JPH05307432A - 時刻タグ付加による多チャネル間同期統合装置 - Google Patents
時刻タグ付加による多チャネル間同期統合装置Info
- Publication number
- JPH05307432A JPH05307432A JP4111519A JP11151992A JPH05307432A JP H05307432 A JPH05307432 A JP H05307432A JP 4111519 A JP4111519 A JP 4111519A JP 11151992 A JP11151992 A JP 11151992A JP H05307432 A JPH05307432 A JP H05307432A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多チャネルからの並列情報をそれぞれ認識
し、それをさらに統合して認識を行なう場合に、統合処
理を簡便かつ正確に行なえるようにする。 【構成】 入力データが入力される複数の識別装置と、
各識別装置からの識別結果が入力される認識結果統合装
置と、該統合装置と前記複数の識別装置にそれぞれ時間
基準信号を出力するクロック発生部とから成り、認識結
果に併せて時刻情報を出力させる構成である。
し、それをさらに統合して認識を行なう場合に、統合処
理を簡便かつ正確に行なえるようにする。 【構成】 入力データが入力される複数の識別装置と、
各識別装置からの識別結果が入力される認識結果統合装
置と、該統合装置と前記複数の識別装置にそれぞれ時間
基準信号を出力するクロック発生部とから成り、認識結
果に併せて時刻情報を出力させる構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人間の動作・音声等の
多チャネルの情報を統合し、認識を行なう場合におい
て、各入力チャネル間の同期をとり、統合処理を簡便か
つ正確に行なう為の、多チャネル間の同期統合装置に関
する。
多チャネルの情報を統合し、認識を行なう場合におい
て、各入力チャネル間の同期をとり、統合処理を簡便か
つ正確に行なう為の、多チャネル間の同期統合装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】あたかも人間と対話するかのように、計
算機と対話を行ないたいという願望は古くからある。こ
の場合、単一のチャネルだけでなく、通常人間同士が対
話する際に用いているような、音声・身振り・視線など
のチャネルを全て用いて、これらの認識結果を統合する
ことが必要となる。
算機と対話を行ないたいという願望は古くからある。こ
の場合、単一のチャネルだけでなく、通常人間同士が対
話する際に用いているような、音声・身振り・視線など
のチャネルを全て用いて、これらの認識結果を統合する
ことが必要となる。
【0003】しかしながら、認識に要する時間が音声・
動作・視線等のチャネルごとに、異なり、さらに入力デ
ータによって変化するので、事前に推定することが困難
である。
動作・視線等のチャネルごとに、異なり、さらに入力デ
ータによって変化するので、事前に推定することが困難
である。
【0004】この結果、統合処理の際に、「今入ってき
た認識結果は、いつのデータに対するもので、他のチャ
ネルのどの認識結果と組み合わせれば良いのか?」が不
明確となる。
た認識結果は、いつのデータに対するもので、他のチャ
ネルのどの認識結果と組み合わせれば良いのか?」が不
明確となる。
【0005】「特願平3−264931:音声と指示動
作を用いた情報入力方法」では、音声レベルのバックサ
ーチによって、指示動作と音声の組合せ時の同期問題を
解決している。
作を用いた情報入力方法」では、音声レベルのバックサ
ーチによって、指示動作と音声の組合せ時の同期問題を
解決している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
は、以下のような問題点がある。
は、以下のような問題点がある。
【0007】・指示・音声以外の複数のチャネルの同期
方法については述べられていない。
方法については述べられていない。
【0008】・特定の音声認識装置にしか適用できな
い。
い。
【0009】本発明の目的は、時刻タグを用いて、並列
に発生する各チャネルの処理結果間の同期をとることに
よって、処理結果統合時の組合せを簡便かつ正確に行な
う、ことである。
に発生する各チャネルの処理結果間の同期をとることに
よって、処理結果統合時の組合せを簡便かつ正確に行な
う、ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、動作、音声信
号等の時間軸情報を含む情報を認識する認識装置を複数
チャネル並列に動作させ、各チャネル毎に得られた認識
結果の統合処理を行なう処理系において、全てのチャネ
ルを単一の時間基準信号で同期稼働させ、各々のチャネ
ルにおいて、認識結果出力時に、該認識結果に対応する
入力データの時刻情報(時刻タグ)を併せて出力させ、
該時刻タグに記述された時刻情報を基にして、各チャネ
ルの認識結果の際配置を行ない、認識結果の統合を行な
う。
号等の時間軸情報を含む情報を認識する認識装置を複数
チャネル並列に動作させ、各チャネル毎に得られた認識
結果の統合処理を行なう処理系において、全てのチャネ
ルを単一の時間基準信号で同期稼働させ、各々のチャネ
ルにおいて、認識結果出力時に、該認識結果に対応する
入力データの時刻情報(時刻タグ)を併せて出力させ、
該時刻タグに記述された時刻情報を基にして、各チャネ
ルの認識結果の際配置を行ない、認識結果の統合を行な
う。
【0011】
【作用】クロック発生部からの時間基準信号にもとづい
て、各チャネルの認識装置を同期稼働させ、各認識装置
より、認識結果に併せて時刻情報を出力させ、該時刻情
報に基づいて統合装置では各チャネルの認識結果を統合
する。
て、各チャネルの認識装置を同期稼働させ、各認識装置
より、認識結果に併せて時刻情報を出力させ、該時刻情
報に基づいて統合装置では各チャネルの認識結果を統合
する。
【0012】
【実施例】次に図を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0013】図2は、本発明の認識結果統合に関するブ
ロック図である。この図において、P2a〜P2cは各
チャネルの認識装置であり、それぞれ入力データN2a
〜N2cを認識し、認識結果M2a〜M2cを出力す
る。即ち本実施例においては、認識チャネル数は3とな
る。I2は認識結果統合装置であり、与えられた認識結
果M2a〜M2cを基にして、最終認識結果O2を出力
する。
ロック図である。この図において、P2a〜P2cは各
チャネルの認識装置であり、それぞれ入力データN2a
〜N2cを認識し、認識結果M2a〜M2cを出力す
る。即ち本実施例においては、認識チャネル数は3とな
る。I2は認識結果統合装置であり、与えられた認識結
果M2a〜M2cを基にして、最終認識結果O2を出力
する。
【0014】図1は、本発明の実施例として、時間同期
をとる一例を示している。クロック発生部CG2によっ
て発生された時間同期信号C2は認識結果統合部I2、
各認識装置P2a、P2b、P2cに分配され、このシ
ステム内の全ての装置は、単一の時間信号で同期動作を
行なう。なお、クロック発生部CGは、認識結果統合部
I2、もしくはシステム中の他の装置内に含まれること
もある。
をとる一例を示している。クロック発生部CG2によっ
て発生された時間同期信号C2は認識結果統合部I2、
各認識装置P2a、P2b、P2cに分配され、このシ
ステム内の全ての装置は、単一の時間信号で同期動作を
行なう。なお、クロック発生部CGは、認識結果統合部
I2、もしくはシステム中の他の装置内に含まれること
もある。
【0015】図3は、実施例1における、各認識装置
(P2a,P2b,P2c)における、認識結果(M2
a,M2b,M2c)に時刻タグを付加する様子を示し
たものである。ここでは、チャネル2の認識結果M2a
の出力過程を例にとって、説明を行なう。
(P2a,P2b,P2c)における、認識結果(M2
a,M2b,M2c)に時刻タグを付加する様子を示し
たものである。ここでは、チャネル2の認識結果M2a
の出力過程を例にとって、説明を行なう。
【0016】認識装置P2aは、時間的に連続して入力
される入力データN2aを認識し、その一部分(もしく
は全部)に対して認識を行ない、認識結果を出力する。
ここでは、入力データN2aの一部PT2に対して認識
を行ない、認識時間TM2後に、認識結果M2aを出力
するものとする。その場合、認識結果M2aに対応する
入力データPT2の時刻に関する情報を「時刻タグ」T
G2として、認識結果M2aと共に出力する。「時刻タ
グ」TG2としては、対応する入力データPT2の開始
時刻ST2及び終了時刻ED2などが考えられる。この
他にも、開始時刻ST2及び経過時間LG2、終了時刻
ED2及び経過時間LG2等が考えられるが、要する
に、連続した入力データN2aのうちから、PT2を同
定できれば良い。時刻タグを用いることによって、認識
結果M2aが、連続した入力データN2aの中の一部P
T2であることが特定できるので、認識結果M2aを他
のチャネルの認識結果と組み合わせて統合処理を行なう
場合に、「どのシンボル同士を組み合わせれば良いの
か」を明確にすることができる。
される入力データN2aを認識し、その一部分(もしく
は全部)に対して認識を行ない、認識結果を出力する。
ここでは、入力データN2aの一部PT2に対して認識
を行ない、認識時間TM2後に、認識結果M2aを出力
するものとする。その場合、認識結果M2aに対応する
入力データPT2の時刻に関する情報を「時刻タグ」T
G2として、認識結果M2aと共に出力する。「時刻タ
グ」TG2としては、対応する入力データPT2の開始
時刻ST2及び終了時刻ED2などが考えられる。この
他にも、開始時刻ST2及び経過時間LG2、終了時刻
ED2及び経過時間LG2等が考えられるが、要する
に、連続した入力データN2aのうちから、PT2を同
定できれば良い。時刻タグを用いることによって、認識
結果M2aが、連続した入力データN2aの中の一部P
T2であることが特定できるので、認識結果M2aを他
のチャネルの認識結果と組み合わせて統合処理を行なう
場合に、「どのシンボル同士を組み合わせれば良いの
か」を明確にすることができる。
【0017】図4は、認識結果統合装置I2における、
各チャネルの認識結果の統合方法を示している。ここで
は、統合するチャネル数を3としている。各チャネルの
認識結果iは、統合装置I2内において、認識結果iと
共に出力された、時刻タグTiから求められた、開始時
刻si、終了時刻eiを基に再配置される。ここで、時
刻Tpにおける統合認識結果出力は、Tpにおいて有効
な各チャネルの認識結果を基にして決定される。
各チャネルの認識結果の統合方法を示している。ここで
は、統合するチャネル数を3としている。各チャネルの
認識結果iは、統合装置I2内において、認識結果iと
共に出力された、時刻タグTiから求められた、開始時
刻si、終了時刻eiを基に再配置される。ここで、時
刻Tpにおける統合認識結果出力は、Tpにおいて有効
な各チャネルの認識結果を基にして決定される。
【0018】図5は、本発明をヒューマン・コンピュー
タ・インタフェースとして応用した場合の実施例(実施
例2)である。この図において、H1は認識対象物体
(ここでは人間)、P3aは視線認識装置、P3bは音
声認識装置、P3cは身振り認識装置であり、それぞれ
認識結果のメッセージM3a〜M3cを出力する。それ
ぞれ入力データN3a〜N3cを認識し、認識結果M3
a〜M3cを出力する。即ち本実施例においては、認識
チャネル数は3となる。I3は認識結果のメッセージ統
合装置であり、与えられた認識結果M3a〜M3cを基
にして、3チャネルについて同期統合を行い、最終認識
結果O3を出力する。
タ・インタフェースとして応用した場合の実施例(実施
例2)である。この図において、H1は認識対象物体
(ここでは人間)、P3aは視線認識装置、P3bは音
声認識装置、P3cは身振り認識装置であり、それぞれ
認識結果のメッセージM3a〜M3cを出力する。それ
ぞれ入力データN3a〜N3cを認識し、認識結果M3
a〜M3cを出力する。即ち本実施例においては、認識
チャネル数は3となる。I3は認識結果のメッセージ統
合装置であり、与えられた認識結果M3a〜M3cを基
にして、3チャネルについて同期統合を行い、最終認識
結果O3を出力する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のチャネルを並列に動作させて認識を行なう場合
に、時刻タグを用いて、並列に発生する各チャネルの認
識結果間の同期をとることによって、処理結果統合時の
組合せを簡便かつ正確に行なうことができる。
複数のチャネルを並列に動作させて認識を行なう場合
に、時刻タグを用いて、並列に発生する各チャネルの認
識結果間の同期をとることによって、処理結果統合時の
組合せを簡便かつ正確に行なうことができる。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明における認識結果統合の概念を示すブロ
ック図。
ック図。
【図3】本発明の実施例における認識装置での時刻タグ
付加説明図。
付加説明図。
【図4】本発明の実施例における認識結果統合の説明
図。
図。
【図5】本発明のヒューマン・コンピュータ・インタフ
ェースの適用例を示す図。
ェースの適用例を示す図。
P2a〜2c,P3a〜3c 認識装置 I2,I3 認識結果統合装置 CG2 クロック発生部 TG2 時刻タグ
Claims (1)
- 【請求項1】 動作、音声信号等の時間軸情報を含む入
力をそれぞれ認識する複数の認識装置と、前記各認識装
置より並列に出力される認識結果を統合処理して総合的
に認識を行なう統合装置と、時間基準信号を出力するク
ロック発生部とを備え、前記時間基準信号で前記複数の
認識装置、および統合装置を同期稼働させ、前記各認識
装置より認識結果に併せて時刻情報をも出力させること
を特徴とする多チャネル間同期統合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4111519A JPH05307432A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 時刻タグ付加による多チャネル間同期統合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4111519A JPH05307432A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 時刻タグ付加による多チャネル間同期統合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05307432A true JPH05307432A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14563386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4111519A Pending JPH05307432A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 時刻タグ付加による多チャネル間同期統合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05307432A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0883093A (ja) * | 1994-09-14 | 1996-03-26 | Canon Inc | 音声認識装置及び該装置を用いた情報処理装置 |
JPH08234789A (ja) * | 1995-02-27 | 1996-09-13 | Sharp Corp | 統合認識対話装置 |
US7254537B2 (en) | 2002-03-28 | 2007-08-07 | Fujitsu Limited | Speech input device |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP4111519A patent/JPH05307432A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0883093A (ja) * | 1994-09-14 | 1996-03-26 | Canon Inc | 音声認識装置及び該装置を用いた情報処理装置 |
JPH08234789A (ja) * | 1995-02-27 | 1996-09-13 | Sharp Corp | 統合認識対話装置 |
US7254537B2 (en) | 2002-03-28 | 2007-08-07 | Fujitsu Limited | Speech input device |
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