JPH0530564B2 - - Google Patents
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- JPH0530564B2 JPH0530564B2 JP59162136A JP16213684A JPH0530564B2 JP H0530564 B2 JPH0530564 B2 JP H0530564B2 JP 59162136 A JP59162136 A JP 59162136A JP 16213684 A JP16213684 A JP 16213684A JP H0530564 B2 JPH0530564 B2 JP H0530564B2
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- JP
- Japan
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- cutter body
- chips
- cutter
- chip
- predetermined angle
- Prior art date
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 19
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- 230000009471 action Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/16—Milling-cutters characterised by physical features other than shape
- B23C5/20—Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/22—Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/2295—Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts the cutting elements being clamped simultaneously
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/16—Milling-cutters characterised by physical features other than shape
- B23C5/20—Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/22—Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/16—Milling-cutters characterised by physical features other than shape
- B23C5/20—Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/202—Plate-like cutting inserts with special form
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2200/00—Details of milling cutting inserts
- B23C2200/04—Overall shape
- B23C2200/0416—Irregular
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多刃フライスカツターに関し、一層詳
細には円盤状のカツターボデイの外周部に多数の
チツプを互いに接触するように間断なく敷きつめ
るように配設してフライスの多刃化を図るように
構成した多刃フライスカツターに関する。
細には円盤状のカツターボデイの外周部に多数の
チツプを互いに接触するように間断なく敷きつめ
るように配設してフライスの多刃化を図るように
構成した多刃フライスカツターに関する。
軸に嵌着した円形状の刃物を回転させ、一方、
ワークに所定速度の送りを与えて前記刃物により
ワークを切削するフライス盤、すなわち、ミリン
グマシンが多数用いられている。
ワークに所定速度の送りを与えて前記刃物により
ワークを切削するフライス盤、すなわち、ミリン
グマシンが多数用いられている。
従来技術において、このフライス盤の切削機能
を達成するフライスはフライス本体と刃部とが一
体的に形成されているものと、フライス本体に対
して刃部が着脱自在に係着される、所謂、フライ
ス本体と刃部とを分離構成したものとがある。そ
こで、前者においては、切削されるべきワークの
数が多いと刃先の損耗を招来し、その刃先だけの
交換の必要性がある場合であつてもフライス全体
を取り換えなければならないという欠点がある。
また、ワークの種類が相違すれば、そのワークに
対応してフライス自体の交換が要求されることは
勿論であり、そのためには前記ワークの種類に応
じて多種類のフライスを用意しなければならない
不都合がある。
を達成するフライスはフライス本体と刃部とが一
体的に形成されているものと、フライス本体に対
して刃部が着脱自在に係着される、所謂、フライ
ス本体と刃部とを分離構成したものとがある。そ
こで、前者においては、切削されるべきワークの
数が多いと刃先の損耗を招来し、その刃先だけの
交換の必要性がある場合であつてもフライス全体
を取り換えなければならないという欠点がある。
また、ワークの種類が相違すれば、そのワークに
対応してフライス自体の交換が要求されることは
勿論であり、そのためには前記ワークの種類に応
じて多種類のフライスを用意しなければならない
不都合がある。
一方、後者に関連して近年では米国特許第
3701187号に開示されているように、フライスの
刃先部分に当該刃に対応するチツプを着脱自在に
取り付け、これによつてチツプが損耗した際であ
つてもそのチツプ部分だけを交換する方式が提案
されている。
3701187号に開示されているように、フライスの
刃先部分に当該刃に対応するチツプを着脱自在に
取り付け、これによつてチツプが損耗した際であ
つてもそのチツプ部分だけを交換する方式が提案
されている。
然しながら、この方式で採用される構造では、
一つのフライスに固着されるチツプの数に限界が
あるし、その取付スペースも極めて大きく取らざ
るを得ない難点がある。特に、ワークに精密且つ
円滑な切削、すなわち、限りなく砥石に近い、従
つて、研磨に近い切削を施そうとする時、この種
の方式は荒切削しか行えないために到底対応出来
ないという不都合が指摘されていた。
一つのフライスに固着されるチツプの数に限界が
あるし、その取付スペースも極めて大きく取らざ
るを得ない難点がある。特に、ワークに精密且つ
円滑な切削、すなわち、限りなく砥石に近い、従
つて、研磨に近い切削を施そうとする時、この種
の方式は荒切削しか行えないために到底対応出来
ないという不都合が指摘されていた。
そこで、本発明者等は種々考究並びに工夫を重
ねた結果、チツプ自体をカツターボデイの外周部
に刻設された溝に間断なく相互に接触させて多数
取り付ければ、チツプの数を限りなく増大させる
ことが出来、所謂フライスの多刃化が図られ、こ
の多刃化により可及的に砥石に近づけることが可
能となるために精密な切削も可能な、さらにまた
生産効率も一段と増したフライス盤が得られ前記
の不都合が一掃されることが判つた。
ねた結果、チツプ自体をカツターボデイの外周部
に刻設された溝に間断なく相互に接触させて多数
取り付ければ、チツプの数を限りなく増大させる
ことが出来、所謂フライスの多刃化が図られ、こ
の多刃化により可及的に砥石に近づけることが可
能となるために精密な切削も可能な、さらにまた
生産効率も一段と増したフライス盤が得られ前記
の不都合が一掃されることが判つた。
従つて、本発明の目的は可及的に多数のチツプ
を互いに接設して多刃化を図り、この結果、制度
の高い切削工程が確保出来ると共に一部のチツプ
を折損摩耗に際しても簡易に刃部の交換が可能な
多刃フライスカツターを提供するにある。
を互いに接設して多刃化を図り、この結果、制度
の高い切削工程が確保出来ると共に一部のチツプ
を折損摩耗に際しても簡易に刃部の交換が可能な
多刃フライスカツターを提供するにある。
前記の目的を達成するために、本発明は、外周
部に周回する断部を形成した円盤状のカツターボ
デイと、 前記段部に配設された際、回転切削方向に対し
て所定角度偏位した前面と、前記前面に対応する
角度を有する後面と、さらに、カツターボデイの
軸方向に向かつて所定角度傾斜している外側面を
有し、且つ前記後面と隣接する前面とを接して配
設される複数のチツプと、 前記カツターボデイの外周面に装着され、前記
複数のチツプの外側面に圧接する内周面が円錐台
形状となるように所定角度傾斜しているリング体
と、 を備えることを特徴とする。
部に周回する断部を形成した円盤状のカツターボ
デイと、 前記段部に配設された際、回転切削方向に対し
て所定角度偏位した前面と、前記前面に対応する
角度を有する後面と、さらに、カツターボデイの
軸方向に向かつて所定角度傾斜している外側面を
有し、且つ前記後面と隣接する前面とを接して配
設される複数のチツプと、 前記カツターボデイの外周面に装着され、前記
複数のチツプの外側面に圧接する内周面が円錐台
形状となるように所定角度傾斜しているリング体
と、 を備えることを特徴とする。
次に、本発明に係る多刃フライスカツターにつ
いて好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。
いて好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しな
がら以下詳細に説明する。
第１図および第２図において、参照符号１０は
カツターボデイを示し、このカツターボデイ１０
の中央部分には大径の孔１２が形成される。前記
孔１２には、後述するように、フライス盤本体か
ら延在する回転軸の端部が嵌合する。このように
孔１２が形成されることによつてリング状に構成
されるカツターボデイ１０の本体部分には所定間
隔離間してボルト挿通用の孔部１４ａ乃至１４ｆ
が穿設される。また、カツターボデイ１０の外周
部分には環状段部１８が形成される。この場合、
前記環状段部１８の外側の周壁部１９には所定間
隔離間して複数個の螺子穴２５を刻設しておく
（第３図および第４図参照）。
カツターボデイを示し、このカツターボデイ１０
の中央部分には大径の孔１２が形成される。前記
孔１２には、後述するように、フライス盤本体か
ら延在する回転軸の端部が嵌合する。このように
孔１２が形成されることによつてリング状に構成
されるカツターボデイ１０の本体部分には所定間
隔離間してボルト挿通用の孔部１４ａ乃至１４ｆ
が穿設される。また、カツターボデイ１０の外周
部分には環状段部１８が形成される。この場合、
前記環状段部１８の外側の周壁部１９には所定間
隔離間して複数個の螺子穴２５を刻設しておく
（第３図および第４図参照）。
そこで、以上のような構成において、前記環状
段部１８には略直方体状のチツプ２０が多数配設
される。本実施例では、第１図から容易に諒解さ
れるように、チツプ２０はカツターボデイ１０の
外周縁部に沿つて連続的に配設される。すなわ
ち、前記チツプ２０は、第３図および第４図に示
すように、その切削回転方向（第３図の矢印Ａ方
向）における前面部２１ａおよび後面部２１ｂを
相互に接触させて円周方向に、所謂、重畳するよ
うに位置決めされる。この場合、前記チツプ２０
は、第５図および第６図に示すように、略直方体
状を構成し、その上端部に互いに傾斜する面部２
０ａ，２０ｂを有する。この面部２０ａ，２０ｂ
はチツプ２０を構成する前面部２１ａ、後面部２
１ｂとの間で隅角部を構成するが、特に前面部２
１ａと面部２０ａ，２０ｂとによつて形成される
稜線部分２０ｃ，２０ｄが、好適な切削に供され
ることになる。一方、チツプ２０の外側面部２１
ｃはカツターボデイ１０の軸線方向に所定の角度
θ1を有した傾斜面で形成されると共に、その前面
部２１ａ並びに後面部２１ｂはカツターボデイ１
０の半径方向に夫々所定の角度θ2、θ3を有した傾
斜面で形成される。すなわち、これらのチツプ２
０をカツターボデイ１０の外周部に放射状にびつ
しりと敷きつめて配設した時、チツプ２０自体互
いにその前面部２１ａおよび後面部２１ｂの全面
に亘つて隣接するチツプとの間で接触させるため
である。なお、この場合、第７図に示すように、
前面部２１ａだけが所定の角度θ4を有した傾斜面
で形成することも可能である。蓋し、第６図に示
すチツプ２０の傾斜角θ2＋θ3がこのチツプ２０の
傾斜角θ4と等しくあれば、チツプ２０の放射状の
連設には差支えないし、しかもチツプの加工も簡
単であるという利点もあるからである。
段部１８には略直方体状のチツプ２０が多数配設
される。本実施例では、第１図から容易に諒解さ
れるように、チツプ２０はカツターボデイ１０の
外周縁部に沿つて連続的に配設される。すなわ
ち、前記チツプ２０は、第３図および第４図に示
すように、その切削回転方向（第３図の矢印Ａ方
向）における前面部２１ａおよび後面部２１ｂを
相互に接触させて円周方向に、所謂、重畳するよ
うに位置決めされる。この場合、前記チツプ２０
は、第５図および第６図に示すように、略直方体
状を構成し、その上端部に互いに傾斜する面部２
０ａ，２０ｂを有する。この面部２０ａ，２０ｂ
はチツプ２０を構成する前面部２１ａ、後面部２
１ｂとの間で隅角部を構成するが、特に前面部２
１ａと面部２０ａ，２０ｂとによつて形成される
稜線部分２０ｃ，２０ｄが、好適な切削に供され
ることになる。一方、チツプ２０の外側面部２１
ｃはカツターボデイ１０の軸線方向に所定の角度
θ1を有した傾斜面で形成されると共に、その前面
部２１ａ並びに後面部２１ｂはカツターボデイ１
０の半径方向に夫々所定の角度θ2、θ3を有した傾
斜面で形成される。すなわち、これらのチツプ２
０をカツターボデイ１０の外周部に放射状にびつ
しりと敷きつめて配設した時、チツプ２０自体互
いにその前面部２１ａおよび後面部２１ｂの全面
に亘つて隣接するチツプとの間で接触させるため
である。なお、この場合、第７図に示すように、
前面部２１ａだけが所定の角度θ4を有した傾斜面
で形成することも可能である。蓋し、第６図に示
すチツプ２０の傾斜角θ2＋θ3がこのチツプ２０の
傾斜角θ4と等しくあれば、チツプ２０の放射状の
連設には差支えないし、しかもチツプの加工も簡
単であるという利点もあるからである。
次に、本実施例では、前記チツプ２０を固定す
るためにリング部材２３が用いられる。このリン
グ部材２３はカツターボデイ１０の外周端面にボ
ルト２２で結合されるものであり、その内周面の
略上半分が前記チツプ２０の外側面部２１ｃと対
応する傾斜面２３ａ（第４図の角度θ5参照）で形
成される。さらに、このリング部材２３の下部に
はカツターボデイ１０の螺子穴２５と対応するよ
うにしてボルト挿入用の長孔２４が円周方向に複
数個形成される。従つて、前記チツプ２０を環状
段部１８に前記の通り配設した後カツターボデイ
１０の周壁部１９にリング部材２３を図中上方か
ら嵌合し、これをボルト２２で締め付ければ、前
記チツプ２０は環状段部１８内においてその外側
面部２１ｃとこれに圧接するリング部材２３の傾
斜面２３ａとの楔作用によりカツターボデイ１０
に締め付け固定されることになる。
るためにリング部材２３が用いられる。このリン
グ部材２３はカツターボデイ１０の外周端面にボ
ルト２２で結合されるものであり、その内周面の
略上半分が前記チツプ２０の外側面部２１ｃと対
応する傾斜面２３ａ（第４図の角度θ5参照）で形
成される。さらに、このリング部材２３の下部に
はカツターボデイ１０の螺子穴２５と対応するよ
うにしてボルト挿入用の長孔２４が円周方向に複
数個形成される。従つて、前記チツプ２０を環状
段部１８に前記の通り配設した後カツターボデイ
１０の周壁部１９にリング部材２３を図中上方か
ら嵌合し、これをボルト２２で締め付ければ、前
記チツプ２０は環状段部１８内においてその外側
面部２１ｃとこれに圧接するリング部材２３の傾
斜面２３ａとの楔作用によりカツターボデイ１０
に締め付け固定されることになる。
なお、以上のように構成されるカツターボデイ
１０は、第８図に示すように、その外周部に固着
された多数のチツプ２０と一体的にスピンドル３
８の先端部に形成されたフランジ４０に固着され
る。すなわち、孔部１４ａ乃至１４ｆにはボルト
３６が挿入され、このボルト３６の先端部が前記
フランジ４０の螺子穴４２に螺入する。実質的に
は、ボルト３６のヘツド部分に孔が形成され、こ
の孔にレンチを嵌合して螺回することによりボル
ト３６を螺入する。この結果、カツターボデイ１
０は前記フランジ４０にしつかりと結合すること
になる。
１０は、第８図に示すように、その外周部に固着
された多数のチツプ２０と一体的にスピンドル３
８の先端部に形成されたフランジ４０に固着され
る。すなわち、孔部１４ａ乃至１４ｆにはボルト
３６が挿入され、このボルト３６の先端部が前記
フランジ４０の螺子穴４２に螺入する。実質的に
は、ボルト３６のヘツド部分に孔が形成され、こ
の孔にレンチを嵌合して螺回することによりボル
ト３６を螺入する。この結果、カツターボデイ１
０は前記フランジ４０にしつかりと結合すること
になる。
本発明に係る多刃フライスカツターは以上のよ
うに構成されるものであつて、次にその作用およ
び効果について説明する。
うに構成されるものであつて、次にその作用およ
び効果について説明する。
先ず、スピンドル３８を図示しない回転駆動源
によつて高速度で回転させると、それと一体的な
フランジ４０も回転し、このフランジ４０にボル
ト３６を介して固着されたカツターボデイ１０も
回転するに至る。この後、図示しないワークを前
記カツターボデイ１０に対して送り動作すると、
前記カツターボデイ１０に係着された多数のチツ
プ２０がワークに対し切削工程を開始する。
によつて高速度で回転させると、それと一体的な
フランジ４０も回転し、このフランジ４０にボル
ト３６を介して固着されたカツターボデイ１０も
回転するに至る。この後、図示しないワークを前
記カツターボデイ１０に対して送り動作すると、
前記カツターボデイ１０に係着された多数のチツ
プ２０がワークに対し切削工程を開始する。
すなわち、実質的にはカツターボデイ１０にび
つしりと周回するように配設されたチツプ２０の
稜線部分２０ｃ，２０ｄがワークに接して切削を
行う。一方、この結果、生じた切削屑は傾斜する
面部２０ａ，２０ｂを介して好適に外部へ導出さ
れることになる。
つしりと周回するように配設されたチツプ２０の
稜線部分２０ｃ，２０ｄがワークに接して切削を
行う。一方、この結果、生じた切削屑は傾斜する
面部２０ａ，２０ｂを介して好適に外部へ導出さ
れることになる。
ところで、前記の通り、本発明ではチツプ２０
をカツターボデイ１０に対してその前面部２１
ａ、後面部２１ｂを相互に接触させて放射状に多
数取り付け、チツプ２０の取付ピツチを極限まで
短縮している。すなわち、チツプ２０の取付数を
可能な限り増大している。この結果、高速度で回
転するこれらのチツプ２０を切削工程に付すと、
可及的に連続切削に近づけられ、所謂、砥石の研
磨に近い作用を営み仕上面の精度をより一層向上
させることが可能となる。なお、前記多刃化によ
り一刃当たりの負荷が少なくなるために相対的に
夫々のチツプ２０の耐用性を増すことが出来る。
また、カツターボデイ１０の軸線方向に所定の角
度の傾斜面で形成されたチツプ２０の外周面部２
１ｃにリング部材２３の傾斜面２３ａを圧接する
だけで、楔作用により前記チツプ２０をカツター
リング１０に簡単に固定出来る。一方、万一、一
部のチツプが折損し、あるいは全体として摩耗し
た場合には、本発明によればチツプ２０の交換も
極めて簡単に行うことが可能である。すなわち、
リング部材２３からボルト２２を弛緩すれば、前
記リング部材２３を簡易にカツターボデイ１０か
ら取り外すことが可能となる。この結果、チツプ
２０はその緊締を解かれ交換に待機させることが
出来る。
をカツターボデイ１０に対してその前面部２１
ａ、後面部２１ｂを相互に接触させて放射状に多
数取り付け、チツプ２０の取付ピツチを極限まで
短縮している。すなわち、チツプ２０の取付数を
可能な限り増大している。この結果、高速度で回
転するこれらのチツプ２０を切削工程に付すと、
可及的に連続切削に近づけられ、所謂、砥石の研
磨に近い作用を営み仕上面の精度をより一層向上
させることが可能となる。なお、前記多刃化によ
り一刃当たりの負荷が少なくなるために相対的に
夫々のチツプ２０の耐用性を増すことが出来る。
また、カツターボデイ１０の軸線方向に所定の角
度の傾斜面で形成されたチツプ２０の外周面部２
１ｃにリング部材２３の傾斜面２３ａを圧接する
だけで、楔作用により前記チツプ２０をカツター
リング１０に簡単に固定出来る。一方、万一、一
部のチツプが折損し、あるいは全体として摩耗し
た場合には、本発明によればチツプ２０の交換も
極めて簡単に行うことが可能である。すなわち、
リング部材２３からボルト２２を弛緩すれば、前
記リング部材２３を簡易にカツターボデイ１０か
ら取り外すことが可能となる。この結果、チツプ
２０はその緊締を解かれ交換に待機させることが
出来る。
以上説明したように、本発明によれば、カツタ
ーボデイの外周部に形成された円周溝に、少なく
とも一方が半径方向を指向して傾斜しているチツ
プの第１面部と第２面部を相互に接触させて多数
配設したので、チツプの取付数を可及的に増大す
ることが出来る。従つて、砥石の研磨作用に近い
精度の高い切削工程が確保されると共にチツプの
耐用性を一層高揚する効果が得られる。しかも、
多刃化により切削効率が高まるため工程に要する
時間が短縮されるという利点もある。また、円周
溝に配設された際、外周部を指向するチツプの第
３面部がカツターボデイの軸方向を指向して所定
角度傾斜しているため、内周面が前記カツターボ
デイの軸方向に指向して所定角度傾斜しているリ
ング体を圧接することにより、楔作用で当該チツ
プを円周溝に簡単に固定出来る。
ーボデイの外周部に形成された円周溝に、少なく
とも一方が半径方向を指向して傾斜しているチツ
プの第１面部と第２面部を相互に接触させて多数
配設したので、チツプの取付数を可及的に増大す
ることが出来る。従つて、砥石の研磨作用に近い
精度の高い切削工程が確保されると共にチツプの
耐用性を一層高揚する効果が得られる。しかも、
多刃化により切削効率が高まるため工程に要する
時間が短縮されるという利点もある。また、円周
溝に配設された際、外周部を指向するチツプの第
３面部がカツターボデイの軸方向を指向して所定
角度傾斜しているため、内周面が前記カツターボ
デイの軸方向に指向して所定角度傾斜しているリ
ング体を圧接することにより、楔作用で当該チツ
プを円周溝に簡単に固定出来る。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説
明したが、本発明は前記の実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の改良並び設計の変更が可能なことは勿
論である。
明したが、本発明は前記の実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の改良並び設計の変更が可能なことは勿
論である。
第１図は本発明に係る多刃フライスカツターの
カツターボデイを示す平面図、第２図は第１図に
示したカツターボデイの−線断面図、第３図
は第２図に示したカツターボデイの要部拡大正面
図、第４図はカツターボデイの要部拡大断面図、
第５図はチツプの拡大斜視図、第６図および第７
図は夫々異なつた形状のチツプの横断面図、第８
図はカツターボデイのスピンドルへの組付状態を
示す断面図である。 １０……カツターボデイ、１２……孔、１４ａ
〜１４ｆ……孔部、１８……環状段部、１９……
周壁部、２０……チツプ、２２……ボルト、２３
……リング部材、２４……長孔、２５……螺子
穴、３６……ボルト、３８……スピンドル、４０
……フランジ、４２……螺子穴。
カツターボデイを示す平面図、第２図は第１図に
示したカツターボデイの−線断面図、第３図
は第２図に示したカツターボデイの要部拡大正面
図、第４図はカツターボデイの要部拡大断面図、
第５図はチツプの拡大斜視図、第６図および第７
図は夫々異なつた形状のチツプの横断面図、第８
図はカツターボデイのスピンドルへの組付状態を
示す断面図である。 １０……カツターボデイ、１２……孔、１４ａ
〜１４ｆ……孔部、１８……環状段部、１９……
周壁部、２０……チツプ、２２……ボルト、２３
……リング部材、２４……長孔、２５……螺子
穴、３６……ボルト、３８……スピンドル、４０
……フランジ、４２……螺子穴。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 外周部に周回する段部を形成した円盤状のカ
ツターボデイと、 前記段部に配設された際、回転切削方向に対し
て所定角度偏位した前面と、前記前面に対応する
角度を有する後面と、さらに、カツターボデイの
軸方向に向かつて所定角度傾斜している外側面を
有し、且つ前記後面と隣接する前面とを接して配
設される複数のチツプと、 前記カツターボデイの外周面に装着され、前記
複数のチツプの外側面に圧接する内周面が円錐台
形状となるように所定角度傾斜しているリング体
と、 を備えることを特徴とする多刃フライスカツタ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16213684A JPS6138810A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 多刃フライスカツタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16213684A JPS6138810A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 多刃フライスカツタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6138810A JPS6138810A (ja) | 1986-02-24 |
| JPH0530564B2 true JPH0530564B2 (ja) | 1993-05-10 |
Family
ID=15748720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16213684A Granted JPS6138810A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 多刃フライスカツタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6138810A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2582260B2 (ja) * | 1987-05-22 | 1997-02-19 | 秀俊 横井 | 熱電対式温度センサ |
| DE60018234T2 (de) * | 1999-08-17 | 2006-01-12 | Mitsubishi Materials Corp. | Schneideinsatz und Schneidwerkzeug |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP16213684A patent/JPS6138810A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6138810A (ja) | 1986-02-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |