JPH0530598U - カムフオロア - Google Patents

カムフオロア

Info

Publication number
JPH0530598U
JPH0530598U JP7897491U JP7897491U JPH0530598U JP H0530598 U JPH0530598 U JP H0530598U JP 7897491 U JP7897491 U JP 7897491U JP 7897491 U JP7897491 U JP 7897491U JP H0530598 U JPH0530598 U JP H0530598U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stud
grease
hole
hexagon socket
cam follower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7897491U
Other languages
English (en)
Inventor
展啓 影山
喜勝 比企
崇広 金本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP7897491U priority Critical patent/JPH0530598U/ja
Publication of JPH0530598U publication Critical patent/JPH0530598U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gears, Cams (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 グリース補給時、取付け時等における取扱を
便利にする。 【構成】 スタッド2の頭部側端面2aとねじ部側端面
2bには、同径のテーパタップ穴11、12がそれぞれ
形成されている。これらのテーパタップ穴11、12は
いずれも縦穴9に通じており、また、JIS規格のグリ
ースニップル13のねじ部13aあるいは六角穴付きプ
ラグ14のねじ部14bを螺合させることができる。さ
らに、テーパタップ穴11部分にはドライバー溝15が
形成されている。このカムフォロアは、取付け・スキマ
調整時に、ドライバーをドライバー溝15に係合させて
スタッド2を回転させる方法と、テーパタップ穴11に
六角穴付きプラグ14を螺合させたのち、六角穴付きプ
ラグ14の六角穴14aに六角レンチを係合させてスタ
ッド2を回転させる方法とが任意に選択できるようにな
っている。グリースの補給時には、テーパタップ穴11
にグリースニップル13を螺合させることによって、市
販のグリースガンを利用してグリースの補給ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カムフォロアの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3および図4に示すように、カムフォロアには、取付時あるいはスキマ調整 時にスタッド31を回転させることができるように、スタッド31の頭部側端面 31aにドライバー溝32や、六角穴33が設けられている。そして、スタッド 31には、軸線に沿ったグリース補給用の縦穴34が設けられており、図3に示 すものでは、この縦穴34に通じる丸穴35、36が頭部側端面31aおよびね じ部側端面31bに形成され、図4に示すものでは、ねじ部側端面31bに丸穴 36が形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
スタッド31の丸穴35、36には、グリースニップル37あるいは埋め栓3 8を圧入装着するが、これらはいずれも各メーカーごとの専用タイプのものであ り、専用の圧入治具を必要とする。また、グリースニップル37の頭部はJIS 規格に対応したものではないので、市販のグリースガンが使用できないという不 便さがある。また、図4に示す六角穴33にはグリースニップル37を装着する ことができないため、カムフォロアの取付け箇所によってはグリース補給が困難 になる場合があり、メインテナンス上問題となることがある。
【0004】 また、上記構成のカムフォロアにおいては、ドライバー溝32にマイナスドラ イバーを係合させてスタッド31を回転させるか(図3に示すもの)、六角穴3 3に六角レンチを係合させてスタッド31を回転させるが(図4に示すもの)、 カムフォロアの取付け箇所によっては、ドライバーを使用しずらい場合や、六角 レンチが使用しずらい場合がある。
【0005】 そこで、本考案の目的は、従来のカムフォロアに認められる不便さを解消し、 グリース補給時、取付け時等における使い勝手の良いカムフォロアを提供するこ とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のカムフォロアは、スタッドの頭部側端面の中央部にドライバー溝と、 スタッドの軸線に沿って設けられた縦穴に通じるタップ穴とを形成し、このタッ プ穴に螺合可能なねじ部をそれぞれに形成したグリースニップルと六角穴付きプ ラグとを、必要に応じて、このタップ穴に択一的に装着するようにしたことを特 徴とする。ここで、「必要に応じて」としたのは、タップ穴にグリースニップル を装着する場合、タップ穴に六角穴付きプラグを装着する場合、タップ穴に何も 装着しない場合の3つの選択肢があることを意図したためである。
【0007】
【作用】
組付け・スキマ調整時、ドライバー溝にドライバーを係合させことによって、 スタッドを回転させることができる。あるいは、タップ穴に六角穴付きプラグを 装着し、六角穴付きプラグの六角穴に六角レンチを係合させることによって、ス タッドを回転させることができる。グリース補給時には、タップ穴にグリースニ ップルを装着することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1に示すように、本考案のカムフォロアは、内径部に転走面を形成した外輪 1と、頭部の外径部に転走面を形成したスタッド2と、外輪1の転走面とスタッ ド2の転走面との間に転動自在に介在する複数の針状ころ3と、針状ころ3を円 周等間隔に保持する保持器4とを主要な構成要素とする。
【0010】 スタッド2の端部にはねじ部5が形成され、機械部品の穴に締結してスタッド 2を固定することができるようになっている。針状ころ3の抜け止めは、スタッ ド2のフランジ部6と、スタッド2に圧入されたリング状の側板7とによってな される。尚、フランジ部6および側板7と外輪1との間はシール8によって密封 されている。
【0011】 スタッド2には軸線に沿った縦穴9が形成されており、この縦穴9は半径方向 穴10を介して転走面間の空間に通じている。また、スタッド2の頭部側端面2 aとねじ部側端面2bには、同径のテーパタップ穴11、12がそれぞれ形成さ れている。これらのテーパタップ穴11、12はいずれも縦穴9に通じており、 また、JIS規格のグリースニップル13のねじ部13aあるいは六角穴付きプ ラグ14のねじ部14bを螺合させることができる。さらに、テーパタップ穴1 1部分にはドライバー溝15が形成されている。
【0012】 このカムフォロアは、取付け・スキマ調整時に、ドライバーをドライバー溝1 5に係合させてスタッド2を回転させる方法と、テーパタップ穴11に六角穴付 きプラグ14を螺合させたのち、六角穴付きプラグ14の六角穴14aに六角レ ンチを係合させてスタッド2を回転させる方法とが任意に選択できるようになっ ている。つまり、ドライバー、六角レンチのいずれもが使用可能である。グリー スの補給時には、テーパタップ穴11にグリースニップル13を螺合させること によって、市販のグリースガンを利用してグリースの補給ができる。また、図2 に示すように、テーパタップ穴12に配管16を接続して使用することもできる 。
【0013】
【考案の効果】
本考案のカムフォロアは、タップ穴にグリースニップル、六角穴付きプラグを 螺合させることができるので、従来のカムフォロアのように特別な圧入治具を必 要としない。また、グリースニップルとしてJIS対応品の使用が可能になるた め、市販のグリースガンを用いてグリース補給を行なうことができる。さらに、 ドライバー溝あるいは六角穴付きプラグの六角穴を利用することによって、ドラ イバー、六角レンチを状況に応じて使い分けることができる。このように、本考 案のカムフォロアは、取付け・スキマ調整時、グリース補給時の利便性が従来の ものに比べて著しく高く、作業効率の向上に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のカムフォロアを示す一部断面図であ
る。
【図2】本考案のカムフォロアの他の実施例を示す一部
断面図である。
【図3】従来のカムフォロアを示す一部断面図である。
【図4】従来のカムフォロアを示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 外輪 2 スタッド 2a 頭部側断面 3 針状ころ 4 保持器 9 縦穴 11 タップ穴 13 グリースニップル 13a ねじ部 14 六角穴付きプラグ 14b ねじ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内径部に転走面を形成した外輪に、その
    頭部の外径部に転走面を形成したスタッドを挿通し、外
    輪とスタッドの転走面間に保持器で保持した針状ころを
    転動自在に収容したカムフォロアにおいて、 スタッドの頭部側端面の中央部にドライバー溝と、スタ
    ッドの軸線に沿って設けられた縦穴に通じるタップ穴と
    を形成し、このタップ穴に螺合可能なねじ部をそれぞれ
    に形成したグリースニップルと六角穴付きプラグとを、
    必要に応じて、このタップ穴に択一的に装着するように
    したことを特徴とするカムフォロア。
JP7897491U 1991-09-30 1991-09-30 カムフオロア Pending JPH0530598U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7897491U JPH0530598U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 カムフオロア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7897491U JPH0530598U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 カムフオロア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0530598U true JPH0530598U (ja) 1993-04-23

Family

ID=13676878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7897491U Pending JPH0530598U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 カムフオロア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0530598U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10196647A (ja) * 1997-01-09 1998-07-31 Nippon Thompson Co Ltd スタッド付トラックローラ軸受
JPH10196648A (ja) * 1997-01-14 1998-07-31 Nippon Thompson Co Ltd スタッド付トラックローラ軸受
JPH10311341A (ja) * 1997-05-13 1998-11-24 Nippon Thompson Co Ltd スタッド付トラックローラ軸受及び給油プラグ
JP2000346173A (ja) * 1999-06-08 2000-12-12 Sankyo Mfg Co Ltd カムフォロアの固定構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10196647A (ja) * 1997-01-09 1998-07-31 Nippon Thompson Co Ltd スタッド付トラックローラ軸受
JPH10196648A (ja) * 1997-01-14 1998-07-31 Nippon Thompson Co Ltd スタッド付トラックローラ軸受
JPH10311341A (ja) * 1997-05-13 1998-11-24 Nippon Thompson Co Ltd スタッド付トラックローラ軸受及び給油プラグ
JP2000346173A (ja) * 1999-06-08 2000-12-12 Sankyo Mfg Co Ltd カムフォロアの固定構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008506080A (ja) コロ軸受用回転防止ロック器具
US7927052B1 (en) Locking axle nut
GB2065818A (en) Fastener assembly
US6015237A (en) Track roller bearing with stud
JPH0530598U (ja) カムフオロア
US6017152A (en) Track roller bearing with stud and lubrication plug
US2788830A (en) Threaded mounting device having split ring installation stop means retained thereon
US5855065A (en) Method for assembling a rotary apparatus with gap-controlling features
US5473962A (en) Bicycle hanger structure
JP5825724B2 (ja) ショックアブソーバの製造方法
JP2008074332A (ja) 車輪用転がり軸受装置
JP2016161127A (ja) 締結ナットの脱落防止装置
JP4303848B2 (ja) 直動駆動機構のシール装置
JP2008244415A (ja) ファイバヘッドの取付構造及びそれに用いる取付具
JPH0140323Y2 (ja)
CN212660075U (zh) 编码器转子、伺服电机、机床及转子安装工装
JPH04219510A (ja) 締結装置
JPH0720259U (ja) レンチ用多段ソケット
CN219197933U (zh) 一种悬挂式轴承座
JP3016395U (ja) ボルト
US20040187646A1 (en) Stud installation and stud removal tool set
JP3009457U (ja) ネジストッパ
JPH0744453Y2 (ja) プラグ用ソケット
CN114352626A (zh) 止动件、防松组件、油阀防松结构及防松结构安装方法
JP2008137418A (ja) 車輪用転がり軸受装置の取付構造