JPH0530944Y2 - - Google Patents

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JPH0530944Y2
JPH0530944Y2 JP1985123676U JP12367685U JPH0530944Y2 JP H0530944 Y2 JPH0530944 Y2 JP H0530944Y2 JP 1985123676 U JP1985123676 U JP 1985123676U JP 12367685 U JP12367685 U JP 12367685U JP H0530944 Y2 JPH0530944 Y2 JP H0530944Y2
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tip
brush
ink
brush tip
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、毛筆、スケツチ用筆、アイライナー
の如き化粧用筆等に使用し得る筆穂を使用した毛
筆状筆記具の筆穂固定管に係るもので、更に詳細
には、先端先細り形状の繊維材を集束した筆穂が
筆穂固定管中に挿入固定化され、その固定管の側
面周囲がインキ吸収体内に接触されるをもつてイ
ンキを筆穂に供給する筆穂固定管の構造に係るも
のである。
(従来の技術) 従来より、毛筆状筆記具における筆穂固定管と
しては本出願人が先に出願した実願昭49−85705
(実公昭52−16817)に示される如くの軸筒110
先端111に嵌合する先部131と、軸筒110
内のインキ吸収体140と連接する透孔135を
有する中間部と、筆穂120基部が固定化される
後部132とを有する事を特徴とする毛筆状筆記
具における筆穂固定管130が存在する(第6図
及び第7図参照)。該筆穂固定管130はインキ
吸収体140を介しての筆穂120へのインキ供
給を可能となし、パイプ挿入を要した従来のイン
キ供給手段のパイプ挿入により、生じる筆穂割
れ、穂中のインキ含みの不安定さ、製造作業能率
の悪さ等の不具合を改善した優れたものであつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) 然し乍ら、前記考案の筆穂固定管130は上記
不具合は解決したものの、前記透孔133を介し
て直接、前記インキ吸収体140と筆穂120を
接触させてインキ流通を行なつている為、透孔1
33の肉厚による段差によつて、インキ吸収体1
40と筆穂120との接触にバラツキが生じ、そ
の結果インキ流通が不足したり、過剰になつたり
し易く、従つて安定したインキ流通に若干の問題
を残していた。
(問題点を解決する為の手段) そこで本考案者等は前記考案を改良すべく鋭意
研究を重ねた結果、インキ吸収体と筆穂間を間接
的にインキ流通させることで、安定したインキ流
通が得られることを見い出し、本考案を完成した
ものである。即ち本考案は、軸筒先端に嵌合する
先部と筆穂基部が固定化される後部とを有する筒
体の中間部に、軸筒内のインキ吸収体と筆穂とを
連通する毛管透孔を形成した毛筆状筆記具におけ
る筆穂固定管を要旨とするものである。
(考案の構成) 以下添付した図面の一実施例について説明する
と、10は軸筒本体でその先端細径部11には筆
穂20の集束状態を保つ為の樹脂又は金属等より
成る筆穂固定管30が嵌挿固定されている。その
構成を詳述すると、該固定管30の先部31は先
にいく程細くテーパー化し、中間部には複数の長
手方向の割溝形状の透孔よりなる毛管透孔33が
設けられている。尚、該毛管透孔33の形状は第
1図に示した如く、長手方向の割溝形状に限定さ
れるものではなく、第3図の如く、複数の円周方
向の割溝形状であつたり、第4図の如く、複数の
小孔であつてもよく、要すれば、軸筒10内のイ
ンキ吸収体40と筆穂20間を毛管力によりイン
キ流通させうる透孔であれば良いものであり、
又、形成位置も第5図に示す如く、先部31にま
で及んでも良いものである。次に後部32は筒状
をなしている。この為該固定管30中に筆穂20
を挿入すれば筆穂20は適度に集束されてまとま
り、挿入後、後部32をかしめるか接着剤による
か、若しくは筆穂20の基部を溶着するかして固
定する。この固定管30は軸筒10の先端細径部
11に密嵌するか嵌挿後かしめるなどして固定し
ても良い。インキ吸収体40は連続気泡スポンジ
体、繊維質多孔材、焼結状多孔材等より成り、前
記筆穂固定管30の毛管透孔33に接触する如
く、軸筒10内に収納されている。12は空気流
通孔であるが何も軸筒に開孔しなくとも良く、例
えば軸筒先端細径部11の内面に複数の突条を設
け、固定管先部31を嵌挿したとき突条間に形成
される間隙を空気流通路としても、逆に固定管3
0に突条を形成しても良い。
(作用効果) 本考案は以上の如く構成されており、インキ吸
収体40と筆穂20との間に毛管透孔33が介在
している為、その毛管力により、インキ吸収体4
0内のインキを筆穂20内にスムースに流通させ
ることができ、又、毛管透孔33は、透孔として
の大きさや形状を定形のものに設定することや筒
体の中間部の任意の位置に形成することが容易で
あるためインキ流通の調整を容易とする。しか
も、毛管透孔33によりインキ吸収体40と筆穂
20との接触のバラツキによるインキ流通のバラ
ツキを解消し、安定したインキの流通を可能とし
たものである。
尚、本考案の筆穂固定管は実施例の如く、イン
キをインキ吸収体中に充填した、所謂中綿式筆式
具への使用に限られず、筆穂固定管の周囲のみに
インキ吸収体を囲繞し、インキは別のカートリツ
ジ等からパイプを介して必要量づつ送りこむタイ
プ、所謂生インキ式筆記具等、他の構造の筆記具
への使用にも充分適応するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は筆記具要部の半割縦断面図、第2図は第1図の
A−A線断面図、第3図乃至第5図は変形例を示
す半割縦断面図、第6図は従来例を示す筆記具要
部の半割縦断面図、第7図は第6図のB−B線断
面図である。 10……軸筒、20……筆穂、30……筆穂固
定管、31……筆穂固定管の先部、32……筆穂
固定管の後部、33……毛管透孔、40……イン
キ吸収体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸筒先端に嵌合する先部と筆穂基部が固定化さ
    れる後部とを有する筒体の中間部に、軸筒内のイ
    ンキ吸収体と筆穂とを連通する毛管透孔を形成し
    た毛筆状筆記具における筆穂固定管。
JP1985123676U 1985-08-12 1985-08-12 Expired - Lifetime JPH0530944Y2 (ja)

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JP1985123676U JPH0530944Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

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JP1985123676U JPH0530944Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

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JPS6233489U JPS6233489U (ja) 1987-02-27
JPH0530944Y2 true JPH0530944Y2 (ja) 1993-08-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542504B2 (ja) * 1976-03-29 1980-10-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542504U (ja) * 1978-08-31 1980-03-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542504B2 (ja) * 1976-03-29 1980-10-31

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JPS6233489U (ja) 1987-02-27

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