JPH05308461A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH05308461A
JPH05308461A JP4136330A JP13633092A JPH05308461A JP H05308461 A JPH05308461 A JP H05308461A JP 4136330 A JP4136330 A JP 4136330A JP 13633092 A JP13633092 A JP 13633092A JP H05308461 A JPH05308461 A JP H05308461A
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JP
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JP4136330A
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English (en)
Inventor
Toshio Kenmochi
敏男 剱持
Harusuke Ezumi
陽亮 江積
Hisashi Toyoda
寿 豊田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯に便利で、しかも据置型で使用する場合
は、十分な機能を利用することができるファクシミリ装
置を提供することを目的とする。 【構成】 置き台部と本体部を分離可能にすることによ
り、1台のファクシミリ装置において、携帯用ファクシ
ミリと据置型ファクシミリの2通りに使用できるように
する。そして、本体部を置き台部から分離した携帯用フ
ァクシミリとしては、携帯時に必要な機能として、送
信、受信、コピーなど必要最小限の機能で構成する。ま
た、置き台部と本体部と接続した据置型ファクシミリで
は、置き台側に設けたTEL/FAX自動切り替え機能
や発呼用データ記憶機能、プリント用データ記憶機能に
より、多機能ファクシミリとしての充実した利用を確保
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯可能に構成されフ
ァクシミリとしての最小限の機能を有する本体部と、こ
の本体部を設置可能な置き台部とを有し、携帯型と据置
型の双方で使用可能なファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ラップトップ型のパーソナル
ファクシミリ装置においては、業務用のファクシミリ装
置に比較して軽量に構成されており、持ち運び可能な重
量となっている。
【0003】また、携帯に便利なファクシミリ装置とし
ては、送受信等の最小限の機能を有し、ほぼパームトッ
プ型の大きさに構成されたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ラップトップ型のパーソナルファクシミリ装置では、持
ち運び可能とはいっても、それなりの大きさで重量もあ
るため、携帯するには適さない。
【0005】一方、上述のように最小限の機能を搭載し
て軽量に構成したパームトップ型のファクシミリ装置に
おいては、例えば着信に応じて電話モードとファクシミ
リモードとを自動的に切り替える機能(以下、TEL/
FAX自動切替機能という)を有していない。従って、
この携帯型ファクシミリ装置のユーザは、携帯時におい
ては、それほどの不便さは感じないものの、このファク
シミリ装置を据置型で使おうとした場合には、上述した
ラップトップ型の装置に比べて、大幅に機能が低下する
ものとなり、使い勝手が悪いという欠点がある。
【0006】また、パームトップ型のファクシミリ装置
とラップトップ型のファクシミリ装置とを全く別にして
使い分けるのでは、ユーザにとって経済的負担が大きく
なる問題がある。
【0007】本発明は、携帯に便利で、しかも据置型で
使用する場合にはTEL/FAX自動切替機能を利用す
ることができ、使い勝手のよいファクシミリ装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファクシミリ
における画像読み取り、画像記録および画像通信機能を
有する携帯可能な本体部と、この本体部との接続部を備
え、通信機能を有する置き台部とを具備し、該置き台部
に、外部からの着信に対して、電話かファクシミリかを
自動判別する機能を設けたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】この実施例におけるファクシミリ装置は、本
体部と置き台部とにより構成されており、本体部を置き
台部より外して携帯型の装置として使用できるととも
に、本体部を置き台部にセットして、据置型の装置とし
て使用できるものである。
【0010】図1は、本体部の回路構成を示すブロック
図であり、図2は、置き台部の回路構成を示すブロック
図である。また、図3は、本体部と置き台部とを分離し
た場合の外観を示す斜視図であり、図4は、本体部と置
き台部とを結合した場合の外観を示す斜視図である。
【0011】まず、図1に基づき、本体部の回路構成に
ついて説明する。
【0012】図1において、CPU11は、ROM12
に記憶されているプログラムに従って、この本体部全体
の各要素、すなわちRAM13、第1操作部14、読取
部15、記録部16、駆動部17、モデム18、第1N
CU部19、第1センサ部112、接点部113、ブザ
ー部131を制御するものである。また、CPU11
は、シリアルデータ通信用のインタフェースを有し、上
記接点部113を介して他の装置との各種データ通信を
行うようになっている。
【0013】RAM13は、読取部15によって読み取
られた二値化画像データ、または記録部16で記録され
る二値化データを格納し、モデム18によって変調され
て第1NCU部19を介して加入者回線110から出力
される二値化データを格納するものである。また、RA
M13は、加入者回線110から入力されたアナログ波
形を第1NCU部19およびモデム18を介して復調
し、その二値化データを格納するためにも用いられる。
【0014】第1操作部14は、送信、受信等のスター
トキーと、送信画像におけるファイン、スタンダード等
の操作モードを指定するモードキーと、複写時における
コピーキーと、バッテリ電源使用時の記録印字における
省エネルギーモードを指定するエコノミーキーと、動作
を停止させるストップキー等から構成される。
【0015】なお、CPU11はこれらのキーの押下状
態を検出して、その状態に応じて各部を制御する。
【0016】読取部15は、DMAコントローラ、CC
Dもしくは密着型イメージセンサ(CS)、TTLIC
および二値化回路等から構成され、CPU11の制御に
基づいてCCDまたはCSを使用して読み取ったデータ
を二値化し、その二値化データを順次RAM13に送る
ものである。
【0017】記録部16は、DMAコントローラ、B4
/A4サイズのサーマルヘッドおよびTTLIC等によ
って構成され、CPU11の制御によってRAM13に
格納されている記録データを取り出し、ハードコピーと
してプリントアウトするものである。
【0018】駆動部17は、読取部15および記録部1
6の給排紙ローラを駆動するためのステッピングモータ
と、モータの駆動力を伝達するためのギヤと、モータを
制御するためのドライバー回路等から構成される。
【0019】モデム18は、G3、G2、G1、オール
ドFMモデムと、これらのモデムに接続されたクロック
発生回路等から構成され、CPU11の制御に基づいて
RAM13に格納されている送信データを変調し、第1
NCU部19を介して加入者回線110または移動体通
信機111に出力するものである。
【0020】さらにモデム18は、加入者回線110ま
たは移動体通信機111からのアナログ信号を第1NC
U部19を介して導入し、これを復調して二値化したデ
ータをRAM13に格納するものである。
【0021】第1NCU部19は、直流の捕捉回路、2
線4線変換回路からなり、加入者回線110をモデム1
8に接続するものである。また、第1NCU部19は、
移動体通信機111をモデム18に接続するものであ
る。
【0022】LINE110は、第1NCU部19に接
続される加入者回線であり、移動体通信111は、第1
NCU部19に接続される移動体通信用の回線である。
【0023】第1センサ部112は、記録紙幅センサ、
記録紙有無センサ、原稿幅センサおよび原稿有無センサ
から構成され、CPU11の制御により、原稿および記
録紙の状態検知を行う。
【0024】接点部113は、本体部の接点として信号
の入出力および電源を供給するインターフェース部であ
り、その詳細は、図7において後述する。
【0025】電源部114は、各部の電源を供給するも
のであり、図5に示す3通りの構成のいずれかを使用し
て、+12Vの直流電源を出力する。
【0026】まず、第1電源部1141は、DC+12
Vのバッテリ1141aから構成され、本体各部へDC
+12Vの電源を供給している。
【0027】また、第2電源部1142は、交流電源A
C入力を、DC+12Vに変換するACアダプタ114
2aから構成され、本体各部へDC+12Vの電源を供
給している。
【0028】さらに、第3電源部1143は、車載のカ
ーバッテリからの直流電源DC入力を、安定したDC+
12Vに変換するカーバッテリアダプタ1143aから
構成され、本体各部へDC+12Vの電源を供給してい
る。
【0029】電圧変換部130は、シリーズレギュレー
タ、スイッチングレギュレータ、DC/DCコンバータ
等から構成され、電源部114から入力されたDC+1
2VをDC+5Vに変換して出力する。
【0030】ブザー部131は、ブザーとブザー駆動部
で構成され、CPU11からの制御により報知音を鳴ら
す。
【0031】次に、図2に基づき、置き台部の回路構成
について説明する。
【0032】図2において、CPU21は、ROM22
に記憶されているプログラムに従って、この本体部全体
の各要素、すなわちRAM23、不揮発性RAM24、
キャラクタジェネレータ(CG)25、音声メッセージ
発生部26、録音部27、第2操作部28、表示部2
9、第2センサ部210、第2NCU部211、接点部
214、選択信号送出部215、スピーカ部216、擬
似CI発生部217を制御するものである。また、CP
U21は、シリアルデータ通信用のインタフェースを有
し、上記接点部214を介して他の装置との各種データ
通信を行うようになっている。
【0033】RAM23は、シリアルデータ通信用のデ
ータバッファ、CPU21のワークエリア等として使用
される。
【0034】不揮発性RAM24は、例えばEEPRO
MまたはバッテリバックアップされたSRAM等で構成
され、置き台部に供給されている電源が遮断された場合
にも保存しておくべきデータ、例えばシリアルデータに
よって他の機器から送られてきたデータや操作部28を
介して相手先名称と相手先電話番号とを対応したデー
タ、その他の登録データを確実に格納するものである。
【0035】CG25は、JISコード、ASCIIコ
ード等のキャラクタを格納するROMであり、CPU2
1の制御に基づいて必要に応じて1バイトのデータによ
って所定コードに対応するキャラクタデータを取り出す
ものである。
【0036】音声メッセージ発生部26は、予め登録さ
れた音声データを記憶し、CPU21からの制御によっ
てその音声データをNCU210を介して回線212に
送出するものである。
【0037】録音部27は、CPU21からの制御によ
ってNCU210を介して回線上のアナログ信号を録
音、再生するものであり、例えば磁気テープやメモリを
用いたものである。
【0038】第2操作部は、手動、TEL/FAX自動
切替、留守TEL接続の3モード切替スイッチと、テン
キー、ワンタッチダイヤルキーおよびファンクションキ
ー等から構成されている。
【0039】表示部29は、LCD等によって構成され
ており、CPU21のコントロールにより、各種表示を
行う。また、リアルタイムクロック(RTC)を有し、
CPU21が現在時刻を読み取ってLCDに表示するよ
うになっている。
【0040】第2センサ部210は、記録紙の残量を検
知する例えば反射型センサ等により構成されており、そ
の検出データをCPU21に知らせる機能を有する。
【0041】第2NCU部211は、回線を外付けの電
話機に接続するためのジャックと、その電話機のオフフ
ックを検出するオフフック検出回路、およびこのオフフ
ック検出回路に並列に接続されたCI信号検出回路、F
C信号検出回路、CNG信号検出回路、録音部27、2
線4線変換回路を通して接点部214のTX、RX信号
とをCMLリレーで切り替える機能を有する。
【0042】LINE212は、第2NCU部211に
接続される加入者回線であり、TEL220は、第2N
CU部211に外付けされる電話機用の回線である。
【0043】電源部213は、AC電源からDC12V
とDC5Vの電源電圧を作成し、DC12Vの電源を接
点部214に供給するものである。この電源部213
は、図6に示すように、交流電源AC入力をDCに変換
するACアダプタ2131と、このACアダプタ213
1で得られたDCを、+12Vおよび+5Vに変換する
電圧変換部2132から構成されている。
【0044】接点部214は、置き台部の接点として信
号の入出力および電源を供給するインターフェース部で
あり、上記接点部113に対応して構成されている。こ
の接点部214の詳細は、図7において後述する。
【0045】選択信号送出部215は、CPU21の制
御によって、NCU210を介してパルスダイヤラ、ト
ーンダイヤラ等の選択信号を送出するものである。
【0046】スピーカ部216は、CPU21からの制
御により各種音声信号を出力するものである。
【0047】擬似CI発生部217は、CPU21から
の制御によって、外付け電話機に対し、擬似CI信号を
出力するものである。
【0048】次に、図7は、本体部と置き台部との接続
部の構成を示す説明図である。
【0049】この接続部31は、本体部の接点部113
と置き台部の接点部214とを接続したものであり、以
下のような電源および信号の入出力を行う。
【0050】まず、電源用として、置き台部から本体部
に+12Vの電源が供給され、この+12V電源を本体
部内でレギュレーションして得られる+5Vの電源は、
本体部から置き台部に供給される。また、置き台部と本
体部との間で共通の+12V系GNDと+5V系GND
とが接続されている。
【0051】また、送信信号TXは、本体部内のモデム
18より置き台部内の第2NCU部211に供給され、
受信信号RXは、置き台部内の第2NCU部211より
本体部内のモデム18に供給される。
【0052】また、シリアルデータSTXは、本体部か
ら置き台部に転送され、シリアルデータSRXは、置き
台部から本体部に転送される。
【0053】また、MBUSY信号は、本体部が、シリ
アルデータSRXを受信できないときに「H」、受信で
きるときに「L」となる信号であり、SBUSY信号
は、置き台部が、シリアルデータSTXを受信できない
ときに「H」、受信できるときに「L」となる信号であ
る。
【0054】また、BAT/AC制御信号は、バッテリ
電源かAC電源かカーバッテリ電源かを判別する信号で
あり、置き台部側の各電源から本体部内のCPU11に
供給される。
【0055】また、DSK/PRT制御信号は、携帯フ
ァクシミリか据置ファクシミリかを判別する信号であ
り、置き台部から本体部内のCPU11に供給される。
なお、以上の電源および携帯/据置の判別方法について
は後述する。
【0056】次に、図3および図4に基づいて、本実施
例における装置の構造について説明する。
【0057】本体部ケース41は、携帯用のファクシミ
リユニットを構成するものであり、図1に示した回路構
成を有する。一方、置き台部ケース42は、本体部ケー
ス41を載置する形状に形成されており、その内部に
は、図2に示す回路構成を有している。
【0058】本体部ケース41は、置き台部ケース42
側に形成された凸部に嵌合する凹部を有し、この凹部内
に上記接点部113を有するコネクタ部411が配置さ
れている。また、この本体部ケース41には、原稿の挿
入口412や記録紙の排出口413が設けられている。
【0059】また、置き台部ケース42は、上記凸部に
接点部214を有するコネクタ部421が配置されてい
る。また、この置き台部ケース42には、ロール紙を収
容する収容部422が設けられており、このロール紙を
本体部側に引き出して記録紙に用いることができる。さ
らに、この置き台部ケース42には、AC電源のアウト
レット423が設けられている。このアウトレット42
3により、本体部を携帯する場合に使用するバッテリを
充電するためのバッテリチャージャを接続し、本体部側
電源部114を充電することができる。
【0060】次に、以上の構成を有するファクシミリ装
置の動作について説明する。
【0061】図8〜図12は、本実施例の基本的動作を
示すフローチャートである。なお、この手順は、CPU
11のプログラムとしてROM12内に格納される。
【0062】まず、電源投入後、スタンバイモードに入
り、読取部15における原稿の有無を判定し(S1)、
原稿がある場合は、原稿フィードを行い、原稿を所定の
読み取り位置にセットする(S5)。
【0063】また、原稿がない場合あるいは原稿セット
後、据置か携帯かを上記DSK/PRT信号により判定
する(S3)。図13は、DSK/PRT信号の検出原
理を示す回路図である。
【0064】図13において、本体部のDSK/PRT
信号は+5Vにプルアップされて、CPU11の入力ポ
ート98に入力されており、据置時に置き台部に接続さ
れた状態では、接続部31を介してDSK/PRT信号
はグランドに接続されるので、DSK/PRT信号=0
となる。また、携帯時に置き台部より切り離された状態
では、接点部がオープンとなるのでDSK/PRT信号
=1となる。
【0065】従って上記S3において、DSK/PRT
信号=1の場合は、携帯時と判定して携帯時の動作に入
る。また、DSK/PRT信号=0のときは、置き台部
に接続された据置時と判定して、据置時の動作に入る。
【0066】次に、上記S3において、据置時と判定し
た場合、まず、記録部16における記録紙の有無を判定
し(S80)、記録紙がない場合は、記録紙の交換、確
認作業を行った後(S81)、キー押下の有無を判定す
る(S4)。
【0067】ここでキー押下が無ければ、S7以降の動
作に進み、キー押下があれば、S40以降の動作に進
む。
【0068】まず、S7において、シリアルデータSR
Xを置き台部から受信した場合、この受信データによっ
て示されるコマンドを判定する(S8〜S13)。な
お、何のデータも受信しない場合には、スタンバイに戻
る。また、受信したデータが特定のコマンドでない場合
には、置き台部にNAK(否定応答)を示すデータを転
送してスタンバイに戻る。
【0069】また、受信コマンドがファクシミリ送信コ
マンド(CC=011001/AUTOTX/CS=X
X//)であれば(S8)、ファクシミリ自動送信を行
う(S15)。
【0070】また、受信コマンドが原稿有無コマンド
(CC=011001/RDS/CS=XX//)であ
れば(S9)、本体部の読取部15に原稿があるかどう
かを判定し(S16)、原稿ありなら、その旨を示す信
号RDS=1を置き台部に転送して(S17)、スタン
バイに戻り、原稿なしなら、その旨を示す信号RDS=
0を置き台部に転送して(S18)、スタンバイに戻
る。
【0071】また、受信コマンドがCI受信スタートコ
マンド(CC=011001/CIRX/CS=XX/
/)であれば(S10)、置き台部にACK(肯定応
答)を示すデータを転送して(S19)、自動受信を行
う(S20)。
【0072】また、受信コマンドがFC受信スタートコ
マンド(CC=011001/FCRX/CS=XX/
/)であれば(S11)、置き台部にACKを転送して
(S21)、FC受信であることを示すフラグFCRE
CFを1に設定し(S22)、自動受信を行う(S2
3)。
【0073】また、受信コマンドが通信管理レポートプ
リントコマンド(CC=011001/TRANSMI
TPRINT/CS=XX//)であれば(S12)、
置き台部にACKを転送して(S60)、置き台部から
通信管理データを受信し(S61)、この受信データが
正しければ(S62)、置き台部にACKを転送して
(S64)、通信管理データのプリントアウトを行う
(S65)。また、上記S62で受信データが正しくな
ければ、置き台部にNAKを転送して(S63)、上記
S61に戻り、データの受信をやり直す。
【0074】また、受信コマンドが登録データプリント
コマンド(CC=011001/ENTORYDATP
RINT/CS=XX//)であれば(S13)、置き
台部にACKを転送して(S66)、置き台部から登録
データを受信し(S67)、この受信データが正しけれ
ば(S68)、置き台部にACKを転送して(S7
0)、登録データのプリントアウトを行う(S71)。
また、上記S68で受信データが正しくなければ、置き
台部にNAKを転送して(S69)、上記S67に戻
り、データの受信をやり直す。
【0075】次に、据置時にキー入力があった場合の動
作について説明する。
【0076】上記S4でキー押下を検出した場合、図1
1のS40において、まず、コピーキーが押下されたか
どうかを判定し、押下されれば、S46においてコピー
モードに入る。
【0077】また、コピーキーが押下されなければ、S
41においてスタートキーが押下されたかどうかを判定
する。そして、スタートキーが押下されれば、S47に
おいて送信原稿の有無を判定し、原稿があれば、S49
において従来のファクシミリ手動送信と同じ処理を行
う。また、原稿がなければ、S48において受信モード
に入る。
【0078】また、S41において、スタートキーが押
下されなければ、S42において送信モードキーが押下
されたかどうかを判定し、送信モードキーが押下されれ
ば、S50において、ファインか、スタンダードか、い
ずれかの送信モード設定を行う。
【0079】また、送信モードキーが押下されなけれ
ば、S43において、エコノミーキーが押下されたかど
うかを判定し、押下されれば、S51において、印字時
に間引き印字を行うエコノミーモードに設定を行う。
【0080】また、エコノミーキーが押下されなけれ
ば、S52において、手動、FAX/TEL切換、留守
番電話接続のいずれかの受信モード設定を行う。
【0081】受信モードキーが押下されなければ、S4
5においてストップキーが押下されたかどうかを判定
し、押下されれば、S53において直ちに動作を停止
し、スタンバイ状態に戻る。
【0082】また、ストップキーが押下されなければ、
すなわち、いずれのキーも検出しない場合、スタンバイ
状態に戻る。
【0083】次に、携帯時の動作について説明する。
【0084】上記S3において、携帯と判断された場
合、記録部16における記録紙の有無を判定し(S
2)、記録紙がある場合は、記録紙フィードを行い記録
紙を所定の記録位置にセットする(S6)。そして、記
録紙がない場合あるいは記録紙のセット後、図12のS
28においてコピーキーが押下されたかどうかを判定
し、押下された場合、S33においてコピーモードに入
る。
【0085】また、コピーキーが押下されなければ、S
29においてスタートキーが押下されたかどうかを判定
する。そして、スタートキーが押下されれば、S34に
おいて送信原稿の有無を判定し、原稿があれば、S36
において、従来のファクシミリ手動送信と同じ処理を行
う。また、原稿がなければ、S35において受信モード
に入る。
【0086】また、上記S29においてスタートキーが
押下されなければ、S30において、送信モードキーが
モードキーが押下されたかどうかを判定し、送信モード
キーが押下されれば、S37において、ファインか、ス
タンダードか、いずれかの送信モード設定を行う。
【0087】また、送信モードキーが押下されなけれ
ば、S31においてエコノミーキーが押下されたかどう
かを判定し、押下されれば、S38において、印字時に
間引き印字を行うエコノミーモードの設定を行う。
【0088】また、エコノミーキーが押下されなけれ
ば、S32において、ストップキーが押下されたかどう
かを判定し、押下されれば、S39において直ちに動作
を停止し、スタンバイ状態に戻る。
【0089】また、ストップキーが押下されなければ、
すなわち、いずれのキーも検出しない場合、スタンバイ
状態に戻る。
【0090】次に、図14は、上記S20、S23、S
35およびS48における受信動作の詳細を示すフロー
チャートである。
【0091】まず、受信動作にはいると、S100にお
いて、従来のファクシミリメッセージ受信動作を行い、
RTCの受信後、S101、S102およびS103に
おいて、MPS、EOMおよびEOPの検出を行う。
【0092】そして、いずれの信号も検出しない場合
は、S109において、エラー音を鳴らしてエラーラン
プを点灯させてスタンバイ状態に戻る。
【0093】また、S103においてEOPを検出する
と、S104においてMCFを送出し、終了音を鳴らし
てスタンバイ状態に戻る。
【0094】また、S101またはS102において、
MPSまたはEOMを検出すると、S105において、
T1時間が経過したかどうかを判定する。
【0095】ここでT1時間とは、記録紙がカット紙の
手動受信の場合、次のファクシミリメッセージ受信に備
えて記録紙をセットする時間であり、送信側のMCF受
信時間範囲を考慮して約9秒とする。
【0096】そして、このT1時間が経過していなけれ
ば、S106において記録紙がセットされているかどう
かを判定し、記録紙がセットされていれば、MCFを送
出して、上記S100のファクシミリメッセージ受信動
作に戻る。また、記録紙がセットされていない場合は、
S107において記録紙のセットを促す記録紙挿入音を
鳴らして、S105に戻ってT1時間の経過を判定す
る。
【0097】また、T1時間が経過している場合は、S
108において、DCNを送出し、S109において、
エラー音を鳴らしてエラーランプを点灯させてスタンバ
イ状態に戻る。
【0098】次に、図15および図16は、上記S3
3、S46におけるコピー動作の詳細を示すフローチャ
ートである。
【0099】まず、コピーモードに入ると、接点部のD
SK/PRT信号が「H」か「L」かを判定し(S20
1)、「L」であれば、S207以降の動作に進む。
【0100】また、DSK/PRT信号が「H」であれ
ば、置き台部のSBUSY信号を参照し(S202)、
「H」であれば、置き台部がコマンドを受信できない状
態にあるため、コマンドを送出せずに、S207以降の
動作に進む。
【0101】また、SBUSY信号が「L」であれば、
置き台部に表示コマンド(CC=010110/DIS
P/CS=XX//)を送出し(S203)、ACKを
受信するまで、最高3回まで表示コマンドを送出する。
【0102】そして、ACKを受信すると(S20
4)、表示データ(例えばDT=COPY/CS=XX
//)を送出し(S205)、ここでもACKを受信す
るまで、最高3回までデータ送出を繰り返し(S20
6)、ACKを受信した場合、接点部のBAT/AC信
号が0かどうかを判定する(S207)。
【0103】図17は、BAT/AC信号の検出原理を
示す回路図である。
【0104】この図17において、本体部のBAT/A
C信号は、+5Vにプルアップされて、CPU11の入
力ポート98に入力されており、AC電源が接続されて
いる場合は、接点部を介してBAT/AC信号がグラン
ドに接続されるので、BAT/AC信号=0となる。
【0105】また、バッテリ電源が接続されている場合
は、接点部を介してBAT/AC信号がオープンになる
ので、本体部内のプルアップにより、BAT/AC信号
=1となる。
【0106】さらに、カーバッテリ電源が接続されてい
る場合は、カーバッテリの容量により、容量が大きいと
きは、カーバッテリ電源の切り換えスイッチ99をオン
にし、接点部を介してBAT/AC信号=0となり、容
量が小さいときは、カーバッテリ電源の切り換えスイッ
チ99をオフにし、接点部を介してBAT/AC信号=
1となる。
【0107】そして、S207においてBAT/AC信
号=0ならば、S208においてフル印字モードに設定
する。また、BAT/AC信号=1ならば、S210に
おいて、エコノミーモードかどうかを判定し、エコノミ
ーモードであれば、S212において、間引いて印字す
る間引きモードに設定し、エコノミーモードでなけれ
ば、S211において、原稿の黒率が50%以上の場合
のみ間引き印字するモードに設定する。
【0108】なお、間引きモードおよび黒率が50%以
上の場合のみ間引きするモードは、AC電源以外での使
用時における省エネルギー化を行うためのモードであ
り、受信動作時のファクシミリメッセージの印字につい
ても同様に選択されるものである。
【0109】以上のようにして、S208、S211、
S212において、いずれかのモードに設定された後、
S209において、コピー動作を行い、コピー終了後、
S213でDSK/PRT信号を参照し、PRTであれ
ば、S214で本体部のブザー部131から終了音を出
力してスタンバイ状態に戻る。
【0110】また、S213でDSKであれば、SBU
SY信号を参照して(S215)、「H」であれば、S
214以降の動作を行う。また、S215で「L」であ
れば、置き台部にスピーカコマンド(CC=01011
0/SP/CS=XX//)を送出し(S216)、A
CKを受信するまで、最高3回までスピーカコマンドを
送出する。そして、ACKを受信すると(S217)、
データを送出し(S218)、ここでもACKを受信す
るまで、最高3回までデータ送出を繰り返して(S21
9)、ACKを受信すると、スタンバイ状態に戻る。
【0111】次に、図18および図19は、パワーオン
時の動作を示すフローチャートである。
【0112】まず、S301において、各入出力装置や
RAM13等のイニシャライズを行い、S302でDS
K/PRTを判断し、PRTであった場合には、スタン
バイに移行する。
【0113】また、S302でDSK/PRTがDSK
である場合には、置き台部のSBUSYが「L」になる
まで待ち(S303)、「L」になったら、初期データ
要求コマンド(CC=010110/FDRQT/CS
=XX//)を置き台部に対して送信し(S304)、
S305でACKを受信するまで、コマンドを最高3回
まで再送する。
【0114】そして、ACKを受信した場合には、置き
台部からの初期データを受信し(S306)、受信デー
タの和が0であれば、受信データが正しく受信されたと
して(S307、S308)、S309でACKに応答
し、受信した初期データをRAM13に格納し(S31
0)、S311以降で、先のコピー動作のときに説明し
た表示コマンドおよび表示データ(DT=TIME/C
S=XX//)を送信し、置き台部の表示に時刻表示を
させてスタンバイに移行する(S312〜S315)。
【0115】次に、図20は、送信コマンド受信後の動
作を示すフローチャートである。
【0116】送信コマンドを受信した後は、35秒のタ
イムオーバーを監視しながら(S501)、DISの受
信を待ち(S502)、DISを受信したら、DCSを
送出後(S503)、CCITT勧告T−30で規定さ
れる通常のファクシミリ送信を行う(S504)。
【0117】また、S501で35秒がタイムオーバー
してもDISの受信がなく、相手がファクシミリである
と認識できない場合には、S505でリダイヤルコマン
ド(CC=010110/REDIAL/CS=XX/
/)を置き台部に対して送出し、S506でACKを受
信したらスタンバイに戻る。
【0118】次に、図21〜図29は、置き台部のスタ
ンバイ時の動作について詳細に説明するフローチャート
である。
【0119】S701で操作部28のキーが押下された
ら、S702に進み、S702〜S706でどのキーが
押下されたかによって、それぞれの動作を行う。
【0120】まず、ワンタッチキーが押下されたら(S
702)、S710でNCU211のCMLリレーをオ
ンし、置き台部で回線212を捕捉する。その後、S7
11で接点部のシリアルデータにより、原稿有無コマン
ド(CC=011001/RDS/CS=XX//)を
本体部に9600BPSで送出する。
【0121】次に、S712で本体部からの応答信号を
受信し、ACK信号であったらS713に進み、そうで
なければS711に戻り、再度、原稿有無コマンドを送
出する。なお、このコマンド送出は3回までとする。
【0122】S713では、本体部からのデータを受信
し、受信したデータがRDS=1//であったら(S7
14)、原稿ありと判断してS715へ進み、RDS=
0//であったら、本体部に原稿なしと判断してS72
0に進む。
【0123】S715では、RAM3に格納されている
ファクシミリ用ワンタッチダイヤル先に選択信号送出部
215から発呼する。その後、S716でMBUSY信
号が「L」になるまでS716で待機し、MBUSYが
「L」になったら、S717でファクシミリ送信コマン
ド(CC=011001/AUTOTX/CS=XX/
/)を、本体部に送出し、S718、S719でACK
信号を受信するまで、最高3回ファクシミリ送信コマン
ドを再送し、ACK信号を受信したらスタンバイに戻
る。
【0124】S720では、S715と同様にRAM2
4に格納されているTEL用ワンタッチダイヤル先に選
択信号送出部215から発呼する。その後、回線212
の音声をスピーカ部216でモニタしながら、S721
で、NCU211に接続されている電話機のオフフック
を検出し、オフフックされたらスタンバイに戻る。
【0125】次に、S703でオフフックキーが押下さ
れた場合には、S722でCMLリレーをオンし、回線
212を捕捉する。次に、S723〜S725でダイヤ
ル関係のキー押下を検出し、ワンタッチキーが押下され
たら発呼動作をやめ、S801に移行する。S801〜
S805の動作は前述のS711〜S715の動作と同
様であり、S805で本体部に原稿があれば、S716
以降の動作を行い、原稿がなければ、S721以降の動
作を行う。
【0126】次に、S704でファンクションキーが押
下された場合には、S707のファンクションモードに
入る。このファンクションモードの動作の詳細について
は、後述する。
【0127】次に、モードキーが押下された場合には、
モード切り替え動作を行う(S708)。例えば、受信
モードの場合、モードキーが押下されるごとに、手動受
信、TEL/FAX切り替え、留守TELモード1、留
守TELモード2の各モードに切り替える動作を行い、
スタンバイに戻る。
【0128】次に、留守TEL関連のキーが押下された
場合には、S709の留守TEL動作モードにはいる。
この留守TEL動作モードについては、既に公知の各種
留守番電話動作のいずれかと同じである。
【0129】次に、キー押下時以外のスタンバイ時の動
作について説明する。
【0130】まず、S727でFC信号(1300H
z)を検出した場合、S787に進み、MBUSY信号
が「L」になったら、S788でFC受信スタートコマ
ンド(CC=011001/FCRX/CS=XX/
/)を本体部に送信し、S789、S790で、ACK
信号を受信したら、S791でCMLをオンし、回線2
12をファクシミリ側に捕捉し、スタンバイ状態に戻
る。
【0131】また、S728で受信モードが手動受信モ
ードの場合、S729で子電話からのフッキングやDT
MF信号により、ある特定の信号が検出された場合に
は、S735に進む。
【0132】S730では、RAM24に記憶されてい
る手動受信から自動受信に切り替えるかどうかのデータ
により、切り替えなければスタンバイに戻る。また、切
り替えるならば、S731で切り替え時間をRAM24
に記憶されているデータに基づき、例えば30秒に設定
する。
【0133】次に、S732、S733で、CI信号
(16Hz)が30秒連続で検出できた場合に、S73
4に進み、そうでない場合にはスタンバイに戻る。
【0134】S734で、NBUSY信号が「L」にな
ったら、S735でCI受信スタートコマンド(CC=
011001/CIRX/CS=XX//)を本体部に
送信し、S736、S737でACK信号を受信した
ら、S738でCMLをオンし、回線212をファクシ
ミリ側に捕捉し、スタンバイ状態に戻る。
【0135】S739で受信モードがTEL/FAX切
り替えモードになっている場合、S740でCI信号を
検出したら、S741でCMLをオンし、音声メッセー
ジ発生部26から音声メッセージ1(タダイマ ヨビダ
シテオリマス シバラクオマチクダサイ)を回線212
に送出し、この送出後、S742、S743でCNG信
号またはFC信号を検出した場合には、それぞれS73
5、S787の処理を行う。
【0136】また、S742、S743でCNG信号ま
たはFC信号を検出しない場合は、S744で子電話に
対し、16Hz〜50Hz、120V、P−Pの疑似C
I信号を出力し、S742〜S746で、それぞれFC
信号、CNG信号、ユーザが設定可能な疑似CIの送出
時間の経過、または子電話のオフフックを検出すること
により、それぞれS787、S735、S747、S7
49の処理を行う。
【0137】例えば、S747では、疑似CI信号を停
止し、S748でCMLをオフし、回線212を置き台
部から子電話に切り替える。
【0138】また、S749でも、疑似CI信号を停止
し、S750で応答メッセージ2(ヨビダシマシタガ
チカクニオリマセン ファクシミリノカタハ ソウシン
シテクダサイ)を回線212に送出し、S735以後の
処理を行う。
【0139】次に、S752で受信モードが留守TEL
モード1の場合、S753、S754でCNG信号、ま
たはユーザが設定可能な一定時間以上の無音の検出でS
735以後の処理を行う。
【0140】S755で受信モードが留守TELモード
2の場合、S756でCMLをオンし、回線212を置
き台部に捕捉し、S757で応答メッセージ3(コノデ
ンワハ ルスバンデンワニ ツナガッテオリマス ゴヨ
ウノカタハピートイウハッシンオンノアト ヨウケンヲ
オイレクダサイ)を回線212に送出し、S758、S
759でS753、S754と同様の動作を行う。
【0141】S760で録音部27により音声信号の録
音を開始し、S758、S759でCNG、一定時間の
無音の検出または、S770〜S283でROT(リオ
ーダートーン)、BT(ビジートーン)、極性反転の検
出により、音声録音を終了し(S773)、スタンバイ
に戻る。
【0142】また、S774で置き台部が本体部からコ
マンドを受信した場合、S775、S780において、
受信したコマンドが初期データ要求コマンド(CC=0
10110/FDRQT/CS=XX//)であった場
合、S776でACK信号を本体部に返し、S777で
初期データ(DT=VN=XX/PI=XXXXXXX
X/NI=XXXXXXXX/YN=X・・・X/TN
=X・・・X/CS=XX//)を続けて送出する。こ
こで、VNは置き台部のバージョンNo.PIはRAM
24に記憶されているポーリングID、NIはRAM2
4に記憶されているクローズドネットID、YNはユー
ザネーム、TNは置き台部に接続されている電話回線の
電話番号である。
【0143】S778、S779で本体部から、初期デ
ータに対する応答を受信し、一定時間応答がなかった場
合やACK以外の信号を受信した場合は、3回まで初期
データを送信し、ACKを受信した場合、スタンバイに
もどり、そうでない場合はエラー終了する。
【0144】S780で通信結果受信コマンド(CC=
010110/TXRXRESOLT/CS=XX/
/)を受信した場合、S781でACKを応答し、S7
82で通信結果データ(例えば、DT=OK/PG=0
3/TM=TX/CN=*****/TN=03 12
34 5678/CS=XX//、ただし、*****
は相手略称、03 1234 5678は相手電話番
号)を受信し、S783で受信データのチェクサムがO
Kであった場合、S785でACKを送出し、S786
で、受信データを所定のフォーマットでRAM24に格
納し、スタンバイに戻る。
【0145】また、上記S783で受信データがNGで
あった場合、S784でNAKを本体部に返し、再度、
通信結果データの受信動作(S782)を行う。なお、
NAKの送出は3回までとする。
【0146】次に、S792で表示コマンド(CC=0
10110/DISP/CS=XX//)を受信した場
合、それ以後の動作は、S794、S797を除いて、
前述の通信結果受信コマンドの場合と同様である。そこ
で、S794、S797の動作について説明すると、S
794では表示データ(例えば、DT=COPY/CS
=XX//)を受信する。また、S797では、上記デ
ータを受信した場合には、LCD上に「コピー」と表示
する。
【0147】また、S799でスピーカコマンド(CC
=010110/SPEAKER/CS=XX//)を
受信した場合、それ以後の動作は、S811、S814
を除いて、前述の通信結果受信コマンドと同様である。
そこで、S811、S814の動作について説明する
と、S811ではスピーカ動作データ(例えば DT=
END/CS=XX//)を受信する。また、S814
では、上記データを受信したばあいには、終了音をスピ
ーカから出力する。なお、S816でリダイヤルコマン
ド(CC=010110/REDIAL/CS=XX/
/)を受信した場合、S817でACKを送出後、S7
15以降の動作を行う。
【0148】また、受信したコマンドが、置き台部が認
識または動作できない場合には、S818で本体部に対
しNAKで応答する。
【0149】次に、図30、図31に基づいて、置き台
部におけるファンクションモード時の動作について詳細
に説明する。
【0150】このファンクションモードは、登録モード
と、プリントモードの2つのモードに別れており、S9
00でプリントモードであった場合には、S901で現
在時刻、ユーザネーム、接続回線の電話番号、ポーリン
グID、クローズドネットID、ワンタッチダイヤルの
相手先電話番号および相手先略称、電子電話帳の相手先
電話番号および相手先略称、上述の手動受信モード時の
手動/自動の切り替え時間、留守TELモード時の無音
検出時間、接続回線の種類等の各種データをRAM24
に登録し、スタンバイに戻る。
【0151】一方、プリントモードの場合には、S90
2からS903以降の動作を行い、S903で通信結果
レポートのプリントモードの場合には、S904でMB
USYを判定し、これが「L」になったら、S905で
本体部に対し、通信結果プリントコマンド(CC=01
1001/TRNSMITPRINT/CS=XX/
/)を送出し、S906でACKを受信したら、S90
7で本体部に対し、RAM24に記憶されている通信結
果をシリアルデータとして送出する。
【0152】なお、S906においてACKを受信しな
ければ、S905に戻り、通信結果プリントコマンドの
送出動作を繰り返す。この場合、コマンドの再送は3回
までとする。
【0153】次に、S908で本体部からの応答を3秒
間まち、応答がなければ、エラー終了する。また、応答
があれば、S909で応答信号を判断し、ACKであっ
た場合には、スタンバイに戻り、ACKでなければ、S
907に戻り、通信結果データの送出動作を繰り返す。
この場合、データ送出は3回までとする。
【0154】次に、登録データのプリントモードの場合
には(S910〜S915)、S912でS907の通
信結果の代わりに登録モードで登録した各種データをシ
リアルデータとして送出する点以外は、前述の通信結果
のプリントモードの動作と同じである。
【0155】
【発明の効果】以上説明したように、置き台部と本体部
を分離可能にすることにより、1台のファクシミリ装置
において、携帯用ファクシミリと据置型ファクシミリの
2通りに使用でき、使い勝手のよいシステムを提供する
ことができる。
【0156】そして、携帯用ファクシミリとしては、携
帯時に必要な機能として、送信、受信、コピーなど必要
最小限の機能で構成することにより、小型、軽量化を達
成できる。
【0157】また、置き台部にTEL/FAX自動切り
替え機能を設け、本体部と置き台部とを接続することに
より、机上で使用するときのTEL/FAX自動切り替
え機能が付加されて、1本の回線で電話とファクシミリ
の両方が使用できる。
【0158】また、置き台部にワンタッチキーや短縮キ
ーによる発呼機能を設け、本体部と置き台部とが接続さ
れた状態では、置き台部から本体部に対して送信原稿の
有無を確認することにより、1つのワンタッチキーや短
縮キーにファクシミリ用と電話用の2つの番号を登録し
てファクシミリか電話かを自動的に識別して発呼するこ
とができる。
【0159】また、置き台部に各種データ記憶機能を設
け、本体部と置き台部を接続して置き台部の操作により
本体部に対してプリントアウトしたいデータを転送し、
本体部でプリントアウトすることにより、本体部の携帯
性を損なうことなく、各種データのプリントアウト機能
を付加することができる。
【0160】さらに、本体部と置き台部とで、機能を配
分することにより、重複する構成を最小限に抑え、コス
トダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における本体部の回路構成を
示すブロック図である。
【図2】上記実施例における置き台部の回路構成を示す
ブロック図である。
【図3】上記実施例における本体部と置き台部とを分離
した場合の外観を示す斜視図である。
【図4】上記実施例における本体部と置き台部とを結合
した場合の外観を示す斜視図である。
【図5】上記実施例における本体部の電源供給手段の構
成を示す説明図である。
【図6】上記実施例における置き台部の電源供給手段の
構成を示す説明図である。
【図7】上記実施例における本体部と置き台部とのイン
ターフェースを示す説明図である。
【図8】上記実施例における基本的動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】上記実施例における基本的動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】上記実施例における基本的動作を示すフロー
チャートである。
【図11】上記実施例における基本的動作を示すフロー
チャートである。
【図12】上記実施例における基本的動作を示すフロー
チャートである。
【図13】上記実施例における電源の検出原理を示す回
路図である。
【図14】上記実施例における受信動作の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図15】上記実施例におけるコピー動作の詳細を示す
フローチャートである。
【図16】上記実施例におけるコピー動作の詳細を示す
フローチャートである。
【図17】上記実施例における電源の検出原理を示す回
路図である。
【図18】上記実施例におけるパワーオン時の動作を示
すフローチャートである。
【図19】上記実施例におけるパワーオン時の動作を示
すフローチャートである。
【図20】上記実施例における送信コマンドを受信した
後の動作を示すフローチャートである。
【図21】上記実施例における置き台部のスタンバイ時
の動作について詳細に説明するフローチャートである。
【図22】上記実施例における置き台部のスタンバイ時
の動作について詳細に説明するフローチャートである。
【図23】上記実施例における置き台部のスタンバイ時
の動作について詳細に説明するフローチャートである。
【図24】上記実施例における置き台部のスタンバイ時
の動作について詳細に説明するフローチャートである。
【図25】上記実施例における置き台部のスタンバイ時
の動作について詳細に説明するフローチャートである。
【図26】上記実施例における置き台部のスタンバイ時
の動作について詳細に説明するフローチャートである。
【図27】上記実施例における置き台部のスタンバイ時
の動作について詳細に説明するフローチャートである。
【図28】上記実施例における置き台部のスタンバイ時
の動作について詳細に説明するフローチャートである。
【図29】上記実施例における置き台部のスタンバイ時
の動作について詳細に説明するフローチャートである。
【図30】上記実施例における置き台部におけるファン
クションモード時の動作について詳細に説明するフロー
チャートである。
【図31】上記実施例における置き台部におけるファン
クションモード時の動作について詳細に説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
11、21…CPU、 12、22…ROM、 13、23…RAM、 14、28…操作部、 15…読取部、 16…記録部、 17…駆動部、 18…モデム、 19、211…NCU部、 113、214…接点部、 24…不揮発性RAM、 25…CG、 26…音声メッセージ発生部、 27…録音部、 29…表示部、 215…選択信号送出部、 216…スピーカ部、 217…擬似CI発生部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリにおける画像読み取り、画
    像記録および画像通信機能を有する携帯可能な本体部
    と、この本体部との接続部を備え、通信機能を有する置
    き台部とを具備し、 該置き台部に、通信回線からの着信に対して、電話かフ
    ァクシミリかを自動判別する機能を設けたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 ファクシミリにおける画像読み取り、画
    像記録および画像通信機能を有する携帯可能な本体部
    と、この本体部との接続部を備え、通信機能を有する置
    き台部とを具備し、 該置き台部に、通信回線に発呼を行う発呼機能と、その
    発呼先のデータを記憶する記憶部とを設け、該記憶部に
    1つの相手に対するファクシミリ用の番号と電話用の番
    号とが記憶されている場合に、置き台部から本体部に対
    して原稿のセット状況を確認し、この確認結果に基づい
    てファクシミリか電話かを判断して発呼することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 ファクシミリにおける画像読み取り、画
    像記録および画像通信機能を有する携帯可能な本体部
    と、この本体部との接続部を備え、通信機能を有する置
    き台部とを具備し、 該置き台部に、各種データを記憶する機能を設け、当該
    データを必要に応じて置き台部から本体部に転送してプ
    リントアウトすることを特徴とするファクシミリ装置。
JP4136330A 1992-04-28 1992-04-28 ファクシミリ装置 Pending JPH05308461A (ja)

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