JP2011191174A - 組合せ計量装置 - Google Patents

組合せ計量装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011191174A
JP2011191174A JP2010057427A JP2010057427A JP2011191174A JP 2011191174 A JP2011191174 A JP 2011191174A JP 2010057427 A JP2010057427 A JP 2010057427A JP 2010057427 A JP2010057427 A JP 2010057427A JP 2011191174 A JP2011191174 A JP 2011191174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weighing
main body
body cover
combination
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010057427A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5437122B2 (ja
Inventor
Susumu Kimoto
進 木本
Toshiichi Masatsu
敏一 正津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Co Ltd
Priority to JP2010057427A priority Critical patent/JP5437122B2/ja
Publication of JP2011191174A publication Critical patent/JP2011191174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5437122B2 publication Critical patent/JP5437122B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】清掃性を向上しつつ計量誤差の低減を図れる組合せ計量装置を提供する。
【解決手段】複数の計量部102は、各皿103の下方でかつ本体カバー101の内部側に配設される。つまり、各皿103は、本体カバー101の内部側に配設された各計量部102の上方にそれぞれ配設される。また、支持部材114は、皿103と計量部102とのそれぞれを連結支持する。支持部材114は、本体カバー101の内部側から当該本体カバー101の側方を経由するように(オーバーハング状に)設けられる。支持部材114は板材で構成される。支持部材114の厚み方向の面114c、114dが、それぞれ本体カバー101の上面101b(水平面)および側面101aに略平行に配置される。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の計量部によって得られた各物品の重量により組合せ演算を行い、得られた組合せ重量が目標重量に近い組合せとなるように計量部の組合せを選択して、組合せごとに識別表示する組合せ計量装置に関する。
従来、組合せ計量について種々の研究開発が行われている。例えば、特許文献1には、所定回数連続して組合せ不良となった場合に適切な処理を行うことにより、全体の稼動率が低下しないように構成した組合せ計量または計数方法が開示されている。
また、例えば、特許文献2には、手動式組合せ秤が開示されている。当該手動式組合せ秤においては、作業者が被計量物(商品)を計量皿に供給した後、所定重量または所定個数になる組合せの成立が2以上ある場合には、1回目に選択された計量皿上から商品の取集め作業をすれば、作業者は何らスイッチ操作等をすることなく当該作業の完了後自動的に残りの計量皿において次に選択された計量皿が表示される。これにより、手作業により商品の供給、排出作業を行う作業者の作業負担が軽減されるとともに、商品の取集め作業の完了前に次の組合せ表示がなされることがないため、作業者は1回目に選択された計量皿と2回目に選択された計量皿とを混同することなく商品の取集め作業を行うことができる。
特開昭61−25027号公報 特開平1−304325号公報
しかしながら、上記従来の組合せ計量装置では、計量皿および当該計量皿を支持する支持部材等を本体上面に配設している。そのため、計量皿から物品の一部が落下し、当該落下物等を清掃する際に、計量皿を外しても本体上面において上記支持部材等の突起物が存在するので、清掃し難い。
そこで、本発明の目的は、清掃性を向上しつつ計量誤差の低減を図れる組合せ計量装置を提供することである。
(1)一の局面に従う組合せ計量装置は、計量皿に対して物品を載降する組合せ計量装置であって、本体を保護する本体カバーと、複数の計量皿上の物品の重量をそれぞれ計量する複数の計量部と、計量皿と計量部とのそれぞれを連結支持する支持部とを含み、複数の計量皿は、各計量部の上方にそれぞれ配置されており、複数の計量部は、計量皿の下方でかつ本体カバーの内部側に配置されており、支持部は、本体カバーの内部側から当該本体カバーの側方を経由するように設けられるものである。
一の局面に従う組合せ計量装置においては、計量皿と計量部とのそれぞれが支持部により連結支持される。複数の計量皿は各計量部の上方にそれぞれ配置される。複数の計量部は計量皿の下方でかつ本体カバーの内部側に配置される。このような構成において、支持部は、本体カバーの内部側から本体カバーの側方を経由するように設けられている。
この場合、計量皿と計量部とのそれぞれを連結支持する支持部が本体カバーの内部側から本体カバーの側方を経由するように設けられることによって、本体カバーの上面において計量皿等の突起物の存在を無くすことができる。それにより、清掃性の向上を図れる。
また、各計量皿が各計量部の上方にそれぞれ配置されることで、計量皿(物品積載時を含む)の水平位置の重心と計量部内の重量検出装置(ロードセル)の水平位置の変形中心とを同一鉛直線上で合わせることができる。それにより、物品積載時の計量誤差の低減を図れる。
(2)支持部は、計量皿の一端側を支持し、当該計量皿に一体的に構成される逆L字型の垂直支持部を含み、垂直支持部は、本体側と着脱可能な着脱式構成を有してもよい。
この場合、計量皿とともに垂直支持部の取り外しが可能であるので、本体カバーの上面近傍における突起物の存在を無くすことができる。それにより、例えば作業者が本体カバーの上面の拭き清掃等を行い易くなり、清掃性の向上をより図れる。
(3)支持部は板材であり、かつ、当該板材の厚み方向の面が水平面または本体の側面に略平行に配置されていることが好ましい。
この場合、支持部としての板材において面積が小さい面を水平面または本体の側面に略平行に配置することで、上方からの風および側方からの風の影響、すなわち、室内の空気循環による風の影響を低減でき、計量誤差を低減することができる。
(4)組合せ計量装置は、支持部の外側側方を覆う風防部材を備えてもよい。この場合、本体カバーの側方を経由して設けられる支持部の外側側方を覆うように風防部材を設けることで、外側側方からの風の影響を低減または防止し、計量誤差の低減をさらに図れる。
(5)風防部材の高さは、計量皿の高さよりも低いことが好ましい。この場合、作業者が物品を計量皿に載置する場合および当該計量皿から物品を排出する場合において風防部材が障害になることを防止できる。
(6)風防部材は、本体側に傾斜した下方傾斜面を備えてもよい。この場合、外側斜め下方からの風の影響をも低減できる。また、上記の下方傾斜面によって風を本体の下側に逃がし易くなる。
(7)組合せ計量装置は、複数の支持部の外側近傍に当該支持部を取り囲むように設けられる接触防止ガードをさらに備え、風防部材は、接触防止ガードに嵌合される被嵌合部を有し、接触防止ガードから風防部材の被嵌合部を外す着脱式構成を有してもよい。
この場合、風防部材の被嵌合部が複数の支持部の外側近傍に設けられる接触防止ガードに嵌合されて固定される。それにより、風防部材により複数の計量部に対する風防を広範囲で行うことができる。また、当該風防部材は着脱式構成となっているので、計量部の清掃およびメンテナンス等を行い易くなる。さらに、接触防止ガードにより計量皿に対する作業者の接触を防止できる。
本発明に係る組合せ計量装置によれば、本体カバーの上面において計量皿等の突起物の存在を無くすことができるので、清掃性の向上を図れる。また、各計量皿が各計量部の上方にそれぞれ配置されることで、計量皿(物品積載時を含む)の水平位置の重心と計量部内の重量検出装置(ロードセル)の水平位置の変形中心とを同一鉛直線上で合わせることができる。それにより、物品積載時の計量誤差の低減を図れる。
本実施形態に係る組合せ計量装置の概略的構成を示す斜視図である。 組合せ計量装置の構成を示すブロック図である。 組合せ計量装置における一部の構成部の上視図である。 風防部材とガードとの嵌合方法を説明するための斜視図である。 皿の支持方法を説明するための斜視図である。 皿の支持方法を説明するための側面図である。 皿の重心とロードセルの重心とを示す模式図である。
以下、本発明の実施形態に係る組合せ計量装置について図面を参照しつつ説明する。
図1は本実施形態に係る組合せ計量装置100の概略的構成を示す斜視図であり、図2は組合せ計量装置100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、組合せ計量装置100は、物品の載置および排出を手動で行うものであって、本体(図示せず)を保護する本体カバー101と、物品を計量する複数の計量部102と、目標重量に近い組合せとして選択された計量部102の組合せを識別表示する複数の識別表示部104と、組合せに係る複数の計量部102による計量結果の合算値を組合せ重量として表示するタッチパネル107と、各構成部の制御等を行う制御部110と、を主に備える。
各計量部102の上部に設けられている各皿103上に物品がそれぞれ載置されることにより、重量検出装置としてのロードセル102z(図2)によって各物品を計量できるようになっている。なお、計量部102は、皿103の下方でかつ本体カバー101の内部側に配設されるので外見上見えないものであるが、理解を容易にするために、各計量部102に対応付けられて設けられた関連部材に計量部102の図示を施している場合がある。
タッチパネル107は、液晶パネルであり、制御部110による制御に従って各種情報を画面に表示するとともに、操作者が画面の所定位置に触れることによって、所定の情報を入力することができるように構成されている。
ここで、本実施形態に係る組合せ計量装置100は、各計量部102に対して風防するための2つの風防部材106を当該組合せ計量装置100の左右両側に備える。当該2つの風防部材106は、組合せ計量装置100の左右両側に配設された各計量部102を取り囲むように設けられた2つのガード105に各々嵌合されて取り付けられる。上記2つの風防部材106は着脱式構成となっている。詳細については後述する。
図2に示すように、制御部110は、選択部111および判定部112を含む。当該制御部110は、図示しないCPU(中央演算処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)およびROM(リードオンリーメモリ)等によって構成される。当該CPUがRAMまたはROMに格納されているプログラムを実行することによって、選択部111および判定部112が機能的に実現されている。このようなプログラムは、当該プログラムが記録されたCD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体および半導体メモリ等の記録媒体を含む可搬型の記録媒体からインストールすることが可能である。
また、制御部110は、タッチパネル107から入力された目標重量に近い重量等の入力データ、複数の計量部102から入力された重量データ等の各種入力データを処理する入力処理、および種々の情報をタッチパネル107へ出力する表示処理等を行う。
選択部111は、各計量部102によって得られた各物品の重量に基づいて組合せ演算を行い、得られた組合せ重量が目標重量に近い組合せとなるように、計量部102の組合せを選択する。
例えば、1パック3個入りの明太子の商品(物品)を考える。各計量部102の皿103上にそれぞれ物品として明太子が載置される。目標重量は1パック3個入りで240gとする。
選択部111により選択された3つの計量部102による各計量結果の合算値(組合せ重量)が240gであれば、これら3つの計量部102の組合せが目標重量に等しい組合せとなる。また、選択部111により選択された3つの計量部102による各計量結果の合算値(組合せ重量)が例えば235g〜245gであれば、これら3つの計量部102の組合せが目標重量に近い組合せとなる。
判定部112は、複数の計量部102の各々による計量結果の変化を経時的に判定し、物品の載置または排出が行われるべき計量部102とは異なる計量部102による計量結果が変化した場合に異常と判定する。これにより、作業者が物品を載置すべき計量部102または物品を排出すべき計量部102を誤認した場合に、当該作業ミスを確実に検知することができる。
図3は組合せ計量装置100における一部の構成部の上視図である。図3に示すように、複数の計量部102は、計量部102a〜102lからなり、本体カバー101上において2行6列の形態で設けられている。なお、各計量部102により計量された物品の重量データは、図示しないインターフェース等を介して、制御部110へと送信される。
図3において、識別表示部104は、複数種の色表示が可能なLED等の発光部からなり、計量部102a〜102lのそれぞれに一つずつ対応するように本体カバー101に設けられている。
識別表示部104は、目標重量に近い組合せとして選択部111により選択された各計量部102に関連付けされて、その旨を示す識別表示を行う。例えば、計量部102a、102g、102jの組合せ重量が目標重量に近い組合せであれば、当該計量部102a、102g、102jの各々に対応する各識別表示部104は例えば黄色に点灯する等の同一の識別表示を行う。この場合、作業者は、点灯している識別表示部104に対応付けられた計量部102a、102g、102jから物品を降ろし、次工程(例えばパック詰め)へ移送する。
図4は風防部材106とガード105との嵌合方法を説明するための斜視図である。図4に示すように、風防部材106は着脱式となっている。当該風防部材106は、ガード105に嵌合されるレール状の被嵌合部106aを両側にそれぞれ有する。また、風防部材106は、本体カバー101側に傾斜した下方傾斜面106bを有する。ガード105は、上記被嵌合部106aに嵌合する棒状の嵌合部105aを両側にそれぞれ有する。
風防部材106は、皿103を支持する支持部材114の外側側方を覆うように取り付けられ、特に当該支持部材114に対して風防する。なお、支持部材114の配設方法については図面を用いて後述する。
計量部102等の清掃時に風防部材106を取り外したい場合には、作業者は矢印d1の方向に沿って風防部材106を移動させる。すると、風防部材106の被嵌合部106aがガード105の嵌合部105aに沿って滑ることで嵌合状態が開放される。なお、風防部材106の取り付け時には、作業者は矢印d1の逆方向に風防部材106を移動させることで、嵌合部105aが被嵌合部106aに嵌合する。
風防部材106がガード105に取り付けられた場合の当該風防部材106の高さは、各皿103の高さよりも低い。
ここで、従来、構造を簡単化するため、防水用のダイヤフラム(図示せず)および皿103を支持する支持部材(図示せず)は、本体カバー101の上面に備えられる。
これに対して、本実施形態では、支持部材を本体カバー101の側面に設け、当該支持部材上に皿103を設ける構成を採用する。以下、図面を参照しながら詳細に説明する。
図5は皿103の支持方法を説明するための斜視図であり、図6は皿103の支持方法を説明するための側面図である。なお、図5および図6においては、ガード105および風防部材106の図示を省略している。
図5および図6に示すように、本体カバー101の側面101a上にベース110が設けられる。当該ベース110上には、本体カバー101の内部側に設けられるロードセル102z(図2)等を防水するためのダイヤフラム111、当該ダイヤフラム111を保護するダイヤフラム保護カバー113およびコ字状の支持部材114がこの順で設けられる。
複数の皿103は、本体内部に設けられた各計量部102の上方にそれぞれ配設される。また、支持部材114は、皿103と計量部102とのそれぞれを連結支持する。
ここで、本実施形態では、支持部材114は、本体カバー101の内部側から当該本体カバー101の側方の面(以下、側面101aと記載)を経由するように設けられる。
支持部材114は板材で構成される。支持部材114の厚み方向の面114c、114dが、それぞれ本体カバー101の上面101b(水平面)および側面101aに略平行に配置される。
図6において、支持部材114は、第1支持部材114aと第2支持部材114bとが係合部材114eにより係合されて構成される。第2支持部材114bから第1支持部材114aを外すことで、第1支持部材114aは第2支持部材114bと着脱可能となっている。
第1支持部材114aは、皿103に一体的に構成される上下逆L字型の部材であり、当該皿103の一端側を支持する。また、第2支持部材114bは、本体カバー101の内部側から当該本体カバー101の側方領域SAを経由するように設けられるL字型の部材である。すなわち、図6に示すように、L字型の第2支持部材114bと上下逆L字型の第1支持部材114aとを組み合わせて支持部材114を構成することで、本体カバー101の側方から支持部材114をオーバーハングさせて、皿103を支持することができる。
ダイヤフラム111の上方には、粉塵等を防ぐための防塵カバー112が設けられる。これにより、上方から粉塵およびごみ等がダイヤフラム111に付き難く、また、ダイヤフラム111を介して本体カバー101の内部側に浸入することを防止できる。
また、ダイヤフラム保護カバー113は、平面部材113aおよび斜面部材113bから構成される。このような斜面部材113bを設けることで、当該斜面部材113bの裏面側の空間が広がり、防塵カバー112を通過してきた粉塵等を容易に除去することができるので、清掃性を向上できる。なお、ダイヤフラム保護カバー113の大きさをダイヤフラム111の大きさよりも大きくすることによって、当該ダイヤフラム111に水が掛からないようにすることができる。
図7は皿103の重心とロードセル102zの重心とを示す模式図である。図7に示すように、皿103(物品積載時を含む)の水平位置の重心G1とロードセル102z(歪ゲージ)の水平位置の変形中心G2とを同一の鉛直線L1上で合わせる。それにより、物品積載時の計量誤差を低減できる。
<本実施形態における効果>
本実施形態に係る組合せ計量装置100では、皿103と計量部102とのそれぞれを連結支持する支持部材114が本体カバー101の内部側から本体カバー101の側方を経由するように設けられることによって、本体カバー101の上面101bにおいて皿103等の突起物の存在を無くすことができる。それにより、清掃性の向上を図れる。
具体的には、ダイヤフラム111および支持部材114を本体カバー101の側面101a上に設け、支持部材114をコ字状(オーバーハング状)に構成する。そして、皿103の面を本体カバー101の上面101bと略平行にして当該皿103を計量部102の上方に配設することによって、ダイヤフラム111とダイヤフラム保護カバー113との間に粉塵等が溜まり難く、かつ、従来と同様に、作業者が皿103上に物品を載置し易くなり、物品の排出も行い易くなる。
また、各皿103を各計量部102の上方にそれぞれ配設することで、皿103(物品積載時を含む)の水平位置の重心G1とロードセル102z(歪ゲージ)の水平位置の変形中心G2とを同一の鉛直線L1上で合わせることができる。これにより、物品積載時の計量誤差の低減を図ることができる。
また、第1支持部材114aが、本体側に設けられた第2支持部材114bと着脱可能な構成を有することによって、皿103とともに第1支持部材114aの取り外しが可能となる。これにより、本体カバー101の上面101b近傍における突起物の存在を無くすことができる。それにより、例えば作業者が本体カバー101の上面101bの拭き清掃等を行い易くなり、清掃性の向上をより図れる。
また、本実施形態では、支持部材114において面積が小さい面114c、114d(厚み方向の面)がそれぞれ本体カバー101の上面101b(水平面)および側面101aに略平行になるように、支持部材114が配設されることで、上方からの風および側方からの風の影響、すなわち、室内の空気循環による風の影響を低減することができる。それにより、計量誤差を低減することができる。
また、本実施形態では、本体カバー101の側方を経由して設けられる支持部材114の外側側方を覆うように風防部材106を設けることで、外側側方からの風の影響を低減または防止し、計量誤差の低減をさらに図れる。それにより、作業者のための扇風機等の空調機器を作業場において使用することができる。
また、本実施形態では、風防部材106が本体カバー101側に傾斜した下方傾斜面106bを備えることで、外側斜め下方からの風の影響をも低減できる。また、下方傾斜面106bによって風を本体カバー101の下側に逃がし易くなる。
また、本実施形態では、風防部材106の被嵌合部106aが複数の支持部材114の外側近傍に設けられるガード105に嵌合されて固定される。それにより、風防部材106により複数の支持部材114に対する風防を広範囲で行うことができる。また、当該風防部材106は着脱式構成となっているので、計量部102の清掃およびメンテナンス等を行い易くなる。
また、本実施形態では、風防部材106がガード105に取り付けられた場合の当該風防部材106の高さが各皿103の高さよりも低いことによって、作業者が物品を皿103に載置する場合および当該皿103から物品を排出する場合において風防部材106が障害になることを防止できる。
さらに、本実施形態では、物品の載置または排出が行われるべき計量部102と異なる計量部102による計量結果が変化した場合に、判定部112により異常が発生したと判定される。それにより、作業者が物品を載置すべき計量部102または物品を排出すべき計量部102を誤認した場合を確実に検知することができる。
<請求項の各構成要素と本実施形態の各部との対応関係>
なお、上記実施形態においては、組合せ計量装置100が組合せ計量装置に相当し、本体カバー101が本体カバーに相当し、計量部102、102a〜102lが計量部に相当し、皿103が計量皿に相当し、側方領域SAが本体カバーの側方に相当し、風防部材106が風防部材に相当し、ロードセル102zが重量検出装置に相当し、支持部材114が支持部に相当し、第1支持部材114aが垂直支持部に相当し、下方傾斜面106bが下方傾斜面に相当し、面114c、114dが板材の厚み方向の面に相当し、本体カバー101の上面101bが水平面に相当し、本体カバー101の側面101aが側面に相当し、ガード105が接触防止ガードに相当し、被嵌合部106aが被嵌合部に相当する。
<変形例>
なお、上記実施形態では、風防部材106の形状を断面略く字形状としたが、これに限定されるものではなく、例えば、直線的な形状としてもよいし、または、皿103の高さよりも高くし、風防部材106の上端部を皿103に対して外側に向けて折り曲げた形状としてもよい。
また、上記実施形態では、組合せ計量装置100の両側にそれぞれ風防部材106を設けることとしたが、これに限定されるものではなく、片側からのみ風の影響がある場合には、当該片側のみ風防部材106を設けることとしてもよい。
また、上記実施形態では、風防部材106の被嵌合部106aをガード105の嵌合部105aに嵌合させて固定させることとしたが、これに限定されるものではなく、風防部材106を例えば本体カバー101などに固定してもよい。
また、上記実施形態では、支持部材114を第1支持部材114aと第2支持部材114bとで構成し、第1支持部材114aを皿103と一体的に形成したが、これに限定されるものではなく、支持部材114を単一の部材で構成し、当該単一の部材である支持部材114の一端側と皿103とを着脱可能に構成してもよい。この場合でも、清掃時等に皿103を外すことができる。
また、上記実施形態では、皿103への物品の載置および皿103からの物品の排出を作業者が行うこととしたが、これに限定されるものではなく、ロボットにより行ってもよい。ロボットを用いることで、作業者が作業するよりも作業場をクリーンに維持することが期待でき、清掃性も向上する。この場合、物品によって粘着性を有するものまたは壊れ易いもの等があるので、物品を掴む動作および物品を掬う動作を円滑に行うことが可能な機能をロボットに持たせる。具体的には、多関節ロボットまたはパラレルリンクロボットにハンドリングを行うハンド(くし状ハンド)を取り付ける。そして、計量皿の上にくし状のプレートを置いて、くし状ハンドで物品を下方から掬うようにする。このような多関節ロボットまたはパラレルリンクロボットにより、組合せ計量装置100への物品の搬送および物品の排出後の集積を行う。また、自動洗浄が行えるハンドまたは物品の大きさに対応したハンドを選択できるようにすることが好ましい。このような構成により、粘着性を有する物品または壊れ易い物品の搬送作業を円滑に行うことができ、ロボットと組合せ計量装置との組み合わせによって作業効率の向上も図れ、清掃性の向上をも図れる。
さらに、本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
100 組合せ計量装置
101 本体カバー
101a 側面
101b 上面
102、102a〜102l 計量部
102z ロードセル
103 皿
104 識別表示部
105 ガード
106 風防部材
106a 被嵌合部
106b 下方傾斜面
110 制御部
112 判定部
114 支持部材
114a 第1支持部材
114b 第2支持部材
114c、114d 面
SA 側方領域

Claims (7)

  1. 計量皿に対して物品を載降する組合せ計量装置であって、
    本体を保護する本体カバーと、
    複数の前記計量皿上の物品の重量をそれぞれ計量する複数の計量部と、
    前記計量皿と前記計量部とのそれぞれを連結支持する支持部とを含み、
    前記複数の計量皿は、各前記計量部の上方にそれぞれ配置されており、
    前記複数の計量部は、前記計量皿の下方でかつ前記本体カバーの内部側に配置されており、
    前記支持部は、前記本体カバーの内部側から当該本体カバーの側方を経由するように設けられることを特徴とする組合せ計量装置。
  2. 前記支持部は、前記計量皿の一端側を支持し、当該計量皿に一体的に構成される逆L字型の垂直支持部を含み、
    前記垂直支持部は、前記本体側と着脱可能な着脱式構成を有することを特徴とする請求項1記載の組合せ計量装置。
  3. 前記支持部は板材であり、かつ、当該板材の厚み方向の面が水平面または前記本体の側面に略平行に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の組合せ計量装置。
  4. 前記支持部の外側側方を覆う風防部材を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の組合せ計量装置。
  5. 前記風防部材の高さは、前記計量皿の高さよりも低いことを特徴とする請求項4記載の組合せ計量装置。
  6. 前記風防部材は、前記本体側に傾斜した下方傾斜面を備えることを特徴とする請求項4または請求項5記載の組合せ計量装置。
  7. 複数の前記支持部の外側近傍に当該支持部を取り囲むように設けられる接触防止ガードをさらに備え、
    前記風防部材は、前記接触防止ガードに嵌合される被嵌合部を有し、前記接触防止ガードから前記風防部材の被嵌合部を外す着脱式構成を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の組合せ計量装置。
JP2010057427A 2010-03-15 2010-03-15 組合せ計量装置 Active JP5437122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010057427A JP5437122B2 (ja) 2010-03-15 2010-03-15 組合せ計量装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010057427A JP5437122B2 (ja) 2010-03-15 2010-03-15 組合せ計量装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011191174A true JP2011191174A (ja) 2011-09-29
JP5437122B2 JP5437122B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=44796270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010057427A Active JP5437122B2 (ja) 2010-03-15 2010-03-15 組合せ計量装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5437122B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018072178A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 株式会社オーケープランニング 組み合わせ計量機及び組み合わせ計量機の使用方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57114925U (ja) * 1981-01-09 1982-07-16
JPS61186821A (ja) * 1985-02-13 1986-08-20 Kubota Ltd 耐圧防爆型はかり
JPH0449828U (ja) * 1990-09-03 1992-04-27
JPH04116736U (ja) * 1991-03-28 1992-10-20 大和製衡株式会社 秤の防水装置
JPH0530738U (ja) * 1991-09-30 1993-04-23 株式会社エー・アンド・デイ 秤量装置用風防
JPH0616827U (ja) * 1990-05-23 1994-03-04 メトラー トレド アクチェンゲゼルシャフト 電子秤における計量皿保護カバー装置
JP2006112821A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Anritsu Sanki System Co Ltd カバー開閉機構

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57114925U (ja) * 1981-01-09 1982-07-16
JPS61186821A (ja) * 1985-02-13 1986-08-20 Kubota Ltd 耐圧防爆型はかり
JPH0616827U (ja) * 1990-05-23 1994-03-04 メトラー トレド アクチェンゲゼルシャフト 電子秤における計量皿保護カバー装置
JPH0449828U (ja) * 1990-09-03 1992-04-27
JPH04116736U (ja) * 1991-03-28 1992-10-20 大和製衡株式会社 秤の防水装置
JPH0530738U (ja) * 1991-09-30 1993-04-23 株式会社エー・アンド・デイ 秤量装置用風防
JP2006112821A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Anritsu Sanki System Co Ltd カバー開閉機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018072178A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 株式会社オーケープランニング 組み合わせ計量機及び組み合わせ計量機の使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5437122B2 (ja) 2014-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI603903B (zh) 物品保管設備及物品保管方法
JP5812995B2 (ja) 計量システムおよび計量作業方法
US9523603B2 (en) Weighing compartment with integrated balance
CA2591227A1 (en) Slide misload detection system
JP6118223B2 (ja) 液体吸引装置、検体分析装置、およびチップ収容容器
JP6614174B2 (ja) 流量測定システム
JP5437122B2 (ja) 組合せ計量装置
JPWO2016129688A1 (ja) 計量包装システム
JP6339040B2 (ja) 保護カバー及びこれを用いた基板処理装置
JP5985298B2 (ja) 個片化物の収納装置及び収納方法
TWI546883B (zh) Semiconductor manufacturing device
JP5468428B2 (ja) 組合せ計量装置
JP2011178462A (ja) 基板収納用トレイを積重するパレット
JP5760925B2 (ja) ピッキングシステム
JP5626706B2 (ja) ピッキングシステム
JP2011088706A (ja) 表示器
JP2015069519A (ja) 作業卓
JP2011133309A (ja) 組合せ計量装置
JP5344976B2 (ja) 組合せ計量装置
TW202011300A (zh) 存取物流物件並販售商品的裝置和方法以及儲存媒體
JP2014163913A (ja) 放射能検査装置
JP2006315808A (ja) 出荷作業支援システム
JP4641196B2 (ja) 仕分けシステム
JP4993579B2 (ja) ピッキング設備
JP5043738B2 (ja) 組合せ秤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121127

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5437122

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250