JPH05308449A - ファクシミリ通信装置 - Google Patents
ファクシミリ通信装置Info
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- JPH05308449A JPH05308449A JP4136343A JP13634392A JPH05308449A JP H05308449 A JPH05308449 A JP H05308449A JP 4136343 A JP4136343 A JP 4136343A JP 13634392 A JP13634392 A JP 13634392A JP H05308449 A JPH05308449 A JP H05308449A
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- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 留守番モード時に回線から着信があった場
合、留守番電話装置を起動するとともに、回線からのＣ
ＮＧの検出を行いＴＥＬ／ＦＡＸ自動切換を行うファク
シミリ通信装置において、留守番電話装置から送出され
る応答メッセージに影響されずにＣＮＧの検出を行える
ようにすることを目的とする。 【構成】 上記留守番電話装置において発生される応答
メッセージのうち、上記ＣＮＧに対応する帯域成分を除
去するフィルタを設ける。また、上記応答メッセージの
反転信号を生成し、この反転信号を上記回線から取り込
まれた信号に加算して上記ＣＮＧの検出回路に供給す
る。
合、留守番電話装置を起動するとともに、回線からのＣ
ＮＧの検出を行いＴＥＬ／ＦＡＸ自動切換を行うファク
シミリ通信装置において、留守番電話装置から送出され
る応答メッセージに影響されずにＣＮＧの検出を行える
ようにすることを目的とする。 【構成】 上記留守番電話装置において発生される応答
メッセージのうち、上記ＣＮＧに対応する帯域成分を除
去するフィルタを設ける。また、上記応答メッセージの
反転信号を生成し、この反転信号を上記回線から取り込
まれた信号に加算して上記ＣＮＧの検出回路に供給す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、留守番電話装置に接続
されるファクシミリ通信装置に関する。
されるファクシミリ通信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、留守番電話装置が接続された
ファクシミリ通信装置において、電話モードとファクシ
ミリモードの自動切換機能（ＴＥＬ／ＦＡＸ自動切換機
能）を有するものが提供されている。
ファクシミリ通信装置において、電話モードとファクシ
ミリモードの自動切換機能（ＴＥＬ／ＦＡＸ自動切換機
能）を有するものが提供されている。
【０００３】このようなファクシミリ通信装置では、留
守番電話装置が留守番モードに設定されている状態で回
線から着信があった場合、まず、留守番電話装置が起動
されるとともに、回線は留守番電話装置側に接続され、
予め録音されていた応答メッセージ（ＯＧＭ；アウトゴ
ーイングメッセージ）が再生されて発呼側に送出され
る。また、このような動作と並行して回線からの受信信
号のモニタが行われ、ＣＮＧ信号（１１００Ｈｚ）が検
出されると、発呼側がファクシミリであると判断し、回
線を留守番電話装置側からファクシミリ通信装置のモデ
ム側に切り替える動作が行われ、以後、ファクシミリ通
信が行われることになる。
守番電話装置が留守番モードに設定されている状態で回
線から着信があった場合、まず、留守番電話装置が起動
されるとともに、回線は留守番電話装置側に接続され、
予め録音されていた応答メッセージ（ＯＧＭ；アウトゴ
ーイングメッセージ）が再生されて発呼側に送出され
る。また、このような動作と並行して回線からの受信信
号のモニタが行われ、ＣＮＧ信号（１１００Ｈｚ）が検
出されると、発呼側がファクシミリであると判断し、回
線を留守番電話装置側からファクシミリ通信装置のモデ
ム側に切り替える動作が行われ、以後、ファクシミリ通
信が行われることになる。
【０００４】なお、上述したＣＮＧ信号の検出は、バン
ドパスフィルタ等を用いることにより、回線から入力さ
れる信号のうち１１００Ｈｚの周波数成分を抽出するこ
とにより行うようになっている。
ドパスフィルタ等を用いることにより、回線から入力さ
れる信号のうち１１００Ｈｚの周波数成分を抽出するこ
とにより行うようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、ＣＮＧ信号の検出と並行して応答メ
ッセージ送出動作が行われ、しかも、この応答メッセー
ジのレベルがＣＮＧ信号のレベルよりも大きいことか
ら、上述したバンドパスフィルタ等によるＣＮＧ信号の
検出に支障をきたし、ＴＥＬ／ＦＡＸ自動切換機能に誤
動作が生じる不都合があった。
来技術においては、ＣＮＧ信号の検出と並行して応答メ
ッセージ送出動作が行われ、しかも、この応答メッセー
ジのレベルがＣＮＧ信号のレベルよりも大きいことか
ら、上述したバンドパスフィルタ等によるＣＮＧ信号の
検出に支障をきたし、ＴＥＬ／ＦＡＸ自動切換機能に誤
動作が生じる不都合があった。
【０００６】また、このような誤動作を防止するため、
応答メッセージの録音に際して、ＣＮＧ信号との衝突を
防ぐべく、一定の無音時間を設定するという工夫もなさ
れているが、設定作業が煩わしいという問題が生じる。
応答メッセージの録音に際して、ＣＮＧ信号との衝突を
防ぐべく、一定の無音時間を設定するという工夫もなさ
れているが、設定作業が煩わしいという問題が生じる。
【０００７】また、上述のように応答メッセージの送出
中にＣＮＧ信号の検出が良好にできないため、電話モー
ドの動作が進行して留守番電話装置による用件メッセー
ジの録音動作が開始されてしまう場合もある。そして、
この場合には、継続して送られてくるＣＮＧ信号が、留
守番電話装置において、用件メッセージの録音領域に録
音されることになる。
中にＣＮＧ信号の検出が良好にできないため、電話モー
ドの動作が進行して留守番電話装置による用件メッセー
ジの録音動作が開始されてしまう場合もある。そして、
この場合には、継続して送られてくるＣＮＧ信号が、留
守番電話装置において、用件メッセージの録音領域に録
音されることになる。
【０００８】しかしながら、このようにＣＮＧ信号が録
音された場合、例えばこのファクシミリ通信装置の所有
者が、外部の電話機からＤＴＭＦ等による遠隔操作によ
って用件メッセージの録音内容を聴取しようとした場
合、再生されたメッセージのうちにＣＮＧ信号が含まれ
ることになり、この再生されたＣＮＧ信号によってＴＥ
Ｌ／ＦＡＸ自動切換機能が誤動作し、装置がファクシミ
リモードに切り換わってしまうという問題が生じる。
音された場合、例えばこのファクシミリ通信装置の所有
者が、外部の電話機からＤＴＭＦ等による遠隔操作によ
って用件メッセージの録音内容を聴取しようとした場
合、再生されたメッセージのうちにＣＮＧ信号が含まれ
ることになり、この再生されたＣＮＧ信号によってＴＥ
Ｌ／ＦＡＸ自動切換機能が誤動作し、装置がファクシミ
リモードに切り換わってしまうという問題が生じる。
【０００９】本発明は、留守番電話による応答メッセー
ジの送出にかかわらず、ＴＥＬ／ＦＡＸ自動切換のため
のトーン信号の検出を適正に行うことができるファクシ
ミリ通信装置を提供することを目的とする。
ジの送出にかかわらず、ＴＥＬ／ＦＡＸ自動切換のため
のトーン信号の検出を適正に行うことができるファクシ
ミリ通信装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ通
信装置は、留守番モード時において、回線から着信があ
った場合、留守番電話装置を起動するとともに、回線か
らの特定のトーン信号の検出を行い、このトーン信号が
検出された時点で電話モードからファクシミリモードへ
の自動切換動作を行うファクシミリ通信装置において、
上記留守番電話装置において発生される応答メッセージ
のうち、上記トーン信号に対応する帯域成分を除去する
フィルタ手段を設けたことを特徴とする。
信装置は、留守番モード時において、回線から着信があ
った場合、留守番電話装置を起動するとともに、回線か
らの特定のトーン信号の検出を行い、このトーン信号が
検出された時点で電話モードからファクシミリモードへ
の自動切換動作を行うファクシミリ通信装置において、
上記留守番電話装置において発生される応答メッセージ
のうち、上記トーン信号に対応する帯域成分を除去する
フィルタ手段を設けたことを特徴とする。
【００１１】また、本発明のファクシミリ通信装置は、
留守番電話装置において発生される応答メッセージの反
転信号を生成し、この反転信号を上記回線から取り込ま
れた信号に加算して上記トーン信号の検出回路に供給す
る手段を設けたことを特徴とする。
留守番電話装置において発生される応答メッセージの反
転信号を生成し、この反転信号を上記回線から取り込ま
れた信号に加算して上記トーン信号の検出回路に供給す
る手段を設けたことを特徴とする。
【００１２】
【実施例】図１は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。
である。
【００１３】この実施例のファクシミリ本体装置２０
は、切り換え回路２と、ＮＣＵ３と、１１００Ｈｚ除去
回路４と、信号取り入れ部５と、ＣＮＧ検出部６と、接
続端子部７とを有し、接続端子部７によりＯＧＭ付きの
留守番電話機１８が接続されている。
は、切り換え回路２と、ＮＣＵ３と、１１００Ｈｚ除去
回路４と、信号取り入れ部５と、ＣＮＧ検出部６と、接
続端子部７とを有し、接続端子部７によりＯＧＭ付きの
留守番電話機１８が接続されている。
【００１４】切り換え回路２は、電話回線１をファクシ
ミリ本体装置２０のＮＣＵ３側または１１００Ｈｚ除去
回路４側に選択的に切り換えるものであり、ＮＣＵ３
は、ＣＭＬの切り換えにより、上記切り換え回路２を介
して回線１をモデム部２２側に接続するものである。
ミリ本体装置２０のＮＣＵ３側または１１００Ｈｚ除去
回路４側に選択的に切り換えるものであり、ＮＣＵ３
は、ＣＭＬの切り換えにより、上記切り換え回路２を介
して回線１をモデム部２２側に接続するものである。
【００１５】１１００Ｈｚ除去回路４は、留守番電話機
１８から接続端子部７を経て回線１に送出されるＯＧＭ
のうちの１１００Ｈｚの周波数成分を除去するものであ
り、信号取り入れ部５は、１１００Ｈｚ除去回路４より
も外側で、回線１からの信号を入力し、ＣＮＧ検出部６
に送るものである。ＣＮＧ検出部６は、回線１からの１
１００Ｈｚの信号をＣＮＧとみなして検出するものであ
る。
１８から接続端子部７を経て回線１に送出されるＯＧＭ
のうちの１１００Ｈｚの周波数成分を除去するものであ
り、信号取り入れ部５は、１１００Ｈｚ除去回路４より
も外側で、回線１からの信号を入力し、ＣＮＧ検出部６
に送るものである。ＣＮＧ検出部６は、回線１からの１
１００Ｈｚの信号をＣＮＧとみなして検出するものであ
る。
【００１６】そして、スタンバイ時等の通常状態では、
切り換え回路２は、回線１を１１００Ｈｚ除去回路４側
に接続しており、従って回線１は、通常、１１００Ｈｚ
除去回路４を経て信号取り入れ部５と接続端子部７に接
続され、接続端子部７より留守番電話機１８に接続され
ている。
切り換え回路２は、回線１を１１００Ｈｚ除去回路４側
に接続しており、従って回線１は、通常、１１００Ｈｚ
除去回路４を経て信号取り入れ部５と接続端子部７に接
続され、接続端子部７より留守番電話機１８に接続され
ている。
【００１７】また、本体装置２０には、ＣＰＵ８と、記
録部９と、モデム部１０と、表示部１１と、ＲＯＭ１２
と、ＲＡＭ１３と、不揮発性ＲＡＭ１４と、ＣＧ１５
と、読取部１６と、操作部１７と、電源１９とが設けら
れている。
録部９と、モデム部１０と、表示部１１と、ＲＯＭ１２
と、ＲＡＭ１３と、不揮発性ＲＡＭ１４と、ＣＧ１５
と、読取部１６と、操作部１７と、電源１９とが設けら
れている。
【００１８】ＣＰＵ８は、マイクロプロセッサなどから
構成され、ＲＯＭ１２に記憶されているプログラムに従
ってファクシミリ装置全体を制御するものである。
構成され、ＲＯＭ１２に記憶されているプログラムに従
ってファクシミリ装置全体を制御するものである。
【００１９】ＲＡＭ１３は、読取部１６によって読取ら
れた２値化画像データや記録部９に記録される２値化画
像データ、さらにはモデム部１０によって変調された送
信用の２値化画像データや外部より受信されてモデム部
１０によって復調された受信２値化データを格納するも
のである。
れた２値化画像データや記録部９に記録される２値化画
像データ、さらにはモデム部１０によって変調された送
信用の２値化画像データや外部より受信されてモデム部
１０によって復調された受信２値化データを格納するも
のである。
【００２０】不揮発性ＲＡＭ１４は、ファクシミリ装置
の電源が遮断された場合にも、保存しておくべきデータ
を格納するものである。
の電源が遮断された場合にも、保存しておくべきデータ
を格納するものである。
【００２１】ＣＧ（キャラクタジェネレータ）ＣＧ１５
は、ＪＩＳコード、ＡＳＣＩＩコードなどのキャラクタ
を格納するＲＯＭであり、ＣＰＵ８の制御に基づいて所
定コードに対応するキャラクタデータを取り出すもので
ある。
は、ＪＩＳコード、ＡＳＣＩＩコードなどのキャラクタ
を格納するＲＯＭであり、ＣＰＵ８の制御に基づいて所
定コードに対応するキャラクタデータを取り出すもので
ある。
【００２２】記録部９は、ＲＡＭ１３に格納されている
記録データを取り出し、ハードコピーとして記録出力す
るものである。
記録データを取り出し、ハードコピーとして記録出力す
るものである。
【００２３】読取部１６は、ＣＣＤを利用して読み取っ
たデータを２値化し、その２値化データを順次ＲＡＭ１
３に送るものである。
たデータを２値化し、その２値化データを順次ＲＡＭ１
３に送るものである。
【００２４】モデム部１０は、Ｇ３、Ｇ２、Ｇ１、ＦＭ
モデムと、これらモデムに接続されたクロック発生回路
などから構成され、ＣＰＵ８の制御に基いて送信データ
の変調や受信データの復調を行う。
モデムと、これらモデムに接続されたクロック発生回路
などから構成され、ＣＰＵ８の制御に基いて送信データ
の変調や受信データの復調を行う。
【００２５】操作部１７は、オペレータが各種操作を行
うための操作キーと、その設定状況を示すＬＥＤ等を設
けたものである。
うための操作キーと、その設定状況を示すＬＥＤ等を設
けたものである。
【００２６】表示部１１は、例えば、液晶表示器であ
り、ＣＰＵ８の制御によって所定の文字などを表示する
ものである。
り、ＣＰＵ８の制御によって所定の文字などを表示する
ものである。
【００２７】電源１９は、本体装置２０の各部だけでな
く留守番電話機１８にも電源を供給するものである。
く留守番電話機１８にも電源を供給するものである。
【００２８】次に、動作について説明する。
【００２９】まず、通常の状態では、回線１は、切り換
え回路２、１１００Ｈｚ除去回路４および接続端子部７
を通して留守番電話機１８に接続されている。
え回路２、１１００Ｈｚ除去回路４および接続端子部７
を通して留守番電話機１８に接続されている。
【００３０】そして、ＣＩ信号が回線１から留守番電話
機１８に印加される。そして、ＣＩ信号が所定回数以上
印加されると、留守番電話機１８が起動し、回線１を捕
捉して通話状態になる。
機１８に印加される。そして、ＣＩ信号が所定回数以上
印加されると、留守番電話機１８が起動し、回線１を捕
捉して通話状態になる。
【００３１】これにより、留守番電話機１８から回線１
にＯＧＭが出力され、相手側に送出される。そして、こ
の送出後、相手の用件を録音する動作に移行し、相手が
人の場合には、一般的な留守番電話の動作を行い、通話
終了後、スタンバイ状態に戻る。
にＯＧＭが出力され、相手側に送出される。そして、こ
の送出後、相手の用件を録音する動作に移行し、相手が
人の場合には、一般的な留守番電話の動作を行い、通話
終了後、スタンバイ状態に戻る。
【００３２】また、相手がファクシミリ装置の場合に
は、留守番電話機１８が回線１を捕捉したことを相手フ
ァクシミリ装置が検知し、ＣＮＧを送出してくる。この
とき、留守番電話機１８は、ＯＧＭを出力しているため
に、回線１上でＣＮＧが衝突する。
は、留守番電話機１８が回線１を捕捉したことを相手フ
ァクシミリ装置が検知し、ＣＮＧを送出してくる。この
とき、留守番電話機１８は、ＯＧＭを出力しているため
に、回線１上でＣＮＧが衝突する。
【００３３】しかし、ＯＧＭは、１１００Ｈｚ除去回路
４を通して回線１に出力されるために、１１００Ｈｚ成
分は除去される。従って、相手装置からのＣＮＧは、Ｏ
ＧＭによる妨害をうけることなく、切り換え回路２を介
して信号取り入れ部５からＣＮＧ検出部６に入力され
る。これによって、ＣＮＧ検出部６は、ＣＮＧを適正に
検出することができ、この検出によって切り換え回路２
は、回線１をＮＣＵ３側に切り換え、ＮＣＵ３を介して
モデム部１０に接続される。
４を通して回線１に出力されるために、１１００Ｈｚ成
分は除去される。従って、相手装置からのＣＮＧは、Ｏ
ＧＭによる妨害をうけることなく、切り換え回路２を介
して信号取り入れ部５からＣＮＧ検出部６に入力され
る。これによって、ＣＮＧ検出部６は、ＣＮＧを適正に
検出することができ、この検出によって切り換え回路２
は、回線１をＮＣＵ３側に切り換え、ＮＣＵ３を介して
モデム部１０に接続される。
【００３４】また、切り換え回路２がＮＣＵ３側に切り
換った時点で、留守番電話機１８の録音が停止し、元の
状態に戻る。
換った時点で、留守番電話機１８の録音が停止し、元の
状態に戻る。
【００３５】また、相手装置とのファクシミリ通信が終
了すると、切り換え回路２が１１００Ｈｚ側に切り換
り、スタンバイ状態に戻る。
了すると、切り換え回路２が１１００Ｈｚ側に切り換
り、スタンバイ状態に戻る。
【００３６】なお、以上の実施例においては、接続端子
部７を用いて外付けの留守番電話機１８を有する構成に
ついて説明したが、本発明は、留守番電話機能部を内蔵
したファクシミリ装置についても同様に適用することが
できる。
部７を用いて外付けの留守番電話機１８を有する構成に
ついて説明したが、本発明は、留守番電話機能部を内蔵
したファクシミリ装置についても同様に適用することが
できる。
【００３７】また、上記実施例では、１１００Ｈｚ除去
回路４を用いてＯＧＭの１１００Ｈｚ成分を除去するよ
うにしたが、本発明は、任意に周波数を設定できる除去
回路を設けるようにすれば、ＣＮＧ検出部も周波数検出
部として使用し、任意に周波数信号を検出できる構成と
してもよい。
回路４を用いてＯＧＭの１１００Ｈｚ成分を除去するよ
うにしたが、本発明は、任意に周波数を設定できる除去
回路を設けるようにすれば、ＣＮＧ検出部も周波数検出
部として使用し、任意に周波数信号を検出できる構成と
してもよい。
【００３８】次に、図２は、本発明の他の実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【００３９】なお、本実施例において、上記実施例（図
１）と同様の構成については、同一符号を付して個々の
説明は省略する。
１）と同様の構成については、同一符号を付して個々の
説明は省略する。
【００４０】この実施例のファクシミリ本体装置２０
は、留守番電話としてＯＧＭを送出するための構成、す
なわちＯＧＭ発生部２１、ＯＧＭ送出部２２、反転部２
３および加算部２４等を内蔵したものである。
は、留守番電話としてＯＧＭを送出するための構成、す
なわちＯＧＭ発生部２１、ＯＧＭ送出部２２、反転部２
３および加算部２４等を内蔵したものである。
【００４１】そして、切り換え回路２は、回線１をＮＣ
Ｕ３側または子電話機３０側に選択的に接続するよう動
作し、ＮＣＵ３は、ＣＭＬリレーの制御により、回線１
をＯＧＭ送出部２２および信号取り入れ部５側またはモ
デム部１０側に選択的に接続するよう動作する。
Ｕ３側または子電話機３０側に選択的に接続するよう動
作し、ＮＣＵ３は、ＣＭＬリレーの制御により、回線１
をＯＧＭ送出部２２および信号取り入れ部５側またはモ
デム部１０側に選択的に接続するよう動作する。
【００４２】つまり、留守番モードで着信があった場
合、ＯＧＭ発生部２１にて発生したＯＧＭをＯＧＭ送出
部２２よりＮＣＵ３、切り換え回路２を介して回線１に
送出する。また、信号取り入れ部５よりＣＮＧが検出さ
れた場合には、ＮＣＵ３により回線１がモデム部１０側
に切り換えられ、ファクシミリ通信動作が行われる。
合、ＯＧＭ発生部２１にて発生したＯＧＭをＯＧＭ送出
部２２よりＮＣＵ３、切り換え回路２を介して回線１に
送出する。また、信号取り入れ部５よりＣＮＧが検出さ
れた場合には、ＮＣＵ３により回線１がモデム部１０側
に切り換えられ、ファクシミリ通信動作が行われる。
【００４３】そして、この実施例においては、ＣＮＧの
検出がＯＧＭによって妨害されるのを防ぐため、ＯＧＭ
を反転し、この反転信号と信号取り入れ部５からの入力
信号とを加算してＣＮＧ検出部２４に供給することによ
り、回線１に送出されてＣＮＧに重乗されたＯＧＭを、
その反転信号によって相殺することができ、必要なＣＮ
ＧだけをＣＮＧ検出部２４に入力できるようにしたもの
である。
検出がＯＧＭによって妨害されるのを防ぐため、ＯＧＭ
を反転し、この反転信号と信号取り入れ部５からの入力
信号とを加算してＣＮＧ検出部２４に供給することによ
り、回線１に送出されてＣＮＧに重乗されたＯＧＭを、
その反転信号によって相殺することができ、必要なＣＮ
ＧだけをＣＮＧ検出部２４に入力できるようにしたもの
である。
【００４４】以上のような処理を行うため、反転部２３
は、ＯＧＭ発生部２１から出力されたＯＧＭ信号を極性
反転し、その反転信号を加算部２４に出力する。加算部
２４は、反転部２３からの信号と信号取り入れ部５から
の信号を加算し、ＯＧＭの成分を相殺した加算信号をＣ
ＮＧ検出部２４に送出する。このようにして、ＯＧＭの
妨害を受けることなく、ＣＮＧの検出が行える。
は、ＯＧＭ発生部２１から出力されたＯＧＭ信号を極性
反転し、その反転信号を加算部２４に出力する。加算部
２４は、反転部２３からの信号と信号取り入れ部５から
の信号を加算し、ＯＧＭの成分を相殺した加算信号をＣ
ＮＧ検出部２４に送出する。このようにして、ＯＧＭの
妨害を受けることなく、ＣＮＧの検出が行える。
【００４５】なお、この実施例においては、反転部２３
と加算部２４を別々に設けているが、オペアンプ等を用
いることで、反転と加算を１つのユニットで行うことも
できる。また、子電話機３０の代わりにＯＧＭ付きの留
守番電話機を設け、この留守番電話機にて発生されるＯ
ＧＭを反転して、回線からの入力信号と加算する構成と
しても良い。
と加算部２４を別々に設けているが、オペアンプ等を用
いることで、反転と加算を１つのユニットで行うことも
できる。また、子電話機３０の代わりにＯＧＭ付きの留
守番電話機を設け、この留守番電話機にて発生されるＯ
ＧＭを反転して、回線からの入力信号と加算する構成と
しても良い。
【００４６】また、上記各実施例において、使用するモ
デムによっては、周波数検知が可能なものもあるので、
この場合、ＣＮＧ検出部を用いずに加算部２４の出力を
直接モデム部１０に入力し、ＣＮＧ検出を行うことも可
能である。
デムによっては、周波数検知が可能なものもあるので、
この場合、ＣＮＧ検出部を用いずに加算部２４の出力を
直接モデム部１０に入力し、ＣＮＧ検出を行うことも可
能である。
【００４７】
【発明の効果】本発明によれば、留守番電話による応答
メッセージ送出の影響を受けることなく、ＴＥＬ／ＦＡ
Ｘ自動切換のためのトーン信号の検出を適正に行うこと
ができ、応答メッセージの録音に際して無音状態を設定
する煩わしさを解消することができる効果がある。
メッセージ送出の影響を受けることなく、ＴＥＬ／ＦＡ
Ｘ自動切換のためのトーン信号の検出を適正に行うこと
ができ、応答メッセージの録音に際して無音状態を設定
する煩わしさを解消することができる効果がある。
【００４８】また、不必要なトーン信号が留守番電話装
置に録音されてしまうこともなくなり、外出先からの遠
隔操作で録音内容を聴取しようとしたときにも、トーン
信号の再生で装置が誤動作するというような不都合をな
くすことができる。
置に録音されてしまうこともなくなり、外出先からの遠
隔操作で録音内容を聴取しようとしたときにも、トーン
信号の再生で装置が誤動作するというような不都合をな
くすことができる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
１…電話回線、 ２…切り換え回路、 ３…ＮＣＵ、 ４…１１００Ｈｚ除去回路、 ５…信号取り入れ部、 ６…ＣＮＧ検出部、 ７…接続端子部、 ８…ＣＰＵ、 ９…記録部、 １０…モデム部、 １１…表示部、 １２…ＲＯＭ、 １３…ＲＡＭ、 １４…不揮発性ＲＡＭ、 １５…ＣＧ、 １６…読取部、 １７…操作部、 １８…留守番電話機、 １９…電源部、 ２０…ファクシミリ本体装置、 ２１…ＯＧＭ発生部、 ２２…ＯＧＭ送出部、 ２３…反転部、 ２４…加算部、 ３０…子電話機。
Claims (2)
- 【請求項１】 留守番モード時において、回線から着信
があった場合、留守番電話装置を起動するとともに、回
線からの特定のトーン信号の検出を行い、このトーン信
号が検出された時点で電話モードからファクシミリモー
ドへの自動切換動作を行うファクシミリ通信装置におい
て、 上記留守番電話装置において発生される応答メッセージ
のうち、上記トーン信号に対応する帯域成分を除去する
フィルタ手段を設けたことを特徴とするファクシミリ通
信装置。 - 【請求項２】 留守番モード時において、回線から着信
があった場合、留守番電話装置を起動するとともに、回
線からの特定のトーン信号の検出を行い、このトーン信
号が検出された時点で電話モードからファクシミリモー
ドへの自動切換動作を行うファクシミリ通信装置におい
て、 上記留守番電話装置において発生される応答メッセージ
の反転信号を生成し、この反転信号を上記回線から取り
込まれた信号に加算して上記トーン信号の検出回路に供
給する手段を設けたことを特徴とするファクシミリ通信
装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4136343A JPH05308449A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | ファクシミリ通信装置 |
| EP19920402411 EP0531217B1 (en) | 1991-09-04 | 1992-09-03 | Facsimile apparatus with automatic answering telephone function, and communication method in said apparatus |
| ES92402411T ES2127211T3 (es) | 1991-09-04 | 1992-09-03 | Aparato facsimil con funcion de contestacion automatica de telefono y metodo de comunicacion en dicho aparato. |
| DE1992628343 DE69228343T2 (de) | 1991-09-04 | 1992-09-03 | Faksimilegerät mit automatischer Telefonbeantwortungsfunktion und Kommunikationsverfahren in diesem Gerät |
| US08/467,071 US5649004A (en) | 1992-04-28 | 1995-06-06 | Private branch exchange |
| US08/479,860 US5544234A (en) | 1991-09-04 | 1995-06-07 | Facsimile apparatus with automatic answering telephone function, and communication method in said apparatus |
| US08/638,359 US5974123A (en) | 1991-09-04 | 1996-04-26 | Facsimile apparatus with automatic answering telephone function, and communication method in said apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4136343A JPH05308449A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | ファクシミリ通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05308449A true JPH05308449A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=15172986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4136343A Pending JPH05308449A (ja) | 1991-09-04 | 1992-04-28 | ファクシミリ通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05308449A (ja) |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP4136343A patent/JPH05308449A/ja active Pending
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