JPH0530738U - 秤量装置用風防 - Google Patents

秤量装置用風防

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JPH0530738U
JPH0530738U JP8671791U JP8671791U JPH0530738U JP H0530738 U JPH0530738 U JP H0530738U JP 8671791 U JP8671791 U JP 8671791U JP 8671791 U JP8671791 U JP 8671791U JP H0530738 U JPH0530738 U JP H0530738U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 秤量装置全体を収納できる風防であってかつ
折り畳みを可能にする。 【構成】 後壁部3、両側壁部4a、4b、前壁5を連
設することにより構成される下カバー1を組み立て、組
み立てられた下カバー1に対して上カバー2を取り付け
ることにより秤量装置用風防を構成し、この風防内に秤
量装置全体を収納することにより、秤量装置に対する空
気の流動の影響を防止する。秤量物の出し入れは上カバ
ー2を開閉することにより行い、かつ秤量装置の作動状
態は上カバー2の透明部10を介して視認する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は秤量装置に用いる風防に係り、特に秤量の比較的小さい精密な秤量装 置に用いる風防に関する。
【0002】
【従来の技術】
電磁平衡式の電子秤等、測定対象の荷重を精密に測定する秤量装置、例えば最 大秤量6kgで0.01gを表示する電子天秤においては、秤量機構各部が微小 な荷重でも作動するよう構成されているため秤量物を載置する秤量皿が空気の流 れに煽られて正確な測定が不可能となる場合がある。また測定対象が例えば微量 の粉体である場合には比較的緩やかな気流の流れでも粉体の一部が飛散する可能 性がある。
【0003】 このため、秤量皿を中心とした秤量物配置部をガラス等で覆って外部と隔離す るように形成された秤量室を有する装置が従来より一部用いられている。また最 近では秤と別個に形成された風防も考案され、本来秤量室が設置されていない秤 であってもこの風防によって秤量物配置部を覆うようにした構成が提案されてい る。これらの構成の従来例としては実公昭54−19183号、実公昭54−3 7321号等がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このうち実公昭54−19183号は秤とは別に形成された折り畳み型の風防 を秤に取り付ける構成であり、また実公昭54−37321号は風防の外多目的 カバーとして秤量装置本体に対して開閉可能に組み込まれた構成となっている。 これら従来例及び予め秤量室が固定的に形成されている構成の何れにおいても風 避け構造は秤量皿を中心として秤量装置の一部に形成された構造となっている。
【0005】 以上の構成の秤量装置において、空気の流動が比較的緩やかな場合にはこれら 風避け構造は効果的に機能し精密な重量測定が可能である。しかし、エアーコン ディショナーの空気吹き出し口近傍であるとか、人の出入りの激しい場所、また はドアー等の開閉により室内外の空気の流動が大きい場所等ではこれらの風避け 構造では不十分であり、秤量室や風防として区画された風避け空間の開閉を行う 際に外部の空気の流動が秤量物配置部内の空間を攪乱し、正確な測定が不可能と なってしまう事態が生じることがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述の課題を解決するために構成された風防であって、複数の側壁部 を構成する下カバーと、この下カバーから成る側壁部により形成された空間の上 部を遮蔽する上カバーとを有し、かつ少なくとも上カバーには内部空間を視認で きる透明部が形成され、秤量装置全体がこの空間内に配置され、更にこれら上下 のカバーは折り畳み可能に構成されたことを特徴とする秤量装置用風防である。
【0007】
【作用】
上下のカバーを組み立て接続することにより構成された風防内には秤量装置全 体が収納され、風防は秤量装置全体を空気の流動から防護する。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参考に具体的に説明する。
【0009】 図1ないし図3は本考案の実施例を示し、図1から図3の順に風防の組み立て 状態を示している。先ず主として図3において、矢印1は風防の側壁部を構成す る下カバー、矢印2は組み立て状態の下カバー1に対して開閉可能に取り付けら れる上カバーである。
【0010】 先ず下カバー1は図2の如く後壁部3と、この後壁部3の両側に連設された側 壁部4a、4bと、この側壁部4aまたは4bの何れか一方(図の構成では側壁 部4b)に連設された前壁部5とから成っている。また側壁部4aおよび4bの 一部は先端部に向かって斜めに切り欠かれた斜行部4a′及び4b′となってお り、前記前壁部5はこの斜行部4b′の先端に取り付けれた構成となっている。 これら各壁部3ないし5の境界部分は屈曲部6となっており、この屈曲部6によ り各壁部は折り畳み可能になっている。また前壁部5の一端にはやはり屈曲部6 を介して接続部5aが連設され、この接続部5aには接続手段たるホック7が設 けられている。
【0011】 以上の構成の下カバー1は持ち運び時や不使用時には図1に示す如く折り畳ま れており、組み立て時には先ず図2の如く各壁部3、4a、4b及び5を相互に 直交するように位置させ、続いて前壁部5に連設する接続部5aのホック7aと 側壁部4aのホック7bを留め合わせることにより下カバー1を箱型に形成する 。
【0012】 図3において上カバー2は上述の如く箱型に形成された下カバー1に対して取 り付けられるように構成されている(図3参照)。
【0013】 上カバー2は箱型に形成された下カバー1の上部開放空間を覆うような形状に 形成されいてる。即ち、下カバーの両側壁部4a及び4bの上部端縁のうち水平 部4a′′と4b′′、斜行部4a′と4b′及び前壁部5の一部を覆うように 略長方形(上カバー展開時)に形成されている。また上カバー2のうち前記水平 部4a′′と4b′′と斜行部4a′と4b′とが交わる位置および前壁部5の 上部端縁に対応する位置においてそれぞれ屈曲部8a、8bが形成されている。 これにより上カバー2が下カバー1に取り付けられた際に上カバー2が下カバー 1に密着するようになっている。10は上カバー2に形成された透明部であって 、周囲の不透明部分はこの透明部10を保持する枠として機能している。
【0014】 9a、9b、9cは上カバー2のうち両側壁部の水平部4a′′と4b′′及 び後壁部3に対応する位置において屈曲部8、8、8を介して連設された接続部 であり、これら接続部9a〜9cに設けられた接続手段たるホック11と下カバ ー1側のホック7とを留め合わせることにより上カバー2は下カバー1に接続さ れ、秤量装置用風防が形成される。また上カバー2は前記屈曲部8aを中心とし て揺動可能となり、秤量装置用風防の扉としての機能も果たすことになる。
【0015】 図5は下カバー1の一部の断面図であって、下カバー1および上カバー2の構 成状態の一例を示すものである。12は各壁面部の強度を保持するための芯材で あり、例えばボール紙またはベニヤ板等の合板等、それ自体として特定の形状を 保持し、かつ一定の強度を有する材料により形成される。13はこれら芯材12 を被覆する表皮材料であって、ビニル等の合成樹脂からなっている。また屈曲部 6は表皮材料13のみからなっており、この表皮材料13の有する変形力により 各壁部開閉時に蝶番としての機能を果たすようになっいる。なお、上カバー2お よび下カバー1はこの構成の外、例えば全体をプラスチックスにより形成しても よく、その構成の如何を問うものではない。また透明部は上カバー2の外、下カ バー1の壁面部に形成してもよい。さらに図示の構成では下カバー1には底板部 が無いが、各壁部3〜5の何れかに連設される底板部を形成してもよい。
【0016】 図4は以上に示した秤量装置用風防の使用例を示す。14は秤量装置用風防内 に収納された秤量装置たる電子天秤であって、本来風防を持たない構成の秤量装 置である。この秤量装置14を用いる場合には先ず上カバー2をY方向にゆっく りと空ける。秤量皿14aに対して秤量物を際する場合には一方の手で上カバー 2を持って、他方の手で秤量物を載置したり秤量装置14の操作をすることもで きるが、上カバー2をY方向に完全に開けば上カバー2の揺動部分は側壁部4a 、4bの水平部4a′′、4b′′に平行になるようにして静止するので、この 状態で両手を用いて操作をする方が確実である。秤量装置に対する秤量物の載置 及びキーボード操作等が終わったならば上カバー2をX方向に閉め、密閉状態で 測定を行う。
【0017】 また秤量装置用風防に収納される秤量装置は符号14に示すような全く風防を 持たないものだけではなく、この秤量装置14の秤量皿部分を覆う風防を装着し たもの、または秤量室15aが予め形成されている秤量装置15であってもよい 。また各部の接続は前述のホックの外、マジックテープ(商標)等の面接着具を 用いて簡略化してもよい。なお、図示の構成では上カバー2は下カバー1と分離 される構成となっいるが、例えば後壁部3に対して屈曲部を介して一体的に設け られることにより風防全体を一体的に形成するようしてもよい。
【0018】 図6は更に別の構成の秤量装置を収納した状態を示す。この秤量装置16は秤 量装置本体16aと、設定・表示部16cと、これら秤量装置本体16aと設定 ・表示部16cとを接続するアーム16bとから構成され、かつアーム16bを 回動させることにより設定・表示部16cをアーム立設状態の位置、またはアー ム16bを倒した16c′の位置で使用することが可能になっている。本風防は 何れの状態においても本秤量装置が使用可能に構成され、かつこの場合上カバー 2のほぼ全面に渡って透明部10が形成されているので、何れの状態においても 風防外部から設定・表示部16cを良好に視認することが可能である。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上具体的に示したように、折り畳み可能な下カバーと上カバーとか ら成り、かつこれら上下のカバーを組み立てることにより形成される秤量装置用 風防でかつ秤量装置全体を内部に収納するよう構成され、秤量装置全体を外部か ら遮蔽するため、秤量物の出し入れ時や秤量装置の操作時にも外部の影響を受け 難く、比較的大きな空気の流動がある場所でも正確に重量測定を行うことが可能 である。
【0020】 また、全体が折り畳み可能に構成されているので、組み立て時には秤量装置を 収納するのに十分な容量を確保でき、しかも折り畳み時には薄く小さくなるので 持ち運びおよび収納の何れにも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 下カバーの折り畳み状態を示す下カバーの斜視図であ
る。
【図2】 下カバーを一部展開しかつ組み立ての中間状態を示す下
カバーの斜視図である 。
【図3】 上カバーの取り付け状態を示す下カバーと上カバーの斜
視図である。
【図4】 秤量装置を収納した状態の秤量装置用風防の縦断面図で
ある。
【図5】 下カバーの断面部分図である。
【図6】 図4に示す秤量装置とは別の構成の秤量装置を収納した
状態の秤量装置風防の 縦断面図である。
【符号の説明】
1 下カバー 2 上カバー 3 後壁部 4a 側壁部 4b 側壁部 4a′ 斜行部 4b′ 斜行部 4a′′ 水平部 4b′′ 水平部 5 前壁部 6 屈曲部 7 ホック 9a 接続部 9b 接続部 9c 接続部 8 屈曲部 10 透明部 11 ホック 12 芯材 13 表皮材料 14 (風防を持たない)秤量装置 15 (秤量室を有する)秤量装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下カバーと上カバーとから成り、下カバ
    ーは後壁部、一対の 側壁部及び前壁部がそれぞれ接続部に於いて折り畳み可
    能なように連設され、下 カバー組み立て時にはこれら各壁部によって秤量装置全
    体を収納する空間が形成 され、上カバーは下カバーに接続されて開閉することに
    より組み立て時の下カバ ーの開放空間を覆う蓋として機能するよう構成され、か
    つ上カバーおよび下カバ ーのうち少なくとも上カバーに対しては透明部が形成さ
    れことによりこの透明部 を介して内部に収納された秤量装置の作動状態を外部か
    ら視認できるよう構成さ れたことを特徴とする秤量装置用風防。
JP1991086717U 1991-09-30 1991-09-30 秤量装置用カバー Expired - Lifetime JP2558219Y2 (ja)

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