JPH0530807B2 - - Google Patents

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JPH0530807B2
JPH0530807B2 JP59132474A JP13247484A JPH0530807B2 JP H0530807 B2 JPH0530807 B2 JP H0530807B2 JP 59132474 A JP59132474 A JP 59132474A JP 13247484 A JP13247484 A JP 13247484A JP H0530807 B2 JPH0530807 B2 JP H0530807B2
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Norio Iida
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明はパツプ剤に関し、更に詳述すると、ア
ントラニル酸の誘導体、インドメタシン、サリチ
ル酸エステル類等の水に不溶或いは難溶性の有効
成分を水を含むパツプ基材に配合した場合にこれ
ら有効成分が基材中で結晶として析出したり、加
水分解することを良好に抑制し、水不溶性もしく
は難溶性有効成分を水を含むパツプ基材中に安定
して配合し得、有効成分の経皮吸収量を高めるこ
とができるパツプ剤に関する。 [従来の技術] 従来より、打撲、捻挫、腰痛、肩こり、筋肉
痛、関節炎、リウマチ等に対する治療に水性パツ
プ基材等の水を含むパツプ基材を用いたパツプ剤
を使用することが有効であることが知られてい
る。即ち、打撲等を治療するための有効成分を経
皮吸収させる場合、有効成分の皮膚深部への浸透
を促進するためには皮膚角質層を水和することが
効果的であるが、パツプ剤として水性パツプ基材
等の水を含むパツプ基材に上記有効成分を配合し
たものを用い、これを患部に貼着した場合、パツ
プ基材中の水分が皮膚角質層に浸透して皮膚角質
層が水和され、しかも長時間に亘つてこの水和状
態が維持されるため、パツプ基材中の有効成分が
効率的に経皮吸収され、治癒が促進される。従つ
て、この点で水を含むパツプ基材を用いたパツプ
剤は、塗布後の溶媒の揮散、衣類への付着等が問
題とされる液剤、軟膏剤と比べて優れた治療手段
である。 上述したように、水を含むパツプ基材を用いた
パツプ剤は優れた治療手段であるため、このよう
なパツプ剤に打撲、捻挫、腰痛、肩こり、筋肉
痛、リウマチ等に対する有効成分として消炎鎮痛
作用を有するアントラニル酸誘導体、インドメタ
シン、サリチル酸エステル類等の有効成分を配合
することは有効な手段である。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、アントラニル酸誘導体、インド
メタシン、サリチル酸エステル類は水不溶性乃至
水難溶性のものであるが、水を含むパツプ基材に
このような水に不溶或いは難溶性の有効成分を配
合した場合には種々の問題が生じる。 即ち、水を含むパツプ基材にメフエナム酸、フ
ルフエナル酸、これらの誘導体といつたアントラ
ニル酸の誘導体を配合した場合、アントラニル酸
の誘導体の微粉末を基材に分散させるだけではた
とえアントラニル酸の誘導体を部分的に基材に溶
解させることができても大部分は固体状で存在し
ているので、アントラニル酸の誘導体の有する優
れた消炎鎮痛作用を充分に引き出すことができな
い。この場合、アントラニル酸の誘導体を溶解さ
せる目的でエタノール等の低級アルコール類を基
材に配合することが考えられるが、基材中の水分
と低級アルコール類とは容易に混合するため、ア
ルコールに溶解していたアントラニル酸の誘導体
が基材中で結晶として析出してしまい、この方法
によつてもアントラニル酸の誘導体の有する消炎
鎮痛作用を充分引き出すことはできない。しか
も、この方法によつて薬理効果が期待できる量の
アントラニル酸の誘導体を基材に配合しようとす
ると、低級アルコール類を高濃度で基材に配合し
なければならず、これは皮膚への安全性の点で好
ましくない。 また、有効成分としてインドメタシンを配合し
た場合も、インドメタシンを溶解させる目的でや
はり低級アルコール類を基材に配合することが考
えられるが、これも上述したアントラニル酸の誘
導体の配合と同様の問題が生じる。 更に、水を含むパツプ基材にサリチル類エステ
ル類を配合した場合、保存温度や保存期間によつ
てサリチル酸エステル類の加水分解が著しく促進
され、保存安定性が悪いという問題がある。この
場合、基材のPHを調節してサリチル酸エステル類
の加水分解を極力抑制することが考えられるが、
この方法では充分な加水分解抑制効果は期待でき
ない。 [発明を解決するための手段及び作用] 本発明者らは、上記事情に鑑み、アントラニル
酸の誘導体、インドメタシン、サリチル酸エステ
ル類等の水に不溶或いは難溶性の有効成分を水を
含むパツプ基材に配合した場合にこれら有効成分
が結晶として析出したり、加水分解すること等が
抑制され、有効成分が安定に配合されてその効果
を有効に発揮させることができるパツプ剤を得る
ことにつき種々研究を行なつた結果、水を含むパ
ツプ基材としてポリアクリル酸及びポリアクリル
酸塩を含有し、更にカルボキシメチルセルロース
ナトリウム及び/又はアルギン酸アルカリ金属塩
を含有する金属イオン架橋型含水ゲル基材を用い
ること、そしてこの金属イオン架橋型含水ゲル基
材にHLB値が1〜9の界面活性剤と水不溶性も
しくは難溶性有効成分を配合することにより、上
記目的が効果的に達成されることを知見した。 即ち、本発明者らは、アントラニル酸の誘導
体、インドメタシン、サリチル酸エステル類等の
水不溶性もしくは難溶性有効成分を水を含むパツ
プ基材に配合する場合、該パツプ基材としてポリ
アクリル酸及びポリアクリル酸塩を含有し、更に
カルボキシメチルセルロースナトリウム及び/又
はアルギン酸アルカリ金属塩を含有する金属イオ
ン架橋型含水ゲル基材を使用し、これにHLB値
が1〜9の界面活性剤と共に水不溶性もしくは難
溶性有効成分を配合することにより、アントラニ
ル酸の誘導体やインドメタシンが上記界面活性剤
に溶解した状態で基剤に安定に配合され、これら
有効成分が結晶として析出するというような不都
合が生じ難いと共に、サリチル酸エステル類を配
合した場合でもその加水分解が抑制され、サリチ
ル酸エステル類が安定に配合されて保存安定性が
向上し、これら水不溶性もしくは難溶性有効成分
を好適に配合し得、その効果を非常に有効に発揮
させることを知見し、本発明をなすに至つたもの
である。 本発明によれば、皮膚を適応部位とする製剤と
して理想的である水を含むパツプ基材を用いたパ
ツプ剤に対し、従来は安定に配合し難かつたアン
トラニル酸の誘導体、インドメタシン、サリチル
酸エステル類等の水に不溶あるいは難溶性の有効
成分を安定に配合し得、従つて有効成分の経皮吸
収率が高く、後述する実施例から明らかなように
その薬理作用を最大限に引き出すことができるも
のである。しかも本発明によれば内服投与した場
合には消火器障害等の副作用が生じる有効成分を
直接患部に効率的に経皮投与することができ、こ
の点で治療の安全性に寄与するものである。 以下、本発明につき更に詳しく説明する。 本発明に係るパツプ剤は、ポリアクリル酸及び
ポリアクリル酸塩を含有し、更にカルボキシメチ
ルセルロースナトリウム及び/又はアルギン酸ア
ルカリ金属塩を含有する金属イオン架橋型含水ゲ
ル基材にHLB値が1〜9の界面活性剤と水不溶
性もしくは難溶性有効成分を配合したもので、本
発明のパツプ剤によれば、水不溶性もしくは難溶
性有効成分が基材中で結晶として析出したり、加
水分解すること等が抑制されて安定に配合され、
上記金属イオン架橋型含水ゲル基材によつて上記
有効成分の経皮吸収性をより確実に高めることが
できる。 本発明においては、ポリアクリル酸及びポリア
クリル酸塩を含有し、更にカルボキシメチルセル
ロースナトリウム及び/又はアルギン酸アルカリ
金属塩を含有するものを使用するが、非ゼラチン
型基材を特に好ましく使用し得る。即ち、上記組
成の含水ゲル基材は粘着力が強く、含水率が高
く、保型性に優れているため、この含水ゲル基材
を用いることによりこれに有効成分を配合した場
合、この有効成分が皮膚に効率的に吸収されるも
のである。なお、上記組成の含水ゲル基材は、ポ
リアクリル酸とポリアクリル酸塩との配合比率を
変えることにより、任意のPHを有する基材を得る
ことができるものであるが、この場合ポリアクリ
ル酸とポリアクリル酸塩の配合比(重量比)は
1:9〜8:2とすることが好ましく、ポリアク
リル酸重量がポリアクリル酸―ポリアクリル酸塩
重量の1/10より少ないと肌への充分な粘着力が得
られない場合があり、またポリアクリル酸−ポリ
アクリル酸塩重量の8/10より多いと十分な増粘が
行なわれず、膏体がダレる場合が生じる。 ここで、上記基材中のポリアクリル酸、ポリア
クリル酸塩、カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム、アルギン酸アルカリ金属塩を含む水溶性高
分子物質の配合量は、通常基材全体の1〜15%と
することが好ましく、1%より少ないと膏体ペー
ストとて十分な粘度が得られず、15%より多いと
粘度が高くなり作業性が低下することがある。ま
た、基材には、カオリン、ベントナイト、モンモ
リロナイト、酸化チタン、酸化亜鉛、水酸化アル
ミニウム、無水ケイ酸(倒えばエアロジル)等
の1種又は2種以上の無機粉体(配合量通常0〜
10%。上限に特に制限はなく、含水率とのバラン
スによつて決定される。)、プロピレングリコー
ル、グリセリン、ソルビトール、ポリエチレング
リコール、ピロリドンカルボン酸ソーダ、乳酸ナ
トリウム等の1種又は2種以上の保湿剤(配合量
通常0〜20%。上限に特に制限はなく、含水率と
のバランスによつて決定される。)及び水を適宜
割合で混合したものを使用することができる。 上記成分からなる含水ゲル基材を多価金属塩に
より金属架橋する場合、多価金属塩としては塩化
カルシウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウ
ム、カリ明バン、アンモニウム明バン、鉄明バ
ン、硫酸アルミニウム、硫酸第2鉄、硫酸マグネ
シウム、EDTA−カルシウム、EDTA−アルミ
ニウム、EDTA−マグネシウム、塩化第1錫等
の可溶性塩、水酸化カルシウム、水酸化第2鉄、
水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、リン酸カルシウム、ステアリン酸マグ
ネシウム、ステアリン酸アルミニウム、クエン酸
カルシウム、硫酸バリウム、水酸化バリウム、ア
ルミニウムアラントイネート、酢酸アルミニウ
ム、アルミニウムグリシナール、水酸化第1錫、
α―錫酸等の微溶性又は難溶性塩などから選ばれ
る1種又は2種以上、更に架橋反応の速度調整剤
としてEDTA−2ナトリウム、クエン酸、酒石
酸、尿素、アンモニ等の金属イオンに対してキレ
ートもしくは配位能を持つ有機酸、有機酸塩、有
機酸塩などを配合し得る。 なお、基材のPHは4〜7であることが好まし
い。 本発明においては、上述した金属イオン架橋型
含水ゲル基材にHLB値が1〜9である界面活性
剤を配合するものである。この場合、HLB値が
1〜9の界面活性剤の種類は限定されず、いずれ
のものも使用し得、例えば下記に例示したものの
1種又は2種以上を使用し得る。なお、界面活性
剤としては20〜40℃で液体又は一部固形分を含む
液体のものを用いることが好ましい。 界面活性剤 HLB値 ソルビタンモノラウレート 8.6 ソルビタンモトパルミテート 6.7 ソルビタンモノステアレート 4.7 ソルビタンセスキステアレート 4.2 ソルビタントリステアレート 2.1 ソルビタンモノオレエート NIKKOL SO―10
4.3 NIKKOL SO―10R 5.0 ソルビタンセスキオレエート NIKKOL SO―
15 4.5 ソルビタントリオレエート NIKKOL SO―30
4.0 ソルビタンモノイソステアレート 5.0 ソルビタンセスキイソステアレート 4.5 ソルビタンモノトール油脂肪酸エステル 4.3 ソルビタンセスキトール油脂肪酸エステル 3.7 ソルビタントリトール油脂肪酸エステル 1.7 グリセリルモノカプリレート NIKKOL MGK
7.0 グリセリルモノオレエート 3.0 グリセリルモノステアレート 2.0 グリセリルモノイソステアレート 4.0 ポリグリセリルモノオレエート 5.0 エチレングリコールモノステアレート 3.5 ジエチレングリコールステアレート 4.5 ポリエチレングリコールジステアレート 8.5 ポリエチレングリコールジオレエート 9.0 プロピレングリコールモノラウレート
NIKKOL PML―1 3.6 プロピレングリコールモノステアレート 3.5 プロピレングリコールモノステアレート(自己乳
化型) 4.0 POE(6)ソルビツトテトラオレエート 8.5 POE(1)モノステアレート 2.0 POE(2)モノステアレート 4.0 POE(4)モノステアレート 6.5 POE(2)モノオレエート 4.5 POE(6)モノオレエート 8.5 POE(2)ラウリルエーテル 7.0 POE(4.2)ラウリルエーエル 8.0 POE(2)セチルエーテル 8.0 POE(2)オレイルエーテル 7.5 POE(2)アルキルエーテル 9.0 POE(2)ノニルフエニルエーテル 4.5 POE(5)ノニルフエニルエーテル 8.0 POE(3)オクチルフエニルエーテル 6.0 POE(3)ヒマシ油 3.0 POE(10)ヒマシ油 6.5 POE(5)硬化ヒマシ油 6.0 POE(7.5)硬化ヒマシ油 6.0 POE(10)硬化ヒマシ油 6.5 ジPOE(2)アルキルエーテルリン酸 6.5 ジPOE(4)アルキルエーテルリン酸 9.0 ジPOE(6)アルキルエーテルリン酸 9.0 トリPOE(2)アルキルエーテルリン酸 7.0 トリPOE(4)アルキルエーテルリン酸 7.0 POE(6)ソルビツトミツロウ 9.0 POEノニルフエニル ホルムアルデヒド縮合物
NIKKOL R―1005 3.0 POEノニルフエニル ホルムアルデヒド縮合物
NIKKOL R―1010 9.0 (注:POEは“ポリオキシエチレン”を示し、
括弧内の数字はエチレンオキサイドの平均付加モ
ル数である。また、NIKKOLは日光ケミカルズ
社の商品名を示す。) 本発明においては、このようにHLB値が1〜
9の界面活性剤を配合するものであるが、更に
HLB値が9を越える界面活性剤を添加しても差
し支えない。但しこの場合、配合した界面活性剤
のHLB値が平均で1〜9になるようにすること
が好ましい。 前記HLB値が1〜9の界面活性剤の配合量は
必ずしも制限されないが、金属イオン架橋型含水
ゲル基材全体の0.1〜40%、特に0.5〜10%とする
ことが好ましい。 本発明パツプ剤は、ポリアクリル酸及びポリア
クリル酸塩を含有し、更にカルボキシメチルセル
ロースナトリウム及び/又はアルギン酸アルカリ
金属を含有する金属イオン架橋型含水ゲル基材に
上述したHLB値が1〜9の界面活性剤と共に水
不溶性もしくは難溶性の有効成分を配合するもの
で、水不溶性もしくは難溶性有効成分をHLB値
1〜9の界面活性剤と併用したことにより、これ
ら有効成分を上記金属イオン架橋型含水ゲル基材
注に安定にし得るものである。 このような有効成分としては、メフエナム酸及
びその誘導体やフルフエナム酸及びその誘導体
(例えば、フルフエナム酸塩、フルフエナム酸ブ
チルやフルフエナム酸イソブチル等のフルフエナ
ム酸アルキルエステルなど)等のアントラニル酸
の誘導体、インドメタシン、サリチル酸グリコー
ルやサリチル酸メチル等のサリチル酸エステル
類、更にジクロフエナツクナトリウム、アスピリ
ン、イブプロフエン、スリンダク、ナプロキセ
ン、ピロキシカム、塩酸チアラミド、フエンブフ
エン、l−メントール、ハツカ油、ユーカリ油、
ビタミンE、ジフエンヒドラミン、チモール、唐
辛子エキス、唐辛子末、唐辛子チンキ、カプサイ
シン、ノニル酸ワニルアミド等が挙げられ、これ
らの有効成分の1種又は2種以上を配合し得る。 なお、これら有効成分の配合量は必ずしも制限
されないが、通常金属イオン架橋型含水ゲル基材
全体の0.01〜20%、好適には0.3〜5%である。 また、有効成分としてアントラニル酸の誘導体
を配合する場合には、界面活性剤としてソルビタ
ン脂肪酸エステル、POEヒマシ油、POE硬化ヒ
マシ油及びPOEアルキルフエニルエーテルから
選ばれる1種又は2種以上を用い、インドメタシ
ンを配合する場合には、界面活性剤としてPOE
アルキルエーテル、POEアルキルフエニルエー
テル及びPOEアルキルエーテルリン酸エステル
から選ばれる1種又は2種以上を用い、サリチル
酸エステル類を配合する場合には、界面活性剤と
してソルビタン脂肪酸エステル、グリセルン脂肪
酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エス
テル、POEアルキルエーテル、POEアルキルフ
エニルエーテル、POEヒマシ油誘導体、POE硬
化ヒマシ油誘導体から選ばれる1種又は2種以上
を用いることが好ましい。 ここで、上述した水不溶性もしくは難溶性有効
成分の基材への配合方法は限定されないが、予め
HLB値が1〜9の界面活性在に溶解させ、これ
を基材に配合する方法が好適に採用し得る。 更に、本発明においては、上記成分に加え必要
に応じ膏体物性(柔軟性、粘着性、保型性等)の
調整剤としてポリブテン、ラテツクス、酢酸ビニ
ルエマルシヨン、アクリル樹脂エマルシヨン等の
高分子物質等の適宜成分を配合することができ
る。また、マレイン酸クロルフエニラミン、酢酸
ジフエンヒドラミン、サリチル酸ナトリウム、ア
ンチピリン、スルピルン、アバピラゾン、ミグレ
ニン、塩酸ジブカイン、塩酸プロメタジン、リン
酸コデイン、リン酸ジヒドロコデイン、塩酸エフ
エドリン、塩酸イソプロテレノール、塩化ベンザ
ルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、スル
フアメトキサゾール、クロタミトン、アラントイ
ン、塩酸チアミン等の水溶性有効成分を加えるこ
ともでき、その他パツプ剤に通常配合される所望
成分を加えることができる。 本発明のパツプ剤は、上記各成分をよく練合し
てペースト状に調製し、これを紙、織布、不織
布、プラスチツクフイルム等の支持体(バツキン
グ)に塗布し、必要によりポリエチレンフイルム
等のフエイシングを被覆することにより得られる
ものである。 [発明の効果] 本発明の係るパツプ剤は、ポリアクリル酸及び
ポリアクリル酸塩を含有し、更にカルボキシメチ
ルセルロースナトリウム及び/又はアルギン酸ア
ルカリ金属塩を有する金属イオン架橋型含水ゲル
基材にHLB値が1〜9である界面活性剤を配合
したことにより、アントラニル酸誘導体、インド
メタシン、サリチル酸エステル類等の水に不溶或
いは難溶性の有効成分を安定に配合し得、有効成
分の経皮吸収量が高いものである。しかも、金属
イオン架橋型含水ゲル基材は水を含むため、皮膚
のかぶれ等が生じ難く、皮膚に対する安全性に優
れたものである。 [実施例] 次に、実施例及び比較例を示し、本発明を具体
的に説明する。 実施例1〜7、比較例1、2 第1表に示す組成の金属イオン架橋型含水ゲル
基材を常法に従つて調製し、これをリント布上に
均一な厚さに展延、塗布し、更にその表面をポリ
エチレンフイルムでフエイシングして実施例1〜
7、比較例1、2のパツプ例をそれぞれ得た。こ
こで、金属イオン架橋型含水ゲル基材のPHはいず
れも4.6〜4.8の範囲内であつた。
【表】
【表】 次に、上記実施例1〜7及び比較例1、2のパ
ツプ剤を用いて下記実験1、2を行なつた。 実験1 下記カラゲニン足浮腫抑制試験により実施例1
〜7、比較例1、2のパツプ剤が有する抗炎症作
用を調べた。 カラゲニン足浮腫抑制試験 体重140〜160gのウイスター系雄性ラツトを一
群10匹として用い、各ラツトの右後肢の足容積を
ポリユームデイフアレンシヤルメーター
(VgoBasile社製)で測定した後、1%カラゲニ
ン懸濁液(起炎剤)0.1mlを同足蹠皮下にそれぞ
れ注射する。パツプ剤は起炎剤注射4時間前に右
後肢に貼付しておき、注射後の右後肢の足容積を
上記メーターで測定し、注射前後の足容積の差か
ら下記式により浮腫率と各パツプ剤の浮腫抑制率
を求めた。なお、試験中に貼付したパツプ剤をラ
ツトが噛んだり嘗めたりしないようにラツトの頭
部から前肢にかけて黒布袋で覆つた。また、比較
のため注射4時間前にパツプ剤を貼付しない対照
群についても同様の試験を行なつた。結果を第2
表に示す。 浮腫率(%)=(Vt−Vn)/Vn×100 Vn:カラゲニン注射前の足容積 Vt:カラゲニン注射4時間後の足容積 浮腫抑制率(%)=(Ec−Et)/Ec×100 Ec:対照群の平均浮腫率 Et:パツプ剤貼付群の平均浮腫率
【表】 第2表の結果より、HLB値が1〜9の界面活
性剤を配合した実施例のパツプ剤を貼付した場合
は、上記界面活性剤を配合しない比較例のパツプ
剤を貼付した場合に比べて浮腫抑制率が高いこと
が認められた。即ち、本発明パツプ剤において
は、フルフエナム酸が結晶として析出するような
ことなく安定に配合されており、このため配合し
たフルフエナム酸の有する抗炎症作用が十分有効
に発揮されるものであつた。これに対し、比較例
のパツプ剤においてはフルフエナム酸が結晶とし
て析出し、このためフルフエナム酸の有する抗炎
症作用が有効に発揮されないものであつた。 実験2 健常男子20名の上腕部に実施例1〜7、比較例
1、2のパツプ剤をそれぞれ貼付し、48時間クロ
ーズドパツチテストによりその皮膚刺激性を調べ
た。 結果は被験者20名全員が全てのパツプ剤につい
て無反応であり、実施例1〜7、比較例1、2の
水溶性高分子物質を用いた水性パツプ基材は刺激
性が極めて低いことか認められた。 なお、上記パツプ剤はいずれも傾斜角30度にお
けるボールタツク測定による粘着力の値が20程度
であり、粘着力が強く、皮膚に対して安定に貼着
するものであつた。 実施例8〜14、比較例3、4 第3表に示す組成の非ゼラチン系金属イオン架
橋型含水ゲル基材を常法に従つて調製し、これを
リント布上に均一厚さに展延、塗布し、更にその
表面をポリエチレンフイルムでフエイシングして
実施例8〜14、比較例3、4のパツプ剤をそれぞ
れ得た。ここで、実施例のパツプ剤の調製におい
てはインドメタシンを予めHLB値1〜9の界面
活性剤に溶解したおいた。なお、金属イオン架橋
型含水ゲル基材のPHはいずれも4.6〜4.8の範囲内
であつた。
【表】 次に、上記実施例8〜14、比較例3、4のパツ
プ剤を用いて下記実験3、4を行なつた。 実験3 実験1と同様のカラゲニン足浮腫抑制試験によ
り実施例8〜14、比較例3、4のパツプ剤が有す
る抗炎症作用を調べた。結果を第4表に示す。
【表】 第2表の結果より、HLB値が1〜9の界面活
性剤を配合した実施例のパツプ剤を貼付した場合
は、上記界面活性剤を配合しない比較例のパツプ
剤を貼付した場合に比べて浮腫抑制率が高いこと
が認められた。即ち、本発明パツプ剤においては
インドメタシンの析出がなく、安定に配合される
ため、配合したインドメタシンの有する抗炎症作
用が十分有効に発揮されるものであつた。これに
対し、比較例のパツプ剤においてはインドメタシ
ンが安定に配合されず、結晶の析出が生じたた
め、配合したインドメタシンの有する抗炎症作用
が有効に発揮されないものであつた。 実験4 健常男子20名の上腕部に実施例8〜14、比較例
3、4のパツプ剤をそれぞれ貼付し、48時間クロ
ーズドパツチテストによりその皮膚刺激性を調べ
た。結果を第5表に示す、なお、評価基準は下記
の通りである。また、第5票において陽性率は評
価基準の+(明らかな紅斑を生じる)以上を陽性
とし、被験者20名中の陽性者の割合で示した。
【表】 皮膚刺激性評価基準 −:全く無反応 ±:皮膚に微弱な紅斑が生じる +:皮膚に明らかな紅斑が生じる ++:皮膚に紅斑及び腫脹もしくは丘疹が生じる 第5表の結果より、実施例8〜14、比較例3、
4の水溶性高分子物質を用いた非ゼラチン系水性
シツプ基材は刺激性が極めて低いことが認められ
た。 なお、上記パツプ剤はいずれも傾斜角30度にお
けるボールタツク測定による粘着力の値が20程度
であり、粘着力が強く、皮膚に対して安定に貼着
するものであつた。 実施例15〜26、比較例5〜8 第6、7表に示す金属イオン架橋型含水ゲル基
材を常法に従つて調製し、これをリント布上に均
一な厚さに展延、塗布し、更にその表面をポリエ
チレンフイルムでフエイシングシして実施例15〜
26、比較例5〜8のパツプ剤をそれぞれ得た。
【表】
【表】 次に、上記実施例15〜26、比較例5〜8のパツ
プ剤を用いて下記実験5を行なつた。 実験5 各パツプ剤を製造した後、これらをそれぞれ80
℃において3日間保存し、製造直後に対する保存
後のサリチル酸グリコール又はサリチル酸メチル
の残存率を求めた。結果を第8、9表に示す。な
お、第8、9表に製造直後のPH及び保存後のPHを
併記する。
【表】
【表】
【表】 第8、9表の結果より、HLB値が1〜9の界
面活性剤を配合した実施例のパツプ剤は、上記界
面活性剤を配合しない比較例のパツプ剤に比べて
保存後のサリチル酸グリコール及びサリチル酸メ
チルの残存率が高いことが認められた。即ち、本
発明パツプ剤においてはサリチル酸グリコール及
びサリチル酸メチルの加水分解が良好に抑制され
るものであつた。 なお、界面活性剤のHLB値とサリチル酸グリ
コール残存率との関係を第1図に示し、界面活性
剤のHLB値とサリチル酸メチル残存率との関係
を第2図に示すが、第1,2図の結果よりHLB
値が1〜5の界面活性剤を配合することによつて
サリチル酸グリコール及びサリチル酸メチルの加
水分解が特に効果的に抑制されることが認められ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明パツプ剤における界面活性剤の
HLB値とパツプ剤保存後のサリチル酸グリコー
ル残存率との関係を示すグラフ、第2図は本発明
パツプ剤における界面活性剤のHLB値とパツプ
剤保存後のサリチル酸メチル残存率との関係を示
すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリアクリル酸及びポリアクリル酸塩を含有
    し、更にカルボキシメチルセルロースナトリウム
    及び/又アルギン酸アルカリ金属塩を含有する金
    属イオン架橋型含水ゲル基材にHLB値が1〜9
    の界面活性剤と水不溶性もしくは難溶性有効成分
    を配合してなることを特徴とするパツプ剤。 2 ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との配合
    比が重量比で8:2〜1:9である特許請求の範
    囲第1項記載のパツプ剤。 3 HLB値が1〜9の界面活性剤が20〜40℃で
    液体もしくは一部固形分を含む液体である特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載のパツプ剤。 4 界面活性剤の配合量が金属イオン架橋型含水
    ゲル基材全体の0.1〜40重量%である特許請求の
    範囲第1項乃至第3項いずれか記載のパツプ剤。 5 有効成分としてアントラニル酸の誘導体を配
    合した特許請求の範囲第1項乃至第4項いずれか
    記載のパツプ剤。 6 アントラニル酸の誘導体がメフエナム酸、フ
    ルフエナム酸又はそれらの誘導体である特許請求
    の範囲第5項記載のパツプ剤。 7 アントラニル酸の誘導体の配合量が金属イオ
    ン架橋型含水ゲル基材全体の0.01〜20重量%であ
    る特許請求の範囲第5項又は第6項記載のパツプ
    剤。 8 界面活性剤としてソルビタン脂肪酸エステ
    ル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエ
    チレン硬化ヒマシ油及びポリオキシエチレンアル
    キルフエニルエーテルから選ばれる1種又は2種
    以上を用いた特許請求の範囲第5項乃至第7項い
    ずれか記載のパツプ剤。 9 有効成分としてインドメタシンを配合した特
    許請求の範囲第1項乃至第4項いずれか記載のパ
    ツプ剤。 10 インドメタシンの配合量が金属イオン架橋
    型含水ゲル基材全体の0.01〜20重量%である特許
    請求の範囲第9項記載のパツプ剤。 11 界面活性剤としてポリオキシエチレンアル
    キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフエ
    ニルエーテル及びポリオキシエチレンアルキルエ
    ーテルリン酸エステルから選ばれる1種又は2種
    以上を用いた特許請求の範囲第9項又は第10項
    記載のパツプ剤。 12 有効成分としてサリチル酸エステル類を配
    合した特許請求の範囲第1項乃至第4項いずれか
    記載のパツプ剤。 13 サリチル酸エステル類がサリチル酸グリコ
    ール又はサリチル酸メチルである特許請求の範囲
    第12項記載のパツプ剤。 14 サリチル酸エステル類の配合量が金属イオ
    ン架橋型含水ゲル基材全体の0.01〜20重量%であ
    る特許請求の範囲第12項又は第13項記載のパ
    ツプ剤。
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