ長
手方向の溝16に嵌入することができ、その結果、突出
部13は、突出部13を受け入れるために設けられた開
口部14に完全に滑り込むことができ、上記相対する部
分19はばね力で元に戻ることができる。縁部17,1
8の傾きは、まだ完全に組み立てられていないバインダ
の開口部の角度制限を確実なものにしている。このこと
は、ばね11が押下げられたとき、なおキャリアプレー
ト4をベースプレート5内に押圧することができ、ま
た、バインダが部分的に組み立てられた状態にあるとき
には、ばねは少なくとも多少引張り状態にあることを保
証している。爪部10が長手方向のフランジ6に嵌入さ
せられると、レバー8が上げられ穴9aおよび9bが互
いに心合わせされ、軸9が挿入される。
【0014】図6で示されるバインダを貫く長手方向の
断面図は、ロック手段の働きを示している。ロック手段
は、二つの突起22,23を有し、長手方向のフランジ
6上に配置された爪部10と、レバー8に配置された二
つのロック端24,25とより構成されている。バイン
ダがレバー8を押し下げることにより閉じられると、爪
部10の前突起22はレバー8のロック端24と係合す
る。バインダを開くためには、ロック端24が突起22
を通過できるように、爪部10の端部26は後方に引っ
張られる。ばね11の押圧力により、バインダはプロン
グ部2a,3a;2b,3bを取り付けたキャリアプレ
ートを回転させることにより開く。レバー8は、爪部1
0の後部突起23がレバー8の下部ロック端25とに係
合するまで回転する。この第2ロック段階はこれによっ
て達成される。この第2ロック段階は、バインダが開い
たときに考えられる位置を越えてレバー8がそれ以上回
転できないように緩めることはできない。このようにし
てバインダの開いた位置が制限されている。スプリング
11は、バインダが開いているときでも、まだ付勢され
ているような寸法になっている。それ故、第2ロック段
階は、一方でバインダを制限された開き位置にセットす
るとともに、めくる書類の通路を常に自由な状態に保
ち、他方で、ばね力により直ちに上方に移動するレバー
8がバインダを操作する人の指にぶつかるのを防ぐのに
役立っている。
断面図は、ロック手段の働きを示している。ロック手段
は、二つの突起22,23を有し、長手方向のフランジ
6上に配置された爪部10と、レバー8に配置された二
つのロック端24,25とより構成されている。バイン
ダがレバー8を押し下げることにより閉じられると、爪
部10の前突起22はレバー8のロック端24と係合す
る。バインダを開くためには、ロック端24が突起22
を通過できるように、爪部10の端部26は後方に引っ
張られる。ばね11の押圧力により、バインダはプロン
グ部2a,3a;2b,3bを取り付けたキャリアプレ
ートを回転させることにより開く。レバー8は、爪部1
0の後部突起23がレバー8の下部ロック端25とに係
合するまで回転する。この第2ロック段階はこれによっ
て達成される。この第2ロック段階は、バインダが開い
たときに考えられる位置を越えてレバー8がそれ以上回
転できないように緩めることはできない。このようにし
てバインダの開いた位置が制限されている。スプリング
11は、バインダが開いているときでも、まだ付勢され
ているような寸法になっている。それ故、第2ロック段
階は、一方でバインダを制限された開き位置にセットす
るとともに、めくる書類の通路を常に自由な状態に保
ち、他方で、ばね力により直ちに上方に移動するレバー
8がバインダを操作する人の指にぶつかるのを防ぐのに
役立っている。
【0015】バインダを閉じるため、レバー8は段部2
7を押圧することにより押し下げられ、その結果、ロッ
ク端24は突起22に続く傾斜面28を押し付ける。レ
バー8がさらに押し下げられると、爪部10の端部26
は、突起22がロック端24を通過できるまで、後部側
に弾性的に変形する。これにより爪部10はばね力によ
って元の位置にもどり、ロック端24は突起22と係合
する。
7を押圧することにより押し下げられ、その結果、ロッ
ク端24は突起22に続く傾斜面28を押し付ける。レ
バー8がさらに押し下げられると、爪部10の端部26
は、突起22がロック端24を通過できるまで、後部側
に弾性的に変形する。これにより爪部10はばね力によ
って元の位置にもどり、ロック端24は突起22と係合
する。
【0016】また、図6から明らかなように、レバー8
の下側は、レバーの回転角度の大きさだけ互いにオフセ
ットされた二つの異なった部分29,30を有する。し
たがって、両ロック位置において、好ましくはプラスチ
ック材からなり、キャリアプレート4に対向して横たわ
るレバー8の表面積は何時もほぼ同じで、ばね11によ
って加えられる圧縮力を両端部エリアにおいて出来るだ
け大きい範囲に分散させている。
の下側は、レバーの回転角度の大きさだけ互いにオフセ
ットされた二つの異なった部分29,30を有する。し
たがって、両ロック位置において、好ましくはプラスチ
ック材からなり、キャリアプレート4に対向して横たわ
るレバー8の表面積は何時もほぼ同じで、ばね11によ
って加えられる圧縮力を両端部エリアにおいて出来るだ
け大きい範囲に分散させている。
【0017】図7は、本発明にかかるバインダの第2実
施例を表している。図7に表されている実施例の回転可
能なレバー80は、上方に開くことができるプロングと
して形成されている。適宜適応させた形状の長手方向の
フランジ60が、また、図7に明らかにされている。操
作レバー80は、軸90を介して長手方向のフランジ6
0に回転可能に取り付けられている。この軸は、回転可
能なレバー80のプロングの片方のプロング部80aの
穴90aと長手方向のフランジ60の一端に位置する穴
90bとを貫いて突出している。穴と軸の直径は、一方
でレバーが回転可能に動くことができ、他方でピンが抜
け落ちないように軸方向に固定する必要が全くないよう
な寸法になっている。
施例を表している。図7に表されている実施例の回転可
能なレバー80は、上方に開くことができるプロングと
して形成されている。適宜適応させた形状の長手方向の
フランジ60が、また、図7に明らかにされている。操
作レバー80は、軸90を介して長手方向のフランジ6
0に回転可能に取り付けられている。この軸は、回転可
能なレバー80のプロングの片方のプロング部80aの
穴90aと長手方向のフランジ60の一端に位置する穴
90bとを貫いて突出している。穴と軸の直径は、一方
でレバーが回転可能に動くことができ、他方でピンが抜
け落ちないように軸方向に固定する必要が全くないよう
な寸法になっている。
【0018】長手方向のフランジの他端に、レバー80
をロックするための爪部100が設けてある。本発明に
かかるバインダは、また、爪部の他の実施例を提供でき
るが、図7にこの爪部の第2実施例を示す。このよう
に、上図において説明した本発明にかかるバインダの第
1実施例に、図7に示すタイプのレバーを備えることが
可能である。また、図7で示した本発明にかかるバイン
ダの第2実施例に、上図で説明したバインダの第1実施
例に関し製造されたタイプの爪部を備えることも可能で
ある。
をロックするための爪部100が設けてある。本発明に
かかるバインダは、また、爪部の他の実施例を提供でき
るが、図7にこの爪部の第2実施例を示す。このよう
に、上図において説明した本発明にかかるバインダの第
1実施例に、図7に示すタイプのレバーを備えることが
可能である。また、図7で示した本発明にかかるバイン
ダの第2実施例に、上図で説明したバインダの第1実施
例に関し製造されたタイプの爪部を備えることも可能で
ある。
【0019】図7で示される爪部100の前部101は
長手方向のフランジ60の凹所内に配される。爪部10
0の前部101の前部エリアと長手方向のフランジ60
の凹所61の背面との間に圧縮ばね70を収容する空間
が設けられている。その爪部100は、2つのロック端
220,230が異なった高さに配置され、レバー80
の2つのプロング部の間に位置するロックピン240と
相互に作用し合うことができるように構成されている。
バインダが閉じられると、ロックピン240は爪部10
0の下部ロック端220とに係合する。この機構を開け
るためには、爪部はその端面105をばね70の押圧力
に抗して指の押圧力により長手方向のフランジ60の凹
所61内に押込まれる。ロックピン240は、これによ
りロック端220から開放され、レバー80はキャリア
プレートとベースプレートとの間にある圧縮ばねにより
上方に回転する。ロックピン240は、これにより二つ
のロック端220及び230に接続するスリットを通り
通過し、最後に上部ロック端230と係合するようにな
り、更に、レバー80の上方回転が妨げられる。この爪
部はバインダの開き角度を制限する。
長手方向のフランジ60の凹所内に配される。爪部10
0の前部101の前部エリアと長手方向のフランジ60
の凹所61の背面との間に圧縮ばね70を収容する空間
が設けられている。その爪部100は、2つのロック端
220,230が異なった高さに配置され、レバー80
の2つのプロング部の間に位置するロックピン240と
相互に作用し合うことができるように構成されている。
バインダが閉じられると、ロックピン240は爪部10
0の下部ロック端220とに係合する。この機構を開け
るためには、爪部はその端面105をばね70の押圧力
に抗して指の押圧力により長手方向のフランジ60の凹
所61内に押込まれる。ロックピン240は、これによ
りロック端220から開放され、レバー80はキャリア
プレートとベースプレートとの間にある圧縮ばねにより
上方に回転する。ロックピン240は、これにより二つ
のロック端220及び230に接続するスリットを通り
通過し、最後に上部ロック端230と係合するようにな
り、更に、レバー80の上方回転が妨げられる。この爪
部はバインダの開き角度を制限する。
【0020】
【発明の効果】上述のバインダは、開閉に関する操作が
簡単で、開いているときでも、書類を自由にめくること
ができるという特徴を有する。さらに、バインダは書類
を積み重ねるための大きな高さが自由な状態にある平坦
形状であるという特徴を有する。
簡単で、開いているときでも、書類を自由にめくること
ができるという特徴を有する。さらに、バインダは書類
を積み重ねるための大きな高さが自由な状態にある平坦
形状であるという特徴を有する。
【図1】 図1は本発明に係るルーズリーフ用バインダ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】 図2は本発明に係るバインダの分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】 図3は閉じた状態のバインダの断面図であ
る。
る。
【図4】 図4は開いた状態のバインダの断面図であ
る。
る。
【図5】 図5はキャリアプレートを組立中のバインダ
を貫く断面図である。
を貫く断面図である。
【図6】 図6は開いた状態のバインダの長手方向の断
面図である。
面図である。
【図7】 図7は本発明にかかるバインダの第2実施例
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
2,3 プロング 2a,3a 左プロング部 2b,3b 右プロング部 4 キャリアプレート 5 ベースプレート 8,80 レバー 10,100 爪部 11 コイルばね
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも二つのプロング(2,3)を
有し、上記プロングは上部領域で左プロング部(2a,
3a)と右プロング部(2b,3b)とに分割され、片
側または両側のプロング部はプロングを開くためにそれ
ぞれの長軸のまわりに回転可能であるルーズリーフ用バ
インダにおいて、 一対のキャリアプレート(4)とベースプレート(5)
とレバー(8;80)とからなり、 左右のうち片側のそれぞれの上記プロング部が、上記キ
ャリアプレートの一つに取り付けられ、 上記キャリアプレート(4)が、上記ベースプレートに
それぞれの外縁部の領域で回転可能に取付けられ、 上記レバーの一端が、上記ベースプレート(5)の後部
中心に回転可能に取付けられ、 上記レバーが、上記ベースプレートの中央部に面する上
記キャリアプレートの部分を、弾性手段(11)に抗し
て上記ベースプレートに向かって下方に押すようになっ
ており、 上記ベースプレートが、その前端部で上記レバーの動き
を妨げるための手段(10;100)を備えていること
を特徴とするルーズリーフ用バインダ。 - 【請求項2】 上記各キャリアプレート(4)が、上記
ベースプレートに向かって延びる少なくとも一つの突出
部(13)を外縁部の領域に備え、上記突出部(13)
が、外方に面する側に長手方向の溝(16)を備えると
ともに、上記ベースプレート(5)が、各外縁部の両側
にリム(7)を備え、上記ベースプレートが、上記キャ
リアプレート(4)の上記突出部(13)を止めるため
にこのリムに近接する領域に開口部(14)を有し、上
記ベースプレート(5)の上記リム(7)に隣接する開
口部(14)の各内面が、上記キャリアプレート(4)
の上記突出部(13)の長手方向の溝(16)と嵌合す
る保持隆起部(15)を備えていることを特徴とする請
求項1に記載のバインダ。 - 【請求項3】 上記ベースプレート(5)が、上記開口
部に接する各領域(19)に板ばね状の形態を付与する
ため、上記開口部に実質的に垂直に延びる溝20を備え
ていることを特徴とする請求項2に記載のバインダ。 - 【請求項4】 少なくとも二つのプロング(2,3)を
有し、上記プロングは上部領域で左プロング部(2a,
3a)と右プロング部(2b,3b)とに分割され、片
側または両側のプロング部はプロングを開くためにそれ
ぞれの長軸のまわりに回転可能であるルーズリーフ用バ
インダにおいて、 一対のキャリアプレート(4)とベースプレート(5)
とレバー(8;80)とからなり、 左右のうち片側のそれぞれの上記プロング部が、上記キ
ャリアプレートの一つに取り付けられ、 上記キャリアプレート(4)が、上記ベースプレートに
それぞれの外縁部の領域で回転可能に取付けられ、 上記レバーの一端が、上記ベースプレート(5)の後部
中心に回転可能に取付けられ、 上記レバーが、上記ベースプレートの中央部に面する上
記キャリアプレートの部分を、弾性手段(11)に抗し
て上記ベースプレートに向かって下方に押すようになっ
ており、 上記ベースプレートが、その前端部で上記レバーの動き
を妨げるための手段(10;100)を備えており、各
キャリアプレート(4)はその外縁部の領域に上記ベー
スプレートに向かって延びる少なくとも一つの突出部
(13)を備え、上記突出部(13)は外方に面する側
に長手方向の溝(16)を備え、上記ベースプレート
(5)は各外縁部両側にリム(7)を備え、上記ベース
プレートはこのリムに隣接する領域にキャリアプレート
(4)の上記突出部(13)を止めるための開口部(1
4)を有し、上記ベースプレート(5)の上記リム
(7)に隣接する開口部(14)の各内面は、上記キャ
リアプレート(4)の上記突出部(13)の長手方向の
溝(16)に嵌合する保持隆起部(15)を備え、上記
ベースプレート(5)は、上記開口部に接する各領域
(19)に板ばね状の形態を付与するために上記開口部
に対して実質的に垂直に延びる溝(20)を備えている
ことを特徴とするルーズリーフ用バインダ。 - 【請求項5】 上記ロック手段(10)が、本バインダ
が閉じられるときに上記レバー(8)の動きを妨げるた
めの第1ロック手段(22,24)と、本バインダが開
けられるときに上記レバー(8)の動きをロックするた
めの第2ロック手段(23,25)とを有し、上記第1
ロック手段が上記レバーのスプリングバック用端部(2
6)を動かすことにより本バインダを開くように解除さ
れ得るることを特徴とする請求項1に記載のバインダ。 - 【請求項6】 上記ロック手段(100)が、本バイン
ダが閉じられるときに上記レバー(80)の動きを妨げ
るための第1ロック手段(220,240)と、本バイ
ンダが開けられるときに上記レバー(80)の動きを妨
げる第2ロック手段(230,240)とを有し、第1
ロック手段は爪部(100)を押し下げることにより本
バインダを開くように解除され得ることを特徴とする請
求項1に記載のバインダ。 - 【請求項7】 上記ベースプレート(5)の中心部に長
手方向のフランジ(6)があり、上記レバー(8)がそ
の一端に取り付けられ、上記レバー(8)は実質的に下
方に向かって開口し、頂部から下方に長手方向のフラン
ジを覆うU字形の断面形状を有していることを特徴とす
る請求項1記載のバインダ。 - 【請求項8】 上記レバーの下縁部が、上記レバーの開
口角により互いに相殺される2つの部分(29,30)
を有していることを特徴とする請求項1に記載のバイン
ダ。 - 【請求項9】 上記弾性手段(11)が、上記ベースプ
レート(5)と上記キャリアプレート(4)との間に配
された円錐形コイルばねであることを特徴とする請求項
1に記載のバインダ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH501/90 | 1990-02-16 | ||
CH50190 | 1990-02-16 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05309986A true JPH05309986A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=4188451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3021977A Pending JPH05309986A (ja) | 1990-02-16 | 1991-02-15 | ルーズリーフ用バインダ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5076722A (ja) |
EP (1) | EP0442845A1 (ja) |
JP (1) | JPH05309986A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009031430A1 (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-12 | Kokuyo Co., Ltd. | 綴じ具、ファイル |
WO2009031431A1 (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-12 | Kokuyo Co., Ltd. | 綴じ具、ファイル |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4428114A1 (de) * | 1994-08-09 | 1996-02-15 | Leitz Louis Kg | Ordnermechanik |
US6637968B2 (en) * | 2001-05-07 | 2003-10-28 | Hong Kong Stationery Manufacturing Co., Ltd. | Three-ring binder with actuating crank |
US20070274769A1 (en) * | 2004-04-05 | 2007-11-29 | Hiroshi Shimada | Binder For Document |
JP3955868B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2007-08-08 | 株式会社キングジム | 書類等の綴じ具 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2004570A (en) * | 1933-10-09 | 1935-06-11 | Wilson Jones Co | Loose leaf binder |
NL87245C (ja) * | 1953-05-20 | |||
US3083713A (en) * | 1958-04-02 | 1963-04-02 | Soennecken F | Paper retaining devices for files |
NL280196A (ja) * | 1961-07-14 | |||
US3104667A (en) * | 1961-12-07 | 1963-09-24 | Mintz Julius | Ring binder |
DE1214197B (de) * | 1963-08-10 | 1966-04-14 | Leitz Fa Louis | Abdeckschiene zum Festklemmen von aufgereihtem Schriftgut an den Aufreihstiften eines Briefordners |
US4349289A (en) * | 1977-04-19 | 1982-09-14 | Cardellini Vincenzo E | Loose leaf binder |
DE3004830C2 (de) * | 1979-02-17 | 1983-10-20 | King Jim Co., Ltd., Tokyo | Aufreihvorrichtung für einen Ringordner |
DE3146392C2 (de) * | 1981-11-23 | 1984-08-30 | Elektrische Licht- und Kraftanlagen AG, 3588 Homberg | Briefordnermechanik |
GB2116481B (en) * | 1982-03-03 | 1985-09-11 | Victor Blunt | Improvements relating to filing arrangements |
DE3306987C2 (de) * | 1983-02-28 | 1986-08-07 | Elektrische Licht- und Kraftanlagen AG, 3588 Homberg | Briefordnermechanik |
-
1991
- 1991-02-06 EP EP91810081A patent/EP0442845A1/de not_active Withdrawn
- 1991-02-08 US US07/652,670 patent/US5076722A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-15 JP JP3021977A patent/JPH05309986A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009031430A1 (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-12 | Kokuyo Co., Ltd. | 綴じ具、ファイル |
WO2009031431A1 (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-12 | Kokuyo Co., Ltd. | 綴じ具、ファイル |
JP2009078545A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-04-16 | Kokuyo Co Ltd | 綴じ具、ファイル |
JP2009078546A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-04-16 | Kokuyo Co Ltd | 綴じ具、ファイル |
EP2186646A4 (en) * | 2007-09-04 | 2013-06-12 | Kokuyo Kk | IRON AND FILE FOLDER THEREFOR |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5076722A (en) | 1991-12-31 |
EP0442845A1 (de) | 1991-08-21 |
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