JPS6138811A - 多刃フライスカツタ− - Google Patents
多刃フライスカツタ−Info
- Publication number
- JPS6138811A JPS6138811A JP16213784A JP16213784A JPS6138811A JP S6138811 A JPS6138811 A JP S6138811A JP 16213784 A JP16213784 A JP 16213784A JP 16213784 A JP16213784 A JP 16213784A JP S6138811 A JPS6138811 A JP S6138811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- milling cutter
- chip
- cutting
- tip
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/16—Milling-cutters characterised by physical features other than shape
- B23C5/20—Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/22—Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/2204—Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts with cutting inserts clamped against the walls of the recess in the cutter body by a clamping member acting upon the wall of a hole in the insert
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多刃フライスカッターに関し、一層詳細には円
盤状のカッターボディの外周部に楔形状のチップを接設
配置し、しかもその切削回転方向において、当該楔状に
形成した傾斜面を相互に接触させて、切削時にその切削
抵抗によるチップの浮き上がりを防止し1つフライスの
多刃化を図るように構成した多刃フライスカッターに関
する。
盤状のカッターボディの外周部に楔形状のチップを接設
配置し、しかもその切削回転方向において、当該楔状に
形成した傾斜面を相互に接触させて、切削時にその切削
抵抗によるチップの浮き上がりを防止し1つフライスの
多刃化を図るように構成した多刃フライスカッターに関
する。
輪番こ嵌着した円形状の刃物を回転させ、一方、ワーク
に所定速度の送りを与えて前記刃物によりワークを切削
するフライス盤、すなわち、ミリングマシンが多数用い
られている。
に所定速度の送りを与えて前記刃物によりワークを切削
するフライス盤、すなわち、ミリングマシンが多数用い
られている。
従来技術において、このフライス盤の切削機能を達成す
るフライスはフライス本体と刃部とが一体的に形成され
ているものと、フライス本体と刃部とを分離構成したも
のとがある。この中、前者においては切削されるべきワ
ークの数が多いと刃先の損耗を招来し、その刃先だけの
交換の必要性がある場合であってもフライス全体を取り
換えなければならないという欠点がある。また、ワーク
の種類が相違すれば、そのワークに対応してフライス自
体の交換が要求されることは勿論であり、そのためには
前記ワークの種類に応じて多種類のフライスを用意しな
ければならない不都合がある。
るフライスはフライス本体と刃部とが一体的に形成され
ているものと、フライス本体と刃部とを分離構成したも
のとがある。この中、前者においては切削されるべきワ
ークの数が多いと刃先の損耗を招来し、その刃先だけの
交換の必要性がある場合であってもフライス全体を取り
換えなければならないという欠点がある。また、ワーク
の種類が相違すれば、そのワークに対応してフライス自
体の交換が要求されることは勿論であり、そのためには
前記ワークの種類に応じて多種類のフライスを用意しな
ければならない不都合がある。
一方、後者に関連して近年では米国特許第3.701,
187号に開示されているように、フライスの刃先部分
に当該刃に対応するチップを着脱自在に取り付け、これ
によってチップが損耗した際であってもそのチップ部分
だけを交換する方式が提案されている。
187号に開示されているように、フライスの刃先部分
に当該刃に対応するチップを着脱自在に取り付け、これ
によってチップが損耗した際であってもそのチップ部分
だけを交換する方式が提案されている。
然しなから、この方式で採用される構造では、一つのフ
ライスに固着されるチップの数に限界があるし、その取
付スペースも極めて大きく取らざるを得ない難点がある
。特に、ワークに精密且つ円滑な切削、すなわち、限り
なく砥石に近い、従って、研磨に近い切削を施そうとす
る時、この種の方式は荒切削しか行えないために到底対
応出来ないという不都合が指摘されていた。
ライスに固着されるチップの数に限界があるし、その取
付スペースも極めて大きく取らざるを得ない難点がある
。特に、ワークに精密且つ円滑な切削、すなわち、限り
なく砥石に近い、従って、研磨に近い切削を施そうとす
る時、この種の方式は荒切削しか行えないために到底対
応出来ないという不都合が指摘されていた。
そこで、本発明者等は種々考究並びに工夫を重ねた結果
、チップを楔状に形成し、このチップをカッターボディ
の外周部に敷きつめるように接設配置し、その切削回転
方向において前記楔状の傾斜面を相互に接触させるよう
にすれば、切削時に前記傾斜面が互いに圧接して切削抵
抗によるチップの浮き」二がりを防止出来、しかもカッ
ターボディ上におけるチップの取付数を限りなく増大さ
せることが可能となり、所謂、多刃化によって可及的に
砥石に近づけられ、さらに、この結果、精密な切削も達
成出来るために生産効率も一段と増したフライス盤が得
られ、前記の不都合が一掃されることを究明した。
、チップを楔状に形成し、このチップをカッターボディ
の外周部に敷きつめるように接設配置し、その切削回転
方向において前記楔状の傾斜面を相互に接触させるよう
にすれば、切削時に前記傾斜面が互いに圧接して切削抵
抗によるチップの浮き」二がりを防止出来、しかもカッ
ターボディ上におけるチップの取付数を限りなく増大さ
せることが可能となり、所謂、多刃化によって可及的に
砥石に近づけられ、さらに、この結果、精密な切削も達
成出来るために生産効率も一段と増したフライス盤が得
られ、前記の不都合が一掃されることを究明した。
従って、本発明の目的はカッターボディ上にチップを可
及的に多数連設すると共に切削抵抗によるチップの浮き
上がりを効果的に防止して精度の高い切削工程が確保出
来る多刃フライスカッターを提供するにある。
及的に多数連設すると共に切削抵抗によるチップの浮き
上がりを効果的に防止して精度の高い切削工程が確保出
来る多刃フライスカッターを提供するにある。
前記の目的を達成するために、本発明はフライス盤を構
成する円盤状のカッターボディの外周部に周回する溝ま
たは段部を形成し、前記溝または段部に前記フライス盤
の切削回転方向に対して傾斜する二つの面部を有する複
数個のチップを前記一方の面部が隣接するチップの他方
の面部に互いに接触するように着脱自在に配設すること
を特徴とする。
成する円盤状のカッターボディの外周部に周回する溝ま
たは段部を形成し、前記溝または段部に前記フライス盤
の切削回転方向に対して傾斜する二つの面部を有する複
数個のチップを前記一方の面部が隣接するチップの他方
の面部に互いに接触するように着脱自在に配設すること
を特徴とする。
次に、本発明に係る多刃フライスカッターについて好適
な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
第1図および第2図において、参照符号1oはカッター
ボディを示し、このカッターボディ1゜の中央部分には
大径の孔12が形成される。前記孔12には、後述する
ように、フライス盤本体がら延在する回転軸の端部が嵌
合する。このように孔12が形成されることによってリ
ング状に構成されるカッターボディ10の本体部分には
所定間隔離間してボルト挿通用の孔部14a乃至14f
が穿設される。また、カッターボディ1oの外周部分に
は周回する凹状のガイド溝18が形成される。この場合
、前記ガイド溝18の底部には、所定間隔離間して複数
個の螺子穴19を刻設しておく (第3図および第4図
参照)。
ボディを示し、このカッターボディ1゜の中央部分には
大径の孔12が形成される。前記孔12には、後述する
ように、フライス盤本体がら延在する回転軸の端部が嵌
合する。このように孔12が形成されることによってリ
ング状に構成されるカッターボディ10の本体部分には
所定間隔離間してボルト挿通用の孔部14a乃至14f
が穿設される。また、カッターボディ1oの外周部分に
は周回する凹状のガイド溝18が形成される。この場合
、前記ガイド溝18の底部には、所定間隔離間して複数
個の螺子穴19を刻設しておく (第3図および第4図
参照)。
そこで、以上のような構成において、前記ガイド溝18
には楔状のチップ20が連続的に多数配設される。すな
わち、前記チップ20は、第3図乃至第5図に示すよう
に、その中間部において屈曲されて図中の上下方向の二
個所に切刃20a、20bを有する、所謂、楔形チップ
を構成すると共に、切削回転方向(第3図の矢印A方向
)に対し凹部21を画威し、反切削回転方向に対して凸
部22を膨出形成している。前記凹部21と凸部22と
は互いに対応する形状にあり、従って、隣接するチップ
20との関係では凸部22は凹部21に嵌合することに
なる。すなわち、チップ20は図中下方部位の傾斜面2
1aおよび22aを相互に接触させて円周方向に、所謂
、重畳するように位置決めされる。
には楔状のチップ20が連続的に多数配設される。すな
わち、前記チップ20は、第3図乃至第5図に示すよう
に、その中間部において屈曲されて図中の上下方向の二
個所に切刃20a、20bを有する、所謂、楔形チップ
を構成すると共に、切削回転方向(第3図の矢印A方向
)に対し凹部21を画威し、反切削回転方向に対して凸
部22を膨出形成している。前記凹部21と凸部22と
は互いに対応する形状にあり、従って、隣接するチップ
20との関係では凸部22は凹部21に嵌合することに
なる。すなわち、チップ20は図中下方部位の傾斜面2
1aおよび22aを相互に接触させて円周方向に、所謂
、重畳するように位置決めされる。
一方、前記のように楔形を形成するチップ20の上面部
20c並びに下面部20dは非平行に傾斜して構成され
る。すなわち、前記上面部20c並びに下面部2ndは
互いに凸部22に指向して接近する凸部を構成している
。従って、第3図から諒解されるように、カッターボデ
ィ10に装着された時、前記傾斜面20cは逃げ角を構
成することになる。さらに、前記チップ20にはその中
央部を貫通するボルト挿通用の螺子穴24が穿設され、
この螺子穴24にボルト23を挿通し、さらに前記ボル
ト23をカッターボディ10の螺子穴19に螺入するこ
とによりチップ20はカッターボディ10に結合する。
20c並びに下面部20dは非平行に傾斜して構成され
る。すなわち、前記上面部20c並びに下面部2ndは
互いに凸部22に指向して接近する凸部を構成している
。従って、第3図から諒解されるように、カッターボデ
ィ10に装着された時、前記傾斜面20cは逃げ角を構
成することになる。さらに、前記チップ20にはその中
央部を貫通するボルト挿通用の螺子穴24が穿設され、
この螺子穴24にボルト23を挿通し、さらに前記ボル
ト23をカッターボディ10の螺子穴19に螺入するこ
とによりチップ20はカッターボディ10に結合する。
ところで、前記チップ20の装着の際には、カッターボ
ディ10のガイド溝18に対してチップ20を円周方向
から順次挿入した後、最後のチップ20だけをカッター
ボディ10に予め形成された図示しないガイド溝18の
切欠を介してカッターボディ10の半径方向から挿入す
れば、全てのチップ20が何等支障なくガイド溝18内
に装着される。
ディ10のガイド溝18に対してチップ20を円周方向
から順次挿入した後、最後のチップ20だけをカッター
ボディ10に予め形成された図示しないガイド溝18の
切欠を介してカッターボディ10の半径方向から挿入す
れば、全てのチップ20が何等支障なくガイド溝18内
に装着される。
勿論、チップ20の形状によっては全てのチップを円周
方向から順次挿入して装着出来る。
方向から順次挿入して装着出来る。
なお、以上のように構成されるカッターボディ10は、
第6図に示すように、その外周部に固着された多数のチ
ップ20と一体的にスピンドル38の先端部に配設され
たフランジ40に固着される。すなわち、孔部14a乃
至14fにはボルト36が挿入され、このボルト36の
先端部が前記フランジ40の螺子穴42に螺入する。実
質的には、ボルト36のヘッド部分に孔が形成され、こ
の孔にレンチを嵌入して螺回することによりボルト36
は螺入する。この結果、カッターボディ10が前記フラ
ンジ40にしっかりと結合することになる。
第6図に示すように、その外周部に固着された多数のチ
ップ20と一体的にスピンドル38の先端部に配設され
たフランジ40に固着される。すなわち、孔部14a乃
至14fにはボルト36が挿入され、このボルト36の
先端部が前記フランジ40の螺子穴42に螺入する。実
質的には、ボルト36のヘッド部分に孔が形成され、こ
の孔にレンチを嵌入して螺回することによりボルト36
は螺入する。この結果、カッターボディ10が前記フラ
ンジ40にしっかりと結合することになる。
本発明に係る多刃フライスカッターは以上のように構成
されるものであって、次にその作用および効果について
説明する。
されるものであって、次にその作用および効果について
説明する。
先ず、スピンドル38を図示しない回転駆動源によって
高速度で回転させると、それと一体的なフランジ40も
回転し、このフランジ40にボルト36を介して固着さ
れたカッターボディ10も回転するに至る。この後、図
示しないワークを前記カッターボディ10に対して送り
動作すると、前記カッターボディ10に係着された多数
のチップ20がワークに対し切削工程を開始する。
高速度で回転させると、それと一体的なフランジ40も
回転し、このフランジ40にボルト36を介して固着さ
れたカッターボディ10も回転するに至る。この後、図
示しないワークを前記カッターボディ10に対して送り
動作すると、前記カッターボディ10に係着された多数
のチップ20がワークに対し切削工程を開始する。
すなわち、ワークに切刃20aが接し、好適な切削を開
始する。この場合、第3図から諒解されるように傾斜面
20cは逃げ角を構成し、しかも隣接するチップ20の
凹部21と凸部22との間には若干の空隙があるために
切屑はこの逃げ角と空隙部分から容易に外方へと導出さ
れることになる。
始する。この場合、第3図から諒解されるように傾斜面
20cは逃げ角を構成し、しかも隣接するチップ20の
凹部21と凸部22との間には若干の空隙があるために
切屑はこの逃げ角と空隙部分から容易に外方へと導出さ
れることになる。
ところで、前記の通り、本実施例ではチップ20をカッ
ターボディ10に対してその凹部21および凸部22の
傾斜面21a、22aを相互に接触させて連続的に取り
付け、チップ20の取付ピンチを極限まで短縮している
。すなわち、チップ20の取付数を可能な限り増大して
いる。この結果、可及的に連続切削に近づけられ、所謂
、砥石の研磨に近い作用を営み仕上面の精度がより一層
向上する。さらに、前記傾斜面21a、22aの接触に
より、切削抵抗によるチップ20の浮き上がりが効果的
に防止され、これによって前記の加工精度の向上効果が
さらに助長される。すなわち、切削時にはチップ20に
多大な負荷がかかってガイド溝18から浮き上がろうと
するが、前記傾斜面21a、22aの接触により、前段
のチンブ20が後段のチップ20を押さえ込むようにな
るために前記チップ20の浮き上がりが確実に阻止され
る。
ターボディ10に対してその凹部21および凸部22の
傾斜面21a、22aを相互に接触させて連続的に取り
付け、チップ20の取付ピンチを極限まで短縮している
。すなわち、チップ20の取付数を可能な限り増大して
いる。この結果、可及的に連続切削に近づけられ、所謂
、砥石の研磨に近い作用を営み仕上面の精度がより一層
向上する。さらに、前記傾斜面21a、22aの接触に
より、切削抵抗によるチップ20の浮き上がりが効果的
に防止され、これによって前記の加工精度の向上効果が
さらに助長される。すなわち、切削時にはチップ20に
多大な負荷がかかってガイド溝18から浮き上がろうと
するが、前記傾斜面21a、22aの接触により、前段
のチンブ20が後段のチップ20を押さえ込むようにな
るために前記チップ20の浮き上がりが確実に阻止され
る。
また、本実施例では、前記多刃化により一刀当たりの負
荷が少なくなってチップ20の耐用性が一層向上する利
点も得られる。
荷が少なくなってチップ20の耐用性が一層向上する利
点も得られる。
さらにまた、本発明番こ係るチップは凸部22)凹部2
1が対称的な喫状を呈している。従って、例えば、一部
のチップ20につきその切刃20aが折損乃至摩耗した
時、当該チップ20を反転させて切刃20bを露呈する
ようにすれば、簡易に当該事故の修復が可能となる実用
的効果も得られる。
1が対称的な喫状を呈している。従って、例えば、一部
のチップ20につきその切刃20aが折損乃至摩耗した
時、当該チップ20を反転させて切刃20bを露呈する
ようにすれば、簡易に当該事故の修復が可能となる実用
的効果も得られる。
次に、第7図および第8図に本発明に係る多刃フライス
カッターの別の実施例を示す。なお、この場合、第1図
乃至第6図に示した多刃フライスカッターと同一構成要
素には同一符号を付して説明する。
カッターの別の実施例を示す。なお、この場合、第1図
乃至第6図に示した多刃フライスカッターと同一構成要
素には同一符号を付して説明する。
この実施例では、チップ取付用のガイド溝18Aをカッ
ターボディ10の外周端部に形成すると共に当該ガイド
溝18Aにチップ20をその切刃がカッターボディ10
の半径方向を指向するように挿入固定して、所謂、側面
フライスを構成するようにしている。その他の構成は第
1図乃至第6図に示した多刃フライスカッターと同様で
ある。
ターボディ10の外周端部に形成すると共に当該ガイド
溝18Aにチップ20をその切刃がカッターボディ10
の半径方向を指向するように挿入固定して、所謂、側面
フライスを構成するようにしている。その他の構成は第
1図乃至第6図に示した多刃フライスカッターと同様で
ある。
この実施例においても、第1図乃至第6図に示した正面
フライス型の多刃フライスカッターと同様に、その切削
時隣接するチップ20が他のチップ20を支承するため
にチップ20の浮き上がりが阻止される好適な切削効果
が得られる。
フライス型の多刃フライスカッターと同様に、その切削
時隣接するチップ20が他のチップ20を支承するため
にチップ20の浮き上がりが阻止される好適な切削効果
が得られる。
この場合、チップ固定用ボルト23が螺入する螺子穴1
9Aは、カッターボディの外周部から寧ろ半径方向を指
向して穿設されている。
9Aは、カッターボディの外周部から寧ろ半径方向を指
向して穿設されている。
以上説明したように、本発明によれば、カッターボディ
の外周部にチップをその切削回転方向における前、後面
部に形成した同一方向に傾斜する傾斜面を相互に接触さ
せて連続的に配設するようにしたので、切削抵抗による
チップの浮き上がりを防止しつつカッターボディ上のチ
ツブの取付数を可及的に増大出来る。従って、砥石の研
磨作用に近い精度の高い切削工程が確保されると共にチ
ップの耐用性を一層高揚する効果が得られる。しかも、
多刃化により切削効率が高まるため工程に要する時間が
短縮されるという利点もある。
の外周部にチップをその切削回転方向における前、後面
部に形成した同一方向に傾斜する傾斜面を相互に接触さ
せて連続的に配設するようにしたので、切削抵抗による
チップの浮き上がりを防止しつつカッターボディ上のチ
ツブの取付数を可及的に増大出来る。従って、砥石の研
磨作用に近い精度の高い切削工程が確保されると共にチ
ップの耐用性を一層高揚する効果が得られる。しかも、
多刃化により切削効率が高まるため工程に要する時間が
短縮されるという利点もある。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明は前記の実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに
設計の変更が可能なことは勿論である。
、本発明は前記の実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに
設計の変更が可能なことは勿論である。
第1図は本発明に係る多刃フライスカッターのカッター
ボディを示す平面図、第2図は第1図に示したカッター
ボディの■−■線断面図、第3図は第2図に示したカッ
ターボディの要部拡大正面図、第4図は同じくカッター
ボディの要部拡大正面図、第5図は同じくチップの拡大
斜視図、第6図はカッターボディのスピンドルへの組付
状態を示す断面図、第7図および第8図は本発明に係る
多刃フライスカッターの別の実施例を示す底面図および
要部縦断面図である。 10・・カッターボディ 12・・孔 14a〜14f・・孔部 18・・ガイド溝19・・
螺子穴 20・・チップ21・・凹部
21a・・傾斜面22・・凸部 22a
・・傾斜面23・・ポルト 24・・螺子穴3
6・・ボルト 38・・スピンドル40・・フ
ランジ 42・・螺子穴特許出願人 本田
技研工業株式会社(D C力 り 特開昭Gl−38811(7)
ボディを示す平面図、第2図は第1図に示したカッター
ボディの■−■線断面図、第3図は第2図に示したカッ
ターボディの要部拡大正面図、第4図は同じくカッター
ボディの要部拡大正面図、第5図は同じくチップの拡大
斜視図、第6図はカッターボディのスピンドルへの組付
状態を示す断面図、第7図および第8図は本発明に係る
多刃フライスカッターの別の実施例を示す底面図および
要部縦断面図である。 10・・カッターボディ 12・・孔 14a〜14f・・孔部 18・・ガイド溝19・・
螺子穴 20・・チップ21・・凹部
21a・・傾斜面22・・凸部 22a
・・傾斜面23・・ポルト 24・・螺子穴3
6・・ボルト 38・・スピンドル40・・フ
ランジ 42・・螺子穴特許出願人 本田
技研工業株式会社(D C力 り 特開昭Gl−38811(7)
Claims (5)
- (1)フライス盤を構成する円盤状のカッターボディの
外周部に周回する溝または段部を形成し、前記溝または
段部に前記フライス盤の切削回転方向に対して傾斜する
二つの面部を有する複数個のチップを前記一方の面部が
隣接するチップの他方の面部に互いに接触するように着
脱自在に配設することを特徴とする多刃フライスカッタ
ー。 - (2)特許請求の範囲第1項記載のフライスカッターに
おいて、チップの一方の面部はチップ自体に形成された
凹部の一部に形成され、前記チップの他方の面部はチッ
プ自体に形成された凸部の一部に形成され、一方のチッ
プの凸部を隣接する他方のチップの凹部に嵌合して前記
一方の面部を他のチップの他方の面部に接触するよう構
成してなる多刃フライスカッター。 - (3)特許請求の範囲第2項記載のフライスカッターに
おいて、チップは凸部と凹部とが対称的に形成された楔
形からなり、前記凹部の端部に一組の切刃が設けられて
なる多刃フライスカッター。 - (4)特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
載のフライスカッターにおいて、フライスカッターは正
面フライスカッターからなる多刃フライスカッター。 - (5)特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
載のフライスカッターにおいて、フライスカッターは側
面フライスカッターからなる多刃フライスカッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16213784A JPS6138811A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 多刃フライスカツタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16213784A JPS6138811A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 多刃フライスカツタ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6138811A true JPS6138811A (ja) | 1986-02-24 |
Family
ID=15748738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16213784A Pending JPS6138811A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 多刃フライスカツタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6138811A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013508173A (ja) * | 2009-10-15 | 2013-03-07 | サンドビック,インコーポレイティド | 位置決め手段を有する刃先交換可能な多刃インサート及びそれを用いる材料除去工具 |
WO2018065129A1 (en) | 2016-10-05 | 2018-04-12 | Sandvik Intellectual Property Ab | A face milling tool and a tangential cutting insert therefore |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP16213784A patent/JPS6138811A/ja active Pending
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