JPH05308569A - 画像合成装置 - Google Patents

画像合成装置

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JPH05308569A
JPH05308569A JP11344192A JP11344192A JPH05308569A JP H05308569 A JPH05308569 A JP H05308569A JP 11344192 A JP11344192 A JP 11344192A JP 11344192 A JP11344192 A JP 11344192A JP H05308569 A JPH05308569 A JP H05308569A
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JP
Japan
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image
ratio
conversion table
memory
composition ratio
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Pending
Application number
JP11344192A
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English (en)
Inventor
Shuhei Taniguchi
周平 谷口
Hirotoshi Uehara
宏敏 上原
Tadashi Miki
匡 三木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11344192A priority Critical patent/JPH05308569A/ja
Publication of JPH05308569A publication Critical patent/JPH05308569A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数画像の画像合成を行なう装置において、
画像合成比の変更の処理を効率良く実現でき、また合成
比変更時の表示の乱れを抑える。 【構成】 合成比変換テーブル切替え手段108は、表
示フィールドに同期して合成比変換テーブル107を切
替え、画像メモリ104、105に蓄えられた画像を画
像合成手段109にあたえる合成比の読み出しと合成比
変換テーブル107の内容の更新を分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同一画面上に複数の画像
を表示し、それぞれ独立に特殊効果で画像を切替えて表
示する画像合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理技術のデジタル化が進み、高品
質、高速の画像表示をデジタルで行なうことが出来るよ
うになってきた。これにともない従来はアナログ的に処
理されていたディゾルブやワイプなどの画像効果もデジ
タル回路で実現され始めている。また、これらの回路を
備えた専用装置としてではなく、汎用のワークステーシ
ョンやパーソナルコンピュータに付加回路を加えたもの
も開発されている。これはプログラムの変更により柔軟
な対応がとれる点や、既に開発されたコンピュータソフ
トウエア資産が継承できるなどのメリットがあるためで
もある。
【0003】このような構成のシステムの代表例として
は、美術館や博物館での展示型静止画システムなどがあ
る。このシステムでは、画像切替え時に画像が次第に浮
き出てくるフェイドイン、次第に消えていくフェイドア
ウト、次第に消えていくとともに次の画像が次第に浮き
出てくるディゾルブ、画面の端から順に次画像と入れ換
えるワイプなど多様な視覚効果が多用されている。
【0004】こういった展示型静止画システムでは、美
術館や博物館でのデータの共用化や相互利用を推進する
ために、システム構成に関する標準化が進められてい
る。画像効果についても、その標準化で備えるべき効果
種別や、効果にかかる時間、単位時間当たりに変化する
量などを細かく規定されている(参考文献:『展示型ハ
イビジョン静止画ディスクシステムの技術ガイドライ
ン』 財団法人ハイビジョン開発支援センター)。
【0005】従来のワークステーションやパーソナルコ
ンピュータに上記の画像効果を行なうための専用のハー
ドウエア構成が提案されている。その代表的な構成の一
つとして複数の画像メモリに記憶した画像を画素単位で
合成し表示する構成がある。特に従来のコンピュータに
おけるマルチウインドウ環境で画像効果を行なうため、
画素毎の色情報を蓄えるための画像メモリを2枚と、こ
れらの画素毎の合成比を決めるための情報を保持するた
めの合成比メモリをもち、画像効果を行なうウインドウ
位置の画素に対応する合成比の情報を連続的に変化され
ることで、そのウインドウ内で画像効果を行なえるよう
な構成がある。
【0006】合成比の情報を画素毎に0以上1以下の値
とし、画像Aと画像Bを合成した合成画像の指定位置の
画素を、指定位置の合成比の値αに対して画像Aの指定
位置の画素の色情報の値をα倍したものと、画像Bの指
定位置の画素の色情報の値を(1−α)倍したものを加
えたものとし、上記の構成で2画像の合成を行なう。例
えば、画像Aから画像Bへのディゾルブは、画像効果を
行なう全画素の合成比の値として1から0へ連続的に変
化する同じ合成比の値を与えることで実現できる。
【0007】様々なパターンのワイプも画素毎に異なる
合成比の値を与え、この値を変化させることで実現でき
る。
【0008】しかし画素数の多い画像では、全ての画素
の合成比の値を高速に変更するのは難しいので変換テー
ブルが用いられる。これは2画素の合成比の値の変換テ
ーブルを持ち、各画素毎の合成情報はこの変換テーブル
へのインデックスとし、変換テーブルの内容を書き換え
ることで画像効果を行なう方法である。
【0009】先のディゾルブは全ての画素について画素
毎の合成情報を合成比の値の変換テーブルへの同じイン
デックスとし、インデックスされたテーブルの値を1か
ら0へ連続的に変化させることで実現できる。
【0010】横方向へのワイプは、合成比の値の変換テ
ーブルの同じインデックスを同一列の画素の合成情報と
し、インデックスされたテーブルの値を順に変化させる
ことで実現できる。
【0011】合成比の値の変換テーブルは画像効果の実
行に合わせて書き換える必要があり、また、画像表示を
行なうため順不同、かつ高速に読み出しを行なう必要が
ある。これらの書き込みと読みだしは非同期に行なわれ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成では、合成比メモリや合成比の値の変換テ
ーブルの書き込みと読み出しが衝突する場合、一方を待
たせるなどの処理を行なわなければならない。読みだし
側を待たせると画像表示が乱れる。逆に書き込み側を待
たせると、同じインデックスに対する読み出しが連続す
る場合、書き込み側の待ち時間が長くなり、合成比メモ
リや合成比の値の変換テーブルへの書き込み処理が難し
くなるばかりでなく、画像効果の処理時間の設定も難し
くなる。
【0013】また、合成比メモリや合成比の値の変換テ
ーブルの書き込みが表示と非同期に行なわれると、画像
表示の途中で合成比が変化し、画像表示上好ましくな
い。
【0014】本発明はかかる点に鑑み、複数画像の画像
合成を行なう場合、画像合成比の変更の処理を効率良く
実現でき、また合成比変更時の表示の乱れを抑える画像
合成装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達す
るため、複数の画像を記憶する表示メモリと、前記画像
間の合成比率値を記憶する合成比メモリと、前記合成比
率値を変換する複数の合成比変換テーブルと、前記合成
比変換テーブルを切替える合成比変換テーブル切替え手
段と、画像の表示に同期して前記合成比変換テーブルの
切替えを合成比変換テーブル切替え手段に指示する表示
制御手段と、前記合成比率値を前記合成比変換テーブル
切替え手段で選択された前記合成比変換テーブルで変換
し前記変換された合成比で前記画像を合成する画像合成
手段とから構成されている。
【0016】
【作用】本発明は上記した構成により、複数画像間の合
成比を決める情報の書き込みと、実際に合成する時の合
成比の読み出しを異なる合成比変換テーブルまたは合成
比メモリに対して行なうことによって、書き込みと読み
出しの衝突を回避でき、また画像の表示フレームに同期
して合成比変換テーブルまたは合成比メモリを切替える
ことによって、表示フレーム内での合成比変更による画
像の乱れを押えることが出来る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例の画像合成装置
について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の第一の実施例の画像合成装置の構成を示すブロック図
である。
【0018】図1において、主制御手段101は、画像
メモリ104、105にそれぞれ画像を格納し、これら
の画像の合成比を合成比メモリ103に格納する。表示
制御手段102は画像表示手段110で表示する画像の
画素を順に、合成比メモリ103と画像メモリ104、
105に指定し、一連の表示(以下フィールドと表す)
の終了を主制御手段101と合成比変換テーブル切替え
手段108に伝える。
【0019】合成比テーブル切替え手段108はフィー
ルドの終了時に画像合成に使用する合成比変換テーブル
107を切替える。一方、主制御手段101は画像合成
に使用されていない合成比変換テーブルを次のフィール
ドでの使用に備えて更新する。
【0020】表示制御手段102によって指定された画
素毎に、合成比変換テーブル切替え手段108によって
選択された合成比変換テーブル107で合成比メモリ1
03から読み出された値を変換し、画像合成手段109
は変換された合成比で画像メモリ104、105から読
み出された画素を合成し、画像表示手段110に表示す
る。
【0021】いま、図1、図2、図3を用い、画像表示
手段110に表示される画像上の特定の矩形領域を画像
Aから画像Bにディゾルブで切替える場合について説明
する。
【0022】画像表示手段110に表示される画像を図
2(d)とし、ディゾルブが行なわれる矩形領域を21
0とする。合成比メモリ103の内容を図2(a)と
し、前記矩形領域210に対応する領域を矩形領域20
3とする。同様に画像メモリ104の内容を図2
(b)、矩形領域204を前記矩形領域210に対応す
る領域とし、画像メモリ105の内容を図2(c)、矩
形領域205を前記矩形領域210に対応する領域とす
る。
【0023】図3は合成比変換テーブルの内容を表し、
左欄は変換する値、同一行の右欄が変換された値であ
る。例えば合成比変換テーブル切替え手段108が選択
する合成比変換テーブルの内容を図3(a)とすると、
合成比メモリ103から読み出された合成比が変換する
値となり、例えば、これを3とすると、変換された値は
0.5となり、これが画像合成手段109に伝えられ
る。
【0024】ディゾルブを始める表示のフィールドをn
フィールド目とする。主制御手段101はnフィールド
目の表示の始まる前に、合成比メモリ103の矩形領域
203内の画素の合成比を全て2と設定する。また画像
メモリ104の内の矩形領域204に画像Aの画素デー
タを、画像メモリ105内の矩形領域205に画像Bの
画素データを転送し、さらに合成比変換テーブル107
の一つで合成比変換テーブル切替え手段108がnフィ
ールド目で選択する合成比変換テーブル107の一つの
内容を図3(a)と設定し、合成比変換テーブル107
の別の一つの内容を3(b)と設定する。
【0025】画像合成手段109は、合成比変換テーブ
ル107から読み出される値をαとすると、画像メモリ
104から読み出される画素の値のα倍と画像メモリ1
05から読み出される画素の値の(1−α)倍の和を画
像表示手段110に伝える。但し、αは0≦α≦1を満
たす数とする。
【0026】矩形領域210内の全ての画素でα=1の
場合、画像メモリ104から読み出される画素の値を画
像合成手段109が画像表示手段110に伝え、画像表
示手段は矩形領域210に画像Aを表示する。同様に矩
形領域210内の全ての画素でα=0.9の場合、画像
合成手段109は画像メモリ104から読み出される画
素の値の0.9倍と画像メモリ105から読み出される
画素の値の0.1倍の和を画像表示手段110に伝え、
画像表示手段110は矩形領域210に画像Aに薄く画
像Bが透けて見える合成画像を表示する。
【0027】nフィールド目の表示を説明する。表示制
御手段102が表示画素を順に走査し前記矩形領域21
0内の画素を指定すると、合成比メモリ103は主制御
手段101が予め設定した合成比2を出力し、合成比変
換テーブル切替え手段108が選択する内容が図3
(a)の合成比変換テーブル107で合成比を1に変換
し、上で説明した通り、画像表示手段110は矩形領域
210に画像Aを表示する。合成比変換テーブル切替え
手段108は、表示制御手段102がnフィールド目の
表示の終了を伝えると、合成比変換テーブル107を内
容が図3(b)のものに切替える。
【0028】n+1フィールド目の表示を説明する。表
示制御手段102が表示画素を順に走査し前記矩形領域
210内の画素を指定すると、合成比メモリ103は主
制御装置101が予め設定した合成比2を出力し、合成
比変換テーブル切替え手段108が選択する内容が図3
(b)の合成比変換テーブル107で合成比を0.9に
変換し、上で説明した通り画像表示手段110は前記矩
形領域210には画像Aに薄く画像Bが透けて見える合
成画像を表示する。
【0029】一方、主制御手段101はn+1フィール
ド目の表示期間中にn+2フィールド目の表示に備え
て、合成比変換テーブル切替え手段108で選択されな
い合成比変換テーブル107の一つの内容が図3(c)
となるように設定する。合成比変換テーブル切替え手段
108は表示制御手段102がn+1フィールド目の表
示の終了を伝えると、合成比変換テーブル107を内容
が図3(c)のものに切替える。
【0030】n+2フィールド目の表示も前記と同様に
行ない、前記矩形領域210内では合成比が0.8とな
り、画像表示手段110は前記矩形領域210にn+1
フィールド目に比べ画像Aは少し薄く画像Bは少し濃く
合成された画像を表示する。以降のフィールドでも上記
の動作を順に繰り返し、合成比変換テーブル切替え手段
108が選択する合成比変換テーブル107の内容が図
3(d)となるフィールドでは、前記矩形領域210に
画像Bを表示する。
【0031】次に合成比変換テーブル107及び合成比
変換テーブル切替え手段108のさらに詳しい第二の実
施例について図4を用いて説明する。
【0032】本実施例は、図1に示す第一の実施例の構
成の合成比変換テーブル切替え手段108を、奇偶判定
手段4081とアドレス切替え手段4082とデータ切
替え手段4083で構成する。合成比変換テーブル10
7を合成比変換テーブル4071と4072の二つで構
成し、読み出しと書き込みが独立して行なえるメモリを
使用する。
【0033】以上のように構成された本実施例の動作に
ついて説明すると、まず、主制御手段101は、画像メ
モリ104、105にそれぞれ画像を格納し、これらの
画像の合成比を合成比メモリ103に格納する。
【0034】表示制御手段102は画像表示手段110
で表示する画像の画素を順に、合成比メモリ103と画
像メモリ104、105に指定し、フィールドの終了を
主制御手段101と奇偶判定手段4081に伝える。奇
偶判定手段2081はフィールドの終了に合わせてアド
レス切替え手段4082とデータ切替え手段4083を
合成比変換テーブル4071側から同4072側に同時
に切替える。
【0035】一方、主制御手段101は合成比変換テー
ブル4071をn+1目のフィールドでの使用に備えて
更新する。さらに次のフィールドの終了に合わせて奇偶
判定手段2081はアドレス切替え手段4082とデー
タ切替え手段4083を合成比変換テーブル4072側
から同4071側に同時に切替え、主制御手段101は
合成変換テーブル4072をさらに次のフィールドでの
使用に備えて更新する。以降奇偶判定部4081はフィ
ールドの終了に合わせて上記の動作を繰り返す。
【0036】表示制御手段102が指定する画素毎に、
合成比メモリ103から読み出された値はアドレス切替
え手段4082を通り、合成比変換テーブル4071な
いし4072のアドレス入力に入り、このアドレスから
読み出された値はデータ切替え手段4083を通り変換
された合成比として画像合成手段109に入る。画像合
成手段109は変換された合成比で画像メモリ104、
105から読み出された画素を合成し画像表示手段11
0に表示する。以降上記の動作を繰り返す。
【0037】なお、本実施例ではデータ切替え手段40
83を設けたが、合成比変換テーブルとして使用するメ
モリとして、アドレスが印加されないとデータ出力が行
なわれないメモリを使用することで省略可能である。ま
た、本実施例ではアドレス切替え手段を設けたが、アド
レスは全ての合成変換テーブルとして使用するメモリに
与え、チップセレクト信号などの制御信号で、特定のメ
モリを選択する構成も可能である。さらに合成変換テー
ブルが三つ以上ある場合も可能である。
【0038】以下合成比変換テーブル及び合成比変換テ
ーブル切替え手段のさらに詳しい第三の実施例について
図5を用いて説明する。
【0039】本実施例は図1に示す第一の実施例の合成
比変換テーブル切替え手段108を奇偶判定手段508
のみで構成し、合成比変換テーブル107は合成比変換
テーブル507で構成し、読み出しと書き込みが独立し
て行なえ、読みだし書き込みアドレスを9ビットで指定
するメモリを使用する。奇偶判定手段508の出力は1
ビットとし、これを合成比変換テーブル507の読みだ
しアドレス入力の1ビットとする。前記アドレス入力の
残りの8ビットは合成比メモリ103の出力を8ビット
としこれを充てる。
【0040】主制御手段101は、画像メモリ104、
105にそれぞれ画像を格納し、これらの画像の合成比
を合成比メモリ103に格納する。
【0041】表示制御手段102は画像表示手段110
で表示する画像の画素を順に、合成比メモリ103と画
像メモリ104、105に指定し、フィールドの終了を
主制御手段101と奇偶判定手段108に伝える。奇偶
判定手段408はフィールドの終了に合わせて出力ビッ
トを反転する。一方、主制御手段101は合成比変換テ
ーブルの内で読みだし側からはアクセスされないアドレ
スを次のフィールドでの使用に備えて更新する。
【0042】表示制御手段102が指定する画素毎に、
合成比メモリ103から読み出された値を合成比変換テ
ーブル507の読みだしアドレスの8ビットとして与
え、読み出されたデータを合成比として画像合成手段1
09は画像メモリ104、105から読み出した画素を
合成し画像表示手段110で表示する。以降上記の動作
を繰り返す。
【0043】なお、本実施例では合成比メモリ103の
出力を8ビットとしたが、任意のビット数にすることも
可能である、さらに奇偶判定手段508の出力を1ビッ
トにし合成比変換テーブル407を2分割し1フィール
ド毎に交互に使用したが、奇偶判定手段508の出力を
任意のビット数にし、合成比変換テーブル407を3分
割以上に分割し順番に使用する構成も可能である。
【0044】以下、合成比変換テーブル及び合成比変換
テーブル切替え手段の第四の実施例について、図6を用
いて説明する。
【0045】本実施例は図1に示す第一の実施例の構成
に加えて書き込み検出手段606を持つ。以上のように
構成された本実施例の動作について説明すると、まず、
主制御手段101は、画像メモリ104、105にそれ
ぞれ画像を格納し、これらの画像の合成比を合成比メモ
リ103に格納する。
【0046】表示制御手段102は画像表示手段110
で表示する画像の画素を順に、合成比メモリ103と画
像メモリ104、105に指定し、フィールドの終了を
合成比変換テーブル切替え手段108と書き込み検出手
段606に伝える。
【0047】合成比テーブル切替え手段108はフィー
ルドの終了時に画像合成に使用する合成比変換テーブル
607を切替える。
【0048】表示制御手段602が指定する画素毎に、
合成比変換テーブル切替え手段108によって選択され
た合成比変換テーブル607で合成比メモリ103から
読み出した値を変換し、画像合成手段109は変換され
た合成比で画像メモリ104、105から読み出した画
素を合成し画像表示手段110に表示する。フィールド
の表示中に主制御手段101は合成比変換テーブルを更
新する場合、合成比変換テーブル切替え手段108で選
択されていない合成比変換テーブルの内容を更新する。
【0049】書き込み検出手段606は、画像表示の一
フィールド内で主制御手段101が合成比変換テーブル
607の更新を行なうと、その一フィールドの終了時に
該フィールド内に合成比変換テーブル607の更新があ
ったことを主制御手段101に伝え、主制御手段101
は後のフィールドの表示のために合成比変換テーブル6
07を更新する。
【0050】なお、上記の実施例において、合成比変換
テーブルが二つの場合について述べたが、三つ以上に拡
張することも可能である。
【0051】つぎに本発明の第五の実施例について述べ
る。図7は画像合成装置の第五の実施例の構成を示すブ
ロック図である。以下にこれを説明する。
【0052】図7において、主制御手段101は、画像
メモリ104、105にそれぞれ画像を格納し、これら
の画像の合成比を合成比メモリ103に格納する。
【0053】表示制御手段102は画像表示手段110
で表示する画像の画素を順に、合成比メモリ103と画
像メモリ104、105に指定し、フィールドの終了を
主制御手段101と読み出し用合成比変換テーブル70
7に伝える。
【0054】表示制御手段102が指定する画素毎に、
読み出し用合成比変換テーブル707で合成比メモリ1
03から読み出した値を変換し、画像合成手段109は
変換された合成比で画像メモリ104、105から読み
出した画素を合成し画像表示手段110に表示する。
【0055】主制御手段101は合成比変換テーブルを
更新しようとする場合、書き込み用合成比変換テーブル
706の内容を更新する。フィールドの表示の終了に合
わせて次のフィールドの表示が始まるまでの期間に書き
込み用合成比変換テーブル706の内容を読み出し用合
成比変換テーブル707に複写する。
【0056】なお、本実施例において、読みだし用合成
比変換テーブルを2つ以上と読みだし用合成比変換テー
ブル切替え手段を設け、書き込み用合成比変換テーブル
の内容を前記読み出し用合成比変換テーブル切替え手段
で選択されていない読みだし用合成比変換テーブルへ複
写する構成も可能である。
【0057】次に本発明の第六の実施例について述べ
る。図8は画像合成装置の第六の実施例の構成を示すブ
ロック図である。以下にこれを説明する。
【0058】図8において、表示制御手段102は画像
表示手段110で表示する画像の画素を順に、合成比メ
モリ切替え手段811が選択する合成比メモリ103と
画像メモリ104、105に指定し、フィールドの終了
を主制御手段101と合成比メモリ切替え手段811に
伝える。
【0059】主制御手段101は、画像メモリ104、
105にそれぞれ画像を格納し、これらの画像の合成比
を合成比メモリ103の一つに格納する。
【0060】表示制御手段102が指定する画素毎に、
画像合成手段109は合成比メモリ選択手段811が選
択する合成比メモリ103から読み出した合成比で画像
メモリ104、105から読み出した画素を合成し画像
表示手段110に表示する。
【0061】合成比メモリ切替え手段811はフィール
ドの終了時に画像合成に使用する合成比メモリ103を
切替える。一方、主制御手段101は合成比メモリ切替
え手段811が選択しない合成比メモリを次のフィール
ドでの使用に備えて更新する。
【0062】なお、本実施例において、合成比メモリ1
03が二つの場合に説明したが、合成比メモリを三つ以
上に拡張することも可能である。
【0063】更に上記の実施例において二画像間の合成
について説明したが、三画像間以上の合成に拡張するこ
とも可能である。また画像メモリは合成比を画素単位で
与えるだけでなく、例えば同一ライン上の全ての画素な
ど複数画素について同じ合成比を与える構成も可能であ
る。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明の画像合成装置によ
れば、複数画像間の合成比を決める情報の書き込みと読
み出しの衝突を回避することができ、また表示画像のフ
レームに同期して画像の合成比が変化するため、フレー
ム内での表示が乱れることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像合成装置の第一の実施例のブロッ
ク図
【図2】(a)合成比メモリの内容を示す図 (b)画像メモリ104の内容を示す図 (c)画像メモリ105の内容を示す図 (d)画像表示手段に表示される画像を示す図
【図3】(a)nフィールド目で選択する合成比変換テ
ーブルの一つの内容を示す図 (b)同合成比変換テーブルの別の一つの内容を示す図 (c)選択されない合成比変換テーブルの一つの内容を
示す図 (d)画像Bを表示する場合の合成比変換テーブルの内
容を示す図
【図4】同第二の実施例のブロック図
【図5】同第三の実施例のブロック図
【図6】同第四の実施例のブロック図
【図7】同第五の実施例のブロック図
【図8】同第六の実施例のブロック図
【符号の説明】
102 表示制御手段 103 合成比メモリ 104 画像メモリ 105 画像メモリ 107 合成比変換テーブル 108 合成比変換テーブル切替え手段 109 画像合成手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像を記憶する表示メモリと、前
    記画像間の合成比率値を記憶する合成比メモリと、前記
    合成比率値を変換する複数の合成比変換テーブルと、前
    記合成比変換テーブルを切替える合成比変換テーブル切
    替え手段と、画像の表示に同期して前記合成比変換テー
    ブルの切替えを合成比変換テーブル切替え手段に指示す
    る表示制御手段と、前記合成比率値を前記合成比変換テ
    ーブル切替え手段で選択された前記合成比変換テーブル
    で変換し前記変換された合成比で前記画像を合成する画
    像合成手段とから構成してなる画像合成装置。
  2. 【請求項2】 複数の画像を記憶する表示メモリと、前
    記画像間の合成比率値を記憶する合成比メモリと、前記
    合成比率値を変換する読み出し用合成比変換テーブル
    と、前記読み出し用合成比変換テーブルへ書き込むべき
    値を記憶する書き込み用合成比変換テーブルと、画像表
    示に同期して前記書き込み用合成比変換テーブルから前
    記読み出し用合成比変換テーブルへの複写を指示する表
    示制御手段と、前記合成比率値を前記読み出し用合成比
    変換テーブルで変換した比で前記画像を合成する画像合
    成手段とから構成してなる画像合成装置。
  3. 【請求項3】 複数の画像を記憶する表示メモリと、前
    記画像間の合成比率値を記憶する複数の合成比メモリ
    と、前記合成比メモリを切替える合成比メモリ切替え手
    段と、画像表示に同期して前記合成比メモリの切替えを
    前記合成比メモリ切替え手段に指示する表示制御手段
    と、前記合成比メモリ切替え手段で選択された前記合成
    比メモリに記憶された前記合成比率値で前記画像を合成
    する画像合成手段とを備えてなる画像合成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005251193A (ja) * 2004-02-18 2005-09-15 Harman Becker Automotive Systems Gmbh イメージプロセッサ

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JP2005251193A (ja) * 2004-02-18 2005-09-15 Harman Becker Automotive Systems Gmbh イメージプロセッサ

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