JP3219802B2 - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JP3219802B2
JP3219802B2 JP27865691A JP27865691A JP3219802B2 JP 3219802 B2 JP3219802 B2 JP 3219802B2 JP 27865691 A JP27865691 A JP 27865691A JP 27865691 A JP27865691 A JP 27865691A JP 3219802 B2 JP3219802 B2 JP 3219802B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば携帯可能に構成
されるデータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、データ通信装置の例としてファク
シミリ装置について説明する。従来より、記録紙として
ロール紙を用いたファクシミリ装置が普及している。ま
た、最近では、ロール紙の代わりに、カット紙を用いた
ファクシミリ装置が提供されている。このファクシミリ
装置では、定型のカット紙を収容したカセットを装着し
て、カット紙を1枚ずつ搬送し、記録を行うものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
なロール紙やカット紙を用いたファクシミリ装置におい
ては、ロール紙を収容したり、カット紙カセットを装着
する構成であるため、装置の小型化が図りづらいという
問題点がある。
【0004】したがって、例えば携帯型のファクシミリ
装置を構成しようとした場合、従来のように、ロール紙
やカット紙カセットを搭載することは困難となる。
【0005】一方、ロール紙やカット紙カセットをもた
ないファクシミリ装置において、手作業で給紙を行うこ
とも可能であるが、特に複数枚の原稿を受信する場合、
円滑に連続的な給紙を行うことが必要となり、前の原稿
受信後、次の原稿が受信可能であることを示す信号を送
信側へ決められた時間内に送出しないと通信エラーにな
ってしまう。
【0006】なお、以上のような問題は、移動電話等に
画像受信機能を設けた場合にも、同様に生じるものであ
る。
【0007】本発明は、ユーザが手作業で円滑に連続的
な給紙を行うことが可能な画像通信装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、G3ファクシ
ミリ手順によって画像を受信する受信手段と、上記受信
手段が受信した画像を記録紙に記録する記録手段と、受
信した通信手順信号を判別する判別手段と、記録紙の挿
入をユーザに促す報知手段と、1ページの画像の受信終
了後に受信した信号が、次ページの画像の送信を示す信
号であることを上記手順信号判別手段が判別すると、上
記報知手段に報知を行わせ、一方、手順終了を示す信号
であることを上記手順信号判別手段が判別すると、上記
報知手段に報知を行わせない制御手段とを有するデータ
通信装置である
【0009】
【実施例】本発明の実施例では、データ通信装置の例と
してファクシミリ装置について説明する。この実施例に
おけるファクシミリ装置は、本体部と置き台部とにより
構成されており、本体部を置き台部より外して携帯型の
装置として使用できるとともに、本体部を置き台部にセ
ットして、据置型の装置として使用できるものである。
【0010】図1は、本体部の回路構成を示すブロック
図であり、図2は、置き台部の回路構成を示すブロック
図であり、図3は、本体部と置き台部とを接続した場合
の回路構成を示すブロック図である。また、図4は、本
体部と置き台部とを分離した場合の外観を示す斜視図で
あり、図5は、本体部と置き台部とを結合した場合の外
観を示す斜視図である。
【0011】まず、図1に基づき、本体部の回路構成に
ついて説明する。
【0012】図1において、CPU11は、ROM12
に記憶されているプログラムに従って、この本体部全体
の各要素、すなわちRAM13、第1操作部14、読取
部15、記録部16、駆動部17、モデム18、第1N
CU部19、第1センサ部112、接点部113、ブザ
ー部131を制御するものである。なお、本体部を置き
台に接続した場合には、CPU11は、置き台の各要素
の制御も行う。
【0013】RAM13は、読取部15によって読み取
られた二値化画像データ、または記録部16で記録され
る二値化データを格納し、モデム18によって変調され
て第1NCU部19を介して加入者回線110から出力
される二値化データを格納するものである。また、RA
M13は、加入者回線110から入力されたアナログ波
形を第1NCU部19およびモデム18を介して復調
し、その二値化データを格納するためにも用いられる。
【0014】第1操作部14は、送信、受信等のスター
トキーと、送信画像におけるファイン、スタンダード等
の操作モードを指定するモードキーと、複写時における
コピーキーと、バッテリ電源使用時の記録印字における
省エネルギーモードを指定するエコノミーキーと、動作
を停止させるストップキー等から構成される。
【0015】なお、CPU11はこれらのキーの押下状
態を検出して、その状態に応じて各部を制御する。
【0016】読取部15は、DMAコントローラ、CC
Dもしくは密着型イメージセンサ(CS)、TTLIC
および二値化回路等から構成され、CPU11の制御に
基づいてCCDまたはCSを使用して読み取ったデータ
を二値化し、その二値化データを順次RAM13に送る
ものである。
【0017】記録部16は、DMAコントローラ、B4
/A4サイズのサーマルヘッドおよびTTLIC等によ
って構成され、CPU11の制御によってRAM13に
格納されている記録データを取り出し、ハードコピーと
してプリントアウトするものである。
【0018】駆動部17は、読取部15および記録部1
6の給排紙ローラを駆動するためのステッピングモータ
と、モータの駆動力を伝達するためのギヤと、モータを
制御するためのドライバー回路等から構成される。
【0019】モデム18は、G3、G2、G1、オール
ドFMモデムと、これらのモデムに接続されたクロック
発生回路等から構成され、CPU11の制御に基づいて
RAM13に格納されている送信データを変調し、第1
NCU部19を介して加入者回線110または移動体通
信機111に出力するものである。
【0020】さらにモデム18は、加入者回線110ま
たは移動体通信機111からのアナログ信号を第1NC
U部19を介して導入し、これを復調して二値化したデ
ータをRAM13に格納するものである。
【0021】第1NCU部19は、直流の捕捉回路、2
線4線変換回路からなり、加入者回線110をモデム1
8に接続するものである。また、第1NCU部19は、
移動体通信機111をモデム18に接続するものであ
る。
【0022】LINE110は、第1NCU部19に接
続される加入者回線であり、移動体通信111は、第1
NCU部19に接続される移動体通信用の回線である。
【0023】第1センサ部112は、記録紙幅センサ、
記録紙有無センサ、原稿幅センサおよび原稿有無センサ
から構成され、CPU11の制御により、原稿および記
録紙の状態検知を行う。
【0024】接点部113は、本体部の接点として置き
台部側と接続され、信号の入出力および電源を供給する
インターフェース部であり、その詳細は、図8において
後述する。
【0025】電源部114は、各部の電源を供給するも
のであり、図6に示す3通りの構成のいずれかを使用し
て、+12Vの直流電源を出力する。
【0026】まず、第1電源部1141は、DC+12
Vのバッテリ1141aから構成され、本体各部へDC
+12Vの電源を供給している。
【0027】また、第2電源部1142は、交流電源A
C入力を、DC+12Vに変換するACアダプタ114
2aから構成され、本体各部へDC+12Vの電源を供
給している。
【0028】さらに、第3電源部1143は、車載のカ
ーバッテリからの直流電源DC入力を、安定したDC+
12Vに変換するカーバッテリアダプタ1143aから
構成され、本体各部へDC+12Vの電源を供給してい
る。
【0029】電圧変換部130は、シリーズレギュレー
タ、スイッチングレギュレータ、DC/DCコンバータ
等から構成され、電源部114から入力されたDC+1
2VをDC+5Vに変換して出力する。
【0030】ブザー部131は、ブザーとブザー駆動部
で構成され、CPU11からの制御により報知音を鳴ら
す。この報知音は、例えば本体部にて複数枚の原稿を受
信する場合に、ユーザに対し2枚目以降の受信に際して
記録紙のセットを促すために用いられる。
【0031】次に、図2に基づき、置き台部の回路構成
について説明する。
【0032】図2において、第2NCU部29は、直流
の捕捉、2線4線変換および、CPU11の制御によっ
てCMLリレーにより、加入者回線210をモデム18
または電話機211のいずれかに切り替えて接続するも
のである。
【0033】LINE210は、第2NCU部29に接
続される加入者回線であり、TEL211は、第2NC
U部29に接続される電話機用の回線である。
【0034】接点部213は、置き台部の接点として本
体部との間で信号の入出力および電源を供給するインタ
ーフェース部であり、上記接点部113に対応して構成
されている。この接点部213の詳細は、図8において
後述する。
【0035】オフフック検出部214は、TEL211
に接続されている電話機等のオフフックを検出するもの
であり、第2NCU部のCMLリレーが加入者回線とモ
デムとを接続したときに、TEL211に接続した電話
機に、疑似的な直流ループを閉結して電流の検知をす
る。ここで疑似直流ループと加入者回線とを分離するた
めにHリレーを設け、CPU11のHRD制御信号によ
り制御している。
【0036】CI検出部215は、LINE210から
入力される呼出制御信号(CI信号)をフォトカプラ等
を利用して、1次/2次の分離を行い、交流信号成分だ
けを通して検出するものである。
【0037】CNG検出部216は、CCITT勧告
T.30で規定されるファクシミリ通信におけるCNG
制御信号を、加入者回線がCMLリレーによって子電話
側に接続されている場合に、オーディオトランス等を利
用して、1次/2次の分離を行い、交流信号成分だけを
通して検出する。
【0038】FC検出部217は、無鳴動着信信号にお
けるFC信号をPLL回路等で検出する。
【0039】OGM(音声メッセージ出力)発生部21
8は、予め登録された音声メッセージを接点部213か
らの制御信号(後述のOGM)によって着信時にメッセ
ージを送出するものである。
【0040】第2センサ部219は、記録紙切れ検出セ
ンサで構成され、CPU11の制御により、反射型セン
サを設け、記録紙の黒帯を検知して、記録紙の状態検知
等を行う。
【0041】電源部220は、図7に示すように、交流
電源AC入力をDC+12Vに変換するACアダプタか
ら構成され、置き台各部へDC+12Vの電源を供給し
ている。
【0042】第2操作部221は、受信モードを指定す
るモードキーから構成され、CPU11は、キーの押下
状態を検出して、その状態に応じて各部を制御する。
【0043】スピーカ部232は、スピーカとスピーカ
駆動部から構成され、本体部のCPU11からの制御に
より報知音を鳴らす。また、このスピーカ部232によ
り第2NCU部29を介して回線モニタもできる。
【0044】次に、本体部と置き台部とを接続した場合
について説明する。
【0045】本体部と置き台部とを接続すると、図3に
示すように、図1と図2の構成をほぼ合わせた形であ
り、上記本体側の接点部113と置き台側の接点部21
3とを接続した接点部313が形成され、信号の入出力
および電源を供給することにより据置型ファクシミリと
なる。
【0046】次に、図8に基づいて、接点部313で入
出力される信号および電源について説明する。
【0047】まず、電源用として、置き台部から本体部
に+12Vの電源が供給され、この+12V電源を本体
部内でレギュレーションして得られる+5Vの電源は、
本体部から置き台部に供給される。また、置き台部と本
体部との間で共通の+12V系GNDと+5V系GND
とが接続されている。
【0048】また、送信信号TXは、本体部内のモデム
18より置き台部内の第2NCU部29に供給され、受
信信号RXは、置き台部内の第2NCU部29より本体
部内のモデム18に供給される。
【0049】また、CML制御信号は、本体部内のCP
U11より置き台部内の第2NCU部29に供給され、
HRD制御信号は、本体部内のCPU11より置き台部
内の第2NCU部29に供給される。
【0050】また、CNG制御信号は、置き台部内のC
NG検出部216より本体部内のCPU11に供給さ
れ、OGM制御信号は本体部内のCPU11より置き台
部内のOGM発生部218に供給される。CI制御信号
は、置き台部内のCI検出部215より本体部内のCP
U11に供給される。
【0051】FC制御信号は、置き台部内のFC検出部
217より本体部内のCPU11に供給され、オフフッ
ク(OFHK)制御信号は、置き台部内のオフフック検
出部217より本体部内のCPU11に供給される。
【0052】RPS制御信号は、置き台部内の第2セン
サ部219より本体部内のCPU11に供給される。
【0053】また、BAT/AC制御信号は、バッテリ
電源かAC電源かカーバッテリ電源かを判別する信号で
あり、置き台部側の各電源から本体部内のCPU11に
供給される。また、DSK/PRT制御信号は、携帯フ
ァクシミリか据置ファクシミリかを判別する信号であ
り、置き台部から本体部内のCPU11に供給される。
なお、以上の電源および携帯/据置の判別方法について
は後述する。
【0054】最後にSPCNTは、スピーカ部232の
制御信号であり、本体部内のCPU11より置き台部の
スピーカ部232に供給される。
【0055】次に、図4および図5に基づいて、本実施
例における装置の構造について説明する。なお、本発明
の特徴は、ファクシミリ装置の構造に関するものではな
いことから、ここでは概要を説明するに止め、詳細につ
いては省略する。
【0056】本体部ケース41は、携帯用のファクシミ
リユニットを構成するものであり、図1に示した回路構
成を有する。一方、置き台部ケース42は、本体部ケー
ス41を載置する形状に形成されており、その内部に
は、図2に示す回路構成を有している。
【0057】本体部ケース41は、置き台部ケース42
側に形成された凸部に嵌合する凹部を有し、この凹部内
に上記接点部113を有するコネクタ部411が配置さ
れている。また、この本体部ケース41には、原稿の挿
入口412や記録紙の排出口413が設けられている。
【0058】また、置き台部ケース42は、上記凸部に
接点部213を有するコネクタ部421が配置されてい
る。また、この置き台部ケース42には、ロール紙を収
容する収容部422が設けられており、このロール紙を
本体部側に引き出して記録紙に用いることができる。さ
らに、この置き台部ケース42には、AC電源のアウト
レット423が設けられている。このアウトレット42
3により、本体部を携帯する場合に使用するバッテリを
充電するためのバッテリチャージャを接続し、本体部側
電源部114を充電することができる。
【0059】次に、以上の構成を有するファクシミリ装
置の動作について説明する。
【0060】図13〜図17は、この実施例における基
本的動作を示すフローチャートである。なお、この手順
は、CPU11のプログラムとしてROM12内に格納
される。
【0061】まず、電源投入後、スタンバイモードに入
り、読取部15における原稿の有無を判定し(S1)、
原稿がある場合は、原稿フィードを行い、原稿を所定の
読み取り位置にセットする(S5)。
【0062】また、原稿がない場合あるいは原稿セット
後、記録部16における記録紙の有無を判定し(S
2)、記録紙がある場合は、記録紙フィードを行い記録
紙を所定の記録位置にセットする(S6)。
【0063】また、記録紙がない場合あるいは記録紙セ
ット後、据置か携帯かを上記DSK/PRT信号により
判定する(S3)。図12は、DSK/PRT信号の検
出原理を示す回路図である。
【0064】図12において、本体部のDSK/PRT
信号は+5Vにプルアップされて、CPU11の入力ポ
ート98に入力されており、据置時に置き台部に接続さ
れた状態では、接点部を介してDSK/PRT信号はグ
ランドに接続されるので、DSK/PRT信号=0とな
る。また、携帯時に置き台部より切り離された状態で
は、接点部がオープンとなるのでDSK/PRT信号=
1となる。
【0065】従って上記S3において、DSK/PRT
信号=1の場合は、携帯時と判定して携帯時の動作(S
28〜)に入る。また、DSK/PRT信号=0のとき
は、置き台部に接続された据置時と判定して、第1操作
部14のいずれのキーが押下されたかを判定し(S
4)、キーが押下された場合は、据置時のキー動作(S
40〜)に入る。
【0066】また、いずれのキーも押下されない場合
は、S7において、1300HzのFC信号の検出を行
い、検出されれば、S27の受信モードに入る。FC信
号が検出されなければ、S8においてモードスイッチが
手動モードかどうかを判定し、手動モードであれば、S
11、S12において、電話機からファクシミリに切り
換えるために送られてくるトーン信号あるいはパルス信
号を検出する。
【0067】ここでトーン信号は、接点部のRX信号線
を介して本体部内のモデム18において検出され、パル
ス信号は、接点部のOFHK信号線を介して本体部内の
CPU11において検出される。
【0068】そして、いずれの信号も検出しない場合
は、スタンバイ状態に戻り、いずれかの信号を検出した
場合は、CMLリレーをファクシミリ側に切り換えてS
27の受信モードに入る。
【0069】また、上記S8において、モードスイッチ
が手動モードでなければ、S9において、モードスイッ
チがFAX/TEL自動切り換えモードかどうかを判定
し、FAX/TEL自動切り換えモードであれば、S1
3において、CI信号の検出を行う。ここでCI信号が
検出されなければ、スタンバイ状態に戻り、検出された
場合には、S14において「ただ今呼び出しておりま
す、しばらくお待ちください」と音声メッセージ(1)
を送出し、S15において、本体部内のモデム18でビ
ジートーンBT信号の検出を行う。
【0070】そして、BT信号が検出された場合には、
S16において、回線を解放してスタンバイ状態に戻
り、検出されない場合は、S17、S18において、1
100HzのCNG信号あるいはFC信号の検出を行
う。いずれかの信号が検出された場合は、S27の受信
モードに入り、いずれも検出されない場合は、S19に
おいて相手が電話であることを知らせるブザー音を鳴ら
す。
【0071】そして、このブザー音を鳴らした後、S2
0において、受話器がとられたかどうかを判断するオフ
フック信号の検出を行い、検出された場合は、S21に
おいてブザー音を止め、S22において回線を子電話側
に切り換えてスタンバイモードに戻る。
【0072】また、オフフック信号が検出されない場合
は、S23において、ブザー音を止め、S24において
「呼び出しましたが近くに居りません、ファクシミリの
方は送信してください」と音声メッセージ(2)を送出
して、S27の受信モードに入る。
【0073】また、上記S9において、FAX/TEL
自動切り換えモードでなければ、S10において、モー
ドスイッチが留守番電話接続モードかどうか判定し、そ
うでなければスタンバイ状態に戻る。
【0074】また、留守番電話接続モードである場合
は、S25において、CNG信号の検出行い、検出した
場合は、S27の受信モードに入る。
【0075】また、CNG信号を検出しない場合は、S
26において、相手が無音かどうかを判定し、無音であ
れば、S27の受信モードに入り、そうでなければスタ
ンバイ状態に戻る。
【0076】次に、携帯時の動作について説明する。
【0077】まず、S28においてコピーキーが押下さ
れたかどうかを判定し、押下された場合、S33におい
てコピーモードに入る。
【0078】また、コピーキーが押下されなければ、S
29においてスタートキーが押下されたかどうかを判定
する。そして、スタートキーが押下されれば、S34に
おいて送信原稿の有無を判定し、原稿があれば、S36
において、従来のファクシミリ手動送信と同じ処理を行
う。また、原稿がなければ、S35において受信モード
に入る。
【0079】なた、上記S29においてスタートキーが
押下されなければ、S30において、送信モードキーが
モードキーが押下されたかどうかを判定し、送信モード
キーが押下されれば、S37において、ファインか、ス
タンダードか、いずれかの送信モード設定を行う。
【0080】また、送信モードキーが押下されなけれ
ば、S31においてエコノミーキーが押下されたかどう
かを判定し、押下されれば、S38において、印字時に
間引き印字を行うエコノミーモードの設定を行う。
【0081】また、エコノミーキーが押下されなけれ
ば、S32において、ストップキーが押下されたかどう
かを判定し、押下されれば、S39において直ちに動作
を停止し、スタンバイ状態に戻る。
【0082】また、ストップキーが押下されなければ、
すなわち、いずれのキーも検出しない場合、スタンバイ
状態に戻る。
【0083】次に、据置時の動作について説明する。
【0084】S40でコピーキーが押下されたかどうか
を判定し、押下されれば、S46においてコピーモード
に入る。
【0085】また、コピーキーが押下されなければ、S
41においてスタートキーが押下されたかどうかを判定
する。そして、スタートキーが押下されれば、S47に
おいて送信原稿の有無を判定し、原稿があれば、S49
において従来のファクシミリ手動送信と同じ処理を行
う。また、原稿がなければ、S48において受信モード
に入る。
【0086】また、S41において、スタートキーが押
下されなければ、S42において送信モードキーが押下
されたかどうかを判定し、送信モードキーが押下されれ
ば、S50において、ファインか、スタンダードか、い
ずれかの送信モード設定を行う。
【0087】また、送信モードキーが押下されなけれ
ば、S43において、エコノミーキーが押下されたかど
うかを判定し、押下されれば、S51において、印字時
に間引き印字を行うエコノミーモードに設定を行う。
【0088】また、エコノミーキーが押下されなけれ
ば、S52において、手動、FAX/TEL切換、留守
番電話接続のいずれかの受信モード設定を行う。
【0089】受信モードキーが押下されなければ、S4
5においてストップキーが押下されたかどうかを判定
し、押下されれば、S53において直ちに動作を停止
し、スタンバイ状態に戻る。
【0090】また、ストップキーが押下されなければ、
すなわち、いずれのキーも検出しない場合、スタンバイ
状態に戻る。
【0091】次に、図10は、上記S27、S35、S
48における受信動作の詳細を示すフローチャートであ
る。
【0092】まず、受信動作にはいると、S100にお
いて、従来のファクシミリメッセージ受信動作を行い、
RTCの受信後、S101、S102およびS103に
おいて、MPS、EOMおよびEOPの検出を行う。
【0093】そして、いずれの信号も検出しない場合
は、S109において、エラー音を鳴らしてエラーラン
プを点灯させてスタンバイ状態に戻る。
【0094】また、S103においてEOPを検出する
と、S104においてMCFを送出し、終了音を鳴らし
てスタンバイ状態に戻る。
【0095】また、S101またはS102において、
MPSまたはEOMを検出すると、S105において、
T1時間が経過したかどうかを判定する。
【0096】ここでT1時間とは、記録紙がカット紙の
手動受信の場合、次のファクシミリメッセージ受信に備
えて記録紙をセットする時間であり、送信側のMCF受
信時間範囲を考慮して約9秒とする。
【0097】ここでT1時間が経過していなければ、S
106において記録紙がセットされているかどうかを判
定し、記録紙がセットされていれば、MCFを送出し
て、上記S100のファクシミリメッセージ受信動作に
戻る。また、記録紙がセットされていない場合は、S1
07において記録紙のセットを促す記録紙挿入音を鳴ら
して、S105に戻ってT1時間の経過を判定する。
【0098】ここでT1時間が経過している場合は、S
108において、DCNを送出し、S109において、
エラー音を鳴らしてエラーランプを点灯させてスタンバ
イ状態に戻る。
【0099】次に、図9は、上記S33、S46におけ
るコピー動作の詳細を示すフローチャートである。
【0100】まず、コピーモードに入ると、S200に
おいて接点部のBAT/AC信号が0かどうかを判定す
る。図11は、BAT/AC信号の検出原理を示す回路
図である。
【0101】図11において、本体部のBAT/AC信
号は、+5Vにプルアップされて、CPU11の入力ポ
ート98に入力されており、AC電源が接続されている
場合は、接点部を介してBAT/AC信号がグランドに
接続されるので、BAT/AC信号=0となる。
【0102】また、バッテリ電源が接続されている場合
は、接点部を介してBAT/AC信号がオープンになる
ので、本体部内のプルアップにより、BAT/AC信号
=1となる。
【0103】さらに、カーバッテリ電源が接続されてい
る場合は、カーバッテリの容量により、容量が大きいと
きは、カーバッテリ電源の切り換えスイッチ99をオン
にし、接点部を介してBAT/AC信号=0となり、容
量が小さいときは、カーバッテリ電源の切り換えスイッ
チ99をオフにし、接点部を介してBAT/AC信号=
1となる。
【0104】そして、S200においてBAT/AC信
号=0ならば、S201においてフル印字モードに設定
する。また、BAT/AC信号=1ならば、S203に
おいて、エコノミーモードかどうかを判定し、エコノミ
ーモードであれば、S205において、間引いて印字す
る間引きモードに設定し、エコノミーモードでなけれ
ば、S204において、原稿の黒率が50%以上の場合
のみ間引き印字するモードに設定する。なお、間引きモ
ードおよび黒率が50%以上の場合のみ間引きするモー
ドは、AC電源以外での使用時における省エネルギー化
を行うためのモードであり、受信動作時のファクシミリ
メッセージの印字についても同様に選択されるものであ
る。
【0105】以上のようにして、S201、S204、
S205において、いずれかのモードに設定された後、
S202において、コピー動作を行い終了後、スタンバ
イ状態に戻る。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、G3ファクシミリ手順
によって画像を受信し、1ページの画像の受信終了後に
受信した信号が、次ページの画像の送信を示す信号であ
れば、報知手段に報知を行わせるので、G2ファクシミ
リ手順によって画像を受信して1ページの画像受信終了
後の所定時間以内に、PISが検出されないことに応じ
て、報知を行う装置に比べて、本発明は、記録紙の挿入
を促す報知を、早いタイミングで行うことができ、した
がって、通信時間が長くなることを防止できるという効
果を奏する。また、相手からの手順信号によらず、画像
信号の受信終了のみに応じて報知を行う装置では、次ペ
ージの受信がなくても無駄な報知を行ってしまうが、本
発明では、手順終了信号を受信すれば報知を行わないの
で、無駄な報知を阻止することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における本体部の回路構成を
示すブロック図である。
【図2】上記実施例における置き台部の回路構成を示す
ブロック図である。
【図3】上記実施例における本体部と置き台部とを接続
した場合の回路構成を示すブロック図である。
【図4】上記実施例における本体部と置き台部とを分離
した場合の外観を示す斜視図である。
【図5】上記実施例における本体部と置き台部とを結合
した場合の外観を示す斜視図である。
【図6】上記実施例における本体部の電源供給手段の構
成を示す説明図である。
【図7】上記実施例における置き台部の電源供給手段の
構成を示す説明図である。
【図8】上記実施例における本体部と置き台部とのイン
ターフェースを示す説明図である。
【図9】上記実施例におけるコピー動作の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図10】上記実施例における受信動作の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図11】上記実施例における電源の検出原理を示す回
路図である。
【図12】上記実施例における据置か携帯かの検出原理
を示す回路図である。
【図13】上記実施例における基本的動作を示すフロー
チャートである。
【図14】上記実施例における基本的動作を示すフロー
チャートである。
【図15】上記実施例における基本的動作を示すフロー
チャートである。
【図16】上記実施例における基本的動作を示すフロー
チャートである。
【図17】上記実施例における基本的動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
11…CPU、 12…ROM、 13…RAM、 14…第1操作部、 15…読取部、 16…記録部、 17…駆動部、 18…モデム、 19…第1NCU部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−99065(JP,A) 特開 昭62−100336(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 G3ファクシミリ手順によって画像を受
    信する受信手段と;上記受信手段が受信した画像 を記録紙に記録する記録手
    段と;受信した通信手順信号を判別する通信手順信号判別手段
    と;記録紙の挿入をユーザに促す 報知手段と;1ページの画像の受信終了後に受信した信号が、次ペー
    ジの画像の送信を示す信号であることを上記手順信号判
    別手段が判別すると、上記報知手段に報知を行わせ、一
    方、手順終了を示す信号であることを上記手順信号判別
    手段が判別すると、上記報知手段に報知を行わせない制
    御手段と; を有することを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記データ通信装置は、ファクシミリ装置であることを
    特徴とするデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記記録手段は、カット紙をユーザが手で1枚ずつセッ
    トするものであることを特徴とするデータ通信装置。
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