JPH05309301A - 硬基板塗布・プリベ−ク装置 - Google Patents
硬基板塗布・プリベ−ク装置Info
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- JPH05309301A JPH05309301A JP14096692A JP14096692A JPH05309301A JP H05309301 A JPH05309301 A JP H05309301A JP 14096692 A JP14096692 A JP 14096692A JP 14096692 A JP14096692 A JP 14096692A JP H05309301 A JPH05309301 A JP H05309301A
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract
−とその上方の押圧ロ−ルとを用いて塗布液をその下面
に塗布した硬基板を、間欠搬送手段を有する乾燥炉にお
いてプリベ−クする場合に、間欠搬送手段の支持材が基
板に接触することにより塗布が不均一になることを防止
し、品質を向上させる。 【構成】 乾燥炉に硬基板の非塗布面を第1および第2
の支持体により交互に下から支持し両支持体の相対移動
により前記硬基板を間欠的に送る間欠搬送手段を設け、
塗布部と乾燥炉との間に硬基板の塗布面を加熱せずに乾
燥する予備乾燥部を設けた。
Description
晶表示板などの製造に用いられ、フォトレジストなどの
塗布液を硬基板に薄く均一に塗布した後、乾燥炉でプリ
ベ−クするための硬基板塗布・プリベ−ク装置に関する
ものである。
などの硬基板にフォトレジストなどの塗布液を薄く均一
な厚さに塗布する工程がある。例えばカラー液晶板の製
造においては、透明電極を予め形成したガラス基板に、
フォトレジストの機能を有する赤のカラ−モザイク液を
均一に塗布した後、露光して赤に対応するカラ−モザイ
クを硬化させ、余分の液を除去することにより赤のカラ
ーモザイクを形成している。そしてこれと同様な処理を
緑、青などの他の色について繰り返している。このよう
にフォトレジストとなる塗布液を塗布する場合、この液
は均一な厚さ(例えば2μ±5%程度)に厳密に管理し
て薄く塗布する必要がある。この塗布の厚さが不均一で
あると、光の透過率のむらが生じ、品質の低下を招くこ
とになるからである。
いられていた。このスピンコータは回転させた基板の回
転中心付近に塗布液を滴下し、この液を遠心力を利用し
て飛散させることにより塗布するものである。しかしこ
のスピンコータを用いる方法では基板の交換に手間取り
作業能率が悪くなるばかりでなく、飛散して捨てられる
液の量が増えることになる。このためコストアップにな
るという問題があった。
間に基板を挟んで塗布する装置を用いることが考えられ
ている。この装置は下のローラとなるバーの下部を塗布
液に浸漬し、このバーとこの上方に位置する押圧ロ−ル
との間に基板を挟んで送りながら、バーにより基板の下
面に塗布するものである。
においてプリベ−クされてからラック(収納棚)にスト
ックされる。このプリベ−ク工程は、約90℃の温度雰
囲気内で加熱して、塗布液の揮発性成分を除去するもの
である。なおこの硬基板は現像の前にもう一度ベ−クさ
れる。
布面を下にして下から複数のピンで支持しながら間欠的
に順送りする間欠搬送手段を用いることが考えられてい
る。この搬送手段によれば、所定時間ごとに硬基板を送
るので、パスロ−ルなどの連続搬送手段に比べてゴミの
発生が少なくなり、製品の歩止まりが向上するからであ
る。
間欠搬送手段のピンなどの支持体が硬基板の下面に接触
したまま加熱されるため、硬基板はこの支持体の接触部
付近で温度分布が不均一になる。このために塗布が不均
一になり品質低下を招くという問題があった。
速回転に伴って塗布面の自然乾燥が行われて半乾燥状態
となる。このため前記のような間欠搬送による問題はほ
とんど発生しない。しかし前記のロ−ラを用いた塗布の
場合にはこの問題が顕著になる。
ものであり、バ−と押圧ロ−ルとを用いて塗布液を塗布
した後、間欠搬送手段を有する乾燥炉においてプリベ−
クする場合に、間欠搬送手段の支持材が基板に接触する
ことにより塗布が不均一になることを防止し、品質を向
上させることができる硬基板塗布・プリベ−ク装置を提
供することを目的とする。
上部を残して水平に浸漬されたバーと、このバーの上方
に配設された押圧ロ−ルとの間に硬基板を挟持して送る
ことにより、前記硬基板の下面に塗布液を塗布する塗布
部と、前記硬基板をプリベ−クする乾燥炉とを備える硬
基板塗布・プリベ−ク装置において、前記乾燥炉に設け
られ前記硬基板の非塗布面を第1および第2の支持体に
より交互に下から支持し両支持体の相対移動により前記
硬基板を間欠的に送る間欠搬送手段と、前記塗布部と乾
燥炉との間に設けられ前記硬基板の塗布面を加熱せずに
乾燥する予備乾燥部とを備えることを特徴とする硬基板
塗布・プリベ−ク装置、により達成される。ここに予備
乾燥は、塗布した基板を所定時間待機させたり所定距離
移動させながら自然乾燥させることができる。また送風
機により塗布面を強制的に乾燥させるようにしてもよ
い。
搬送手段の概念を示す図である。
定間隔を保持しつつ多数のガラス基板12を収容する。
ガラス基板12は搬入ロボット(図示せず)によって上
から1枚づつ取り出され(搬入A)、反転装置(図示せ
ず)で表裏が反転される(反転B)。この反転されたガ
ラス基板12はパスロ−ル14によって塗布部16に搬
送される。
3070号、同3−13071、同3−13072、同
3−13073、同3−13074等において提案した
ものと基本的には同じ構造を有する。すなわち小径のバ
−18と、その上方に対向する大径の押圧ロ−ル20
と、バ−18の上部を残してほぼ全体が浸漬される塗布
液槽22とを有する。ガラス基板12はその下面の左右
縁をパスロ−ル14のロ−ラに載せた状態で図1で左か
ら右に送られる。
A(エキル・セルソルブモノエチル・アセテ−ト)を溶
剤とし、24〜25重量%の顔料などを溶かし込んだカ
ラ−モザイク液が用いられる。
し、この突出端には自在継手を介して電動モ−タが接続
されている。このモ−タにより、バ−18に接触して送
られるガラス基板12の送り速度が、パスロ−ル14と
同速になるように制御される。押圧ロ−ル20の表面は
導電性ゴムで作られ、バ−18との間にガラス基板12
を所定の挟圧力で挟むように保持されている。
ら右側へ送られるガラス基板12は、バ−18と押圧ロ
−ル20との間に進入する。バ−18の表面にはその回
転により塗布液槽22の塗布液が付着しているから、こ
のバ−18の回転に伴いガラス基板12の下面にこの塗
布液が塗布されて行く。塗布液槽22の液面のレベル
と、押圧ロ−ル20による挟圧力とは一定に管理されて
いるから、ガラス基板12の下面の塗布される液の厚さ
は十分に薄くかつ高精度に管理され得る(塗布C)。
によって再び表裏が反転される(反転D)。従って塗布
面が上に、非塗布面が下になる。この状態で予備乾燥部
24に入る(予備乾燥E)。
ラス基板12Aの上方を覆うケ−ス26と、このケ−ス
26の上面に設けられ周囲の空気をケ−ス26内に送り
込む送風機28とを備える。この送風機28は周囲の空
気すなわち非加熱空気をガラス基板12Aの塗布面に導
く。このため塗布部16で塗布された直後のガラス基板
12Aから揮発成分を速やかに除去し、半乾燥状態にす
る。ここに送風機28による風が塗布面上の塗布液に風
紋を発生させないように、風量や風の強さなどを設定す
る。
ス基板12は乾燥炉30に入る。この乾燥炉30は間欠
搬送手段32により間欠的に送られるガラス基板12
を、赤外線ランプ等のヒ−タ34によって加熱し乾燥す
る。この乾燥工程は約90℃に加熱して行われ、露光前
のベ−クと区別するためプリベ−クという(F)。
ガラス基板12の非塗布面(下面)を支持する第1の支
持材としての複数のピン36と、第2の支持材としての
左右一対の可動ビ−ム38とを有する。ピン36は基台
と一体の支持板40に植設され、1枚のガラス基板12
は複数のピン36で水平に支持される。
し、全体が一体となって上下および前後進する。すなわ
ち左右の可動ビ−ム38を貫通する適宜数のロッド42
は、ガイドレ−ル44上を前後進する一方、このガイド
レ−ル44はカム46によって上下動する。ここにガイ
ドレ−ル44にはプ−リ48、48が取付けられ、ここ
に巻掛けたワイヤ50がロッド42に固定され、一方の
プ−リ48がサ−ボモ−タ52で回転駆動される。この
ためモ−タ52、プ−リ48の回転によりワイヤ50が
往復動し、これと共にロッド42、可動ビ−ム38が前
後に往復動する。
6、46が接触し、両カム46、46はリンク54によ
り同期して回動する。一方のカム46はサ−ボモ−タ5
6により駆動される。従ってモ−タ56により一方のカ
ム46が回動すると他方のカム46も同期して回動し、
ガイドレ−ル44を水平に保ったまま上下動させる。
矢印a、b、c、dで示すように、上昇、前進、下降、
後退の各動作を行う。この結果上昇aでビ−ム38は基
板12の下面に接触して基板12をピン36から浮かせ
て持ち上げる。次の前進bではビ−ム38と共に基板1
2が前進し、下降cではビ−ム38は基板12から離れ
基板12を一定距離送り方向に離れたピン36に支持さ
せる。そして基板12をここに残してビ−ム38は後退
dにおいて最初の位置に復帰する。以上のようにビ−ム
38を移動させることにより基板12を間欠的に送る。
−クされた基板12は、ロボット(図示せず)によって
ラック58に収納されストックされる(ストックG)。
このようにラック58に入った基板は、さらにベ−クさ
れてから露光工程に入る。露光された後洗浄され所定パ
タ−ンのカラ−モザイクが形成される。
8により風を強制的に送って基板12の塗布面を乾燥さ
せるから、予備乾燥に要する時間を短縮でき、装置の稼
働率を向上できる。しかし本発明は送風機28を用いる
ことなく放置したり一定速度で移動させながら自然乾燥
させるものであってもよい。
示す図である。この実施例において予備乾燥部24Aは
十分に長い搬送路60を持ち、ここに基板12を移動さ
せることにより自然乾燥させるものである。なおこの実
施例では予備乾燥(E)の後で基板12を反転(D)さ
せているが、予備乾燥(E)の前に反転(D)させても
よい。
モザイク液をタクト30秒で塗布する場合について実験
を行った。図3に示した自然乾燥の場合には予備乾燥部
24Aには約4.5mの距離(240秒に相当)を設け
ることにより均一な乾燥が可能であった。また図1に示
した送風機28を用いた場合には、予備乾燥部24は約
2.4m(90秒に相当)の距離で足りた。
を用いた塗布部と、間欠搬送手段を用いた乾燥炉との間
に、加熱せずに塗布面を乾燥する予備乾燥部を設けたか
ら、間欠搬送手段の第1、第2の支持体が基板に接触す
ることにより不均一な温度分布が発生しても、塗布面が
不均一になることがなくなる。このため製品の品質を向
上できる。
時間放置して自然乾燥させてもよいが(請求項2)、送
風機により風を強制的に当てれば乾燥時間は短縮でき装
置の稼働率が向上し生産性が向上する(請求項3)。
Claims (3)
- 【請求項1】 塗布液槽に上部を残して水平に浸漬され
たバーと、このバーの上方に配設された押圧ロ−ルとの
間に硬基板を挟持して送ることにより、前記硬基板の下
面に塗布液を塗布する塗布部と、前記硬基板をプリベ−
クする乾燥炉とを備える硬基板塗布・プリベ−ク装置に
おいて、前記乾燥炉に設けられ前記硬基板の非塗布面を
第1および第2の支持体により交互に下から支持し両支
持体の相対移動により前記硬基板を間欠的に送る間欠搬
送手段と、前記塗布部と乾燥炉との間に設けられ前記硬
基板の塗布面を加熱せずに乾燥する予備乾燥部とを備え
ることを特徴とする硬基板塗布・プリベ−ク装置。 - 【請求項2】 予備乾燥部は塗布した硬基板を所定時間
自然乾燥する請求項1の硬基板塗布・プリベ−ク装置。 - 【請求項3】 予備乾燥部は、塗布面に非加熱風を送る
送風機を備える請求項1の硬基板塗布・プリベ−ク装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14096692A JP2888697B2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 硬基板塗布・プリベ−ク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14096692A JP2888697B2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 硬基板塗布・プリベ−ク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05309301A true JPH05309301A (ja) | 1993-11-22 |
JP2888697B2 JP2888697B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=15280966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14096692A Expired - Fee Related JP2888697B2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 硬基板塗布・プリベ−ク装置 |
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JP (1) | JP2888697B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008311250A (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-25 | Tokyo Electron Ltd | リフローシステムおよびリフロー方法 |
JP2011066318A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Tokyo Electron Ltd | 熱処理装置 |
JP2011120991A (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-23 | Tdk-Lambda Corp | 硬化装置 |
WO2012008218A1 (ja) * | 2010-07-12 | 2012-01-19 | シャープ株式会社 | 塗布膜製造用加熱乾燥装置およびこれを備えた塗布膜製造装置ならびに塗布膜製造方法 |
CN107321568A (zh) * | 2017-08-18 | 2017-11-07 | 嘉兴亿豪新材料有限公司 | 一种铝板分次滚涂装置 |
CN110124931A (zh) * | 2019-05-29 | 2019-08-16 | 瑞安市佳源机械有限公司 | 防水板涂胶专用生产线 |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP14096692A patent/JP2888697B2/ja not_active Expired - Fee Related
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