JPH08163373A - 画像通信装置および通信方式 - Google Patents

画像通信装置および通信方式

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JPH08163373A
JPH08163373A JP6319146A JP31914694A JPH08163373A JP H08163373 A JPH08163373 A JP H08163373A JP 6319146 A JP6319146 A JP 6319146A JP 31914694 A JP31914694 A JP 31914694A JP H08163373 A JPH08163373 A JP H08163373A
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JP
Japan
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mode
image
battery
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communication
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JP6319146A
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English (en)
Inventor
Hisashi Toyoda
寿 豊田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信側が送信側にハーフトーン画像を受信し
ないモードを宣言し、送信側はその宣言を受けると、送
信モードがハーフトーンであった場合は、送信モードを
二値画像モードに切り替えることができる通信手順を提
供することにある。 【構成】 受信側が送信側にハーフトーン(多値画像)
を受信しないと宣言する機能と、送信側がその宣言を受
けると、送信モードがハーフトーンであった場合は、送
信モードを二値画像モードに切り替える機能とを有する
ことにより、受信側は任意に送信側の送信モードを、ハ
ーフトーンモードから二値画像モードに切り替えること
ができ、通信時間を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像通信装置および通
信方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、バッテリ電源を使用した画像
通信装置においては、例えば、特開平5−124264
号公報に記載されるように、バッテリの消耗を抑えるた
め、エコノミーモードを設けて間引き印字を行い、消費
電流を抑える等の方法を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、記録系の消費電力を抑えることに関しては有
効であるが、通信時間の長い、ハーフトーン(多値画
像)の受信の場合、通信系およびシステム系で消費され
る電力を抑えるという効果はなく、バッテリ残量によっ
ては、通信時間が長くなると、通信中にバッテリ切れと
なってしまうという欠点があった。
【0004】また、ポータブルファクシミリの場合、携
帯電話等の移動体通信回線を使用することが多く、通信
時間のかかるハーフトーン画像の受信は、通信料金が一
般加入者回線に比べて高額になってしまうという欠点が
あった。
【0005】本出願の第1の発明の目的は、受信側が送
信側にハーフトーン画像を受信しないモードを宣言し、
送信側はその宣言を受けると、送信モードがハーフトー
ンであった場合は、送信モードを二値画像モードに切り
替えることができる通信手順を提供することにある。
【0006】また、本出願の第2の発明の目的は、ハー
フトーン画像を受信しないモードをユーザが選択するこ
とができる画像通信装置を提供することにある。
【0007】また、本出願の第3の発明の目的は、バッ
テリ電源を使用する画像通信装置において、バッテリ残
量を検出して、バッテリ残量がある一定以下になると、
自動的にハーフトーンを受信しないモードに切り替わる
画像通信装置を提供することにある。
【0008】また、本出願の第4の発明の目的は、バッ
テリ電源を使用する画像通信装置において、バッテリ残
量を検出して、バッテリ残量がある一定以下になると、
自動的に、バッテリの残量に基づいて、受信時の手順信
号で通信可能時間を通知して、送信側はその通知を受け
ると、送信モードの解像度を落とすことができる画像通
信装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明(請
求項1)は、受信側が送信側にハーフトーン(多値画
像)を受信しないと宣言する手段と、送信側がその宣言
を受けると、送信モードがハーフトーンであった場合
は、送信モードを二値画像モードに切り替える手段とを
有することにより、受信側は任意に送信側の送信モード
を、ハーフトーンモードから二値画像モードに切り替え
ることができ、通信時間を短縮することができる。
【0010】本出願の第2の発明(請求項2〜請求項
5)は、ハーフトーン(多値画像)の受信をしないモー
ドの選択手段を有することにより、通信料金の高額な移
動体通信回線を使用する画像通信装置において、通信時
間の長いハーフトーン画像を受信しないモードに選択す
ることで、通信料金を抑えることができる。
【0011】また、バッテリ電源を使用する画像通信装
置においては、通信回線の種類に係わらず、通信時間の
長いハーフトーン画像を受信しないモードに選択するこ
とで、バッテリの消耗を抑えることができる。
【0012】本出願の第3の発明(請求項6)は、バッ
テリ電源を使用する画像通信装置において、バッテリ残
量検出手段と、前記検出手段において、バッテリ残量が
ある一定以下になると、自動的にハーフトーンを受信し
ないモードに切り替わる手段を有することにより、ユー
ザの操作を介することなく、バッテリ残量がある一定以
下のときは、自動的に通信時間の長いハーフトーン画像
を受信しないモードに切り替わり、バッテリの消耗を抑
え、通信中のバッテリ切れエラーを少なくすることがで
きる。
【0013】本出願の第4の発明(請求項7)は、バッ
テリ電源を使用する画像通信装置において、バッテリ残
量検出手段と、この検出手段において、バッテリ残量が
ある一定以下になると、バッテリの残量に基づいて、受
信時の手順信号で通信可能時間を通知する手段と、送信
側はその通知を受けると、送信モードの解像度を落とす
手段を有することにより、バッテリ残量がある一定以下
のときは、自動的に送信側に通信可能時間を通知するこ
とで、送信側は送信モードの解像度を落として通信時間
を短くすることができ、バッテリの消耗を抑え、通信中
のバッテリ切れエラーを少なくすることができる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例におけるファクシ
ミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0015】CPU1−1は、ROM1−2に記憶され
ているプログラムに従って、ファクシミリ装置全体、す
なわちRAM1−3、操作部1−4、センサ部1−5、
スピーカ部1−6、ブザー部1−7、読み取り部1−
8、記録部1−9、駆動部1−10、MODEM1−1
1、NCU部1−12、電源制御部1−15を制御する
ものである。以下、これらの各部について説明する。
【0016】RAM1−3は、読み取り部1−8によっ
て読み取られた2値化画像データまたは記録部1−9で
記録される2値化データを格納し、MODEM1−11
によって変調された信号をNCU部1−12を介して加
入者回線1−13もしくは移動体通信線1−14から出
力する2値化データを格納するものである。また、加入
者回線1−13もしくは移動体通信1−14から入力さ
れたアナログ信号をNCU部1−12を介してMODE
M1−11によって復調し、その2値化データを格納す
るためにも用いられる。
【0017】操作部1−4は、送信、受信などのスター
トキーと、送信画像におけるファイン、スタンダードな
どの操作モードを指定するモードキーと、複写時におけ
るコピーキーと、動作を停止させるストップキーと、ハ
ーフトーン画像を受信するかどうか選択する受信モード
選択キー等から構成される。
【0018】なお、CPU1−1は、これらのキーの押
下状態を検出して、その状態に応じて各部を制御する。
【0019】センサ部1−5は、記録紙幅センサ、記録
紙有無センサ、原稿幅センサおよび原稿有無センサ等か
ら構成され、CPU1−1の制御において原稿および記
録紙の状態検知を行う。
【0020】スピーカ部1−6は、スピーカおよびスピ
ーカドライバより構成され、CPU1−1からの制御に
より回線トーン等のモニタを行う。
【0021】ブザー部1−7は、圧電ブザーから構成さ
れ、CPU1−1からの制御により操作部1−4の各キ
ー押下時のキータッチ音や、各動作終了を知らせる終了
音や、エラー時のアラーム音等を鳴らすものである。
【0022】読み取り部1−8は、CCDもしくは密着
型イメージセンサ(CS)、DMAコントローラ、汎用
ICおよび2値化回路等から構成され、CPU1−1の
制御に基づいてCCDもしくはCSを使用して読み取っ
たデータを2値化し、その2値化データを順次RAM1
−3に送るものである。
【0023】記録部1−9は、DMAコントローラ、B
4/A4サイズのサーマルヘッドもしくはBJおよび汎
用ICなどによって構成され、CPU1−1の制御によ
りRAM1−3に格納されている記録データを順次取り
出し、ハードコピーとしてプリントアウトするものであ
る。
【0024】駆動部1−10は、読み取り部1−8およ
び記録部1−9の給排紙ローラを駆動するためのステッ
ピングモータと、モータドライバ回路およびモータの駆
動力を伝達するためのギアから構成され、CPU1−1
からの制御により駆動されるものである。
【0025】MODEM1−11は、G3、G2、G
1、オールドFMモデムと、これらのモデムに接続され
た発振回路から構成され、CPU1−1の制御に基づい
てRAM1−3に格納されている送信データを変調し、
NCU部1−12を介して加入者回線1−13、もしく
は移動体通信1−14に出力するものである。さらに、
MODEM1−11は、加入者回線1−13もしくは移
動体通信1−14からのアナログ信号をNCU部1−1
2を介して導入し、それを復調して2値化したデータを
順次RAM1−3に格納するものである。
【0026】NCU部1−12は、直流の補足回路、2
線/4線変換回路等からなり、加入者回線1−13をM
ODEM1−11に接続するものである。また、移動体
通信1−14を4線でMODEM1−11に接続するも
のである。
【0027】加入者回線1−13は、NCU部1−12
に接続する2線の公衆回線である。移動体通信線1−1
4は、移動体通信機をNCU部1−12に接続するもの
である。
【0028】電源制御部1−15は、電源部1−16と
接続するための接点部とスイッチングレギュレータ、F
ET、バッテリ時の残量検出回路等から構成され、ファ
クシミリ装置の各部へ+12V、+5Vの直流電源を供
給するものである。また、CPU1−1からの制御によ
り任意の電源出力をオン/オフできる。また、接点部を
介して電源部1−16がバッテリであるかACアダプタ
であるかを判別する信号であるBAT/ACが入力さ
れ、CPU1−1は、電源の種類を判別する。
【0029】この電源制御部1−15のバッテリ残量検
出回路は、電源がバッテリ時にバッテリ容量がある一定
以下になると、CPU1−1にバッテリ残量が少ないこ
とを知らせる。
【0030】電源部1−16は、直流電源を供給するも
のであり、図2に示す3通りの構成のいずれかを使用
し、+12Vの直流電源を電源制御部1−15に出力す
る。
【0031】図2において、電源部2−1は、DC+1
2のニッカドバッテリ2−4から構成され、本体各部へ
DC+12Vの電源と電源識別信号BAT/ACを供給
している。
【0032】また、電源部2−2は、交流電源AC入力
を、DC+12Vに変換するACアダプタ2−5から構
成され、本体各部へDC+12Vの電源と電源識別信号
BAT/ACを供給している。
【0033】さらに、電源部2−3は、車載のカーバッ
テリからの直流電流DC入力を、安定したDC+12V
に変換するカーバッテリアダプタ2−6から構成され、
本体各部へDC+12Vの電源と電源識別信号BAT/
ACを供給している。
【0034】次に、図3を例に、電源部1−16の種類
を判別する方法を説明する。
【0035】CPU1−1は、入力ポート3−1を持
ち、それに接続されている入力信号の状態を読み取るこ
とができる。ここでは、電源識別信号BAT/ACは、
+5Vにプルアップされて入力ポート3−1に接続され
ており、ACアダプタ電源2−2が接続されている場合
は、電源制御部1−15の接点部を介してBAT/AC
信号がグランドに接続されるので、BAT/AC=0と
なる。
【0036】また、バッテリ電源2−1もしくはカーバ
ッテリアダプタ電源2−3が接続されている場合は、電
源制御部1−15の接点部を介してBAT/AC信号が
オープンになるので、プルアップにより、BAT/AC
=1となる。
【0037】なお、本実施例では、接点部を介してBA
T/AC信号を0または1に切り替えているが、装置に
メカニカルスイッチを設けたり、ソフトスイッチによっ
て、バッテリかACかの識別を行ってもよい。
【0038】次に、通信回線が移動体通信回線であるか
どうかを判別する方法を説明する。図は省略するが、図
3と同様の方法で、前記BAT/AC信号と同様に、移
動体通信回線識別信号CELをプルアップして入力ポー
ト3−1に接続し、CPU1−1は、その状態を読み取
ることによって判別する。なお、CEL信号の切り替え
は、移動体通信用のケーブルが接続されたらCEL信号
がグランドに接続される方法や、装置にメカニカルスイ
ッチを設けたり、ソフトスイッチによって、移動体通信
回線かどうか識別する方法など、いずれでもよい。ま
た、本実施例では、移動体通信回線時(CEL=0)、
加入者回線時(CEL=1)として説明する。
【0039】次に、図4のフローチャートを例に、操作
部1−4の受信モード選択キーを操作して、受信モード
を設定する動作について説明する。
【0040】S1において、本装置の電源が投入される
と、S2において、デフォルトモードのハーフトーン
(多値画像)を受信するモード、すなわち受信画像を問
わない通常のファクシミリとして、受信モード1が設定
される。
【0041】次に、S3において、受信モード選択キー
が押下されると、S4において、電源がバッテリ時のみ
ハーフトーンは受信しないモードの受信モード2が設定
される。
【0042】S5において、さらに受信モード選択キー
が押下されると、S6において、通信回線が移動体通信
回線時のみハーフトーンは受信しないモードの受信モー
ド3が設定される。
【0043】S7において、さらに受信モード選択キー
が押下されると、S8において、バッテリ時および移動
体通信回線時はいずれもハーフトーンは受信しないモー
ドの受信モード4が設定される。
【0044】S9において、もう一度受信モード選択キ
ーが押下されると、S2に戻って、ハーフトーンを受信
するモード、すなわち受信画像を問わない通常のファク
シミリとして、受信モード1が設定される。
【0045】なお、本実施例においては、ひとつのキー
のみで受信モードを設定するが、各受信モードの選択キ
ーを設けてもよいし、ソフトスイッチのビット設定によ
るモード設定でもよい。
【0046】次に、本実施例の画像通信装置における受
信動作について、図5に示すフローチャートを例に説明
する。
【0047】受信モードに入ると、S101において、
CPU1−1は入力ポート3−1に接続されているBA
T/AC信号の状態を読み取り、BAT/AC=1であ
れば、電源はバッテリであるので、S102において、
電源制御部1−15のバッテリ残量検出回路より、バッ
テリ残量が少ないかどうかを判定する。
【0048】バッテリ残量が少なければ、S108にお
いて、設定された受信モードに係わらず、ファクシミリ
の通信手順の非標準機能であるNSF信号において、ハ
ーフトーンは受信できないと宣言し、送信側にNSFを
送出して、S110において、DIS信号以降は、通常
のファクシミリ手順を行う。
【0049】S102において、バッテリ残量が少なく
なければ、もしくはS101において電源がACアダプ
タ(BAT/AC=0)であれば、S103において、
受信モードがバッテリ時もしくは移動体通信回線時のみ
ハーフトーンは受信しない受信モード4に設定されてい
るかどうかを判定し、そうであれば、S106におい
て、BAT/AC=1かどうかを判定する。
【0050】S106において、BAT/AC=1であ
れば、電源はバッテリであるので、S108において、
ファクシミリの通信手順の非標準機能であるNSF信号
において、ハーフトーンは受信できないと宣言し、送信
側にNSFを送出して、S110において、DIS信号
以降は、通常のファクシミリ手順を行う。
【0051】S106において、BAT/AC=0なら
ば、S107において、移動体通信回線識別信号CEL
=0かどうかを判定する。移動体通信回線(CEL=
0)であれば、S108において、ファクシミリの通信
手順の非標準機能であるNSF信号において、ハーフト
ーンは受信できないと宣言し、送信側にNSFを送出し
て、S110において、DIS信号以降は、通常のファ
クシミリ手順を行う。
【0052】S107において、CEL=1で移動体通
信回線でなければ、S110において、DIS信号以降
は、通常のファクシミリ手順を行い、ハーフトーンが送
られた場合でも受信を行う。
【0053】S103において、受信モード4でなけれ
ば、S104において、移動体通信回線時のみハーフト
ーンは受信しない受信モード3に設定されているかどう
かを判定する。
【0054】受信モード3であれば、S107におい
て、移動体通信回線識別信号CEL=0かどうかを判定
する。移動体通信回線(CEL=0)であれば、S10
8において、ファクシミリの通信手順の非標準機能であ
るNSF信号において、ハーフトーンは受信できないと
宣言し、送信側にNSFを送出して、S110におい
て、DIS信号以降は、通常のファクシミリ手順を行
う。
【0055】受信モード3であっても、S107におい
て、CEL=1で移動体通信回線でなければ、S110
において、DIS信号以降は、通常のファクシミリ手順
を行い、ハーフトーンが送られた場合でも受信を行う。
【0056】S104において、受信モード3でなけれ
ば、S105において、バッテリ時のみハーフトーンは
受信しない受信モード2に設定されているかどうかを判
定する。
【0057】受信モード2であれば、S109におい
て、バッテリ(BAT/AC=1)かどうか判定し、そ
うであれば、S108において、ファクシミリの通信手
順の非標準機能であるNSF信号において、ハーフトー
ンは受信できないと宣言し、送信側にNSFを送出し
て、S110において、DIS信号以降は、通常のファ
クシミリ手順を行う。
【0058】S109において、バッテリ(BAT/A
C=1)でなければ、S110において、DIS信号以
降は、通常のファクシミリ手順を行い、ハーフトーンが
送られた場合でも受信を行う。
【0059】次に、送信側が通信手順において、前述の
受信側からハーフトーンは受信できないとの宣言のNS
Fを受けた場合の動作について、図6のフローチャート
を例に説明する。
【0060】送信側は、通信手順中、S201におい
て、受信側からハーフトーンは受信できないとの宣言の
NSFを受けると、S202において、送信モードがハ
ーフトーンに設定されているかどうかを判定する。
【0061】ハーフトーンモードであれば、S203に
おいて、送信モードをファインモード(二値画像)に切
り替えて、S204において、DCS信号以降は、通常
のファクシミリ手順を行い、二値画像にて送信を行う。
【0062】S201において、受信側からハーフトー
ンは受信できないとの宣言のNSFを受けない場合、も
しくは受けてもS202において、送信モードがハーフ
トーンに設定されていなければ、S204において、D
CS信号以降は、通常のファクシミリ手順を行い、二値
画像にて送信を行う。
【0063】なお、以上説明した実施例においては、通
信手順の非標準機能を用いる例について説明したが、将
来、ITUT−Tにより標準機能が拡張され、ハーフト
ーンを受信しないという宣言ができるようになった場合
は、それを使ってもよい。
【0064】また、他の実施例として、前記実施例とは
異なり、バッテリ電源を使用する画像通信装置におい
て、バッテリ残量を検出して、バッテリ残量がある一定
以下になると、自動的にバッテリの残量に基づいて、受
信時の手順信号で通信可能時間を通知して、送信側はそ
の通知を受けると、ハーフトーンに限らず送信モードの
解像度を落とすことができる画像通信装置について説明
する。
【0065】本体部の構成は、前記実施例と同様で図1
に示すように構成され、その受信および送信動作につい
て、図7、図8のフローチャートを例に説明する。
【0066】まず、図7のフローチャートに示す受信動
作について説明する。
【0067】受信モードに入ると、S301において、
CPU1−1は入力ポート3−1に接続されているBA
T/AC信号の状態を読み取り、電源がバッテリ(BA
T/AC=1)であれば、S302において、電源制御
部1−15のバッテリ残量検出回路より、バッテリ残量
が少ないかどうかを判定する。
【0068】バッテリ残量が少なければ、S303にお
いて、ファクシミリの通信手順の非標準機能であるNS
F信号において、バッテリ残量に基づいて通信可能時間
を宣言し、送信側にNSFを送出して、S304におい
て、DIS信号以降は、通常のファクシミリ手順を行
う。
【0069】S302において、バッテリ残量が少なく
なければ、もしくはS301において電源がACアダプ
タ(BAT/AC=0)であれば、S304において、
DIS以降、通常のファクシミリ手順を行う。
【0070】次に、図8のフローチャートに示す送信動
作について説明する。
【0071】送信側は通信手順中、S401において、
受信側からの通信可能時間の宣言のNSFを受けると、
S402において、送信モードがハーフトーンに設定さ
れているかどうかを判定する。
【0072】ハーフトーンモードであれば、S404に
おいて、送信モードをファインモードに切り替えて、S
406において、DCS信号以降は、通常のファクシミ
リ手順を行い、ファイン画像にて送信を行う。
【0073】S402において、送信モードがハーフト
ーンに設定されていなければ、S403において、送信
モードがファインモードに設定されているかどうかを判
定する。
【0074】ファインモードであれば、S405におい
て、送信モードをスタンダードモードに切り替えて、S
406において、DCS信号以降は、通常のファクシミ
リ手順を行い、スタンダード画像にて送信を行う。
【0075】S403において、送信モードがファイン
モードに設定されていなければ、もしくはS401にお
いてNSFを受けなければ、S406において、DCS
以降は、通常のファクシミリ手順を行い、送信モードを
切り替えることなく、設定された送信モードにて送信す
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1の発
明によれば、通信手順において、受信側が送信側にハー
フトーンを受信しないと宣言する手段と、送信側がその
宣言を受けると、送信モードがハーフトーンであった場
合は、送信モードを二値画像モードに切り替える手段と
を有することにより、受信側は任意に送信側の送信モー
ドを、ハーフトーンモードから二値画像モードに切り替
えることができ、通信時間を短縮することができる。
【0077】また、本出願の第2の発明によれば、ハー
フトーンの受信をしないモードの選択手段を有すること
により、通信料金の高額な移動体通信回線を使用する画
像通信装置において、通信時間の長いハーフトーン画像
を受信しないモードに選択することで、通信料金を抑え
ることができる。
【0078】また、バッテリ電源を使用する画像通信装
置においては、通信回線の種類に係わらず、通信時間の
長いハーフトーン画像を受信しないモードに選択するこ
とで、バッテリの消耗を抑えることができる。
【0079】また、本出願の第3の発明によれば、バッ
テリ電源を使用する画像通信装置において、バッテリ残
量検出手段と、前記検出手段において、バッテリ残量が
ある一定以下になると、自動的にハーフトーンを受信し
ないモードに切り替わる手段を有することにより、ユー
ザの操作を介することなく、バッテリ残量がある一定以
下のときは、自動的に通信時間の長いハーフトーン画像
を受信しないモードに切り替わり、バッテリの消耗を抑
え、通信中のバッテリ切れエラーを少なくすることがで
きる。
【0080】本出願の第4の発明によれば、バッテリ電
源を使用する画像通信装置において、バッテリ残量検出
手段と、この検出手段において、バッテリ残量がある一
定以下になると、バッテリの残量に基づいて、受信時の
手順信号で通信可能時間を通知する手段と、送信側はそ
の通知を受けると、送信モードの解像度を落とす手段を
有することにより、バッテリ残量がある一定以下のとき
は、自動的に送信側に通信可能時間を通知することで、
送信側は送信モードの解像度を落として通信時間を短く
することができ、バッテリの消耗を抑え、通信中のバッ
テリ切れエラーを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例における電源部の構成例を示す説明
図である。
【図3】上記実施例における電源種別の検出原理を示す
ブロック図である。
【図4】上記実施例における受信モード設定動作を示す
フローチャートである。
【図5】上記実施例における受信動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】上記実施例における送信動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の他の実施例における受信動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】上記他の実施例における送信動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1−1…CPU、 1−2…ROM、 1−3…RAM、 1−4…操作部、 1−5…センサ部、 1−6…スピーカ部、 1−7…ブザー部、 1−8…読み取り部、 1−9…記録部、 1−10…駆動部、 1−11…MODEM、 1−12…NCU部、 1−13…加入者回線、 1−14…移動体通信線、 1−15…電源制御部、 1−16…電源部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二値画像と多値画像とを通信可能な通信
    手順において、 受信側から送信側に多値画像を受信しないことを宣言す
    るとともに、この宣言を受けた送信側は、送信モードが
    多値画像であった場合、送信モードを二値画像モードに
    切り替えることを特徴とする通信方式。
  2. 【請求項2】 多値画像を受信しないモードを選択する
    選択手段を有することを特徴とする画像通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 多値画像を受信しないモードが選択された場合、通信装
    置の電源がバッテリである時にのみ、多値画像を受信し
    ないモードに切り替わる切替手段を有することを特徴と
    する画像通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 多値画像を受信しないモードが選択された場合、通信回
    線が移動体通信回線である時にのみ、多値画像を受信し
    ないモードに切り替わる切替手段を有することを特徴と
    する画像通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 多値画像を受信しないモードが選択された場合、通信回
    線が移動体通信回線である時、もしくは電源がバッテリ
    である時において、多値画像を受信しないことを特徴と
    する画像通信装置。
  6. 【請求項6】 バッテリ電源を使用する画像通信装置に
    おいて、 バッテリ残量を検出する残量検出手段と、この検出手段
    において、バッテリ残量がある一定以下になると、自動
    的に多値画像を受信しないモードに切り替わる切替手段
    とを有することを特徴とする画像通信装置。
  7. 【請求項7】 バッテリ電源を使用する画像通信装置に
    おいて、 バッテリ残量を検出する残量検出手段と、この検出手段
    において、バッテリ残量がある一定以下になると、バッ
    テリの残量に基づいて、受信時の手順信号で通信可能時
    間を通知する通知手段と、送信側は、その通知を受ける
    と、送信モードの解像度を落とす制御手段を有すること
    を特徴とする画像通信装置。
JP6319146A 1994-11-29 1994-11-29 画像通信装置および通信方式 Pending JPH08163373A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009218829A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Canon Inc 画像形成システム、画像送信装置、画像データの処理方法、プログラム及び記憶媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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